JPH01234491A - 急結性グラウト材 - Google Patents

急結性グラウト材

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JPH01234491A
JPH01234491A JP6070988A JP6070988A JPH01234491A JP H01234491 A JPH01234491 A JP H01234491A JP 6070988 A JP6070988 A JP 6070988A JP 6070988 A JP6070988 A JP 6070988A JP H01234491 A JPH01234491 A JP H01234491A
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water glass
cement
water
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JP6070988A
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JP2534092B2 (ja
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Sumio Horiuchi
澄夫 堀内
Akiro Kurita
栗田 昭郎
Takuro Odawara
小田原 卓郎
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/24Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
    • C04B28/26Silicates of the alkali metals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、地盤などに注入される急結性グラウト材に
関するものである。
「従来の技術J 急結性グラウト材は、以下の物性を持つものを利用する
ことが多い。
■急桔材添加前のスラリーの流動性は、P−ロートで2
0秒以下である。
■ゲルタイムが20秒以下である。
■ 1時間で、!〜2 kgr/cm’程度の圧縮強度
を発現する。
■ 1日で、8 kgr/cm2程度の圧縮強度を発現
する。
従来、このような条件を満足するフライアッシュを使用
した急結性グラウト材としては、表1に示すものが知ら
れている。 但し、この表中の配合割合の欄において、
“FA”はフライアッシュ、“PC”はポルトランドセ
メント、“Be”はベントナイト、“WG”は水ガラス
を示す。
(以下余白) 表1 (そのl) (次ページに続く ) 表1 (その2) この表の物性の欄において、“流”、“ゲ”、“lh”
、“ld”は、それぞれ急結性グラウト材として必要な
条件を示すものであって、“流”は水ガラス添加前のス
ラリーの流動性がP−ロートで20秒以下であること、
“ゲはゲルタイムが20秒以下であること、“lh”は
1時間で 1〜2 kgr/cm”程度の圧縮強度を発
現すること、“ld”は1日で 8 kgr/cz21
度の強度を発現することを示している。そして、これら
の各条件が満足されていない場合に“×”および“△”
が記されている。また、備考の欄において、“現場”と
は、現場で施工された記録のあることを示す。
この表1によると、急結性グラウトはとして必要な物性
を全て満足する配合割合は、D−21およびD−27で
表されろものだけとなっている。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、上記D−21では、ゲルタイムを低下させる
ために消石灰を添加しているが、消石灰は水に溶けにく
い上、強アルカリであるなどの問題らあり、扱いにくい
材料である。その上、D−21では単位面積あたりのフ
ライアッシュ使用量が大きいため、グラウト材の密度が
大きくなるが、グラウト材の密度が大きいと、注入後の
土庄が大きくなり、周囲の地盤への影響が大きくなる問
題らある。
また、グラウト材の密度を下げる方策として、グラウト
材にベントナイトなどの保水剤を添加する方法もあるが
、ベントナイトは水に溶解させにくいため、ベントナイ
トを添加する場合には、別途に溶解槽を設置しなければ
ならず、施工上、繁雑になる問題があった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、急結性
グラウト材として必要な物性を全て備えていると共に、
密度が小さく、しかも扱い易い材料から構、成されてい
る急結性グラウト材を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明の急結性グラウト材は、水とフライアッシュと
水ガラスとセメントとから構成されているものであって
、その配合割合が、フライアッシュ400〜700 k
g7m” 、水ガラス 70〜200kg/jI’ 、
セメント 100〜3 Q Okg7m3とされている
ものである。
「作用 」 この発明の急結性グラウト材においては、配合材料とし
てフライアッシュ、水ガラス、セメントのように扱い易
い材料を使用したことによって配合作業が容易になった
。そして、その配合割合をフライアッシュ400〜70
0 kg/!3.水ガラス70〜200  kg/x3
、セメント 100〜300kg/lx3としたことに
よって、水ガラス添加前のスラリーの流動性が向上する
と共に、水ガラスの早朝性により短期間で高い圧縮強度
を発現し、かつ、フライアッシュの高ボラゾン反応性に
より長期的な強度ら発現する。その上、フライアッシュ
の使用量が比較的少ないため、密度が小さくなる。
なお、水ガラス添加量の下限を70 ky/i3とした
のは、70 ky/x3以下では1時間での発現強度が
所定値を満足しないためである。
「実験例」 以下、この発明に基づいて、表2に示すような16種類
の急結性グラウト材を調合した。そして、これらの急結
性グラウト材の物性を測定し、その結果を表3に示した
但し、表2において、”FA”はフライアッシュ、“P
C”はポルトランドセメント、“Be”はベントナイト
、“WG”は水ガラス、“A”は安定剤、“II”はH
S S剤(早強性添加材)を示す。また、表3において
、“流”は水ガラス添加能のスラリーの流動性がP−ロ
ートで20秒以下であること、“ゲ”はゲルタイムが2
0秒以下であること、“1h”は1時間で1〜2 kg
r/cm”程度の圧縮強度を発現ずろこと、“ld”は
1日で 8 kgr/cm”程度の強度を発現すること
を示している。そして、各条件が満足されている場合に
“○”が記され、各条件が満足されていない場合に“×
0および“△”が記されている。
表2 (そのl) (次ページに続く ) 表2 (その2) 表2 (その3) 表3 (そのI)   表3 (その2)これらの表に
示した急結性グラウト材のうち、Q−4、Q−5、Q−
6、Q−1110−14、Q−16にはHS S剤が配
合されているが、このHS S剤は、1時間後の強度発
現を増加させるために添加された炭酸塩系のものであっ
て、水に溶けやすく、pHも高くないために取り扱いが
容易なものである。
このような実験の結果、D−2、D−3、D−4、D−
5、D−7、D−9、D−10、D−11,D−12、
D−14、D−15、D−16の配合割合とした場合に
上記各物性が急結性グラウド材として必要な条件を全て
満足することが分かった。その上、これらの配合の急結
性グラウトけはその密度が全て1 、5 kg/cm2
程変で、従来の急結性グラウト材の密度(1、6kq/
cmt> と比べて小さくなっている。通常の注入対象
となる地下水位以下では重潰が0.510.6と、約8
割になり、従来の急結性グラウト材よりも性能が優れて
いることが分かった。
また、これらの急結性グラウト材に配合されているフラ
イアッシュは、海外炭の燃焼によって得られた石炭灰で
ある。この石炭灰は、国内炭の燃焼によって得られた石
炭灰と比べて粒径が小さく、保水性に優れているもので
あり、このような保水性に優れた石炭灰を使用したこと
によって、上記急結性グラウト材においては、ベントナ
イトなどを全く添加する必要がなくなっている。
「発明の効果」 この発明の急結性グラウトuによれば、配合材料として
フライアッシュ、水ガラス、セメントのように扱い易い
材料を使用したので、配合作業が容易になった。そして
、その配合割合をフライアッシュ400〜700  k
g7m3、水ガラス 70〜200kg/ズ3、セメン
ト100〜300 kg/、W3としたので、水ガラス
添加前のスラリーの流動性を向上することができると共
に、水ガラスの早硬性により短期間で高い圧縮強度を発
現させることができ、かつ、フライアッシュの高ポゾラ
ン反応性により長期的な強度も発現させることができる
。このため、水ガラス添加前のスラリーの流動性、ゲル
タイム、1時間後の圧縮強度、および1日後の圧縮強度
などの物性が急結性グラウト材として必要な条件を満足
し、かつ、長期的な強度発現ら確保することができる。
その上、フライアッシュの使用量が比較的少ないため、
密度を小さくすることができ、これにより地盤に注入し
たときに土庄を小さくすることができ、周囲の地盤への
影響を抑えることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水とフライアッシュと水ガラスとセメントとから構成さ
    れたグラウト材であって、その配合割合が、フライアッ
    シュ400〜700kg/m^3、水ガラス70〜20
    0kg/m^3、セメント100〜300kg/m^3
    であることを特徴とする急結性グラウト材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006056909A (ja) * 2004-07-20 2006-03-02 Kyokado Eng Co Ltd 可塑性注入材および地盤注入工法
JP2006257281A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Kyokado Eng Co Ltd 可塑性注入材、地盤強化方法、地盤注入管理方法並びに注入管理装置
JP2006282893A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Kyokado Eng Co Ltd 地盤注入材、地盤強化方法、地盤注入管理方法並びに注入管理装置
JP2008223475A (ja) * 2004-07-20 2008-09-25 Kyokado Eng Co Ltd 地盤注入工法

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JP2006257281A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Kyokado Eng Co Ltd 可塑性注入材、地盤強化方法、地盤注入管理方法並びに注入管理装置
JP2006282893A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Kyokado Eng Co Ltd 地盤注入材、地盤強化方法、地盤注入管理方法並びに注入管理装置

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