JPH01234318A - 球状シリカの製造方法 - Google Patents
球状シリカの製造方法Info
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- JPH01234318A JPH01234318A JP63058333A JP5833388A JPH01234318A JP H01234318 A JPH01234318 A JP H01234318A JP 63058333 A JP63058333 A JP 63058333A JP 5833388 A JP5833388 A JP 5833388A JP H01234318 A JPH01234318 A JP H01234318A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B33/00—Silicon; Compounds thereof
- C01B33/113—Silicon oxides; Hydrates thereof
- C01B33/12—Silica; Hydrates thereof, e.g. lepidoic silicic acid
- C01B33/18—Preparation of finely divided silica neither in sol nor in gel form; After-treatment thereof
- C01B33/181—Preparation of finely divided silica neither in sol nor in gel form; After-treatment thereof by a dry process
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/30—Particle morphology extending in three dimensions
- C01P2004/32—Spheres
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、球状シリカを製造するための方法に関する。
[従来の技術]
近年、球状シリカは、IC封止材や磁気テープ等の樹脂
フィラーとして、液晶パネルのギャップ材として、等の
多くの分野で利用されているが、このような球状シリカ
については、凝集がなく単分散であること、1μs程度
の粒径であること、比表面積が小さいこと、高I!度で
あること等の条件が要求される場合が多い。しかしなが
ら、これらの諸条件を同時に満足する球状シリカを得る
ことは難しいことである。
フィラーとして、液晶パネルのギャップ材として、等の
多くの分野で利用されているが、このような球状シリカ
については、凝集がなく単分散であること、1μs程度
の粒径であること、比表面積が小さいこと、高I!度で
あること等の条件が要求される場合が多い。しかしなが
ら、これらの諸条件を同時に満足する球状シリカを得る
ことは難しいことである。
すなわち、粒径の揃った単分散球状シリカを得る方法と
しては、ストウーバー(5tOber )等によるアル
コキシシラン化合物の加水分解によるゾル生成方法が知
られており、また、水、アンモニア濃度の制御により単
分散性を向上させる〈特開昭62−52,119号公報
〉等の例もあるが、これらの方法は、乾燥して粉体を得
る場合に同化や凝集等の問題があり、ゾル状態での単分
散性を粉体状態においても保持させることは困難である
。
しては、ストウーバー(5tOber )等によるアル
コキシシラン化合物の加水分解によるゾル生成方法が知
られており、また、水、アンモニア濃度の制御により単
分散性を向上させる〈特開昭62−52,119号公報
〉等の例もあるが、これらの方法は、乾燥して粉体を得
る場合に同化や凝集等の問題があり、ゾル状態での単分
散性を粉体状態においても保持させることは困難である
。
また、球状シリカゾルをスプレードライヤーで噴霧造粒
し、得られたシリカゲルを焼成して得られたもの(特開
昭58−2,233号公報)は、凝集のないシリカゲル
でおるか、製品単位量当りの設備容積が大きくて設備面
積が過大になるほか、乾燥、焼成時に球状粒子にへこみ
ができ易く、焼成しても完全に球状のものは得難く、し
かも、平均粒径が5〜100μm程度と大きくて小さい
ものは得られない。
し、得られたシリカゲルを焼成して得られたもの(特開
昭58−2,233号公報)は、凝集のないシリカゲル
でおるか、製品単位量当りの設備容積が大きくて設備面
積が過大になるほか、乾燥、焼成時に球状粒子にへこみ
ができ易く、焼成しても完全に球状のものは得難く、し
かも、平均粒径が5〜100μm程度と大きくて小さい
ものは得られない。
[発明が解決しようとする課題]
そこで、本発明者等は、かかる観点に鑑みて鋭意研究を
重ねた結果、球状シリカゾルをその乾燥中に凝集体の生
成を防止しながら、あるいは、生成する凝集体を解砕し
ながら乾燥して球状シリカゲルとし、次いでこの球状シ
リカゲルを700〜1.300℃で焼成することにより
、平均粒径0゜1〜2.0−であって比表面積2〜50
m/gであり、凝集のない単分散である真球状の球状シ
リカを製造することかできることを見出し、本発明を完
成した。
重ねた結果、球状シリカゾルをその乾燥中に凝集体の生
成を防止しながら、あるいは、生成する凝集体を解砕し
ながら乾燥して球状シリカゲルとし、次いでこの球状シ
リカゲルを700〜1.300℃で焼成することにより
、平均粒径0゜1〜2.0−であって比表面積2〜50
m/gであり、凝集のない単分散である真球状の球状シ
リカを製造することかできることを見出し、本発明を完
成した。
従って、本発明の目的は、高NA度で比表面積が小さく
、しかも、単分散である真球状の球状シリカを製造する
方法を提供することにある。
、しかも、単分散である真球状の球状シリカを製造する
方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
づなわち、本発明は、球状シリカゾルをその乾燥中に生
成する凝集体を解砕しながら乾燥して球状シリカゲルと
し、次いでこの球状シリカゲルを700〜1.300’
Cで焼成する球状シリカの製造方法である。
成する凝集体を解砕しながら乾燥して球状シリカゲルと
し、次いでこの球状シリカゲルを700〜1.300’
Cで焼成する球状シリカの製造方法である。
本発明方法において、球状シリカゾルを製造する方法に
ついては、例えばシリカゾルをエマルジョン系で球状化
させる方法、噴霧熱分解法でシリカゾルを製造する方法
等、従来公知の方法を採用できるか、好ましくは、例え
ばテトラメトキシオルトシリケート、テトラエトキシオ
ルトシリケート等のアルコキシシラン化合物を例えばメ
チルアルコール、エチルアルコール等の適当な溶媒中で
アンモニアの存在下に加水分解する方法である。
ついては、例えばシリカゾルをエマルジョン系で球状化
させる方法、噴霧熱分解法でシリカゾルを製造する方法
等、従来公知の方法を採用できるか、好ましくは、例え
ばテトラメトキシオルトシリケート、テトラエトキシオ
ルトシリケート等のアルコキシシラン化合物を例えばメ
チルアルコール、エチルアルコール等の適当な溶媒中で
アンモニアの存在下に加水分解する方法である。
このアルコキシシラン化合物を加水分解して製造する方
法は、具体的には、アルコール−水−アンモニア系溶液
中に攪拌下に常温でテトラメトキシオルトシリケート、
テトラエトキシオルトシリケート等のアルコキシシラン
化合物を滴下して加水分解する方法であるか、生成する
ゾルの粒径を制御しまた単分散のゾルとするための方法
としては、例えば特開昭62−52.119号、特開昭
62−148.316号及び特開昭62−153.11
0号の各公報に記載された公知の方法を採用することが
できる。このようにアルコキシシラン化合物を加水分解
して得られるシリカゾルは、その平均粒径が0.1〜2
縄であって均一な真珠状シリカの分散液であり、その固
形分濃度が10!n%以下である。
法は、具体的には、アルコール−水−アンモニア系溶液
中に攪拌下に常温でテトラメトキシオルトシリケート、
テトラエトキシオルトシリケート等のアルコキシシラン
化合物を滴下して加水分解する方法であるか、生成する
ゾルの粒径を制御しまた単分散のゾルとするための方法
としては、例えば特開昭62−52.119号、特開昭
62−148.316号及び特開昭62−153.11
0号の各公報に記載された公知の方法を採用することが
できる。このようにアルコキシシラン化合物を加水分解
して得られるシリカゾルは、その平均粒径が0.1〜2
縄であって均一な真珠状シリカの分散液であり、その固
形分濃度が10!n%以下である。
このようにして得られた球状シリカゾルは、その乾燥を
容易にするため(、汎用の蒸発器や限外濾過ユニット等
を使用してその固形分濃度を10〜40重量%、好まし
くは15〜30Φ間%まで濃縮しておくのがよい。固形
分濃度が10重φ%より低いと乾燥を容易にするという
目的が達成できず、また、40重量%を越えると粒子間
で凝集が起こる傾向が生じる。
容易にするため(、汎用の蒸発器や限外濾過ユニット等
を使用してその固形分濃度を10〜40重量%、好まし
くは15〜30Φ間%まで濃縮しておくのがよい。固形
分濃度が10重φ%より低いと乾燥を容易にするという
目的が達成できず、また、40重量%を越えると粒子間
で凝集が起こる傾向が生じる。
なお、この球状シリカゾルの製造に際し、その原料の純
度や使用する装置の材質を選択することにより、非常に
高純度の球状シリカゾルを製造することができる。
度や使用する装置の材質を選択することにより、非常に
高純度の球状シリカゾルを製造することができる。
このようにして得られた球状シリカゾルについては、次
に、その乾燥中に生成する凝集体を解砕しながら、ある
いは、その乾燥中凝集体の生成を防止しながら乾燥して
球状シリカゲルとする。
に、その乾燥中に生成する凝集体を解砕しながら、ある
いは、その乾燥中凝集体の生成を防止しながら乾燥して
球状シリカゲルとする。
ここで、球状シリカゾルの乾燥中に生成する凝集体を解
砕しながら乾燥するとは、シリカ粒子を破壊することな
く凝集体をほぐしながら乾燥することをいう。
砕しながら乾燥するとは、シリカ粒子を破壊することな
く凝集体をほぐしながら乾燥することをいう。
このような目的に使用する乾燥機としては、好ましくは
ボールを内藏して球状シリカゾルの乾燥中に生成する凝
集体を解砕する機能を備えた撮動流動乾燥機がよい。こ
の撮動流動乾燥機としては、例えばケミカルエンジニア
リングVo1.28. No、4゜pl−6(1983
年4月)に記載されているものがある。
ボールを内藏して球状シリカゾルの乾燥中に生成する凝
集体を解砕する機能を備えた撮動流動乾燥機がよい。こ
の撮動流動乾燥機としては、例えばケミカルエンジニア
リングVo1.28. No、4゜pl−6(1983
年4月)に記載されているものがある。
また、ボールについては、樹脂コート、好ましくはナイ
ロンコートされた5〜50mmφで140゜2〜50g
/個の鉄芯ボールを球状シリカゾルに対して重量比で0
.5〜1.5程度使用するのがよい。このようなボール
を使用することなく球状シリカゾルの乾燥を行うと、凝
集した状態で乾燥して球状シリカゲルとなり、再び単分
散の状態に戻らない。また、このボールの材質として、
例えば金属やセラミックスのようなものを使用すると、
シリカの一次粒子自体まで破壊され、球状を維持できな
くなる場合がある。
ロンコートされた5〜50mmφで140゜2〜50g
/個の鉄芯ボールを球状シリカゾルに対して重量比で0
.5〜1.5程度使用するのがよい。このようなボール
を使用することなく球状シリカゾルの乾燥を行うと、凝
集した状態で乾燥して球状シリカゲルとなり、再び単分
散の状態に戻らない。また、このボールの材質として、
例えば金属やセラミックスのようなものを使用すると、
シリカの一次粒子自体まで破壊され、球状を維持できな
くなる場合がある。
このような振動流動乾燥機を使用して球状シリカゾルを
乾燥し球状シリカゲルを製造する際の条件としては、ゾ
ル占有容積率が60〜80%であって、振動数が1,0
00〜2.OOOVI)m 、好ましくは1,200〜
1.500Vt)mであって、振幅が1〜5mmであり
、乾燥用の熱源としては好ましくはジャケットにスチー
ムを供給して行う間接加熱がよく、この際の加熱温度に
ついては球状シリカゾルの製造時に使用されるアルコー
ルの種類によっても異なるが通常100〜160’Cで
あるのがよい。
乾燥し球状シリカゲルを製造する際の条件としては、ゾ
ル占有容積率が60〜80%であって、振動数が1,0
00〜2.OOOVI)m 、好ましくは1,200〜
1.500Vt)mであって、振幅が1〜5mmであり
、乾燥用の熱源としては好ましくはジャケットにスチー
ムを供給して行う間接加熱がよく、この際の加熱温度に
ついては球状シリカゾルの製造時に使用されるアルコー
ルの種類によっても異なるが通常100〜160’Cで
あるのがよい。
球状シリカゾルの乾燥工程で留去される溶媒は、適当な
手段で凝縮させて回収し、球状シリカゾルの製造工程で
再利用することができる。
手段で凝縮させて回収し、球状シリカゾルの製造工程で
再利用することができる。
このようにして製造された球状シリカゲルiよ、次に7
00〜1,300℃、好ましくは800〜1.200℃
の温度で0.2〜5時間、好ましくは1〜4時間焼成さ
れる。この際の焼成温度が700℃より低いと比表面積
か大きくなり、また、1.300℃より高いと粒子間に
焼結が生じて球状の無定形シリカか得られなくなる。
00〜1,300℃、好ましくは800〜1.200℃
の温度で0.2〜5時間、好ましくは1〜4時間焼成さ
れる。この際の焼成温度が700℃より低いと比表面積
か大きくなり、また、1.300℃より高いと粒子間に
焼結が生じて球状の無定形シリカか得られなくなる。
[作 用]
本発明方法は、球状シリカゾルをその乾燥中生成する凝
集体を解砕し1qる条件で乾燥して球状シリカゲルとし
、これを所定温度で焼成するので、比表面積が小さく、
しかも、単分散である真球状の球状シリカを製造するこ
とかできるものと考えられる。
集体を解砕し1qる条件で乾燥して球状シリカゲルとし
、これを所定温度で焼成するので、比表面積が小さく、
しかも、単分散である真球状の球状シリカを製造するこ
とかできるものと考えられる。
[実施例]
以下、実施例に基いて、本発明方法を具体的に説明する
。
。
反応容器にメタノール47.4ffli部、純水12.
6重量部及びアンモニア4.8重量部の溶液を調製し、
温度20℃及び攪拌下にテトラメトキシシリケート22
.8重量部を滴下し、加水分解を行った。
6重量部及びアンモニア4.8重量部の溶液を調製し、
温度20℃及び攪拌下にテトラメトキシシリケート22
.8重量部を滴下し、加水分解を行った。
この加水分解終了後、反応容器をその外部がらスチーム
で加熱し、固形分濃度15車間%となるまで濃縮した。
で加熱し、固形分濃度15車間%となるまで濃縮した。
この反応混合物中のシリカゾルは真球状であってその平
均粒径が1.0庫であり、単分散であった。
均粒径が1.0庫であり、単分散であった。
次に、この球状シリカゾル28.2重M部を振動流動乾
燥機(中央化工機fII製VH−25型)に仕込み、こ
れに25mmφで30g/個の鉄芯入り6−ナイロンコ
ートボール15重量部を入れ、振動数1,500Vpm
及び振幅3#の条件で振動させながら、スチームで12
0℃に加熱し200→3Q tOrrに減圧しながら1
50分間乾燥し、温度が100℃まで低下した時点で加
熱を止め、乾燥状態の球状シリカゲル4.3重量部を得
た。この球状シリカゲルの比表面積は150m/!?で
あった。
燥機(中央化工機fII製VH−25型)に仕込み、こ
れに25mmφで30g/個の鉄芯入り6−ナイロンコ
ートボール15重量部を入れ、振動数1,500Vpm
及び振幅3#の条件で振動させながら、スチームで12
0℃に加熱し200→3Q tOrrに減圧しながら1
50分間乾燥し、温度が100℃まで低下した時点で加
熱を止め、乾燥状態の球状シリカゲル4.3重量部を得
た。この球状シリカゲルの比表面積は150m/!?で
あった。
このようにして得られた球状シリカゲルを電気炉に入れ
、150’C/hrの速度で昇温させ、950′Cで4
時間保持して焼成し、冷却して球状シリカを得た。この
球状シリカの平均粒径は1.0IIIl!であってその
比表面積は3.5rrt/9であり、単分散であった。
、150’C/hrの速度で昇温させ、950′Cで4
時間保持して焼成し、冷却して球状シリカを得た。この
球状シリカの平均粒径は1.0IIIl!であってその
比表面積は3.5rrt/9であり、単分散であった。
[発明の効果]
本発明方法によれば、高純度で平均粒径が小さく、しか
も、比表面積が小ざくで単分散である真球状の球状シリ
カを容易に製造することができる。
も、比表面積が小ざくで単分散である真球状の球状シリ
カを容易に製造することができる。
特許出願人 新日鐵化学株式会社
Claims (2)
- (1)球状シリカゾルをその乾燥中に生成する凝集体を
解砕しながら乾燥して球状シリカゲルとし、次いでこの
球状シリカゲルを700〜1,300℃で焼成すること
を特徴とする球状シリカの製造方法。 - (2)乾燥機として振動流動乾燥機を使用する請求項1
記載の球状シリカの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63058333A JPH01234318A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 球状シリカの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63058333A JPH01234318A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 球状シリカの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01234318A true JPH01234318A (ja) | 1989-09-19 |
Family
ID=13081384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63058333A Pending JPH01234318A (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 球状シリカの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01234318A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02252612A (ja) * | 1989-03-23 | 1990-10-11 | Chisso Corp | シリカの製造方法 |
JP2002038028A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Toagosei Co Ltd | 光硬化性樹脂組成物 |
JP2002179421A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-26 | Hakuyoo Kogyo Kk | シリカ微粉末の製造方法、シリカ微粉末及びシリカ微粉末を含む樹脂組成物 |
JP2002255535A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-09-11 | Tokuyama Corp | 改質ゾル−ゲル法シリカ粒子およびその製造方法 |
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1988
- 1988-03-14 JP JP63058333A patent/JPH01234318A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02252612A (ja) * | 1989-03-23 | 1990-10-11 | Chisso Corp | シリカの製造方法 |
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