JPH01229971A - 免疫分析用試薬及びそれを用いた免疫分析方法 - Google Patents
免疫分析用試薬及びそれを用いた免疫分析方法Info
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- JPH01229971A JPH01229971A JP5702888A JP5702888A JPH01229971A JP H01229971 A JPH01229971 A JP H01229971A JP 5702888 A JP5702888 A JP 5702888A JP 5702888 A JP5702888 A JP 5702888A JP H01229971 A JPH01229971 A JP H01229971A
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、試料中の抗原または抗体量を側室するのに好
適な免疫分析用試薬およびそれを用いた免疫分析方法に
関する。
適な免疫分析用試薬およびそれを用いた免疫分析方法に
関する。
従来のリポソームあるいは小胞体を用いた免疫分析方法
の一例として、たとえば、特開昭56−132564号
記載のものが存在する。この従来例では、小胞体内に、
標識物質である酵素を担持し、小胞体表面には試料中の
抗原または抗体と反応する抗体または抗原が結合されて
いる。この小胞体に試料を加えると、小胞体表面と試料
との間に生じた抗原抗体反応により、小胞体表面が破壊
され、小胞体内部の酵素が小胞体外部へ遊離する。
の一例として、たとえば、特開昭56−132564号
記載のものが存在する。この従来例では、小胞体内に、
標識物質である酵素を担持し、小胞体表面には試料中の
抗原または抗体と反応する抗体または抗原が結合されて
いる。この小胞体に試料を加えると、小胞体表面と試料
との間に生じた抗原抗体反応により、小胞体表面が破壊
され、小胞体内部の酵素が小胞体外部へ遊離する。
一方、これに基質を加えると、基質と酵素との間で酵素
反応が生じ、この酵素反応の結果から、試料中の抗原ま
たは抗体を定量的に分析することができるとしている。
反応が生じ、この酵素反応の結果から、試料中の抗原ま
たは抗体を定量的に分析することができるとしている。
上記従来の免疫分析用試薬では、定量に関与する標識物
質としての酵素量を多くするために、すボソームを多層
にして、その内部に酵素を包含するようにしている。
質としての酵素量を多くするために、すボソームを多層
にして、その内部に酵素を包含するようにしている。
しかしながら、抗原−抗体反応の結果、定量分析に関与
する酵素は、リポソームの最外層と第2の層との間にあ
る量に限定され、その他の層内に包含されている酵素は
、反応に関与しないことになる。それでは1反応効率が
悪くなり、試料中の目的物を高感度に分析することがで
きないという課題があった。
する酵素は、リポソームの最外層と第2の層との間にあ
る量に限定され、その他の層内に包含されている酵素は
、反応に関与しないことになる。それでは1反応効率が
悪くなり、試料中の目的物を高感度に分析することがで
きないという課題があった。
本発明は、係る課題を解決するために、反応に関与する
標識物質量が多くできる免疫分析用試薬及び定量分析の
際の反応効率が高く、かつ目的物を高感度に分析できる
免疫分析方法を提供することをその目的としている。
標識物質量が多くできる免疫分析用試薬及び定量分析の
際の反応効率が高く、かつ目的物を高感度に分析できる
免疫分析方法を提供することをその目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、多層からなり、
内部には標識化合物が包含されてなるリポソームであっ
て、最外層表面には、試料中の抗体または抗原と反応す
る抗原または抗体が結合されてなり、内層表面には、前
記抗体または抗原と異なる第2の抗原または抗体が結合
されたリポソームと、前記第2の抗原または抗体と反応
する第3の抗体または抗原と、を備えてなる免疫分析用
試薬である。
内部には標識化合物が包含されてなるリポソームであっ
て、最外層表面には、試料中の抗体または抗原と反応す
る抗原または抗体が結合されてなり、内層表面には、前
記抗体または抗原と異なる第2の抗原または抗体が結合
されたリポソームと、前記第2の抗原または抗体と反応
する第3の抗体または抗原と、を備えてなる免疫分析用
試薬である。
さらに本発明に係る免疫分析方法は、上記免疫分析用試
薬含有液と試料溶液とを反応させることを特徴とするも
のである。
薬含有液と試料溶液とを反応させることを特徴とするも
のである。
上記本発明において、目的物質である、試料中の抗体ま
たは抗Illの定量をおこなうのに必要な標識物質とし
ては、例えば酵素、キレート剤、ラジオアイソ+−−プ
がある。抗原−抗体反応の結果、リポソームから放出さ
れた標識物質量を求めることにより、試料中の抗体また
は抗原を定量することができる0例えば、標識物質と反
応して発色するための発色用試薬を加えることができる
。さらに、抗原−抗体反応の結果、リポソームの膜の破
壊を促進するために補体を加えることもできる。
たは抗Illの定量をおこなうのに必要な標識物質とし
ては、例えば酵素、キレート剤、ラジオアイソ+−−プ
がある。抗原−抗体反応の結果、リポソームから放出さ
れた標識物質量を求めることにより、試料中の抗体また
は抗原を定量することができる0例えば、標識物質と反
応して発色するための発色用試薬を加えることができる
。さらに、抗原−抗体反応の結果、リポソームの膜の破
壊を促進するために補体を加えることもできる。
試料中の抗原または抗体と反応する抗体または抗原を表
面上にもった外側のリポソームは、試料中の抗原または
抗体と反応し、補体作用により膜の溶解反応が起こる。
面上にもった外側のリポソームは、試料中の抗原または
抗体と反応し、補体作用により膜の溶解反応が起こる。
この外側リポソーム膜の溶解反応は、外側リポソームに
含まれていた内側の小さいリポソームの流出を引き起こ
す。この小さいリポソームは、膜表面上に第2の抗原ま
たは抗体をもち、試料中に含まれる、この第2の抗〃K
または抗体と反応する第3の抗体または抗原と反応し、
補体活性の作用により小さいリポソーム膜の溶解を起こ
す。このことにより、リポソーム内のすべての標識物質
がリポソーム外に流出し1分析可能となる。内包されて
いたリポソームが溶解反応を起こすことにより、今まで
分析に関与していなかった標識化合物が効率よく反応に
関与するため、定量分析における反応効率が高くなり、
かつより高感度の免疫分析が可能となる。
含まれていた内側の小さいリポソームの流出を引き起こ
す。この小さいリポソームは、膜表面上に第2の抗原ま
たは抗体をもち、試料中に含まれる、この第2の抗〃K
または抗体と反応する第3の抗体または抗原と反応し、
補体活性の作用により小さいリポソーム膜の溶解を起こ
す。このことにより、リポソーム内のすべての標識物質
がリポソーム外に流出し1分析可能となる。内包されて
いたリポソームが溶解反応を起こすことにより、今まで
分析に関与していなかった標識化合物が効率よく反応に
関与するため、定量分析における反応効率が高くなり、
かつより高感度の免疫分析が可能となる。
次に本発明に係る免疫分析用試薬を添付図面に従い詳説
する。
する。
その一実施例に係る免疫分析用試薬は、第1図に示すよ
うに2重のリポソームから構成されている。すなわち、
外側リポソーム1内部には内側リポソーム2が内包され
ている。この外側リポソーム1及び内側リポソーム2内
には標識物質5が存在する。外側リポソーム1表面には
試料中の抗体と反応する第1の抗原3が結合されている
。また、内側リポソーム2表面には試料中の抗体とは異
なる第2の抗体4が結合されている。第1図イに示すよ
うに、このリポソームに試料中の抗体7及び補体8が作
用すると、第1図口に示すように第1の抗原3に試料中
の抗体7が結合する。すなわち、外側リポソーム1表面
には、測定対象物の抗原が表現されており、試料中の1
11g定対象物である抗体7との反応あるいは競合反応
が可能となる。この抗原抗体反応の結果、補体活性によ
り、外側リポソーム1膜が破壊される。この破壊の結果
、内側リポソーム2の流出を生じる。このような状態で
さらに本発明のごとく前記第1の抗原3とは異なる第2
の抗原6を作用させると、第1図ハのごとく第2の抗体
4と第2の抗原6との間で抗原抗体反応が生ずる。この
結果、第1図二に示すように、補体活性により内側リポ
ソーム2の膜の破壊が生じ、内側リポソーム内に存在し
た標識物質が測定系に導き出される。
うに2重のリポソームから構成されている。すなわち、
外側リポソーム1内部には内側リポソーム2が内包され
ている。この外側リポソーム1及び内側リポソーム2内
には標識物質5が存在する。外側リポソーム1表面には
試料中の抗体と反応する第1の抗原3が結合されている
。また、内側リポソーム2表面には試料中の抗体とは異
なる第2の抗体4が結合されている。第1図イに示すよ
うに、このリポソームに試料中の抗体7及び補体8が作
用すると、第1図口に示すように第1の抗原3に試料中
の抗体7が結合する。すなわち、外側リポソーム1表面
には、測定対象物の抗原が表現されており、試料中の1
11g定対象物である抗体7との反応あるいは競合反応
が可能となる。この抗原抗体反応の結果、補体活性によ
り、外側リポソーム1膜が破壊される。この破壊の結果
、内側リポソーム2の流出を生じる。このような状態で
さらに本発明のごとく前記第1の抗原3とは異なる第2
の抗原6を作用させると、第1図ハのごとく第2の抗体
4と第2の抗原6との間で抗原抗体反応が生ずる。この
結果、第1図二に示すように、補体活性により内側リポ
ソーム2の膜の破壊が生じ、内側リポソーム内に存在し
た標識物質が測定系に導き出される。
なお上記本実施例で第1の抗原3の代わりに抗体を用い
ることもできる。この場合、試料中の測定対象物質は所
定の抗原となる。また、第2の抗体4の代わりに抗原を
用いることもできる。この場合、第1図口で加えられる
第2の抗Jm 6の代わりに第2の抗体が加えられるこ
とになる。
ることもできる。この場合、試料中の測定対象物質は所
定の抗原となる。また、第2の抗体4の代わりに抗原を
用いることもできる。この場合、第1図口で加えられる
第2の抗Jm 6の代わりに第2の抗体が加えられるこ
とになる。
このような本実施例に対して従来のリポソームは、第2
図イに示すごとく内側リポソーム2及び外側リポソーム
1の中には標識物質が存在するが(この点は上記本実施
例と同一であるが)、外側リポソーム1表面及び内側リ
ポソーム2表面には、同一の第1の抗M3が結合しであ
る。これに第2図イに示すごとく試料中の抗体7及び補
体8を加えると、第2図口に示すごとく、外側リポソー
ム1表面の抗原3に抗体7が結合する。この結果により
、外側リポソーム膜が破壊され内側リポソーム2の流出
を引き起こす。しかし、試料中の抗体7の大部分が、外
側リポソーム1表面に結合した抗原3と結合すると、内
側リポソーム表面に結合した抗原と結合できなくなる結
果、内側リポソーム2の膜の破壊が起こりにくくなる。
図イに示すごとく内側リポソーム2及び外側リポソーム
1の中には標識物質が存在するが(この点は上記本実施
例と同一であるが)、外側リポソーム1表面及び内側リ
ポソーム2表面には、同一の第1の抗M3が結合しであ
る。これに第2図イに示すごとく試料中の抗体7及び補
体8を加えると、第2図口に示すごとく、外側リポソー
ム1表面の抗原3に抗体7が結合する。この結果により
、外側リポソーム膜が破壊され内側リポソーム2の流出
を引き起こす。しかし、試料中の抗体7の大部分が、外
側リポソーム1表面に結合した抗原3と結合すると、内
側リポソーム表面に結合した抗原と結合できなくなる結
果、内側リポソーム2の膜の破壊が起こりにくくなる。
この結果、従来の免疫分析用試薬では、内側リポソーム
内に存在する標識化合物9が定量分析の反応に参加でき
なくなり、この全反応効率及び感度とも低下する。従来
内側リポソーム内標識物質の量としては、全標識物質に
対して約30%程度と考えられる。
内に存在する標識化合物9が定量分析の反応に参加でき
なくなり、この全反応効率及び感度とも低下する。従来
内側リポソーム内標識物質の量としては、全標識物質に
対して約30%程度と考えられる。
これに対して上記第1図で示した本実施例では約100
%の標識化合物質が定量分析に参加できるので、反応効
率及び測定感度とも向上することになる。
%の標識化合物質が定量分析に参加できるので、反応効
率及び測定感度とも向上することになる。
上記本実施例に係るリポソームは、Hisaらの方法に
従い調整する( Method in Hnzymol
ogyVol 74,152頁、1981年)。
従い調整する( Method in Hnzymol
ogyVol 74,152頁、1981年)。
すなわち、内側リポソーム2をこの方法により調整し、
外側のリポソームを次の通りに作成する。
外側のリポソームを次の通りに作成する。
このように作成された内側リポソーム2とHisaらの
方法と同じ脂質を加え、超音波処理をおこなうことによ
り内側リポソーム回りに外側リポソームを形成すること
ができる。このリポソーム表面に抗体または抗JXを結
合させる場合は、内側リポソームまたは外側リポソーム
に、架橋剤である5PDP及び抗原または抗体を存在さ
せ、5PDPを用いて感作をおこなうことにより、リポ
ソーム表面上に抗体または抗原を結合させる。
方法と同じ脂質を加え、超音波処理をおこなうことによ
り内側リポソーム回りに外側リポソームを形成すること
ができる。このリポソーム表面に抗体または抗JXを結
合させる場合は、内側リポソームまたは外側リポソーム
に、架橋剤である5PDP及び抗原または抗体を存在さ
せ、5PDPを用いて感作をおこなうことにより、リポ
ソーム表面上に抗体または抗原を結合させる。
このような本実施例に係るリポソームの製造に際して、
内側リポソーム表面に結合させるべき抗原または抗体が
外側リポソーム表面に結合する場合がある。また、これ
とは逆に外側リポソーム表面に結合させるべき抗原また
は抗体が内側リポソーム表面に結合する場合がある。こ
のような場合は、カラムに抗原または抗体と反応する抗
体または抗原を結合したセファロースを充填し、得られ
たリポソームをカラムに導入することにより、リポソー
ム表面に結合されるべき抗体または抗原種をコントロー
ルすることができる。
内側リポソーム表面に結合させるべき抗原または抗体が
外側リポソーム表面に結合する場合がある。また、これ
とは逆に外側リポソーム表面に結合させるべき抗原また
は抗体が内側リポソーム表面に結合する場合がある。こ
のような場合は、カラムに抗原または抗体と反応する抗
体または抗原を結合したセファロースを充填し、得られ
たリポソームをカラムに導入することにより、リポソー
ム表面に結合されるべき抗体または抗原種をコントロー
ルすることができる。
また、リポソーム製造の際に、内側リポソーム表面に外
側リポソームを形成できない場合があるが、この場合に
は内包されなかった小さいリポソームは、ゲル濾過によ
り内側リポソームが内包されたリポソームと分離するこ
とができる。
側リポソームを形成できない場合があるが、この場合に
は内包されなかった小さいリポソームは、ゲル濾過によ
り内側リポソームが内包されたリポソームと分離するこ
とができる。
次に具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
前述のようにして調整したリポソームを用いて測定をお
こなう抗体感作は、外側リポソームに抗T4抗体を5P
DPを用いて結合させた。内包リポソームの膜表面上に
は、反応系で後から添加する試薬中に含まれている抗α
−FP抗体と反応する抗原α−FPが5PDPを用いて
感作されている。
こなう抗体感作は、外側リポソームに抗T4抗体を5P
DPを用いて結合させた。内包リポソームの膜表面上に
は、反応系で後から添加する試薬中に含まれている抗α
−FP抗体と反応する抗原α−FPが5PDPを用いて
感作されている。
標識物質としてTAMSMBをリポソーム内にトラップ
させ、TAMSMBと反応させる金属はCu (TI)
、 Go (m) 、 Ni (II) Fa (■
)。
させ、TAMSMBと反応させる金属はCu (TI)
、 Go (m) 、 Ni (II) Fa (■
)。
Pd(■)Mn(m)が挙げられるが、ここではCo
(III)を試薬系に含ませ、リポソーム内から流出し
てきたTAMSMBとCo(m)を反応させ発色させる
。
(III)を試薬系に含ませ、リポソーム内から流出し
てきたTAMSMBとCo(m)を反応させ発色させる
。
上記のようにして得られたリポソーム1mlと、補体1
mlを、0 、15 mole/ lのN a Cl溶
液で100m1とする。この試薬を第一試薬とする。次
に。
mlを、0 、15 mole/ lのN a Cl溶
液で100m1とする。この試薬を第一試薬とする。次
に。
内包リポソームの膜表面上の抗原と反応する抗α−FP
抗体1mlとCo (m) 10m mole/11
0m1を0 、15 mole/ 1のNaC1溶液で
100m1とし第二試薬とする。
抗体1mlとCo (m) 10m mole/11
0m1を0 、15 mole/ 1のNaC1溶液で
100m1とし第二試薬とする。
T、10.0μg/dl含む試料10μmと第一試薬2
00μm加え37℃で20分間反応させる。
00μm加え37℃で20分間反応させる。
抗原抗体反応をさせた後、第二試薬を200μl加えて
2回目の抗原抗体反応と、発色反応を37℃で20分間
、インキュベイジョンをおこない、650nmでの吸光
度を測光し1分析をおこなった。
2回目の抗原抗体反応と、発色反応を37℃で20分間
、インキュベイジョンをおこない、650nmでの吸光
度を測光し1分析をおこなった。
反応とは別に、1試料当りのリポソーム液を、界面活性
剤で完全に膜を溶解させた。リポソーム膜を完全に溶解
後Go(m)イオンを加えて650nmでの吸光度を測
定した。
剤で完全に膜を溶解させた。リポソーム膜を完全に溶解
後Go(m)イオンを加えて650nmでの吸光度を測
定した。
また従来通りにリポソームを調整し、T4抗体のみを感
作させたリポソーム1mlと、補体1mlを0 、15
111ole/ lのNa1l溶液で100m1とし第
一試薬とする1次にG o (m) 10m mole
/l 10m1を0 、15111ole/ lのN
a Cl溶液で100m1とし第二試薬とする。′第一
試薬、第二試薬をそれぞれ200μmずつ前述同様に、
T、10.0μg/dl含む試料10μmと反応させ、
650nmでの吸光度を測定した6さらに、1試料当り
の従来リポソーム液を界面活性剤で完全に溶解させ、G
o(III)イオンを加えて650n+*での吸光度を
41μ定した。
作させたリポソーム1mlと、補体1mlを0 、15
111ole/ lのNa1l溶液で100m1とし第
一試薬とする1次にG o (m) 10m mole
/l 10m1を0 、15111ole/ lのN
a Cl溶液で100m1とし第二試薬とする。′第一
試薬、第二試薬をそれぞれ200μmずつ前述同様に、
T、10.0μg/dl含む試料10μmと反応させ、
650nmでの吸光度を測定した6さらに、1試料当り
の従来リポソーム液を界面活性剤で完全に溶解させ、G
o(III)イオンを加えて650n+*での吸光度を
41μ定した。
本実施例のリポソームとT4を反応させた値をA9本本
実側のリポソームを界面活性剤で膜溶解させ発色させた
場合の値をB、従来通りに調整したリポソームを用いて
T4を反応させた値をC9従来リポソームを界面活性剤
で溶解させた値をDとした。各々n=10とし1表1に
その結果を示しす。
実側のリポソームを界面活性剤で膜溶解させ発色させた
場合の値をB、従来通りに調整したリポソームを用いて
T4を反応させた値をC9従来リポソームを界面活性剤
で溶解させた値をDとした。各々n=10とし1表1に
その結果を示しす。
この結果、従来法より7倍多くの標識化合物が反応に使
用されており、(A、C)リポソーム内に封入されてい
る量は1.5倍(B、C)、反応効率(%)=反応吸光
度/トラップ吸光度は5倍(A/B、C/D)と、増加
している。また吸光度の増加に伴い再現性もよくなって
おり、精度の向上もみられる。
用されており、(A、C)リポソーム内に封入されてい
る量は1.5倍(B、C)、反応効率(%)=反応吸光
度/トラップ吸光度は5倍(A/B、C/D)と、増加
している。また吸光度の増加に伴い再現性もよくなって
おり、精度の向上もみられる。
これより、高感度の分析が可能であり、微量の抗原また
は抗体でも正確に測定できる。
は抗体でも正確に測定できる。
(実施例2)
前記実施例1と同様にしてリポソームを調整し、第一試
薬と第二試薬を調整した。試料はT4を0゜0μg/d
i、5.0μg/di、10μg/dl、20μg/d
l、40μg/dlを含む標準物質を用いて検地線を作
成した。これを第3図に示す。
薬と第二試薬を調整した。試料はT4を0゜0μg/d
i、5.0μg/di、10μg/dl、20μg/d
l、40μg/dlを含む標準物質を用いて検地線を作
成した。これを第3図に示す。
また、従来法のリポソームも第一試薬、第二試薬を調整
し、上記のT4濃度の試料を用いて検量線を作成した。
し、上記のT4濃度の試料を用いて検量線を作成した。
これを第4図に示す。
第3図と第4図を比較すると明らかに本発明の感度が向
上しているのが判る。
上しているのが判る。
以上説明したように本発明に係る免疫分析用試薬によれ
ば、分析反応に関与する標識物質量を多くすることがで
きる。
ば、分析反応に関与する標識物質量を多くすることがで
きる。
また1本発明に係る免疫分析方法によれば1分析反応に
関与する標識物質量が多くなる結果、試料中の測定目的
物である抗体又は抗原を高感度に分析できる。
関与する標識物質量が多くなる結果、試料中の測定目的
物である抗体又は抗原を高感度に分析できる。
第1図は、本発明に係る免疫分析用試薬及び免疫分析方
法の一実施例の作用を示す説明図、第2図は従来の免疫
分析用試薬及び免疫分析方法の一実施例の作用を示す説
明図、第3図は1本発明に係る免疫分析方法の検h(線
、第4図は、従来法の検に線である。
法の一実施例の作用を示す説明図、第2図は従来の免疫
分析用試薬及び免疫分析方法の一実施例の作用を示す説
明図、第3図は1本発明に係る免疫分析方法の検h(線
、第4図は、従来法の検に線である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多層からなり、内部には標識物質が包含されてなる
リポソームであって、最外層表面には、試料中の抗体ま
たは、抗原と反応する抗原または抗体が結合されてなり
、内層表面には、前記抗体または抗原と異なる第2の抗
原または抗体が結合されたリポソームと、 前記第2の抗原または抗体と反応する第3の抗体または
抗原と、 を備えてなる免疫分析用試薬。 2、補体が加えられてなる請求項1記載の免疫用分析試
薬。 3、請求項1または2記載の免疫測定用試薬含有液と試
料溶液とを反応させることを特徴とする免疫分析方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63057028A JP2505853B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 免疫分析用試薬及びそれを用いた免疫分析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63057028A JP2505853B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 免疫分析用試薬及びそれを用いた免疫分析方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01229971A true JPH01229971A (ja) | 1989-09-13 |
JP2505853B2 JP2505853B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=13043978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63057028A Expired - Lifetime JP2505853B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 免疫分析用試薬及びそれを用いた免疫分析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505853B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138465A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Denka Seiken Co Ltd | 新規な抗原定量法 |
JPS61250560A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Toshiba Corp | 免疫分析方法 |
JPS63158461A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-01 | Toshiba Corp | 免疫分析用試薬 |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP63057028A patent/JP2505853B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138465A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Denka Seiken Co Ltd | 新規な抗原定量法 |
JPS61250560A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-07 | Toshiba Corp | 免疫分析方法 |
JPS63158461A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-01 | Toshiba Corp | 免疫分析用試薬 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2505853B2 (ja) | 1996-06-12 |
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