JPH075178A - 分析検定を実施するための方法およびその反応容器 - Google Patents
分析検定を実施するための方法およびその反応容器Info
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- JPH075178A JPH075178A JP6045871A JP4587194A JPH075178A JP H075178 A JPH075178 A JP H075178A JP 6045871 A JP6045871 A JP 6045871A JP 4587194 A JP4587194 A JP 4587194A JP H075178 A JPH075178 A JP H075178A
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- B01L3/502—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/72—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
- G01N33/721—Haemoglobin
- G01N33/723—Glycosylated haemoglobin
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 試験試料中の分析対象物を測定するための逐
次的分析反応を実施するために、水平な回動軸ならびに
第一および第二の反応域を有する反応容器を用いる方法
であって、第二の反応域を隔壁で少なくとも2個の一体
になった溶解室に分割された反応容器を用いる方法;な
らびにそれに用いる反応容器。 【効果】 二次分析反応の試薬として、溶解速度または
懸濁速度の異なる複数の試薬を用いる場合も、測定の感
度を上げることができる。
次的分析反応を実施するために、水平な回動軸ならびに
第一および第二の反応域を有する反応容器を用いる方法
であって、第二の反応域を隔壁で少なくとも2個の一体
になった溶解室に分割された反応容器を用いる方法;な
らびにそれに用いる反応容器。 【効果】 二次分析反応の試薬として、溶解速度または
懸濁速度の異なる複数の試薬を用いる場合も、測定の感
度を上げることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液状試験試料中に存在
する分析対象物の量を測定するための分析検定手法に関
する。特に、本発明は、液状試験試料中の分析対象物の
測定であって、分析対象物と1種以上の分析試薬との分
析反応を包含し、そのような測定を行うための逐次的な
操作段階を必要とする測定に関する。
する分析対象物の量を測定するための分析検定手法に関
する。特に、本発明は、液状試験試料中の分析対象物の
測定であって、分析対象物と1種以上の分析試薬との分
析反応を包含し、そのような測定を行うための逐次的な
操作段階を必要とする測定に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,990,075号明細書
には、液状試験試料中の分析対象物と、その分析対象物
と相互作用して検出しうる応答を該分析対象物の関数と
して生ずる、1種以上の分析試薬との間に起こる逐次的
分析反応を包含する分析検定手法を実施するための、内
蔵型の分析反応容器もしくは装置および方法が開示され
ている。この装置は、ピペットの使用や、液状試験試料
と分析試薬との混合および加温放置のような、多数の煩
雑な操作段階を通常は必要とするイムノアッセイを実施
するのに、特に有用であると記載されている。
には、液状試験試料中の分析対象物と、その分析対象物
と相互作用して検出しうる応答を該分析対象物の関数と
して生ずる、1種以上の分析試薬との間に起こる逐次的
分析反応を包含する分析検定手法を実施するための、内
蔵型の分析反応容器もしくは装置および方法が開示され
ている。この装置は、ピペットの使用や、液状試験試料
と分析試薬との混合および加温放置のような、多数の煩
雑な操作段階を通常は必要とするイムノアッセイを実施
するのに、特に有用であると記載されている。
【0003】さらに詳細には、この装置は、実質的に水
平な回動軸を有する密閉式容器と、分析試薬反応チャネ
ルと、液状試験試料の該反応チャネルへの流入を容易に
するための液状試験試料送出手段とを含むものとして記
載されている。この分析反応チャネルは、1種以上の分
析試薬を乾燥形態で組み込んだ1個以上の反応域からな
る。第一の分析試薬が第一の反応域に組み込まれてお
り、単数または複数の第二の試薬が、第一の反応域と液
的に連通している第二の反応域に組み込まれている。装
置をその水平回動軸を中心に回動させることにより、反
応チャネルに配設された液状試験試料を、重力により、
両反応域の間を反応チャネルに沿って運ぶことができ
る。
平な回動軸を有する密閉式容器と、分析試薬反応チャネ
ルと、液状試験試料の該反応チャネルへの流入を容易に
するための液状試験試料送出手段とを含むものとして記
載されている。この分析反応チャネルは、1種以上の分
析試薬を乾燥形態で組み込んだ1個以上の反応域からな
る。第一の分析試薬が第一の反応域に組み込まれてお
り、単数または複数の第二の試薬が、第一の反応域と液
的に連通している第二の反応域に組み込まれている。装
置をその水平回動軸を中心に回動させることにより、反
応チャネルに配設された液状試験試料を、重力により、
両反応域の間を反応チャネルに沿って運ぶことができ
る。
【0004】この装置は、第二の反応域の中の試薬が1
種でしかないときに、うまく働く。この理由は、第一の
分析試薬が溶解したのち、装置を単に傾けて反応流体を
第二の反応域の中の第二の乾燥試薬と接触させ、第二の
試薬が完全に溶解するまでこの配置形態に留めておくこ
とができるからである。しかし、いくつかの分析手法に
おいては、2種類以上の乾燥試薬を第二の反応域に入れ
なければならない。このような試薬が異なる溶解速度を
有し、同じ流体に同時に溶解するとき、いくつかの問題
に遭遇する。たとえば、2種の試薬の溶解速度が遅く、
かつ反応速度が高いならば、反応体がすべて溶解する前
に反応の大部分が完了してしまい、反応の最も感度の高
い部分である初期速度の測定が妨げられる。
種でしかないときに、うまく働く。この理由は、第一の
分析試薬が溶解したのち、装置を単に傾けて反応流体を
第二の反応域の中の第二の乾燥試薬と接触させ、第二の
試薬が完全に溶解するまでこの配置形態に留めておくこ
とができるからである。しかし、いくつかの分析手法に
おいては、2種類以上の乾燥試薬を第二の反応域に入れ
なければならない。このような試薬が異なる溶解速度を
有し、同じ流体に同時に溶解するとき、いくつかの問題
に遭遇する。たとえば、2種の試薬の溶解速度が遅く、
かつ反応速度が高いならば、反応体がすべて溶解する前
に反応の大部分が完了してしまい、反応の最も感度の高
い部分である初期速度の測定が妨げられる。
【0005】米国特許第4,970,171号明細書に
は、グリケート化ヘモグロビンを測定する分析方法であ
って、全ヘモグロビンおよびグリケート化ヘモグロビン
誘導体の両方の量を測定し、%値として出す方法が開示
されている。この方法では、血液試料をチオシアン酸塩
および酸化剤で処理して試料中のヘモグロビンを変性
し、そのことによって、それをメトヘモグロビンに転換
する。このメトヘモグロビンを分光測光法によって測定
して、試料中の総ヘモグロビン量を出す。一方、変性グ
リケート化ヘモグロビンは、イムノアッセイによって測
定することができる。この特許明細書は、抗体粒子試薬
と凝集剤との特異的な相互作用に基づく粒子凝集阻害検
定を記載している。抗体粒子試薬は、水懸濁性の粒子、
たとえばポリスチレンもしくは他のラテックスに結合し
た抗体もしくはその断片を含み、凝集剤は、抗体試薬の
ための複数のエピトープ結合サイトをもつポリマー物質
を含む。この種のイムノアッセイ形式は、当業者に周知
である。
は、グリケート化ヘモグロビンを測定する分析方法であ
って、全ヘモグロビンおよびグリケート化ヘモグロビン
誘導体の両方の量を測定し、%値として出す方法が開示
されている。この方法では、血液試料をチオシアン酸塩
および酸化剤で処理して試料中のヘモグロビンを変性
し、そのことによって、それをメトヘモグロビンに転換
する。このメトヘモグロビンを分光測光法によって測定
して、試料中の総ヘモグロビン量を出す。一方、変性グ
リケート化ヘモグロビンは、イムノアッセイによって測
定することができる。この特許明細書は、抗体粒子試薬
と凝集剤との特異的な相互作用に基づく粒子凝集阻害検
定を記載している。抗体粒子試薬は、水懸濁性の粒子、
たとえばポリスチレンもしくは他のラテックスに結合し
た抗体もしくはその断片を含み、凝集剤は、抗体試薬の
ための複数のエピトープ結合サイトをもつポリマー物質
を含む。この種のイムノアッセイ形式は、当業者に周知
である。
【0006】グリケート化ヘモグロビンのための上記の
検定は、逐次的分析検定を実施するための反応容器に好
適である。このように、乾燥酸化剤/イソチオシアン酸
塩を第一の反応域に入れ、血液試料を含む反応流体に溶
解させて血中ヘモグロビンの変性を生じさせ、容器を回
動させて、反応流体を第二の反応域中の第二の試薬とし
ての乾燥した抗体担持ラテックスおよび凝集剤と接触さ
せるやり方は、該ラテックスおよび該凝集剤の溶解に基
づく免疫凝集検定を容易にする。しかし、ラテックスと
凝集剤とは異なる速度で懸濁するため、問題が生じるお
それがある。理由は、ラテックス試薬は凝集剤よりもは
るかに低速で溶解するため、反応体がすべて溶解する前
に反応の大部分が起こってしまうからである。したがっ
て、検定の最も感度の高い部分である初期凝集反応を、
この形式のイムノアッセイの場合に達成しうる最高の精
度で測定することはできない。
検定は、逐次的分析検定を実施するための反応容器に好
適である。このように、乾燥酸化剤/イソチオシアン酸
塩を第一の反応域に入れ、血液試料を含む反応流体に溶
解させて血中ヘモグロビンの変性を生じさせ、容器を回
動させて、反応流体を第二の反応域中の第二の試薬とし
ての乾燥した抗体担持ラテックスおよび凝集剤と接触さ
せるやり方は、該ラテックスおよび該凝集剤の溶解に基
づく免疫凝集検定を容易にする。しかし、ラテックスと
凝集剤とは異なる速度で懸濁するため、問題が生じるお
それがある。理由は、ラテックス試薬は凝集剤よりもは
るかに低速で溶解するため、反応体がすべて溶解する前
に反応の大部分が起こってしまうからである。したがっ
て、検定の最も感度の高い部分である初期凝集反応を、
この形式のイムノアッセイの場合に達成しうる最高の精
度で測定することはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、第二
の反応域中の2種類以上の分析試薬の溶解に関する問題
を解決して、上記の逐次的検定を実施するのに有用であ
る方法および装置を提供することである。
の反応域中の2種類以上の分析試薬の溶解に関する問題
を解決して、上記の逐次的検定を実施するのに有用であ
る方法および装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下の記述において本発
明をさらに詳細に説明する。ラテックス試薬は反応流体
との間で真の‘溶液’を形成するわけではないため、本
明細書に使用する「溶解」および「溶液」は、真の溶液
だけでなく、結合した抗体を有するラテックス粒子の懸
濁およびコロイド懸濁液をも包含する。
明をさらに詳細に説明する。ラテックス試薬は反応流体
との間で真の‘溶液’を形成するわけではないため、本
明細書に使用する「溶解」および「溶液」は、真の溶液
だけでなく、結合した抗体を有するラテックス粒子の懸
濁およびコロイド懸濁液をも包含する。
【0009】本発明は、試験試料中の分析対象物を測定
するための逐次的分析反応を実施する方法であって、 (a)実質的に水平な回動軸を有し、 i.たがいに流体が流れるように連通した第一および第
二の反応域を含有する分析試薬反応チャネルであって、
これらの反応域が、第一の反応域には第一の乾燥分析試
薬が組み込まれ、第二の反応域には第二の分析試薬の乾
燥成分が組み込まれており、この第二の反応域が、その
中に配置された1個以上の隔壁により、少なくとも2個
の一体になった溶解室に分割されており、それらの室そ
れぞれが第二の分析試薬の成分を収容し、そのことによ
って、反応容器をその水平軸を中心に回動させることに
より、該反応チャネル中に配設された液状試験試料を、
重力により、第一の反応域と第二の反応域との間で反応
チャネルに沿って移動させて、第二の反応域中の一体に
なった溶解室に流入させ、また、そこから流出させるこ
とができるところの、分析試薬反応チャネルと; ii.液状試験試料を該反応チャネルに導入するための、
該反応チャネルと流体が流れるように連通した入口手段
とを含む密閉式試薬反応容器を設け; (b)液状試験試料を、入口手段を通して反応容器に導
入し; (c)液状試験試料を第一の反応域中の第一の乾燥分析
試薬と接触させて、第一の試薬を溶解させ、そのことに
よって、第一の反応溶液を形成させ; (d)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向に回動
させて、第一の反応溶液を、重力により、第一の反応域
から反応チャネルに沿って移動させて、一体になった反
応室中の第二の分析試薬の成分と接触させて、隔壁によ
ってたがいに隔てられた第二および第三の反応溶液、な
らびに必要に応じてさらなる反応溶液を形成させ; (e)第二の分析試薬の成分の所望量を液状試験試料に
溶解させるのに十分な時間にわたり、第二および第三の
反応溶液、ならびに必要に応じてさらなる反応溶液を、
たがいに隔てられた状態に維持し; (f)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向とは反
対の方向に回動させ、そのことによって第二の分析試薬
の成分を伴う反応流体を一体になった室から流出させ
て、反応チャネルに流入させ、たがいに混合させて、第
一および第二の分析試薬、ならびに必要に応じてさらな
る分析試薬をたがいに反応させて、検出しうる応答を生
じさせ; (g)その検出しうる応答を測定する各段階を含む方法
に関する。
するための逐次的分析反応を実施する方法であって、 (a)実質的に水平な回動軸を有し、 i.たがいに流体が流れるように連通した第一および第
二の反応域を含有する分析試薬反応チャネルであって、
これらの反応域が、第一の反応域には第一の乾燥分析試
薬が組み込まれ、第二の反応域には第二の分析試薬の乾
燥成分が組み込まれており、この第二の反応域が、その
中に配置された1個以上の隔壁により、少なくとも2個
の一体になった溶解室に分割されており、それらの室そ
れぞれが第二の分析試薬の成分を収容し、そのことによ
って、反応容器をその水平軸を中心に回動させることに
より、該反応チャネル中に配設された液状試験試料を、
重力により、第一の反応域と第二の反応域との間で反応
チャネルに沿って移動させて、第二の反応域中の一体に
なった溶解室に流入させ、また、そこから流出させるこ
とができるところの、分析試薬反応チャネルと; ii.液状試験試料を該反応チャネルに導入するための、
該反応チャネルと流体が流れるように連通した入口手段
とを含む密閉式試薬反応容器を設け; (b)液状試験試料を、入口手段を通して反応容器に導
入し; (c)液状試験試料を第一の反応域中の第一の乾燥分析
試薬と接触させて、第一の試薬を溶解させ、そのことに
よって、第一の反応溶液を形成させ; (d)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向に回動
させて、第一の反応溶液を、重力により、第一の反応域
から反応チャネルに沿って移動させて、一体になった反
応室中の第二の分析試薬の成分と接触させて、隔壁によ
ってたがいに隔てられた第二および第三の反応溶液、な
らびに必要に応じてさらなる反応溶液を形成させ; (e)第二の分析試薬の成分の所望量を液状試験試料に
溶解させるのに十分な時間にわたり、第二および第三の
反応溶液、ならびに必要に応じてさらなる反応溶液を、
たがいに隔てられた状態に維持し; (f)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向とは反
対の方向に回動させ、そのことによって第二の分析試薬
の成分を伴う反応流体を一体になった室から流出させ
て、反応チャネルに流入させ、たがいに混合させて、第
一および第二の分析試薬、ならびに必要に応じてさらな
る分析試薬をたがいに反応させて、検出しうる応答を生
じさせ; (g)その検出しうる応答を測定する各段階を含む方法
に関する。
【0010】また、本発明の範囲には、上述の方法を実
施するために設計された反応容器が含まれる。
施するために設計された反応容器が含まれる。
【0011】
【実施例】図1(従来技術)、2(本発明)、図6(従
来技術)および7(本発明)を参照すると、装置10は
内壁14を有し、この内壁が、少量の血液もしくは分析
すべき他の生物性流体のような液状試験試料を装置に導
入するための、送出室23を形成している。この送出室
は反応チャネル21と流体が流れるように連通している
ため、液状試験試料は、送出室を通って反応チャネルに
入り、装置がその水平回動軸を中心に右回りに回動する
ことにより、反応チャネルに沿って流れることができ
る。試験試料は、図1および図2に示す毛管ディスペン
サ12を通して送るのが好都合である。通常は、わずか
少量の血液もしくは他の生物性流体が送出室23を通し
て導入されるため、さらなる流体をこの送出室を通して
導入したり、あるいは、別のルート、たとえば分析検定
手法を実施するための緩衝剤および/または液状試薬を
入れるための液体送出用リザーバ26から導入したりす
ることができる。この液体送出用リザーバはリザーバ本
体27を含み、この本体は、流体を必要になるまで保持
しておくための流体リザーバとして働く窪み26をその
中に有している。この窪みは、シールもしくは膜(図示
せず)によって覆われており、このシールもしくは膜を
取り除くと、リザーバ26の中の流体を反応チャネル2
1に流し込むことができる。装置の簡単な操作により、
必要に応じて液体リザーバ26からの流体によって運ば
れる液状試験試料を、視検室42を通して視検するため
の位置に流し込むことができる。
来技術)および7(本発明)を参照すると、装置10は
内壁14を有し、この内壁が、少量の血液もしくは分析
すべき他の生物性流体のような液状試験試料を装置に導
入するための、送出室23を形成している。この送出室
は反応チャネル21と流体が流れるように連通している
ため、液状試験試料は、送出室を通って反応チャネルに
入り、装置がその水平回動軸を中心に右回りに回動する
ことにより、反応チャネルに沿って流れることができ
る。試験試料は、図1および図2に示す毛管ディスペン
サ12を通して送るのが好都合である。通常は、わずか
少量の血液もしくは他の生物性流体が送出室23を通し
て導入されるため、さらなる流体をこの送出室を通して
導入したり、あるいは、別のルート、たとえば分析検定
手法を実施するための緩衝剤および/または液状試薬を
入れるための液体送出用リザーバ26から導入したりす
ることができる。この液体送出用リザーバはリザーバ本
体27を含み、この本体は、流体を必要になるまで保持
しておくための流体リザーバとして働く窪み26をその
中に有している。この窪みは、シールもしくは膜(図示
せず)によって覆われており、このシールもしくは膜を
取り除くと、リザーバ26の中の流体を反応チャネル2
1に流し込むことができる。装置の簡単な操作により、
必要に応じて液体リザーバ26からの流体によって運ば
れる液状試験試料を、視検室42を通して視検するため
の位置に流し込むことができる。
【0012】各実施態様において、装置は、通常は反応
チャネル21に配設された第一の反応域29を有してい
る。この第一の反応域は乾燥した形態の第一の分析試薬
28を収容し、反応チャネルの内壁16に取り付けられ
ているか、あるいはまた、図8〜11に18aおよび1
8bとして示す側壁の一方に取り付けられている。装置
の適切な回動が、反応流体を第一の乾燥分析試薬28に
接触させて、試薬をその流体に溶解しやすくする。第一
の乾燥試薬28が、液状試験試料を伴って流れる反応流
体に十分に溶解すると、装置10を最初の回動方向とは
反対の方向に回動させて、反応流体を重力によって第一
の反応域の外に運び出し、第二の反応域34に流入させ
る。この第二の反応域は、反応チャネル21の端壁3
0、側壁18aおよび18b(図8〜11に示す)なら
びに外壁40によって画定されている。第二の反応域3
4の中には、2種の別々の分析試薬32aおよび32b
が配設されており、これらは、反応流体に溶解すると、
分析すべき生物性流体の中に存在する疑いのある1種以
上の分析対象物の検出および/または定量を容易にする
一連の化学反応または生化学反応に関与する。図1およ
び図3に示す装置の反応室は、乾燥試薬32aおよび3
2bがたがいに接触しながら反応流体に溶解している単
一の室である。前述のように、これは、いくつかの状況
のもとで問題になりうる。
チャネル21に配設された第一の反応域29を有してい
る。この第一の反応域は乾燥した形態の第一の分析試薬
28を収容し、反応チャネルの内壁16に取り付けられ
ているか、あるいはまた、図8〜11に18aおよび1
8bとして示す側壁の一方に取り付けられている。装置
の適切な回動が、反応流体を第一の乾燥分析試薬28に
接触させて、試薬をその流体に溶解しやすくする。第一
の乾燥試薬28が、液状試験試料を伴って流れる反応流
体に十分に溶解すると、装置10を最初の回動方向とは
反対の方向に回動させて、反応流体を重力によって第一
の反応域の外に運び出し、第二の反応域34に流入させ
る。この第二の反応域は、反応チャネル21の端壁3
0、側壁18aおよび18b(図8〜11に示す)なら
びに外壁40によって画定されている。第二の反応域3
4の中には、2種の別々の分析試薬32aおよび32b
が配設されており、これらは、反応流体に溶解すると、
分析すべき生物性流体の中に存在する疑いのある1種以
上の分析対象物の検出および/または定量を容易にする
一連の化学反応または生化学反応に関与する。図1およ
び図3に示す装置の反応室は、乾燥試薬32aおよび3
2bがたがいに接触しながら反応流体に溶解している単
一の室である。前述のように、これは、いくつかの状況
のもとで問題になりうる。
【0013】本発明の装置においては、第二の反応域3
4が隔壁36によって2個の一体になった溶解室20a
および20bに分割されている。装置を回動させて反応
液を第二の反応域34の中に流入させたとき、この隔壁
が、試薬32aおよび32bが溶解するときのそれらの
混合を防ぐ。所望の程度の溶解が起きたのち、装置を反
対方向に回動させて別々の試薬溶液を反応域34から外
に流出させ、反応チャネル21に流入させることによ
り、すでに溶解した両試薬32aと32bとを混合する
ことができる。試薬32aと32bとが所望の検出しう
る応答を生ずるのに十分な時間反応したとき、反応流体
を視検窓42と一直線に合わせ、この視検窓を通して、
検出しうる応答を測定する。図面および前記の説明は、
第二の反応域を2個の一体になった反応室に分割する1
個の隔壁36を記載しているが、2個以上の隔壁を第二
の反応域に含めて、そのような数(n個)の隔壁が、こ
の区域をn+1個の一体になった反応室に分割するよう
にしてもよい。
4が隔壁36によって2個の一体になった溶解室20a
および20bに分割されている。装置を回動させて反応
液を第二の反応域34の中に流入させたとき、この隔壁
が、試薬32aおよび32bが溶解するときのそれらの
混合を防ぐ。所望の程度の溶解が起きたのち、装置を反
対方向に回動させて別々の試薬溶液を反応域34から外
に流出させ、反応チャネル21に流入させることによ
り、すでに溶解した両試薬32aと32bとを混合する
ことができる。試薬32aと32bとが所望の検出しう
る応答を生ずるのに十分な時間反応したとき、反応流体
を視検窓42と一直線に合わせ、この視検窓を通して、
検出しうる応答を測定する。図面および前記の説明は、
第二の反応域を2個の一体になった反応室に分割する1
個の隔壁36を記載しているが、2個以上の隔壁を第二
の反応域に含めて、そのような数(n個)の隔壁が、こ
の区域をn+1個の一体になった反応室に分割するよう
にしてもよい。
【0014】本発明の装置は、血液試料中の特定のヘモ
グロビン誘導体、たとえばグリケート化ヘモグロビンA
1cの相対量を測定するための免疫濁り度検定を実施する
のに特に有用である。ヘモグロビンは、血液中のグルコ
ースと非酵素的に結合する長寿命の血漿タンパク質であ
る。形成される結合した生成物(ヘモグロビンA1c)の
量は、血中グルコース濃度の上昇とともに増加する。し
たがって、この変性されたタンパク質の水準は、血中グ
ルコースの長期的濃度を示す。前述の米国特許第4,9
70,171号明細書に開示されているような検定は、 a)血液試料をチオシアン酸塩で処理して、血液試料中
に存在するヘモグロビンを酸化剤の存在において変性
し、該変性ヘモグロビンをそのメト形態に転換し; b)変性された血液試料を検定して、その中に存在する
メトヘモグロビンの総量を測定し; c)変性された血液試料を、その中に存在するヘモグロ
ビンA1c誘導体の量についてイムノアッセイによって検
定し;そして d)血液試料中に存在する総ヘモグロビン量に対する、
グリケート化ヘモグロビンA1cの形態にあるヘモグロビ
ンの相対量を計算する各段階を包含するものであった。
グロビン誘導体、たとえばグリケート化ヘモグロビンA
1cの相対量を測定するための免疫濁り度検定を実施する
のに特に有用である。ヘモグロビンは、血液中のグルコ
ースと非酵素的に結合する長寿命の血漿タンパク質であ
る。形成される結合した生成物(ヘモグロビンA1c)の
量は、血中グルコース濃度の上昇とともに増加する。し
たがって、この変性されたタンパク質の水準は、血中グ
ルコースの長期的濃度を示す。前述の米国特許第4,9
70,171号明細書に開示されているような検定は、 a)血液試料をチオシアン酸塩で処理して、血液試料中
に存在するヘモグロビンを酸化剤の存在において変性
し、該変性ヘモグロビンをそのメト形態に転換し; b)変性された血液試料を検定して、その中に存在する
メトヘモグロビンの総量を測定し; c)変性された血液試料を、その中に存在するヘモグロ
ビンA1c誘導体の量についてイムノアッセイによって検
定し;そして d)血液試料中に存在する総ヘモグロビン量に対する、
グリケート化ヘモグロビンA1cの形態にあるヘモグロビ
ンの相対量を計算する各段階を包含するものであった。
【0015】前述の米国特許第4,990,075号明
細書の試験装置は、第一の反応域において血液試料をチ
オシアン酸塩/酸化剤と混合し、溶解が完了したのち、
得られた溶液を、変性メトヘモグロビンの総量について
分析し、ついで第二の反応域に運び、そこで、イムノア
ッセイを実施するのに必要な試薬と接触させることがで
きるため、この種の検定を実施するのに好適である。こ
の方法は、イムノアッセイがELISA型であるときに
うまく働く。しかし、イムノアッセイがラテックス結合
抗体凝集型であって、ヘモグロビンA1cに特異的な抗体
またはその断片が水懸濁性の粒子(たとえば、ポリスチ
レンもしくは他のラテックス)に結合しており、凝集剤
が抗体のための複数のエピトープ結合サイトを含有する
ならば、第二の反応域にあらかじめ配設されたラテック
ス結合抗体と凝集剤との溶解速度の違いにより、前記の
難問に遭遇することになる。溶解速度の差に関連するこ
の問題は、本発明によって解決することができる。
細書の試験装置は、第一の反応域において血液試料をチ
オシアン酸塩/酸化剤と混合し、溶解が完了したのち、
得られた溶液を、変性メトヘモグロビンの総量について
分析し、ついで第二の反応域に運び、そこで、イムノア
ッセイを実施するのに必要な試薬と接触させることがで
きるため、この種の検定を実施するのに好適である。こ
の方法は、イムノアッセイがELISA型であるときに
うまく働く。しかし、イムノアッセイがラテックス結合
抗体凝集型であって、ヘモグロビンA1cに特異的な抗体
またはその断片が水懸濁性の粒子(たとえば、ポリスチ
レンもしくは他のラテックス)に結合しており、凝集剤
が抗体のための複数のエピトープ結合サイトを含有する
ならば、第二の反応域にあらかじめ配設されたラテック
ス結合抗体と凝集剤との溶解速度の違いにより、前記の
難問に遭遇することになる。溶解速度の差に関連するこ
の問題は、本発明によって解決することができる。
【0016】図8〜11は、本発明の第二の反応域34
を、その底壁40を通して見た図である。本発明の方法
および装置についての下記の記載は、ラテックス結合抗
体/凝集剤イムノアッセイ技術を使用しての、血液試料
中のヘモグロビンA1cの測定を包含する。図2を参照す
ると、分析すべき血液の1滴を、毛管12により、送出
室23を通して装置10に導入し、流体リザーバ26か
らカバー層(図示せず)を取り除くことにより、グリシ
ン緩衝液中のチオシアン酸リチウムを含む試薬流体を導
入して、血液試料の反応流体溶液を得ている。この流体
を、酸化剤としてのフェリシアン化物塩である第一の乾
燥試薬28と接触させる。この乾燥試薬は、チオシアン
酸塩と組み合わさって、ヘモグロビンを変性させ、それ
を変性メトヘモグロビンに転換する。フェリシアン酸塩
/チオシアン酸塩の溶解のために十分な時間を経て、ヘ
モグロビンの変性が得られたのち(通常は約2〜5分
後)、装置を右回りに1/8回転だけ回動させて、反応
流体が視検窓42を覆うようにする。この時点で、たと
えば、540nmの波長での反応流体の吸光度を測定する
ことにより、総メトヘモグロビン量の測定を行う。この
測定を行ったのち、装置を右回りにさらに3/8回転だ
け回動させて、反応流体を第二の反応域34に流入させ
る。この第二の反応域は、反応域の中央に位置する隔壁
36によって2個の溶解室に分割されている。図8を参
照すると、隔壁36と、第二の反応域34の2個の別々
の溶解室20aおよび20bの中に配設された試薬成分
32a(ラテックス結合抗体)および32b(凝集剤)
とが示されている。
を、その底壁40を通して見た図である。本発明の方法
および装置についての下記の記載は、ラテックス結合抗
体/凝集剤イムノアッセイ技術を使用しての、血液試料
中のヘモグロビンA1cの測定を包含する。図2を参照す
ると、分析すべき血液の1滴を、毛管12により、送出
室23を通して装置10に導入し、流体リザーバ26か
らカバー層(図示せず)を取り除くことにより、グリシ
ン緩衝液中のチオシアン酸リチウムを含む試薬流体を導
入して、血液試料の反応流体溶液を得ている。この流体
を、酸化剤としてのフェリシアン化物塩である第一の乾
燥試薬28と接触させる。この乾燥試薬は、チオシアン
酸塩と組み合わさって、ヘモグロビンを変性させ、それ
を変性メトヘモグロビンに転換する。フェリシアン酸塩
/チオシアン酸塩の溶解のために十分な時間を経て、ヘ
モグロビンの変性が得られたのち(通常は約2〜5分
後)、装置を右回りに1/8回転だけ回動させて、反応
流体が視検窓42を覆うようにする。この時点で、たと
えば、540nmの波長での反応流体の吸光度を測定する
ことにより、総メトヘモグロビン量の測定を行う。この
測定を行ったのち、装置を右回りにさらに3/8回転だ
け回動させて、反応流体を第二の反応域34に流入させ
る。この第二の反応域は、反応域の中央に位置する隔壁
36によって2個の溶解室に分割されている。図8を参
照すると、隔壁36と、第二の反応域34の2個の別々
の溶解室20aおよび20bの中に配設された試薬成分
32a(ラテックス結合抗体)および32b(凝集剤)
とが示されている。
【0017】図9には、反応流体が第二の反応域34に
向かって送られ、隔壁36に達する前の状態が表されて
いる。図10は、液状試薬が隔壁36をすでに通り過
ぎ、溶解室20aおよび20bに流入した状態を表す。
一方の室は壁36、18aおよび30によって囲まれ、
第二の室は壁36、18bおよび30によって囲まれて
いる。反応流体の一部が試薬成分32aを溶解して溶液
42aを形成し、その別の部分が試薬成分32bを溶解
して溶液42bを形成している。この2種の試薬成分の
溶解は一体になった室中で別々に起こるので、これら2
成分の混合はこの段階では起こらない。図11は、装置
を左回り方向に3/8回転だけ回動させて、液状試薬4
2aおよび42bを溶解室から流出させて反応チャネル
21に入れ、そこで混合させて均質な反応混合物を形成
した状態を表す。分析対象のヘモグロビンA1cについて
凝集イムノアッセイを行う場合、均質な混合物が分析対
象物であるヘモグロビンA1cとの反応を起こし、この反
応において分析対象物が、凝集剤のエピトープサイトを
求めて、ラテックスに結合したヘモグロビンA1c抗体と
競合する。分析対象物の濃度と凝集の程度とは逆の関係
になるため、分析対象物の濃度が高くなるほど凝集は起
こらなくなる。たとえば、周知のナフトメトリー技術ま
たは光密度技術によって凝集の程度を測定することによ
り、分析対象物、すなわちこの場合はヘモグロビンA1c
の正確な測定を行うことができる。
向かって送られ、隔壁36に達する前の状態が表されて
いる。図10は、液状試薬が隔壁36をすでに通り過
ぎ、溶解室20aおよび20bに流入した状態を表す。
一方の室は壁36、18aおよび30によって囲まれ、
第二の室は壁36、18bおよび30によって囲まれて
いる。反応流体の一部が試薬成分32aを溶解して溶液
42aを形成し、その別の部分が試薬成分32bを溶解
して溶液42bを形成している。この2種の試薬成分の
溶解は一体になった室中で別々に起こるので、これら2
成分の混合はこの段階では起こらない。図11は、装置
を左回り方向に3/8回転だけ回動させて、液状試薬4
2aおよび42bを溶解室から流出させて反応チャネル
21に入れ、そこで混合させて均質な反応混合物を形成
した状態を表す。分析対象のヘモグロビンA1cについて
凝集イムノアッセイを行う場合、均質な混合物が分析対
象物であるヘモグロビンA1cとの反応を起こし、この反
応において分析対象物が、凝集剤のエピトープサイトを
求めて、ラテックスに結合したヘモグロビンA1c抗体と
競合する。分析対象物の濃度と凝集の程度とは逆の関係
になるため、分析対象物の濃度が高くなるほど凝集は起
こらなくなる。たとえば、周知のナフトメトリー技術ま
たは光密度技術によって凝集の程度を測定することによ
り、分析対象物、すなわちこの場合はヘモグロビンA1c
の正確な測定を行うことができる。
【図1】従来技術の反応容器の一実施態様を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明の改良された反応容器を示す図である。
【図3】図2の反応容器を右回りに1/8回転回動させ
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図4】図3の反応容器を右回りに3/8回転回動させ
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図5】図4の反応容器を左回りに3/8回転回動させ
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図6】従来技術の反応容器の別の実施態様を示す図で
ある。
ある。
【図7】本発明の改良された反応容器の別の実施態様を
示す図である。
示す図である。
【図8】本明細書に開示する装置を、本発明の方法の一
段階において、その側壁を通して見た図である。
段階において、その側壁を通して見た図である。
【図9】本明細書に開示する装置を、本発明の方法の一
段階において、その側壁を通して見た図である。
段階において、その側壁を通して見た図である。
【図10】本明細書に開示する装置を、本発明の方法の
一段階において、その側壁を通して見た図である。
一段階において、その側壁を通して見た図である。
【図11】本明細書に開示する装置を、本発明の方法の
一段階において、その側壁を通して見た図である。
一段階において、その側壁を通して見た図である。
10 装置 14 内壁 16 反応チャネルの内壁 18a、18b 側壁 20a、20b 溶解室 21 反応チャネル 23 送出室 26 リザーバ 27 リザーバ本体 28 第一の分析試薬 29 第一の反応域 30 反応チャネルの壁端 32a 第二の分析試薬a 32b 第二の分析試薬b 34 第二の反応域 36 隔壁 40 外壁 42 検視窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01N 33/53 K 8310−2J
Claims (10)
- 【請求項1】 試験試料中の分析対象物を測定するため
の逐次的分析反応を実施する方法であって、 (a)実質的に水平な回動軸を有し、 i.たがいに流体が流れるように連通した第一および第
二の反応域を含有する分析試薬反応チャネルであって、
これらの反応域が、第一の反応域には第一の乾燥分析試
薬が組み込まれ、第二の反応域には第二の分析試薬の乾
燥成分が組み込まれており、この第二の反応域が、その
中に配置された1個以上の隔壁により、少なくとも2個
の一体になった溶解室に分割されており、それらの室そ
れぞれが第二の分析試薬の成分を収容し、そのことによ
って、反応容器をその水平軸を中心に回動させることに
より、該反応チャネル中に配設された液状試験試料を、
重力により、第一の反応域と第二の反応域との間で反応
チャネル沿いに移動させて、第二の反応域中の一体にな
った溶解室に流入させ、また、そこから流出させること
ができる分析試薬反応チャネルと; ii.液状試験試料を該反応チャネルに導入するための、
該反応チャネルと流体が流れるように連通した入口手段
とを含む密閉式試薬反応容器を設け; (b)液状試験試料を、入口手段を通して反応容器に導
入し; (c)液状試験試料を第一の反応域中の第一の乾燥分析
試薬と接触させて、第一の試薬を溶解させ、そのことに
よって、第一の反応混合物を形成させ; (d)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向に回動
させて、第一の反応混合物を、重力により、第一の反応
域から反応チャネルに沿って移動させて、一体になった
反応室中の第二の分析試薬の成分と接触させ、隔壁によ
ってたがいに隔てられた第二および第三の反応混合物を
形成させ; (e)第二の分析試薬の成分の所望量を液状試験試料に
溶解させるのに十分な時間にわたり、第二および第三の
反応混合物を、たがいに隔てられた状態に維持し; (f)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向とは反
対の方向に回動させ、そのことによって第二の分析試薬
の成分を伴う反応流体を該一体になった室から流出させ
て、反応チャネルに流入させ、たがいに混合させて、第
一および第二の分析試薬をたがいに反応させて、検出し
うる応答を生じさせ; (g)その検出しうる応答を測定する各段階を含む方
法。 - 【請求項2】 反応容器が、第一および第二の反応域と
流体が流れるように連通し、透明な壁を有する領域の形
態にある反応視検域を有し、この透明な壁を通して読取
りを行うことによって、検出しうる応答を測定する請求
項1記載の方法。 - 【請求項3】 第二の反応域の中に、それを2個の一体
になった室に分割する1個の隔壁が設けられている請求
項1記載の方法。 - 【請求項4】 分析対象物がヘモグロビンA1cであり、
第一の分析試薬がヘモグロビンを変性させることができ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 第一の分析試薬が酸化剤/イソチオシア
ン酸塩の組み合わせである請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 第二の分析試薬の成分が、ラテックス結
合抗体と、その抗体のための複数のエピトープ結合サイ
トをもつポリマー物質からなる凝集剤である請求項1記
載の方法。 - 【請求項7】 抗体がヘモグロビンA1cに特異的である
請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 血液試料中のヘモグロビンA1cの量を測
定するための逐次的分析反応を実施する方法であって (a)実質的に水平な回動軸を有し、 i.たがいに流体が流れるように連通した第一および第
二の反応域を含有する分析試薬反応チャネルであって、
これらの反応域が、第一の反応域には、ヘモグロビンを
変性することができる乾燥酸化剤/イソチオシアン酸塩
が組み込まれ、第二の反応域には、ヘモグロビンA1c抗
体のための複数のエピトープ結合サイトを含有するヘモ
グロビンA1c/ポリマー凝集剤に特異的な乾燥ラテック
ス結合抗体が組み込まれており、この第二の反応域が、
その中間部位の隔壁により2個の一体になった溶解室に
分割されており、その一方が乾燥ラテックス結合抗体を
収容し、他方が乾燥凝集剤を収容し、そのことによっ
て、反応容器をその水平軸を中心に回動させることによ
り、反応チャネル中に配設された血液試料を、重力によ
り、第一の反応域と第二の反応域との間で反応チャネル
に沿って移動させて、一体になった溶解室に流入させ、
また、そこから流出させることができる、分析試薬反応
チャネルと; ii.血液試料を該反応チャネルに導入するための、該反
応チャネルと流体が流れるように連通した入口手段とを
含む密閉式試薬反応容器を設け; (b)血液試料を、入口手段を通して反応容器に導入
し; (c)血液試料を第一の反応域中の酸化剤/イソチオシ
アン酸塩と接触させて溶解させ、そのことによって、変
性ヘモグロビンを含む第一の反応混合物を形成し、血液
試料中のヘモグロビンの量を測定し; (d)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向に回動
させて、第一の反応混合物を、重力により、第一の反応
域から反応チャネルに沿って移動させて、それらを隔壁
によって隔てられた状態に維持しながら、ラテックス結
合抗体およびポリマー凝集剤と接触させ; (e)所望量を溶解させるのに十分な時間にわたり、隔
てられた状態のラテックス結合抗体および凝集剤を反応
流体と接触した状態に維持し; (f)反応容器をその回動軸を中心に第一の方向とは反
対の方向に回動させて、そのことによって、ラテックス
結合抗体およびポリマー凝集剤をもつ反応流体を一体に
なった溶解室から流出させ、反応チャネルに流入させ、
たがいに混合させて、ラテックス結合抗体および凝集剤
を、たがいに、また血液試料中のヘモグロビンA1cとの
間で競合的に免疫反応させて; (g)起こった凝集の量を測定し、そのことによって、
血液試料中のヘモグロビンA1cの量を測定する各段階を
含む方法。 - 【請求項9】 ヘモグロビンA1cの濃度を全ヘモグロビ
ンの濃度で割ることにより、血液試料中のグリケート化
ヘモグロビンの%値を測定する請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 実質的に水平な回動軸を有する密閉容
器を含み、該容器はたがいに流体が流れるように連通
し、第一および第二の分析試薬が組み込まれた第一およ
び第二の反応域を有する分析試薬反応チャネルを含み、
該第一および第二の分析試薬が、該反応チャネル中に配
設された液状試験試料中の分析対象物と相互作用して、
検出しうる応答を生ずる、分析検定を実施するための反
応容器において、 第二の反応域の中に配置されてそれを2個以上の一体に
なった溶解室に分割する隔壁を含み、それらの室それぞ
れが第二の分析試薬の乾燥成分を収容し、そのことによ
って、反応容器をその回動軸を中心に回動させることに
より、反応チャネル中に配設された液状試験試料を、重
力によって第一の反応域と第二の反応域との間で移動さ
せて、一体になった溶解室に流入させ、また、そこから
流出させることができ、第二の分析試薬の乾燥成分を液
状試験試料中に別々に溶解させて試薬成分溶液を形成さ
せ、これらを試薬反応チャネルの中で組み合わせて第二
の分析試薬を形成させうることを特徴とする反応容器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/032,643 US5372948A (en) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | Assay and reaction vessel with a compartmentalized solubilization chamber |
US032643 | 1993-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075178A true JPH075178A (ja) | 1995-01-10 |
JP3447360B2 JP3447360B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=21866035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04587194A Expired - Fee Related JP3447360B2 (ja) | 1993-03-17 | 1994-03-16 | 分析検定を実施するための方法およびその反応容器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5372948A (ja) |
EP (1) | EP0616216A3 (ja) |
JP (1) | JP3447360B2 (ja) |
AU (1) | AU669603B2 (ja) |
CA (1) | CA2117204A1 (ja) |
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US11628440B2 (en) | 2015-07-03 | 2023-04-18 | Leadway (Hk) Limited | Biological sample reaction box |
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EP1752755B1 (de) * | 2005-08-10 | 2015-05-06 | Roche Diagnostics GmbH | Probenaufnahme- und-dosiervorrichtung mit integrierten Flüssigkeitskompartimenten |
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EP3537156A4 (en) * | 2016-11-04 | 2020-07-15 | Green Cross Medical Science | METHOD FOR MEASURING THE RATIO OF GLYCATED HEMOGLOBIN |
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