JPH01229642A - 印刷制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、図形を含む文書が扱えるとともに、設定され
た文字間、行間で袋とじ印刷が可能な文書作成装置の印
刷制御方式に関する。

（従来の技術） 従来、図形を含む文書が扱え、かつ設定された文字間、
行間で袋とじ印刷が可能なパーソナルワードプロセッサ
に於いては、袋とじ印刷の際、袋とじ印刷の対をなす２
頁分の文書のいずれか一方の頁中にグラフが存在すると
、そのグラフが存在する頁のみ、文字間又は行間を印刷
可能な範囲に収まるよう強制変更する機能を備えたもの
が存在する。

（発明が解決しようとする課題） このようにして強制変更された頁をもつ袋とじ印刷され
た文書は、対をなす２頁分の文書に於いて、グラフが存
在する頁とグラフが存在しない頁とで、文字間、行間が
異なってしまうため、印刷レイアウトのバランンスが悪
いという欠点があった。

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、図形を含む文
書が扱え、かつ設定された文字間、行間で袋とじ印刷が
可能な文書作成装置に於いて、袋とじ印刷の対をなす２
頁分の文書のいずれか一方の頁中にグラフ等の図形が存
在すると、その対をなす２頁分の文書の文字配列位置（
文字間又は行間）を文書表示画面上の縦横比に対応させ
て最適化位置制御し、文書頁内の図形の有無に拘らず、
常に一対の頁の文字配置を一致させた見易い印刷フオー
ムで袋とじ印刷ができる印刷制御方式を提供することを
目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段及び作用）本発明は、図形
を含む文書が扱え、かつ設定された文字間、行間で袋と
じ印刷が可能な文書作成装置に於いて、袋とじ印刷時に
、袋とじ印刷の対をなす２頁分の文書中に図形が存在す
るか否かをチェックする手段と、同手段で図形の存在す
ることが検出されたとき、上記対をなす２頁分の文書の
文字間又は行間を文書表示画面上の縦横比に対応させて
最適化位置制御する手段と、同手段で位置制御された２
頁分の文書を袋とじ印刷する手段とを有してなる構成と
したもので、これにより、文書頁内の図形の有無に拘ら
ず、常に一対の頁の文字間、行間を一致させて、見易い
最適レイアウトの印刷フオームで袋とじ印刷が行なえる
。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は上記実施例による文書作成装置の構成を示すブ
ロック図である。

第１図に於いて、■はマイクロプロセッサ（ＣＰＵ）　
、２は同マイクロプロセッサＣＰＵＩによりアクセスさ
れるＲＡＭ、３は同ＲＯＭである。

マイクロプロセッサ（以下ＣＰＵと称す）ｌは、装置全
体の制御を行なうもので、上記ＲＡＭ２及びＲＯＭ３を
アクセスし、入力指示に従うプログラムの起動で、文書
及びイメージの入力・編集処理、更には第２図に示すよ
うな袋とじ印刷処理を実行する。ＲＡＭ２には、文書領
域、行イメージ領域（印字バッファ）、語句登録領域等
が割付けられるとともに、第３図に示すような袋とじ印
刷処理用のレジスタ類（３１〜３５）を含む作業用レジ
スタ領域が割付けられる。ＲＯＭ３には、ＣＰＵＩの動
作を決定するプログラムや第２図に示すような袋とじ印
刷処理ルーチンを含むプログラムを格納するプログラム
格納領域、表示及び印字文字パターン等を記憶する文字
パターン領域、仮名あるいはローマ字で入力された読み
を漢字に変換するための各種の辞書が登録された辞書領
域等が割付けられる。

又、４はキーボードインターフェイス（ＫＢ−１／Ｆ）
　、５はキーボード（ＫＢ）　、８は表示用のドツトイ
メージが展開されるビデオＲＡＭ　（以下Ｖ−ＲＡＭと
称す）、７はＬＣＤ表示インターフェイス（ＬＣＤ−１
／Ｆ）　、８はＬＣＤ表示器、９はＦＤＤインターフェ
イス（ＦＤＤ−１／Ｆ）、１０はフロッピィディスクド
ライブ（ＦＤＤ）　、１１はプリンタインターフェイス
（ＰＲＴ−１／Ｆ）、１２はプリンタ（ＰＲＴ）である
。

キーボード５は、文書作成等に必要な入力情報をキーボ
ードインターフェイス４を介してＣＰＵＩへ入力するも
ので、ここでは袋とじ印刷を指定するファンクションキ
ーをもつ。ＬＣＤ表示器８はＬＣＤ表示インターフェイ
ス（ＬＣＤ−１／Ｆ）７を介してＣＰＵＩの制御の下に
、Ｖ−ＲＡＭＢ上に展開された文書・イメージ、更には
外字作成画面等の各種表示イメージを表示する。

プリンタ１２はプリンタインターフェイス１１を介して
ＣＰＵＩの制御の下に、作成された文書・イメージ等を
袋とじを含む設定された書式に従い用紙上に印刷出力す
る。フロッピィディスクドライブＩＯはＦＤＤインター
フェイス９を介してＣＰＵＩの制御の下に、入力・編集
済みの文書・イメージ等を文書フロッピィディスクに保
存したり、同保存した文書・イメージ等を文書フロッピ
ィディスクから読出す。

第２図は上記ＣＰＵＩの制御の下に実行される袋とじ印
刷の処理フローを示すフローチャートである。

第３図は上記ＲＡＭＺ内に設けられ、上記第２図に示す
印刷処理の実行時に用いられるレジスタ類を示したもの
で、３１は印刷開始頁番号を貯えるレジスタ、３２はグ
ラフ有無のチェック対象となる頁番号を貯えるレジスタ
、３３は袋とじ印刷の有無を示すフラグ、３４は袋とじ
印刷対象文書の最終頁番号を貯えるレジスタ、８５は各
員のグラフ有無及びグラフ格納アドレス（グラフデータ
無しのときは“ｐｐｐｐ”）を貯えるレジスタである。

第４図は上記実施例に於けるグラフが無いときの袋とじ
印刷例を示す図、第５図は同実施例に於けるグラフが有
るときの袋とじ印刷例を示す図である。

ここで第１図乃至第５図を参照して本発明の一実施例に
よる動作を説明する。

キーボード５から入力された文書に対して、同キーボー
ド５のファンクションキー操作により印刷が指定される
と、ＣＰＵＩは第２図に示す印刷処理ルーチンを実行す
る。

先ず、第２図ステップＳＬに於いて、印刷が指定された
文書の設定情報を調べ、印刷開始頁番号をレジスタ３１
に、最終頁番号をレジスタ３４に、袋とじの有無をフラ
グ３３にそれぞれセットする。

次に第２図ステップＳｌに於いて、レジスタ３１に貯え
られた印刷開始頁番号をグラフチェックの開始頁番号と
してレジスタ３２にセットし、同図ステップＳ３．Ｓ４
に於いて、レジスタ３５のグラフデータポインタのうち
から、レジスタ３２が示すグラフチニック頁のグラフ有
無をチェックする。この際、グラフチニック頁にグラフ
が存在すれば、対応頁のレジスタにグラフ格納アドレス
が記憶されており、グラフチニック頁にグラフが存在し
なければ、対応頁のレジスタ内容がグラフの存在しない
ことを示す“ＦＦＦＦ”となっている。

次に第２図ステップＳ４．Ｓ５に於いて、袋とじ印刷で
、かつ、グラフチニック頁にグラフが存在するときは、
第２図ステップＳｌＯに於いて、袋とじの対象となる一
対の頁に対して、その各頁内文書の文字とグラフの印字
位置が画面上と一致するように、行間又は文字間を変更
する。即ち、第２図ステップＳ１０では、画面上の縦横
比と、印刷時の文字間、改行が同じ比になるように、行
間又は文字間を変更する（縮める）。例えば表示文字が
１６Ｘ　１Ｂドツト、行間が４ドツトであるときは縦横
比が５：４となるように、文字配置を一対の頁（２頁）
を対象に変更する。この際の変更例を第５図に示す。

又、袋とじ印刷で、かつ、グラフチニック頁にグラフが
存在しないときは、第２図ステップＳ６に於いて、最終
頁まで処理が行なわれたか否かを判断し、印刷処理対象
頁が残存すれば、同図ステップＳ７．Ｓ８に於いて、レ
ジスタ３２のグラフチェック頁番号を更新（＋１）Ｌ、
その頁のグラフ有無をチェックする。ここで、グラフチ
ニック頁にグラフが存在するときは、第２図ステップＳ
ＩＯに於いて、上記したように、袋とじの対象となる一
対の頁に対し、その各頁内文書の文字とグラフの印字位
置が画面上と一致するように、行間又は文字間を変更す
る。

次に第２図ステップＳｌｌ乃至ステップＳ１３に於いて
、印刷文字を印刷用ラインバッファに展開し、同ライン
バッファの印刷イメージを打出し、改行処理を行なって
、用紙１頁分の印刷を終了する。

このような印刷処理を指定文書頁の印刷が終了するまで
、即ちレジスタ３１の印刷頁番号がレジスタ３４の最終
頁番号と一致するまで、繰返し実行される。

この際の上記第２図ステップＳＩＯの文字配列位置最適
化変更処理を行なった印刷結果の例を第５図に示し、上
記変更処理を行なわないときの印刷結果の例を第４図に
示している。

尚、上記した実施例では、袋とじ印刷の際の一対の両頁
を対象に文字配列位置最適化変更処理を行なったが、袋
とじ印刷でない印刷時に於いても、印刷文書のグラフを
含む各員（１頁）を単位に上記したような画面の縦横比
に合わせた文字配列位置の最適化変更処理を行なうこと
が可能である。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明の印刷制御方式によれば、図
形を含む文書が扱え、かつ設定された文字間、行間で袋
とじ印刷が可能な文書作成装置に於いて、袋とじ印刷時
に、袋とじ印刷の対をなす２頁分の文書中に図形が存在
するか否かをチェツクする手段と、同手段で図形の存在
することが検出されたとき、上記対をなす２頁分の文書
の文字間又は行間を文書表示画面上の縦横比に対応させ
て最適化位置制御する手段と、同手段で位置制御された
２頁分の文書を袋とじ印刷する手段とを有してなる構成
としたことにより、文書頁内の図形の有無に拘らず、常
に一対の頁の文字間、行間を一致させて、見易い最適レ
イアウトの印刷フオームで袋とじ印刷が行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
上記実施例の処理フローを示すフローチャート、第３図
は上記実施例に於けるＲＡＭ内のレジスタ類を示す図、
第４図及び第５図はそれぞれ上記実施例に於ける印刷例
を示す図である。 ■・・・ＣＰＵ、２・・・ＲＡＭ、３・・・ＲＯＭ、４
・・・キーボードインターフェイス（ＫＢ−Ｉ／Ｆ）、
５・・・キーボード（ＫＢ）　、８・・・ビデオＲＡＭ
（Ｖ−ＲＡＭ）、７・・・ＬＣＤ表示インターフェイス
（ＬＣＤ−１／Ｆ）　、８・・・ＬＣＤ表示器、９・・
・ＦＤＤインターフェイス（ＦＤＤ−１／Ｆ）、１０・
・・フロッピィディスクドライブ（ＦＤＤ）、１１・・
・プリンタインターフェイス（ＰＲＴ−１／Ｆ）　、１
２・・・プリンタ（ＰＲＴ）、３１・・・印刷開始頁番
号を貯えるレジスタ、３２・・・グラフ有無のチェック
対象となる頁番号を貯えるレジスタ、３３・・・袋とじ
印刷の有無を示すフラグ、３４・・・袋とじ印刷対象文
書の最終頁番号を貯えるレジスタ、３５・・・グラフ有
無及びグラフ格納アドレスを貯えるレジスタ（グラフデ
ータポインタ）。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 グラフがないときの印刷結果 第４図 グラフがあるときの印刷結果 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 図形を含む文書が扱え、かつ設定された文字間、行間で
   袋とじ印刷が可能な文書作成装置に於いて、袋とじ印刷
   時に、袋とじ印刷の対をなす２頁分の文書中に図形が存
   在するか否かをチェックする手段と、同手段で図形の存
   在することが検出されたとき、上記対をなす２頁分の文
   書の文字配列位置を文書表示画面上の縦横比に対応させ
   て最適化位置制御する手段と、同手段で位置制御された
   ２頁分の文書を袋とじ印刷する手段とを具備してなるこ
   とを特徴とする印刷制御方式。