JPH01229424A - 磁気ディスクの製造方法 - Google Patents

磁気ディスクの製造方法

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JPH01229424A
JPH01229424A JP5455788A JP5455788A JPH01229424A JP H01229424 A JPH01229424 A JP H01229424A JP 5455788 A JP5455788 A JP 5455788A JP 5455788 A JP5455788 A JP 5455788A JP H01229424 A JPH01229424 A JP H01229424A
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JP
Japan
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pallet
screen
disk
disk substrate
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP5455788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Fukuda
和生 福田
Atsushi Asada
篤志 麻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP5455788A priority Critical patent/JPH01229424A/ja
Publication of JPH01229424A publication Critical patent/JPH01229424A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スパッタ技術を用いてディスク基板の表面に
下地膜や磁気記録膜等を形成する磁気ディスクの製造方
法に関し、更に詳しくは、ディスク基板を搬送するパレ
ットのディスク装着用開口部の近傍に衝立を設けて、ス
パッタ粒子がディスク基板に対して直角もしくはそれに
近い角度で入射するように構成した磁気ディスクの製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 磁気ディスク装置の記録媒体は様々な技術を利用して製
造されているが、近年、ディスク基板の表面にスパッタ
技術により磁性薄膜等を形成した所謂「スパッタディス
ク」が多く用いられるようになってきている。この種の
磁気ディスクはインライン型スパッタ装置等により効率
良く製造される。
この場合、第5図に示すようにディスク基板10はパレ
ット12と呼ばれる搬送用の治具に装着されてスパッタ
装置の内部を移動する。パレット12は、通常、複数(
ここでは9個)のディスク装着用ρ円形開口部14を有
する。各開口部14の内周面には第6図に示すように下
通溝部16と上辺段部18が設けられており、それらに
よってディスク基板10は自立した状態で保持される。
このようなパレット12は第7図に示すようなインライ
ン型スパッタ装置20の内部を白抜き矢印方向に移動す
る。スパッタ装置20は、例えばCrターゲット22a
、22bを持つ第1のステージ、CoNiCrターゲフ
ト24a。
24bを持つ第2のステージ、Cターゲット28a、2
8bを持つ第3のステージ等を有し、ディスク基板上に
Cr下地膜、CoNiCr磁気記録膜、C保護膜をこの
順序で成膜する。
[発明が解決しようとする課題] このようにしてスパッタ膜を形成すると、パレットが搬
送されてターゲットの前を通過する過程において、ディ
スク基板に入射するスパッタ粒子の方向が搬送方向に対
して平行な成分を多く持つようになる。そのため下地膜
および磁気記録膜が異方的に結晶成長し、搬送方向に対
して磁気特性の異方性が生じる問題があった。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、搬送方向に対して生しる磁気異方性を低減させること
ができる磁気ディスクの製造方法を提供することにある
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成できる本発明は、パレットのディスク
装着用の開口部にディスク基板を装着し、成膜室内を移
送してスパッタリングにより薄膜を形成する磁気ディス
クの製造方法において、前記バレー/ )の前記開口部
近傍に衝立を設け、ディスク基板に対して斜方向から入
射するスパッタ粒子を該衝立で阻止しつつスパッタを行
うようにした磁気ディスクの製造方法である。
ここでパレットに設ける衝立の高さは、ディスク基板と
スパッタ・ターゲットとの最短距離の1/4〜5/8程
度が望ましい。
衝立の形状は、例えばディスク装着用開口部を取り囲む
ような基盤目のような角筒状や円筒状等の他、より単純
には平板を縦方向(搬送方向に対して垂直な方向)に平
行に設けた構造であってもよい。
[作用] ディスク基板を搭載したパレットがスパッタ装置内部を
移動する時、そのディスク装着用開口部近傍に衝立が設
けられていると、スパッタ・ターゲットからの入射粒子
のうち特にディスク基板に対して斜め方向から入射する
スパッタ粒子は衝立により妨げられディスク基板に達し
難くなる。このため搬送方向に対して磁気特性の異方性
が生じるのを低減できる。つまり搬送方向に平行な方向
の磁気特性と、それに対して垂直な方向の磁気特性の違
いが少なくなり、方向性の少ない良好な磁気特性をもつ
磁気ディスクを製造することが可能となる。
し実施例〕 第1図は本発明で用いるに好適な磁気ディスク製造用の
パレットの一例を示す一部破断斜視図である。このパレ
ット32はディスク基牟反10を装着するための開口部
34を複数個(この実施例では9個)備えており、各開
口部34は従来技術と同様、下辺溝部と上辺段部を備え
、それらによってディスク基板10を自立保持可能な構
造になっている。
本発明で用いるパレット32は、その開口部34の近傍
に衝立39が設けられている。この衝立39はスパッタ
・ターゲットに対向する面に突設され、本実施例では両
面にスパッタ・ターゲットが位置するため両面に衝立3
9が設けられている。ここでは衝立39は基盤の目のよ
うに配設された角筒状をなしている。
この衝立39の高さは、スパッタ装置の内部におけるデ
ィスク基半反とスパッタ・ターゲットとの距離の1/4
〜5/8の範囲内とするのが望ましい。
このようなパレット32は従来同様、インライン型スパ
ッタ装W20内を搬送される。この装置は、搬送されて
くるディスク基板の両面にCr下地膜、Co N i 
Cr 磁気記録膜、C保護膜を順次形成する構成である
。成膜室40の入口側および出口側にそれぞれディスク
基板の搬入室42と搬出室44とが設けられる。成膜室
4oの内部は高真空状態にされるため、該成膜室40と
搬入室42との間、および成膜室40と搬出室44との
間はそれぞれアイソレーション・バルブ46.48で仕
切られる。成膜室40には入口側から出口側に向かって
順次Crターゲッ)22a、22bを持つ第1のスパッ
タステージ、CoNiCrターゲット24a。
24bを持つ第2のスパッタステージ、Cターゲット2
6a、26bを有する第3のスパッタステージが配列さ
れている。
ディスク基板を装着したバレント32は搬入室42から
アイソレーション・バルブ46を通って成膜室40内に
入り、ヒータ50により所定温度に加熱されて白抜き矢
印方向に進み各スパッタステージへ向かう。そしてCr
下地膜、CoNiCr磁気記録膜、C保護膜が順次成膜
され、アイソレーション・バルブ48を通す搬出室44
に至る。
バレントが各スパッタステージを通る際、各ターゲット
からの入射粒子は第3図に示すようにディスク基板に対
して直角もしくはそれに近い角度(実線矢印にて示す)
のみとは限らない。
破線矢印にて示すような斜め方向の成分もかなりある。
しかし本発明では衝立39が設けられているため、ディ
スク基板10に対して斜方向から入射するスバフタ粒子
は衝立゛39により阻止されディスク基板10に達し難
くなる。このため搬送方向に対して磁気特性の異方性が
生じるのをかなり防止することができる。
次に実験例について述べる。ディスク基板は直径130
Iのガラス製である。衝立は150mm角の正方形状に
配設された角筒状であり、その高さは30mmである。
ターゲットとディスク基板との最短距離は80mmであ
る。インライン型スパッタ装置は、アルゴン圧が10 
mIIITorr。
パレットの搬送速度は180mm/分、到達真空度は5
 X 10−’Torrである。ディスク基板の温度は
約100℃である。ここで形成する各膜の厚さはCr下
地膜が2500人、CoN1(、r6ft気記録膜が5
00人、C保護膜が400人である。
実験の結果、第1表に示すようなディスク磁気特性が得
られた。
第1表 ここで平行方向とは搬送方向に対し平行な方向での測定
値を示し、垂直方向とは搬送方向に対して垂直な方向で
の測定値を示す。本発明方法を採用すると、保磁力およ
び飽和磁化ともに異方性が極めて低減し、良好な磁気特
性が得られることが判る。
また実験の結果、衝立の高さは20mm以上で50II
Im以下であれば同程度の方間性の少ない好ましい磁気
特性が得られた。このことから、衝立の高さはターゲッ
トとディスク基板との距離の1/4〜578程度が好ま
しいことが判る。
なお衝立はステンレス鋼やアルミニウムなど導電性を有
するものが望ましい。
第4図は本発明方法で用いるに好適なパレットの他の例
を示している。基本的な構成は第1図に示すものと同様
であるから、対応する部分には同一符号を付し、それら
についての説明は省略する。この実施例ではディスク装
着用の開口部34にそれぞれ円筒状の衝立49を設けて
いる。
更に他の実施例としては、衝立が縦方向(搬入方向に対
して垂直な方向)に平行に配列された単なる平板状の構
造であってもよい。
[発明の効果] 本発明は上記のようにパレットのディスク装着用の開口
部近傍に衝立を設けてスパッタを行う磁気ディスクの製
造方法であるから、ベレントが搬送されてターゲットの
近傍を通過する過程において、ディスク基板に対して斜
方向に入射するスパッタ粒子がディスク基板に達し難く
なるため、搬送方向に対して磁気特性の異方性が生じる
のを低減でき、方向性のない良好な磁気特性を持つ磁気
ディスクを製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いるに好適なパレットの一例を示す
一部破断斜視図、第2図は本発明方法を示す概念図、第
3図はそのスパッタ状態を示す説明図、第4図は本発明
で用いるに好適なパレットの他の例を示す斜視図である
。 また第5図は従来のパレットの一例を示す斜視図、第6
図はそれによるディスク基板の保持状態を示す断面図、
第7図は従来方法の一例を示す概念図である。 10・・・ディスク基板、20・・・インライン型スパ
ッタ装置、32・・・パレット、34・・・ディスク装
着用開口部、39.49・・・衝立、40・・・成膜室
。 特許出願人  日本板硝子株式会社 代  理  人     茂  見     稽第:図 第3図 第4図 スウ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パレットのディスク装着用開口部にディスク基板を
    装着し、成膜室内を移送してスパッタリングにより薄膜
    を形成する磁気ディスクの製造方法において、前記パレ
    ットの前記開口部近傍に衝立を設け、ディスク基板に対
    して斜方向から入射するスパッタ粒子を該衝立で阻止し
    つつスパッタを行うようにしたことを特徴とする磁気デ
    ィスクの製造方法。 2、パレットに設ける衝立の高さが、ディスク基板とス
    パッタ・ターゲットとの最短距離の1/4〜5/8であ
    る請求項1記載の磁気ディスクの製造方法。
JP5455788A 1988-03-08 1988-03-08 磁気ディスクの製造方法 Pending JPH01229424A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243872A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Seiko Epson Corp 偏光素子の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62124632A (ja) * 1985-11-15 1987-06-05 コマツグ・インコ−ポレイテツド 磁気デイスク用プラグ
JPS62173622A (ja) * 1986-01-28 1987-07-30 Tohoku Metal Ind Ltd 垂直磁気記録媒体の製造方法

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