JPH01224504A - 流体回路 - Google Patents
流体回路Info
- Publication number
- JPH01224504A JPH01224504A JP5126188A JP5126188A JPH01224504A JP H01224504 A JPH01224504 A JP H01224504A JP 5126188 A JP5126188 A JP 5126188A JP 5126188 A JP5126188 A JP 5126188A JP H01224504 A JPH01224504 A JP H01224504A
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- JP
- Japan
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- supply
- spool
- valve
- passage
- selection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims description 54
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、流体モータと切換弁とを接続する給排通路
間に、異常高圧を逃がすリリーフ弁が設けられた流体回
路に関する。
間に、異常高圧を逃がすリリーフ弁が設けられた流体回
路に関する。
虹久二韮遺
従来の流体回路としては、例えば実開昭80−3890
1号公報に記載されているようなものが知られている。
1号公報に記載されているようなものが知られている。
このものは、第2.3図に示すように、流体モータ、l
と、切換弁2と、流体モータ lと切換弁°2とを接続
し、流体モータ 1にポンプ3から吐出された高圧の流
体を供給するとともに、流体モータ 1から流出した低
圧の流体をタンク 4に排出する一対の給排通路5.6
と、該一対の給排通路5、6間に設けられ、スプリング
7によって常時閉方向に付勢されたスプール8を有する
リリーフ弁9と、を備えている。また、前記一対の給排
通路5、8の途中には、これら給排通路5.6の内圧を
受けて開閉することにより、これら給排通路5、 eか
ら高圧を選択して取出す選択弁11が設けられ、この選
択弁11はカウンターバランス弁としての機能も併有し
ている。この選択弁11によって選択された高圧は選択
通路12を介してリリーフ弁9に導びかれ、該リリーフ
弁9のスプール8を前記スプリング7とともに閉方向に
押圧する。一方、各給排通路5.6の内圧はパイロット
通路13.14を介してリリーフ弁9に導びかれ、該リ
リーフ弁8のスプール8を開方向に押圧する。
と、切換弁2と、流体モータ lと切換弁°2とを接続
し、流体モータ 1にポンプ3から吐出された高圧の流
体を供給するとともに、流体モータ 1から流出した低
圧の流体をタンク 4に排出する一対の給排通路5.6
と、該一対の給排通路5、6間に設けられ、スプリング
7によって常時閉方向に付勢されたスプール8を有する
リリーフ弁9と、を備えている。また、前記一対の給排
通路5、8の途中には、これら給排通路5.6の内圧を
受けて開閉することにより、これら給排通路5、 eか
ら高圧を選択して取出す選択弁11が設けられ、この選
択弁11はカウンターバランス弁としての機能も併有し
ている。この選択弁11によって選択された高圧は選択
通路12を介してリリーフ弁9に導びかれ、該リリーフ
弁9のスプール8を前記スプリング7とともに閉方向に
押圧する。一方、各給排通路5.6の内圧はパイロット
通路13.14を介してリリーフ弁9に導びかれ、該リ
リーフ弁8のスプール8を開方向に押圧する。
そして、このような流体回路は、切換弁2が例えば平行
流位置Aかも中立位置Bに切換えられると、選択通路1
2の内圧が低圧まで低下するとともに、選択弁11のス
プール15が中立位置Cに復帰して給排通路5、6が該
選択弁11により遮断されるが、このとき、流体モータ
1は慣性によって瞬時に停止できないため、慣性回転
を短時間継続する。このため、流体モータ lから給排
通路6に流体が吐出され、該給排通路8の内圧が上昇す
る、このとき、給排通路 6の内圧はパイロット通路1
4を介してリリーフ弁9のスプール8に伝達されて該ス
プール8を開方向に押圧する。そして、給排通路6の内
圧が設定圧以上の高圧に上昇して、給排通路6の内圧に
基ずく押圧力が、選択通路12の内圧に基ずく流体力と
スプリング7の弾性力との合計力を上回ると、該リリー
フ弁9は開となり、給排通路θ内の高圧は給排通路5に
逃がされて流体回路の保護が行なわれる。
流位置Aかも中立位置Bに切換えられると、選択通路1
2の内圧が低圧まで低下するとともに、選択弁11のス
プール15が中立位置Cに復帰して給排通路5、6が該
選択弁11により遮断されるが、このとき、流体モータ
1は慣性によって瞬時に停止できないため、慣性回転
を短時間継続する。このため、流体モータ lから給排
通路6に流体が吐出され、該給排通路8の内圧が上昇す
る、このとき、給排通路 6の内圧はパイロット通路1
4を介してリリーフ弁9のスプール8に伝達されて該ス
プール8を開方向に押圧する。そして、給排通路6の内
圧が設定圧以上の高圧に上昇して、給排通路6の内圧に
基ずく押圧力が、選択通路12の内圧に基ずく流体力と
スプリング7の弾性力との合計力を上回ると、該リリー
フ弁9は開となり、給排通路θ内の高圧は給排通路5に
逃がされて流体回路の保護が行なわれる。
が ・ しよ− る1
しかしながら、このような流体回路にあっては、前述の
ように切換弁2を平行流位置Aから一部中立位i1Bに
切換え、その後中立位置Bから交差流位置りに切換える
ようにすれば問題はないが、切換弁2を瞬時に一方の流
れ位置から他方の流れ位置へ、即ち平行流位置Aから交
差流位置りへ、あるいは交差流位置りから平行流位置A
へ切換えると、以下のような問題が生じる。即ち、切換
弁2を例えば平行流位置Aから交差流位置りに瞬時に切
換えると、この切換えと同時にポンプ3から吐出された
高圧の流体が給排通路8に流入する。ところが、流体モ
ータ lは瞬時に逆転できずに慣性回転して流体を吐出
するため、給排通路8の内圧は以後急激に上昇する。こ
のような状態となったとき、前述と同様にリリーフ弁9
が開となって給排通路6の内圧が給排通路5に逃げれば
回路は安全であるが、前記選択弁11のスプール15が
中立位置Cを通過した直後に選択弁11から高圧が選択
通路12を介してリリーフ弁9のスプール8に導びかれ
るため、リリーフ弁9のスプール8は該高圧に基ずく流
体力とスプリング7の弾性力との合計力によって閉止さ
れる。この結果、給排通路6の内圧が設定圧よりはるか
に高い異常高圧とならなければリリーフ弁3は開とはな
らず、流体回路の安全性が低ドしてしまうのである。
ように切換弁2を平行流位置Aから一部中立位i1Bに
切換え、その後中立位置Bから交差流位置りに切換える
ようにすれば問題はないが、切換弁2を瞬時に一方の流
れ位置から他方の流れ位置へ、即ち平行流位置Aから交
差流位置りへ、あるいは交差流位置りから平行流位置A
へ切換えると、以下のような問題が生じる。即ち、切換
弁2を例えば平行流位置Aから交差流位置りに瞬時に切
換えると、この切換えと同時にポンプ3から吐出された
高圧の流体が給排通路8に流入する。ところが、流体モ
ータ lは瞬時に逆転できずに慣性回転して流体を吐出
するため、給排通路8の内圧は以後急激に上昇する。こ
のような状態となったとき、前述と同様にリリーフ弁9
が開となって給排通路6の内圧が給排通路5に逃げれば
回路は安全であるが、前記選択弁11のスプール15が
中立位置Cを通過した直後に選択弁11から高圧が選択
通路12を介してリリーフ弁9のスプール8に導びかれ
るため、リリーフ弁9のスプール8は該高圧に基ずく流
体力とスプリング7の弾性力との合計力によって閉止さ
れる。この結果、給排通路6の内圧が設定圧よりはるか
に高い異常高圧とならなければリリーフ弁3は開とはな
らず、流体回路の安全性が低ドしてしまうのである。
この発明は、切換弁を瞬時に流れ位置間で切換えた場合
においても、給排通路の内圧を設定圧に抑えることがで
きる流体回路を提供することを目的とする。
においても、給排通路の内圧を設定圧に抑えることがで
きる流体回路を提供することを目的とする。
考 −
このような目的は、流体回路において、選択弁をそのス
プールが中立位置から所定距離以上移動したとき開とな
るよう構成し、切換弁を流れ位置間で切換えた直後はリ
リーフ弁のスプールに高圧が導かれないようにすること
により解決することができる。
プールが中立位置から所定距離以上移動したとき開とな
るよう構成し、切換弁を流れ位置間で切換えた直後はリ
リーフ弁のスプールに高圧が導かれないようにすること
により解決することができる。
1月
今、切換弁が一方の流れ位置から他方の流れ位置に瞬時
に切換えられたとする。これにより。
に切換えられたとする。これにより。
いずれか一方の給排通路の内圧は低圧から高圧へと、残
り他方の給排通路の内圧は高圧から低圧へと変化する。
り他方の給排通路の内圧は高圧から低圧へと変化する。
このとき、一方の給排通路内の高圧を受けて選択弁のス
プールが移動を開始するが、この選択弁は、そのスプー
ルが中立位置から所定距離だけ離れた位置に到達するま
での間は閉であるため、前記切換弁の切換え直後は選択
通路の内圧が低圧となっている。このため、リリーフ弁
に作用する力は弱くなる。一方、流体モータは慣性を有
しているため瞬時に逆転できず、切換弁の切換え直後も
極く短時間だけ慣性回転する。これにより、流体モータ
から一方の給排通路に流体が吐出され、該一方の給排通
路の内圧が切換え直後の極く短時間だけ急上昇する。こ
の急上昇した給排通路の内圧はパイロット通路を介して
リリーフ弁のスプールに導びかれ、該スプールを開方向
に押圧するが、前述のようにスプールを閉方向に押圧す
る力が弱くなっているため、一方の給排通路の内圧が異
常な高圧に上昇する以前に、スプールを開方向に押圧す
る押圧力が閉方向に押圧する合計力を上回り、これによ
り、当該圧力においてリリーフ弁が開いて一方の給排通
路の内圧が残り他方の給排通路に逃がされる。このよう
に切換弁を流れ位置間で瞬時に切換えた場合にも、給排
通路内が異常な高圧まで上昇することはなく、流体回路
が安全となる。
プールが移動を開始するが、この選択弁は、そのスプー
ルが中立位置から所定距離だけ離れた位置に到達するま
での間は閉であるため、前記切換弁の切換え直後は選択
通路の内圧が低圧となっている。このため、リリーフ弁
に作用する力は弱くなる。一方、流体モータは慣性を有
しているため瞬時に逆転できず、切換弁の切換え直後も
極く短時間だけ慣性回転する。これにより、流体モータ
から一方の給排通路に流体が吐出され、該一方の給排通
路の内圧が切換え直後の極く短時間だけ急上昇する。こ
の急上昇した給排通路の内圧はパイロット通路を介して
リリーフ弁のスプールに導びかれ、該スプールを開方向
に押圧するが、前述のようにスプールを閉方向に押圧す
る力が弱くなっているため、一方の給排通路の内圧が異
常な高圧に上昇する以前に、スプールを開方向に押圧す
る押圧力が閉方向に押圧する合計力を上回り、これによ
り、当該圧力においてリリーフ弁が開いて一方の給排通
路の内圧が残り他方の給排通路に逃がされる。このよう
に切換弁を流れ位置間で瞬時に切換えた場合にも、給排
通路内が異常な高圧まで上昇することはなく、流体回路
が安全となる。
1崖1
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、21はポンプ22およびタンク23に
接続された切換弁であり、この切換弁21とクローラ車
両駆動用の流体モータ24とは一対の給排通路25.2
Bにより接続されている。そして、これら給排通路25
.26は前記ポンプ22から吐出された高圧の流体を流
体モータ24に供給するとともに、流体モータ24から
流出した低圧の流体をタンク23に排出する。27.2
8は前記給排通路25.2Bの途中にそれぞれ設けられ
た逆止弁であり、これらの逆止弁27.28はケーシン
グ29内に収納されている。
接続された切換弁であり、この切換弁21とクローラ車
両駆動用の流体モータ24とは一対の給排通路25.2
Bにより接続されている。そして、これら給排通路25
.26は前記ポンプ22から吐出された高圧の流体を流
体モータ24に供給するとともに、流体モータ24から
流出した低圧の流体をタンク23に排出する。27.2
8は前記給排通路25.2Bの途中にそれぞれ設けられ
た逆止弁であり、これらの逆止弁27.28はケーシン
グ29内に収納されている。
また、このケーシング29内にはスプール38を有する
リリーフ弁37が収納され、このリリーフ弁37と前記
給排通路25とは第1通路38により、また、リリーフ
弁37と前記給排通路26とは第2通路39により接続
されている。この結果、前記給排通路25.26同士は
第1、第2通路38.39からなるリリーフ通路40を
介して互いに接続されており、このリリーフ通路40の
途中に前記リリーフ弁37が設けられていることになる
。41はスプリング室42に収納されたスプリングであ
り、このスプリング41は前記スプール38を閉方向に
、即ち第1通路38と第2通路38とが遮断される方向
に付勢する。46は給排通路25の内圧をスプール3B
の受圧面43に導くパイロット通路であり、このパイロ
ット通路4Gは前記スプール38内に形成されている。
リリーフ弁37が収納され、このリリーフ弁37と前記
給排通路25とは第1通路38により、また、リリーフ
弁37と前記給排通路26とは第2通路39により接続
されている。この結果、前記給排通路25.26同士は
第1、第2通路38.39からなるリリーフ通路40を
介して互いに接続されており、このリリーフ通路40の
途中に前記リリーフ弁37が設けられていることになる
。41はスプリング室42に収納されたスプリングであ
り、このスプリング41は前記スプール38を閉方向に
、即ち第1通路38と第2通路38とが遮断される方向
に付勢する。46は給排通路25の内圧をスプール3B
の受圧面43に導くパイロット通路であり、このパイロ
ット通路4Gは前記スプール38内に形成されている。
そして、このパイロット通路46を通じて給排通路25
内の高圧が受圧面43に導かれると、リリーフ弁37の
スプール3Bは開方向、即ち第1通路38と第2通路3
9とが連通ずる方向に移動するよう押圧される。また、
44は前記給排通路2Bの内圧をスプール36の受圧面
45に)導3パ4°・1通路1あり・′″″0″0パ4
°路44を通じて給排通路2B内の高圧が受圧面45に
導かれると、リリーフ弁37のスプール3Bは開方向に
移動するよう押圧される。48はケーシング29内に形
成され一端がスプリング室42に接続された選択通路で
あり、この選択通路48の他端側は二股に分かれるとと
もに、これらの他端にはそれぞれ絞り48.50が設け
られている。また、ケーシング28内には給排通路25
.26の途中に位置する選択弁55が収納され、この選
択弁55はカウンターバランス弁としての機能も併有し
ている。前記選択弁55はスプール室5B内に収納され
た軸方向に移動可能なスプール57を有し、このスプー
ル57の軸方向両端部にはスプリング室58.59がそ
れぞれ設けられている。各スプリング室58.59には
スプリングeO181およびこれらスプリング80.6
1の付勢力をスプール57に伝達するリテーナ62.6
3がそれぞれ収納され、これらスプリングθ0.61は
スプール57を押圧して第1図に示すような中立位置に
保持する。
内の高圧が受圧面43に導かれると、リリーフ弁37の
スプール3Bは開方向、即ち第1通路38と第2通路3
9とが連通ずる方向に移動するよう押圧される。また、
44は前記給排通路2Bの内圧をスプール36の受圧面
45に)導3パ4°・1通路1あり・′″″0″0パ4
°路44を通じて給排通路2B内の高圧が受圧面45に
導かれると、リリーフ弁37のスプール3Bは開方向に
移動するよう押圧される。48はケーシング29内に形
成され一端がスプリング室42に接続された選択通路で
あり、この選択通路48の他端側は二股に分かれるとと
もに、これらの他端にはそれぞれ絞り48.50が設け
られている。また、ケーシング28内には給排通路25
.26の途中に位置する選択弁55が収納され、この選
択弁55はカウンターバランス弁としての機能も併有し
ている。前記選択弁55はスプール室5B内に収納され
た軸方向に移動可能なスプール57を有し、このスプー
ル57の軸方向両端部にはスプリング室58.59がそ
れぞれ設けられている。各スプリング室58.59には
スプリングeO181およびこれらスプリング80.6
1の付勢力をスプール57に伝達するリテーナ62.6
3がそれぞれ収納され、これらスプリングθ0.61は
スプール57を押圧して第1図に示すような中立位置に
保持する。
64.65はスプール57内に形成され給排通路25.
28の内圧をスプリング室58,59にそれぞれ導くパ
イロット路であり、これらパイロット路84.65の一
端にはそれぞれ絞り111B、1117が設けられてい
る。前記選択通路48の他端はスプール室5Bの軸方向
両端部に開口し、この結果、前記選択弁55のスプール
57が軸方向に移動すると、選択弁55は開、閉、即ち
スプリング室58.59と絞り49.50とが連通また
は遮断する。そして、選択弁55のスプール57は高圧
側の給排通路25.28の内圧を受けて移動、即ち給排
通路25内が高圧の場合にはスプリング室58側へ、逆
に給排通路26内が高圧の場合にはスプリング室58側
へ移動し、高圧側の給排通路25.2Bを選択通路48
に連通させる。これにより1選択通路4日には該選択弁
55によって給排通路25.2θのいずれか一方から選
択された高圧が取出され、この取出された高圧は選択通
路48を通じてリリーフ弁37のスプリング室42に導
かれ該リリーフ弁37のスプール36をスプリング41
とともに閉方向に押圧する。
28の内圧をスプリング室58,59にそれぞれ導くパ
イロット路であり、これらパイロット路84.65の一
端にはそれぞれ絞り111B、1117が設けられてい
る。前記選択通路48の他端はスプール室5Bの軸方向
両端部に開口し、この結果、前記選択弁55のスプール
57が軸方向に移動すると、選択弁55は開、閉、即ち
スプリング室58.59と絞り49.50とが連通また
は遮断する。そして、選択弁55のスプール57は高圧
側の給排通路25.28の内圧を受けて移動、即ち給排
通路25内が高圧の場合にはスプリング室58側へ、逆
に給排通路26内が高圧の場合にはスプリング室58側
へ移動し、高圧側の給排通路25.2Bを選択通路48
に連通させる。これにより1選択通路4日には該選択弁
55によって給排通路25.2θのいずれか一方から選
択された高圧が取出され、この取出された高圧は選択通
路48を通じてリリーフ弁37のスプリング室42に導
かれ該リリーフ弁37のスプール36をスプリング41
とともに閉方向に押圧する。
そして、前記選択通路48の絞り48.50の開口位置
は、中立位置に位置しているときのスプール57の軸方
向両端からそれぞれ所定圧#Lだけ軸方向中央に向かっ
て離れている。この結果、選択弁55のスプール57が
中立位置から所定圧raLだけスプリング室58.58
に向かって移動したとき、この選択弁55は始めて開と
なる。したがって、前記スプール57が中立位置近傍に
位置しているときは、リーフ弁37のスプール36には
高圧は導かれない。なお、前記所定圧1!IILはスプ
ール36の片側ストローク(中立位置からストロークエ
ンドまでの距1a)の1/2以上が好ましい。
は、中立位置に位置しているときのスプール57の軸方
向両端からそれぞれ所定圧#Lだけ軸方向中央に向かっ
て離れている。この結果、選択弁55のスプール57が
中立位置から所定圧raLだけスプリング室58.58
に向かって移動したとき、この選択弁55は始めて開と
なる。したがって、前記スプール57が中立位置近傍に
位置しているときは、リーフ弁37のスプール36には
高圧は導かれない。なお、前記所定圧1!IILはスプ
ール36の片側ストローク(中立位置からストロークエ
ンドまでの距1a)の1/2以上が好ましい。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、切換弁21が平行流位置Aにあるとすると、ポンプ
22から吐出された高圧流体は給排通路25を通じて流
体モータ24に供給され、一方、流体モータ24から流
出した低圧流体は給排通路26を通じてタンク23に排
出されている。このとき、選択弁55のスプール57は
パイロット路64を通じて給排通路25の高圧がスプリ
ング室58に導かれているため、スプリング室59に向
かって移動しており、選択弁55は開状態にある。この
結果、給排通路25内の高圧が該選択弁55によって選
択されて取出され、絞り48から選択通路48を通じて
スプリング室42へと導かれており、リリーフ弁37は
閉となっている0次に、切換弁21を流れ位置間で、例
えば平行流位置Aから交差流位置りに瞬時に切換えると
、この切換えと同時にポンプ22からの高圧流体は給排
通路26に流入して該給排通路2Bの内圧が低圧から高
圧へと変化し、一方、給排通路25はタンク23に接続
してその内圧が高圧から低圧へと変化する。このとき、
スプリング室59にも高圧が導かれるため、選択弁55
のスプール57は中立位置に向かって移動しようとする
が、スプール57には慣性遅れが存在し、しかも高圧は
絞りθ7を介して導かれるため、このスプール57の移
動開始前にスプリング室42が選択通路48、スプリン
グ室58、パイロット路84、絞り66を介して低圧の
給排通路25に連通し、スプリング室42の内圧が相当
に低下する0次に、選択弁55のスプール57が中立位
置に向かって移動を開始すると、選択通路48の絞り4
8はスプール57によってスプリング室58から遮断さ
れ、選択弁55は閉となる。このスプール57は中立位
置を通過した後もスプリング室58に向かって移動を継
続するが、このスプール57が該中立位置から所定距離
りだけ離れた位置に到達するまでの間は、選択通路48
の絞り50はスプール57によって閉止されており、こ
れにより選択弁55は閉状態を維持し、スプリング室4
2の内圧も相当に低下したままである。この結果、切換
弁21の切換え直後の極く短時間、詳しくは切換弁21
の切換え時点から。
22から吐出された高圧流体は給排通路25を通じて流
体モータ24に供給され、一方、流体モータ24から流
出した低圧流体は給排通路26を通じてタンク23に排
出されている。このとき、選択弁55のスプール57は
パイロット路64を通じて給排通路25の高圧がスプリ
ング室58に導かれているため、スプリング室59に向
かって移動しており、選択弁55は開状態にある。この
結果、給排通路25内の高圧が該選択弁55によって選
択されて取出され、絞り48から選択通路48を通じて
スプリング室42へと導かれており、リリーフ弁37は
閉となっている0次に、切換弁21を流れ位置間で、例
えば平行流位置Aから交差流位置りに瞬時に切換えると
、この切換えと同時にポンプ22からの高圧流体は給排
通路26に流入して該給排通路2Bの内圧が低圧から高
圧へと変化し、一方、給排通路25はタンク23に接続
してその内圧が高圧から低圧へと変化する。このとき、
スプリング室59にも高圧が導かれるため、選択弁55
のスプール57は中立位置に向かって移動しようとする
が、スプール57には慣性遅れが存在し、しかも高圧は
絞りθ7を介して導かれるため、このスプール57の移
動開始前にスプリング室42が選択通路48、スプリン
グ室58、パイロット路84、絞り66を介して低圧の
給排通路25に連通し、スプリング室42の内圧が相当
に低下する0次に、選択弁55のスプール57が中立位
置に向かって移動を開始すると、選択通路48の絞り4
8はスプール57によってスプリング室58から遮断さ
れ、選択弁55は閉となる。このスプール57は中立位
置を通過した後もスプリング室58に向かって移動を継
続するが、このスプール57が該中立位置から所定距離
りだけ離れた位置に到達するまでの間は、選択通路48
の絞り50はスプール57によって閉止されており、こ
れにより選択弁55は閉状態を維持し、スプリング室4
2の内圧も相当に低下したままである。この結果、切換
弁21の切換え直後の極く短時間、詳しくは切換弁21
の切換え時点から。
選択弁55のスプール57が中立位置から所定圧gIL
だけ離れた位置に到達する時点までの間は、選択通路4
8、スプリング室42は相当に低下したままであり、こ
の間においてリリーフ弁37に作用している閉方向の力
はスプリング41の弾性力と室42の相当に低下した液
圧力との和であり、相当に弱いものである。一方、流体
モータ24は慣性を有しているため、切換弁21が切換
えられても瞬時には逆転できず、前記切換弁21の切換
え直後も極く短時間だけ慣性回転する。これにより、流
体モータ24から給排通路2Bに流体が吐出され、該給
排通路2Bの内圧が極〈短時間だけ急上昇する。この急
上昇した給排通路2Bの内圧は第2通路39、パイロッ
ト通路44を通じてリリーフ弁37のスプール38の受
圧面45に導かれ、該スプール3Bを開方向に押圧する
。
だけ離れた位置に到達する時点までの間は、選択通路4
8、スプリング室42は相当に低下したままであり、こ
の間においてリリーフ弁37に作用している閉方向の力
はスプリング41の弾性力と室42の相当に低下した液
圧力との和であり、相当に弱いものである。一方、流体
モータ24は慣性を有しているため、切換弁21が切換
えられても瞬時には逆転できず、前記切換弁21の切換
え直後も極く短時間だけ慣性回転する。これにより、流
体モータ24から給排通路2Bに流体が吐出され、該給
排通路2Bの内圧が極〈短時間だけ急上昇する。この急
上昇した給排通路2Bの内圧は第2通路39、パイロッ
ト通路44を通じてリリーフ弁37のスプール38の受
圧面45に導かれ、該スプール3Bを開方向に押圧する
。
ここで、リリーフ弁37のスプール3Bを閉方向に押圧
する力は、前述のように相当に弱いものであるため、給
排通路28の内圧が異常な高圧に上昇する以前に、スプ
ール38を開方向に押圧する押圧力が閉方向に押圧する
合計力を上回り、リリーフ弁37が開となる。この結果
、給排通路26の内圧がリリーフ通路40を通じて給排
通路25に逃がされ、流体回路が保護される。また、切
換弁21を交差流位置りから平行流位置Aに瞬時に切換
えた場合も、給排通路25の内圧が異常高圧まで上昇す
る以前にリリーフ弁37が開となり、給排通路25の内
圧が給排通路2Bに逃がされる。このように、流体モー
タ24がポンプ作用を行なう切換え直後の短時間だけ選
択弁55を閉にし、リリーフ弁37のスプール3Bに高
圧を導かないようにしたので、リリーフ弁37は給排通
路25.2Bが異常高圧まで上昇する以前に通常のリリ
ーフ動作を行ない、流体回路が保護される。
する力は、前述のように相当に弱いものであるため、給
排通路28の内圧が異常な高圧に上昇する以前に、スプ
ール38を開方向に押圧する押圧力が閉方向に押圧する
合計力を上回り、リリーフ弁37が開となる。この結果
、給排通路26の内圧がリリーフ通路40を通じて給排
通路25に逃がされ、流体回路が保護される。また、切
換弁21を交差流位置りから平行流位置Aに瞬時に切換
えた場合も、給排通路25の内圧が異常高圧まで上昇す
る以前にリリーフ弁37が開となり、給排通路25の内
圧が給排通路2Bに逃がされる。このように、流体モー
タ24がポンプ作用を行なう切換え直後の短時間だけ選
択弁55を閉にし、リリーフ弁37のスプール3Bに高
圧を導かないようにしたので、リリーフ弁37は給排通
路25.2Bが異常高圧まで上昇する以前に通常のリリ
ーフ動作を行ない、流体回路が保護される。
なお、前述の実施例においては、選択通路48の絞り4
9.50を、中立位置におけるスプール57の軸方向両
端から所定距離りだけ離れた位置のスプール室56に開
口させたが、この発明においては、スプール57の中央
ランド70の両エツジからそれぞれ所定距離りだけ離れ
た位置のスプール室5θに選択通路の他端を開口させる
ようにしてもよい。
9.50を、中立位置におけるスプール57の軸方向両
端から所定距離りだけ離れた位置のスプール室56に開
口させたが、この発明においては、スプール57の中央
ランド70の両エツジからそれぞれ所定距離りだけ離れ
た位置のスプール室5θに選択通路の他端を開口させる
ようにしてもよい。
発JLIL釆
以上説明したように、この発明によれば、切換弁を瞬時
に流れ位置間で切換えた場合においても、給排通路の内
圧を設定圧に抑えることができる。
に流れ位置間で切換えた場合においても、給排通路の内
圧を設定圧に抑えることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す一部が記号で表わさ
れた断面図、第2図は従来の流体回路を示す一部が記号
で表わされた断面図、第3図は第2図の回路図である。 21・・・切換弁 24・・・流体モータ25
.26・・・給排通路 38・・・スプール37・・
・リリ〒フ弁 41・・・スプリング44.46・
・・パイロット通路 48・・・選択通路 55・・・選択弁57・・
・スプール 特許出願人 帝人製機株式会社 代理人 弁理士 多 1)敏 雄
れた断面図、第2図は従来の流体回路を示す一部が記号
で表わされた断面図、第3図は第2図の回路図である。 21・・・切換弁 24・・・流体モータ25
.26・・・給排通路 38・・・スプール37・・
・リリ〒フ弁 41・・・スプリング44.46・
・・パイロット通路 48・・・選択通路 55・・・選択弁57・・
・スプール 特許出願人 帝人製機株式会社 代理人 弁理士 多 1)敏 雄
Claims (1)
- 流体モータと、切換弁と、流体モータと切換弁とを接続
し、流体モータに高圧または低圧の流体を給排する一対
の給排通路と、該一対の給排通路間に設けられ、スプリ
ングによって常時閉方向に付勢されたスプールを有する
リリーフ弁と、前記一対の給排通路の内圧を受けて開閉
し、これら給排通路から高圧を選択して取出す選択弁と
、該選択された高圧を選択弁からリリーフ弁に導き、リ
リーフ弁のスプールを前記スプリングとともに閉方向に
押圧する選択通路と、前記各給排通路の内圧をリリーフ
弁にそれぞれ導き、該リリーフ弁のスプールを開方向に
押圧するパイロット通路と、を備え、いずれか一方の給
排通路の内圧が上昇して、該給排通路からパイロット通
路を介してスプールに付与される開方向への押圧力が、
選択体力とスプリングの弾性力との合計力を上回ると、
リリーフ弁が開となり、一方の給排通路の内圧が残り他
方の給排通路に逃がされるようにした流体回路において
、前記選択弁をそのスプールが中立位置から所定距離以
上移動したとき開となるよう構成し、切換弁を流れ位置
間で切換えた直後はリリーフ弁のスプールに高圧が導か
れないようにしたことを特徴とする流体回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126188A JPH01224504A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 流体回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126188A JPH01224504A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 流体回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01224504A true JPH01224504A (ja) | 1989-09-07 |
Family
ID=12882003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5126188A Pending JPH01224504A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 流体回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01224504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109404358A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-03-01 | 李军 | 一种控制阀 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5126188A patent/JPH01224504A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109404358A (zh) * | 2018-11-22 | 2019-03-01 | 李军 | 一种控制阀 |
CN109404358B (zh) * | 2018-11-22 | 2019-12-06 | 苏州市相城区黄桥工业园经济发展有限公司 | 一种控制阀 |
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