JPH0633906A - リリーフ機能付きカウンターバランス弁 - Google Patents
リリーフ機能付きカウンターバランス弁Info
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- JPH0633906A JPH0633906A JP21223892A JP21223892A JPH0633906A JP H0633906 A JPH0633906 A JP H0633906A JP 21223892 A JP21223892 A JP 21223892A JP 21223892 A JP21223892 A JP 21223892A JP H0633906 A JPH0633906 A JP H0633906A
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- discharge passage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リリーフ機能を有するにも拘らず全体の構造
が簡単でかつ安価に製作でき、しかもバルブ特性の設定
を容易に行えるカウンターバランス弁を提供する。 【構成】 カウンターバランス弁(1)のスプールを各
給排通路(15、16)に対応するよう2個の分割スプ
ール(25、26)から構成し流体アクチュエータがポ
ンプ作用をして排出側給排通路が所定圧以上の高圧とな
ったときに高圧を受けて供給側給排通路の分割スプール
を流路面積が増大する側に移動させる移動手段を設け、
移動手段が作動したとき排出側給排通路と供給側給排通
路とを連通して排出側給排通路内の高圧流体を供給側給
排通路にリリーフさせる連通通路(72)を設け、分割
スプール間の液室と給排通路との間に絞り切換弁(8
0)を設ける。
が簡単でかつ安価に製作でき、しかもバルブ特性の設定
を容易に行えるカウンターバランス弁を提供する。 【構成】 カウンターバランス弁(1)のスプールを各
給排通路(15、16)に対応するよう2個の分割スプ
ール(25、26)から構成し流体アクチュエータがポ
ンプ作用をして排出側給排通路が所定圧以上の高圧とな
ったときに高圧を受けて供給側給排通路の分割スプール
を流路面積が増大する側に移動させる移動手段を設け、
移動手段が作動したとき排出側給排通路と供給側給排通
路とを連通して排出側給排通路内の高圧流体を供給側給
排通路にリリーフさせる連通通路(72)を設け、分割
スプール間の液室と給排通路との間に絞り切換弁(8
0)を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切換弁と流体アクチュ
エータとを接続する一対の給排通路の途中に介装された
リリーフ機能付きカウンターバランス弁に関し、より詳
しくはクローラ車両の駆動系に設置するのに好ましいリ
リーフ機能付きカウンターバランス弁に関する。
エータとを接続する一対の給排通路の途中に介装された
リリーフ機能付きカウンターバランス弁に関し、より詳
しくはクローラ車両の駆動系に設置するのに好ましいリ
リーフ機能付きカウンターバランス弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カウンターバランス弁としては、
例えば実開昭54−44390号公報に記載されている
ようなものが知られており、ケーシング内にカウンター
バランス弁およびリリーフ弁を互いに離して設けるとと
もに、これら両方の弁を複数本の通路を介して接続して
いる。
例えば実開昭54−44390号公報に記載されている
ようなものが知られており、ケーシング内にカウンター
バランス弁およびリリーフ弁を互いに離して設けるとと
もに、これら両方の弁を複数本の通路を介して接続して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなものはカウンターバランス弁の他に構造が複雑なリ
リーフ弁を設け、さらに、これら2個の弁間を複数の通
路によって接続するようにしているので、全体の構造が
複雑になるとともに、製作費も高価となってしまうとい
う問題点がある。
うなものはカウンターバランス弁の他に構造が複雑なリ
リーフ弁を設け、さらに、これら2個の弁間を複数の通
路によって接続するようにしているので、全体の構造が
複雑になるとともに、製作費も高価となってしまうとい
う問題点がある。
【0004】本発明者は、リリーフ機能を有するにも拘
らず全体の構造が簡単でかつ安価に製作でき、しかもバ
ルブ特性の設定を容易に行えるカウンターバランス弁を
提供することを目的とし、先にカウンターバランス弁の
スプールを各給排通路に対応するよう2個の分割スプー
ルから構成するとともに、該各分割スプール内に軸方向
に形成した穴と該穴内にそれぞれ摺動可能に挿入された
ロッドからなり、流体アクチュエータがポンプ作用をし
て排出側給排通路が所定圧以上の高圧となったときに該
高圧を受けて供給側給排通路の分割スプールを流路面積
が増大する側に移動させる移動手段を設けており、前記
各ロッドが軸方向に分離されており、さらに、前記移動
手段が作動したとき排出側給排通路と供給側給排通路と
を連通して排出側給排通路内の高圧流体を供給側給排通
路にリリーフさせる連通通路を設けたリリーフ機能付き
カウンターバランス弁を提案した。
らず全体の構造が簡単でかつ安価に製作でき、しかもバ
ルブ特性の設定を容易に行えるカウンターバランス弁を
提供することを目的とし、先にカウンターバランス弁の
スプールを各給排通路に対応するよう2個の分割スプー
ルから構成するとともに、該各分割スプール内に軸方向
に形成した穴と該穴内にそれぞれ摺動可能に挿入された
ロッドからなり、流体アクチュエータがポンプ作用をし
て排出側給排通路が所定圧以上の高圧となったときに該
高圧を受けて供給側給排通路の分割スプールを流路面積
が増大する側に移動させる移動手段を設けており、前記
各ロッドが軸方向に分離されており、さらに、前記移動
手段が作動したとき排出側給排通路と供給側給排通路と
を連通して排出側給排通路内の高圧流体を供給側給排通
路にリリーフさせる連通通路を設けたリリーフ機能付き
カウンターバランス弁を提案した。
【0005】この提案装置においては、切換弁が流れ位
置に切換えられると、供給側給排通路に高圧流体が流入
し、排出側給排通路が低圧側に接続される。このとき、
排出側給排通路の分割スプールは前記供給側給排通路内
の圧力に感応して移動し、該排出側給排通路の流路面積
を調整する。
置に切換えられると、供給側給排通路に高圧流体が流入
し、排出側給排通路が低圧側に接続される。このとき、
排出側給排通路の分割スプールは前記供給側給排通路内
の圧力に感応して移動し、該排出側給排通路の流路面積
を調整する。
【0006】次に、流体アクチュエータがポンプ作用を
行なうようになると、供給側給排通路の圧力が低下し排
出側給排通路の圧力が上昇する。そして、排出側給排通
路の圧力が所定圧以上の高圧まで上昇すると、移動手段
が該高圧を受けて作動し、供給側給排通路の分割スプー
ルを流路面積が増大する側に移動させる。この結果、排
出側給排通路と供給側給排通路とが連通通路を通じて連
通し、これにより、排出側給排通路内の高圧流体が連通
通路を通じて供給側給排通路にリリーフされる。これに
より流体アクチュエータがポンプ作用を行なったときの
回路に生じるサージ圧が防止される。このように、本発
明のカウンターバランス弁は簡単な構造でありながらカ
ウンターバランス機能、リリーフ機能の双方を果すこと
ができる
行なうようになると、供給側給排通路の圧力が低下し排
出側給排通路の圧力が上昇する。そして、排出側給排通
路の圧力が所定圧以上の高圧まで上昇すると、移動手段
が該高圧を受けて作動し、供給側給排通路の分割スプー
ルを流路面積が増大する側に移動させる。この結果、排
出側給排通路と供給側給排通路とが連通通路を通じて連
通し、これにより、排出側給排通路内の高圧流体が連通
通路を通じて供給側給排通路にリリーフされる。これに
より流体アクチュエータがポンプ作用を行なったときの
回路に生じるサージ圧が防止される。このように、本発
明のカウンターバランス弁は簡単な構造でありながらカ
ウンターバランス機能、リリーフ機能の双方を果すこと
ができる
【0007】。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した先
の提案装置における流体アクチュエータの起動性を一層
良好とし、また、この流体アクチュエータをクローラ車
両に搭載した場合に、登り坂での停止時に車両がずり落
ちることを防止できるリリーフ機能付き流体アクチュエ
ータを提供することを目的とする。
の提案装置における流体アクチュエータの起動性を一層
良好とし、また、この流体アクチュエータをクローラ車
両に搭載した場合に、登り坂での停止時に車両がずり落
ちることを防止できるリリーフ機能付き流体アクチュエ
ータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の目的を切換弁と流体アクチュエータとを接続する一対
の給排通路の途中に介装され、供給側給排通路内の圧力
に感応して排出側給排通路の流路面積を調整するように
したカウンターバランス弁において、該カウンターバラ
ンス弁のスプールを各給排通路に対応する2個の分割ス
プールから構成するとともに、該各分割スプール内に軸
方向に形成した穴と該穴内にそれぞれ摺動可能に挿入さ
れたロッドからなり、流体アクチュエータがポンプ作用
をして排出側給排通路が所定圧以上の高圧となったとき
に該高圧を受けて供給側給排通路の分割スプールを流路
面積が増大する側に移動させる移動手段を設けており、
前記移動手段が作動したとき排出側給排通路と供給側給
排通路とを連通して排出側給排通路内の高圧流体を供給
側給排通路にリリーフさせる連通通路を設け、前記2個
の分割スプール間の液室と前記給排通路との間に絞り切
換弁を設け、該絞り切換弁の一方のパイロット室を前記
給排通路に連なるパイロット通路に連通するとともに他
方のパイロット室に前記連通通路に連なるパイロット通
路を連通したことを特徴とするリリーフ機能付きカウン
ターバランス弁により達成する。
の目的を切換弁と流体アクチュエータとを接続する一対
の給排通路の途中に介装され、供給側給排通路内の圧力
に感応して排出側給排通路の流路面積を調整するように
したカウンターバランス弁において、該カウンターバラ
ンス弁のスプールを各給排通路に対応する2個の分割ス
プールから構成するとともに、該各分割スプール内に軸
方向に形成した穴と該穴内にそれぞれ摺動可能に挿入さ
れたロッドからなり、流体アクチュエータがポンプ作用
をして排出側給排通路が所定圧以上の高圧となったとき
に該高圧を受けて供給側給排通路の分割スプールを流路
面積が増大する側に移動させる移動手段を設けており、
前記移動手段が作動したとき排出側給排通路と供給側給
排通路とを連通して排出側給排通路内の高圧流体を供給
側給排通路にリリーフさせる連通通路を設け、前記2個
の分割スプール間の液室と前記給排通路との間に絞り切
換弁を設け、該絞り切換弁の一方のパイロット室を前記
給排通路に連なるパイロット通路に連通するとともに他
方のパイロット室に前記連通通路に連なるパイロット通
路を連通したことを特徴とするリリーフ機能付きカウン
ターバランス弁により達成する。
【0009】
【作用】本発明に係るリリーフ機能付きカウンターバラ
ンス弁を搭載したクローラ車両の起動時には絞り切換弁
が全開位置となり、このため戻り通路側分割スプールの
外側への移動速度が大きく、従って起動性が良好とな
る。
ンス弁を搭載したクローラ車両の起動時には絞り切換弁
が全開位置となり、このため戻り通路側分割スプールの
外側への移動速度が大きく、従って起動性が良好とな
る。
【0010】また、クローラ車両が登り坂で停止時に
は、絞り切換弁が全開位置となり、これにより戻り通路
側分割スプールの内側への移動速度が大きくなり、クロ
ーラ車両が登り坂道でずり落ちることが防止される。
は、絞り切換弁が全開位置となり、これにより戻り通路
側分割スプールの内側への移動速度が大きくなり、クロ
ーラ車両が登り坂道でずり落ちることが防止される。
【0011】この点について、より詳細に説明する。仮
に分割スプールの内側への移動速度が小さいならば(つ
まり、固定絞りを設けているならば)、戻り通路側分割
スプールが内側に戻るときに、分割スプール間の油室の
油が排出されにくいから、この油室の圧力が上昇し、こ
の上昇した圧力によって供給通路側分割スプールが外方
に移動させられ、供給側通路と戻り側通路が連通通路を
介して接続するため、車両がずり落ちることになる。
に分割スプールの内側への移動速度が小さいならば(つ
まり、固定絞りを設けているならば)、戻り通路側分割
スプールが内側に戻るときに、分割スプール間の油室の
油が排出されにくいから、この油室の圧力が上昇し、こ
の上昇した圧力によって供給通路側分割スプールが外方
に移動させられ、供給側通路と戻り側通路が連通通路を
介して接続するため、車両がずり落ちることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1から図3において、切換弁1と流体ポンプ
2とが供給通路3を介して接続され、切換弁1とタンク
4とが排出通路5を介して接続されている。
明する。図1から図3において、切換弁1と流体ポンプ
2とが供給通路3を介して接続され、切換弁1とタンク
4とが排出通路5を介して接続されている。
【0013】カウンターバランス弁9と切換弁1とが一
対の第1給排路10、11を介して接続され、カウンタ
ーバランス弁9とクローラ車両を駆動走行させる流体ア
クチュエータ12とが一対の第2給排路13、14を介
して接続されている。
対の第1給排路10、11を介して接続され、カウンタ
ーバランス弁9とクローラ車両を駆動走行させる流体ア
クチュエータ12とが一対の第2給排路13、14を介
して接続されている。
【0014】第1、第2給排路10、13および第1、
第2給排路11、14は全体として、切換弁1と流体ア
クチュエータ12とを接続する一対の給排通路15、1
6を構成しており、カウンターバランス弁9はこれら給
排通路15、16の途中に介装されることになる。
第2給排路11、14は全体として、切換弁1と流体ア
クチュエータ12とを接続する一対の給排通路15、1
6を構成しており、カウンターバランス弁9はこれら給
排通路15、16の途中に介装されることになる。
【0015】カウンターバランス弁9はブロック状の本
体18を有し、この本体18内には直線状に延び円形断
面のスプール室19が形成されている。本体18のスプ
ール室19の長手方向両端にはそれぞれキャップ20、
21がねじ込み固定され、キャップ20、21により前
記スプール室19の両端が閉止されている。本体18、
キャップ20、21は全体として、内部にスプール室1
9が形成されたケーシング22を構成している。スプー
ル室19内にスプール24が密封状に摺動可能に収納さ
れ、スプール24は前記給排通路15、16に対応する
よう軸方向中央において2分割された2個の分割スプー
ル25、26から構成されている。
体18を有し、この本体18内には直線状に延び円形断
面のスプール室19が形成されている。本体18のスプ
ール室19の長手方向両端にはそれぞれキャップ20、
21がねじ込み固定され、キャップ20、21により前
記スプール室19の両端が閉止されている。本体18、
キャップ20、21は全体として、内部にスプール室1
9が形成されたケーシング22を構成している。スプー
ル室19内にスプール24が密封状に摺動可能に収納さ
れ、スプール24は前記給排通路15、16に対応する
よう軸方向中央において2分割された2個の分割スプー
ル25、26から構成されている。
【0016】本体18に段差29、30が形成され、分
割スプール25、26の軸方向外端(分割スプール25
の左端、分割スプール25の右端)には段差29、30
に当接可能なフランジ27、28が形成されている。分
割スプール25、26がそれぞれ軸方向に内側に向けて
移動してフランジ27、28が段差29、30に当接す
ると、分割スプール25、26は軸方向内側への移動が
規制され内端位置Aで停止する(図1参照)。分割スプ
ール25、26はそれぞれこの内端位置Aから軸方向外
側へ移動することができる。また、分割スプール25、
26が内端位置Aで停止しているとき、互いに対向する
内端面31、32間には小間隙(液室)33が形成され
る。
割スプール25、26の軸方向外端(分割スプール25
の左端、分割スプール25の右端)には段差29、30
に当接可能なフランジ27、28が形成されている。分
割スプール25、26がそれぞれ軸方向に内側に向けて
移動してフランジ27、28が段差29、30に当接す
ると、分割スプール25、26は軸方向内側への移動が
規制され内端位置Aで停止する(図1参照)。分割スプ
ール25、26はそれぞれこの内端位置Aから軸方向外
側へ移動することができる。また、分割スプール25、
26が内端位置Aで停止しているとき、互いに対向する
内端面31、32間には小間隙(液室)33が形成され
る。
【0017】本体18に一対の第1通路35、36が形
成され、その一端がそれぞれ第1給排路10、11に接
続され、他端がスプール室19に開口している。本体1
8に一対の第2通路37、38が形成され、その一端が
それぞれ第2給排路13、14に接続され、他端が第1
通路35、36より軸方向内側位置でスプール室19に
開口している。
成され、その一端がそれぞれ第1給排路10、11に接
続され、他端がスプール室19に開口している。本体1
8に一対の第2通路37、38が形成され、その一端が
それぞれ第2給排路13、14に接続され、他端が第1
通路35、36より軸方向内側位置でスプール室19に
開口している。
【0018】分割スプール25、26がそれぞれ内端位
置Aに位置しているとき(図1)には、第1通路35と
第2通路37との間の連通および第1通路36と第2通
路38との間の連通は分割スプール25、26により遮
断され、また、分割スプール25、26がそれぞれ内端
位置Aから軸方向外側に移動したとき(図3)には、第
1通路35と第2通路37との間および第1通路36と
第2通路38との間は連通する。
置Aに位置しているとき(図1)には、第1通路35と
第2通路37との間の連通および第1通路36と第2通
路38との間の連通は分割スプール25、26により遮
断され、また、分割スプール25、26がそれぞれ内端
位置Aから軸方向外側に移動したとき(図3)には、第
1通路35と第2通路37との間および第1通路36と
第2通路38との間は連通する。
【0019】カウンターバランス弁9にチェック弁3
9、40が内蔵され、チェック弁39は第1通路35と
第2通路37との間に介装されチェック弁40は第1通
路36と第2通路38との間に介装されている。チェッ
ク弁39は第1給排路10から第2給排路13への流体
の流れのみを許容し、また、チェック弁40は第1給排
路11から第2給排路14への流体の流れのみを許容す
る。
9、40が内蔵され、チェック弁39は第1通路35と
第2通路37との間に介装されチェック弁40は第1通
路36と第2通路38との間に介装されている。チェッ
ク弁39は第1給排路10から第2給排路13への流体
の流れのみを許容し、また、チェック弁40は第1給排
路11から第2給排路14への流体の流れのみを許容す
る。
【0020】選択通路43は一端が第1給排路10に他
端が第1給排路11に接続され、この選択通路43の途
中には選択通路43の中央に向かう流れのみを許容する
シャトル弁44が介装されている。また、シャトル弁4
4には中間通路46が接続されている。選択通路43、
シャトル弁44、中間通路46は全体として供給側の給
排通路15、16から高圧流体を選択して取出す高圧選
択機構47を構成している。
端が第1給排路11に接続され、この選択通路43の途
中には選択通路43の中央に向かう流れのみを許容する
シャトル弁44が介装されている。また、シャトル弁4
4には中間通路46が接続されている。選択通路43、
シャトル弁44、中間通路46は全体として供給側の給
排通路15、16から高圧流体を選択して取出す高圧選
択機構47を構成している。
【0021】高圧通路48がケーシング22に形成さ
れ、高圧通路48の一端は絞り切換弁80を介して中間
通路46に接続され、他端はスプール室19の軸方向中
央に開口している。高圧選択機構47によって取出され
た高圧流体は高圧通路48を通じて分割スプール25、
26間のスプール室19(間隙33)に導かれ、分割ス
プール25、26の内端面31、32に作用して分割ス
プール25、26に対し軸方向外側に向かう流体力を付
与する。
れ、高圧通路48の一端は絞り切換弁80を介して中間
通路46に接続され、他端はスプール室19の軸方向中
央に開口している。高圧選択機構47によって取出され
た高圧流体は高圧通路48を通じて分割スプール25、
26間のスプール室19(間隙33)に導かれ、分割ス
プール25、26の内端面31、32に作用して分割ス
プール25、26に対し軸方向外側に向かう流体力を付
与する。
【0022】分割スプール25、26の内端面31、3
2から所定深さの盲穴52、53がそれぞれ分割スプー
ル25、26と同軸に形成され、穴52、53には第
1、第2ロッド体54、55がそれぞれ密封状に摺動可
能に挿入されている。第1、第2ロッド体54、55は
それぞれ軸方向に分割された2つのロッド小片54a、
54b、55a、55bからなっている。図示した実施
例ではロッド小片54a〜55bの本体部分は同径とし
ており、穴52、53の最奥部に位置するロッド小片5
4b、55bの奥側の先端54c、55cは本体部分よ
り小径としている。
2から所定深さの盲穴52、53がそれぞれ分割スプー
ル25、26と同軸に形成され、穴52、53には第
1、第2ロッド体54、55がそれぞれ密封状に摺動可
能に挿入されている。第1、第2ロッド体54、55は
それぞれ軸方向に分割された2つのロッド小片54a、
54b、55a、55bからなっている。図示した実施
例ではロッド小片54a〜55bの本体部分は同径とし
ており、穴52、53の最奥部に位置するロッド小片5
4b、55bの奥側の先端54c、55cは本体部分よ
り小径としている。
【0023】スプール室19の分割スプール25、26
の外端面とキャップ20、21との間にスプリング室6
1、62が構成され、スプリング室61、62と第1通
路35、36とは分割スプール25、26に形成された
伝達通路63、64を介して常時連通しており、給排通
路15、16内の流体がそれぞれ伝達通路63、64を
通じて分割スプール25、26の外端面に導かれる。ス
プリング室61、62内に復帰スプリング65、66が
それぞれ収納され、復帰スプリング65、66は分割ス
プール25、26を内端位置Aに向かってそれぞれ付勢
している。内部通路68、69がそれぞれ分割スプール
25、26に形成され、一端が第2通路37、38にそ
れぞれ連通し、他端が穴52、53の最深部にそれぞれ
連通しており、給排通路15、16内の流体はチェック
弁39、40から内部通路68、69を通じて穴52、
53の最深部にそれぞれ流入し、第1、第2ロッド体5
4、55の外端面に導かれる。
の外端面とキャップ20、21との間にスプリング室6
1、62が構成され、スプリング室61、62と第1通
路35、36とは分割スプール25、26に形成された
伝達通路63、64を介して常時連通しており、給排通
路15、16内の流体がそれぞれ伝達通路63、64を
通じて分割スプール25、26の外端面に導かれる。ス
プリング室61、62内に復帰スプリング65、66が
それぞれ収納され、復帰スプリング65、66は分割ス
プール25、26を内端位置Aに向かってそれぞれ付勢
している。内部通路68、69がそれぞれ分割スプール
25、26に形成され、一端が第2通路37、38にそ
れぞれ連通し、他端が穴52、53の最深部にそれぞれ
連通しており、給排通路15、16内の流体はチェック
弁39、40から内部通路68、69を通じて穴52、
53の最深部にそれぞれ流入し、第1、第2ロッド体5
4、55の外端面に導かれる。
【0024】連通通路72がケーシング22に形成さ
れ、連通通路72の左端が第2通路37より軸方向内側
のスプール室19に、右端が第2通路38より軸方向内
側のスプール室19に開口しており、分割スプール2
5、26の周面に形成された環状凹部25a、26aと
の協動により連通通路72の左端は分割スプール25が
内端位置Aに位置しているとき(図1、図2)には第2
通路37から遮断され、分割スプール25が内端位置A
から軸方向外側へ移動したとき(図3)には第2通路3
7に連通する。同様に連通通路72の右端は分割スプー
ル26が内端位置Aに位置しているとき(図1)には第
2通路38から遮断され、分割スプール26が内端位置
Aから軸方向外側へ移動したとき(図2、図3)には第
2通路38に連通する。このように両方の分割スプール
25、26が内端位置Aから軸方向外側へ移動したと
き、この連通通路72を通じて給排通路15、16同士
が連通する。分割スプール25、26の凹部25a、2
6aと穴52、53の軸方向中間部とが内部通路68
a、69aを通じて連通しており、凹部25a、26a
内の圧力が穴52、53の中間部に伝達される。
れ、連通通路72の左端が第2通路37より軸方向内側
のスプール室19に、右端が第2通路38より軸方向内
側のスプール室19に開口しており、分割スプール2
5、26の周面に形成された環状凹部25a、26aと
の協動により連通通路72の左端は分割スプール25が
内端位置Aに位置しているとき(図1、図2)には第2
通路37から遮断され、分割スプール25が内端位置A
から軸方向外側へ移動したとき(図3)には第2通路3
7に連通する。同様に連通通路72の右端は分割スプー
ル26が内端位置Aに位置しているとき(図1)には第
2通路38から遮断され、分割スプール26が内端位置
Aから軸方向外側へ移動したとき(図2、図3)には第
2通路38に連通する。このように両方の分割スプール
25、26が内端位置Aから軸方向外側へ移動したと
き、この連通通路72を通じて給排通路15、16同士
が連通する。分割スプール25、26の凹部25a、2
6aと穴52、53の軸方向中間部とが内部通路68
a、69aを通じて連通しており、凹部25a、26a
内の圧力が穴52、53の中間部に伝達される。
【0025】穴52、53、ロッド体54、55、内部
通路68、69は全体として、流体アクチュエータ12
がポンプ作用をして排出側の給排通路15、16が所定
圧以上の高圧となったとき、該高圧を受けて供給側の給
排通路15、16の分割スプール25、26を流路面積
が増大する側に、即ち軸方向外側に移動させる移動手段
70を構成している。
通路68、69は全体として、流体アクチュエータ12
がポンプ作用をして排出側の給排通路15、16が所定
圧以上の高圧となったとき、該高圧を受けて供給側の給
排通路15、16の分割スプール25、26を流路面積
が増大する側に、即ち軸方向外側に移動させる移動手段
70を構成している。
【0026】絞り切換弁80は、一方のパイロット室8
1にパイロット通路83、84を介して前述した第2通
路37、38の圧力が供給され、また、他方のパイロッ
ト室82にはパイロット通路85を介して連通通路72
の圧力が供給される。なお、86は絞り切換弁80を付
勢するばねであり、後述する作用を奏するよう、そのば
ね力を設定している。両パイロット室81、82に作用
する圧力に応じて絞り切換弁80は所定の弁操作位置を
とり、それに応じて絞り切換弁80を流れる流量を変化
させる。
1にパイロット通路83、84を介して前述した第2通
路37、38の圧力が供給され、また、他方のパイロッ
ト室82にはパイロット通路85を介して連通通路72
の圧力が供給される。なお、86は絞り切換弁80を付
勢するばねであり、後述する作用を奏するよう、そのば
ね力を設定している。両パイロット室81、82に作用
する圧力に応じて絞り切換弁80は所定の弁操作位置を
とり、それに応じて絞り切換弁80を流れる流量を変化
させる。
【0027】次に、本実施例の作用について説明する。
切換弁1が中立位置Cにあるときには、カウンターバラ
ンス弁9の各部は図1の状態となる。この中立位置Cか
ら切換弁1が流れ位置、例えば平行流位置Dに切換えら
れ、流体ポンプ2から吐出された高圧流体を供給側の給
排通路15に流入させるとともに、排出側の給排通路1
6をタンク4に接続すると(図2)、給排通路15に流
入した高圧流体はカウンターバランス弁9のチェック弁
39を通過し流体アクチュエータ12に流入して流体ア
クチュエータ12を回転させ、その後低圧流体となって
給排通路16に排出される。また、給排通路15に流入
した高圧流体は第2通路37からパイロット通路83を
通り、絞り切換弁80のパイロット室81に至り、パイ
ロット通路85およびばね86のばね力に打勝って絞り
切換弁80を全開状態とする。
切換弁1が中立位置Cにあるときには、カウンターバラ
ンス弁9の各部は図1の状態となる。この中立位置Cか
ら切換弁1が流れ位置、例えば平行流位置Dに切換えら
れ、流体ポンプ2から吐出された高圧流体を供給側の給
排通路15に流入させるとともに、排出側の給排通路1
6をタンク4に接続すると(図2)、給排通路15に流
入した高圧流体はカウンターバランス弁9のチェック弁
39を通過し流体アクチュエータ12に流入して流体ア
クチュエータ12を回転させ、その後低圧流体となって
給排通路16に排出される。また、給排通路15に流入
した高圧流体は第2通路37からパイロット通路83を
通り、絞り切換弁80のパイロット室81に至り、パイ
ロット通路85およびばね86のばね力に打勝って絞り
切換弁80を全開状態とする。
【0028】従って、給排通路15に流入した高圧流体
は選択通路43、シャトル弁44、中間通路46からな
る高圧選択機構47により選択されて全開状態の絞り切
換弁80を通り高圧通路48に取出され、分割スプール
25、26間の小間隙33に流入し、両分割スプール2
5、26の内端面31、32に作用する。一方、前記給
排通路15内の高圧流体は伝達通路63を通じて分割ス
プール25のスプール室61に臨む左側外端面にも導か
れる。このため、分割スプール25の両端面に作用する
流体力はバランスし、供給側給排通路15の分割スプー
ル25は内端位置Aにおいて停止し続ける。
は選択通路43、シャトル弁44、中間通路46からな
る高圧選択機構47により選択されて全開状態の絞り切
換弁80を通り高圧通路48に取出され、分割スプール
25、26間の小間隙33に流入し、両分割スプール2
5、26の内端面31、32に作用する。一方、前記給
排通路15内の高圧流体は伝達通路63を通じて分割ス
プール25のスプール室61に臨む左側外端面にも導か
れる。このため、分割スプール25の両端面に作用する
流体力はバランスし、供給側給排通路15の分割スプー
ル25は内端位置Aにおいて停止し続ける。
【0029】他方、分割スプール26のスプール室62
に臨む右側外端面には伝達通路64から給排通路16内
の低圧流体が導かれるため、分割スプール26の左側の
内端面32と右側外端面との両端面に作用する流体力に
差が発生し、この結果、排出側給排通路16の分割スプ
ール26のみが供給側給排通路15内の圧力に感応して
スプリング66を圧縮しながら軸方向外側(右方向)に
向かって高速で移動し、給排通路16の流路面積を調整
する。分割スプールの移動速度が大きいので、起動性が
良好である。
に臨む右側外端面には伝達通路64から給排通路16内
の低圧流体が導かれるため、分割スプール26の左側の
内端面32と右側外端面との両端面に作用する流体力に
差が発生し、この結果、排出側給排通路16の分割スプ
ール26のみが供給側給排通路15内の圧力に感応して
スプリング66を圧縮しながら軸方向外側(右方向)に
向かって高速で移動し、給排通路16の流路面積を調整
する。分割スプールの移動速度が大きいので、起動性が
良好である。
【0030】分割スプール26の右方向移動により給排
通路16の流路面積が増大するため、流体アクチュエー
タ12から流出した低圧流体は給排通路16および排出
側通路5を通りタンク4に排出される。このようにして
流体アクチュエータ12が所定速度で回転しクローラ車
両が前進する。なお、このとき、第1ロッド体54の外
端面(左端面)には内部通路68を通じて給排通路15
内の高圧流体が導かれるので、高圧流体の流体力により
第1、第2ロッド体54、55は一体となってロッド小
片55bの先端が分割スプール26の穴53の最奥部に
当接するまで右方に移動される(図2)。
通路16の流路面積が増大するため、流体アクチュエー
タ12から流出した低圧流体は給排通路16および排出
側通路5を通りタンク4に排出される。このようにして
流体アクチュエータ12が所定速度で回転しクローラ車
両が前進する。なお、このとき、第1ロッド体54の外
端面(左端面)には内部通路68を通じて給排通路15
内の高圧流体が導かれるので、高圧流体の流体力により
第1、第2ロッド体54、55は一体となってロッド小
片55bの先端が分割スプール26の穴53の最奥部に
当接するまで右方に移動される(図2)。
【0031】上述の状態で、クローラ車両が登り坂を走
行中に、この登り坂で停止するときには、切換弁1を中
立位置Cとする。これによりクローラ車両はずり落ちよ
うとするから、つまり液圧アクチュエータ12が逆転し
ようとするから、給排通路13には高圧が発生し、一
方、排出側給排通路14にはブレーキ圧は発生せず絞り
切換弁80にはパイロット通路83から高圧が供給さ
れ、パイロット通路85から供給される排出側圧力およ
びばね86のばね力に打勝ち全開位置を保持し、絞り切
換弁80による絞り効果が生じない。従って両分割スプ
ール25、26の両端面31、32間の流体は全開位置
にある絞り切換弁80を通り排出されるため昇圧しな
い。従って、分割スプール25は図2に示す位置に保持
され、分割スプール26は内側へ大きな移動速度で移動
し、従って、クローラ車両が登り坂道でずり落ちること
がない。
行中に、この登り坂で停止するときには、切換弁1を中
立位置Cとする。これによりクローラ車両はずり落ちよ
うとするから、つまり液圧アクチュエータ12が逆転し
ようとするから、給排通路13には高圧が発生し、一
方、排出側給排通路14にはブレーキ圧は発生せず絞り
切換弁80にはパイロット通路83から高圧が供給さ
れ、パイロット通路85から供給される排出側圧力およ
びばね86のばね力に打勝ち全開位置を保持し、絞り切
換弁80による絞り効果が生じない。従って両分割スプ
ール25、26の両端面31、32間の流体は全開位置
にある絞り切換弁80を通り排出されるため昇圧しな
い。従って、分割スプール25は図2に示す位置に保持
され、分割スプール26は内側へ大きな移動速度で移動
し、従って、クローラ車両が登り坂道でずり落ちること
がない。
【0032】次に、再び切換え弁1を平行流位置Dに切
換え、クローラ車両が下り坂を走行するようになって流
体アクチュエータ12がポンプ作用、即ち供給側給排通
路15から流体を吸引し、排出側給排通路16に流体を
吐出するようになると、給排通路15内および高圧通路
48内の圧力が低下し、給排通路16、即ち第2給排路
14内の圧力が上昇する。これにより、排出側の分割ス
プール26は復帰スプリング66に付勢されて内端位置
Aに向かって左方向へ移動するが、このように分割スプ
ール26が移動すると、給排通路16の開口面積が徐々
に減少し、第2給排路14内の圧力が上昇する。この上
昇した第2給排路14内の圧力は流体アクチュエータ1
2に背圧として作用し流体アクチュエータ12に制動力
を付与する。このとき、給排通路16内の圧力が上昇し
た流体は内部通路69を通じて第2ロッド体55の右側
ロッド小片55bの外端面55cに導かれるため、ロッ
ド54、55はロッド54の左側ロッド小片54bが分
割スプール25の穴52の最奥部に当接するまで左方に
向かって移動する。そして、分割スプール26の左方移
動によって給排通路16の開口面積が大幅に減少され、
第2給排路14内の圧力が所定圧以上の高圧まで上昇す
ると、分割スプール26内のロッド55に作用する流体
力が復帰スプリング65の付勢力を上回るようになる。
このとき、移動手段70が該高圧を受けて作動し、その
ロッド54、55が供給側給排通路15の分割スプール
25を軸方向外側(左方)に向かって、即ち流路面積が
増大する側に移動させる。一方、排出側給排通路16の
分割スプール26は未だ内端位置Aに向かって移動して
いる途中であるため、両方の分割スプール25、26は
内端位置Aから軸方向外側に変位しており、この結果、
連通通路72の両端はそれぞれ第2通路37、38にそ
れぞれ連通する(図3参照)。
換え、クローラ車両が下り坂を走行するようになって流
体アクチュエータ12がポンプ作用、即ち供給側給排通
路15から流体を吸引し、排出側給排通路16に流体を
吐出するようになると、給排通路15内および高圧通路
48内の圧力が低下し、給排通路16、即ち第2給排路
14内の圧力が上昇する。これにより、排出側の分割ス
プール26は復帰スプリング66に付勢されて内端位置
Aに向かって左方向へ移動するが、このように分割スプ
ール26が移動すると、給排通路16の開口面積が徐々
に減少し、第2給排路14内の圧力が上昇する。この上
昇した第2給排路14内の圧力は流体アクチュエータ1
2に背圧として作用し流体アクチュエータ12に制動力
を付与する。このとき、給排通路16内の圧力が上昇し
た流体は内部通路69を通じて第2ロッド体55の右側
ロッド小片55bの外端面55cに導かれるため、ロッ
ド54、55はロッド54の左側ロッド小片54bが分
割スプール25の穴52の最奥部に当接するまで左方に
向かって移動する。そして、分割スプール26の左方移
動によって給排通路16の開口面積が大幅に減少され、
第2給排路14内の圧力が所定圧以上の高圧まで上昇す
ると、分割スプール26内のロッド55に作用する流体
力が復帰スプリング65の付勢力を上回るようになる。
このとき、移動手段70が該高圧を受けて作動し、その
ロッド54、55が供給側給排通路15の分割スプール
25を軸方向外側(左方)に向かって、即ち流路面積が
増大する側に移動させる。一方、排出側給排通路16の
分割スプール26は未だ内端位置Aに向かって移動して
いる途中であるため、両方の分割スプール25、26は
内端位置Aから軸方向外側に変位しており、この結果、
連通通路72の両端はそれぞれ第2通路37、38にそ
れぞれ連通する(図3参照)。
【0033】これにより、排出側の給排通路16と供給
側の給排通路15とが連通通路72を通じて連通し、所
定圧以上の高圧となった給排通路16内の流体は連通通
路72を通じて給排通路15にリリーフされ、回路内に
サージ圧が発生する事態が防止される。このように、本
実施例のカウンターバランス弁9は、簡単な構造であり
ながらカウンターバランス機能、リリーフ機能の双方を
果すことができる。
側の給排通路15とが連通通路72を通じて連通し、所
定圧以上の高圧となった給排通路16内の流体は連通通
路72を通じて給排通路15にリリーフされ、回路内に
サージ圧が発生する事態が防止される。このように、本
実施例のカウンターバランス弁9は、簡単な構造であり
ながらカウンターバランス機能、リリーフ機能の双方を
果すことができる。
【0034】以上は下り坂走行時の停止について説明し
たが、平地走行時の停止についても同様である。
たが、平地走行時の停止についても同様である。
【0035】なお、切換弁1を流れ位置から中立位置C
に切換えた場合にも、カウンターバランス弁9は前述と
同様に作動する。また、前述の説明では切換弁1を中立
位置Cから平行流位置Dに切換え、給排通路15を供給
側と給排通路16を排出側としたが、逆に切換弁1を中
立位置Cから斜交流位置Eに切換え、給排通路16を供
給側と給排通路15を排出側とした場合にもカウンター
バランス弁9は前述と同様に作動する。
に切換えた場合にも、カウンターバランス弁9は前述と
同様に作動する。また、前述の説明では切換弁1を中立
位置Cから平行流位置Dに切換え、給排通路15を供給
側と給排通路16を排出側としたが、逆に切換弁1を中
立位置Cから斜交流位置Eに切換え、給排通路16を供
給側と給排通路15を排出側とした場合にもカウンター
バランス弁9は前述と同様に作動する。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、リリーフ機能を有する
にも拘らず全体の構造が簡単でかつ安価に製作でき、し
かもバルブ特性の設定を容易に行える。
にも拘らず全体の構造が簡単でかつ安価に製作でき、し
かもバルブ特性の設定を容易に行える。
【0037】本発明に係るリリーフ機能付きカウンター
バランス弁を搭載したクローラ車両の起動時には絞り切
換弁が全開位置となり、このため戻り通路側分割スプー
ルの外側への移動速度が大きく、従って起動性が良好と
なる。
バランス弁を搭載したクローラ車両の起動時には絞り切
換弁が全開位置となり、このため戻り通路側分割スプー
ルの外側への移動速度が大きく、従って起動性が良好と
なる。
【0038】更に、クローラ車両が登り坂で停止時に
は、絞り切換弁が全開位置となり、これにより戻り通路
側分割スプールの内側への移動速度が大きくなり、クロ
ーラ車両が登り坂道でずり落ちることが防止される。
は、絞り切換弁が全開位置となり、これにより戻り通路
側分割スプールの内側への移動速度が大きくなり、クロ
ーラ車両が登り坂道でずり落ちることが防止される。
【図1】本発明の一実施例の中立状態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】上記実施例のアクチュエータ回転時の状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】上記実施例のブレーキ時の状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 切換弁 9 カウンターバランス弁 12 流体アクチュエータ 15 給排通路 16 給排通路 24 スプール 25 分割スプール 26 分割スプール 54 ロッド体 55 ロッド体 54a ロッド小片 54b ロッド小片 55a ロッド小片 55b ロッド小片 70 移動手段 72 連通通路 80 絞り切換弁 83 パイロット通路 84 パイロット通路 85 パイロット通路 86 ばね
Claims (1)
- 【請求項1】 切換弁と流体アクチュエータとを接続す
る一対の給排通路の途中に介装され、供給側給排通路内
の圧力に感応して排出側給排通路の流路面積を調整する
ようにしたカウンターバランス弁において、該カウンタ
ーバランス弁のスプールを各給排通路に対応する2個の
分割スプールから構成するとともに、該各分割スプール
内に軸方向に形成した穴と該穴内にそれぞれ摺動可能に
挿入されたロッドからなり、流体アクチュエータがポン
プ作用をして排出側給排通路が所定圧以上の高圧となっ
たときに該高圧を受けて供給側給排通路の分割スプール
を流路面積が増大する側に移動させる移動手段を設けて
おり、前記移動手段が作動したとき排出側給排通路と供
給側給排通路とを連通して排出側給排通路内の高圧流体
を供給側給排通路にリリーフさせる連通通路を設け、前
記2個の分割スプール間の液室と前記給排通路との間に
絞り切換弁を設け、該絞り切換弁の一方のパイロット室
を前記給排通路に連なるパイロット通路に連通するとと
もに他方のパイロット室に前記連通通路に連なるパイロ
ット通路を連通したことを特徴とするリリーフ機能付き
カウンターバランス弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21223892A JPH0633906A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | リリーフ機能付きカウンターバランス弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21223892A JPH0633906A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | リリーフ機能付きカウンターバランス弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633906A true JPH0633906A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16619260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21223892A Pending JPH0633906A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | リリーフ機能付きカウンターバランス弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633906A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100499285B1 (ko) * | 1998-09-30 | 2006-07-25 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 토목건설기계용 유압장치의 파일럿절환밸브 |
| CN114776653A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-07-22 | 浙江海宏液压科技股份有限公司 | 卸荷阀 |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP21223892A patent/JPH0633906A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100499285B1 (ko) * | 1998-09-30 | 2006-07-25 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 토목건설기계용 유압장치의 파일럿절환밸브 |
| CN114776653A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-07-22 | 浙江海宏液压科技股份有限公司 | 卸荷阀 |
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