JPH0122295Y2 - - Google Patents

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JPH0122295Y2
JPH0122295Y2 JP10574883U JP10574883U JPH0122295Y2 JP H0122295 Y2 JPH0122295 Y2 JP H0122295Y2 JP 10574883 U JP10574883 U JP 10574883U JP 10574883 U JP10574883 U JP 10574883U JP H0122295 Y2 JPH0122295 Y2 JP H0122295Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
viewfinder
housing
electronic camera
photographer
protrusion
Prior art date
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Application number
JP10574883U
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English (en)
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JPS6014567U (ja
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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は電子カメラに関し、特に筐体の形状に
関する。
〔考案の技術的背景およびその問題点〕
近年、エレクトロニクス技術の発展に伴い、被
写体を撮像素子でとらえ、その信号を磁気デイス
ク等の記録装置に記録し、静止画像を再生可能と
した電子カメラが実用化されている。
一般にこの種の電子カメラにおいては、記録さ
れた画像を再生する時に横長のテレビジヨン画面
を利用するので、横長画面にて撮影を行なうもの
となつている。このため撮影者が誤まつて電子カ
メラを90゜回転させ縦長画面で撮影してしまうと、
再生時にて画面は90゜回転する。従つて走査方向
変換手段等を備えた特殊なモニターテレビジヨン
受像機が必要となる。そこで縦長画面での撮影を
防止するために、重力等を利用した姿勢検出素子
を電子カメラに装着し、撮影者がカメラを縦長に
かまえると警告ランプ等が点滅するようにしたも
のが提案されている。
しかるに、このような構成の従来の電子カメラ
においては、コストが高く、かつカメラ本体が大
型化し、重量が増加するという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、撮影者が誤まつて縦長画面で
撮影するのを未然に防止することができ、しかも
構成が簡単で小型、軽量、安価に製作可能な電子
カメラを提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は上記目的を達成するために次の如く構
成したことを特徴としている。すなわち、本考案
は電子カメラの筐体の後面の非接眼領域に、カメ
ラを正規の姿勢以外の姿勢でかまえたときフアイ
ンダーに接眼不可能な如く突出部を設けたことを
特徴としている。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の第1の実施例を示す斜視図で
ある。電子カメラ1の筐体2の正面には撮像レン
ズ3が装着されている。前記筐体2の内部には前
記撮像レンズ3がとらえた被写体を撮像する撮像
素子4および上記撮像素子4の信号を記録する磁
気デイスク等からなる記録装置5が設けられてい
る。上記記録装置5は筐体2の後面右方部位に設
けた磁気デイスク挿脱口6から磁気デイスクを直
型方向に挿脱して、装填および取外しを行なえる
如く、装置の長手方向を筐体2の前後方向に一致
させて設置されている。筐体2の左方部位には前
記撮像レンズ3がとらえた被写体を覗認可能な如
くフアインダー7が設けてある。このフアインダ
ー7を設けてある部位は前記磁気デイスク挿脱口
6を設けてある部位に対して円弧状にえぐられた
凹部8aとなつている。この凹部8aは撮影者が
フアインダー7を右眼で覗いたときに撮影者の顔
の右半分が適合しうる大きさおよび形状を有して
いる。換言すれば、筐体2の後面の非接眼領域に
は、カメラを正規の姿勢以外の姿勢たとえば縦長
あるいは上下を反対にして構えたときには、撮影
者がフアインダー7に接眼し得ないような突出部
8bが設けられている。筐体2の上側面にはシヤ
ツター釦9が設けてある。
第2図は同実施例の使用状態を示す平面図であ
る。同図に示すように撮影者10が電子カメラ1
を横長にして持ち、フアインダー4に接眼して横
長画面にて撮影する場合には、前記フアインダー
4の周辺に形成されている凹部8aに撮影者10
の顔が密着する。したがつて使用時に不快感はな
く使いやすい。一方、撮影者10が誤まつて電子
カメラ1を90゜回転させ縦長にして持ち、フアイ
ンダー4に接眼して縦長画面にて撮影しようとす
ると、前記突出部8bが撮影者10の顔に当つて
フアインダー7に接眼することができない。従つ
て撮影者10は誤まちに気付き、縦長画面での撮
影は未然に防ぐことができる。
このように本実施例においては、筐体2の後面
に凹凸面を形成しただけで縦長画面での撮影を防
止できるので、従来の重力等を利用した姿勢検出
装置による縦長画面防止機構に比べ、格別の部品
を必要とせず、従つて安価で、重量の増加がほと
んどなく、体積もほとんど増加しない等の利点が
ある。
第3図は本考案の第2の実施例を示す平面図で
ある。なお、第1図と同一部分には同一符号を付
しその説明は省略する。電子カメラ1の筐体2の
上面には第1のシヤツター釦9の他に第2のシヤ
ツター釦11が前記第1のシヤツター釦9とは反
対側の位置に設けられており、いずれのシヤツタ
ー釦によつても撮影可能になつている。前記筐体
2の後面左側にはスペーサ12が着脱可能に設け
られている。このスペーサ12は必要に応じて図
中破線で示すように筐体2の後面右側にも取り付
け得るようになつている。
かくして撮影者10の好みに合わせてスペーサ
12の位置を変えることにより左右いずれの眼で
もフアインダーを覗くことができる。列えば電子
カメラ1を横長にして左眼でフアインダー4を見
る時はスペーサ12を左側に設け、右眼でフアイ
ンダー4を見る時はスペーサ12を右側に設ける
ことにより、前記フアインダー4を正規の姿勢で
覗くことができる。そしてこの場合、シヤツター
釦9または11のいずれか一方を押すことにより
撮影することができるので操作性がよい。一方、
前記電子カメラ1を縦長にしてフアインダー4に
接眼すると、前記スペーサ12が右側、左側どち
らに設けられていてもフアインダー4の周辺と撮
影者10の顔とが密着せず使いにくい。従つて縦
長画面での撮影を防止できる。
このように本実施例においては、筐体2の後端
面にスペーサ12を着脱自在に設けたので、第一
の実施例と同様に縦長画面での撮影を防止できる
のは勿論撮影者の好みに応じてフアインダー接眼
の態様およびシヤツター操作姿勢を変え得る。な
お必要に応じて前記スペーサ12を取り外すこと
により特殊な使用法として縦長画面での撮影を行
なうことも可能である。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば第1の実施例における磁気デイスク
挿脱口6の周囲の突出部8bおよび第2の実施例
におけるスペーサ12の形状はどのようなもので
あつてもよい。要は撮影者10が誤まつて電子カ
メラ1を縦長にして持ち、フアインダー4を覗こ
うとした時に、このフアインダー4の周辺に撮影
者10の顔を密着させ得ないように突出部が設け
られていればよい。
〔考案の効果〕
本考案は、筐体後面の非接眼領域に、カメラを
正規の姿勢以外の姿勢でかまえたとき、フアイン
ダーに接眼不可能な突出部を設けたので、撮影者
が誤まつて縦長画面で撮影するのを未然に防止す
ることができ、しかも構成が簡単で小型、軽量、
安価に製作可能な電子カメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す斜視図、
第2図は同実施例の使用状態を示す平面図、第3
図は本考案の第2の実施例を示す平面図である。 1……電子カメラ、2……筐体、3……撮像レ
ンズ、4……撮像素子、5……記録装置、7……
フアインダー、8a……凹部、8b……突出部、
9……シヤツター釦、11……第2のシヤツター
釦、12……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筐体と、この筐体の前面に装着される撮像レ
    ンズと、この撮像レンズを介して被写体を撮像
    する撮像素子と、この撮像素子の信号を記録す
    る記録装置と、前記撮像レンズがとらえる被写
    体を視認可能な如く前記筐体の後面に設けたフ
    アインダーとを具備し、前記筐体はその後面の
    非接眼領域に、カメラを正規の姿勢以外の姿勢
    にかまえたとき前記フアインダーに接眼不可能
    な如く突出部を設けたことを特徴とする電子カ
    メラ。 (2) 前記突出部は前記筐体の裏面に着脱自在に設
    けられたスペーサであることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の電子カメラ。
JP10574883U 1983-07-07 1983-07-07 電子カメラ Granted JPS6014567U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10574883U JPS6014567U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 電子カメラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10574883U JPS6014567U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 電子カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6014567U JPS6014567U (ja) 1985-01-31
JPH0122295Y2 true JPH0122295Y2 (ja) 1989-06-30

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ID=30247741

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JP10574883U Granted JPS6014567U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 電子カメラ

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JP (1) JPS6014567U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631466Y2 (ja) * 1986-09-22 1994-08-22 富士写真フイルム株式会社 レンズ付きフイルムユニツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6014567U (ja) 1985-01-31

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