JP2005109711A - 携帯型カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯型カメラを使用者の利き手に合わせて左右いずれの手でも保持・撮影可能にする。
【解決手段】 装置本体1はの両側面にそれぞれ液晶表示装置を取り付けるための左表示装置取付部10L及び右表示装置取付部10Rを備えている。また、左表示装置取付部10Lの内部の上端部には左接続端子11L及び左検出スイッチ12Lが備えられており、右表示装置取付部10Rの内部の下端部には右接続端子11R及び右検出スイッチ12Rが備えられている。そして、左表示装置取付部10Lに液晶表示装置が取り付けられると、左検出スイッチ12Lがそれを検出すると共に左接続端子11Lにより電気的な接続が確保され、右表示装置取付部10Rに液晶表示装置が取り付けられると、右検出スイッチ12Rがそれを検出すると共に右接続端子11Rにより電気的な接続が確保される。
【選択図】 図1

Description

本発明は携帯型カメラ、たとえばいわゆるハンディタイプの片手で保持して撮影するように構成されたビデオカメラ,デジタルスチルカメラのような装置に関し、より具体的には本体から取り外し可能な小型のモニタ、たとえば液晶表示装置等を備えた携帯型カメラに関する。
いわゆるハンディタイプの携帯型ビデオカメラは、片手で保持した状態で撮影が可能なように、一般的には箱型の装置本体の撮影者が片手で保持した場合に右側となる面に対して若干の間隙を有する状態で、本体の前部及び後部それぞれの取り付け部に両端部が取り付けられたベルトが設けられている。このようなベルトは、右利きの使用者が装置本体の右側面とベルトとの間の間隙に右手を挿入して本体を保持するために備えられている。そして、使用者が撮影をする場合、ベルトと装置本体との間に右手を挿入することにより装置本体を右手の手首に近い位置でベルトで支えた状態で装置本体を保持して撮影を行なう。
換言すれば、従来のこの種の装置は、使用者が右手で装置本体を保持することを前提として設計、製造されており、右利きの使用者にとっては問題は無かったが、左利きの使用者にとっては非常に使い難いものであった。
なお、上述のような従来の携帯型ビデオカメラの前述のようなベルトが設けられている側とは逆側である左側面には、一般的には撮影の際のモニタ用の液晶表示装置が取付けられている。この液晶表示装置は、装置本体に対して直交する2方向に回転可能な継手により取り付けられている場合が多く、装置本体に対して扉状に開閉可能であると共に、画面の左右方向を軸方向として回転することも可能に構成されている。このような液晶表示装置の構成は、いわゆる対面撮影、即ち撮影者が自分自身を撮影する際に装置本体の後端部に開口しているファインダを使用することができないので、液晶表示装置によって撮影中の画像を確認し得ることを目的としている。更に、液晶表示装置が装置本体から完全に分離可能(信号ケーブルは接続されている)に構成された携帯型ビデオカメラも実用化されている。
なお、上述のような従来の携帯型ビデオカメラの液晶表示装置のモニタは、多くの携帯型ビデオカメラが再生装置をも兼ねているため、再生画像の表示用に使用することも可能である。
特開2001−222057号公報 特開2001−320625号公報
しかしながら、上述のような従来の携帯型ビデオカメラは基本的には右利きの使用者を対象として設計、製造されているため、右手で装置本体を保持した場合には安定的に保持することが可能であると共に、装置本体の左側面に備えられているモニタを利用することも可能である。しかし、左利きの使用者にとっては、右手で装置本体を保持し、種々のスイッチを操作することには違和感があることは否めない。また、左利きの使用者が左手で装置本体を保持した場合には装置本体の左側面に備えられているモニタを利用することが出来ないことは明らかであり、その場合には装置本体の後端部に開口しているファインダを利用するしかなかった。またこの場合には、当然のことながら、いわゆる対面撮影に際しては液晶表示装置を使用できないため、感に頼った撮影しかできなかった。
なお、特許文献1には、左右いずれの手でも保持・撮影が可能になるように、撮像部が携帯型ビデオカメラ本体部の上に位置し、しかもこの本体部の頂面に実質的に垂直な軸線回りに少なくとも180度回転可能に取付けた発明が開示されている。しかしながら、この特許文献1に開示されている発明では、撮影部の回転及び反転に伴う撮像素子からの読み出し信号の調整、光学系内に光路を変換させるための反射鏡が必要になる等のようなビデオカメラの性能に重大な影響を及ぼす処置を施す必要がある。
更に、本願出願人が先に出願している特許文献2には、液晶表示装置付き制御装置を着脱自在に備えた携帯型ビデオカメラにおいて、液晶表示装置を携帯型ビデオカメラから分離させて装置本体とケーブルで接続することにより、液晶表示装置付き遠隔制御装置を用いてリモコン撮影をする際に、液晶表示装置付き遠隔制御装置のグリップ部を左右何れの手で把持して操作しても、液晶表示装置に表示される映像は上下及び左右に反転することがなく、常に正立した映像を確認しつつリモコン操作をすることが可能なモニタ部液晶表示装置付き制御装置が開示されている。しかし、この特許文献2に開示されている発明では、携帯型ビデオカメラそのものを保持するための構成に関しては言及されていない。
本発明は以上のような事情に鑑みて従来の携帯型カメラ、主として携帯型ビデオカメラが有している問題点を解決するためになされたものであり、特許文献2に開示されているモニタ部付き制御装置を液晶表示装置として用い、使用者の利き手に合わせて左右いずれの手でも装置本体を安定的に保持して撮影することが可能な携帯型カメラを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯型カメラは、撮影中の画像を表示する表示装置と、該表示装置が取り外し可能に取り付けられる本体とを備えた携帯型カメラであって、前記本体の左右両側にそれぞれ前記表示装置を取り付けるための取付手段を備えたことを特徴とする。
このような本発明の携帯型カメラでは、装置本体の左右両側にそれぞれ備えられた取付手段により、装置本体の左右の内の使用者が望むいずれかの側に表示装置が取り付けられる。
また本発明に係る携帯型カメラは、上述の発明において、前記両取付手段は、前記表示装置が取り付けられたことを検出する検出手段をそれぞれ備えたことを特徴とする。
このような本発明の携帯型カメラでは、上述の発明において、表示装置が装置本体に取り付けられた場合に、装置本体の左右両側にいずれに取り付けられたかが自動的に検出される。
更に本発明に係る携帯型カメラは、上述の発明において、前記検出手段の一方が前記表示装置が取り付けられたことを検出した場合に、前記表示装置上での撮影中の画像の表示状態を前記検出手段の他方が前記表示装置が取り付けられたことを検出した場合とは左右及び上下を反転させた状態とする手段を備えたことを特徴とする。
このような本発明の携帯型カメラでは、上述の発明において、表示装置が装置本体の左右両側のいずれか一方の側に取り付けられた場合に、他方の側に取り付けられた場合とは表示装置上での表示状態が左右及び上下を反転させた状態になる。
また本発明に係る携帯型カメラは、上述の各発明のいずれか一つにおいて、前記本体を使用者が片手で保持するための保持用ベルトと、該保持用ベルトを前記本体の左右両側のいずれにも位置させることが可能なように、前記本体の前後部それぞれに前記保持用ベルトの両端部を取り付けるためのベルト取り付け部とを更に備えたことを特徴とする。
このような本発明の携帯型カメラでは、上述の各発明のいずれか一つにおいて、保持用ベルトが装置本体の左右両側のいずれの側にも位置させることが可能になる。
以上のような本発明の携帯型カメラによれば、使用者の利き手に合わせて、具体的には右利きの使用者の場合には左側に、左利きの使用者の場合には右側にそれぞれ表示装置を取り付けることが可能になる。
また本発明の携帯型カメラによれば、上述の発明において、表示装置が装置本体に取り付けられた場合に、装置本体の左右両側にいずれに取り付けられたかが自動的に検出されるので、表示装置が取り付けられた側に応じた処理を装置本体に内蔵されている電気回路により自動的に行なえるようになるため、使用者がその都度切換を行なわなければならないという煩雑さが無い。
また本発明の携帯型カメラによれば、上述の発明において、表示装置が装置本体の左右両側のいずれか一方の側に取り付けられた場合に、他方の側に取り付けられた場合とは表示装置上での表示状態が左右及び上下を反転させた状態になるので、使用者がその都度切換を行なわなければならないという煩雑さが無い。
更に本発明の携帯型カメラによれば、上述の各発明のいずれか一つにおいて、使用者の利き手に合わせて保持用ベルトを装置本体の左右両側のいずれかの側に位置させることにより、使用者の利き手には拘わらずに装置本体を確実に保持して撮影を行なうことが可能になる。
以下、本発明に係る携帯型カメラの実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下実施の形態においては、本発明の携帯型カメラとしては最も一般的な記録再生型の携帯型ビデオカメラ、即ち記録媒体を内蔵し、これに撮影した動画像を記録し、また記録媒体に記録済みの動画像を再生することが可能なビデオカメラを例として説明する。しかし、本発明はそのような記録再生型の形態型ビデオカメラに限定されるものではなく、再生機能が無いタイプ、記録媒体を内蔵していないタイプ(撮影した画像を有線又は無線により送信するタイプ)、更にはデジタルスチルカメラにも適用可能であることはいうまでもない。
図1は、本発明の携帯型カメラ(以下、単に携帯型ビデオカメラという)から後述するモニタとしての表示装置を取り外した状態である本体部(以下、装置本体という)1の左右側面及び上面,底面を示す模式図である。なお、以下においては本発明のビデオカメラの装置本体1は略直方体形状(箱型)であり、その前面の上端部に撮影用レンズ2が、後面の上端部にファインダ3がそれぞれ装着されている。従って、図1(a) は装置本体1を左側面から見た模式的立面図、図1(b) は装置本体1を下側から見た模式的平面図をそれぞれ示していることになり、これらの図においては図上で左側が装置本体1の前部、右側が装置本体1の後部になる。また、図1(c) は装置本体1を上側から見た模式的平面図、図1(d) は装置本体1を右側から見た模式的立面図をそれぞれ示していることになり、これらの図においては図上で右側が装置本体1の前部、左側が装置本体1の後部になる。
図1(a), (b), (d) に示されている4Fは保持用ベルトを取り付けるための前部ベルト取付具であり、4Rは保持用ベルトを取り付けるための後部ベルト取付具である。前部ベルト取付具4Fは装置本体1の前面の下端部に、後部ベルト取付具4Rは装置本体1の後面の下端部にそれぞれ固定されており、これらに後述する保持用ベルト5の両端部がそれぞれ回動可能に取り付けられる。
10Lはモニタとしての表示装置を装置本体1の左側面に取り付けるための左表示装置取付部であり、装置本体1の左側面の前端部寄りの部分に備えられている。この左表示装置取付部10Lは後方に開口した状態の縦長のカバー状に形成されており、その内部の上端部には左接続端子11Lと左検出スイッチ12Lとが備えられている。左検出スイッチ12Lは表示装置が左表示装置取付部10Lに取り付けられた場合に接点が押圧されてオン状態になることにより、表示装置が左表示装置取付部10Lに取り付けられたことを検出するように構成されている。また、左接続端子11Lは、上述のように表示装置が左表示装置取付部10Lに取り付けられた場合に、表示装置と装置本体1との間の電気的接続を確保するために備えられている。
10Rは表示装置を装置本体1の右側面に取り付けるための右表示装置取付部であり、装置本体1の右側面の前端部寄りの部分に備えられている。この右表示装置取付部10Rは後方に開口した状態の縦長のカバー状に形成されており、その内部の下端部には右接続端子11Rと右検出スイッチ12Rとが備えられている。右検出スイッチ12Rは表示装置が右表示装置取付部10Rに取り付けられた場合に接点が押圧されてオン状態になることにより、表示装置が右表示装置取付部10Rに取り付けられたことを検出するように構成されている。また、右接続端子11Rは、上述のように表示装置が右表示装置取付部10Rに取り付けられた場合に、表示装置と装置本体1との間の電気的接続を確保するために備えられている。
なお上述したように、左表示装置取付部10Lにはその内部の上端部に左接続端子11L及び左検出スイッチ12Lが、右表示装置取付部10Rにはその内部の下端部に右接続端子11R及び右検出スイッチ12Rが備えられているが、これは一つの表示装置の上下端の一方の端部に備えられたコネクタプラグを、左接続端子11L及び右接続端子11Rと電気的に接続するために、表示装置の上下方向を逆にする必要があるからである。換言すれば、表示装置の上下端の双方にコネクタプラグを備える場合には、左表示装置取付部10L及び右表示装置取付部10R共に上端部又は下端部の一方に接続端子11L,11Rをそれぞれ備えればよい。
図2は本発明の携帯型ビデオカメラの装置本体1に対して取り外し可能に備えられた、換言すれば着脱自在のモニタとしての表示装置20の構成及び表示状態を示す模式図である。但し、本実施の形態では表示装置としては液晶表示装置を使用しているので、以下においては液晶表示装置という。
なお、図2(a) は最も一般的な状態である液晶表示装置20が装置本体1の左側面に取り付けられた場合、具体的には左表示装置取付部10Lに取り付けられた場合の表示状態を示し、図2(b) は液晶表示装置20が装置本体1の右側面に取り付けられた場合、具体的には右表示装置取付部10Rに取り付けられた場合に図2(a) の表示状態のままに画像を表示した場合の表示状態を示し、図2(c) は図2(b) の状態において液晶表示装置20の実際の表示部分である液晶パネルユニット21に表示されている画像を上下及び左右G共に反転した場合の表示状態を示している。
なお、液晶表示装置20に関しては、図2(a) に示されている装置本体1の左側面に取り付けられる状態を通常の状態とし、以下の説明においてはこの状態における位置関係、即ち上下左右を基準とする。図2に示されているように、液晶表示装置20の左側にはチルト部23が取り付けられており、このチルト部23が更にグリップ部24に取り付けられている。チルト部23は液晶表示装置20の液晶パネルユニット21をその上下方向のほぼ中央部を左右に通る軸を回転中心として 180度回転可能な状態で支持している。
また、グリップ部24は上端部にコネクタプラグ22を備えた縦長の棒状の形状に構成されており、その上下方向のほぼ中央部のチルト部取付部25にチルト部23が取り付けられている。このチルト部23が取り付けられているチルト部取付部25はグリップ部24の他の部分に対して、グリップ部24の上下方向(長手方向)を回転軸として回転可能に構成されている。従って、液晶パネルユニット21は、それ自体がチルト部23により上下方向に回転可能であり、またチルト部23がグリップ部24に対して左右方向に回転可能であることにより左右に回転可能である。換言すれば、液晶パネルユニット21はグリップ部24に対して上下及び左右に自由に回転可能である。このことは、液晶表示装置20がグリップ部24により装置本体1の左表示装置取付部10L又は右表示装置取付部10Rに取り付けられた場合には、液晶パネルユニット21が装置本体1に対して上下及び左右に自由に回転可能であることを意味している。
なお、グリップ部24の外形形状は、図2(a) に示す状態で前述した図1に示されている左表示装置取付部10Lに嵌め込まれて固定され、コネクタプラグ22が左表示装置取付部10L内の上端部に位置する左接続端子11Lと自動的に接続すると共に左検出スイッチ12Lの接点を押圧するように、また図2(b), (c)に示す状態で前述した図1に示されている右表示装置取付部10Rに嵌め込まれて固定され、コネクタプラグ22が右表示装置取付部10R内の下端部に位置する右接続端子11Rと自動的に接続すると共に右検出スイッチ12Rの接点を押圧するように形成されている。
次に、上述のような構成の本発明の携帯型ビデオカメラの実際の使用時の状態について説明する。図3及び図4は、本発明の携帯型ビデオカメラをその通常の使用状態において前面及び背面から見た模式的斜視図である。より具体的には、図3(a) は右利きの使用者用が通常の状態で撮影を行なう場合の使用状態を装置本体1の背面(撮影している使用者側)から見た模式的斜視図を、図3(b) は右利きの使用者用の使用状態を装置本体1の前面(撮影している使用者と対向する側)から見た模式的斜視図を、図4(a) は左利きの使用者用の使用状態を装置本体1の背面(撮影している使用者側)から見た模式的斜視図を、図4(b) は左利きの使用者用の使用状態を装置本体1の前面(撮影している使用者と対向する側)から見た模式的斜視図をそれぞれ示している。
なお、前述の図1には示さなかったが、前部ベルト取付具4F及び後部ベルト取付具4Rには、保持用ベルト5の両端部がそれぞれ回動自在に取り付けられている。また、両ベルト取付具4L,4Lが装置本体1の前面及び後面の下端部に位置しているので、保持用ベルト5はその両端部が装置本体1の前後端部にそれぞれ取り付けられたままの状態で中央部を装置本体1の底面を越えて装置本体1の左側面側にも、右側面側にも位置させることが可能である。
まず、一般的な右利きの使用者が本発明の携帯型ビデオカメラを右手で保持して撮影する場合は、図3に示すように、使用者は保持用ベルト5を装置本体1の右側に位置させて右手で装置本体1を保持できるようにし、更に液晶表示装置20のグリップ部24を左表示装置取付部10Lへ挿入して固定する。これにより、図1に示した左検出スイッチ12Lが液晶表示装置20のグリップ部24に押圧されてオン状態になり、装置本体1に対して液晶表示装置20が右利き用の状態で取り付けられたことが検出される。また同時に、図1に示した左接続端子11Lにコネクタプラグ22が接続する。
上述のようにして、右利き用に液晶表示装置20が取り付けられたことを左検出スイッチ12Lが検出した場合、装置本体1に内蔵されている電気回路は撮影用レンズ2により撮影された画像、又は再生画像を液晶パネルユニット21の表示面に通常の状態、即ち画像の上下左右を液晶パネルユニット21の上下左右と同一とした状態で表示する。この状態において使用者が液晶パネルユニット21を図3に示すようにグリップ部24に対して、即ち装置本体1に対して左前方へ開くようにして回転させると、右利きの使用者は液晶パネルユニット21の表示面に表示された画像を目視で確認しつつ従来の一般的なビデオカメラと同様に撮影を行なうことができると共に、撮影済みの画像を再生して見ることもできる。
一方、左利きの使用者が本発明の携帯型ビデオカメラを左手で保持して撮影する場合は、使用者は図3に示す状態において一旦液晶表示装置20を装置本体1から取り外し、図4に示すように保持用ベルト5を装置本体1の左側に位置させて左手で装置本体1を保持できるようにし、更に液晶表示装置20のグリップ部24を右表示装置取付部10Rへ挿入して固定する。これにより、図1に示した右検出スイッチ12Rが液晶表示装置20のグリップ部24に押圧されてオン状態になり、装置本体1に対して液晶表示装置20が左利き用の状態で取り付けられたことが検出される。また同時に、図1に示した右接続端子11Rにコネクタプラグ22が接続する。
ところで、上述のようにして液晶表示装置20が装置本体1に対して左利きの使用者用の状態で取り付けられると、右利きの使用者用の状態で装置本体1に取り付けられた場合に対して上下に 180度回転した状態になっている。従って、そのままの状態では液晶パネルユニット21の表示面に表示されている画像は使用者から見た場合には上下及び左右が反転した状態になる。しかし、本発明の携帯型ビデオカメラでは、左利きの使用者用に液晶表示装置20が取り付けられたことを右検出スイッチ12Rが検出した場合、装置本体1に内蔵されている電気回路は撮影用レンズ2により撮影された画像、又は再生画像を上下及び左右を反転させて液晶パネルユニット21の表示面に表示する。この状態において使用者が液晶パネルユニット21を図4に示すようにグリップ部24に対して、即ち装置本体1に対して右前方へ開くようにして回転させると、左利きの使用者は液晶パネルユニット21の表示面に表示された画像を目視で確認しつつ従来の一般的なビデオカメラと同様に撮影を行なうことができると共に、撮影済みの画像を再生して見ることもできる。
図5及び図6は、いわゆる対面撮影をする場合の本発明の携帯型ビデオカメラをその使用状態において前面及び背面から見た模式的斜視図である。より具体的には、図5(a) は右利きの使用者用の対面撮影時の使用状態を装置本体1の背面(撮影している使用者と対面する側)から見た模式的斜視図を、図5(b) は右利きの使用者用の対面撮影時の使用状態を装置本体1の前面(撮影している使用者の側)から見た模式的斜視図を、図6(a) は左利きの使用者用の対面撮影時の使用状態を装置本体1の背面(撮影している使用者と対面する側)から見た模式的斜視図を、図6(b) は左利きの使用者用の対面撮影時の使用状態を装置本体1の前面(撮影している使用者の側)から見た模式的斜視図をそれぞれ示している。
図5に示されている状態は、図3に示されている状態において、液晶パネルユニット21をチルト部23によりグリップ部24に対して、即ち装置本体1に対して前方へ向くように 180度回転させた状態を示している。この状態においては、前述した図4に示す状態と同様に、本発明の携帯型ビデオカメラでは、装置本体1に内蔵されている電気回路は液晶パネルユニット21がチルト部23により 180度回転したことを検出し、撮影用レンズ2により撮影された画像、又は再生画像を上下及び左右を反転させて液晶パネルユニット21の表示面に表示する。従って、この状態において右利きの使用者は液晶パネルユニット21の表示面に表示された画像を目視で確認しつつ従来の一般的なビデオカメラと同様にいわゆる対面撮影、即ち自分自身を撮影することができると共に、撮影済みの画像を再生して見ることもできる。
また、図6に示されている状態は、図4に示されている状態において、液晶パネルユニット21をチルト部23によりグリップ部24に対して、即ち装置本体1に対して前方へ向くように 180度回転させた状態を示している。この状態においては、前述した図4に示す状態において、本発明の携帯型ビデオカメラでは、装置本体1に内蔵されている電気回路は液晶パネルユニット21がチルト部23により 180度回転したことを検出し、撮影用レンズ2により撮影された画像、又は再生画像を通常の表示状態、即ち上下及び左右を反転させない状態で液晶パネルユニット21の表示面に表示する。従って、この状態において左利きの使用者は液晶パネルユニット21の表示面に表示された画像を目視で確認しつつ従来の一般的なビデオカメラと同様にいわゆる対面撮影、即ち自分自身を撮影することができると共に、撮影済みの画像を再生して見ることもできる。
なお、左利きの使用者が対面撮影を行なう場合は上述した図6に示す状態ではなく、図5に示す状態で対面撮影を行なえば装置本体1をより安定して保持することが可能になる。また逆に、右利きの使用者が対面撮影を行なう場合は上述した図5に示す状態ではなく、図6に示す状態で対面撮影を行なえば装置本体1をより安定して保持することが可能になる。
なお、液晶パネルユニット21の表示面に表示する画像を上下及び左右に反転して表示する技術に関しては、特許文献2に開示されていて公知である。また、上記実施例では液晶表示装置を表示装置として使用する例を示したが、液晶表示装置に限らず、他のたとえば有機EL(Electro-Luminescent) ディスプレイ、LEDディスプレイ等を使用することも可能である。
また本発明は、装置本体1の両側面にいずれにも液晶表示装置20を取り付けることが可能な構成としているため、記録媒体の交換のために必要な機構、具体的には記録媒体を装入し、また取り出すための開口部を設けることが困難であるので、交換が必要な記録媒体、具体的にはカセット式の磁気テープ,DVD(Digital Versatile Disc)等のディスク媒体を記録媒体とする装置よりも、長時間記録が可能でしかも記録されたデータを比較的容易に外部へ出力することが可能なことから記録媒体の交換のための開口部を必要としない、内蔵HDD(Hard Disc Drive)を記録媒体とする携帯型カメラ一体型記録媒体再生装置において特に有効である。
本発明の携帯型カメラから後述する表示装置を取り外した状態である本体部(装置本体)の左右側面及び上面,底面を示す模式図である。 本発明の携帯型カメラの装置本体に対して着脱自在の表示装置の構成及び表示状態を示す模式図である。 本発明の携帯型カメラを右利きの使用者用の通常の使用状態において前面及び背面から見た模式的斜視図である。 本発明の携帯型カメラを左利きの使用者用の通常の使用状態において前面及び背面から見た模式的斜視図である。 本発明の携帯型カメラを右利きの使用者用のいわゆる対面撮影の使用状態において前面及び背面から見た模式的斜視図である。 本発明の携帯型カメラを左利きの使用者用のいわゆる対面撮影の使用状態において前面及び背面から見た模式的斜視図である。
符号の説明
1 装置本体
2 撮影用レンズ
3 ファインダ
4F 前部ベルト取付具
4R 後部ベルト取付具
5 保持用ベルト
10L 左表示装置取付部
10R 右表示装置取付部
11L 左接続端子
11R 右接続端子
12L 左検出スイッチ
12R 右検出スイッチ
20 液晶表示装置
21 液晶パネルユニット
22 コネクタプラグ
23 チルト部
24 グリップ部
25 チルト部取付部

Claims (4)

  1. 撮影中の画像を表示する表示装置と、該表示装置が取り外し可能に取り付けられる本体とを備えた携帯型カメラであって、
    前記本体の左右両側にそれぞれ前記表示装置を取り付けるための取付手段を備えたことを特徴とする携帯型カメラ。
  2. 前記両取付手段は、前記表示装置が取り付けられたことを検出する検出手段をそれぞれ備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯型カメラ。
  3. 前記検出手段の一方が前記表示装置が取り付けられたことを検出した場合に、前記表示装置上での撮影中の画像の表示状態を前記検出手段の他方が前記表示装置が取り付けられたことを検出した場合とは左右及び上下を反転させた状態とする手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯型カメラ。
  4. 前記本体を使用者が片手で保持するための保持用ベルトと、
    該保持用ベルトを前記本体の左右両側のいずれにも位置させることが可能なように、前記本体の前後部それぞれに前記保持用ベルトの両端部を取り付けるためのベルト取り付け部とを更に備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の携帯型カメラ。
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