JPH01222753A - 佃煮の製造法 - Google Patents

佃煮の製造法

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Publication number
JPH01222753A
JPH01222753A JP63045930A JP4593088A JPH01222753A JP H01222753 A JPH01222753 A JP H01222753A JP 63045930 A JP63045930 A JP 63045930A JP 4593088 A JP4593088 A JP 4593088A JP H01222753 A JPH01222753 A JP H01222753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seasoning liquid
tsukudani
seasoning
product
boiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP63045930A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Matsuda
聡 松田
Hirohiko Takeda
裕彦 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP63045930A priority Critical patent/JPH01222753A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ソルボースを佃煮製造の調味液の原材料とす
る佃煮の製造法に関する。
(従来の技術) 佃煮は、魚貝藻類を醤油、砂糖、水あめなどの調味料を
適切に配合した調味液を用いて、その調味液がよく浸透
するまで煮つめ、原材料の水分を調味液中の塩分、糖分
その他の調味成分と置き換え、味付を行なうとともに保
存性を高めた調味加工食品である。
製造は一般に、原料の選別、成形、(原料を適当な大き
さに切断、削刻、圧伸、粉砕する)、煮熟味付、冷却、
包装という工程からなる。
煮熟味付けの方法としては、多量の調味液に原料を浮か
せて煮込む「浮かし煮」、あるいは原料に吸収されるだ
けの調味液を加えて調味液が全部浸透するまで煮込む「
煎り付は煮」などがある。
いずれの方法でも、原料の身くずれを防ぎつつ調味料を
十分に浸透させることが大切である。
また、味については、従来、濃厚な味のものが賞味され
ているが、最近は消費者の食品に対する嗜好の多様化に
伴い、淡味のものを求めるなど、従来品とは異なる新し
い商品も求められるようになった。
(発明が解決しようとする課題) 佃煮の特徴は、調味とともに保存性を付与することにあ
るので、焦げ付かないように攪拌しながら煮つめ、調味
液が十分に、しかも均等に浸透する必要があるが、煮熟
味付の1つの方法である「煎り付は煮」の場合、調味液
量の割合が少ないため、1回あたりの煮上げ量が多いと
、原料と調味液との撹拌が難しく、調味液も浸透しにく
い。
また、「煎り付は煮」、「浮かし煮Jいずれの方法にお
いても、調味液が浸透しにくい性質の原料の場合には二
十分な味付を行なうことが難しい。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、調味液が浸透しにくい原料を含め、いか
なる原料にも容易に味付ができるような佃煮の製造法を
得るために鋭意研究した結果、ソルボースを佃煮製造の
調味液の原材料とすることにより、目的が達成されるこ
とを見い出し、本発明を完成した。
本発明において使用するソルボースの量は、目的とする
佃煮の種類、ならびに他の糖類と併用する場合には、組
み合わせるI!類の種類および量に応じて変化させれば
よい、一般に、調味液に使用する$J!11の20%以
上をソルボースとするこりが好ましい。
また、調味液に使用するa類の全量をソルボースとする
ことも可能であるが、得られる佃煮のつや出しのために
水あめ等も加えた方が好ましい。
水あめを加える場合には、水あめの添加量は、調味液に
使用する$1!類の15%量以下で十分である。
また、つや出しのために味醸などを加えてもよい。
濃い味付を望む場合は、ソルボースの含量を多くするこ
とによって、原料への調味液の被覆を多くすることがで
きる。
一方、薄い味付を望む場合は、ソルボースの含量を少な
くすることによって、原料への調味液の被覆を少な(す
ることができるし、調味液の組成を変えて、醤油、砂糖
などの調味量の配合割合を減らしてもよい。
本発明において使用する調味液以外の原料としては、ハ
ゼ、シラウオ、イカナゴ、フナ、ワカサギ、アミ、チリ
メンジャコなどの小形魚類のほか、カツオ、マグロ、イ
カ、エビ、アサリ、ハマグリ、アカガイ、コンブ、ノリ
、ワカメなどの魚貝藻類など多種にわたり、レンニン、
フキ、ゴボウ、野菜、豆類、シイタケ、鯨肉なども利用
される。
また、煮熟味付の方法は常法どおりでよく、「浮かし煮
」あるいは「煎り付は煮」などの方法を用いればよい。
(発明の効果) 本発明の方法によって製造される佃煮は、「浮かし煮」
の場合ならば、煮熟味付して原料を調味液からすくい上
げた後、また、「煎り付は煮」の場合ならば、調味液が
少な(なるまで煮つめた後、いずれの場合でも佃煮製品
の表面を、醤油、砂糖、味醸なとの調味成分を含んだ調
味液が完全に被覆している。この佃煮製品の表面を被覆
している調味液は、粘着性を持っており、多量に付着し
ている。
このため、調味液が浸透しにくい原料でも、製品として
は表面を多量の調味液で被覆しているため、前便に濃厚
な味付のものを作ることも可能とナル。すなわち、調味
液に使用する11Nliにソルボースを使用することに
よって、佃煮製品の表面が多量の被覆物で覆われた、従
来品にない、新規な佃煮を得ることができる。
(実施例) 次に実施例を示す。
実施例1 第1表に示す組成の調味液を用いて、チリメンシャコの
佃煮を作製した。
■調味液組成 第1表 *1:池田糖化(株)製 *2〜*4:旭フーズ(株)製 ■佃煮製造法 次の手順で実施した。
1)乾燥チリメンジャコx000gを沸騰水中2)湯戻
しチリメンジャコ1000gを取り、煮熟釜に入れた。
3)これに各組成の調味液1350gを加え、始め強火
で煮立ってからは弱火にして、ブリックスが55となる
まで煮熟した。
4)煮熟釜よりすくい上げ、ザルに入れて液を切ってか
ら放冷し、製品とした。
■比較試験 得られた製品について、収量、色、表面状態について調
べたところ、第2表のような結果となった。
第2表 また、10人のパネラ−により官能評価を実施した。結
果を第3表に示す。
第3表 * *2種類のうち、好ましいと思うものを1点として評価
した。
パネラ−による官能評価の結果から、対照品lと比較し
て本発明品1の特徴をみとめてみると、次のとおりにな
る。
(イ)色は対照品1と本発明品lとでは全く異なったも
のであり、各人の嗜好により意見が分かれた。
(ロ)本発明品1は調味液がチリメンジャコの表面に付
着しているため、味付は十分であり、かつ、好ましい味
である。
(ハ)総合評価を比較してみると、本発明品1は対照品
1より嗜好性が向上していることがわかる。
、実施例2 第4表に示す組成の調味液を用いてワカメの佃煮を作製
した。
■調味液組成 第  4  表 *l:艶出し剤 *2.*3:旭フーズ(株)製 *4:池田糖化(株)製 *5:組成 ■佃煮製造法 次の手順で製造した。
l)原料のワカメ1000gを沸騰水中に20分間浸漬
した後、90分間流水中に置き、脱塩する。
2)脱塩したワカメ1000gと各組成の調味液100
0gおよびショウガ5gと水1500gを煮熟釜に入れ
、[浮かし煮jとして60分間煮熟した。
3)煮熟釜よりすくい上げ、ザルに入れて液を切ってか
ら放冷し、製品とした。
■比較試験 本発明品2は、表面に調味液が十分に付着している佃煮
となった。対照品2の製品重量が1650gであったの
に対し、本発明品2の製品重量は1.970 gであっ
た。
また、10人のパネラ−により官能評価を実施した結果
を第5表に示す。
第5表 * *2種類のうち、好ましいと思うものを1点として評価
した。
パネラ−による官能評価の結果から、本発明品2は対照
品2より嗜好性が向上していることがわかった。
実施例3 第6表に示す組成の調味液を用いてコンブ・ワカサギの
佃煮を作製した。
■調味液組成 第6表 *1〜*3:旭フーズ(株)製 ■佃煮製造法 次の手順で製造した。
1)乾燥コンブをチップ状(約1cmX1cm)に切断
し、水戻しを行う。
2)水戻しコンブ670gとワカサギ330gと各組成
の調味液2000gを煮熟釜に入れ、60分間煮熟した
3)煮熟釜よりすくい上げ、ザルに入れて、液を切って
から放冷し、製品とした。
■比較試験 本発明品3は、表面に調味液が十分に付着している佃煮
となった。対照品3の製品重量が1650gであったの
に対し、本発明品3の製品重量は1860gであった。
また、10人のパネラ−により官能評価を実施した結果
を第7表に示す。
第7表 * *2種類のうち、好ましいと思うものを1点として評価
した。
パネラ−による官能評価の結果から、本発明品3は対照
品3より嗜好性が向上していることがわかった。
ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ソルボースを佃煮製造の調味液の原材料とすることを特
    徴とする佃煮の製造法。
JP63045930A 1988-03-01 1988-03-01 佃煮の製造法 Pending JPH01222753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63045930A JPH01222753A (ja) 1988-03-01 1988-03-01 佃煮の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63045930A JPH01222753A (ja) 1988-03-01 1988-03-01 佃煮の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01222753A true JPH01222753A (ja) 1989-09-06

Family

ID=12732981

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63045930A Pending JPH01222753A (ja) 1988-03-01 1988-03-01 佃煮の製造法

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JP (1) JPH01222753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014168015A1 (ja) * 2013-04-08 2014-10-16 松谷化学工業株式会社 飲食物の塩味増強方法および該方法により得られる飲食物並びに塩味増強剤

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014168015A1 (ja) * 2013-04-08 2014-10-16 松谷化学工業株式会社 飲食物の塩味増強方法および該方法により得られる飲食物並びに塩味増強剤
JPWO2014168015A1 (ja) * 2013-04-08 2017-02-16 松谷化学工業株式会社 飲食物の塩味増強方法および該方法により得られる飲食物並びに塩味増強剤

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