JPH01222079A - フルオロマロン酸及びその誘導体の製造方法 - Google Patents

フルオロマロン酸及びその誘導体の製造方法

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JPH01222079A
JPH01222079A JP1016496A JP1649689A JPH01222079A JP H01222079 A JPH01222079 A JP H01222079A JP 1016496 A JP1016496 A JP 1016496A JP 1649689 A JP1649689 A JP 1649689A JP H01222079 A JPH01222079 A JP H01222079A
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JP
Japan
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acid
electrolysis
formula
electrolyte
carried out
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JP1016496A
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Steffen Dapperheld
シユテフエン・ダッペルヘルト
Rudolf Heumueller
ルードルフ・ホイミユーラー
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B3/00Electrolytic production of organic compounds
    • C25B3/20Processes
    • C25B3/25Reduction

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 生物学的に活性な有機フッ素化合物は、しばしば植物保
護剤又は医薬として使用されている。この様な化合物は
多くの場合にしばしば減少された副反応を伴う高められ
た有効性を有する。この場合フッ素置換に帰因する効果
、たとえばより一層高い脂肪溶解性及びより一層高い酸
化安定性が重要な役割をはたす。
有機分子の所望の位置にフッ素原子を直接導入する、一
連の調製方法が今日知られている。しかし直接のフッ素
化がしばしばうまくゆかないので、この様な化合物を合
成するためのフッ素化された中間体の製造が特に重要で
ある。フルオロマロン酸及びその誘導体はたとえば広い
範囲の合成法に従って薬理学的に重要な生成物、たとえ
ばフルオロピメリン酸、アルキルフルオロバルビッール
酸又は5−フルオロウラシルに変えることができるフッ
素化合物を提供する。
フルオロマロン酸及びその誘導体は種々の方法に従って
製造することができるが、この方法は大抵悪い収率を生
じ、この方法で更に極めて毒性の又は高価な出発化合物
を使用する。塩基性条件下にモノフルオロ酢酸エチルエ
ステルとクロルギ酸エチルエステルとの反応によって(
J、 Chew、’ Soc。
1959、3286−3289) 、クロルマロン酸ジ
エチルエステルとフッ化カリウムとからハロゲン置換に
よって(ソビエト特許第185,878(1966) 
、参照CheII1. Abstr、 67、2777
r(1967))又はマロン酸ジエチルエステルをフッ
化過クロリルでフッ素化して(J、 Org、 Che
m、 31.916 918(1966))、フルオロ
マロン酸ジエチルエステルを得ることができることは公
知である。
更にヘキサフルオロプロペンのアンモノリシス又はアン
モノリシスによってフルオロマロン酸誘導体を製造する
方法が記載されている(特開昭59−46256号公報
(1984)、Ches、 Lett、 1981゜1
07−110)。この際6個のフッ素置換基のうち5個
が除かれ、したがってフッ化物又はフッ化水素が必然的
に得られる。
したがって従来技術によれば、毒性の又は高価な化合物
から出発せず、フッ化物又はフッ化水素を必ず生じない
かつフルオロマロン酸及びその誘導体を高収率で製造す
ることができるフルオロマロン酸及びその誘導体の製造
方法を提供することが要求されていた。
この課題は本発明によれば、たとえばテトラハロゲン−
2−フルオロプロピオン酸の選択的加水分解によって容
易に入手できるハロゲンフルオロマロン酸又はその誘導
体、すなわち式(1)なる化合物を電気化学的に脱ハロ
ゲン化することによって解決することができた。その際
弐(II)なる化合物が生じる。
式(1)に於てR1は分子量35〜127を有するハロ
ゲン原子、すなわちクロル−、ブロム−又はヨード−1
好ましくはクロル−原子である。R2及びR3は同−又
は異なり、ヒドロキシル基、基OX C式中Xはアルカ
リ−、アルカリ土類−又はNHa ”−イオン、たとえ
ばリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム又は
カルシウム、又はCI−CIz−アルキル基、好ましく
はCI−Cbアルキル基を示す。)であり又はR2及び
R3は基NR’R’(式中R4及びR5は同−又は異な
り、水素原子又はC−原子数1〜12の炭化水素残基を
示す。)である。この炭化水素残基は芳香族、脂環式又
は脂肪族のものであり、好ましくはC−原子数1〜6を
有する。たとえばそれはフェニル基である。しかしR4
及びR5は水素原子及び(又は) CI−C&アルキル
基であるのが有利である。
残基R2及びR3としてヒドロキシル基並びにXがアル
カリ−又はNH,”−イオン又はアルキル基である残基
が好ましい。
X、 R’及びR5に関するアルキル基として特にメチ
ル−、エチル−1種々のプロピル−、ブチル−、ペンチ
ル−及びヘキシル基が挙げられるが、その他に高級残基
、たとえば種々のオクチル−、デシル−及びドデシル基
も挙げられる。
したがって本発明による方法に関する出発化合物として
クロロフルオロマロン酸、ブロモフルオロマロン酸及び
ヨードフルオロマロン酸並びにそのエステル、アミド及
び式(1)に一致する塩である。
本発明による方法は区分された又は区分されていない電
解槽中で一20℃ないし電解質の沸騰温度で1〜b アニン、銅、錫、ジルコニウム、水銀、少なくとも2個
のこれらの金属又は炭素の合金から成る陰極で電解質液
−その液状媒体は水及び(又は)有機溶剤から成る一中
で実施することができる。槽を陽極−及び陰極室に区分
するのに有機ポリマー、たとえばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル及びポリスルホン、特にハロゲ
ン含有ポリマー、たとえばポリビニルクロライド又はポ
リビニリデンフルオライドから成る、好ましくはパーフ
ルオロ化されたポリマーから成る通常の、電解質中で安
定な隔膜、あるいは無機材料、たとえばガラス又はセラ
ミック、好ましくはイオン交換膜から成る隔膜を使用す
ることができる。
好ましいイオン交換膜は、ポリマー、たとえばポリスチ
ロールから成る、好ましくはカルボキシル−及び(又は
)スルホン酸基を含有するパーフルオロ化されたポリマ
ーから成るカチオン交換膜である。安定なアニオン交換
膜も同様に使用することができる。
本発明によれば電解質中で安定である陰極を使用する。
電解を連続的に及び非連続的に及びすべて通常の電解槽
、たとえばビーカー槽又はプレート及びフレーム槽又は
固定床又は流動床を有する槽中で実施することができる
。電極の単極及び双極回路を使用する。陰極反応の非連
続処理でかつ陽極反応の連続処理を有する区分された電
解槽(すなわち陰極液体及び陽極液体)中で処理を行う
のが特に有利である。本発明により使用される電極材料
は、中位ないし高い水素過電圧を有する。
炭素陰極を特にpH−値0〜4を有する酸性電解質中で
の電解で使用するのが特に有利である。というのは記載
した電極材料、たとえば20、Sns Cd及びpbの
いくつかが腐食されるからである。炭素陰極として原則
的にすべての可能な炭素−電極材料、たとえば電極グラ
ファイト、含浸されたグラファイト材料、炭素フェルト
及びまたガラス様炭素が挙げられる。
陽極材料として陽極反応で通常の材料すべてを使用する
ことができる。例として鉛、鉛又はその他の担体上の二
酸化鉛、白金、二酸化チタン及びチタン−ここで二酸化
チタンが貴金属酸化物、たとえば酸化ルテニウムで被覆
されるーあるいは希釈された酸、たとえば硫酸、リン酸
又はテトラフルオロホウ酸から酸素を発生させるための
他の材料が挙げられる。
また炭素又は貴金属酸化物で被覆された、チタン上の二
酸化チタンあるいは水性アルカリクロライド−又は塩化
水素溶液から塩素を発生させるための他の材料が適する
好ましい陽極液は水性鉱酸又はその塩の溶液、たとえば
希硫酸、リン酸、テトラフルオロホウ酸、濃塩酸、硫酸
ナトリウム−又は塩化ナトリウム溶液である。
有機溶剤としてたとえば短鎖状脂肪族アルコール、たと
えばメタノール、エタノール、n−及びi−プロパツー
ル又は種々のブタノール、ジオール、たとえばエチレン
グリコール、種々のプロパンジオール、しかもまたエチ
レン−及び(又は)プロピレングリコールから成るポリ
アルキレングリコール及びそのエーテル、エーテル、た
とえばテトラヒドロフラン、ジオキサン、アミド、たと
えばN、N−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルリン
酸トリアミド、N−メチル−2−ピロリジノン、ニトリ
ル、たとえばアセトニトリル、プロピオニトリル、ケト
ン、たとえばアセトン及びその他の溶剤、たとえばスル
ホラン又はジメチルスルホキシドが適する。混合物も使
用することができる。原則的に二相電解も水不溶性有機
溶剤、たとえばt−ブチル−メチルエーテル又はメチレ
ンクロライドの添加下相移転触媒と併用して行うことが
できる。
区分されていない槽中で電解質性の又は区分された槽中
で陰極液中の有機溶剤の割合は、電解質又は陰極液の全
量に対して0〜100重量%である。
これは10〜80重景%で重量のが好ましい。
更に区分されていない槽中で電解質に又は区分された槽
中で陰極液に、少なくとも0.25Vの水素過電圧(電
流密度300m八/cm”に対して)及び(又は)脱ハ
ロゲン化する性質を有する金属の可溶性塩を添加するこ
とができる。塩として主としてCu、ag、 Au、、
Zn、、Cds og、 Sn、 pb% Tl、 T
is Zrs Bi。
V 、 Ta、 Cr、 Ces Co又はNiの可溶
性塩、好ましくは可溶性Pb−、Zn−、Cd−及びA
g−塩が挙げられる。この塩の好ましいアニオンはCI
−,5O4−1N(h−及びCIl、COO−である。
塩を電解溶液に加えることができる又はたとえば酸化物
、炭酸塩等々−いくつか場合金属それ自体(可溶性に限
り)も−を添加して溶液中で製造することができる。区
分されていない槽の電解質中の並びに区分された槽の陰
極液中のその濃度を夫々電解質又は陰極液の全量に対し
て約10−5〜10重量%、好ましくは約10−3〜5
重量%に調整するのが有利である。
電解に於て広いpト範囲で、最も好ましくは0〜13、
好ましくは0.5〜12のpu−値で処理することがで
きる。この値を得るために及び伝導度を増加するために
、区分された槽中で処理する場合陰極液に又は区分され
ていない槽中で処理する場合電解質に無機又は有機酸、
好ましくは酸、たとえば塩酸、ホウ酸、リン酸、硫酸又
はテトラフルオロホウ酸及び(又は)ギ酸、酢酸又はク
エン酸及び(又は)その塩を添加することができる。こ
の際中性又は塩基性範囲で上記金属と難溶性化合物を形
成する酸を使用した場合この反応は不溶性塩を全く生じ
ないpH−範囲でしか当然実施されない。
有機塩基の添加も電解に有効なpH−値の調整に必要で
ある及び(又は)電解の進行に有効に影響を与えること
ができる。第一、第二及び第三C1−Cl□−アルキル
−及びシクロアルキルアミン、芳香族及び脂肪族−芳香
族(特に芳香脂肪族)アミン及びその塩、無機塩基、た
とえばアルカリ金属の及びアルカリ土類金属の水酸化物
、たとえば水酸化−Li 、−Na s −に、 −C
s 、 −Mg −、−Ca % −Ba 。
アニオン、たとえばフッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化
物、酢酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、テトラフルオロホウ
酸塩、リン酸塩及び水酸化物との第四級アンモニウム塩
が適する。この場合適用条件下で不溶性生成物を生じる
カチオン及びアニオンの組合せは、当然適さない。アン
モニウム塩としてたとえばC,−C,□−テトラアルキ
ルアンモニウムの、C,−C,□−トリアルキルアリー
ルアンモニウムの及びCl−Clz−トリアルキルモノ
アルキルアリールアンモニウムの塩が挙げられる。しか
しアニオン又はカチオン乳化剤も電解質又は陰極液の全
量に対して0.01〜15、好ましくは0.03〜10
重量%の量で使用することができる。
区分されていない槽中で電解する場合、電解質に遊離さ
れるハロゲンイオンに比してより負の電位で酸化される
化合物を加える。これによって遊離のハロゲンの発生が
避けられる。これに関してたとえばシュウ酸の、メトキ
シ酢酸の、グリオキシル酸の、ギ酸の及び(又は)アジ
化水素酸の塩が適する。
電流密度100〜500mA/cm2で電解するのが好
ましい。電解温度は一10℃ないし電解液体の沸騰温度
、好ましくは5〜90℃、特に15〜80℃の範囲にあ
るのが好ましい。
電解生成物の後処理は常法で、たとえば反応媒体から抽
出によって又は溶剤の留去によって行われる。陰極液に
添加される化合物を処理工程に再び供給することができ
る。
フルオロマロン酸エステルを製造するために、電解を適
当なアルコール中で実施する。電解の終了後、アルコー
ルの土量を留去し、酸を常法でエステル化する。
その他に明記しない限り、次の例中電解槽を次の要件で
使用する。収率の記載は、クロロフルオロマロン酸の変
換率に対してである。
電解槽 容量350−を有するおおわれたガラスポット槽;陽極
:白金ネット(20cm2) ;陰極面積: 12cm
”;電極間隔: 1.5co+ ;陽極液:若水性硫酸
;イオン交換膜;パーフルオロスルホニルエトキシビニ
ルエーテルとテトラフルオロエチレンとのコポリマーか
ら成る〔二相膜部品名ナフィオン(Nafion)、3
24、イーアイ、デュポン デ デモース アンド カ
ンパニー、ウィルミントン、 USA)) ;磁気攪拌
器による物質移動。
例 1)水250−1水酸化ナトリウム0.5g、酢酸鉛0
.5g及びクロロフルオロマロン酸10gから成る陰極
液を含浸されたグラファイト(商品名ダイアボン(Dt
abon)N、ジグリ社、マイチンゲン、ドイツ)から
成る陰極で電流密度88mA/cm”、電圧7.2〜5
.8V及び温度30℃で電解する。電流消費量は3.7
7^hであり、pH−値は0.8である。
陰極液にNaC1−溶液を添加後、ジエチルエーテルで
抽出し、溶剤の留去によってフルオロマロン酸7.36
g(収率95.4%)が未変化のクロロフルオロマロン
酸0.114gと共に得られる。
2)装置は容量459−を有するおおわれたガラスポッ
ト槽を使用する点で異なる;電極間隔は1cmであり、
物質移動は流通度360 J /hのポンプを用いて行
う。水250−1水酸化ナトリウム0.5g、テトラブ
チルアンモニウムハイドロジエンスルファ−ト0.5g
及びクロロフルオロマロンftj12gかう成る陰極液
を鉛シートから成る陰極で電流密度450mA/Cff
1” 、電圧56〜30V及び温度24〜44℃で電解
する。
電流消費量は0.754Ahであり、ptt=値は1.
5〜1.4である。
例1と同様に後処理した後、フルオロマロン酸0.82
g(収率96.8%)が未変化のクロロフルオロマロン
酸1.14gと共に得られる。
3)水300−1水酸化ナトリウム0.5g、硝酸銀0
.5g及びクロロフルオロマロン酸4gから成る陰極液
をグラファイト陰極で電流密度200mA/cn+” 
、電圧12〜10.5V及び温度30℃で電解する。電
流消費量は!、78Ah、  pH−値は1.6である
例1と同様に後処理した後、フルオロマロン酸2.38
g(収率90.9%)が未変化のクロロフルオロマロン
酸0.62gと共に得られる。
4)電解槽はカチオン交換膜なしで処理する点で異なる
。水300m1、塩化亜鉛0.5g、ギ酸ナトリウム4
0g及びクロロフルオロマロン酸6.8gから成る電解
液を使用し、含浸されたグラファイト(ダイアボンN)
から成る陰極で電流密度200a+A/ca+” 、電
圧12.5V及び温度30℃で電解する。電流消費量は
3.03Ah、  pH−値は4.9である。
後処理のために、pt+−値を塩酸で1に調整し、例1
と同様に順次処理する。フルオロマロン酸3.84g(
収率96.9%)が未変化のクロロフルオロマロン酸1
.76gと共に得られる。
5)メタノール300−1酢酸鉛0.5g、水酸化ナト
リウム0.5g及びクロロフルオロマロン酸4gから成
る陰極液を使用し、含浸されたグラファイト (ダイア
ボンN)から成る陰極で、電流密度200mA/co+
”、電圧30〜17.5V及び温度30℃テpH−値1
.04で電解する。電流消費量1.78AhO後、メタ
ノールの主な量を留去し、残存する溶液をp−)ルオー
ルスルホン酸と共に還流加熱する。フルオロマロン酸ジ
メチルエステル3.98g(収率84.5%)がクロロ
フルオロマロン酸ジメチルエステル0.07gと共に得
られる。
6 ) 2nNaOH−水溶液20〇−及びクロロフル
オロマロン酸10gから成る陰極液を使用し、電極グラ
ファイト (タイプE8.ジグリ社、マイチンゲン、ド
イツ)から成る陰極で、電流密度88mA/cm”、電
圧12〜8v及び温度8℃でpH−値10.4で電解す
る。電流消費314.5AhO後、pL値を5.6に下
げる。後処理のためにpH−値を塩酸で1に調整し、例
1と同様に順次処理する。フルオロマロン酸6.94g
(収率90%)が得られる。
7)イソプロパツール200mf、2n塩酸30−、メ
チル−トリオクチルアンモニウムクロライド2g及びク
ロロフルオロマロン酸10gから成る陰極液を使用し、
含浸されたグラファイト (ダイアボンN)から成る陰
極で電流密度88mA/cm”、電圧16〜12V及び
温度30℃でpH−値0.9で電解する。電流消費量5
、 IAhの後、陰極液の主な量を留去し、残存する溶
液を塩化水素ガスで飽和し、加熱する。フルオロマロン
酸ジイソプロピルエステル7.02g(収率46%)が
得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1は分子量35〜127を有するハロゲン原
    しであり、R^2及びR^3は同一又は異なり、ヒドロ
    キシル基、基OX(式中Xはアルカリ−、アルカリ土類
    −又は▲数式、化学式、表等があります▼−イオン又は
    C_1−C_1_2アルキル基を示す。)又は基NR^
    4R^5(式中R4及びR^5は同一又は異なり、水素
    原子又はC−原子数1〜12の炭化水素残基を示す。)
    である。〕なる化合物を−20℃ないし電解質の沸騰温
    度で1〜600mA/cm^2の電流密度で鉛、カドミ
    ウム、亜鉛、銅、錫、ジルコニウム、水銀、少なくとも
    2個のこれらの金属又は炭素の合金から成る陰極で、水
    及び(又は)有機溶剤から成る電解質液中で電解するこ
    とを特徴とする、 式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^2及びR^3は上述の意味を有する。)なる
    フルオロマロン酸及びその誘導体の製造方法。 2)電解を0〜13、好ましくは0.5〜12のpHで
    実施する請求項1記載の方法。 3)炭素陰極で0〜4の酸性pH−範囲で電解する請求
    項1又は2記載の方法。 4)電解を5〜90℃、特に15〜80℃の温度で実施
    する請求項1ないし3のいずれかに記載した方法。 5)電解を10〜500mA/cm^2の電流密度で実
    施する請求項1ないし4のいずれかに記載した方法。 6)電解を少なくとも0.25V(電流密度300mA
    /cm^2に対して)の水素過電圧を有する金属、好ま
    しくは鉛、亜鉛、カドミウム及び銀の可溶性塩の存在下
    に区分されていない槽中で電解質を用いて又は区分され
    た槽中で陰極液を用いて実施し、この際電解質又は陰極
    液の全量に対して10^−^5〜10重量%、好ましく
    は10^−^3〜5重量%の塩濃度である請求項1ない
    し5のいずれかに記載した方法。 7)電解を区分された電解槽中で実施し、その際陰極で
    非連続法で反応を、陽極で連続法で反応を行う請求項1
    ないし6のいずれかに記載した方法。 8)電解質は区分されていない槽中で又は陰極液は区分
    された槽中で電解質又は陰極液の全量に対して10〜8
    0重量%有機溶剤を含有する請求項1ないし7のいずれ
    かに記載した方法。 9)R^1がクロル原子である化合物を電解する請求項
    1ないし8のいずれかに記載した方法。 10)R^2及びR^3はC_1−C_6アルキル−又
    はヒドロキシル基である化合物を電解する請求項1ない
    し9のいずれかに記載した方法。
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