JPH01221742A - 連続階調を再生するための銀錯塩拡散転写法 - Google Patents

連続階調を再生するための銀錯塩拡散転写法

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JPH01221742A
JPH01221742A JP4827388A JP4827388A JPH01221742A JP H01221742 A JPH01221742 A JP H01221742A JP 4827388 A JP4827388 A JP 4827388A JP 4827388 A JP4827388 A JP 4827388A JP H01221742 A JPH01221742 A JP H01221742A
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JP
Japan
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silver
compd
diffusion transfer
water
soluble
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JP4827388A
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Akio Yoshida
章男 吉田
Hiroaki Nagamatsu
永松 廣昭
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/32Development processes or agents therefor
    • G03C8/36Developers
    • G03C8/365Developers containing silver-halide solvents

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、連続階調を再生するための銀錯塩拡散転写法
に関するものである。
CB)従来技術及びその問題点 銀錯塩拡散転写法(以後、DTR法という)の原理は、
米国特許第2,352,014号明細書に記載されてお
り、その他にも多くの文献、特許が公知となっている。
DTR法に於いては、ハロゲン化銀乳剤層中で可溶化さ
れた銀錯塩は、受像層へ拡散され像に従って転写され、
物理現像核の存在下に、銀像に変換される。この目的の
ために、像に従って露光されたハロゲン化銀乳剤層は、
現像生薬及びハロゲン化銀溶剤の存在下に受像層と接触
配置するか、接触するようにもたらされ、未露光ハロゲ
ン化銀を可溶性銀錯塩に変換させる。ハロゲン化銀乳剤
層の露光された部分に於いて、ハロゲン化銀は銀に現像
され、従ってそれは、それ以上溶解できず、従って拡散
できない。ハロゲン化銀乳剤層の未露光部分に於いて、
ハロゲン化銀は可溶性銀錯塩に変換され、それが受像層
へ転写され、そこでそれらが通常は現像核の存在下に銀
像を形成する。
DTR法は、書類の再生、平版印刷版の作製、版下材料
の作製、及び連続階調の再生等の広範囲の応用が可能で
ある。
連続階調を再生するための銀錯塩拡散転写法については
、例えば、特公昭57−33775号、特開昭54−9
9436号等の明細書に記載されているように公知であ
る。これらの明細書で開示された方法は、ハロゲン化銀
と親水性コロイドの重量比を特定すること、及び0−ジ
ヒドロキシベンゼン化合物及び3−ピラゾリドン化合物
を併用することであるが、このような方法における欠点
はランニング性に劣ることであった。
上記の問題点を解決するためには、特開昭62−222
250号明細書及び特願昭62−2694号明細書に記
載された方法が有効であった。しかしながら、連続階調
を再生するための階調性が必ずしも十分であるとは言え
なかった。
さて、DTR法が、書類の再生、製版分野での版下作成
、デザインワーク等で用いられる際、連続階調を再生し
た画像をレイアウト用(位置決め)として用いることが
多く、同時に超硬調画像用感光材料が用いられ、リバー
サル(反転)用感光材料も用いられることが多い。この
ような超硬調画像用感光材料及びリバーサル用感光材料
に対して用いられる拡散転写用処理液は、汎用現像液タ
イプで、ランニング性の高いものが好ましく、例えば、
特開昭60−212760号、特開昭60−21276
1号等の明細書に記載されているようにアミノアルコー
ル化合物を多く用いることが特徴である。このようなア
ミノアルコール化合物及び一定量以上のp−ジヒドロキ
シベンゼン化合物を含有する汎用現像液の欠点は、連続
階調を再生するための階調性、及び連続階調の画像の色
調に劣ることであり、即ち硬調で、セピアL!帯びた色
調になることであつ九。
このような欠点を解消するため、特願昭62−6148
4号明細書に記載された方法が提案されたが十分なもの
ではなく、現像処理温度が低い場合は良好な結果が得ら
れるが、25℃以上になるとセピア調が現われるという
欠点を有していた。
本発明者等は、上記の汎用現像液を改良して連続階調を
再生することに適した現像液の検討を行つてきた。
(C)本発明の目的 本発明の目的は、連続階調を再生することに適した現像
液を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、連続階調を再生するための
銀錯塩拡散転写法を提供することにある。
本発明の他の目的は、以下の明細書の記載により明らか
になろう。
CD)発明の構成 本発明者等は、上記の目的を達成するために、種々の検
討を行った結果、次の方法を発見した。
即ち、「銀錯塩拡散転写用写真感光材料を受像材料と重
ね合わせて、拡散転写用現像液中を通すことにより、連
続階調を再生するための銀錯塩拡散転写法において、該
拡散転写用現像液が、0.4モル/L以上のアミノフル
コール化合物、0.05モル/l以上のp−ジヒドロキ
シベンゼン化合物、0.06〜0.15モv/Lの水溶
性チオ硫酸塩化合物および0.002〜0.02モ、/
L/lの水溶性銀塩化合物を含有するととt−特徴とす
る連続階調を再生するための銀錯塩拡散転写法。」であ
る。
本発明において用いられる水溶性銀塩化合物は、例えば
、硝酸銀、過塩素酸銀等の銀塩化合物であり、現像液中
に0.002〜0.02モル/lを含有せしめた場合有
効である。現像液中に水溶性銀塩化合物が添加されると
、銀錯イオンが生成され、生成された銀錯イオンが現像
中に受像層中の銀錯イオンを増大させ、その結果物理現
像を促進することによりセピアvF4ヲ解消し、色調を
良くすると推定される。0.002モル/l未満では、
色調に対する効果が少なく、セピア調が解消されず、0
.02モル/1@越えると、水溶性銀塩化合物の添加に
より生じる銀スラツジが増大して画像に悪影響を及ばず
ようになる。
本発明において用いられる銀錯塩拡散転写用現像液は、
少なくとも0.4モVtのアミノアルコール化合物、0
.05モル/lのp−ジヒドロキシベンゼン化合物、及
び0.06〜0.15モル/lの水溶性チオ硫酸塩化合
物を含有するものである。
本発明において用いられるアミノアルコール化合物は、
例えば特開昭60−212760号、同昭61−739
50号、及び特開昭61−73951号明細書に記載さ
れており公知である。
本発明に用いられる銀錯塩拡散転写用現像液に含まれる
アミノアルコールは、ヒドロキシアルキル基を少なくと
も1つ有する第1.2及び3級アミン化合物である。好
ましくは第2及び3級アミンアルコールを用いる。アミ
ノアルコールは、下記−数式(A)で表わされる化合物
を包含する。
−数式(A) (X及びX′は水素原子、ヒドロキシル基またはアミン
基を表わす。を及びmは0ま九は1以上の整数、nは1
以上の整数を表わす。)具体的には、エタノールアミン
、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソ
プロパツールアミン、N−メチルエタノールアミン、N
−7ミノエチルエタノールアミン、N、N−ジエチルエ
タノールアミン、 N、N−ジメチルエタノールアミン
、N−メチルジェタノールアミン、N−エチルジェタノ
ールアミン、3−アミノプロパツール、1−アミノ−プ
ロパン−2−オール、4−アミノ7”l/−ル、5−ア
ミノ−ペンタン−1−オー/I/、3.3′−イミノシ
ブロバノール、N−エチル−2,2′−イミノジエタノ
ールなどを挙げることができる。
また、前記した2−アミノ−2−(ヒドロキシメチル)
プロパン−1,3−ジオールや2−アミノ−2−メチル
プロパン−1,3−ジオールなども用いることができる
アミノアルコールは、50重量%のエタノール含有水溶
液(25℃)中でのpKa値が9未満のアミノアルコー
ルと9以上のアミノアルコールをそれぞれ少なくとも1
種含むことが特に好ましい。
アミノアルコールのpKa値は、例えば「5TAB−I
LITY C0N5TANT80F METAL−4O
NCO−MPLEXESJ (5pecial Pub
l 1cation A17 (1964年)及び&2
5(1971年)、THE CHEMICALSOCI
ETY LONDON発行)、「化学便覧基W +t7
i1[J (改訂第3版、昭和59年6月25日 丸善
株式会社発行)などに記載されており、また容易に測定
することが出来る。
本発明に用いられるアミノアルコール化合物の量は、銀
錯塩拡散転写用現像液lt当り、少なくとも0.4モル
が必要であり、この量以下では、著しくランニング性が
低下する。
本発明に用いられる銀錯塩拡散転写用現像液に含まれる
p−ジヒドロキシベンゼン化合物は、−数式(B)で表
わされる化合物である。
−数式CB) H (R1# R2m Rs及びR4は水素原子、ハロゲン
原子又はアルキル基を表わす。) p−ジヒドロキシベンゼン化合物の具体例としては、ハ
イドロキノン、メチルハイドロキノン、クロルハイドロ
キノン等がある。
本発明に用いられる銀錯塩拡散転写用現像液に含まれる
p−ジヒドロキシベンゼン化合物のiは、現像液1を当
り、少なくとも0.05モルが必要であり、この量以下
ではりバーサル用感光材料の処理に適さない。
本発明に用いられる銀錯塩拡散転写用現像液に含まれる
水溶性チオ硫酸塩化合物の具体例としては、チオ硫酸ナ
トリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸アンモニウム等
がある。
本発明に用いられる水溶性チオ硫酸塩化合物の量は現像
液1を当り、0.06モル以上0.15モル以下であり
、0.06モル未満では画像の濃度が低く、一方、0.
15モルを越えると軟調化が大きく、連続調画像として
も不適当となる。
感光乳剤を作成する為に有利に用いられる親水性巳ロイ
ドには、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、ゼラチン
誘導体(例えば特公昭38−4854号、同昭39−5
514号、同昭40−12237号、同1@42−26
345号、米国特許第2.525,753号、同第2.
594,293号、同第2.614,928号、同第2
,763,639号、同第3.118,766号、同第
3,132,945号、同第3.186.846号、同
第3,312,553号、英国特許筒861.414号
、同第1,033,189号などに記載のゼラチン誘導
体)、アルブミン、カゼイン等の蛋白質、カルボキシメ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセ
ルロース化合物、寒天、アルギン酸ソーダなどの天然ポ
リマー、ポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニルピロ
リドン、ポリアクリル酸共重合体、ポリアクリルアミド
またはこれらの誘導体、部分加水分解物などの合成親水
性バインダーなどがあり、これらの親水性コロイドを単
独にまたはそれらを組合わせて用いることができる。又
、これらの親水性コロイドは、ハレーシ璽ン防止層、オ
ーバー層、バック層あるいは受像層などの非感光性層全
作成するのにも有利に用いられる。
ハロゲン化銀乳剤層の親水性コロイドは、硝酸銀に換算
したハロゲン化銀に対して、重量比で1〜6の範囲で用
いられる。
本発明による銀錯塩拡散転写用感光材料は、支持体上に
、ハロゲン化銀乳剤層が塗布されたものであり、必要に
応じて、オーバー層及び/又は、下塗層が塗布されてい
てもよい。
支持体の具体例としては、バライタ紙、ポリエチレンを
ラミネートした紙、等の紙支持体、ポリエチレンテレフ
タレート、等のフィルム支持体等である。
本発明においては、ハロゲン化銀乳剤層の銀量は硝酸銀
に換算して多くとも1.3シ冒が好ましい。
硝酸銀に換算して、1.3f/11?より多いと、硬調
化が大きく連続調画像の再生に適さない。
本発明において、ハロゲン化銀はその全モル量当り、8
モルチ以上の臭化銀を含み、かつ、塩化銀を主体とする
ハロゲン化銀乳剤であることが好ましい。本発明に言う
、塩化銀を主体とする乳剤とは、ハロゲン化銀を全モル
量当υJ・少なく”とも60モルチの塩化物を含む乳剤
である。塩化物が60モルチ以下になると、色調がセピ
ア調となり、好ましくない。
一方、臭化物が8モルチ未満となると、硬調化が大きく
連続調画像の再生に適さない。
本発明においては、特開昭57−33775号明M書記
載の「ハロゲン化銀乳剤のハロゲン組成において、塩化
物が90モルチ以上に特定すること」に限定されない。
むしろ、10モルチ以上の臭化物を含み、塩化物が90
モルチ以下の方が、軟調な写真特性を得ることができる
ハロゲン化銀乳剤は、青、緑、赤のスペクトル増感をす
ることもできる。それは、メロシアニン。
シアニン色素あるいはその他の増感色素でありうる。
文に、そのハロゲン化銀乳剤は各種の増感剤で化学増感
することが出来る。例えば、硫黄増感剤(例えばハイポ
、チオ尿素、不安定硫黄を含むゼラチンなど)、貴金属
堆感剤(例えば塩化金、ロダン金、塩化白金酸アンモニ
ウム、硝酸銀、塩化銀、パラジウム塩、ロジウム塩、イ
リジウム塩、ルチニウム塩など)、米国特許筒2,51
8,698号などに記載のポリアルキレンポリアミン化
合物、ドイツ特許筒1.020.864号記載のイミノ
−アミノ−メタンスルフィン酸、還元増感剤(例えば塩
化第1錫など)などが有利に用いられる。
本発明においては、銀錯塩拡散転写用感光材料中に、0
−ジヒドロキシベンゼン化合物及び3−ピラゾリドン化
合物を含有させることが好ましい。
本発明に用いられる0−ジヒドロキシベンゼン化合物の
具体例としては、カテコール、3−メチルカテコール等
がある。本発明においては、ハロゲン化銀乳剤層に0.
2f/d以上用いられることが好ましく、0.2帽より
少ないと、連続調画像の再生に適さない。
本発明に用いられる3−ピラゾリドン化合物の具体例と
しては、1−フェニル−3−ピラゾリドン(フェニドン
)、1−フェニル−4−メf−に−3−ピラゾリドン(
フェニドン2)、1−フェニル−4,4−ジメチル−3
−ピラゾリドン(ジメゾン)、1−2エニル−4−メチ
ロール−3−ピラゾリドン(ジメゾンS)等がある。こ
れらの3−ピラゾリドン化合物の併用も可能であるが、
これらの3−ピラゾリドン化合物は、O−ジヒドロキシ
ベンゼン化合物と等モル量以下で用いられることが好ま
しい。
本発明においては、上記2者に加えてp−ジヒドロキシ
ベンゼン化合物を併用することが好ましい。p−ジヒド
ロキシさンゼン化合物の具体例としては、ハイドロキノ
ン、メチルハイドロキノン、クロルハイドロキノン等が
ある。本発明においては、p−ジヒドロキシベンゼン化
合物の添加量は、0−ジヒドロキシベンゼン化合物に対
して、多くてもモル比で10チであることが好ましい。
本発明においては、水溶性ハロゲン化物を用いることが
好ましい。水溶性ハロゲン化物の具体例としては、塩化
ナトリウム、塩化カリウム等の塩化物、臭化ナトリウム
、臭化カリウム等の具化物等である。
本発明に用いられる受像材料は、支持体上に、硫化ニッ
ケル、硫化コバルト及び硫化銀の中から選択される1種
以上の物理現像核、又は2種以上の混晶を形成する物理
現像核全親水性コロイド中に分散させ次ものを塗布した
ものが好ましい。物理現像核の製造方法については、当
業界では公知であり、例えば、ニー・ロット及びイーー
ウェイト著「フォトグラフィック自シルバー・ハライド
・デイヒューシロン・ブロセシズ」54〜57ベージに
記載されている。
本発明による拡散転写用材料の構成要素中にはさらに各
種の添加剤全含有させることができる。
例えば、メルカプト化合物、テトラアザインデンの如き
カプリ防止剤ないしは安定剤、界面活性剤トしてサポニ
ン、アルキルベンゼンスルホン酸す) IJウム、スル
ホ琥珀酸エステル塩、米国特許第2,600,831号
記載のアルキルアリールスルホネートのような陰イオン
性化合物及び米国特許第3,133,816号記載のよ
うな両性化合物など、その他にもワックス、ポリオール
化合物、高級脂肪酸のグリセライドあるいは高級アルコ
ールエステルの如き湿潤剤、N−グアニルヒドラゾン系
化合物、4級オニウム化合物、3級アミン化合物の如キ
モルダント、ジアセチルセルロース、スチレン−バー2
0オロアルキレンソジウムマレエート共重合体、スチレ
ン無水マレイン酸共重合体とp−アミンベンゼンスルホ
ン酸との反応物のアルカリ塩の如き帯電防止剤、ポリメ
タクリル酸エステル、ポリスチレン、コロイド状酸化珪
素の如きマット剤、アクリル酸エステル、種々のラテッ
クスの如き膜物性改良剤、スチレン−マレイン酸共重合
体、特公昭36−21574号の如き増粘剤、酸化防止
剤、現像主薬、pH調整剤等を使用することができる。
支持体の裏面に望ましく設けられるバック層は、感光層
側とのカールバランスを保つに必要な量の親水性コロイ
ドを含む。その量は、感光層側の親水性コロイド総量、
白色無機顔料の量などに依存する。
本発明のハロゲン化銀乳剤層は、黒色顔料を含むハレー
シロン防止層と組み合わせた場合、画像再現性を向上さ
せることができる。
また、本発明のハロゲン化銀乳剤層は、白色顔料を含む
ハレーシロン防止層と組み合わせた場合、画像再現性を
向上させることができる。
更に、上記の黒色顔料と白色顔料の併用されたハレーシ
ロン防止層と組み合わせた場合にも、画像再現性を向上
させることができる。
複数の親水性コロイド層は、いくつかに分けて塗布する
こともでき、また同時重層塗布することもできる。塗布
方法は公知の方法いずれもよく、制限されない。
以下に、本発明を実施例により説明する。
(E)実施例 実施例1 下記処方に基づいて、母乳剤を作成した。
A液を50℃に保ち、攪拌しながら、B液を2分間かけ
て加えて、20分間熟成を行ない、硫酸でpHを3.4
とし、N a 2 S 04  を加え、沈澱し、水洗
した。(母乳剤(イ))。
次にこの母乳剤にゼラチンを加えて再溶解し、チオ硫酸
ナトリウム及び塩化金酸カリウムを用いて、硫黄増感及
び金増感を行った。このようにして作成した乳剤に、増
感色素を加えてオルソ増感し、pH=4.5とし分割し
て、7.0f/n?のゼラチン被覆量となるようにゼラ
チンを加え、カテコール0.6t/y♂、1−2エニル
−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン0.2シ冒とな
るように加え、硬膜剤及び界面活性剤を加えて、メイク
・アップした。
このようにして作成した乳剤を硝酸銀に換算して1.2
φ?の塗布銀量と7.01βの塗布ゼラチン量となるよ
うに塗布した。
ポリエチレンで被覆した紙支持体上に、下記組成物を2
0d/iの塗布量で塗布し、受像材料とした。
次に、試料(A)t−0,15の濃度差を有するステッ
プウェッジ?通して、露光して上記受像材料(レシーバ
−)と合わせて、下記処方の銀錯塩拡散転写用現像液(
DTR現像液)中を通過させ、重ね合わせて、1分径剥
離した。
DTR現像液[1) 次に、DTR現像液に表1に従って、硝酸銀水溶液を添
加し、同様の処理を行った。
処理温度は25℃であった。こうして得られたものをセ
ンシトメトリーして、その結果を表1に示した。
表中、Sは相対感度全表わし、Lは最低濃度Dminプ
ラス0.05の相対露光量の対数値と最高濃度の90%
の値の相対露光量の対数値との差を表わし、Dmaxは
最高濃度を表わす。
表1 表1より明らかなように、本発明の実施態様である試料
2〜4は比較例1(試料1)と比べるとセピア調が解消
され色調が良くなっている。試料5は色調は良くなって
いるものの、現像液中に発生したスラッジで画像が劣化
しており、好ましくない。
本実施例より、本発明の連続階調を再生するための銀錯
塩拡散転写法は、本発明の目的を達成するための好まし
い態様であることが明らかとなった。
実施例2 実施例1と同様にして、拡散転写用感光材料及び受像材
料を作成し、汎用現像液として、下記処方の汎用現像液
(If) ’e用いること以外、実施例1と同様に処理
した。
次に、硝酸銀水溶液を、表2に従りて添加し、同様に処
理をして、表2の結果を得た。
汎用現像液[11) 表2より明らかなように、本発明の実施態様である試料
7,8.9は比較例(試料6)と比べてセピア調が解消
されており、色調の良化が見られる。一方、試料10は
色調は良くなっているものの、現像液中に発生したスラ
ッジの為画像の劣化が見られ好ましくない。
本実施例より、本発明の連続階調を再生するための銀錯
塩拡散転写法は、本発明の目的を達成するための好まし
い態様であることが明らかとなった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銀錯塩拡散転写用写真感光材料を受像材料と重ね
    合わせて、拡散転写用現像液中を通すことにより、連続
    階調を再生するための銀錯塩拡散転写法において、該拡
    散転写用現像液が、0.4モル/l以上のアミノアルコ
    ール化合物、0.05モル/l以上のP−ジヒドロキシ
    ベンゼン化合物、0.06〜0.15モル/lの水溶性
    チオ硫酸塩化合物および0.002〜0.02モル/l
    の水溶性銀塩化合物を含有することを特徴とする連続階
    調を再生するための銀錯塩拡散転写法。
JP4827388A 1988-02-29 1988-02-29 連続階調を再生するための銀錯塩拡散転写法 Pending JPH01221742A (ja)

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