JPH01220583A - 放送信号受信記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、映像信号と音声デジタル信号とを出力するＢ
Ｓ（衛星放送）チニーナ等の映像機器の出力信号を記録
する記録システムに関する。

背景技術 放送衛星を使用したテレビ放送が開始されている。かか
る放送衛星から送信される衛星放送信号は、ＮＴＳＣ方
式の映像信号により周波数変調され主搬送波信号と、音
声信号をＰＣＭでデジタル信号に変換し、このデジタル
信号により４相ＤＰＳ　Ｋ　（Ｄｉｆｉ’ｅｒＯｎｔｉ
ａｌ　Ｐｈａｓｅ　５ｈｔｒｔ　Ｋｅｙｉｎｇ　）変調
された音声副搬送波信号とを含む。

この衛星放送を受信するためには、ＢＳアンテナ、ＢＳ
コンバータ、ＢＳチェーナとＡＶシステムもしくは従来
型テレビが必要である。

ＢＳアンテナは衛星から送られてくる微弱な電波を受信
する為、例えば、直径７５〜１００〔（至）〕のパパラ
ボラアンチが使用される。ＢＳコンバータは、通常ＢＳ
アンテナに直結されて受信信号を第１中間周波数に変換
すると共にこれを増幅し、同軸ケーブルを介してＢＳチ
ューナに供給する。

ＢＳチューナは、ＢＳコンバータから送られてきた信号
の中から希望するチャンネルを選局し、ＦＭ復調回路で
ベースバンド信号を取り出す。この信号は映像信号と音
声搬送波信号とに分離される。

映像信号は映像信号処理回路を経て映像出力となり、音
声搬送波信号はＰＳＫ復調回路、ＰＣＭデコーダ及びＤ
／Ａコンバータを経て音声出力となる。

かかる映像出力及び音声出力がＡＶシステム（映像再生
装置及び音声再生装置）に供給されて、衛星放送の受像
再生がなされる。また、再出力をＶＴＲに供給すること
により、録画再生も可能である。

こうした衛星放送によればゴーストのない映像や高品質
なデジタル音声を楽しむことができる。

ところで、映像信号をＶＴＲに記録し、同時に既述ＰＳ
Ｋ復調回路の出力のＰＣＭ音声データをＤ　Ａ　Ｔ　（
Ｄｉｇｉｔａｌ　Ａｕｄｉｏ　Ｔａｐｅ　ｄｅｃｋ）に
記録する構成とし、上記ＶＴＲとＤＡＴとを同時に再生
状態とすることにより、元の衛星放送の高品質の音声信
号を劣化させずに録画再生することが出来るのであるが
、こうした場合、映像信号とＰＣＭ音声データとは別々
の記録媒体に記録されるので、再生画像と再生音声との
正確な同期をとる操作が別途必要となる不具合がある。

発明の概要 よって、本発明の目的とするところは、テレビ放送信号
から復調されて別々の記録媒体に記録された映像信号と
音声デジタル信号とを同期して再生することを可能とす
る放送信号受信記録装置を提倶することである。

上記目的を達成するために本発明の放送信号受信記録装
置は、映像信号と音声デジタル信号とを含むテレビ放送
信号から上記映像信号と上記音声デジタル信号とを復調
して記録するテレビ放送受信記録装置において、アドレ
ス信号を所定間隔で発生するアドレス信号発生手段と、
該復調映像信号に上記アドレス信号を付加する映像アド
レス信号付加手段と、該復調音声デジタル信号に上記ア
ドレス信号を付加する音声アドレス信号付加手段と、該
アドレス信号を含む復調映像信号と該アドレス信号を含
む復調音声デジタル信号てとを含む別々の記録媒体に記
録する記録手段とを備えたことを特徴とする。

実施例 以下、本発明の実施例について第１図を参照しつつ説明
する。

第１図において、ＢＳチューナ１の映像信号出力はアド
レス付加回路３に供給される。また、ＢＳチニーナ１の
ＰＣＭ音声データは入力デジタルオーディオインターフ
ェイス（以下ＤＡＩＦと称する）回路２に供給される。

アドレス付加回路３は、アドレス発生回路４から例えば
１フレーム毎に供給される一連のアドレス信号を映像信
号の帰線期間に相当する垂直同期信号直後の２Ｈ（水平
走査周期）区間に逐次挿入してＶＴＲ５の記録入力端に
供給する。なお、水平帰線期間にアドレス信号を挿入す
ることとしてもよい。

アドレス発生回路４は、入力ＤＡＩＦ回路２及びアドレ
ス付加回路３から供給されるクロック信号や映像信号の
同期信号等によりカウントアツプするカウンタによって
構成され、アドレス付加回路３に対しては上記映像信号
から帰線部分を検出したときに該カウンタ出力をアドレ
ス信号として供給する。また、入力ＤＡＩＦ回路２に対
しては既述クロック信号に同期してアドレス信号を供給
する。なお、アドレス付加回路３及び入力ＤＡＩＦ回路
２に供給されるアドレス信号の内容は必ずしも同一であ
る必要はなく、両回路に供給されるアドレス信号内容の
対応関係が予め判っていれば後に両アドレス信号を比較
することが可能である。

ＶＴＲ５は図示しない映像記録指令に応じて動作を開始
し、上記アドレス信号の付加された映像信号を記録媒体
に記録する。また、図示しない映像再生指令に応じて上
記記録媒体の記録信号を読取って上記映像信号を復調し
てＶＴＲアドレス検出回路６及びテレビ受像機２０に供
給する。既述の如くアドレス信号は走査画面の帰線期間
に挿入されるので再生画像に対する上記アドレス信号の
影響はない。ＶＴＲアドレス検出回路６は映像信号から
付加されたアドレス信号を分解してアドレス比較回路７
に供給する。

一方、入力ＤＡＩＦ回路２は、ＢＳチューナ１から供給
されるＰＣＭ音声データをＤＡ前記録再生部８に記録す
る為に信号フォーマットを変換するＤＡＴ用のデジタル
オーディオインターフェイスであり、その具体回路は後
述される。入力ＤＡＩＦ回路２は、アドレス発生回路４
から例えばデジタルオーディオデータの所定データブロ
ック毎に供給されるアドレス信号を１ビツトずつに分け
て、その１ビツトを後述するデジタルオーディオデータ
の例えばチャンネルステータスビットに順次に付加する
他、その他の制御用信号を上記デジタルオーディオデー
タの制御用ビット部分に付加してＤＡ前記録・再生部８
の記録入力端に供給する。

ＤＡ前記録・再生部８は図示しない音声記録指令に応じ
て上述のアドレスが付加されたデジタルオーディオデー
タを記録媒体に記録する。また、図示しない音声再生指
令に応じて記録媒体の記録信号を読取ってデジタルオー
ディオデータに復調して出力ＤＡＩＦ回路９に供給する
。

出力ＤＡＩＦ回路９は復調されたデジタルオーディオデ
ータから付加されたチャンネルステータスビットとＰＣ
Ｍ音声データとを分離して夫々ＤＡＴアドレス検出回路
１０及びＰＣＭ再生回路１１に供給する。

ＤＡＴアドレス検出回路１０はチャンネルステータスビ
ットを順次読取って一連のデジタル信号を形成すること
により、アドレス発生回路４によって付加されたアドレ
ス信号を検出してアドレス比較回路７に供給する。

アドレス比較回路７はＶＴＲアドレス検出回路６とＤＡ
Ｔアドレス検出回路１０とから供給された各アドレス信
号の内容を比較し、ＶＴＲ５の演奏の進行に対するＤＡ
前記録・再生部８の演奏が遅れているか、進んでいるか
、あるいは同期状態にあるかを判別する。この判別結果
を表わす判別信号を動作制御回路１２に供給する。動作
制御回路１２は、既述音声再生指令が発せられると上記
判別信号に基づいてＤＡ前記録・再生部８のテープ走行
制御を行なう。すなわち、ＶＴＲアドレス検出回路６か
ら供給されたアドレスに対してＤＡＴアドレス検出回路
１０から供給されたアドレスが遅れているときは、ＤＡ
前記録再生部８に対して両アドレス間のアドレス差に応
じた期間だけテープの早送りを指令する。ＶＴＲアドレ
ス検出回路６から供給されたアドレスに対してＤＡＴア
ドレス検出回路１０から供給されたアドレスが進んでい
る場合はＤＡτ記録記録部生部８して該アドレス差に応
じた期間だけテープの巻き戻し、あるいはテープの進行
の停止を指令する。また、ＶＴＲアドレス検出回路６と
ＤＡＴアドレス検出回路１０の供給した各アドレスが一
致したときあるいは両アドレスのアドレス差が所定範囲
内となったときはＤＡ前記録・再生部８に対して演奏の
続行を指令する。

なお、動作制御回路１２はＤＡ前記録・再生部８のテー
プ走行を制御する場合、あるいはテープを早送りする場
合には音声増幅回路２１にミュート信号を供給してノイ
ズの発生や聴感上の違和感を防止する。

ＰＣＭ再生回路１１は、例えばＰＣＭデコーダとＤ／Ａ
コンバータ等により構成されて供給されるＰＣＭ音声デ
ータをアナログ音声信号に復調する。このアナログ信号
はトーンコントロール回路等を含む音声増幅回路２１に
よりパワー増幅されてスピーカ２２に供給され、音声と
して再生される。なお、通常、音声信号はステレオ再生
されるのであるが、本願の要部ではないため簡略化して
説明している。

次に、第２図を参照しつつ入力ＤＡＩＦ回路２、出力Ｄ
ＡＩＦ回路９の構成例について説明する。

第２図において、入力ＤＡＩＦ回路２のレジスタ２ａに
おいてＢＳチューナ１からのＰＣＭ音声データに、アド
レス発生回路４からのアドレス信号Ｃ（チャンネルステ
ータスビット）、図示しない制御回路から供給されるバ
リデイティフラグ、ユーザースデータを付加し、更にパ
リティ付加回路２ｂによってパリティを生成して付加す
る。その後バイフェーズマーク変調回路２ｃによりバイ
フェーズマーク変調をおこない、データのチャンネル及
びブロックに合せたプリアンプルをプリアンプル付加回
路２ｄにより付加する。かかるデジタル信号は第３図（
Ａ）及び（Ｂ）に示される如きデータ構成となり、ドラ
イバ２ｅにより増幅されてＤＡ前記録・再生部８に供給
され、記録される。

出力ＤＡＩＦ回路９のアンプ９ａはＤＡ前記録・再生部
８から供給されるデジタルオーディオデータ出力を増幅
し、波形整形して同期検出回路９ｂに供給する。同期検
出回路９ｂはＰＬＬ回路を用いてクロックを再生し、こ
のクロックに基づいて同期検出を行う。同期検出は、例
えば次の段階からなる。まず、データのプリアンプルを
検出してバイフェーズマーク変調を復調する時のシンボ
ル対を決定するビット同期化を行う。次に、プリアンプ
ルの同期が一定間隔かどうかをチエツクしてサブフレー
ムの同期化を行う。最後にプリアンフルの順序をチエツ
クしてブロックの同期化を行い同期検出が完了する。

同期検出回路９ｂを経たデジタルオーディオデータ信号
はバイフェーズマーク復調回路９ｃにおいて再生された
ブロックにより復調され、パリティチエツク回路９ｄに
よりパリティチエツクがなされてレジスタ９ｅ１；−旦
記憶される。レジスタ９ｅにおいてＰＣＭ音声データ、
アドレス信号Ｃ１ユーザーデータ及びバリデイティフラ
グに分けられる。ＰＣＭ音声データはＰＣＭ再生回路１
１に供給され、アドレス信号ＣはＤＡＴアドレス検出回
路１０に供給される。

ＤＡＴアドレス検出回路１０は、例えば第３図（Ａ）の
如く基本データブロックが１９１フレームからなるデジ
タルオーディオデータを処理単位として各フレームのチ
ャンネルステータスビットを集めて一連のデジタル信号
を形成し、その内のアドレス信号として付加された所定
ビット範囲を抽出してアドレス信号を復調する。

なお、かかるデジタルオーディオインターフェース例に
ついては例えばＥＩＡＪ　（日本電子機械工業）による
規格等が公表されている。

こうして、ＢＳチューナから供給される映像信号及びＰ
ＣＭ音声データの両方にアドレス信号を付加し、上記ア
ドレス信号を含む映像信号及びＰＣＭ音声データ信号各
々を別々の記録再生装置に供給して別々の記録媒体に記
録する構成としているので、各記録再生装置から復調さ
れた映像信号及びＰＣＭ音声データ信号各々に付加され
た各アドレスを検出して比較し、その比較結果によりい
ずれか一方、もしくは両方の記録再生装置の演奏進行を
自動的に調整して各記録再生装置の演奏進行を同期させ
ることが出来る。また、各記録再生装置間の時間軸のバ
ラツキを調整することも可能となる。

なお、実施例においては、主要な回路をＤＡＴ装置３０
内に設けているが、例えば入力ＤＡＩＦ回路２、アドレ
ス付加回路３及びアドレス発生回路ＢＳチューナ１内に
構成することが出来ることは明白であり、入力ＤＡＩＦ
回路２、アドレス付加回路３及びアドレス発生回路４を
ＶＴＲ５内に構成することが出来ることも明白である。

ＶＴＲアドレス検出回路６、ＤＡＴアドレス検出回路１
０、アドレス比較回路７及び動作制御回路１２をＶＴＲ
５内に構成することも出来る。また、回路２〜４、回路
６．７．　１０及び１２を別装置として構成することも
可能である。

発明の詳細 な説明したように、本発明の放送信号受信記録装置は、
テレビ放送信号から復調された映像信号と音声デジタル
信号とにアドレス信号を付加して別々の記録媒体に記録
しているので、該記録媒体の演奏に際しては復調される
アドレス信号同士を比較することにより演奏装置相互間
の演奏の同期を自動的に：Ｊ３＊することが可能となり
、同期の取れた高画質の映像と高音質の音声とが得られ
て好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例を示すブロック回路図、第２
図は、デジタルオーディオインターフ工−スの構成例を
示すブロック回路図、第３図（Ａ）及び（Ｂ）はデジタ
ルオーディオ信号の構成例を説明するための説明図であ
る。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・ＢＳチューナ ２・・・・・・入力デジタルオーディオインターフェー
ス ３・・・・・・アドレス付加回路 ４・・・・・・アドレス発生回路 ５・・・・・・ＶＴＲ ６・・・・・・ＶＴＲアドレス検出回路７・・・・・・
アドレス比較回路 ９・・・・・・出力デジタルオーディオインターフェー
ス １０・・・・・・ＤＡＴアドレス検出回路１２・・・・
・・動作制御回路 ３０・・・・・・ＤＡＴ装置 出願人　　　パイオニア株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号と音声デジタル信号とを含むテレビ放送信号か
   ら前記映像信号と前記音声デジタル信号とを復調して記
   録するテレビ放送信号受信記録装置であって、 アドレス信号を所定時間間隔で発生するアドレス信号発
   生手段と、該復調映像信号に前記アドレス信号を付加す
   る映像アドレス信号付加手段と、該復調音声デジタル信
   号に前記アドレス信号を付加する音声アドレス信号付加
   手段と、該アドレス信号を含む復調映像信号と該アドレ
   ス信号を含む復調音声デジタル信号とを別々の記録媒体
   に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする放送信
   号受信記録装置。