JPH0630358A - テレビジョン音声復調装置 - Google Patents
テレビジョン音声復調装置Info
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- JPH0630358A JPH0630358A JP4180724A JP18072492A JPH0630358A JP H0630358 A JPH0630358 A JP H0630358A JP 4180724 A JP4180724 A JP 4180724A JP 18072492 A JP18072492 A JP 18072492A JP H0630358 A JPH0630358 A JP H0630358A
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- audio
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- digital
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- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】テレビジョン音声復調装置において、電源オ
ン、オフ時や入力信号切り換え時に、映像/音声系PL
Lロック時間のばらつきに係らず、常に最適なミュート
期間を設定できるミュート装置を提供でき、アナログ音
声信号のほか、ディジタル音声信号、さらにビットスト
リーム信号の確実なミュート制御を実現し、上記期間に
おける音声信号の乱れによる不快なバリ音等の発生を防
止する。 【構成】映像信号同期系及び音声系各々のPLLがロッ
クしたことを検出する手段、この両ロック信号と出力イ
ネーブル信号に基づいてミュート制御信号を生成する手
段、さらにこのミュート制御信号を用いて、アナログ音
声信号、ディジタル音声信号、ビットストリーム信号の
ミュートオン/オフ制御を行なう手段から構成される。 【効果】電源オン、オフ時や入力信号切り換え時におい
て、アナログ音声、ディジタル音声、ビットストリーム
信号を、常に適切な期間ミュート制御でき、音声信号の
乱れによる不快なバリ音を発生することが無い。
ン、オフ時や入力信号切り換え時に、映像/音声系PL
Lロック時間のばらつきに係らず、常に最適なミュート
期間を設定できるミュート装置を提供でき、アナログ音
声信号のほか、ディジタル音声信号、さらにビットスト
リーム信号の確実なミュート制御を実現し、上記期間に
おける音声信号の乱れによる不快なバリ音等の発生を防
止する。 【構成】映像信号同期系及び音声系各々のPLLがロッ
クしたことを検出する手段、この両ロック信号と出力イ
ネーブル信号に基づいてミュート制御信号を生成する手
段、さらにこのミュート制御信号を用いて、アナログ音
声信号、ディジタル音声信号、ビットストリーム信号の
ミュートオン/オフ制御を行なう手段から構成される。 【効果】電源オン、オフ時や入力信号切り換え時におい
て、アナログ音声、ディジタル音声、ビットストリーム
信号を、常に適切な期間ミュート制御でき、音声信号の
乱れによる不快なバリ音を発生することが無い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信再生
装置に係わり、特にハイビジョン受信機の音声信号出力
系のミュート制御装置に関する。
装置に係わり、特にハイビジョン受信機の音声信号出力
系のミュート制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン放送は、MUSE方式で圧
縮されて、衛星波により伝送される。これを受信するに
は、MUSEデコーダ、もしくはもっと簡易にハイビジ
ョンのMUSE信号を現行NTSC信号に変換するMU
SE/NTSCコンバータが必要であり、これらの装置
の開発が進展している。
縮されて、衛星波により伝送される。これを受信するに
は、MUSEデコーダ、もしくはもっと簡易にハイビジ
ョンのMUSE信号を現行NTSC信号に変換するMU
SE/NTSCコンバータが必要であり、これらの装置
の開発が進展している。
【0003】一方ハイビジョンの音声放送は、現行NT
SC方式衛星放送と同様、高品位なディジタル音声方式
が採用されている。従ってハイビジョン受信機の音声出
力系としては、アナログ音声形式のみでなく、他のディ
ジタルオーディオ機器にディジタル信号の状態で高品位
に伝送するために、ディジタル音声形式のものも付加さ
れている製品もある。
SC方式衛星放送と同様、高品位なディジタル音声方式
が採用されている。従ってハイビジョン受信機の音声出
力系としては、アナログ音声形式のみでなく、他のディ
ジタルオーディオ機器にディジタル信号の状態で高品位
に伝送するために、ディジタル音声形式のものも付加さ
れている製品もある。
【0004】また、現行衛星放送及びハイビジョン放送
では、音声チャンネルを使って、テレビ音声以外の様々
なデータや情報を伝送することが予定されている。この
信号は、ビットストリーム信号としてシリアルディジタ
ル形式で出力することが義務付けられている。
では、音声チャンネルを使って、テレビ音声以外の様々
なデータや情報を伝送することが予定されている。この
信号は、ビットストリーム信号としてシリアルディジタ
ル形式で出力することが義務付けられている。
【0005】このようなアナログ/ディジタル音声信号
の受信再生においては、電源オン/オフ時や入力信号切
換え時、ディジタル音声復調器のPLLが位相同期する
までの期間、同期外れによるバリ音が発生する。これを
解消するために、従来、アナログ音声出力信号について
は出力段にミュート回路を設けて、バリ音等の不快なノ
イズ発生を防いでいた。
の受信再生においては、電源オン/オフ時や入力信号切
換え時、ディジタル音声復調器のPLLが位相同期する
までの期間、同期外れによるバリ音が発生する。これを
解消するために、従来、アナログ音声出力信号について
は出力段にミュート回路を設けて、バリ音等の不快なノ
イズ発生を防いでいた。
【0006】従来のMUSE方式テレビジョン受信機の
音声ミュート装置に関連するものとして、例えば特開平
1−314483号公報に示されているものがある。こ
の考案は、MUSE信号の水平同期信号パターンを識別
してその判断結果より音声ミュートをかけるものであ
る。
音声ミュート装置に関連するものとして、例えば特開平
1−314483号公報に示されているものがある。こ
の考案は、MUSE信号の水平同期信号パターンを識別
してその判断結果より音声ミュートをかけるものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、音声系のPLLが位相同期するには、MUSE信号
を受信してから映像系の水平同期信号を基準にしたPL
Lが位相同期した後、さらに音声系のフレーム同期信号
が位相同期するまでの両方を加算した時間がかかり、信
号を受信したタイミングにより、両PLLの同期時間に
もバラツキがあり、上記のミュート回路により所定時間
のミュートをかけてもバリ音が残る場合があった。また
アナログ音声以外の上記ディジタル音声ないしビットス
トリーム信号については、このミュート動作に対する配
慮が十分されてなかった。
て、音声系のPLLが位相同期するには、MUSE信号
を受信してから映像系の水平同期信号を基準にしたPL
Lが位相同期した後、さらに音声系のフレーム同期信号
が位相同期するまでの両方を加算した時間がかかり、信
号を受信したタイミングにより、両PLLの同期時間に
もバラツキがあり、上記のミュート回路により所定時間
のミュートをかけてもバリ音が残る場合があった。また
アナログ音声以外の上記ディジタル音声ないしビットス
トリーム信号については、このミュート動作に対する配
慮が十分されてなかった。
【0008】本発明の第一の目的は、上記のように映像
系/音声系PLLの位相同期バラツキに係わらず常に最
適なミュート時間を設定できるミュート装置を提供する
ことにある。また本発明の第二の目的はディジタル音声
ないしビットストリーム信号等のディジタル信号の確実
なミュート動作を実現し、これらのディジタルデータ信
号を受信した外部機器においても、電源オン/オフ、信
号切換え時にバリ音を発生させることのない音声受信再
生装置のミュート装置を提供することにある。
系/音声系PLLの位相同期バラツキに係わらず常に最
適なミュート時間を設定できるミュート装置を提供する
ことにある。また本発明の第二の目的はディジタル音声
ないしビットストリーム信号等のディジタル信号の確実
なミュート動作を実現し、これらのディジタルデータ信
号を受信した外部機器においても、電源オン/オフ、信
号切換え時にバリ音を発生させることのない音声受信再
生装置のミュート装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、映像系及び音声系各々のPLLがロックしたこと
を検出する手段、この両ロック信号と出力イネーブル信
号に基づいてミュート制御信号を生成する手段、さらに
このミュート制御信号を用いて、上記アナログ音声信
号、ディジタル音声信号、及びビットストリーム信号の
ミュートオン/オフ制御を行なう手段を設けたものであ
る。
めに、映像系及び音声系各々のPLLがロックしたこと
を検出する手段、この両ロック信号と出力イネーブル信
号に基づいてミュート制御信号を生成する手段、さらに
このミュート制御信号を用いて、上記アナログ音声信
号、ディジタル音声信号、及びビットストリーム信号の
ミュートオン/オフ制御を行なう手段を設けたものであ
る。
【0010】
【作用】本発明のテレビジョン音声復調装置において
は、上記映像/音声同期系PLLが完全にロックしたこ
とを示す信号と出力イネーブル信号に基づいて、ミュー
ト制御するタイミングと期間を示す信号をミュート制御
信号生成回路で生成し、この信号を用いて、ディジタル
ミュートオン/オフ回路で音声復調装置からのビットス
トリーム信号を、また復調されたディジタル音声信号を
0レベルデータに変換し、ディジタル的にミュートす
る。またアナログ音声出力も上記ミュート制御信号を用
いて、アナログ的にミュート制御を行なう。
は、上記映像/音声同期系PLLが完全にロックしたこ
とを示す信号と出力イネーブル信号に基づいて、ミュー
ト制御するタイミングと期間を示す信号をミュート制御
信号生成回路で生成し、この信号を用いて、ディジタル
ミュートオン/オフ回路で音声復調装置からのビットス
トリーム信号を、また復調されたディジタル音声信号を
0レベルデータに変換し、ディジタル的にミュートす
る。またアナログ音声出力も上記ミュート制御信号を用
いて、アナログ的にミュート制御を行なう。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1は本発明に係わるハイビジョン受信機における
音声復調装置である。
る。図1は本発明に係わるハイビジョン受信機における
音声復調装置である。
【0012】図1において、1は受信したMUSE信号
の入力端子、2は帯域外の不要な高域成分を除去する
8.15MHzのローパスフィルタ、3はMUSE信号の
入力レベル変動に対して後述のA/D変換器を安定に動
作させるALC(Auto Level Contro
l)回路、4は映像信号の直流成分をを再生するクラン
プ回路、5はサンプリング周波数16.2MHzでA/D
変換するA/D変換器である。A/D変換されたMUS
E信号は映像信号処理回路6で所定の信号処理が行われ
て後、端子8に出力される。該回路6においてはMUS
Eフレームパルス、水平同期パルスを検出して同期をと
ると共に、水平同期パルスをもとに、PLL回路7で以
後の信号処理で用いるクロックを再生する。また回路6
からはPLL回路7がロックし、MUSE信号を同期検
出したことを示すMUSEロック信号LMを出力する。
以上が本発明のハイビジョン音声復調装置の入力部から
映像信号同期検出部までの動作説明である。
の入力端子、2は帯域外の不要な高域成分を除去する
8.15MHzのローパスフィルタ、3はMUSE信号の
入力レベル変動に対して後述のA/D変換器を安定に動
作させるALC(Auto Level Contro
l)回路、4は映像信号の直流成分をを再生するクラン
プ回路、5はサンプリング周波数16.2MHzでA/D
変換するA/D変換器である。A/D変換されたMUS
E信号は映像信号処理回路6で所定の信号処理が行われ
て後、端子8に出力される。該回路6においてはMUS
Eフレームパルス、水平同期パルスを検出して同期をと
ると共に、水平同期パルスをもとに、PLL回路7で以
後の信号処理で用いるクロックを再生する。また回路6
からはPLL回路7がロックし、MUSE信号を同期検
出したことを示すMUSEロック信号LMを出力する。
以上が本発明のハイビジョン音声復調装置の入力部から
映像信号同期検出部までの動作説明である。
【0013】次に本発明の音声復調部について説明す
る。9は音声データ抽出回路であり、前記A/D変換器
5からのMUSEディジタル信号より垂直ブランキング
期間に多重された音声信号を抽出する。10は音声復調
器であり、MUSEの差分PCM信号を復調しディジタ
ル音声信号として出力する。11は音声系のPLL回路
であり、前記音声復調器10において検出した音声フレ
ーム信号に同期した信号処理用基準クロックを再生す
る。また復調器10からは、PLL回路11がロックし
音声系がロックしたことを示す検出信号LAを出力す
る。12はミュート制御信号生成回路である。この回路
は上記映像信号処理回路6からのMUSE映像ロック信
号LM、前記音声復調回路10からの音声ロック信号L
A、また端子13からの出力イネーブル信号OEが入力さ
れ、これらの信号をもとに音声ミュート制御信号M1を
生成する。14、18、22はミュートオン/オフ回路
であり、該ミュート制御信号M1が供給され、所定期間
夫々の音声信号あるいはデータのミュート動作を行う。
次にこれらの音声データ信号のミュート動作を含む出力
系構成法について説明する。
る。9は音声データ抽出回路であり、前記A/D変換器
5からのMUSEディジタル信号より垂直ブランキング
期間に多重された音声信号を抽出する。10は音声復調
器であり、MUSEの差分PCM信号を復調しディジタ
ル音声信号として出力する。11は音声系のPLL回路
であり、前記音声復調器10において検出した音声フレ
ーム信号に同期した信号処理用基準クロックを再生す
る。また復調器10からは、PLL回路11がロックし
音声系がロックしたことを示す検出信号LAを出力す
る。12はミュート制御信号生成回路である。この回路
は上記映像信号処理回路6からのMUSE映像ロック信
号LM、前記音声復調回路10からの音声ロック信号L
A、また端子13からの出力イネーブル信号OEが入力さ
れ、これらの信号をもとに音声ミュート制御信号M1を
生成する。14、18、22はミュートオン/オフ回路
であり、該ミュート制御信号M1が供給され、所定期間
夫々の音声信号あるいはデータのミュート動作を行う。
次にこれらの音声データ信号のミュート動作を含む出力
系構成法について説明する。
【0014】まずアナログ/ディジタル音声信号につい
て説明する。復調器10から出力されるディジタル音声
信号は、ミュートオン/オフ回路14にてミュートすべ
き所定期間0レベルデータに変換される。即ち該回路1
4ではディジタル信号の状態でミュートをかける。その
後アナログ音声信号の場合はD/A変換器15にてD/
A変換され、ローパスフィルタ16を通り、増幅器17
で増幅されて端子19に出力される。またミュートオン
/オフ回路18は前記ミュート期間アナログミュートを
かける働きをし、例えば増幅器17をその期間増幅率を
0にしたり、あるいはスイッチで信号を絶ち信号を0レ
ベルにする。ディジタル音声信号の場合は、回路14に
よりディジタルミュートをかけられたディジタル音声信
号を、ディジタルインタフェース回路にて所定フォーマ
ットの変調及び信号変換した後、端子21に出力する。
て説明する。復調器10から出力されるディジタル音声
信号は、ミュートオン/オフ回路14にてミュートすべ
き所定期間0レベルデータに変換される。即ち該回路1
4ではディジタル信号の状態でミュートをかける。その
後アナログ音声信号の場合はD/A変換器15にてD/
A変換され、ローパスフィルタ16を通り、増幅器17
で増幅されて端子19に出力される。またミュートオン
/オフ回路18は前記ミュート期間アナログミュートを
かける働きをし、例えば増幅器17をその期間増幅率を
0にしたり、あるいはスイッチで信号を絶ち信号を0レ
ベルにする。ディジタル音声信号の場合は、回路14に
よりディジタルミュートをかけられたディジタル音声信
号を、ディジタルインタフェース回路にて所定フォーマ
ットの変調及び信号変換した後、端子21に出力する。
【0015】次にビットストリーム信号について説明す
る。音声抽出回路9からのシリアルディジタル音声デー
タ信号はミュートオン/オフ回路22にて、前記ディジ
タル音声信号と同様にミュート期間のみ0レベルデータ
に変換する。その後変調回路23にて所定の変調(例え
ばバイフェーズマーク変調)を行い、波形変換して端子
24に出力する。
る。音声抽出回路9からのシリアルディジタル音声デー
タ信号はミュートオン/オフ回路22にて、前記ディジ
タル音声信号と同様にミュート期間のみ0レベルデータ
に変換する。その後変調回路23にて所定の変調(例え
ばバイフェーズマーク変調)を行い、波形変換して端子
24に出力する。
【0016】以上のミュート方式により、アナログ/デ
ィジタル音声信号、ビットストリーム信号とも電源オン
/オフ時や信号切換え時適切なミュートをかけられ、音
声やデータの乱れを発生しない。またアナログ音声につ
いては構成上、ミュートオン/オフ回路14、18にて
ディジタル/アナログ両方のミュートがかかるが、これ
は回路18によるアナログミュートのみでも十分効果が
ある。
ィジタル音声信号、ビットストリーム信号とも電源オン
/オフ時や信号切換え時適切なミュートをかけられ、音
声やデータの乱れを発生しない。またアナログ音声につ
いては構成上、ミュートオン/オフ回路14、18にて
ディジタル/アナログ両方のミュートがかかるが、これ
は回路18によるアナログミュートのみでも十分効果が
ある。
【0017】上記ミュート制御信号生成回路12の入出
力信号波形の一例をを図2に示す。出力イネーブル信号
OEは電源オン/オフ時や信号切換え時に関連させ、音
声信号を出力させるタイミングと期間を示す信号であ
る。LM,LAは前に説明したように、それぞれ映像及び
音声ロック信号である。ここでは”H”でアンロックと
する。図に示すように、ミュート制御信号M1として
は、ミュートオフは信号OE、LM,LAが”L”になっ
て所定時間遅延の後出力し、ミュートオンは信号OEの
切り替わりとほぼ同時に出力すれば、所望のミュート性
能を得られることは自明であろう。
力信号波形の一例をを図2に示す。出力イネーブル信号
OEは電源オン/オフ時や信号切換え時に関連させ、音
声信号を出力させるタイミングと期間を示す信号であ
る。LM,LAは前に説明したように、それぞれ映像及び
音声ロック信号である。ここでは”H”でアンロックと
する。図に示すように、ミュート制御信号M1として
は、ミュートオフは信号OE、LM,LAが”L”になっ
て所定時間遅延の後出力し、ミュートオンは信号OEの
切り替わりとほぼ同時に出力すれば、所望のミュート性
能を得られることは自明であろう。
【0018】本発明が従来技術と異なる一つの点はミュ
ート制御信号として映像/音声同期系両ロック信号を用
いたことであるが、その効果を図10、11に従って説
明する。図10は信号源がMUSEビデオディスクなど
のパッケージメディアの場合である。この場合映像モー
ドとして動画のほか静止画モードがある。この静止画モ
ードでは映像同期系はロックしたままであるが、音声信
号は検出できず音声同期系はアンロックとなりバリ音が
でる。しかし音声ロック信号LAにより静止画モード移
行時に確実なミュートがかかりバリ音がでることはな
い。また図11は入力信号モードとして、MUSE信号
/非MUSE信号が切り替わって入力される場合を示
す。この場合、非MUSE信号モードからMUSE信号
モードに切り替わるときは映像系より音声同期系の方が
遅くロックする。またMUSE信号モードから非MUS
E信号モードに切り替わるときは音声系より映像同期系
の方が早くアンロックする場合がある。従って音声ミュ
ート制御信号M1としては、MUSE信号モード入り側
では信号LM、出側では信号LAをもとに作成すれば両切
り替え時にもバリ音を発生することはない。以上の説明
図では、図2に示した出力イネーブル信号OEは示して
ないが、実際には該信号OEが使えない場合があるので
そのような場合で説明した。そのほか電源オン、オフ時
や信号切り替え時においても映像/音声同期系がロック
するタイミングは様々なばらつきが考えられ、本発明の
ように両方のロック信号をもとにミュート制御信号を作
成することで常に確実な音声ミュートをかけられること
が、従来技術にない特徴となっている。
ート制御信号として映像/音声同期系両ロック信号を用
いたことであるが、その効果を図10、11に従って説
明する。図10は信号源がMUSEビデオディスクなど
のパッケージメディアの場合である。この場合映像モー
ドとして動画のほか静止画モードがある。この静止画モ
ードでは映像同期系はロックしたままであるが、音声信
号は検出できず音声同期系はアンロックとなりバリ音が
でる。しかし音声ロック信号LAにより静止画モード移
行時に確実なミュートがかかりバリ音がでることはな
い。また図11は入力信号モードとして、MUSE信号
/非MUSE信号が切り替わって入力される場合を示
す。この場合、非MUSE信号モードからMUSE信号
モードに切り替わるときは映像系より音声同期系の方が
遅くロックする。またMUSE信号モードから非MUS
E信号モードに切り替わるときは音声系より映像同期系
の方が早くアンロックする場合がある。従って音声ミュ
ート制御信号M1としては、MUSE信号モード入り側
では信号LM、出側では信号LAをもとに作成すれば両切
り替え時にもバリ音を発生することはない。以上の説明
図では、図2に示した出力イネーブル信号OEは示して
ないが、実際には該信号OEが使えない場合があるので
そのような場合で説明した。そのほか電源オン、オフ時
や信号切り替え時においても映像/音声同期系がロック
するタイミングは様々なばらつきが考えられ、本発明の
ように両方のロック信号をもとにミュート制御信号を作
成することで常に確実な音声ミュートをかけられること
が、従来技術にない特徴となっている。
【0019】図3は本発明の音声復調装置の他の実施例
を示す。尚以下の実施例図面で図1と共通の部品と機能
ブロックは同一番号で示す。また以下の実施例ではMU
SE信号入力部から映像信号処理部までの説明は省く。
図3において、25は映像ロック信号LMの入力端子、
26はOR回路であり、前述の信号LM,LA、出力イネ
ーブル信号OEが入力され、信号M0が出力される。該
信号は遅延調整回路27にて所定時間遅延され、ミュー
ト制御信号M1として出力される。従って該信号の生成
過程は図2に示すものと同様である。28は図1のA/
D変換器5からのMUSEディジタル信号の入力端子で
ある。図3の実施例が図1の実施例と異なる点はその
他、アナログミュートオン/オフ回路29を増幅器17
の後に配置し、具体的な構成を示した点と、ビットスト
リーム信号のミュートオン/オフ回路30を変調回路2
3の後に配置したことである。次にこれについて説明す
る。ミュートオン/オフ回路29はスイッチ回路で構成
され、一方の端子は増幅器17からの出力信号を入力
し、他方の端子は0電位レベルにつなぐ。そしてミュー
ト制御信号M1により、所定のミュート期間のみ0電位
レベルに切換えて端子19に出力する。またビットスト
リーム信号のミュートオン/オフ回路30についても、
具体的には図示してないが、例えば前記ミュート期間
中、変調後のビットストリーム信号を0レベル音声デー
タに置換したり、あるいは前記ミュートオン/オフ回路
29と同様にミュート期間中0レベル電位に切り替えて
出力すればよい。
を示す。尚以下の実施例図面で図1と共通の部品と機能
ブロックは同一番号で示す。また以下の実施例ではMU
SE信号入力部から映像信号処理部までの説明は省く。
図3において、25は映像ロック信号LMの入力端子、
26はOR回路であり、前述の信号LM,LA、出力イネ
ーブル信号OEが入力され、信号M0が出力される。該
信号は遅延調整回路27にて所定時間遅延され、ミュー
ト制御信号M1として出力される。従って該信号の生成
過程は図2に示すものと同様である。28は図1のA/
D変換器5からのMUSEディジタル信号の入力端子で
ある。図3の実施例が図1の実施例と異なる点はその
他、アナログミュートオン/オフ回路29を増幅器17
の後に配置し、具体的な構成を示した点と、ビットスト
リーム信号のミュートオン/オフ回路30を変調回路2
3の後に配置したことである。次にこれについて説明す
る。ミュートオン/オフ回路29はスイッチ回路で構成
され、一方の端子は増幅器17からの出力信号を入力
し、他方の端子は0電位レベルにつなぐ。そしてミュー
ト制御信号M1により、所定のミュート期間のみ0電位
レベルに切換えて端子19に出力する。またビットスト
リーム信号のミュートオン/オフ回路30についても、
具体的には図示してないが、例えば前記ミュート期間
中、変調後のビットストリーム信号を0レベル音声デー
タに置換したり、あるいは前記ミュートオン/オフ回路
29と同様にミュート期間中0レベル電位に切り替えて
出力すればよい。
【0020】図4は本発明の音声復調装置ミュート方法
のその他の実施例である。31はアナログ/ディジタル
音声のミュート制御を行なうためのスイッチ回路であ
る。32はビットストリーム信号のミュート制御を行な
うためのスイッチ回路である。33は該ミュート制御を
行なうために用いるディジタル形式の0データを生成す
るデータ生成回路である。次にその動作を説明する。音
声復調回路10からのディジタル音声信号はスイッチ回
路31のa端子に、データ生成回路33からのディジタ
ル0データ信号はb端子に導かれる。スイッチ回路31
ではミュート制御信号M1に基づいて、所定のミュート
制御期間中b端子に切り換わり、c端子よりディジタル
的にミュートされた信号を出力する。ミュート制御期間
以外はa端子に閉じディジタル音声信号がc端子より出
力される。それ以後の動作は前実施例と同様であり、D
/A変換後のアナログ音声信号は端子34に、ディジタ
ル音声信号は端子21に出力される。次に音声抽出回路
9からのビットストリーム信号DBはスイッチ回路32
のa端子に、データ生成回路33からの0データ信号は
b端子に導かれる。スイッチ回路32においてもミュー
ト制御信号M1に基づいて、ミュート制御期間はb端子
に、それ以外はa端子に閉じ、c端子から出力される。
その後変調回路23を介して端子24より出力される。
のその他の実施例である。31はアナログ/ディジタル
音声のミュート制御を行なうためのスイッチ回路であ
る。32はビットストリーム信号のミュート制御を行な
うためのスイッチ回路である。33は該ミュート制御を
行なうために用いるディジタル形式の0データを生成す
るデータ生成回路である。次にその動作を説明する。音
声復調回路10からのディジタル音声信号はスイッチ回
路31のa端子に、データ生成回路33からのディジタ
ル0データ信号はb端子に導かれる。スイッチ回路31
ではミュート制御信号M1に基づいて、所定のミュート
制御期間中b端子に切り換わり、c端子よりディジタル
的にミュートされた信号を出力する。ミュート制御期間
以外はa端子に閉じディジタル音声信号がc端子より出
力される。それ以後の動作は前実施例と同様であり、D
/A変換後のアナログ音声信号は端子34に、ディジタ
ル音声信号は端子21に出力される。次に音声抽出回路
9からのビットストリーム信号DBはスイッチ回路32
のa端子に、データ生成回路33からの0データ信号は
b端子に導かれる。スイッチ回路32においてもミュー
ト制御信号M1に基づいて、ミュート制御期間はb端子
に、それ以外はa端子に閉じ、c端子から出力される。
その後変調回路23を介して端子24より出力される。
【0021】図5は、上記ビットストリーム信号DB及
びミュート制御信号M1,ミュート制御後のビットスト
リーム信号DB1のタイミング波形図である。
びミュート制御信号M1,ミュート制御後のビットスト
リーム信号DB1のタイミング波形図である。
【0022】図6は本発明音声復調装置のミュート制御
方式のその他の実施例である。本実施例が前実施例と異
なる点は、ディジタル音声信号、ビットストリーム信号
のミュート制御方法として、ミュート制御期間データを
0レベルにするのではなく、ディジタル音声信号フォー
マットにおける制御符号エリア中のミュート機能ビット
に”ミュート動作”符号を立てて実現することである。
以下構成と動作を説明する。図6で36と37はミュー
ト制御符号付加回路である。回路36はミュート信号生
成回路12からのミュート制御信号M1に基づいてミュ
ート制御符号を生成し、ディジタルオーディオインタフ
ェース回路20に入力する。インタフェース回路20で
は所定のフォーマットに従って、音声復調器10からの
ディジタル音声信号をフォーマット変換すると同時に、
前記ミュート制御符号を所定の制御符号エリアへ入力す
る。従って端子21に出力されるディジタル音声信号
は、ミュート制御期間においてその制御符号がミュート
動作状態になっているので、受信した外部機器はをそれ
を検出して確実にミュートをかけることができる。回路
37は前記同様に、ミュート制御信号M1に基づいてミ
ュート制御符号を生成し、音声抽出回路9からのビット
ストリーム信号の制御符号エリアのミュート機能ビット
に、ミュート制御期間ミュート制御符号を入力する。そ
の後変調回路23を経て、端子24に出力される。従っ
てそれを受信した外部機器はそのミュート制御符号を検
出して、確実にビットストリーム信号のミュートをかけ
られる。
方式のその他の実施例である。本実施例が前実施例と異
なる点は、ディジタル音声信号、ビットストリーム信号
のミュート制御方法として、ミュート制御期間データを
0レベルにするのではなく、ディジタル音声信号フォー
マットにおける制御符号エリア中のミュート機能ビット
に”ミュート動作”符号を立てて実現することである。
以下構成と動作を説明する。図6で36と37はミュー
ト制御符号付加回路である。回路36はミュート信号生
成回路12からのミュート制御信号M1に基づいてミュ
ート制御符号を生成し、ディジタルオーディオインタフ
ェース回路20に入力する。インタフェース回路20で
は所定のフォーマットに従って、音声復調器10からの
ディジタル音声信号をフォーマット変換すると同時に、
前記ミュート制御符号を所定の制御符号エリアへ入力す
る。従って端子21に出力されるディジタル音声信号
は、ミュート制御期間においてその制御符号がミュート
動作状態になっているので、受信した外部機器はをそれ
を検出して確実にミュートをかけることができる。回路
37は前記同様に、ミュート制御信号M1に基づいてミ
ュート制御符号を生成し、音声抽出回路9からのビット
ストリーム信号の制御符号エリアのミュート機能ビット
に、ミュート制御期間ミュート制御符号を入力する。そ
の後変調回路23を経て、端子24に出力される。従っ
てそれを受信した外部機器はそのミュート制御符号を検
出して、確実にビットストリーム信号のミュートをかけ
られる。
【0023】図7に上記ディジタル音声信号もしくはビ
ットストリーム信号の信号フォーマット例を示す。図の
上側は音声の単一フレーム(例えば1KHz周期)を表わ
し、制御符号は図示のように先頭の同期信号の後に、例
えば22ビットのエリアに配置される。該エリア中の例
えば16ビット目に音声ミュート制御符号が割り当てら
れる。従って、図6実施例中のミュート制御符号付加回
路36あるいは37においては図7に示す制御符号エリ
アの16ビット目にミュートオンの”1”を挿入すれば
上記動作を実現できる。
ットストリーム信号の信号フォーマット例を示す。図の
上側は音声の単一フレーム(例えば1KHz周期)を表わ
し、制御符号は図示のように先頭の同期信号の後に、例
えば22ビットのエリアに配置される。該エリア中の例
えば16ビット目に音声ミュート制御符号が割り当てら
れる。従って、図6実施例中のミュート制御符号付加回
路36あるいは37においては図7に示す制御符号エリ
アの16ビット目にミュートオンの”1”を挿入すれば
上記動作を実現できる。
【0024】図8は本発明のその他の実施例である。本
実施例の特徴は図4の実施例と前記図6の実施例の機能
を組合せ、よりミュート制御性能を高めた音声復調装置
を実現した点にある。以下構成と動作を説明する。音声
復調器10からのディジタル音声信号及び、音声抽出回
路9からのビットストリーム信号は、図4の実施例同様
スイッチ回路31、32を介してミュート制御信号M1
によりミュート制御期間は0レベルデータにデータ変換
される。そして、その後前述した図6の実施例と同様の
処理を行なう。まずディジタルオーディオインタフェー
ス回路20に入力されたディジタル音声信号はミュート
制御符号付加回路36により、ミュート制御符号ビット
にミュート制御符号が挿入される。回路32からのビッ
トストリーム信号もミュート制御符号付加回路37によ
り同様の処理をする。38は遅延調整回路であり、上記
第一のミュート制御信号M1を所定時間遅延して第2の
ミュート制御信号M2を生成する。ここでミュート符号
付加回路36、37でミュート符号を生成付加するタイ
ミングと期間は、該遅延調整回路38からの第2のミュ
ート制御信号M2に基づいて行なわれる。
実施例の特徴は図4の実施例と前記図6の実施例の機能
を組合せ、よりミュート制御性能を高めた音声復調装置
を実現した点にある。以下構成と動作を説明する。音声
復調器10からのディジタル音声信号及び、音声抽出回
路9からのビットストリーム信号は、図4の実施例同様
スイッチ回路31、32を介してミュート制御信号M1
によりミュート制御期間は0レベルデータにデータ変換
される。そして、その後前述した図6の実施例と同様の
処理を行なう。まずディジタルオーディオインタフェー
ス回路20に入力されたディジタル音声信号はミュート
制御符号付加回路36により、ミュート制御符号ビット
にミュート制御符号が挿入される。回路32からのビッ
トストリーム信号もミュート制御符号付加回路37によ
り同様の処理をする。38は遅延調整回路であり、上記
第一のミュート制御信号M1を所定時間遅延して第2の
ミュート制御信号M2を生成する。ここでミュート符号
付加回路36、37でミュート符号を生成付加するタイ
ミングと期間は、該遅延調整回路38からの第2のミュ
ート制御信号M2に基づいて行なわれる。
【0025】図8の実施例の具体的な動作はビットスト
リーム信号の場合、図9の信号波形図に示す通りであ
る。すなわちビットストリーム信号DBは第1のミュー
ト制御信号M1により、回路32で信号DB1のような
信号に変換され、さらに第2のミュート制御信号M2に
より回路37の働きで、信号DB2のように期間(M2
−M1)においてミュート制御ビットに”1”を挿入さ
れた信号に変換される。その後の動作は前述した通りで
ある。
リーム信号の場合、図9の信号波形図に示す通りであ
る。すなわちビットストリーム信号DBは第1のミュー
ト制御信号M1により、回路32で信号DB1のような
信号に変換され、さらに第2のミュート制御信号M2に
より回路37の働きで、信号DB2のように期間(M2
−M1)においてミュート制御ビットに”1”を挿入さ
れた信号に変換される。その後の動作は前述した通りで
ある。
【0026】尚、以上の実施例ではハイビジョン受信機
の場合で示したが、これに限らず一般に、ディジタル音
声信号が映像信号に多重されて放送される現行NTSC
衛星放送や、将来予定されている第2世代EDTV放送
を受信する、ディジタル音声出力、ビットストリーム出
力端子を備えるテレビジョン受信機にも同様に適用でき
ることは言うまでもない。
の場合で示したが、これに限らず一般に、ディジタル音
声信号が映像信号に多重されて放送される現行NTSC
衛星放送や、将来予定されている第2世代EDTV放送
を受信する、ディジタル音声出力、ビットストリーム出
力端子を備えるテレビジョン受信機にも同様に適用でき
ることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】本発明の音声復調装置を用いることによ
り、電源オン、オフ時や入力信号切り換え時において、
同期系PLLロック時間にばらつきがあっても、映像、
音声系PLLロック信号に基づいて、アナログ音声出力
のほか、ディジタル音声信号、ビットストリーム信号を
ディジタル的に確実にミュートできるので、本装置から
直接出力するアナログ音声は勿論のこと、外部ディジタ
ルオーディオ機器に接続するディジタル音声信号、ビッ
トストリーム信号もその出力装置において、音声信号の
乱れによる不快なバリ音を出すことがない。
り、電源オン、オフ時や入力信号切り換え時において、
同期系PLLロック時間にばらつきがあっても、映像、
音声系PLLロック信号に基づいて、アナログ音声出力
のほか、ディジタル音声信号、ビットストリーム信号を
ディジタル的に確実にミュートできるので、本装置から
直接出力するアナログ音声は勿論のこと、外部ディジタ
ルオーディオ機器に接続するディジタル音声信号、ビッ
トストリーム信号もその出力装置において、音声信号の
乱れによる不快なバリ音を出すことがない。
【図1】本発明の1実施例を示すハイビジョン音声復調
装置
装置
【図2】図1のミュート制御信号生成回路12の信号生
成波形図
成波形図
【図3】本発明のハイビジョン音声復調装置の他の実施
例
例
【図4】本発明のハイビジョン音声復調装置のその他の
実施例
実施例
【図5】図4におけるビットストリーム信号のミュート
動作波形図
動作波形図
【図6】本発明のハイビジョン音声復調装置のその他の
実施例
実施例
【図7】図6に関連し、1フレーム音声信号伝送フォー
マット
マット
【図8】本発明のハイビジョン音声復調装置のその他の
実施例
実施例
【図9】図8におけるビットストリーム信号のミュート
動作波形図
動作波形図
【図10】ミュート制御信号生成波形図の実施例
【図11】ミュート制御信号生成波形図の他の実施例
6…映像信号処理回路 7、11…PLL回路 9…音声抽出回路 10…音声復調器 14、18、22…ミュートオン/オフ回路 25…ミュート制御信号生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 武 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所AV機器事業部内 (72)発明者 的野 孝明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所AV機器事業部内
Claims (3)
- 【請求項1】ディジタル音声信号が多重された映像信号
が入力され、該映像信号を復調するための映像系同期検
出手段と、該同期系のロック状態を検出して第1の検出
信号を出力する手段、前記同期検出された映像信号より
音声信号を抽出し、音声データを含むディジタルビット
ストリーム信号として出力する手段、また抽出された該
音声信号を同期検出する手段とPCM復調する手段、該
音声同期系のロック状態を検出して第2の検出信号を出
力する手段、上記第1、第2のロック検出信号をもとに
音声ミュート制御信号を生成する手段、かつ該音声ミュ
ート制御信号に基づき、前記音声信号抽出手段からのデ
ィジタルビットストリーム信号及び前記PCM音声復調
手段からのディジタル音声信号を、所定のミュート制御
期間、0レベルデータに変換する手段を備えたことを特
徴とするテレビジョン音声復調装置。 - 【請求項2】請求項1項記載のテレビジョン音声復調装
置において、PCM復調手段から出力されるディジタル
音声信号をD/A変換する手段、該D/A変換されたア
ナログ音声信号を上記ミュート制御信号に基づいて、所
定のミュート制御期間、振幅減衰もしくは0レベル信号
に変換して出力する手段を備えたことを特徴とするテレ
ビジョン音声復調装置。 - 【請求項3】ディジタル音声信号が多重された映像信号
が入力され、該映像信号を復調するための映像系同期検
出手段と、該同期系のロック状態を検出して第1の検出
信号を出力する手段、前記同期検出された映像信号より
音声信号を抽出し、制御情報と音声データを含むディジ
タルビットストリーム信号を出力する手段、また抽出さ
れた該音声信号を同期検出する手段とPCM復調する手
段、該PCM復調後のディジタル音声信号を制御情報を
含む所定のフォーマット信号に変換する手段、前記音声
同期系のロック状態を検出して第2の検出信号を出力す
る手段、上記第1、第2のロック検出信号をもとに音声
ミュート制御信号を生成する手段、かつ該音声ミュート
制御信号に基づき、少なくとも前記音声信号抽出手段か
らのビットストリーム信号あるいは前記所定フォーマッ
トに変換されたディジタル音声信号において、これらの
ディジタル信号の所定制御符号エリア内のミュート制御
符号ビットに、所定ミュート制御期間、ミュート動作符
号を付加する手段を備えたことを特徴とするテレビジョ
ン音声復調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4180724A JPH0630358A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | テレビジョン音声復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4180724A JPH0630358A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | テレビジョン音声復調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630358A true JPH0630358A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16088205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4180724A Pending JPH0630358A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | テレビジョン音声復調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630358A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001359016A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジョン受信機 |
JP2007037144A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Mitac Technology Corp | 音源処理回路構造およびその処理方法 |
US8339517B2 (en) | 2010-05-20 | 2012-12-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Television broadcast receiving apparatus |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP4180724A patent/JPH0630358A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001359016A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジョン受信機 |
JP2007037144A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Mitac Technology Corp | 音源処理回路構造およびその処理方法 |
JP4490952B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2010-06-30 | 神基科技股▲ふん▼有限公司 | 音源処理回路構造およびその処理方法 |
US8339517B2 (en) | 2010-05-20 | 2012-12-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Television broadcast receiving apparatus |
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