JPH0132449Y2 - - Google Patents

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JPH0132449Y2
JPH0132449Y2 JP1983059062U JP5906283U JPH0132449Y2 JP H0132449 Y2 JPH0132449 Y2 JP H0132449Y2 JP 1983059062 U JP1983059062 U JP 1983059062U JP 5906283 U JP5906283 U JP 5906283U JP H0132449 Y2 JPH0132449 Y2 JP H0132449Y2
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signal
period
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composite video
vertical
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JP1983059062U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の対象) 本考案は、標準テレビジヨン放送電波の複合映
像信号の垂直(又は水平)帰線期間(以下、
VBLと略すこともある)内に文字信号などの情
報信号が多重されて伝送される複合映像信号を記
録又は再生する装置に使用される複合映像信号処
理回路に関するものである。
(考案の目的) 本考案の目的は、上記の複合映像信号の垂直
(又は水平)帰線期間(VBL)の高域周波数成分
をこの期間以外の期間より増強することにより、
VBL内に重畳された文字信号などの情報信号を
VBL以外の通常の映像信号に影響を与えること
なく高品位で良好に再生できるようにした複合映
像信号処理回路を提供することにある。
(従来技術とその問題点) 最近、現行の標準テレビジヨン放送電波に文字
や簡単な図形などで構成された画像情報をデイジ
タル信号(コード又はパターン信号)の形で多重
して伝送し、受信側では文字放送受信アダプタ等
によりこれをメモリーに蓄積した後、テレビジヨ
ン信号に変換してテレビジヨン受像機に表示させ
るシステムで、一般に文字放送(テレテキスト)
と呼ばれているものがある。上記画像情報信号は
標準テレビジヨン放送電波の複合映像信号の垂直
帰線期間(VBL)内の垂直同期信号や等化パル
スの存在する部分よりも後の特定の期間に重畳さ
れることが多い。
このような複合映像信号のVBL内に情報信号
が重畳された信号を磁気記録再生装置(VTR)
等により磁気テープなどの記録媒体に記録し、そ
れを再生して、文字放送受信アダプタ等により、
文字などの情報信号をテレビジヨン受像機に表示
させると、上記情報信号が良好に再生されず、テ
レビジヨン受像機に文字などが鮮明に表示されな
いことがある。また、この情報信号を良好に再生
しようとして、記録時に映像信号を含めた複合映
像信号の全部の期間の高域周波数成分を増強して
から記録媒体に記録し、それを再生したり、ある
いは記録時に増強しないで記録媒体に記録し、そ
れを再生時に映像信号を含めた複合映像信号の全
部の期間の高域周波数成分を増強して再生する
と、その場合には情報信号は良好に再生される
が、再生されたVBL以外の通常の映像信号に影
響を与え、映像信号の再生画面のS/Nが劣化
し、画面全体がザラつき、見苦しいものとなつて
しまう等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決して目的を達成す
るために、垂直又は水平帰線期間内に情報信号が
重畳された複合映像信号の信号処理を行なう複合
映像信号処理回路であつて、前記複合映像信号か
ら分離された垂直又は水平同期信号に基づいて前
記垂直又は水平帰線期間あるいは少なくとも前記
情報信号を含む期間に対応するパルス幅のパルス
信号を作成するパルス信号作成回路と、前記複合
映像信号が供給され、その高域周波数成分を増強
する高域周波数成分増強回路とを備え、前記パル
ス信号作成回路で作成されたパルス信号によりそ
のパルス幅に相当する期間だけ前記高域周波数成
分増強回路を動作させ、この期間だけ前記複合映
像信号の高域周波数成分を前記期間以外の期間よ
り増強することを特徴とする複合映像信号処理回
路を提供するものである。
(考案の実施例) 本考案になる複合映像信号処理回路の一実施例
について、以下に図面と共に説明する。
第1図は本考案になる複合映像信号処理回路の
一実施例の構成を示す図、第2図A乃至同図Cは
第1図の各部の信号波形を示す波形図である。図
において、1は垂直帰線期間(VBL)内の垂直
同期信号や等化パルスの存在する部分よりも後の
特定の期間に文字信号などの情報信号が重畳され
た複合映像信号が入来する入力端子である。この
入力端子1は増幅器2に接続され、増幅器2の出
力端はコンデンサCを介して信号処理部3の信号
入力端子3aに接続される。
また一方、増幅器2に接続される入力端子1は
スイツチSを介して同期分離回路4に接続され、
同期分離回路4の出力端は垂直同期分離回路5に
接続され、さらに垂直同期分離回路5の出力端は
単安定マルチバイブレータ(以下、モノマルチと
記す)6を介して信号処理部3の制御入力端子3
bに接続される。モノマルチ6は垂直同期信号の
前縁からVBLの終わりまでの期間あるいは、少
なくとも文字信号を含む期間に対応するパルス幅
のパルス信号を発生する時定数を有するものであ
る。
次に、信号処理部3について説明する。信号処
理部3の信号入力端子3aはNPNトランジスタ
Q1のベースに接続される一方、抵抗R1を介して
直流電源Vccに接続され、さらに抵抗R2を介して
接地される。直流電源Vc.c.と抵抗R1との接続点
は抵抗R3を介してトランジスタQ1のコレクタに
接続され、トランジスタQ1のコレクタは出力端
子7に接続される。トランジスタQ1のエミツタ
は抵抗R4を介して接地される一方、コイルL0
コンデンサC0、抵抗R0を夫々直列に介してNPN
トランジスタQ2のコレクタに接続される。トラ
ンジスタQ2のベースには抵抗R5を介して、モノ
マルチ6の出力端が接続される信号処理部3の制
御入力端子である3bが接続される一方、抵抗
R6を介して接地され、トランジスタQ2のエミツ
タは接地される。なお、直列接続されたコイル
L0、コンデンサC0、抵抗R0は直列共振回路を構
成し、例えば、2MHz程度の高域の共振周波数を
有するものである。
次に、以上にように構成された本考案の回路の
動作を、磁気記録再生装置(VTR)の再生信号
処理を行なう回路に適用した場合について説明す
る。
入力端子1には、第2図Aに示すような標準テ
レビジヨン放送電波の複合映像信号の垂直帰線期
間(VBL)内に、例えば文字信号などの情報信
号が重畳された信号をVTRにより磁気テープに
記録して、それを再生した信号が入来する。
入力端子1に入来した信号は増幅器2に供給さ
れ、そこで増幅され、コンデンサCを介して信号
処理部3の信号入力端子3aに供給され、出力端
子7より出力される。
今、スイツチSを閉成(ON)状態(本考案の
目的を達成するための状態)にする。入力端子1
に入来した信号は、前記増幅器2に供給されると
共に、同期分離回路4に供給され、そこで、第2
図Aに示す複合映像信号より垂直及び水平同期信
号(パルス)が分離されて出力され、その分離さ
れたパルス信号は垂直同期分離回路5に供給され
る。垂直同期分離回路5では、さらに垂直同期信
号だけを分離して、第2図Bに示す垂直同期信号
(パルス)を出力し、モノマルチ6に供給する。
モノマルチ6は入力した垂直同期パルス信号の
前縁で動作を開始し、垂直帰線期間(VBL)の
終わりまでの期間あるいは少なくとも文字信号を
含む期間動作する。そして、このモノマルチ6に
より、第2図Cに示すような、上記期間に対応す
るパルス幅のパルス信号を発生して出力し、信号
処理部3の制御入力端子3bに供給する。
信号処理部3は制御入力端子3bに供給される
第2図Cに示すような上記モノマルチ6の動作期
間に相当するパルス幅のパルス信号が入力される
期間T(すなわち、第2図Cのパルス信号がHigh
レベルの期間)だけトランジスタQ2を導通状態
にする。従つて、トランジスタQ1のエミツタを
流れる信号は直列接続されたコイルL0、コンデ
ンサC0、抵抗R0で構成される2MHz程度の高域の
共振周波数を有する直列共振回路に流れ込むの
で、上記パルス信号が入力される期間Tでは、入
力端子1に入来する複合映像信号の高域周波数成
分が期間T以外の期間より増強されて、出力端子
7より出力されることになる。すなわち、上記期
間Tにおいては、トランジスタQ1を含む増幅回
路部分の上記直列共振回路の共振周波数付近の利
得が上記期間T以外の期間における利得よりも増
大したものとなり、入力端子1に入来する複合映
像信号の垂直帰線期間(VBL)内に重畳された
文字信号などの情報信号は、この期間Tだけ期間
T以外の期間より映像信号の高域周波数成分を増
強された伝送系を形成することになり、これで良
好な出力再生信号が得られる。しかも、この期間
T以外の期間に含まれている映像信号には何ら影
響を与えることはなく、従来通りの再生画面を得
ることができる。
また、VBL内に重畳された情報信号のうち高
域周波数成分を増強すると、S/Nが悪くなるよ
うな映像信号等の情報信号が重畳されている場合
には、スイツチSを開成(OFF)状態にするこ
とにより、トランジスタQ2を非導通状態とし、
高域周波数成分を増強することなく、通常の再生
を行なうこともできる。
なお、上記実施例においては、垂直帰線期間
(VBL)内に文字信号などの情報信号が重畳され
ている信号について説明したが、これに限らず水
平帰線期間(HBL)内に文字信号などの情報信
号が重畳されている信号についても同様の信号処
理を行なうことができることは勿論である。
また、上記実施例のようにVTRの再生時に信
号処理を行なわずに、標準テレビジヨン放送電波
の複合映像信号を本願の信号処理回路を介して信
号処理してから、VTR等により磁気テープに記
録し、それを再生するようにしても良い。
この場合、垂直(又は水平)帰線期間(VBL)
内に重畳された情報信号の高域周波数成分だけが
増強された複合映像信号が磁気テープに記録され
るので、再生時にそれをそのまま再生すれば、上
記情報信号を高品位で良好に再生できると共に、
VBL以外の通常の映像信号に影響を与えること
なく従来通りの映像信号の再生画面を得ることが
できる。
以上のように、文字信号などの情報信号が垂直
(又は水平)帰線期間内に重畳された複合映像信
号の垂直(又は水平)帰線期間の高域周波数成分
をこの期間以外の期間より増強することにより、
上記情報信号を高品位で良好に再生できると共
に、VBL以外の通常の映像信号に影響を与える
ことなく従来通りの映像信号の再生画面を得るこ
とができるようになる。
(考案の効果) 本考案の複合映像信号処理回路は上記のような
構成であるから、垂直又は水平帰線期間内に重畳
された文字信号などの情報信号を高品位で良好に
再生できると共に、垂直又は水平帰線期間以外の
通常の映像信号に影響を与えることなく従来通り
の映像信号の再生画面を得ることができるように
なり、特に垂直又は水平帰線期間内に上記情報信
号が重畳された複合映像信号を本願の信号処理回
路を介して信号処理してからVTR等により磁気
テープなどの記録媒体に記録した場合、再生時に
それをそのまま再生すれば、上記情報信号を高品
位で良好に再生でき、従来通りの映像信号の再生
画面を得ることができ、例えば、この再生信号に
重畳された文字などの情報信号を文字放送受信ア
ダプタ等により、テレビジヨン受像機に表示させ
ると文字などが鮮明に表示されるようになり、し
かも、通常の映像信号には何ら影響を与えること
はないので、従来通りの再生画面を得ることがで
きる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる複合映像信号処理回路の
一実施例の構成を示す図、第2図は第1図の各部
の信号波形を示す図である。 1…入力端子、2…増幅器、3…信号処理部
(高域周波数成分増強回路)、3a…信号処理部3
の信号入力端子、3b…信号処理部3の制御入力
端子、4…同期分離回路、5…垂直同期分離回
路、6…単安定マルチバイブレータ(モノマル
チ)、7…出力端子、Q1,Q2…NPNトランジス
タ、R1〜R6,R0…抵抗、C,C0…コンデンサ、
L0…コイル、Vc.c.…直流電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直又は水平帰線期間内に情報信号が重畳され
    た複合映像信号の信号処理を行なう複合映像信号
    処理回路であつて、 前記複合映像信号から分離された垂直又は水平
    同期信号に基づいて前記垂直又は水平帰線期間あ
    るいは少なくとも前記情報信号を含む期間に対応
    するパルス幅のパルス信号を作成するパルス信号
    作成回路と、 前記複合映像信号が供給され、その高域周波数
    成分を増強する高域周波数成分増強回路と を備え、 前記パルス信号作成回路で作成されたパルス信
    号によりそのパルス幅に相当する期間だけ前記高
    域周波数成分増強回路を動作させ、この期間だけ
    前記複合映像信号の高域周波数成分を前記期間以
    外の期間より増強することを特徴とする複合映像
    信号処理回路。
JP5906283U 1983-04-20 1983-04-20 複合映像信号処理回路 Granted JPS59166574U (ja)

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JP5906283U JPS59166574U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 複合映像信号処理回路

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JP5906283U JPS59166574U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 複合映像信号処理回路

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Publication Number Publication Date
JPS59166574U JPS59166574U (ja) 1984-11-08
JPH0132449Y2 true JPH0132449Y2 (ja) 1989-10-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52111321A (en) * 1976-03-15 1977-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Receiver for static picture

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52111321A (en) * 1976-03-15 1977-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Receiver for static picture

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JPS59166574U (ja) 1984-11-08

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