JPH01214594A - 流体圧エレベ−タ−制御装置 - Google Patents

流体圧エレベ−タ−制御装置

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JPH01214594A
JPH01214594A JP62195167A JP19516787A JPH01214594A JP H01214594 A JPH01214594 A JP H01214594A JP 62195167 A JP62195167 A JP 62195167A JP 19516787 A JP19516787 A JP 19516787A JP H01214594 A JPH01214594 A JP H01214594A
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JP
Japan
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speed
car
circuit
control
acceleration
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Application number
JP62195167A
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English (en)
Inventor
Kenji Yoneda
健治 米田
Tsutomu Sano
佐野 勤
Mitsuo Munakata
宗形 三男
Seiji Yasunobu
安信 誠二
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧エレベータ−等の流体圧エレベータ−に
係り、特に電気的に流体の流量制御を行う弁により速度
制御を行う流体圧エレヘーターに関する。
〔従来の技術〕
流体圧エレベータ−に関する従来技術として、例えば、
特開昭60−15379号公報に記載された技術が知ら
れている。この従来技術は、速度指令パターンにオンラ
インで乗りかごを追従させるフィードバックを掛けるこ
とにより、エレヘーターの自動速度制御を実施するもの
である。また、この種流体圧エレヘーターに関する他の
従来技術として、電気的制御により連続に近い形でエレ
ベータ−の速度制御を行い得るようにした、特開昭60
−213680号公報等に記載された技術や、停止制御
時のノロノロ走行時間の改善を図った、特開昭59−1
14275号公報、特開昭61−124484号公報、
特開昭59−203074号公報に記載された技術が知
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術による流体圧エレベータ−は、流体の特性
上、乗りかごの駆動系の弾性が大きいこと等のため安定
な制御性能が得がたいという問題点を有し、さらに、負
荷や流体温度が変わると、流量制御弁における流体の制
御流量が変化し、乗りかごの速度特性が変動するため、
加加速や加速度の変動による乗り心地の低下や、着床走
行時間(ノロノロ走行する時間)が長くなり、サービス
性能の低下とエネルギー損失の増大を招くという問題点
を有している。
本発明者らは、これらの従来技術の問題点の改蓄力法と
して、乗りかごの位置あるいは速度を検出すると共に、
制御装置としてディジタル演算装置を用い、流体圧エレ
ベータ−の速度特性を逐次補正して、流体圧エレベータ
−を運転する装置を、特願昭61−188473号とし
て提案しているが、前述の問題点を完全に解決し得るも
のではなかった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、減速
制御時における着床走行時間の増加等により乗心地を損
うことをなくすことのできる、着床速度を目標速度に近
づけるように学習制御する機能を備えた流体圧エレベー
タ−制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的は、学習したデータを基にエ
レベータ−の乗りかごを最適に走行制御する第1の速度
指令により走行制御を継続した場合に、実際の乗りかご
の速度、加速度、流体圧。
走行方向等の走行状況データを基に、走行速度の推移1
着床位置、停止位置を、予見回路により事前に推定予見
しておき、この予見した乗りかご速度や着床位置が所定
のゾーンを外れた値になると判定された場合、前記第1
の速度指令に優先して、乗りかご速度や着床位置が前記
所定のゾーン内に入るようになる速度指令を発生させる
ことにより達成される。
これにより、学習データが未完成である等の原因による
乗り心地の低下や、走行不能による故障の発生を未然に
防止することができ、安全かつ信頼性の高い流体圧エレ
ヘーター制御装置を得ることができる。
〔作 用〕
本発明は、前述のように、学習したデータに基づく走行
制御を実行し、この走行制御による実際の乗りかごの速
度、加速度、流体圧、走行方向等から、走行速度の推移
1着床位置、停止位置等を予見し、この予見データが所
定の範囲内となるように、前述の走行制御に優先させた
第2の走行制御を実行するので、学習データが破壊され
ていたり、未学習である等の条件においても、乗りかご
の走行を、許容できる走行特性で確実に制御することが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明による流体圧エレベータ−制御装置の一実
施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す流体圧エレベータ−制
御装置のブロック図、第2図は流体圧エレヘーターの全
体構成図、第3図(A)〜(C)は走行制御特性図、第
4図はパルス幅制御回路400の機能構成図、第5図は
主回路500の具体的構成図、第6図はソレノイドコイ
ル駆動回路の具体的構成図、第7図(A)〜(E)、第
8図(A)〜(E)はパルス幅制御を説明するタイムチ
ャート、第9図、第13図はテーブルの構成図、第10
図、第11図、第12図はバルブ制御を説明する図であ
る。
第1図、第2図、第4図において、■は流体圧エレベー
タ−制御装置、4は駆動モータ、5はポンプ、6はタン
ク、7はプランジャ、8A、8Bは温度センサ、9は圧
力センサ、10はシリンダ、12はプリー、13はロー
プ、14は乗りかご、15はロークリエンコーダ、16
は行先釦、17はレール、18はホール呼釦、20U、
 20Dは端階減速位置検出器、21A、21B、21
Cは各階床ドア開扉ゾーン検出器、CDI、CD2.C
UI、Cu2はソレノイドコイル、PDl、PO2,P
UI、PO2はパイロット弁、UVは上昇主弁、DVは
下降主弁、CH■は逆止弁、110は速度検出回路、1
20はかご位置作成回路、130は位置検出回路、14
0は速度指令回路、150は加速度検出回路、160は
学習制御回路、170はセンサ信号変換回路、180は
走行条件指令回路、190は調整保守回路、200は運
転制御回路、300はコンソール、400はソレノイド
コイル駆動回路、500は主回路制御回路である。
本発明により制御される流体圧エレベータ−は、第2図
に示すように、流体圧エレヘーター制御装置位置1と、
乗りかご14と、乗りかご14の上昇運転時の流体圧源
を構成するポンプ5と、これを駆動する駆動モータ4と
、流体を収納しているタンク6と、乗りかご14を駆動
するシリンダ10.プランジャ7より成る流体圧ジヤツ
キと、流体の流量制御を行う各種弁UV、DV、CHV
、PDI。
PO2,PUI、PO2とを主要な要素として構成され
ている。流体圧エレベータ−制御装置1は、ホール呼釦
18.端階減速位置検出器20U、 20D。
各階床ドア開扉ゾーン検出器21A〜21C1行先釦1
6、ロータリエンコーダ15.かご内荷重検出センサ2
2.温度センサ8A、8B、圧力センサ9等からの各種
信号を処理し、駆動モータ4の制御を行うとともに、パ
ルス幅制御回路を介してソレノイドコイルCDI、CD
2.CUI、Cu2を制御する。これらのソレノイドコ
イルにより制御される下降パイロット弁PDI、PD2
.上昇パイロット弁PUI、PO2は、下降主弁DV、
上昇主弁UVを制御する。
いま、駆動モータ4が駆動され、パルス幅制御回路PW
U1によりパイロット弁P、L11のソレノイドコイル
CUIが駆動されると、上昇主弁UVが閉路し、ポンプ
5を介して逆止弁CHV、上昇主弁UVを廻ってタンク
6に戻っていた流体の流れの一部が、下降主弁DVを経
てシリンダ10に注入される。これにより、プランジャ
7は浮上し、プリー12とロープ13を介して乗りかご
14はレール17に沿って上昇走行する(乗りかご14
がシリンダ10とプランジャ7で構、成されている流体
圧ジヤツキの頂部に設けられて、乗りかごが直接駆動さ
れる形式の流体圧エレベータ−の場合も同様に動作する
)。この上昇走行制御を第3図によりさらに詳細に説明
する。
第3図(A)に示すように、パルス幅制御回路PWU1
からパイロット弁PUIの制御用のソレノイドコイルC
UIに加える加速パルス幅θPW1を次第に大きくし、
パルス幅制御回路PWU2からパイロット弁PU2の制
御用のソレノイドコイルCU2に加える減速抑制パルス
幅θPW2を大きくすると、加速パルス幅θPW1が広
がるに従って、上昇主弁UVの閉路速度が上昇し、これ
に比例して乗りかご14の加速度が大きくなる。時間1
.が経過し、加速パルス幅θPWIが一定値θ2になる
と、上昇主弁UVは、一定の割合で閉路し比例的に流体
通過面積が狭くなり、乗りかご14は、第3図(C)の
実線で示す加速度特性Cα1′のように、はぼ一定の加
速度α2で増速される。
しかし実際には、パイロット弁を制御する加速パルス幅
θPWIと上昇主弁UVの閉路速度は、正比例しない場
合がある。このような場合については、後に詳述する。
流体圧エレベータ−制御装置1は、前述したように、各
種釦、検出器、センサ等からの信号を取込んで処理する
が、この処理により、過去に調整や学習制御により作成
したデータを基に加速終了制御の必要性を予見する。す
なわち、流体圧エレベータ−制御回路1は、次に停止す
る階床レベルまでの全走行距離に応じた目標定常速度V
T、。
過去の走行データによる定常走行速度■1の予測値、流
体圧Pや流体温度Tの変化による流量制御特性の変化等
、演算式による解や学習により求められたデータに基づ
いて、加速完了処理をいつ開始すれば、乗り心地の満足
度を達成することができるかを予見ファジィ制御等によ
り求める。これにより、定常加速時間t2を決定するこ
とができる。満足度が所定値を越えると、時間t3で、
加速パルス幅θPWIは、θ2からθ、まで順次低減す
るように制御され、これにより乗りかご14は、加速が
終了し定速走行状態に移行する。この加速完了処理の開
始時期を決定する最も簡単な方法は、乗りかご14の速
度が、目標とする定常走行速度VT1より15m/分小
さい速度に達したとき、すなわち、乗りかご速度がV 
T +  15 m /分を越えたことを検出して行う
方法である。この15m/分は、αz = 0.8m/
 s 2、t 3 = 0,6Sと仮定し、ΔV −□
 CX2・t 3 =0.24m/ S #15m/分
として求めたものである。この簡易な加速完了終了処理
による制御方法は、各種データの未学習時(第13図に
示すテーブルの変数CI、C2が“0”のとき)に採用
する。
この加速制御時に、第3図(A)に示すように加速パル
ス幅θPWIとして、なおθ3だけ残したのは、定常走
行速度VT、として、エレベータ−の最大速度が要求さ
れている場合に、上昇主弁UVが完全に閉路する前に加
速終了となってしまうのを防止し、少しでも最高速度を
向上させるためである。また、この加速制御時の乗りか
ごの定常走行速度VT、は、少なくとも流体圧またばか
ご荷重により変化するものとして、その算出式または圧
力区分毎のテーブルとして記録される。
所定階床に乗りかご14を停止させる制御のために、減
速開始指令が発せられると、第3図(A)に示すように
、減速パルス幅をθ5に広げるため、パルス幅制御回路
PWU2からの減速抑制パルス幅θPW2が狭くなるよ
うに制御される。これにより、ソレノイドコイルCU2
を介してパイロット弁PU2の流量が減少し、無励磁の
状態である開路へ移動し、上昇主弁UVを閉路から開路
の方向へ移行させる。この結果、流体圧源からの正流は
、上昇主弁UVを経てタンク6へ還流する割合が多くな
り、その分乗りかご14の上昇速度が低下して、減速制
御することができる。この減速制御は、乗りかご14の
速度が所定の着床走行速度vg。
に達するように、後述する減速時間t5またはIQ− 1、+15の間実行される。次に、乗りかご14が着床
レベルに接近すると、流体圧エレベータ−制御装置1は
、着床レベルの予見制御手段により、着床速度と、走行
条件(流体圧、流体温度5乗りかご14が上昇中である
こと等)と、過去に調査または学習した流体制御特性デ
ータを基に、着床レベルの満足度を評価する予見ファジ
ィ制御手段により、着床、停止制御を開始する0点を求
め、再び減速パルス幅θ8による着床、停止制御を行な
い、乗りかご14を乗り増床レベルに対し所定の範囲内
に静止させる。
乗りかご14が完全に静止するに充分な時間t1゜経過
後、減速抑制パルス幅θPW2は零とされ、ソレノイド
コイルCU2の不要な励磁を停止して、ソレノイドコイ
ルの長寿命化を図る。なお、この着床、停止抑制開始点
■は、車にレベル手前数十mmに設定してもよい。着床
、停止制御の他の制御方法として、第1の着床位置SP
、を検出したら、−旦、乗りかご速度を■β1/2まで
減速させ、第2の着床位置を検出したら停止制御を行う
ようにして、着床走行速度Vj2.を比較的高く設定し
ても良好な着床レベルを得られるようにする方法もある
。この方法の詳細は後述する。
前述したように、流体圧エレベータ−制御装置1は、パ
ルス幅制御回路PWUI、PWU2がらの加速パルス幅
θPWIと減速抑制パルス幅θPW2を制御することに
より、乗りかご14を第3図(B)に実線で示す速度特
性CVIのように走行制御し、所定階床で停止させるこ
とができる。このときの乗りかご14の加速特性は、第
3図(C)に実線で示すような加速度特性Cα1′とな
る。
次に、下降走行の制御について説明する。
下降走行時、乗りかご14は、かご自重で下降可能であ
るため、下降走行時の制御は、流体圧源が不要であり、
駆動モータ4を駆動制御する必要がない点を除いて、上
昇走行時と同様に、加速パルス幅θPWIと減速抑制パ
ルス幅θPW2の制御により行うことができる。この場
合、パルス幅θPWIは、パルス幅制御回路PWDIか
ら出力さト弁PDIを閉路から開路に移行させることに
よりF降主弁DVを開路する。また、パルス幅θPW2
は、パルス幅制御回路PWD2から出力され、ソレノイ
ドコイルCDIを励磁し、パイロット弁PD2を開路か
ら閉路へ移行させることにより、下降主弁DVを閉路す
るように制御する。このような制御により、シリンダ1
0内の流体は、下降主弁DV、上昇主弁UVを経てタン
ク6に戻り、乗りかご14が下降制御される。その際、
第3図に示すパルス幅θ2.θ5.θB、加速度増加時
間t1等のデータは、上昇用とは別個に記憶されている
学習データが使用され、流体圧エレベータ−制御語W1
は、乗りかご14の上昇時とは異なる流体圧の流れによ
る流量制御特性の差を補正した制御を行い、目標とする
着床走行速度等を満足させた乗りかご14の走行制御を
行うことができる。なお、前述のエレヘーター制御に用
いられる上昇主弁。
下降主弁、パイロット弁等の詳細は、例えば、特開昭6
0−218277号公報等に記載されている。
次に、本発明による流体圧エレベータ−の着床走行速度
を目標値に近づける制御を、第1図に示す流体圧エレベ
ータ−制御装置の一実施例のブロック図を用いて説明す
る。
流体圧エレベータ−制御装置1は、図示各種検出及び制
御回路110〜190と、コンソール300と、ソレノ
イド駆動回路400と、主回路500と、これらの回路
全体を制御する運転制御回路200とにより構成される
。速度検出回路110は、乗りかご14の動きを検出す
るロータリーエンコーダ15からの信号を受け、ディジ
タル化した符号付速度データVを出力する。かご位置作
成回路120は、この速度データVを積分し、また、端
階減速位置検出器20U、 20Dからの信号S20を
受け、基準位置からの距離を示すかご位置信号PS14
及びエレベータ−運転階床信号FNを出力する。位置検
出回路130は、かご位置信号PS14と次に停止する
階床(PADF)のレベル位置(PFLLV) テーブ
ルデータとの差分を演算し、残走行距離7!SDを求め
、この値が所定値以下となったことを検出し、第1と第
2の減速位置信号PSD+ 、PSDz 、第1と第2
の着床停止位置信号SP、、SPZ 、  ドア開扉許
可ゾーン信号DZ、を出力する。なお、端階減速位置検
出器20U、 20D、各階床ドア開扉ゾーン検出器2
1A〜21Cの信号により、かご位置作成回路120が
作成したかご位置データPS14は、各階床レベル位置
テーブルの値を正しい値を書替えるためにも用いられる
一方、かご移動パルス信号315は、加速度検出回路1
50に加えられ、加速度データαに変換される。加速度
検出回路150は、このとき、さらに加速時の平均加速
度α2と第3図に示す期間t、における減速時の平均減
速度α5を演算により求めて出力する。学習制御回路1
60は、この加速度データα、速度データVを基に、着
床走行速度Vβ1と、着床走行時間TpIとが目標の値
となるように、速度制御変数1.H4とt、を指令する
ための学習制御を実行し、これらの変数を出力する。ま
た、第9図に示す平常走行時の減速度Nα5同の制御目
標と、これを満足させるための標準的な滅速流通角θ0
5などの速度制御定数は、調整保守回路190により調
整されたデータを記憶し、走行条件回路180より出力
される走行条件区分データJ(走行方向を示す信号であ
り、“0”がUP、“1゛がDOWN) 、P (流体
圧力またはかご内街重を示す信号であり、エレベータ−
の起動時に検出される)、T(流体温度を示す信号であ
り、その時々の値を使用するが、第3図に示す時点■以
後は走行制御と、それによる学習が終了するまで保持さ
れる)等に適応した値を記憶したデータ群を基に、検索
または演算により求めて出力される。これらの制御定数
の外に、単純に制御目標に合うように調節すればよいデ
ータ、例えば、速度指令制御時間tI +  t3 *
  tI:l+  t6’+  j? +” 9+t、
。とパルス幅データθ3.θ10(平常時用定数は、第
9図に示すTCI、Te3.NT13.Te3、 Te
3. Te3. TCIO,θC3,θ10)及び制御
の目標となる加速度α2.α5 (目標値はNα2.N
α5)等は、テンキーと表示器を備えたコンソール30
0より人手で修正することが可能である。しかし、特定
の顧客、例えば、病院の寝台用エレヘーターを除いては
一定とすることができる。また、必要に応じて上昇用と
下降用、軽負荷用と重負荷用、高流体温度専用等に区分
して、前述のデータを記憶しておき、そのデータを適宜
選択して用いるようにしてもよい。
これに対し、乗りかご14の加速度を目標とする加速度
Nα2に近づけるために調整を要する加速パルス幅θ2
は、パイコツ1−弁PDI、PD2゜PUl、PU2及
び下降主弁DV、上昇主弁UV等による流体制御が流体
特性条件により複雑に変化し、また、流体の劣化、異物
混入、パイロット弁の摩耗による流体制御特性が経年的
に変化するので、前述したように人手により適性値を求
めることが困難である。
このため、学習制御回路160は、おおまかな流体圧ま
たは流体温度別に、実際の走行を繰り返えすことにより
、その走行結果のデータを用いて走行条件の区分毎に、
加速パルス幅θ2を次式で求める学習を行い、走行条件
別に記憶する。
θ2 =θ2′ × この(11式において、θ2′は、実際の走行に使用し
た加速パルス幅であり、このときの平均加速度の実測値
がα2である。kα2はQ<kα2≦1の範囲内の定数
である。また、この学習速度を決定する定数にα2.制
御目標値Nα2は、コンソール300から修正すること
ができる。また、学習制御装置160は、同様に減速パ
ルス幅θ、も、目標とする減速度αC5を満足するよう
に、実際の走行特性を使用して求め、これを走行条件の
区分毎に記憶する。
センサ信号変換回路170は、流体圧センサ9または乗
りかご14の荷重検出センサ22のいずれか一方の信号
及び温度センサ8A、8Bからの温度信号S8を取込み
、流体圧力データPD、かご内街=20− 重データWD、流体温度データTDを出力する。
かご内街重データWDは、かご内街重検出センサ22か
らの信号のディジタル値1N22と、バイアス値122
Bと、ゲイン値122Gを用いて次式によりもとめるこ
とができる。
WD −(i N22− i 228)  + 22G
   −−−−−−−−(2)また、プランジャ7の位
置により変化する下降主弁D■、上昇主弁UVに加わる
流体圧力データPDは、かご位置によるバイアス値i 
PDBとゲイン値i PDG+ 、i PDG2を用い
て次式により求めることができる。
PD=WD−4PDG+  +PS14・i PDG十
i P D B        −−−−−−−−−−
−−−−−−−−f3)さらに、センサ信号変換回路1
70は、温度センサ8Bからのタンク6内の流体温度信
号(上昇運転時に使用)及び温度センサ8Aからのシリ
ンダ1〇下部の流体温度信号(下降運転時に使用)を変
換して、流体温度データTDを出力する。
走行条件回路180は、これらの流体条件データTD、
PD、WDと、運転制御回路200から与えられる上昇
、下降、減速等の運転信号ops、により走行条件区分
データJ、T、P及び学習制御許可信号ELを作成し、
速度指令回路140.学習制御回路160等に与える。
運転制御回路200は、乗りかご14内の行先登録釦1
6.ホール呼釦18からの信号を取込み、運転要求のあ
る階床レベルまでの全走行距離に見合った目標定常走行
速度■□、上昇、下降指令、コンソール300から入力
されるテスト走行要求、未調整あるいは未学習状態であ
ることを示す信号群またはコード等の走行条件を形成す
る運転信号OP S Iを走行条件回路180へ与える
速度指令回路140は、運転制御回路200からの上昇
走行指令S11.走行条件指令回路180からの走行条
件区分データ、及び指令制御用定数調整回路190から
の信号に基づいて、第3図に示す加速パルス幅θPWI
、d速抑制パルス幅θPW2を決定する各制御定数を決
定する。すなわち、加減速度指令回路145は、過不足
予見回路142.学習制御回路1603位置検出回路1
30がらの信号により、加減速パルスθをパルス幅出方
回路146に出力する。パルス幅出力回路146は、θ
の値が負のとき、加速パルス幅θpw1を、θPW1=
(100−θ)%、減速抑制パルス幅θPW2をθPW
2−〇%として出力し、また、θの値が正のとき、加速
パルス幅θPWIを、θPW1=0%、減速抑制パルス
幅θPW2を、θPW2=100%として出力してソレ
ノイドコイル駆動回路400に与える。ソレノイドコイ
ル駆動回路400は、ソレノイドコイ/l、CDI、C
D2.CUl、CO2を駆動する信号ICD!、lCD
2.ICUI、ICU2を出力する。また、運転制御回
路200から出力される上昇信号リレー駆動信号R11
と、駆動モータ4に対する駆動指令RIOAは、主回路
制御回路500に入力される。
主回路制御回路500は、第5図に示すように、=23
− 安全確認リレー#S、電磁接触器#10A、上昇用信号
リレー#11.下降用信号リレー#12及びこれらを駆
動するドライバーDRI−DR4により構成されている
。前述の上昇用信号リレー駆動信号R11と駆動モータ
4に対する駆動指令RIOAは、ドライバDR3,DR
2に与えられ、これらのドライバを介して上昇用信号リ
レー#11及び電磁接触器#10Aを駆動する。安全確
認リレー#Sは、通常、指令信号R3によりONに駆動
されており、運転制御回路200が重大な故障等を検出
したときに、直ちに指令信号R3を“0”とすることに
よりOFFとされ、万一の場合のエレベータ−の安全性
を確保するためのものである。また、主回路制御回路5
00における主要信号、リレーの補助接点による信号は
、入力回路IN、を介して運転制御回路200に与えら
れ、ハード回路と同様な処理を行うため、及び主回路制
御回路500の動作異常を常時監視するために使用され
る。また、一般に、電磁接触器#10Aの主接点を閉路
して駆動用モータ4を起動し、流体圧源を作ってから上
昇走行を許可する上昇用信号リレー#11をONとし、
これらの動作が確定したタイミングを補助接点#10A
2゜#114の取込信号Xl0A、Xllやタイマ等で
得た後に、加速制御を行う必要があり、加速指令回路2
00は、これらのタイミングを得た後に加速制御を行う
パルス幅データθPW1と減速抑制パルス幅データθP
W2を第3図に示すように出力する。
次にパルス幅制御回路400の機能を第4図により説明
する。前述の2つのデータを1組とする加速指令は、基
準パルス発生回路FQがら出力される周期パルスRf、
と制御パルスCf1とともにパルス発生回路PWI、P
W2に与えられ、夫々ハJL/ス列spw1,5PW2
に変換される。これらのパルス列sPwt、5PW2及
び周期パルスRfIMfIIパルスCf、の状況が第7
図及び第8図に示されている。第7図は第3図に示す加
速量たときの状況を示している。これらのパルス列5P
W1.5PW2は、運転制御回路200からの上昇走行
指令Sllにより、ソレノイドコイル駆動回路400内
のパルス幅制御回路PWUIとPWU 2を介して、ソ
レノイドコイルCUI及びCu2を周期パルスRf、の
周期TR,ごとに指令されたパルス幅だけ励磁する。例
えば、第7図に示ずパルス列5PWIにおける励磁パル
ス幅PW、は、加速パルス幅データθPWIにより決定
され、第3図に示すパルス幅θ2に相当する。
第6図はソレノイドコイル駆動回路400の具体例を示
すものであり、該回路は、コネクタJNI〜JN8に接
続されているソレノイドコイルCU1〜CD2と、これ
らを駆動するパルス幅制御回路PWUI、PWU2.P
WDI、PWD2と、第5図により説明した主回路リレ
ーの接点#IL。
#12+ 、  #S2〜#S5とにより構成される一
般的な回路である。従って、この回路に関する詳細な説
明は省略するが、運転制御回路200からの制御指令3
11により閉路するパルス幅制御回路pwUl内のトラ
ンジスタTR32と、第5図にそのコイル部を示した上
昇信号リレーの常閉接点である第1接点#111 とが
、その機能上重複している点についてのみ説明する。す
なわち、この第1接点#11.は、第5図に示す主回路
500内に設けられた常閉接点による上昇リミットスイ
ッチULSが乗りかご14の過昇により開路したとき、
プランジャ7の過昇によりプランジャリミットスイッチ
PLSが開路し、たとき、あるいは、安全確認リレ#S
fJ<OFFとなり、その第1接点#S1が開路したと
きに、上昇走行用信号リレー#11のOFFによりその
第1接点#111が開路し、加速パルス列S P Wl
 、減速パルス列5PW2により励磁されていたソレノ
イドコイルCU1.CU2の駆動を、ノイズに弱く破損
し、やすいマイコンやON故障しやすいトランジスタ等
の半導体を使用することなく、シンプルな回路により強
性的に停止させて、安全にエレヘーターを非常停止させ
るものである。一般に、電磁リレーは、コイル断線、接
点の接触不良等により接点がOFF状態となる方向に障
害となる確率が極めて高いことが知られており、第5図
及び第6図に示す主回路とソレノイドコイル駆動回路の
構成は、安全性確保の点からも重要である。
しかし、電磁リレーによる回路は、現地における調整時
にリレー#11を外部から強制投入したまま戻し忘れた
りした場合や、第6図に示す端子VP+ と端子JNI
とを短絡させる等の配線工事のミスにより、ハード回路
による安全性の確保ができない場合がある。この点を補
うために、運転制御回路200は、主回路制御回路50
0からの信号XULS、XSC,XS等を取込み、信号
Sll、 S12の作成のために使用している。また、
流れている電流を遮断すると、接点が摩耗したり、高ピ
ーク電圧を持つノイズを発生し、マイクロコンピュータ
等の半導体回路で構成する複雑な電子回路を誤動作させ
る可能性があるので、リレー等の駆動回路は、性質の異
なる制御手段のAND条件により、駆動制御を行うよう
に構成される。そこで、通常の上昇走行開始時、運転制
御回路200は、主回路制御回路500に送る駆動モー
タ4の駆動用の信号RIOAと上昇用の信号リレー#1
1駆動用の信号R11を先に立上げ、次に、ソレノイド
コイル駆動回路400へ送る上昇指令S11を立上げ、
停止時にはこの順番と逆に、すなわち、信号Sllの次
に信号RIL RIOAを立下げるように制御する。ま
た、下降走行時も同様に、下降用信号リレー#12駆動
用の信号R12と下降指令S12のタイミングを制御す
る。前述のような順序を守ることにより、通常動作時に
おいて、接点によるノイズの発生や接点の摩耗を防止す
ることが可能となる。
また、運転制御回路200は、パルス信号spwPを出
力し、主弁UV、DVの開きを強める励磁を行い乗りか
ごの上昇運転を行うとき、第7図に示すように、パルス
信号5PWPを、周期信号TRfの立上げ直後(時間1
.経過)より、時間t2の期間だけ出力し省エネルギー
化を図る。またこれにより、トランジスタの寿命も延び
、回路全体の信頬性も向上する。乗りかごの下降運転を
行うときのパルス信号5PWPも同様に出力され、その
様子が第8図に示されている。なお、前述において、パ
ルス信号spwpの立上げを周期信号TRfの立上りか
ら時間t、だけ遅らせたのは、第6図に示すトランジス
タT、s1 とT、、3がONとなった後で、Tr、9
をONさせることにより、トランジスタ1゛。■とT、
3に発生するスイッチングパワー(発熱量)を低減させ
るためである。
本発明による流体圧エレベータ−制御装置1は、前述の
ように構成されており、このような構成により、安全性
を確保しつつ、マイクロコンピュータ−等によるディジ
タル論理演算制御による緻密な速度制御を行うことがで
きる。
次に、本発明により、着床走行速度の安定化を行う学習
制御回路160の役割と学習演算処理について具体的に
説明する。
第13図は、この着床走行速度VXの安定化のために用
意された減速時間補正学習テーブルRAM1  (J、
  P) 、 RAM2  (J、 T、  P)の構
成を説明する図であり、第13図(a)、 (blに夫
々のテーブルの全体構成が、第13図(C)、 (dl
に走行条件毎の学習データの構成が示されている。学習
テーブルRAMI  (J、P)、RAM2 (J、T
、P)は、走行方向変数J、流体温度T、流体圧Pによ
る多数の走行条件毎に、補正データを有する二次元また
は三次元配列で構成されており、その1つ1つの区分毎
に、学習回数CI、C2,減速時間t5を自動的に調節
する減速時間補正値dTM5.減速パルス幅補正値dθ
5等のデータを記憶している。
これらの区分毎のデータは、エレベータ−の1回の走行
毎に、その実走行データに基づいて更新される。また、
学習テーブルとして、学習テーブルRAMI  (J、
P)とRAM2 (J、T、P)の2種が示されている
が、学習テーブルRAMI(J、P)は、流体圧エレヘ
ーターシステムの運転状況が、流体温度にはあまり影響
を受けることのないシステム、例えば、流体の制御をパ
ルス的に行うシステム等に用いると効果的であり、この
場合、学習時間を短縮することが可能となる。
第9図は、学習目標を与えるテーブルと、未学習時のエ
レベータ−の制御条件を与えるテーブルを示す図である
。第9図(a)に示すテーブルROMT、  (K、J
)は、エレヘーターの機種毎に変わる変数にと、走向方
向変数の組毎に設けられる学習目標を与える定数や異常
判定用の定数を与えるテーブルであり、第9図(blに
示すテーブルROMT2 (m、J)は、モータ、プラ
ンジャ等の種類により変わる変数mと、走向方向変数の
組毎に設けられる、未学習時のエレベータ−の制御条件
を与える定数テーブルである。
次に、これら各テーブルの定数について説明する。テー
ブルROMT2  (K、J)において、T′0VSP
I、TOVSP2は、乗りかごのオーバースピード検出
時に非常停止を行うために必要な定数であり、TSDS
α、 TsDsvは、5DS(スローダウンスイッチ)
を切断してからのオーバースピード検出用の定数である
。Hα2.Hα8は、保守走行時の加減速度を定める定
数、SVTは、セフティドライブ時のトップスピード値
である。Sα2.Sα5は、セフティドライブ時におけ
る目標の加減速度を求める定数である。NT13は、ト
ップ走行時間であり、この目標値がそのまま制御値とな
る。MVTは、短階床間を走行する場合のトップスピー
ド、MPSDは、短階床の減速位置を決める定数である
。NPSDは、平常減速位置を決める定数、NSPは、
停止位置であり、平常走行、短階床走行、セフティドラ
イブ。
保守走行時等の定数である。IVTは、インチング走行
のトップスピードであり、例えは、2m/Sに定数セッ
トが可能であり、PWM制御と特徴ともいえる(従来は
通常走行時の着床走行速度NVLと同一であった)。I
α2.Iα8は、インチング走行時の加減速度の定数で
ある。NVTは、平常走行のトラ・プスピードの定数で
あり、加速度流通度θC2の値θ2.加速時間TC2の
値t2゜加速終了時間TC3の値t3.加速残流通度θ
C3の値θ3によって決定される。オーバスピードの予
見としては、期間t2における現状速度を■、加速度を
αとすると、 V+ −txt 3>TOVSP2 なる式で判定することができ、この式が成り立ったとき
、一定加速を終了し、加速終了処理に移行する。Nα2
は、平常走行時の加速度の定数であり、加速流通度θC
2の値θ2により加速度が決定され、第3図(C)に示
すV−を曲線に沿って乗りかごが走行することになり、
加速流通度θC2の値θ2を標準流通度の定数に対し、
正負の値を持つ補正値、第13図telに示すdθ2を
学習することにより、目標の加速度Nα2に近づけるこ
とができる。Nα5は、平常走行の減速度であり、減速
流通度θC5の値θ5に対する補正値dθ5を学習する
ことにより、目標のNα5の値に近づける制御を実現す
ることができる。Nα8は、平常走行着床時の減速度の
制御目標値を示す定数であり、着床流通度定数θC8と
その補正値dθ8により、その値θ8を学習制御するこ
とができる。NtIlは、着床走行時間の定数であり、
例えば、目標を0.5秒にセットして良好な乗り心地を
確保する。
NVLは、着床走行速度の定数であり、例えば、目標を
6m/分にセットして良好な乗り心地を確保する。
第9図(b)に示すテーブルROM T z  (m 
、  J )において、θCOは、ブリード圧作成流通
度の値θ0である。第2図に示すシステムにおいて、シ
リンダ10の圧力をPA、チョークCHV上部の圧力を
PBとすると、ブリード圧はPA−PBとなり、この流
体圧に達することにより、乗りかごは、すぐに小さな流
体圧で動作できるようになる。ブリード圧作成流通度θ
COを大きな値とし、ブリード圧作成時間の標準定数T
COの値Toを小さく設定すると運転能率の向上を図る
ことができる。
一般に、パイロット弁の流量特性は、第10図(al〜
(C1に示す特性を有しており、パイロット弁のONタ
イムΔt1とOFFタイムΔt2の差により非直線特性
を有する。指令した流通度θに、前述の差に対応するバ
イアスPWUIB、PWU2Bを加え、主弁制御の流量
とパルス幅制御回路PWU1、PWU2の出力パルスと
が比例的に推移するようにし、また、スピーデイ−な加
速開始を行うための初期値を決めるのがθC1である。
特に、主弁の開放開始部の流量面積が小さくなるV形溝
を使用した下降側では、大きめの値に設定される。
TCIは、加速開始時間(tl)の定数であり、第3図
に示すtlの期間で、VCDのプログラムがtlの処理
を行う。
Te3は、加速時間(t2)であり、加速パルス幅θP
WIが重量により異なる値を持つため、学習する必要が
ある。Te3は、加速終了時間(t3)であり、加速度
を減少させる期間を決める定数である。前述時間t1.
t2.t3は、それぞれ速度制御状態コードVCDで異
ったプログラムを起動する。・θC3は、加速残流適度
(θ3)であり、加速の状態からトップスピードの状態
へスムーズに移行させ、乗り心地を良(するものである
。V C,3は、第3図に示す期間t3の加速度である
。Te3は、減速度増加時間<t 4) 、Te5は、
減速時間(t5)である。VC6は、第3図に示す期間
t6の減速度であり、着床速度にスムーズに移行させる
ための期間である。Te3は、減速度減少時間(t6)
、Te3は、着床開始時間(tl)であり、第3図に示
す時間に対応している。θC8は、着床流通度(θ8)
、Te3は、着床時間08)、Te3は、着床終了時間
(t9)、θ10は、着床確認流通度(θ10) 、T
CIOは、着床確認時間(t 10)であり、全て、第
3図に対応している。
LHC4は、減速遅延距離であり、予めセット値として
テーブルに備えられ、第13図fdlに示す学習テーブ
ルの補正値dLH4を学習することにより、前述したテ
ーブルROM T +  (K 、  J )の目標と
する着床走行時間NtAに、実着床走行時間が近づくよ
うに制御する。MT2.MT5は、短階床運転時におけ
る加速時間t2.減速時間t5であり、MLH4は、短
階床の減速遅延距離である。PWUB 1.、PWUB
 2は、パルス幅のバイアス値であり、第10図(al
〜(C)に示すパイロット弁の非直線特性を補正するも
のである。HO2,HO8,HT2は、保守走行時の加
速流通度θ2゜着床流通度θ8.加速時間t2であり、
同様に、Se2.Se5.ST2は、セフティドライブ
時の加速流通度θ2.減速流通度θ5.加速時間t2で
あり、IT2.Iθ2.  Iθ8は、インチング走行
時の加速時間jZ+加速加速流通度0若1本発明の実施
例は、前述した定数テーブルROM T + 、 R 
O M Tzの他に、第9図(C1に示す定数テーブル
ROMT3を備えている。この定数テーブルR O M
 T 3において、SPU,SPDは、UP走行時、D
OWN走行時における着床レベルの補正値であり、ディ
ジフロの誤差補正に用いられる。また、P S F (
0)〜P S F (f)は、階床ピッチの値を示して
いる。
前述した各種テーブルは、学習方式による流体圧エレベ
ータ−の制御に用いられるものであるが、非学習方式に
よる場合、次のような演算を行うことにより、エレベー
タ−制御を行うことが可能となる。すなわち、流体流量
Qは、定数kを流体圧力P。において調整しておけば、 Q−にし/τ予十P。
と表わされ(なお、この式に流体温度Tによる補正項を
含めるとより良好である)、最高速度変動式は、P.を
バイアス値とすれば、 と表わされる。
一定の加速度を得るために、DOWN走行時には、Po
 、PX >PRであるので、前弐よりとして求めるこ
とができる。しかし、この場合、乗りかごの重量比によ
り下降可能速度が大きく変動する。
また、UP走行時の速度は、ポンプ圧をPpとすれば、
次式で求めることかできる。
この式において、P p > P x 、P oである
ため、上昇最高速度は、はぼ一定となる。
前述の演算式を用いることにより、非学習によっても、
エレベータ−の制御が可能となる。
本発明によるエレベータ−制御方式の一実施例は、乗り
かごの速度または位置を常に予見して、次の制御に移行
する処理方式を採用しており、これにより、流量制御弁
付流体圧エレベータ−を円滑に運転することが可能であ
る。
エレベータ−の走行特性を改善するには、着床走行速度
を安定化することが最も重要であり、かつ一番困難であ
る。しかし、駆動モータ4と、ポンプ5による流体圧源
の発生する流体圧が弱い場合の全負荷上昇走行時や、無
負荷下降走行時に、流体圧不足により、下降主弁を上下
方向に流れる流体流量が不足し、定常走行速度が定格の
65%〜75%に低下する場合がある。このような流体
圧″エレベータ−においても減速距離を一定にしたまま
、ある程度良好な走行特性となる様に制御するためには
、減速度α5を定常速度vh,に応じて小さくするよう
に減速パルス幅を修正制御する構成とすればよい。すな
わち、次式(4)に示すように、定常速度vh.が小さ
くなった割合の2乗に反比例して減速度α5を小さくす
れば、同一の減速距離LSDを得ることができる。
しかし、減速度α,を小さくすると、減速と着床に要す
る時間が長くなり、サービス性が低下する。また、前記
(4)式を減速パルス幅補正値dθ5を学習して学習演
算処理に組入れる必要が生じ、処理がますます複雑化す
るとともに、着床走行速度V7!1の安定化と、減速距
離り,。の−走化という2種の学習目標を学習制御回路
に与えることになり、学習制御回路における学習制御の
立上り速度と安定性に不安が残る。
そこで、本発明の実施例は、この減速距離の変動を補正
する正と負の補正値を区分することのできる符号付の減
速距離補正値dLh4を学習する構成を設けている。第
13図(bl、 (dlは、このために用意された減速
距離補正学習テーブルRAM2(J、T、P)の構成を
説明する図であり、第13図(blにその全体の構成が
、第13図(dlに走行条件毎の学習データの構成が示
されている。この学習テーブルRAM2  (J、T、
P)は、走行方向変数J、流体温度T、流体圧Pによる
多数の走行条件毎に、補正データを有する三次元配列で
構成されており、その1つ1つの区分毎に学習回数C2
゜減速距離補正値dLH4等のデータが学習により常に
更新されて記憶される。流体温度Tに影響されないシス
テムで用いられるテーブルRAMI(J、P)の着床走
行速度■βIWは、走行制御時の着床走行速度か安定化
しているが否かを診断するために記憶されるものであり
、例えば、第1の着床位置信号sp、が発生したときの
乗りかごの速度値とすることができる。
第13図に示す学習テーブルは、学習制御の開始前に、
例えばオール“0”にプ゛リセットされており、また、
学習制御回路160は、定数調整回路190により各種
定数の調整または実走行結果による演算作成が完成する
まで1.及びコンソール300等からの学習中断の指令
により、その機能を停止し、さらに、流体の圧力や温度
が所定の範囲内になかったり、定常走行速度が不安定で
あったり低速過ぎた場合、走行条件回路180より学習
許可信号ENが出力されず、学習処理を実行しない。
学習制御により前述したテーブルRAM2 (J。
1’、P)及びR,AMl  (J、P)に各種データ
をセットする前に、まず、定数調整回路190は、加速
パルス幅θ2と基準減速パルス幅θC5との値を上昇運
転用、下降運転用の夫々について調整決定するか、また
は、目標とする加速度Nα2と減速度Nα5とから夫々
次に示す(5)式及び(6)式より求め自動設定する。
α2 なお、前記(5L (61式において、KO2とにθ。
は、0より大で1より小さい値に設定される。また、θ
2′とθ、′は、新しく更新される値であり、θ2の初
期値θC2は小さめに、θ、の初期値θC5は大きめに
設定し、数回のエレベータ−の上下走行による学習によ
り正しい値に収束させることができる。第3図(B)に
示す乗りかご14の速度曲線CV2は、加速パルス幅θ
2が大き過ぎて定常速度vh、が低く、減速度θ5が大
き過ぎた場合の状況を示している。
次に、コンソール300からの指令により、これらのデ
ータは、停電時、演算装置の交換時等に備えて、ROM
カートリッジ、ICカード、EF、FROM等へ格納さ
れ、遠方の保守センタへの送信。
記録、あるいは、コンソール300のプリンタへの記録
等の処置を施される。
−A ζ − 次に、流体圧エレベータ−制御回路1は、これらのデー
タを用いて通常のサービス運転を繰返し行い、その間、
学習制御回路160は、走行条件による着床走行速度V
N、の自動調整を、補正値dθ、とdTM、を学習する
ことにより行う。この学習は、次のように行われる。
まず、減速度を一定と仮定して減速時間の補正値dTM
s’を次に示す(7)式により求める。
この(7)式において、KT145は学習速度定数であ
り、Q < KTM5≦1に定められ、t5は走行制御
定数であり、次の(8)式により求められるものであっ
て、学習制御回路160において、走行開始前後から減
速時に求められて実際の走行に使用した値である。
46一 ts  =ROMTz  (m、  J)  ・TC5
+RArv’12  (J、  T、  P)  ・ 
d t 5−−−−(81前記(7)式により求められ
た補正値は、第13図(dlに示す学習テーブルRAM
2の所定の走行条件位置に記憶され、次回の同一走行条
件の運転時に、第8式の第2項のデータとして使用され
る。また、学習速度定数Kt5は、学習回数Cが少ない
場合、充分に大きな値とし、学習回数が大きくなるに従
って小さくしていくとよい。これにより、安定した早い
学習制御を行うことが可能となる。
次に、減速時間t、を一定と仮定し、減速パルス幅補正
値dθ、を次に示す(9)式で求め、第13図に示すテ
ーブルの該当する区分の値を更新する。
α5 θ5−θC5−−−−−−−−−−f91この(9)式
におけるθ、は、実際の走行に使用した減速パルス幅で
あり、次に示す00)式により求めることができる。
θ5 = ROM T 2 (m+ J) 、θC5+
RA M 1 (J、P)、 dθS    −−−−
−−−−QOI本発明の実施例における学習制御は、前
述した2種類の学習のいずれか一方を繰返し実行するも
のであり、これにより着床走行速度■βを一定に保持す
るように、エレベータ−の運転制御を行わせることがで
きる。この2種の学習は、次のように使い分けるとよい
。例えば、前述したような、走行条件により定常速度が
大きく低下する無負荷下降で流体温度が低い場合に発生
するシステムにおいては、減速時間t5を補正するdT
M5を学習することとするのが好ましい。逆に、加速パ
ルス幅θ2を比較的きめ細かく設定し、かつ駆動ユニッ
トの条件にめぐまれたことにより、常にほぼ一定の定常
速度を得ることのできるシステムにおいては、走行条件
により変化するパイロット弁や主弁の流量変化を補正す
るために、減速パルス幅θ、を補正するdθ5を学習す
るとよくこれにより、常に理想の走行を得ることができ
る。
しかし、さらにきめ細かく完全に学習制御する必要があ
る場合には、前述の両方を学習して制御することも可能
である。この場合には、前述の(7)及び(9)式の学
習速度定数K TMSまたはKcLsの少なくとも一方
を小さくするか、両者の和を100%以下に設定して、
前述した学習を行うようにするとよい。あるいは、次に
示す09式により、dTM5を再度補正し、その補正値
dTMs’を得て第9図のテーブルに記録する学習を行
ってもよい。但し、09式において、KIoは定数であ
る。
dt5’ =dt5−t、X θC5+dθ5 □×に1゜ −一−−−〜OD θ5 AQ− 前述した本発明の実施例における学習制御の説明におい
て、第3図内に示されている時間t4+t6等の期間に
おける減速制御についてはふれなかったが、これらを含
めて前述の(71,(91,09式を変形して用いるこ
とか可能である。但し、時間j、4+t6等の期間は、
その影響が極めて小さいた、これらを含めなくても充分
安定な制御を行うことが可能である。
本発明による流体圧エレベータ−制御装置は、前述した
ような減速制御を行うことにより、着床走行速度V7!
を安定化させ、良好な走行特性でエレベータ−の制御を
行うことができる。
しかし、前述したように、走行条件の変化により定常走
行速度vh、を学習制御し得ないシステムがあり、この
ようなシステムでは、定常走行速度が低下している場合
には、減速に要する距離が少なくなる分だけ減速開始位
置を基準位置より遅らせ、逆の場合には、減速開始位置
を基準位置より早めるように補正することにより、良好
な走行  \特性に補正することができる。
このため、まず、次に示す叩式により減速開始位置デー
タLH,を算出する。
LH4=LHC4+RAM2(J、T、P)、dLH4
−−−−−−−−−−−−−α鴎 なお、(ロ)式において、L HC4は、第1の減速位
置からの基準減速開始距離、RAM2 (J、T。
P)、dLH4は、第13図に示す学習テーブル内の補
正データである。
実際の走行時、流体圧エレベータ−制御装置1は、乗り
かご14が第1の減速位置PSD、に達した後の走行距
離がLH,に達したか、または、越えたときに、乗りか
ご14の減速制御を開始し、乗りかご14の減速度αが
所定の条件を満足するまで落着いたことを、第3図に示
す時点■で検出し、その時点から第1の着床位置SP、
を検出する迄の期間に走行した着床走行(ノロノロ走行
)距離LIIと、要した着床走行時間TIl、を測定す
る。
次回の走行時、流体圧エレベータ−制御装置1は、この
着床走行時間Tf、を0秒とするように、減速位置P 
S D + に達した後の基準減速開始距離LHC,に
対する補正値dLH,を、次に示すα3)式により求め
、第13図に示す学習テーブルRAM2の走行条件毎の
該当区分のデータを更新する学習制御を行う。
+l L H4= L H4Lβ、−L HC4−一−
−−−α■また、エレヘーターの速度が60m/分程度
と比較的高く、かつ、距離2500mm等の短階床が多
い場合、走行する階床間によって乗りかごの走行速度が
変化する。このような場合には、短階床走行用の減速遅
延距離dMH4を学習テーブルとして使用して、着床走
行時間T I−+を目標値であるNtlに近づける制御
を実行する。そして、着床速度Vj2゜を目標とするN
VLに近づけるため、期間t6の間に減速する速度d 
V 6を学習する。速度・位置予測回路143ば、乗り
かごの走行中、現状速度Vと、現状の走行条件に該当す
る学習データRAM2(J、T、P )、dV6または
□αt6の値より、減速期間t6終了時の予測乗りかご
速度を知り、速度・位置予測判定回路144は、その速
度が所定の範囲外(学習回数C1,C’2が1〜4以上
のとの条件)にあるか、または所定の目標速度NVLに
達した(学習回路CI、C2がO〜3のときの条件)か
を判断し、減速制御期間t5から減速期間t6の減速終
了処理プログラムに移行する。
前述したように、速度・位置予測回路143と速度・位
置予測判定回路144とから成る予見回路142は、あ
らゆる定常速度からの減速終了タイミングを、学習デー
タdV6を使用して予見することにより、次の制御への
移行の最適な時期を決定することができる。また、第3
図に示す停止位置タイミング■を決める停止までの予測
走行距離I!、sp■ は、j!sp−□αt″により求めることかでき、この
データより着床位置を予見し、停止回始処理を指令する
第11図は、低速走行制御を説明する特性図であ一、+
  q  − る。同図において、低速下降走行指令S、LDが“1”
になると、下降走行指令312が“1”となり、保守走
行用流通角指令θ2として、保守走行用の加速流通度H
θ2を与え、時間HT2の期間ゆっくりと加速する。従
って、HO2を予じめ設定しておかなくても、 θ2=□θC2 とすることも可能である。走行要求SLDが“0”にな
った後も、エレベータ−速度Vが零となるまでは、はど
ほどの大きさの保守走行の着床流通度HO′8を用いて
停止処理が行われる。
第12図は、保守時のUP走行状況を説明する特性図で
あり、下降時と相異する点は、ブリード圧確保まで、い
かに早く安全に流体圧を高めるかにある。このため、大
きな流通角θ。と、この流通角θ。の時t。とを最適に
設定して、流体圧力が早急にブリード圧に達するように
制御する。この初期制御期間が長過ぎると、同図にt。
F+ とじて示すように、乗りかごは、飛出し気味に上
昇開始する。また、乗りかご速度が速度HVTより低下
すると、小さな流通角により微速増速制御を行うことが
できる。
次に、本発明の他の実施例を図面により説明する。
第14図(al、 (blは、上昇主弁UVに対する2
つのパイロット弁PUI、PU2の夫々の特性を説明す
る図、第15図(ag、 tb+は、主弁の制御特性と
、弁構造を示す図、第16図、第17図は、本発明の他
の実施例における低速走行特性及び高速走行特性を示す
図である。
一般に、上昇主弁UVの開方向及び閉方向制御用の2つ
のパイロット弁PUI、PU2の特性は、第14図(a
l、 (blに示すように、主弁に対する流体流量QP
UI、QPU2と、制御流通角PWUI。
PWU2との特性が非直線性を有し、しかも、両パイロ
ット弁でその特性が異なっている。前述した本発明の実
施例では、このパイロット弁の非直線性までを考慮に入
れた制御を行っていなかったが、この本発明の他の実施
例では、前述したパイロット弁の非直線性を補償できる
ものである。
すなわち、上昇主弁UVの開方向制御用パイロット弁P
UIの制御流通角PWUIにバイアス流通角PWuIB
を与え、閉方向制御用パイロット弁PU2にバイアス流
通角PWU2Bを与え、これらのバイアス流通角を与え
たとき、夫々のパイロット弁PU1.PU2の主弁に対
する夫々の流体流量QPUI、QPU2の値θB5.θ
B2が等しくなるように、夫々のパイロット弁のバイア
ス流通角を定める。このとき、第15図(b)に示すよ
うに主弁UVに対する制御流通QUは、QU=QPU>
QPU2となり、その特性は、第15図(a)に示すよ
うになって、主弁に対する制御流量が、流通角度θに対
して直線的に変化するものとなる。
このようなバイアス流通角を与えた制御を行った場合の
低速走行時及び高速走行時の走行特性の例が第16図、
第17図に示されており、この実施例によれば、より安
定で乗心地のよい、エレベータ−制御を行うことができ
る。
なお、前述では、上昇主弁を例として説明したが、下降
主弁の場合も同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、様々な走行条件
により大きく変化する乗りかごの着床走行速度を、簡単
な速度予見回路を備えることにより安定化させることが
でき、ノロノロ走行時間の短縮と省エネを計ることがで
き、さらに、着床レベルを良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流体圧エレベータ−制
御装置のブロック図1第2図は流体圧エレベータ−の全
体構成図、第3図(A)〜(C)は走行制御特性図、第
4図はパルス幅制御回路400の機能構成図、第5図は
主回路500の具体的構成図、第6図はソレノイドコイ
ル駆動回路の具体的構成図、第7図(A)〜(E)、第
8図(A)〜(E)はパルス幅制御を説明するタイムチ
ャート、第9図、第13図はテーブルの構成図、第10
図、第11図、第12図はバルブ制御を説明するタイム
チャート、第14図(al、 (blは上昇主弁UVに
対する2つ一57= のパイロット弁PUI、PU2の夫々の特性を説明する
図、第15図(aL (blは主弁の制御特性と、弁の
構造を示す図、第16図、第17図は本発明の他の実施
例における低速走行特性及び高速走行特性を示す図であ
る。 1・・・流体圧エレベータ−制御装置、4・・・駆動モ
ータ、5・・・ポンプ、6・・・タンク、7・・・プラ
ンジャ、8A、8B・・・温度センサ、9・・・圧力セ
ンサ、10・・・シリンダ、12・・・プリー、13・
・・ロープ、14・・・乗りかご、15・・・ロークリ
エンコーダ、16・・・行先釦、17・・・レール、1
8・・・ホール呼釦、20U、 20D・・・端階減速
位置検出器、21A、21B、2IC・・・各階床ドア
開扉ゾーン検出器、CDI、CD2.CUI、Cu2・
・・ソレノイドコイル、PDI、PD2.PUI。 PU2・・・パイロット弁、UV・・・上昇主弁、DV
・・・下降主弁、CHV・・・逆止弁、110・・・速
度検出回路、120・・・かご位置作成回路、130・
・・位置検出回路、140・・・速度指令回路、150
・・・加速度検出回路、160・・・学習制御回路、1
70・・・センザ信号変換回路、180・・・走行条件
指令回路、190・・・定数調整回路、200・・・運
転制御回路、300・・・コンソール、400・・・ソ
レノイドコイル駆動回路、500・・・主回路。 (a)     ROMTt (K、J)(b)   
ROMT2(m、J) 手続補正帯は式) 平成 1年 4月 6日 1 事件の表示 特願昭52−195167号 2 発明の名称 5丸体圧エレベーター制御装置 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 (510)株式会社 日立製作所 4 代理人 5 補正命令の日付 昭和63年12月20日 6 補正により増加する発明の数    なし8 補正
の内容 (1)明細書第57頁第12行に記載の「第3図(A)
〜(B)Jを「第3図」に補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体圧ジャッキに直接または間接に結合された乗り
    かごを流量制御可能な制御弁により速度制御する流体圧
    エレベーター制御装置において、前記乗りかごの速度制
    御を行う制御指令回路と、前記乗りかごの走行状況(速
    度、加速度、ジヤーク、かご内荷重、流体圧、流体温度
    、プランジャ位置、電源電圧、モータ電流のうち少なく
    とも1つ以上)を検出する各種検出回路と、前記乗りか
    ごの速度を予測する速度予測回路と、前記速度予測回路
    の出力が、次に目標とする速度に達したかまたは所定の
    範囲にあるか否かを判定する予測速度判定回路とを備え
    、前記速度指令回路は、前記予測速度判定回路の判定結
    果に基づいて、乗りかごの速度制御を行うことを特徴と
    する流体圧エレベーター制御装置。 2、前記速度指令回路は、前記予測速度判定回路の判定
    結果が、制御目標の範囲外になると予見しているとき、
    前記乗りかご速度が、前記制御目標の速度範囲内となる
    ように、前記乗りかごの速度制御を行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の流体圧エレベーター制御
    装置。 3、流体圧ジャッキに直接または間接に結合された乗り
    かごを流量制御可能な制御弁により速度制御する流体圧
    エレベーター制御装置において、前記乗りかごの走行状
    況(速度、加速度、ジヤーク、かご内荷重、流体圧、流
    体温度、プランジャ位置、電源電圧、モータ電流のうち
    少なくとも1つ以上)を検出する各種検出回路と、前記
    乗りかごのかご位置を予測するかご位置予測回路と、前
    記かご位置予測回路の出力が、次に目標とするかご位置
    に達したかまたは所定の範囲にあるか否かを判定する予
    測かご位置判定回路とを備え、前記速度指令回路は、前
    記予測かご位置判定回路の判定結果に基づいて、乗りか
    ごの速度制御を行うことを特徴とする流体圧エレベータ
    ー制御装置。 4、前記速度指令回路は、前記予測かご位置判定回路の
    判定結果が、制御目標の範囲外になると予見していると
    き、前記乗りかご位置が、前記制御目標の位置の範囲内
    となるように、前記乗りかごの速度制御を行うことを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の流体圧エレベータ
    ー制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047277A (ja) * 1990-04-25 1992-01-10 Toshiba Shiyoukouki Service Kk 油圧エレベータの制御装置
KR19980081576A (ko) * 1997-04-23 1998-11-25 가나이쯔도무 승객컨베어

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047277A (ja) * 1990-04-25 1992-01-10 Toshiba Shiyoukouki Service Kk 油圧エレベータの制御装置
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