JP3226398B2 - 油圧エレベータの制御装置 - Google Patents

油圧エレベータの制御装置

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JP3226398B2
JP3226398B2 JP29217493A JP29217493A JP3226398B2 JP 3226398 B2 JP3226398 B2 JP 3226398B2 JP 29217493 A JP29217493 A JP 29217493A JP 29217493 A JP29217493 A JP 29217493A JP 3226398 B2 JP3226398 B2 JP 3226398B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動機を可変速制御
することにより油圧ポンプを駆動し、圧油をシリンダに
送排出して、エレベータかごを走行させる油圧エレベー
タの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平4−45076号公
報に示された従来の油圧エレベータの制御装置を示す構
成図である。図4において、1は昇降路、2はこの昇降
路1のピットに埋設されたシリンダ、3はこのシリンダ
2に充填された圧油、4は上記シリンダ2と共に油圧ジ
ャッキを構成するもので、シリンダ2に充填された圧油
3によって支持されるプランジャ、5はこのプランジャ
4の頂部に載置されたかご、5aはかご床、6はこのか
ご床5aの下に取り付けられた負荷検出装置、6aはそ
の負荷検出信号、7は乗場床、8は滑車とロープで構成
され、ロープとかご床5aとを結合させたかご位置検出
装置、8aはかご位置信号である。
【0003】11は常時逆止弁として機能し、電磁コイ
ル11bが付勢されることにより切り換えられて、逆方
向も導通させる流量制御弁としての電磁切換弁、11a
はシリンダ2と電磁切換弁11の間に接続された圧油を
送る配管、12は可逆回転して配管12aを介して電磁
切換弁11との間で圧油を送受する油圧ポンプ、13は
この油圧ポンプ12を駆動する三相誘導電動機、14は
この三相誘導電動機13の回転数を検出する速度発電
機、15は配管15aを介して油圧ポンプ12へ圧油を
送受する油タンク、16はこの油タンク15の油温を検
出する油温検出装置、16aはその油温検出信号であ
る。
【0004】R、S、Tは三相交流電源、21は三相交
流を直流に交換する整流回路、22はその直流を平滑す
るコンデンサ、23は直流をパルス幅変調制御して可変
電圧可変周波数の三相交流を発生させるインバータ、2
4は直流を三相交流に変換する回生用インバータ、25
は例えばかご5からの呼び登録、負荷検出装置6の負荷
検出信号6a、位置検出装置8のかご位置信号8a、速
度発電機14の速度検出信号14a、及び油温検出装置
16の油温検出信号16aの入力に基づいて三相誘導電
動機13を速度制御すべくインバータ23への制御信号
25aを出力すると共に電磁切換弁11の電磁コイル1
1bを付勢制御する速度制御装置、30a〜30cは常
時開放されており、起動指令が出てから停止指令が出る
まで閉成して三相誘導電動機13をインバータ23に接
続する常開接点、30dは起動指令が出てから停止指令
が出るまで閉成して運転信号30daを速度制御装置2
5に出力する常開接点である。
【0005】また、図5は上記速度制御装置25のイン
バータ23を制御する内部構成を示す構成図、図6と図
7は上昇運転と下降運転の動作特性を示す特性図であ
る。図5において、40は常開接点30dが図6(a)
に示す時刻t20で閉成すると所定時間遅れた時刻t21
出力を発する遅延回路、41Uは図6(a)に示す上昇
走行パターン信号を出力する上昇走行パターン発生回路
で、遅延回路40を介して図6(a)に示すように時刻
21から立上って加速した後一定速となり、時刻t22
減速指令が発せられると減速した後一旦一定速となり、
時刻t23で再び減速して時刻t24で零となる上昇走行パ
ターンを出力する。41Dは下降走行パターン発生回路
で、上記上昇走行パターン信号とは逆の図7(a)に示
す下降走行パターン信号を出力するものである。
【0006】41Uaは上方向運転の期間中閉成し続け
る上方向接点、41Daは下方向運転の期間中閉成し続
ける下方向接点、42はあらかじめ油圧ポンプ12の漏
れ量のばらつき、負荷、油温による漏れ量の初期設定を
行なうもので、無負荷で油温0℃のときに油圧ポンプ1
2における漏れ量相当分の回転で油圧ポンプ12を回転
するように指令を出す設定バイアスパターン回路、43
は演算器で、油温検出信号16a及び負荷検出信号6a
によって作動し、設定バイアスパターン回路42の出力
を加算器44を介して加算補正するものである。45は
常開接点30dが図6(b)に示す時刻t20で閉成する
と、その時の油圧ポンプ12の漏れ量相当の回転数で回
転するよう図6(b)及び図7(b)に示すバイアスパ
ターンを出力するバイアスパターン発生回路である。
【0007】46は上昇または下降走行パターン発生回
路41Uまたは41Dの出力とバイアスパターン発生回
路45の出力とを加算して図6(c)または図7(c)
に示すパターン信号を出力する加算器、47は速度検出
信号14aをパターン信号と同一電圧レベルにレベル変
換する変換回路、48は加算器46の出力と変換回路4
7の出力との差をとる減算器、49はこの減算器48の
出力を所定の増幅度で伝達する伝達回路、50はこの伝
達回路49の出力と変換回路47の出力とを加算して周
波数指令信号ω0 を出力する加算器、51はこの加算器
50の周波数指令信号ω0 に対して直線状の電圧指令信
号Vを発する関数発生回路、52は周波数指令信号ω0
と電圧指令信号Vに基づいて正弦波の三相交流がインバ
ータ23から出力されるように基準正弦波信号25aを
出力する基準正弦波発生回路である。
【0008】すなわち、図5に示す構成を備える速度制
御装置25は、エレベータの運転制御時には三相誘導電
動機13の走行パターンにかご5が起動しない範囲で上
記三相誘導電動機13を低速回転させるバイアスパター
ンを重畳したパターンによって上記三相誘導電動機13
を制御して油圧ポンプ12の漏れ量を補正すると共に、
エレベータの停止制御時には上記油圧ポンプ12と上記
油圧ジャッキとの配管11a途中に介在された電磁切換
弁11を閉止して圧油3の流れを停止させて上記三相誘
導電動機13を停止させる機能を有する。
【0009】上記構成を備える油圧エレベータの制御装
置では後述するようにして電磁切換弁11の閉止状態を
判断する。これを下降運転を例として図8に示す電磁切
換弁11の異常チェックフローチャートを参照して動作
説明する。なお、図8に示す電磁切換弁11の異常チェ
ックフローチャートは、図4に示す速度制御装置25に
内蔵された図示しないROMに格納されて同じく内蔵さ
れたCPUの制御に基づいて動作する。
【0010】今、エレベータかご5が停止し戸閉完了後
に所定の呼び登録があったとすると、エレベータかご5
から、図7に示す下降運転の特性図において、時刻t29
において起動指令が出力され(図8のステップS1)、
常開接点30a〜30cが閉成されて三相誘導電動機1
3をインバータ23に接続すると共に、常開接点30d
も閉成され、バイアスパターン発生回路45から図7
(b)に示すバイアスパターンが発生する。このバイア
スパターンに従ってインバータ23から低い電圧、周波
数の三相交流が発せられ、三相誘導電動機13は油圧ポ
ンプ12の漏れ量相当の低い回転数で油圧ポンプを駆動
する。なお、このバイアスパターンではエレベータかご
5が駆動することはない。
【0011】上記のように、起動指令が出力されると、
図7(d)に示すように、電磁コイル11bが付勢され
(図8のステップS2)、時刻t30よりも遅れて時刻t
31で、図7(e)に示すように、電磁切換弁11は全開
する。そして、走行パターンによる走行制御に入り(図
8のステップS3、S4)、時刻t32になると、遅延回
路40から出力が発せられ、下降走行パターン発生回路
41Dが作動を始め、図7(a)に示す下降走行パター
ンのパターン信号が出力される。加算器46からは図7
(c)に示すパターン信号が出力され、このパターン信
号に従って三相誘導電動機13は減速する。
【0012】やがて、反転して回転速度が一定速度に達
すると、かご5は全速で下降する。かご5が減速点に達
し、時刻t33で減速指令信号9aが出力されると、下降
走行パターン発生回路41Dのパターン信号は、図7
(a)に示すように、逆転方向の出力を減少する。これ
に伴って、加算器46の出力は、図7(c)に示すよう
に、逆転から正転に転ずる。下降走行パターン発生回路
41Dのパターン信号はさらに減少し、時刻t35で零に
なる。これに伴って、加算器46の出力は再び油圧ポン
プ12の漏れ量相当分のパターン信号が出され、かご5
は停止する。
【0013】一方、停止時点のかご位置検出器8からの
かご位置信号8aの値を記憶する(図8のステップS
5)。この後、時刻t36に達したら(図8のステップS
6)、図7(d)及び(e)に示すように、電磁コイル
11bが消勢されて(図8のステップS7)、時刻t37
で電磁切換弁11が全閉して、配管11aを閉じる。さ
らに、時刻t38に達したら(図8のステップS8)、バ
イアスパターン発生回路45からのバイアスパターンは
徐々に減少し、三相誘導電動機13の回転速度も次第に
減少する。このとき、かご位置信号8aの値を、図8の
ステップS5で記憶した値と比較してかご位置が下がっ
たかどうか判断する(図8のステップS9、S10)。
かご位置が下がらなかった場合には、電磁切換弁11が
正常に機能し全閉したと確認され、その後、三相誘導電
動機13は駆動を停止する(図8のステップS11、S
12)。
【0014】かご位置が下がった場合には、本来、電磁
切換弁11が全閉状態になり、エレベータかご5が静止
しなければならないにも拘わらず、エレベータかご5が
下がる場合であるから、三相誘導電動機13を完全に停
止してしまうとエレベータかご5の下降が更に加速され
ることになるので、この場合には、異常検出運転が行わ
れ、エレベータかご5が急激に下降しないように、三相
誘導電動機13の駆動が続けられ、そして、エレベータ
かご5を所定の位置まで安全に移動して停止することに
より、乗客の安全が図られる(図8のステップS1
3)。なお、上記の一連の動作は、エレベータかご5の
下降用の起動指令が出力される度に実行される。また、
エレベータかご5の上昇用起動指令が出力された場合
も、下降運転と同様にして、電磁切換弁11の閉止状態
のチェック動作が行われる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧エレベータの制御装置では、流量制御を行う電磁切換
弁11が全閉しているかどうかの閉止状態のチェックを
かご位置が下がったかどうかだけで判断している為、か
ご5が着床する前後で揺れたりすると、電磁切換弁11
が正常に全閉していても全閉していないと判断される恐
れがあった。また、このように誤検出された時にも異常
検出運転が行われることになり、運転効率が低下すると
いう問題点があった。
【0016】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解決するためになされたもので、かご着床時に電磁切換
弁の閉止状態を誤検出することなく判定して乗客の安全
を保持すると共に、サービス運転効率を向上させること
ができる油圧エレベータの制御装置を得ることを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る油圧エレベータの制御装置は、電動機によって駆動さ
れる油圧ポンプにより油圧ジャッキに圧油を送排出して
かごを走行させる油圧エレベータ手段と、エレベータの
運転制御時には上記電動機の走行パターンに上記かごが
起動しない範囲で上記電動機を低速回転させるバイアス
パターンを重畳したパターンによって上記電動機を制御
して油圧ポンプの漏れ量を補正すると共に、エレベータ
の停止制御時には上記油圧ポンプと上記油圧ジャッキと
の配管途中に介在された流量制御弁を閉止して圧油の流
れを停止させて上記電動機を停止させるようにした制御
手段とを備えた油圧エレベータの制御装置において、上
記かごの位置を検出するかご位置検出装置と、上記かご
の速度を検出するかご速度検出手段と、エレベータの停
止制御時に上記かご位置検出装置及び上記かご速度検出
手段からのかご位置及びかご速度の判定基準値との比較
に基づいてこれら検出値が正常ならば1、異常ならば−
1、未判定の場合は0のかご位置変数及びかご速度変数
をそれぞれ求めると共に、これらかご位置変数及びかご
速度変数の和を取り閉止状態判定変数を求め、閉止状態
判定変数が正の値ならば上記流量制御弁が正常に閉止し
たと判断し、閉止状態判定変数が負の値ならば異常と判
断すると共に、閉止状態判定変数が0ならば判定を繰り
返し、その繰り返し判定が所定値に達すれば閉止状態判
定変数が負の値の場合と同様に異常と判断することで
記流量制御弁の閉止状態を判定確認する閉止状態確認手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0018】また、請求項2に係る油圧エレベータの制
御装置は、電動機によって駆動される油圧ポンプにより
油圧ジャッキに圧油を送排出してかごを走行させる油圧
エレベータ手段と、エレベータの運転制御時には上記電
動機の走行パターンに上記かごが起動しない範囲で上記
電動機を低速回転させるバイアスパターンを重畳したパ
ターンによって上記電動機を制御して油圧ポンプの漏れ
量を補正すると共に、エレベータの停止制御時には上記
油圧ポンプと上記油圧ジャッキとの配管途中に介在され
た流量制御弁を閉止して圧油の流れを停止させて上記電
動機を停止させるようにした制御手段とを備えた油圧エ
レベータの制御装置において、上記かごの位置を検出す
るかご位置検出装置と、上記かごの速度を検出するかご
速度検出手段と、エレベータの停止制御時に上記かご位
置検出装置及び上記かご速度検出手段からのかご位置及
びかご速度の検出値に基づいて上記流量制御弁の閉止状
態を判定確認し、上記流量制御弁の開状態を検出した時
は、最下階に高速走行させた後、上記かごの走行後停止
時に再度上記流量制御弁の閉止状態を判定確認し、閉状
態を判定確認したら正常運転に戻す閉止状態確認手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0019】さらに、請求項3に係る油圧エレベータの
制御装置は、電動機によって駆動される油圧ポンプによ
り油圧ジャッキに圧油を送排出してかごを走行させる油
圧エレベータ手段と、エレベータの運転制御時には上記
電動機の走行パターンに上記かごが起動しない範囲で上
記電動機を低速回転させるバイアスパターンを重畳した
パターンによって上記電動機を制御して油圧ポンプの漏
れ量を補正すると共に、エレベータの停止制御時には上
記油圧ポンプと上記油圧ジャッキとの配管途中に介在さ
れた流量制御弁を閉止して圧油の流れを停止させて上記
電動機を停止させるようにした制御手段とを備えた油圧
エレベータの制御装置において、上記かごの位置を検出
するかご位置検出装置と、上記かごの速度を検出するか
ご速度検出手段と、エレベータの停止制御時に上記かご
位置検出装置及び上記かご速度検出手段からのかご位置
及びかご速度の検出値に基づいて上記流量制御弁の閉止
状態を判定確認すると共にその判定回数をカウントし、
上記流量制御弁の閉止状態が未判定の時は、閉止状態の
判定を繰り返させて上記判定回数をアップカウントさせ
その判定回数が所定回数経過したら正常運転に戻すと共
に、上記流量制御弁の開状態を検出した時は、異常回数
をカウントして最下階に高速走行させた後、上記かごの
走行後停止時に上記流量制御弁の閉止状態の判定を繰り
返させて上記流量制御弁の開状態検出時に上記異常回数
をアップカウントさせ、最下階での異常回数が所定回数
を超えた場合に運転を休止させる閉止状態確認手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0020】
【作用】この発明の請求項1に係る油圧エレベータの制
御装置においては、エレベータの停止制御時に、流量制
御弁を閉止させた後、電動機の回転数を徐々に低下さ
せ、閉止状態確認手段により、かご位置検出装置及びか
ご速度検出手段からのかご位置及びかご速度の検出値に
基づいて上記流量制御弁の閉止状態を判定確認し、正常
であることを確認した後に電動機を停止させることによ
り、かご着床時に流量制御弁の閉止状態を誤検出するこ
となく判定し、乗客の安全を保持させることを可能にす
る。
【0021】また、請求項2に係る油圧エレベータの制
御装置においては、閉止状態確認手段により、流量制御
弁の開状態を検出した時は、最下階に高速走行させた
後、かごの走行後停止時に再度上記流量制御弁の閉止状
態を判定確認し、閉状態を判定確認したら正常運転に戻
すことにより、流量制御弁の閉止状態を誤検出すること
なく判定して、閉状態判定時には通常のサービス運転に
復帰させて、運転効率を向上させる。
【0022】さらに、請求項3に係る油圧エレベータの
制御装置においては、閉止状態確認手段により、流量制
御弁の閉止状態を判定確認時にその判定回数をカウント
し、上記流量制御弁の閉止状態が未判定の時は、閉止状
態の判定を繰り返させて上記判定回数をアップカウント
させその判定回数が所定回数経過したら正常運転に戻す
と共に、上記流量制御弁の開状態を検出した時は、異常
回数をカウントして最下階に高速走行させた後、上記か
ごの走行後停止時に上記流量制御弁の閉止状態の判定を
繰り返させて上記流量制御弁の開状態検出時に上記異常
回数をアップカウントさせ、最下階での異常回数が所定
回数を超えた場合に運転を休止させることにより、確実
にエレベータを運転休止させることができ、乗客の安全
を保持することを可能にする。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。まず、実施例1においては、従来例と同様な図4
と図5に示す構成を備える。図1と図2は実施例1にお
ける電磁切換弁11の閉止状態確認手段を成すフローチ
ャート、図3は実施例1における電磁切換弁11の閉止
状態判定手段を成すフローチャートを示し、これらのフ
ローチャートは、図4に示す速度制御装置25に内蔵さ
れた図示しないROMに格納されて同じく内蔵された図
示しないCPUの制御に基づいて動作するものである。
【0024】次に、実施例1に係る動作を図1ないし図
3に示すフローチャートに従って図7に示す下降時の動
作特性図をも参照して詳述する。例えば、最下階以外へ
の下降運転の場合、所定の呼びがあったとすると、かご
5から図7の時刻t29において起動指令が出され(図1
のステップS21)、常開接点30a〜30cが閉成
し、三相誘導電動機13がインバータ23に接続され
る。また、同時に常開接点30dも閉成し、バイアスパ
ターン発生回路45から図7(b)に示すバイアスパタ
ーンが発生する。このバイアスパターンに従ってインバ
ータ23から低い電圧、周波数の三相交流が発せられ、
三相誘導電動機13は油圧ポンプ12の漏れ量相当の低
い回転数で油圧ポンプ12を駆動する。なお、このバイ
アスパターンではエレベータかご5が駆動することはな
い。
【0025】上記のように起動指令が出力されると、図
7(d)に示すように、電磁コイル11bが付勢され
(図1のステップS22)、時刻t30よりも遅れて時刻
31で、図7(e)に示すように、電磁切換弁11は全
開する。そして、走行パターンによる走行制御に入り
(図1のステップS23、S24)、時刻t32になる
と、遅延回路40から出力が発せられ、下降走行パター
ン発生回路41Dが作動を始め、図7(a)に示す下降
走行パターンのパターン信号が出力される。加算器46
からは図7(c)に示すパターン信号が出力され、この
パターンにしたがって三相誘導電動機13は減速する。
【0026】やがて、反転して回転速度が一定速度に達
すると、かご5は全速で下降する。かご5が減速点に達
し、時刻t33で減速指令信号9aが出力されると、下降
走行パターン発生回路41Dのパターン信号は、図7
(a)に示すように、逆転方向の出力を減少する。これ
に伴って、加算器46の出力は、図7(c)に示すよう
に、逆転から正転に転じる。下降走行パターン発生回路
41Dのパターン信号はさらに減少し、時刻t35で零に
なる。これに伴って、加算器46の出力は再び油圧ポン
プ12の漏れ量相当分のパターン信号が出され、かご5
は停止する。
【0027】走行パターンが零になった場合は、この時
のかご位置をかご位置信号8aにより記憶する(図1の
ステップS25)。この後、時刻t36に達したら(図1
のステップS26)、図7(a)、(b)に示すよう
に、電磁コイル11bが消勢される(図1のステップS
27)。これにより、電磁切換弁11は閉鎖動作を開始
し、時刻t37で全閉状態となり、配管11aを閉じる。
時刻t38に達したら(図1のステップS28)、バイア
スパターン発生回路45からのバイアスパターンが徐々
に減少し、これに伴って、三相誘導電動機13の回転速
度も次第に減少する。このとき、かご位置信号8aより
かご位置及びかご速度を検出すると共に、判定回数カウ
ンタを動作し始め、また、電磁切換弁11の閉止状態を
判定する(図1のステップS29ないしS32)。ここ
で、かご速度は、かご位置信号8aを微分して得られる
ものである。
【0028】上記電磁切換弁11の閉止状態の判定は、
図3に示すフローチャートにしたがって実施される。ま
ず、図2に示すステップS29で得られたかご位置の値
を判定する(図3のステップS50)。ステップS25
で記憶した値との差が、判定基準値、例えばS=10・
(TIME)[mm]以下であれば正常と判断し、かご
位置変数POINTに1を代入する(図3のステップS
53)。なお、TIMEは上記ステップS31での判定
回数の値である。また、上記差が、例えば30[mm]
以上になると異常と判定し、かご位置変数POINTに
−1を代入する(図3のステップS51)。それ以外の
値であれば未判定として、かご位置変数POINTに0
を代入する(図3のステップS52)。
【0029】また、ステップS30で得られたかご速度
の値を判定する(図3のステップS54)。かご速度
が、例えば5/(TIME)[m/min]以上であれ
ば異常と判断し、かご速度変数SPEEDに−1を代入
する(図3のステップS55)。他方、例えば1[m/
min]以下になると正常と判定し、かご速度変数SP
EEDに1を代入する(図3のステップS57)。それ
以外の値であれば未判定として、かご速度定数SPEE
Dに0を代入する(図3のステップS56)。上記かご
位置変数POINTとかご速度変数SPEEDの和をと
り、閉止状態判定変数CFKに代入し、閉止状態の総合
判定の値として用いる(図3のステップS58)。この
ように、かご位置とかご速度を個々に判定して変数を求
め、さらに、これらの変数の和をとり閉止状態の総合判
定の変数を求めることにより、電磁切換弁11の閉止前
後でかご5が揺れても全閉状態を誤検出する可能性が減
少する。
【0030】上述した図3に示す電磁切換弁11の閉止
状態の判定後は、図2に戻って、かご5の停止階により
判定を変える(図2のステップS33)。最下階以外で
は、図3のステップS58の結果として求まる閉止状態
判定変数CKFの値を判定する(図2のステップS3
4)。CKF>0であれば正常に閉止したと判断し、上
記判定回数TIMEをクリアしてかご5の戸を開いて通
常の呼びに対するサービス運転を続ける(図2のステッ
プS41)。CKF<0であれば電磁切換弁11が全閉
しなかったと判断して、異常回数CONTを加算し、上
記判定回数TIMEをクリアすると共に、かご5を最下
階へ高速走行させる(図2のステップS36、ステップ
S37)。
【0031】また、CKF=0であれば、判定を次回に
持ち越して、ステップS35で判定回数TIMEを判定
し、所定値以内であれば、上述した図2のステップS2
9に再び戻り、判定を繰り返し、所定値以上となれば、
これ以上繰り返すと、サービス効率の低下になるので、
ステップS36及びS37により、上述した閉止状態判
定変数がCKF<0の場合の処理と同様に、ステップS
36及びS37により、電磁切換弁11が全閉しなかっ
たと判断して、異常回数CONTを加算し、判定回数を
クリアしてかご5を最下階へ高速走行させる。
【0032】そして、再びステップS21からの処理を
経て、異常発生後、最下階に到着し、上述したステップ
S33で最下階と判定されると、ステップS38で閉止
状態判定結果が異常だった異常回数CONTを調べ、所
定回数以上であれば、ステップS42に進みエレベータ
を運転休止にして異常発報を行うと共に、他方、異常回
数CONTが所定回数以内であれば、ステップS39に
進み閉止状態判定変数CKFを判定し、CKF<0であ
れば、他階でも最下階でも連続して異常を検出したこと
になり、ステップS42に進み、エレベータを運転休止
にし、異常発報を行う。また、CKF>0であれば、前
回検出した結果は誤りと判断し、ステップS41に進
み、判定回数TIMEをクリアしてかご5の戸を開いて
通常の呼びに対するサービス運転に復帰させる。さら
に、CKF=0であれば、ステップS40に進み、判定
回数TIMEが所定値を超えたか判断する。所定値以内
であればステップS29に戻り、引き続き閉止状態の判
定を繰り返す。他方、所定値を超えたら、ステップS4
1に進み、判定回数TIMEをクリアしてサービス運転
に復帰させる。
【0033】ここで、サービス運転に復帰させたのは、
サービス運転効率の低下を防ぐためであり、また、サー
ビス運転に復帰させることによって、再度閉止状態の判
定が繰り返させて、他階で異常である場合と最下階で正
常である場合とが繰り返されても異常回数がカウントさ
れるので、最終的にはステップS38、S39でエレベ
ータを運転休止にすることにより、充分に乗客の安全を
保つことができるものである。
【0034】従って、上記実施例によれば、エレベータ
の停止制御時に、電磁切換弁11を閉止させた後、三相
誘導電動機13の回転数を徐々に低下させ、閉止状態確
認手段により、かご位置及びかご速度の検出値に基づい
て上記電磁切換弁11の閉止状態を判定確認し、正常で
あることを確認した後に三相誘導電動機13を停止させ
ることにより、かご着床時に電磁切換弁11の閉止状態
を誤検出することなく判定し、乗客の安全を保持させる
ことができ、また、電磁切換弁11の開状態を検出した
時は、最下階に高速走行させた後、かごの走行後停止時
に再度上記電磁切換弁13の閉止状態を判定確認し、閉
状態を判定確認したら正常運転に戻すことができ、閉状
態判定時には通常のサービス運転に復帰させて、運転効
率を向上させる。
【0035】さらに、電磁切換弁11の閉止状態を判定
確認時にその判定回数をカウントし、閉止状態が未判定
の時は、閉止状態の判定を繰り返させて上記判定回数を
アップカウントさせその判定回数が所定回数経過したら
正常運転に戻すと共に、開状態を検出した時は、異常回
数をカウントして最下階に高速走行させた後、かごの走
行後停止時に上記電磁切換弁11の閉止状態の判定を繰
り返させて開状態検出時に上記異常回数をアップカウン
トさせ、最下階での異常回数が所定回数を超えた場合に
運転を休止させることにより、確実にエレベータを運転
休止させることができ、乗客の安全を保持することがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の請求項
1に係る油圧エレベータの制御装置によれば、エレベー
タの停止制御時に、流量制御弁を閉止させた後、電動機
の回転数を徐々に低下させ、閉止状態確認手段により、
かご位置検出装置及びかご速度検出手段からのかご位置
及びかご速度の判定基準値との比較に基づいてこれら検
出値が正常ならば1、異常ならば−1、未判定の場合は
0のかご位置変数及びかご速度変数をそれぞれ求めると
共に、これらかご位置変数及びかご速度変数の和を取り
閉止状態判定変数を求め、閉止状態判定変数が正の値な
らば上記流量制御弁が正常に閉止したと判断し、閉止状
態判定変数が負の値ならば異常と判断すると共に、閉止
状態判定変数が0ならば判定を繰り返し、その繰り返し
判定が所定値に達すれば閉止状態判定変数が負の値の場
合と同様に異常と判断することで上記流量制御弁の閉止
状態を判定確認し、正常であることを確認した後に電動
機を停止させることにより、かご着床時に流量制御弁の
閉止状態を誤検出することなく判定し、乗客の安全を保
持させることができるという効果を奏する。
【0037】また、請求項2に係る油圧エレベータの制
御装置によれば、閉止状態確認手段により、流量制御弁
の開状態を検出した時は、最下階に高速走行させた後、
かごの走行後停止時に再度上記流量制御弁の閉止状態を
判定確認し、閉状態を判定確認したら正常運転に戻すこ
とにより、流量制御弁の閉止状態を誤検出することなく
判定して、閉状態判定時には通常のサービス運転に復帰
させて、運転効率を向上させることができるという効果
を奏する。
【0038】さらに、請求項3に係る油圧エレベータの
制御装置によれば、閉止状態確認手段により、流量制御
弁の閉止状態を判定確認時にその判定回数をカウント
し、上記流量制御弁の閉止状態が未判定の時は、閉止状
態の判定を繰り返させて上記判定回数をアップカウント
させその判定回数が所定回数経過したら正常運転に戻す
と共に、上記流量制御弁の開状態を検出した時は、異常
回数をカウントして最下階に高速走行させた後、上記か
ごの走行後停止時に上記流量制御弁の閉止状態の判定を
繰り返させて上記流量制御弁の開状態検出時に上記異常
回数をアップカウントさせ、最下階での異常回数が所定
回数を超えた場合に運転を休止させることにより、確実
にエレベータを運転休止させることができ、乗客の安全
を保持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における電磁切換弁11の
閉止状態確認手段を成すチェック用フローチャートであ
る。
【図2】図1に続く電磁切換弁11のチェック用フロー
チャートである。
【図3】この発明の実施例1における電磁切換弁11の
閉止状態判定手段の内容を示すフローチャートである。
【図4】従来及びこの発明で用いられる油圧エレベータ
の制御装置を示す概念的な全体構成図である。
【図5】図4における速度制御装置25の内部構成図で
ある。
【図6】図4における上昇時の動作特性図である。
【図7】図4における下降時の動作特性図である。
【図8】従来例に係る電磁切換弁11のチェック用フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 シリンダ 3 圧油 4 プランジャ 5 かご 8 かご位置検出装置 11 電磁切換弁 11b 電磁コイル 12 油圧ポンプ 12a 配管 13 三相誘導電動機 25 速度制御装置 41U 上昇走行パターン発生回路 41D 下降走行パターン発生回路 45 バイアスパターン発生回路 46 加算器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機によって駆動される油圧ポンプに
    より油圧ジャッキに圧油を送排出してかごを走行させる
    油圧エレベータ手段と、エレベータの運転制御時には上
    記電動機の走行パターンに上記かごが起動しない範囲で
    上記電動機を低速回転させるバイアスパターンを重畳し
    たパターンによって上記電動機を制御して油圧ポンプの
    漏れ量を補正すると共に、エレベータの停止制御時には
    上記油圧ポンプと上記油圧ジャッキとの配管途中に介在
    された流量制御弁を閉止して圧油の流れを停止させて上
    記電動機を停止させるようにした制御手段とを備えた油
    圧エレベータの制御装置において、上記かごの位置を検
    出するかご位置検出装置と、上記かごの速度を検出する
    かご速度検出手段と、エレベータの停止制御時に上記か
    ご位置検出装置及び上記かご速度検出手段からのかご位
    置及びかご速度の検出値の判定基準値との比較に基づい
    てこれら検出値が正常ならば1、異常ならば−1、未判
    定の場合は0のかご位置変数及びかご速度変数をそれぞ
    れ求めると共に、これらかご位置変数及びかご速度変数
    の和を取り閉止状態判定変数を求め、閉止状態判定変数
    が正の値ならば上記流量制御弁が正常に閉止したと判断
    し、閉止状態判定変数が負の値ならば異常と判断すると
    共に、閉止状態判定変数が0ならば判定を繰り返し、そ
    の繰り返し判定が所定値に達すれば閉止状態判定変数が
    負の値の場合と同様に異常と判断することで上記流量制
    御弁の閉止状態を判定確認する閉止状態確認手段とを備
    えたことを特徴とする油圧エレベータの制御装置。
  2. 【請求項2】 電動機によって駆動される油圧ポンプに
    より油圧ジャッキに圧油を送排出してかごを走行させる
    油圧エレベータ手段と、エレベータの運転制御時には上
    記電動機の走行パターンに上記かごが起動しない範囲で
    上記電動機を低速回転させるバイアスパターンを重畳し
    たパターンによって上記電動機を制御して油圧ポンプの
    漏れ量を補正すると共に、エレベータの停止制御時には
    上記油圧ポンプと上記油圧ジャッキとの配管途中に介在
    された流量制御弁を閉止して圧油の流れを停止させて上
    記電動機を停止させるようにした制御手段とを備えた油
    圧エレベータの制御装置において、上記かごの位置を検
    出するかご位置検出装置と、上記かごの速度を検出する
    かご速度検出手段と、エレベータの停止制御時に上記か
    ご位置検出装置及び上記かご速度検出手段からのかご位
    置及びかご速度の検出値に基づいて上記流量制御弁の閉
    止状態を判定確認し、上記流量制御弁の開状態を検出し
    た時は、最下階に高速走行させた後、上記かごの走行後
    停止時に再度上記流量制御弁の閉止状態を判定確認し、
    閉状態を判定確認したら正常運転に戻す閉止状態確認手
    段とを備えたことを特徴とする油圧エレベータの制御装
    置。
  3. 【請求項3】 電動機によって駆動される油圧ポンプに
    より油圧ジャッキに圧油を送排出してかごを走行させる
    油圧エレベータ手段と、エレベータの運転制御時には上
    記電動機の走行パターンに上記かごが起動しない範囲で
    上記電動機を低速回転させるバイアスパターンを重畳し
    たパターンによって上記電動機を制御して油圧ポンプの
    漏れ量を補正すると共に、エレベータの停止制御時には
    上記油圧ポンプと上記油圧ジャッキとの配管途中に介在
    された流量制御弁を閉止して圧油の流れを停止させて上
    記電動機を停止させるようにした制御手段とを備えた油
    圧エレベータの制御装置において、上記かごの位置を検
    出するかご位置検出装置と、上記かごの速度を検出する
    かご速度検出手段と、エレベータの停止制御時に上記か
    ご位置検出装置及び上記かご速度検出手段からのかご位
    置及びかご速度の検出値に基づいて上記流量制御弁の閉
    止状態を判定確認すると共にその判定回数をカウント
    し、上記流量制御弁の閉止状態が未判定の時は、閉止状
    態の判定を繰り返させて上記判定回数をアップカウント
    させその判定回数が所定回数経過したら正常運転に戻す
    と共に、上記流量制御弁の開状態を検出した時は、異常
    回数をカウントして最下階に高速走行させた後、上記か
    ごの走行後停止時に上記流量制御弁の閉止状態の判定を
    繰り返させて上記流量制御弁の開状態検出時に上記異常
    回数をアップカウントさせ、最下階での異常回数が所定
    回数を超えた場合に運転を休止させる閉止状態確認手段
    とを備えたことを特徴とする油圧エレベータの制御装
    置。
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