JPH07267523A - 油圧エレベーター用制御バルブ装置 - Google Patents

油圧エレベーター用制御バルブ装置

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JPH07267523A
JPH07267523A JP6258517A JP25851794A JPH07267523A JP H07267523 A JPH07267523 A JP H07267523A JP 6258517 A JP6258517 A JP 6258517A JP 25851794 A JP25851794 A JP 25851794A JP H07267523 A JPH07267523 A JP H07267523A
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check valve
pressure
valve
hydraulic
hydraulic pump
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Yang Keun Jo
クェウン ジョ ヤン
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LS Electric Co Ltd
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ERUJI SANDEN KK
LG Industrial Systems Co Ltd
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
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  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パイロット操作型メインチェックバルブが開
放用ソレノイドバルブの誤動作により強制開放されるこ
とを防止するとともに油温上昇によるパイロット操作型
メインチェックバルブの内部漏洩を防止し、油圧ポンプ
の異常回転時のキャビテーションを防止し得る油圧エレ
ベーター用制御バルブ装置。 【構成】 カー100を上昇させる油圧シリンダ104
と油圧作動油をポンピングする油圧ポンプ121間の所
定部位にチェックバルブ109が設置され、チェックバ
ルブ109の上部一側にシリンダ圧力検出手段116が
設置される。チェックバルブ109下部の一側に油圧ポ
ンプ圧力検出手段117が設置され、チェックバルブ1
09に連結された配管ラインの一側に閉鎖用ソレノイド
バルブ111が設置され、開放用ソレノイドバルブ11
0に油圧ポンプ121から発生された圧力だけでパイロ
ット圧力を加えるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベーター用制御
バルブ装置に関するもので、特に、油圧ポンプの回転数
を制御して油圧シリンダへの圧油の供給又は油圧シリン
ダから排出される油量を制御するようにした油圧エレベ
ーター用制御バルブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に使用されている油圧エレ
ベーター用制御バルブ装置の回路図を図4に示す。図4
で、符号1は乗客を乗せて運ぶカー(car)を示し、
2はメインロープ(main rope)で、その一端
は地面に固設され、他端はカー1に連結される。メイン
ロープ2は地面から一定距離を置いて油圧シリンダ4の
上部に設置されたラム(ram)4aの端部に結合され
たプーリ3を経てカー1に連結される。そして、油圧ホ
ース5の一側は油圧シリンダ4に連結設置され、油圧ホ
ース5の他側はパイロット操作型メインチェックバルブ
(pilot operating main che
ck valve)6に連結される。
【0003】一方、油圧シリンダ4とメインチェックバ
ルブ6との間には油圧シリンダ4側の圧力を検出するた
めの圧力検出手段21が設置されている。メインチェッ
クバルブ6の一端はパイロット管10に連結され、パイ
ロット管10の所定部には開放用ソレノイドバルブ8及
び閉鎖用ソリノイドバルブ9が一定距離を置いて設置さ
れ、閉鎖用ソレノイドバルブ9はその下部の一側に設置
されたオイルタンク20に連結される。メインチェック
バルブ6の下部の一側には正・逆回転油圧ポンプ17の
圧力を検出するための正・逆回転油圧ポンプ側圧力検出
手段22が設置され、油圧ポンプ側圧力検出手段22の
下部の一側には安全バルブの役割をするとともに必要な
(所定の)圧力を得るためのパイロット作動型アンロー
ドレリーフバルブ(pilot operating
unload relief valve)12が設置
され、パイロット作動型アンロードレリーフバルブ12
の上部の一側にはスロットルバルブ(throttle
valve)11が設置され、前記スロットルバルブ
11はアンロード用ソレノイドバルブ(unloadi
ng solenoid valve)14に連結され
る。又、パイロット作動型アンロードレリーフバルブ1
2の他側にはレリーフバルブ13が設置される。
【0004】レリーフバルブ13及びソレノイドバルブ
14の下部一側(オイルが流れる方向側)の所定部には
圧力油を一方向にだけ流して送り、反対方向には流して
送らないチェックバルブ15が設置される。一方、正・
逆回転油圧ポンプ17の左側には三相誘導電動機(可変
モーター)19が設置され、正・逆回転油圧ポンプ17
の下部一側にはオイル(作動油)を漉して浄化させる役
割をするオイルフィルター18が設置され、オイルフィ
ルター19の下部にはオイルを貯蔵するためのオイルタ
ンク20が設置される。三相誘導電動機19の左側一側
にはインバータ(inverter)24が設置され、
インバータ24はその上部に設置された速度制御装置2
3に連結されている。そして、速度制御装置23には油
圧シリンダ4側の圧力検出手段21から検出された圧力
信号と油圧ポンプ17側の圧力検出手段22から検出さ
れた圧力信号がそれぞれ出力信号伝達路21a,22a
を経て入力されるように連結されている。
【0005】このように構成された従来の油圧エレベー
ター用制御バルブ装置の動作を説明すると次のようであ
る。使用者によりカー1の上昇運転指令が発生される
と、シリンダ側圧力検出手段(例え、圧力検出センサ
ー)21で検出された圧力信号は出力信号伝達路21a
を通じて速度制御装置23に入力され、併せて油圧ポン
プ側圧力検出手段22で検出された圧力信号も出力信号
伝達路22aを通じて速度制御装置23に入力される。
そして、油圧シリンダ4側で測定された圧力を基準圧力
とする。このように基準圧力値が測定されると、速度制
御装置23では油圧ポンプ側圧力検出手段22の圧力信
号を帰還信号として正・逆回転油圧ポンプ17の吐出圧
力が予め測定した基準圧力値と一致するように電動機駆
動信号を発生したインバータ24に加える。インバータ
24ではこの駆動信号に当たる可変電圧可変周波数の三
相交流を発生させて三相誘導電動機19を駆動させる。
この際に、三相誘導電動機19に連結された正・逆回転
油圧ポンプ17は正回転するので正・逆回転油圧ポンプ
17の吐出圧力が増加することになる。正・逆回転油圧
ポンプ17の吐出圧力を測定する油圧ポンプ側圧力検出
手段22の測定圧力が予め測定した基準圧力と同等にな
ると、速度制御装置23ではカー1の速度指令に当たる
速度指令を発生させて三相誘導電動機19の回転速度を
制御し、三相誘導電動機19の回転速度の増加につれて
油圧ポンプ17の吐出油量も増加し、吐出された圧油は
パイロット操作型メインチェックバルブ6を押して上が
り油圧ホース5を通じて油圧シリンダ4に伝達されてカ
ー1を上昇させることになる。そして、カー1が所定停
止位置にほとんど到達すると、三相誘導電動機19の回
転速度が減少し、これに連動される正・逆回転油圧ポン
プ17の吐出油量を零(zero)とすることになる。
このような状態で、パイロット操作型メインチェックバ
ルブ6は一般的なチェックバルブの役割もするので、油
圧シリンダ4から圧油が出なくなってカー1を完全に停
止させる。
【0006】一方、使用者によりカー1の下降運転指令
が発生すると、上昇時と同様に三相誘導電動機19を正
回転駆動させて、正・逆回転油圧ポンプ17の吐出圧力
が油圧シリンダ4側の圧力と同じになると、開放用ソレ
ノイドバルブ8をオン(ON)させるとともに閉鎖用ソ
レノイドバルブ9もオン(ON)させることにより、カ
ー1の自重により常に生成されている油圧シリンダ4側
の圧力がパイロット管10を通じてパイロット操作型メ
インチェックバルブ6内の油量調節室7に圧油を伝達し
(即ち、パイロット操作型チェックバルブ6が左側に移
動する)カー1の速度指令に応じて油圧シリンダ4で正
・逆回転油圧ポンプ17に圧油が流れ、正・逆回転油圧
ポンプ17の回転速度を三相誘導電動機19により制動
させながら油圧シリンダ4から吐出される油量を制御し
てカー1を下降走行させることになる。
【0007】所定の停止位置にほとんど到着する頃に三
相誘導電動機19の回転速度を減少させて油圧シリンダ
4からの吐出油量を減らしてから、カー1が停止位置に
到達すると開放用ソレノイドバルブ8をオフ(OFF)
させてパイロット操作型メインチェックバルブ6の油量
調節室7の圧油をオイルタンク20へ排出させるととも
に閉鎖用ソレノイドバルブ9もオフさせてパイロット操
作型メインチェックバルブ6が完全にチェックバルブ機
能に転換されるようにした後、油圧エレベーターの運転
を停止させる。
【0008】一方、正・逆回転油圧ポンプ17の吐出圧
力がパイロット作動型アンロードレリーフバルブ12の
設定圧力より高くなると、正・逆回転油圧ポンプ17か
ら吐出される圧油はパイロット作動型アンロードレリー
フバルブ12を過ぎオイルタンク20側の配管16に沿
って流れてオイルタンク20に貯蔵される。又、作動油
の温度が定格使用時の温度以下となると、アンロード用
ソレノイドバルブ14がオンとなって、作動油(圧油)
をパイロット作動型アンロードレリーフバルブ12を過
ぎるようにして圧油の温度を上昇させ、チェックバルブ
15はカー1の下降時に開放用ソレノイドバルブ8に作
動信号を印加したが作動しないことにより、正・逆回転
油圧ポンプ17が逆回転する時に負圧発生によるキャビ
テーション(cavitation)が発生しないよう
にオイルタンク20から作動油が供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
油圧エレベーターはパイロット操作型メインチェックバ
ルブ6を開放する時に加わるパイロット圧力が油圧シリ
ンダ4からパイロット管11を通じて供給されるため、
仮に走行中に開放用ソレノイドバルブ8が誤動作し、続
けてオン状態となるとパイロット操作型メインチェック
バルブ6が強制開放状態になってカー1が続けて下降す
る危険がある。又、パイロット操作型メインチェックバ
ルブ6内のチェックバルブのスプール(spool)は
圧油の温度が上昇して作動油の粘度が低下すると完全な
チェックバルブの機能を発揮し得なくてカー1が停止し
ている状態でも内部漏洩が発生してカー1が下降するこ
とになる。即ち、油圧作動油の粘度変化に応じてチェッ
クバルブの機能をし得ない危険がある。
【0010】さらに、非常時に手動でカー1を下降させ
るバルブがないため、手動でカー1を下降させようとす
るとパイロット操作型メインチェックバルブ6を用いる
べきであるので危険な要因が存在することになる。従っ
て、本発明の目的はパイロット操作型メインチェックバ
ルブが開放用ソレノイドバルブの誤動作により強制開放
されることを防止するとともに油温上昇によるパイロッ
ト操作型メインチェックバルブの内部漏洩を防止し、非
常下降用手動バルブと最低圧設定レリーフバルブを付着
することによりメインロープが油圧シリンダのプーリか
ら離脱することを防止し、油圧ポンプの異常回転時のキ
ャビテーションを防止し得る油圧エレベーター用制御バ
ルブ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような本発明の目的
を達成するために、カーを上昇させる油圧シリンダと油
圧作動油をポンピングする正・逆回転油圧ポンプ間の所
定部位にメインチェックバルブが設置され、メインチェ
ックバルブの上部一側に油圧シリンダ側の圧力を検出す
るためのシリンダ側圧力検出手段が設置され、メインチ
ェックバルブの下部一側に正・逆回転油圧ポンプ側の圧
力を検出するための正・逆回転油圧ポンプ側圧力検出手
段が設置され、メインチェックバルブに連結された配管
ラインの一側にメインチェックバルブを開放させる開放
用ソレノイドバルブとメインチェックバルブを閉鎖させ
る閉鎖用ソレノイドバルブが所定間隔を置いて設置さ
れ、開放用ソレノイドバルブに正・逆回転油圧ポンプか
ら発生された圧力だけでパイロット圧力を加えるように
構成された油圧エレベーター用制御バルブ装置を提供す
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例による油圧
エレベーター用制御バルブ装置の油圧回路図である。本
発明のカー100の連結状態は冒頭の従来技術に説明し
たように、油圧シリンダ104の内部を上下方に往復運
動するラム101の上部に設置されたプーリ103を過
ぎて地面に連結されたメインロープ102に連結されて
いる。図1で、油圧シリンダ104は一方向油圧ホース
105によりマニホルドブロック(manifold
block)126に連結されているので、油圧シリン
ダ104へ圧油を供給するとカー100が上昇方向に移
動され、油圧シリンダ104内に充満された圧油を放出
すると、カー100が下降方向に移動するようになって
いる。
【0013】マニホルドブロック126の下部の所定部
位には三相誘導電動機120が設置され、三相誘導電動
機120の右側には正・逆回転可能な正・逆回転バルブ
121が設置され、正・逆回転ポンプ121の下部一側
には正・逆回転ポンプ121に供給されるオイルを浄化
させるためのオイルフィルター136が設置され、オイ
ルフィルター136の下部にはオイルを貯蔵させるオイ
ルタンク137が設置される。これより、マニホルドブ
ロック126を中心として油圧エレベーター用制御バル
ブ装置について説明する。
【0014】正・逆回転油圧ポンプ21の上部、つまり
マニホルドブロック126から配管ライン122に沿う
上部の所定部位にはメインチェックバルブ109が設置
され、メインチェックバルブ109の右側には点線で示
す配管ライン135にチェックバルブ開放用ソレノイド
バルブ110とチェックバルブ閉鎖用ソレノイドバルブ
111が順次連結され、チェックバルブ開放用ソレノイ
ドバルブ110の一側にはオリフィス115′が設置さ
れる。そして、チェックバルブ開放用ソレノイドバルブ
110及びチェックバルブ閉鎖用ソレノイドバルブ11
の下部一側にはパイロット作動型レリーフバルブ112
が設置され、パイロット作動型レリーフバルブ112の
下部一側にはアンローディングソレノイドバルブ113
が設置される。そして、アンローディングソレノイドバ
ルブ113の下部一側には配管ライン123から正・逆
回転油圧ポンプ121にオイルを供給するためのチェッ
クバルブ114が設置される。
【0015】一方、チェックバルブ114の下部、つま
りマニホルド126の下部には配管ライン123を経て
正・逆回転油圧ポンプ21にオイルを供給するためのオ
イルタンク137が設置されている(ここで、オイルタ
ンク137にはオイルフィルター136が連結された配
管ライン122と配管ライン123が相互共通に収容さ
れる)。
【0016】メインチェックバルブ109の上部の右側
には非常時に使用者の手により手動でカー100を下降
させるための非常下降用手動バルブ107が設置され、
非常下降用手動バルブ107の右側には最低圧設定用レ
リーフバルブ108が設置されており、非常下降用手動
バルブ107の左側には圧力補償のためのオリフィス1
15が設置されている。又、オリフィス115の左側
(つまり、マニホルドブロック126の外部の左側)に
はストップバルブ106′が設置され、ストップバルブ
106′の上部一側には圧力計125が設置される。こ
こで、最低圧設定用レリーフバルブ108は、カー10
0が乗降路に掛かっている場合、非常下降用手動バルブ
107の操作により油圧シリンダー104のロッド(図
示せず)が下降してメインロープを下降させることによ
りメインロープ102がプーリ103から離脱すること
を防止するためのもので、油圧シリンダ104のロード
の重量を含んだカー100の重量に当たる圧力よりやや
大きく設定してカー104の重量だけで下降させないよ
うに設置した安全バルブである。又、前記オリフィス1
15は手動下降時に低速でカー100を下降させるため
の下降速度を指定するための絞縮バルブである。
【0017】メインチェックバルブ109の上部一側
(マニホルドブロック126の上部一側)にはストップ
バルブ106が設置される。ストップバルブ106は安
全のため設置されたもので、長期間エレベーターを止め
ておく場合又はバルブの補修等のためにバルブを交替す
る時にシリンダの圧油が漏れないようにするために設置
したものである。例え、正常的場合(運転待機状態、運
転状態)にはストップバルブ106を完全に開けて置か
なければならない。
【0018】一方、メインチェックバルブ109とスト
ップバルブ106間の所定部位にはシリンダ圧力を検出
するためのシリンダ圧力検出器116が設置され、メイ
ンチェックバルブ109と正・逆回転油圧ポンプ121
間の所定部位には油圧ポンプの圧力を検出するための油
圧ポンプ圧力検出器117が設置される。符号118は
マニホルドブロック126の外部の左側に設置された速
度制御装置を示すもので、シリンダ圧力検出器116に
連結された出力信号伝達路116aと油圧ポンプ圧力検
出器117に連結された出力信号伝達路117aに連結
され、速度制御装置118はその下部に設置されたイン
バータ119に連結され、インバータ119は可変モー
ターである三相誘導電動機120に連結される。
【0019】図2A〜図2Dは図1のマニホルドブロッ
ク126の要部(マニホルドブロック126中の一点鎖
線で示す四角形部分)、つまりメインチェックバルブ1
09と開放用ソレノイドバルブ110と閉鎖用ソレノイ
ドバルブ111との連結関係を示す図面である。
【0020】先ず、図1のマニホルドブロック126の
一点鎖線で示すブロックは図2Aのメインブロック12
6′とマニホルドブロックカバー127,128とから
構成される。そして、図2A〜図2Dでは、開放用ソレ
ノイドバルブ110及び閉鎖用ソレノイドバルブ111
を理解を助けるために便宜上右側にそれぞれ示した。マ
ニホルドブロック126の内部中央の左側にはチェック
バルブ可動体109′が設置され、チェックバルブ可動
体109′の右側にはチェックバルブ可動体109′を
パイロット背圧により押すピストン131が設置され
る。ピストン131は一側にスプリング132を介在し
て設置されたピストンロッド131′に連結される。そ
して、チェックバルブ可動体109′の内壁129′の
一側とマニホルドブロックカバー127の内側との間に
スプリング129が挿設され、スプリング132により
ピストン131が弾力的に左右方に摺動可能になる。即
ち、スプリング129はチェックバルブ可動体109′
を閉じる方向に弾支され、スプリング132はピストン
131を常に復帰させる方向に弾支される。
【0021】一方、マニホルドブロック126の両端部
にマニホルドブロックカバー127,128が結合さ
れ、ピストン131の一端部にはストッパーナット13
3が結合され、一側のマニホルドブロックカバー128
にはピストン131のストッパーナット133を保護す
るための保護カバー134が固定される。ストッパーナ
ット133はパイロット背圧により前進するピストン1
31にストロック(stroke)を限定してチェック
バルブ可動体109′の開度を決定するようにする。
【0022】チェックバルブ可動体109′は、図2A
及び図3に示すように、内部の漏洩を防止するためにウ
レタンOリング130が両端が開放された円筒形の本体
130′の一側に緊密に結合されるようになる。そし
て、チェックバルブ可動体109′は一端部に複数のス
ロット109aが形成され、スロット109a間に油圧
作動油が通ることになる。本実施例において、スロット
109aは四つで示したが、これに限定されるものでは
ない。符号109bは油圧シリンダ104の流動口であ
り、符号109cは正・逆回転油圧ポンプ121の流動
口である。
【0023】以下、このように構成された本発明の油圧
エレベーター用制御バルブ装置の動作関係に関して説明
する。
【0024】−カーの上昇時− カー100の上昇運転指令が発生されると、シリンダ圧
力検出器116及び油圧ポンプ圧力検出器117が負荷
圧力及び吐出圧力をそれぞれ検出し、出力信号伝達路1
16a,117aを経て速度制御装置118へ送ること
になる。速度制御装置118からは三相誘導電動機12
0の速度指令を発生させて、直流を交流に逆変換させる
インバータ119に加えることになる。そして、インバ
ータ119では三相誘導電動機120の速度指令に当た
る可変電圧可変周波数の三相交流を発生させて三相誘導
電動機120を駆動させることになる。これに関し具体
的に説明すると、シリンダ側圧力検出器116から負荷
圧力を検出し(例え、乗客の数に応じて負荷圧力が続け
て変化するので、運転初期に常に再び測定すべきであ
る)、これを基準圧力として正・逆回転油圧ポンプ12
1の吐出圧力が基準圧力と同じになる時までは正方向に
正・逆回転油圧ポンプ121を駆動させることになる。
その後、正・逆回転油圧ポンプ121の吐出圧力が基準
圧力と同じになると、この時の三相誘導電動機120の
回転速度を基準としてカー100の速度指令に当たる速
度指令を加算して三相誘導電動機120の回転速度を制
御することになる。
【0025】三相誘導電動機120の回転速度が増加す
ると、正・逆回転油圧ポンプ121の吐出油量も増加
(つまり、正・逆回転ポンプ121の吐出圧力が油圧シ
リンダ104側の圧力と同じになる時までは正・逆回転
ポンプ121の吐出油量はない)するので、正・逆回転
油圧ポンプ121から吐出された油圧作動油は油圧ホー
ス105を通じてメインチェックバルブ109を押して
上がり、開放されたストップバルブ106を経て油圧シ
リンダ104に伝達されてラム101を上昇させること
によりカー100を上昇させることになる。即ち、カー
100の上昇時にはメインチェックバルブ109中のチ
ェックバルブ可動体109′が、図2Cに示すように、
油圧作動油により左側に押され、油圧作動油は矢印で示
すように正・逆回転油圧ポンプ121の流動口109c
から油圧シリンダ104の流動口109bに流動するこ
とになる。この際に、チェックバルブ109に配管ライ
ン135で連結された開放用ソレノイドバルブ110は
オフ状態になり、閉鎖用ソレノイドバルブ111もオフ
状態になり、ピストン131がピストンロッド131′
により右側に押された状態に維持されている。
【0026】一方、カー100が所定停止位置に到達す
ると、三相誘導電動機120の速度指令を減らして正・
逆回転油圧ポンプ121の吐出油量を減らし、これによ
りカー100の上昇速度が減ることになる。その後、カ
ー100が停止位置に到達すると、正・逆回転油圧ポン
プ121の吐出圧力は基準圧力と同じになり、正・逆回
転油圧ポンプ121の吐出油量は零となる。正・逆回転
油圧ポンプ121から吐出される油量が零となると、メ
インチェックバルブ109のチェックバルブ可動体10
9′は、図2Aに示すように、スプリング129のスプ
リング力により流動口109b,109c間の通路(図
示せず)が閉鎖され、正・逆回転ポンプ121の吐出圧
力をさらに減らすとメインチェックバルブ109が完全
に閉まることになる。即ち、通路が完全に閉鎖されて、
三相誘導電動機120の制御を止めるので上昇運転を終
結することになる。このように上昇運転が終結される
と、メインチェックバルブ109のチェックバルブ可動
体109′は図2Aのような平常時状態になり、この際
に開放用ソレノイドバルブ110はオフ状態になり、閉
鎖用ソレノイドバルブ111もやはりオフ状態となる。
【0027】−カーの下降時− カー100の下降運転指令が発生すると、上昇時と同様
に三相誘導電動機120を正回転で駆動させて、正・逆
回転油圧ポンプ121の吐出圧力が油圧シリンダ104
の圧力と同じになると、開放用ソレノイドバルブ110
及び閉鎖用ソレノイドバルブ111をオンさせることに
なる。このように開放用ソレノイドバルブ110及び閉
鎖用ソレノイドバルブ111がオンとなると、正・逆回
転油圧ポンプ21の圧力が配管ライン122を通じオリ
フィス115′とパイロット間を通じて、図2Bに示す
ように、ピストン131が左側に押され、油圧作動油は
矢印で示すように油圧シリンダ104の流動口109b
から正・逆回転油圧ポンプ121の流動口109cに流
動することになる。
【0028】前記下降運転時の動作は油圧作動油を逆方
向に流すためにメインチェックバルブ109を強制開放
させることである。これに関し具体的に説明すると、チ
ェックバルブ109からチェック機能解除時にメインチ
ェックバルブ109の両端に圧力差があればメインチェ
ックバルブ109の開放時に衝撃が発生するので、油圧
シリンダ104の圧力検出器116から負荷圧力を検出
(乗客の数に応じて負荷圧力が続けて変化するので運転
初期に常に再び測定すべきである)し、これを基準圧力
として正・逆回転油圧ポンプ12の吐出圧力がこの基準
圧力と同じになる時まで正方向に正・逆回転油圧ポンプ
121を駆動させ、正・逆回転油圧ポンプ121の吐出
圧力が基準圧力と同じになると、メインチェックバルブ
109のチェック機能を強制解除させるために開放用ソ
レノイドバルブ110をオンさせるとともに閉鎖用ソレ
ノイドバルブ111をオンさせることになる。このよう
に開放用ソレノイドバルブ110及び閉鎖用ソレノイド
バルブ111がオンとなると、油圧シリンダ104と正
・逆回転油圧ポンプ121間に油圧作動油が自在に流れ
ることになる。ここで、カー100の下降時に油圧シリ
ンダ104の圧力と正・逆回転油圧ポンプ121の圧力
を等しくしてメインチェックバルブ109を開放させよ
うとする理由は下降時の起動ショックを防止するためで
ある。
【0029】この際に、ピストン131には、図3Bに
示すように、ストッパーナット133が軸143により
相互一体に連結されているため、ピストン131の最大
ストロックを制限するのでメインチェックバルブ109
の開く孔を制限してカー100の下降速度を制限するこ
とになる。
【0030】このように開放用及び閉鎖用ソレノイドバ
ルブ110、111のオン状態下で、基準カー100の
速度指令に、所定の速度指令(負の値(negativ
evalue))を加算して三相誘導電動機120の基
準回転速度をつくり、三相誘導電動機120を基準回転
速度と一致するように制御することになる。三相誘導電
動機120の回転速度は開放用及び閉鎖用ソレノイドバ
ルブ110、111が開く直前までは正方向に回転する
が、バルブ開放指令が発生してメインチェックバルブ1
09のチェックバルブとしての機能が喪失すると、漸次
速度を減らして逆方向に回転して所定の減速地点で漸次
回転速度を減らし、所定の停止位置に到達すると再び正
方向に回転し、正・逆回転油圧ポンプ121は吐出油量
を発生しなく吐出圧力が初期の基準圧力となるように制
御することになる。このような状態で、バルブ閉鎖指令
により開放用及び閉鎖用ソレノイドバルブ110、11
1がオフされ、前記メインチェックバルブ109は再び
チェックバルブの機能をする状態に回復される。この状
態で、三相誘導電動機120の回転速度を減らすと正・
逆回転油圧ポンプ121の吐出圧力は油圧シリンダ10
4側の圧力より低くなり、油圧シリンダ104内の油圧
作動油はメインチェックバルブ109により遮断される
ためカー100が完全に停止することになる。メインチ
ェックバルブ109が完全にチェックバルブとしての機
能を有する時(油圧シリンダ104の圧力よりかなり低
い時)三相誘導電動機120の制御を止め、下降運転を
終了することになる。下降運転が終結されると、メイン
チェックバルブ109のチェックバルブ可動体109′
は図2Aのような状態になる。
【0031】−カーの非常下降時− 非常下降時の場合は、カー100が運行中に停止位置と
停止位置間に止まり乗客が閉じ込められている場合に電
源供給が中断されてその以上の運転が難しい場合であ
る。この場合、作動者(使用者)が図1に示した非常下
降用手動バルブ107を動作させると、油圧作動油が油
圧ホース105を通じオリフィス115、非常下降用手
動バルブ107、最低圧設定用レリーフバルブ108を
通じ配管ライン124、123を経てオイルタンク13
7へ排出される。従って、カー100が下降して所定層
に到達し非常下降用手動バルブ107の動作を停止させ
ると、カー100が停止することになる。
【0032】一方、非常下降用手動バルブ107は停電
時又は非常時にカー100を最も近い停止位置に下降さ
せる時に使用されるバルブであり、非常下降用手動バル
ブ107に続けて連結されている最低圧設定用レリーフ
バルブ108は、所定の最低圧設定圧力で開放されるよ
うになっている。最低圧設定用レリーフバルブ108の
最低圧がカー100の重量を考慮せず乗客の重量だけで
設定されている場合、仮にカー100が乗降路内で何か
の理由のため上下方向のいずれかにも動けない時に非常
下降用手動バルブ107を作動させると、カー100の
重量のため、図2のメインロープ102がプーリ103
から離脱する危険がある。従って、最低圧設定用手動バ
ルブ107はカー100の重量まで含んだ乗客重量によ
る圧力だけにより作動されるように設定することにより
メインロープ102がプーリ103から離脱することを
防止することができる。
【0033】正・逆回転油圧ポンプ121の吐出圧力が
パイロット作動型レリーフバルブ112の設定圧力より
高く設定されると、正・逆回転油圧ポンプ121から吐
出される圧油はパイロット作動型レリーフバルブ112
を通りタンク側配管ライン123に流れてオイルタンク
123に排出される。又、油圧作動油の温度が定格使用
温度以下となると、無負荷用アンローディングソレノイ
ドバルブ113がオンとなり、油圧作動油がパイロット
作動型レリーフバルブ112を通って油温が上昇して定
格使用温度となり、チェックバルブ114がカー100
の下降時に開放用ソレノイドバルブ110に作動信号を
印加したが作動しないことにより正・逆回転油圧ポンプ
121が逆回転する時に負圧発生によるキャビテーショ
ンが発生しないようにオイルタンク137から油圧作動
油が供給される。
【0034】非常時をより具体的に説明すると、非常時
は、図2Dに示すように、開放用ソレノイドバルブ11
0がオンとなり、閉鎖用ソレノイドバルブ111がオフ
となり、ピストン131が右側に押された状態(つまり
正・逆回転油圧ポンプ121の圧力源がない状態)とな
る。又、停電時は閉鎖用ソレノイドバルブ111が自動
にオフとなってメインチェックバルブ109が閉じるの
で、本発明の制御バルブ装置は常に安全を保障すること
になる。一方、本発明の制御バルブ装置は開放用ソレノ
イドバルブ110に意図しなかった電源が印加されて開
放用ソレノイドバルブ110がオンとなる場合にも、正
・逆回転油圧ポンプ121で圧力が生じないとパイロッ
ト圧力も生じないので、メインチェックバルブ109は
絶対に開かなくなるのでカー100が落下することは発
生しなくなる。
【0035】以上説明したように、本発明の制御バルブ
装置は、正・逆回転油圧ポンプから発生した圧力だけで
開放用ソレノイドバルブにパイロット圧力を加えること
ができるので、メインチェックバルブ周囲に設置された
開放用及び閉鎖用ソレノイドバルブが誤動作してもカー
が落下する危険を防止することができ、メインチェック
バルブとマニホルドブロックが接触する部位に軟性のウ
レタンOリングを設置して、一般のチェックバルブの金
属接触による油圧作動油の内部漏洩を防止することがで
きるため、油温が高い状態でカーが停止していてもウレ
タンOリングはメインチェックバルブとマニホルドブロ
ックの完全な密封役割をするのでカーの下降は起こらな
い。又、本発明の制御バルブ装置は非常下降用手動バル
ブと最低圧設定用レリーフバルブを設置して、電源がオ
フされてカー内の乗客を救出しようとする時に非常下降
用手動バルブを押しながらカーを下降させるが、仮に乗
降路内でカーが動けない状態である場合に非常下降用手
動バルブを押すと、カーの重量を除いた残り重量が油圧
シリンダに加わり、この時の圧力が最低圧設定用レリー
フバルブの設定圧力より低くなる時はその以上の下降が
行われないようにするとともにメインロープが離脱され
ることを防止することができるので安全を最大限保障す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す油圧エレベーター用制
御バルブ装置の油圧回路図である。
【図2】Aはエレベーターの停止時の制御バルブ装置の
要部であるチェックバルブとソレノイドバルブの連結関
係を示す断面図である。Bは下降運転時の制御バルブ装
置の要部であるチェックバルブとソレノイドバルブの連
結関係を示す断面図である。Cは上昇運転時の制御バル
ブ装置の要部であるチェックバルブとソレノイドバルブ
の連結関係を示す断面図である。Dは停止に開放用ソレ
ノイドバルブが動作される時の制御バルブ装置の要部で
あるチェックバルブとソレノイドバルブの連結関係を示
す断面図である。
【図3】本発明のチェックバルブの概略斜視図である。
【図4】従来の油圧エレベーター用制御バルブ装置の油
圧回路図である。
【符号の説明】
1,100 カー 4,104 油圧シリンダ 5,105 油圧ホース 6 パイロット操作型メインチェックバルブ 17 正・逆回転油圧ポンプ 19 三相誘導電動機 23 速度制御装置 24 インバータ 107 非常下降用手動バルブ 108 最低圧力設定レリーフバルブ 109 メインチェックバルブ 109a 溝 110 開放用ソレノイドバルブ 111 閉鎖用ソレノイドバルブ 113 アンローディングソレノイドバルブ 114 チェックバルブ 115 オリフィス 116 シリンダ圧力検出器 117 油圧ポンプ圧力検出器 118 速度制御装置 120 三相誘導電動機 121 正・逆回転油圧ポンプ 126 マニホルド 129,132 スプリング 130 ウレタンOリング 131 ピストン 133 ストッパーナット 134 保護カバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプの回転数の制御により油圧シ
    リンダから排出する油量を制御して前記油圧シリンダか
    ら直接的又は間接的にカーを上昇又は下降させる油圧エ
    レベーターにおいて、 カーを上昇させる油圧シリンダと油圧作動油をポンピン
    グする正・逆回転油圧ポンプ間の所定部位にメインチェ
    ックバルブが設置され、前記メインチェックバルブの上
    部一側に前記油圧シリンダの圧力を検出するためのシリ
    ンダ圧力検出手段が設置され、前記メインチェックバル
    ブの下部一側に前記正・逆回転油圧ポンプの圧力を検出
    するための正・逆回転油圧ポンプ圧力検出手段が設置さ
    れ、前記メインチェックバルブに連結された配管ライン
    の一側に前記メインチェックバルブを開放させる開放用
    ソレノイドバルブと前記メインチェックバルブを閉鎖さ
    せる閉鎖用ソレノイドバルブが所定間隔を置いて設置さ
    れ、前記開放用ソレノイドバルブに前記正・逆回転油圧
    ポンプから発生された圧力だけでパイロット圧力を加え
    るように構成されることを特徴とする油圧エレベーター
    用制御バルブ装置。
  2. 【請求項2】 前記メインチェックバルブはマニホルド
    ブロックの内部の一側に設置されたチェックバルブ可動
    体と、前記チェックバルブ可動体の内部の一側と左側に
    設置されたマニホルドブロックカバーの内部一側に支持
    されたスプリングと、前記チェックバルブ可動体の右側
    に設置されたピストンと、一側は前記チェックバルブ可
    動体に結合され、他側は前記スプリングを介在してピス
    トンに結合されたピストンロッドと、前記ピストンの一
    端部に螺合されたストッパーナットと、左側に設置され
    た前記マニホルドブロックカバーの一側に固設されて前
    記ピストンの前記ストッパーナットを保護するための保
    護カバーとから構成されることを特徴とする請求項1記
    載の油圧エレベーター用制御バルブ装置。
  3. 【請求項3】 前記メインチェックバルブのチェックバ
    ルブ可動体はその外周面の一側に前記マニホルドブロッ
    クとの密封を維持するためにウレタンOリングが結合さ
    れることを特徴とする請求項2記載の油圧エレベーター
    用制御バルブ装置。
  4. 【請求項4】 前記メインチェックバルブのチェックバ
    ルブ可動体の端部には複数の溝が形成され、前記溝の間
    に油圧作動油が流れるように構成されることを特徴とす
    る請求項2記載の油圧エレベーター用制御バルブ装置。
  5. 【請求項5】 前記メインチェックバルブのピストン
    に、ストロークを限定して前記チェックバルブ可動体の
    開度を決定するストッパーナットが螺合されることを特
    徴とする請求項2記載の油圧エレベーター用制御バルブ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記開放用ソレノイドバルブの下部一側
    に圧力補償のためのオリフィスが設置されたことを特徴
    とする請求項1記載の油圧エレベーター用制御バルブ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記メインチェックバルブは下降運転時
    に前記正・逆回転油圧ポンプの吐出圧力が基準圧力と同
    じになると前記メインチェックバルブのチェック機能を
    強制解除するために前記開放用及び閉鎖用ソレノイドバ
    ルブをそれぞれオンさせることを特徴とする請求項1の
    記載の油圧エレベーター用制御バルブ装置。
  8. 【請求項8】 油圧ポンプの回転数の制御により油圧シ
    リンダから排出する油量を制御して前記油圧シリンダが
    直接的又は間接的にカーを上昇又は下降させる油圧エレ
    ベーターにおいて、 カーの非常下降時のためにマニホルドブロックの上部一
    側に設置されたオリフィスと、前記オリフィスの左側に
    設置されて前記カーを近接位置に下降させるための非常
    下降用ソレノイドバルブと、前記非常下降用ソレノイド
    バルブの左側に設置され、前記非常下降用ソレノイドバ
    ルブが前記カーを含む重量による圧力により作動される
    ように圧力を設定する最低圧設定用レリーフバルブとが
    順次動作され、 正・逆回転油圧ポンプの吐出圧力がパイロット作動型レ
    リーフバルブの設定圧力より高くなると、正・逆回転油
    圧ポンプから吐出される圧油は前記パイロット作動型レ
    リーフバルブを通り油圧タンク側配管ラインを経てオイ
    ルタンクに排出するように構成されることを特徴とする
    油圧エレベーター用制御バルブ装置。
  9. 【請求項9】 前記パイロット作動型レリーフバルブの
    下部一側には油圧作動油の温度が定格使用温度以下とな
    ると動作される無負荷用アンローディングソレノイドバ
    ルブが設置されることを特徴とする請求項8記載の油圧
    エレベーター用制御バルブ装置。
  10. 【請求項10】 前記パイロット作動型レリーフバルブ
    の下部には、二つの配管に連通され、前記正・逆回転油
    圧ポンプが逆回転される時に負圧発生によるキャビテー
    ションを防止するためのチェックバルブが設置されるこ
    とを特徴とする請求項8記載の油圧エレベーター用制御
    バルブ装置。
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