JP3175418B2 - 油圧エレベーターの制御装置 - Google Patents

油圧エレベーターの制御装置

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JP3175418B2
JP3175418B2 JP20393893A JP20393893A JP3175418B2 JP 3175418 B2 JP3175418 B2 JP 3175418B2 JP 20393893 A JP20393893 A JP 20393893A JP 20393893 A JP20393893 A JP 20393893A JP 3175418 B2 JP3175418 B2 JP 3175418B2
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B9/04Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated pneumatically or hydraulically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/26Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration mechanical

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧ポンプの回転速
度を変化させて油圧エレベーターを制御する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば実開昭57−144971
号公報に記載された従来の油圧エレベーターの制御装置
を示す油圧回路図である。図において、(1)は油圧ジャ
ッキ、(2)は油圧ジャッキ(1)に支持されたかご、(3)は
可逆回転可能な油圧ポンプ、(4)は油圧ポンプ(3)を駆動
する電動機、(5)は主室(5a)と、弁体(5b)を介して主室
(5a)と隔離された背室(5c)とを有する開閉弁である。
【0003】(6)は油圧ポンプ(3)と開閉弁(5)の主室(5
a)とを接続する第1回路(6a)と、開閉弁(5)の主室(5a)
と油圧ジャッキ(1)とを接続する第2回路(6b)とからな
る第1主回路、(7)は油槽(8)内に設けられ、油圧ポンプ
(3)に接続されたフィルタ、(9)は油圧ジャッキ(1)と開
閉弁(5)の背室(5c)とを接続する圧油流入回路(9a)と、
開閉弁(5)の背室(5c)と油槽(8)とを接続する圧油排出回
路(9b)とからなるパイロット回路、(10)は圧油流入回路
(9a)に挿入された常時開形の電磁弁、(11)は圧油排出回
路(9b)に挿入された常時閉形の電磁弁である。
【0004】(12)は圧油流入回路(9a)に設けられた可変
絞り弁、(13)は圧油排出回路(9b)に設けられた可変絞り
弁、(14)は電磁弁(10)(11)及び電動機(4)を制御する制
御装置、(15)は下降運転の減速走行中に、開閉弁(5)の
全開と全閉の間の所定開度に弁体(5b)を保持するための
開度調整絞りで、(15a)は外部へ開口する可変絞り(15b)
の開度を調整する調整ねじ、(15c)は弁体(5b)に固着さ
れ、可変絞り(15b)の間で可変絞り(15b)の開度を形成す
るスリーブである。
【0005】(16)は開閉弁(5)の可変絞り(15b)と油槽
(8)とを接続する圧油排出回路、(17)は圧油排出回路(1
6)に挿入された常時閉形の電磁弁、(18)は圧油排出回路
(16)に設けられた可変絞り弁である。
【0006】従来の油圧エレベーターの制御装置は上記
のように構成され、次のように動作する。まず、上昇運
転指令が出ると、制御装置(14)により電動機(4)が運転
される。その後、電磁弁(10)が付勢されて圧油流入回路
(9a)が閉路し、その後、電磁弁(11)が付勢されて圧油排
出回路(9b)が開路する。これにより、開閉弁(5)の背室
(5c)の圧油が油槽(8)へ排出されて、弁体(5b)は図の上
方へ移動して開閉弁(5)は開口する。
【0007】開閉弁(5)が開口すると、油圧ポンプ(3)か
ら吐出された圧油は、第1回路(6a)→開閉弁(5)→第2
回路(6b)を通って油圧ジャッキ(1)へ流入するので、か
ご(2)は上昇する。その後、制御装置(14)によって電動
機(4)の回転速度が制御され、所定の運転パターンに従
ってかご(2)の上昇速度が制御される。
【0008】かご(2)が所定の階床に到着すると、かご
(2)は停止する。そして、制御装置(14)により開閉弁(5)
の閉止指令が出ると、電磁弁(11)が消勢され、圧油排出
回路(9b)が閉路し、電磁弁(10)が消勢され、圧油流入回
路(9a)が開路する。これで、弁体(5b)は図の下方へ移動
し、開閉弁(5)は全閉する。
【0009】次に、下降運転指令が出ると、制御装置(1
4)により電磁弁(10)が付勢され、圧油流入回路(9a)が閉
路し、その後電磁弁(11)が付勢され、圧油排出回路(9b)
が開路する。これで、開閉弁(5)の背室(5c)の圧油が油
槽(8)へ排出されて、弁体(5b)は図の上方へ移動して開
閉弁(5)は開口する。
【0010】開閉弁(5)が開口すると、油圧ジャッキ(1)
内の圧油は、かご(2)の自重により圧出されて、油圧ジ
ャッキ(1)→第2回路(6b)→開閉弁(5)→第1回路(6a)→
油圧ポンプ(3)→フィルタ(7)を経て、油槽(8)へ排出さ
れる。この後、制御装置(14)によって電動機(4)で駆動
される油圧ポンプ(3)が油圧ジャッキ(1)内の圧油を排出
するので、かご(2)は下降する。かご(2)の自重により発
生する油圧ジャッキ(1)内の圧力と、油圧ジャッキ(1)か
ら排出される流量で、油圧ポンプ(3)を駆動するため、
電動機(4)は発電制動運転される。
【0011】したがって、制御装置(14)によって、電動
機(4)の回転速度を制御することにより、所定の運転パ
ターンに従ってかご(2)の下降速度が制御される。かご
(2)が所定の階床に到着すると、かご(2)は停止する。そ
して、制御装置(14)により開閉弁(5)の閉止指令が出る
と、電磁弁(11)が消勢され、圧油排出回路(9b)が閉路
し、電磁弁(10)が消勢され、圧油流入回路(9a)が開路す
る。これで、弁体(5b)は図の下方へ移動し、開閉弁(5)
は全閉する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧エレベーターの制御装置では、上昇及び下降運転中開
閉弁(5)は開口しているため、運転中に電源が遮断され
て電動機(4)が停止すると、開閉弁(5)が全閉になるま
で、油圧ジャッキ(1)から開閉弁(5)を通過して油槽(8)
へ圧油が流出する。このため、かご(2)は下降する。こ
のかご(2)の下降速度を抑制するために、開閉弁(5)の開
度を小さく固定する必要がある。
【0013】このため、上昇走行する際に油圧ポンプ
(3)から吐出される圧油が開閉弁(5)を通過するときの圧
力損失が大きくなり、油圧ポンプ(3)の吐出圧力を大き
くしなければならず、これに伴って電動機(4)の出力を
大きくしなければならなくなり、消費電力量が増大する
という問題点がある。
【0014】また、油圧エレベーターでは、据付けや保
守作業時に、かご(2)を任意の位置から任意の位置へ低
速の下降走行で移動させることがある。この際、開閉弁
(5)を開いて、電動機(4)を回生制動して油圧ポンプ(3)
の回転速度を変化させ、油圧ジャッキ(1)内の圧油の排
出流量を制御することがある。この場合、電源が遮断さ
れたときに、電動機(4)の回生制動が無効となるため、
開閉弁(5)が閉止を開始するまでの間、かご(2)は増速下
降し、この後、開閉弁(5)が全閉することにより停止す
る。
【0015】このため、電源が遮断されたときに、かご
(2)が停止するまでの下降走行距離が長くなり、危険で
あるという問題点がある。
【0016】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、上昇運転時の開閉弁の圧力損失を小さく
し、下降運転時電源が遮断されても、かごをわずかな距
離で停止できるようにした油圧エレベーターの制御装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る油圧エレベーターの制御装置は、油圧ジャッキと油
圧ポンプの間に設けられ、かごの下降時開口し、停止時
閉止する第1開閉弁と、かごの上昇時圧油の流量に対応
した開度で油圧ポンプと油圧ジャッキ間を連通する弁体
及びかごの低速下降時上記弁体と係合して動作するピス
トンを持つ第2開閉弁と、かごの低速下降時圧油の流量
に対応した開度で第2開閉弁の油圧ポンプ側と油槽間を
連通する弁体を持つ第3開閉弁とを備えたものである。
【0018】また、第の発明に係る油圧エレベーター
の制御装置は、第1の発明の第1開閉弁と、かごの上昇
時及び下降時油圧ポンプと油圧ジャッキ間を連通し、か
ごの停止時閉止する第2開閉弁と、かごの低速下降時第
2開閉弁の油圧ポンプ側と油槽間を連通する第3開閉弁
と、かごの低速下降時第3開閉弁の背室を油槽に接続す
る電磁弁とを備えたものである。
【0019】また、第の発明に係る油圧エレベーター
の制御装置は、第1の発明の第1開閉弁と、第2及び第
3開閉弁と、油圧ポンプと第2及び第3開閉弁との間に
設けられ、油圧ポンプから第2及び第3開閉弁の方へだ
け圧油の流通を許可する逆止弁とを備えたものである。
【0020】また、第の発明に係る油圧エレベーター
の制御装置は、第1の発明の第1開閉弁と、第2及び第
3開閉弁と、かごの低速下降時第2開閉弁の背室を油槽
に接続する電磁弁とを備えたものである。
【0021】また、第の発明に係る油圧エレベーター
の制御装置は、かごの上昇時及び下降時油圧ポンプと油
圧ジャッキ間を連通し、かごの停止時閉止する第2開閉
弁と、かごの下降時第2開閉弁の油圧ポンプ側と油槽間
を連通する第3開閉弁と、下降開始指令が入力されると
第2開閉弁の背室を油槽に接続する第2電磁弁と、下降
開始指令が入力されると第3開閉弁の背室を油槽に接続
する第3電磁弁と、かごの下降時第3電磁弁に上記下降
開始指令を与え、所定時間後第2電磁弁に下降指令を与
える制御装置とを備えたものである。
【0022】また、第の発明に係る油圧エレベーター
の制御装置は、かごの上昇時及び下降時油圧ポンプと油
圧ジャッキ間を連通し、かごの停止時閉止する第2開閉
弁と、かごの下降時第2開閉弁の油圧ポンプ側と油槽間
を連通する第3開閉弁と、下降停止指令が入力されると
第2開閉弁の背室を油槽に接続する第2電磁弁と、下降
停止指令が入力されると第3開閉弁の背室を油槽に接続
する第3電磁弁と、かごの下降時第2電磁弁に下降停止
指令を与え、所定時間後第3電磁弁に下降停止指令を与
える制御装置とを備えたものである。
【0023】
【作用】この発明の第1の発明においては、かごの下降
時第1開閉弁を開口し、上昇時第2開閉弁を開口させ、
第2開閉弁を、かごの上昇時圧油の流量に対応した開度
になる弁体と、低速下降時弁体と係合して動作するピス
トンにより構成し、第3開閉弁を、かごの低速下降時圧
油の流量に対応した開度で第2開閉弁の油圧ポンプ側と
油槽間を連通するように構成し、第2の発明において
は、かごの低速下降時第3開閉弁の背室を油槽に接続
し、第4の発明においては、同じく第2開閉弁 の背室を
油槽に接続するようにしたため、第1開閉弁は下降専用
となり、上昇時に油圧ポンプから吐出される圧油が第1
開閉弁を通過することはなく、かごの上昇走行中電源が
遮断されても、第2開閉弁は流量に応じて速やかに閉止
し、かごの低速下降時、第2及び第3開閉弁を介して
圧ジャッキから油槽への流路を開く。
【0024】また、第の発明においては、油圧ポンプ
と第2及び第3開閉弁との間に逆止弁を設けたため、低
速下降時油圧ジャッキからの圧油は、油圧ポンプへ流入
せず、すべて第3開閉弁を通過して油槽へ流出する
【0025】た、第の発明においては、かごの下降
開始指令が入力されると、第3開閉弁の背室を油槽に接
続する第3電磁弁を動作させ、所定時間後に第2開閉弁
の背室を油槽に接続する第2電磁弁を動作させるように
したため、低速下降時の圧油の流量は第2開閉弁の開口
面積に依存する。
【0026】また、第の発明においては、かごの下降
停止指令が入力されると、第2開閉弁の背室を油槽に接
続する第2電磁弁の動作を停止させ、所定時間後に第3
開閉弁の背室を油槽に接続する第3電磁弁の動作を停止
させるようにしたため、低速下降時の圧油の流量は、第
2開閉弁の開口面積に依存する。
【0027】
【実施例】図1及び図2はこの発明の第1〜第8の発明
の一実施例を示す図で、図1は油圧回路図、図2は第2
及び第3開閉弁の動作説明図であり、従来装置と同様の
部分は同一符号で示す。
【0028】図1において、(21)は第2開閉弁で、主室
(21a)、弁体(21b)、背室(21c)、圧縮ばね(21d)、ピスト
ン(21e)及び背室(21f)を有し、ピストン(21e)が図の上
方へ移動すると弁体(21b)と係合するようになってお
り、圧縮ばね(21d)はピストン(21e)と弁体(21b)の間に
設けられ、両者(21d)(21e)を互いに押圧している。(21
g)はピストン(21e)の下降位置を規制するストッパであ
る。
【0029】(22)は油圧ポンプ(3)と第2開閉弁(21)と
油圧ジャッキ(1)を順に接続する第2主回路で、油圧ポ
ンプ(3)と第2開閉弁(21)の主室(21a)を接続する第1回
路(22a)と、第2開閉弁(21)の主室(21a)と第1開閉弁
(5)の主室(5a)を接続する第2回路(22b)からなってい
る。(23)は第1回路(22a)に挿入され油圧ポンプ(3)から
第2開閉弁(21)の方へだけ圧油の流通を許可する逆止弁
である。
【0030】(24)は油圧ジャッキ(1)に接続されたパイ
ロット回路で、パイロット回路(24)と第2開閉弁(21)の
背室(21f)を接続するパイロット回路(24a)、及びパイロ
ット回路(24)と第3主回路(30)(後述)を接続するパイ
ロット回路(24b)を有している。(26)はパイロット回路
(24)に設けられた可変絞り弁、(27)はパイロット回路(2
4b)に挿入された常時閉形の電磁弁、(28)はパイロット
回路(24b)に設けられた可変絞り弁である。
【0031】(29)は第3開閉弁で、主室(29a)、弁体(29
b)、背室(29c)及び圧縮ばね(29d)を有し、圧縮ばね(29
d)は弁体(29b)を常に閉止する方向へ押圧している。(3
0)は油圧ポンプ(3)と第3開閉弁(29)と油槽(8)を順に接
続した第3主回路で、第2主回路の第1回路(22a)と第
3開閉弁(29)を接続する第1回路(30a)と第3開閉弁(2
9)の主室(29a)と油槽(8)を接続する第2回路(30b)から
なっている。
【0032】(31)は第1回路(30a)と第3開閉弁(29)の
背室(29c)を接続するパイロット回路、(32)はパイロッ
ト回路(31)に設けられた可変絞り弁、(33)は第3開閉弁
(29)の背室(29c)と油槽(8)を接続するパイロット回路、
(34)はパイロット回路(33)に挿入された常時閉形の電磁
弁である。
【0033】次に、この実施例の動作を説明する。 1.上昇運転 上昇運転指令が出ると、制御装置(14)により電動機(4)
が起動し、その回転速度が制御される。これで、油圧ポ
ンプ(3)が駆動されて第2主回路の第1回路(22a)の油圧
が上昇する。そして、第2主回路の第1回路(22a)の圧
力が、第2回路(22b)の圧力と圧縮ばね(21d)の力に打ち
勝ったとき、弁体(21b)が移動して第2開閉弁(21)が開
口し、圧油は第2回路(22b)から第1開閉弁(5)の主室(5
a)及び第1主回路の第2回路(6b)を介して油圧ジャッキ
(1)に流入する。
【0034】これで、かご(2)は上昇を開始し、電動機
(4)の回転速度の増加に従ってかご(2)は加速走行して行
き、第2開閉弁(21)の主室(21a)を通過する流量に伴っ
て弁体(21b)の開度が大きくなっていく。かご(2)の速度
が定格速度になると、電動機(4)の回転速度は一定とな
り、油圧ポンプ(3)から吐出される流量も一定となる。
このとき、電磁弁(27)は消勢されており、パイロット回
路(24b)は閉路している。このため、油圧ジャッキ(1)の
油圧がパイロット回路(24a)を通じて背室(21f)に与えら
れているので、ピストン(21e)はストッパ(21g)に押圧さ
れている。
【0035】また、かご(2)が上昇運転して停止予定階
の所定距離手前で減速指令が出ると、電動機(4)の回転
速度が減少し、これに従ってかご(2)は減速走行し、主
室(21a)を通過する流量に伴って弁体(21b)の開度が小さ
くなっていき、かご(2)が停止予定階の着床位置に到着
すると、弁体(21b)が全閉した後、電動機(4)は運転を停
止する。
【0036】2.下降運転 下降運転指令が出ると、制御装置(14)により電動機(4)
の回転速度が制御されて運転される。これで、油圧ポン
プ(3)が駆動されて第1主回路の第1回路(6a)の圧力が
上昇する。この圧力が第1主回路の第2回路(6b)の圧力
とほぼ同圧になったことが、検出装置(図示しない)に
よって検出されると、制御装置(14)により電磁弁(11)が
付勢され、圧油排出回路(9b)が開路する。
【0037】これで、第1開閉弁(5)の背室(5c)の圧油
が油槽(8)へ排出され、弁体(5b)が移動して第1開閉弁
(5)が開口する。第1開閉弁(5)が開口を開始すると、油
圧ジャッキ(1)内の圧油は、かご(2)の自重により圧出さ
れて、油圧ジャッキ(1)→第1開閉弁(5)→油圧ポンプ
(3)→フィルタ(7)を経て油槽(8)へ排出される。このと
き、制御装置(14)により電動機(4)で駆動される油圧ポ
ンプ(3)が油圧ジャッキ(1)内の圧油を排出する。
【0038】かご(2)の自重により発生する油圧ジャッ
キ(1)内の圧力と、油圧ジャッキ(1)から排出される流量
で油圧ポンプ(3)を駆動するため、電動機(4)は発電制動
運転される。したがって、制御装置(14)によって電動機
(4)の回転速度を制御することにより、所定の運転パタ
ーンに従ってかご(2)は下降運転する。
【0039】かご(2)に下降運転の加速走行指令が出る
と、制御装置(14)により電磁弁(11)が付勢され、圧油排
出回路(9b)が開路する。これにより、加速走行時に速度
が上昇するのに伴い、可変絞り弁(13)の開度を変化させ
ることにより、第1開閉弁(5)の開度を徐々に増加させ
るようにすれば、第1開閉弁(5)が全閉から全開になる
までの時間を調整することができる。
【0040】また、下降運転で減速走行して停止予定階
の所定距離手前で、制御装置(14)から第1開閉弁(5)の
閉止指令が出ると、電磁弁(11)が消勢され、圧油排出回
路(9b)が閉路する。同時に、電磁弁(17)が付勢される。
このとき、開度調整絞り(15)の可変絞り(15b)が全閉の
ため、圧油排出回路(16)は連通していない。
【0041】これで、減速走行時に速度が減少するのに
伴い、第1開閉弁(5)の開度を徐々に減少させるよう
に、可変絞り弁(12)の開度を変化させれば、第1開閉弁
(5)が閉じる時間を調整することができる。第1開閉弁
(5)の開度が徐々に減少するのに伴い、開度調整絞り(1
5)のスリーブ(15c)が追従して移動し、可変絞り(15b)が
徐々に開き、圧油排出回路(16)は開路する。圧油流入回
路(9a)からの圧油の流入量が、圧油排出回路(16)からの
圧油の排出量と一致するような可変絞り(15b)の開度に
なったとき、第1開閉弁(5)は部分開度で停止する。
【0042】その後、電磁弁(17)が消勢されることによ
り、圧油排出回路(16)が閉路して圧油の排出がなくなる
ため、圧油流入回路(9a)からの圧油が第1開閉弁(5)の
背室(5c)に流入し、第1開閉弁(5)は徐々に閉止した後
全閉する。
【0043】3.低速下降運転 低速下降運転指令が出ると(据付け、保守作業時な
ど)、制御装置(14)により第3開閉弁(29)を制御する電
磁弁(34)が付勢される。これで、パイロット回路(33)が
開路し、第3開閉弁(29)の背室(29c)から油槽(8)へ圧油
が排出される。第3開閉弁(29)の弁体(29b)は圧縮ばね
(29d)で押圧されているので、電磁弁(34)が付勢された
だけでは、第3開閉弁(29)は開口しない。
【0044】図2に示すように、時刻tで電磁弁(34)
が付勢されたとすると、この電磁弁(34)の通路が完全に
開口する時間T後の時刻tに、第2開閉弁(21)を制
御する電磁弁(27)が付勢される。これで、パイロット回
路(24a)(24b)が開路し、第2開閉弁(21)の背室(21c)か
ら第3主回路(30)へ圧油が排出される。この圧油の排出
により、ピストン(21e)がストッパ(21g)から離れて移動
するため、ピストン(21e)と弁体(21b)とは係合し、両者
一体となって移動する。
【0045】これで、油圧ジャッキ(1)の圧油は、油圧
ジャッキ(1)→第1開閉弁(5)→第2主回路の第1回路(2
2b)→第2開閉弁(21)→第3主回路の第1回路(30a)→第
3開閉弁(29)と排出される。これにより、第3開閉弁(2
9)の弁体(29b)は圧力に押され、圧縮ばね(29d)の力に打
ち勝って移動し、第3開閉弁(29)は開口し、圧油は第3
主回路の第2回路(30b)から油槽(8)へ排出される。
【0046】このとき第3開閉弁(29)の開口面積は、通
過する流量に対応している。したがって、加速時間の調
整は、絞り弁(28)の開口面積の調整により可能となる。
第2開閉弁(21)が徐々に開口することにより、油圧ジャ
ッキ(1)から第2開閉弁(21)を通って第3主回路(30)へ
流れる流量が増加し、かご(2)は加速走行する。
【0047】次に、時刻tで低速下降停止指令が出る
と、電磁弁(27)が消勢され、第2開閉弁(21)の背室(21
c)から第3主回路(30)への圧油の排出が停止される。こ
のため、油圧ジャッキ(1)からパイロット回路(24a)を通
して背室(21c)へ圧油が流入するため、ピストン(21e)と
弁体(21b)は一体となって移動し、第2主回路(22)の通
路を遮断する方向へ徐々に閉止していく。このため、油
圧ジャッキ(1)から第2開閉弁(21)を通って第3主回路
(30)へ流れる流量が減少し、かご(2)は減速走行する。
停止時間の調整は、絞り弁(26)の開口面積の調整により
可能となる。
【0048】第3開閉弁(29)の開口面積は、通過する流
量に対応しているが、かご(2)が時刻tで停止して、
油圧ジャッキ(1)から第3主回路(30)へ流れる流量がな
くなっても、全閉するまでに若干の遅れ時間Tがあ
る。このため、第3開閉弁(29)が全閉になるまでの時間
だけ、例えば電磁弁(27)が消勢された時刻tから時間
後に電磁弁(34)が消勢される。弁体(29b)を常時閉
止する方向へ押圧している圧縮ばね(29d)の力により、
背室(29c)にはパイロット回路(33)を通して油槽(8)から
流入する油と、パイロット回路(31)を通して流入する油
の両方があるため、第2開閉弁(21)が全閉してから第3
開閉弁(29)が全閉するまでの時間Tを短縮することが
できる。
【0049】図2に示すように、電磁弁(34)の通路が完
全に開口する時間T後に、電磁弁(27)を付勢するよう
に時間差を設けることにより、第2開閉弁(21)が開口し
たのに対し、電磁弁(34)の開口が電気的又は機械的要因
によって遅れたとしても、第2開閉弁(21)の開口面積に
依存した低速走行の加速運転制御が可能となる。仮に、
第2開閉弁(21)が先に開口し、第3開閉弁(29)が後から
開口した場合を想定すると、かご(2)の加速走行が第3
開閉弁(29)の開口に従ってしまい、絞り弁(28)の開度で
の制御ができなくなる。
【0050】また、上述のように、電磁弁(27)が消勢さ
れてから時間T後に、電磁弁(34)を消勢することによ
り、第2開閉弁(21)の開口面積に依存した低速走行の加
速運転制御が可能となる。仮に、第3開閉弁(29)が先に
閉止した場合を想定すると、第2開閉弁(21)の周囲の圧
力、つまり、背室(21f)と主室(21a)と第2主回路の第1
回路(22a)の圧力が、すべて同一になるため、第2開閉
弁(21)が閉止できず、開口したままの状態で停止してし
まう。
【0051】この状態から次に低速下降運転をすると、
第3開閉弁(29)が開口した途端に、圧油の流通が生じて
かご(2)が下降するため、乗心地が悪いものとなる。
【0052】また、低速下降運転時、油圧ジャッキ(1)
から第2開閉弁(21)を通って第3主回路(30)へ流れる圧
油は、逆止弁(23)のため油圧ポンプ(3)へ流入せず、す
べて第3開閉弁(29)を通過して油槽(8)へ流出する。も
し、油圧ポンプ(3)へ流入したとすると、その流量は油
圧ポンプ(3)の機械損失のばらつき、圧油の粘度圧力等
によって変化することになる。逆止弁(23)はこれを防止
するもので、油圧ポンプ(3)の影響で低速下降運転時の
速度変化をなくすようにするものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1の発
明では、かごの下降時第1開閉弁を開口し、上昇時第2
開閉弁を開口させ、第2開閉弁を、かごの上昇時圧油の
流量に対応した開度になる弁体と、低速下降時弁体と係
合して動作するピストンにより構成し、第3開閉弁を、
かごの低速下降時圧油の流量に対応した開度で、第2開
閉弁の油圧ポンプ側と油槽間を連通するように構成し、
の発明では、かごの低速下降時第3開閉弁の背室を
油槽に接続し、第の発明では、同じく第2開閉弁の背
室を油槽に接続するようにしたので、第1開閉弁は下降
専用となり、上昇時に油圧ポンプから吐出される圧油が
第1開閉弁を通過することはなく、電源が遮断した場合
にかごが下降する速度を制限するための第1開閉弁の全
開の開度を、圧力損失を伴うことなく、小さくすること
ができるとともに、かごの上昇走行中電源が遮断されて
も、第2開閉弁は流量に応じて速やかに閉止し、かごを
わずかな距離で停止させることができ、そして、かごの
低速下降時に第2及び第3開閉弁を介して油圧ジャッキ
から油槽への流路を形成するようにしたので、かごの
速下降時かごは自重で下降し、電源が遮断されても、か
ごは増速することなく、第2及び第3開閉弁は流量に応
じて速やかに閉止し、かごをわずかな距離で停止させる
ことができる効果がある。
【0054】また、第の発明では、油圧ポンプと第2
及び第3開閉弁との間に逆止弁を設けたので、低速下降
時油圧ジャッキからの圧油は、油圧ポンプへ流入せず、
すべて第3開閉弁を通過して油槽へ流出し、油圧ポンプ
の機械損失のばらつき、圧油の粘度圧力等の影響を受け
ず、低速下降時の速度変化を防止できる効果がある
【0055】た、第の発明では、かごの下降開始指
令が入力されると、第3開閉弁の背室を油槽に接続する
第3電磁弁を動作させ、所定時間後に第2開閉弁の背室
を油槽に接続する第2電磁弁を動作させるようにしたの
で、第3電磁弁の動作が遅れても、低速下降時の圧油の
流量は第2開閉弁の開口面積に依存し、低速下降時の加
速運転を精度高く制御できる効果がある。
【0056】また、第の発明では、かごの下降停止指
令が入力されると、第2開閉弁の背室を油槽に接続する
第2電磁弁の動作を停止させ、所定時間後に第3開閉弁
の背室を油槽に接続する第3電磁弁の動作を停止させる
ようにしたので、第2電磁弁の動作が遅れても、低速下
降時の圧油の流量は第2開閉弁の開口面積に依存し、低
速下降時の減速運転を精度高く制御できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1〜第8の発明の一実施例を示す
油圧回路図。
【図2】図1の第2開閉弁及び第3開閉弁の動作説明
図。
【図3】従来の油圧エレベーターの制御装置を示す油圧
回路図。
【符号の説明】
1 油圧ジャッキ 2 かご 3 油圧ポンプ 4 電動機 5 第1開閉弁 5a 弁体 6 第1主回路 8 油槽 14 制御装置 21 第2開閉弁 21b 弁体 21e ピストン 21f 背室 22 第2主回路 23 逆止弁 27 第2電磁弁 29 第3開閉弁 29b 弁体 29c 背室 30 第3主回路 34 第3電磁弁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−79191(JP,A) 特開 平3−67874(JP,A) 特開 昭57−126369(JP,A) 特開 昭57−137703(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 9/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機により油タンクを駆動して圧油を
    油圧ジャッキへ供給し、上記電動機の回転速度を制御し
    て油圧ポンプの吐出流量を変化させてかごを上昇させ、
    上記油圧ジャッキ内の圧油を油槽へ排出し上記電動機の
    回転速度を制御して上記圧油の排出流量を変化させて上
    記かごを下降させるエレベーターにおいて、上記油圧ジ
    ャッキと油圧ポンプの間に設けられ上記かごの下降時開
    口し停止時閉止する第1開閉弁と、上記かごの上昇時
    記圧油の流量に対応した開度で上記油圧ポンプと油圧ジ
    ャッキ間を連通する弁体及び上記かごの低速下降時上記
    弁体と係合して動作するピストンを持つ第2開閉弁と
    上記かごの低速下降時圧油の流量に対応した開度で上記
    第2開閉弁の上記油圧ポンプ側と油槽間を連通する弁体
    を持つ第3開閉弁とを備えたことを特徴とする油圧エレ
    ベーターの制御装置。
  2. 【請求項2】 電動機により油タンクを駆動して圧油を
    油圧ジャッキへ供給し、上記電動機の回転速度を制御し
    て油圧ポンプの吐出流量を変化させてかごを上昇させ、
    上記油圧ジャッキ内の圧油を油槽へ排出し上記電動機の
    回転速度を制御して上記圧油の排出流量を変化させて上
    記かごを下降させるエレベーターにおいて、上記油圧ジ
    ャッキと油圧ポンプの間に設けられ上記かごの下降時開
    口し上昇時及び停止時閉止する第1開閉弁と、上記かご
    の上昇時及び下降時上記油圧ポンプと油圧ジャッキ間を
    連通し、上記かごの停止時閉止する第2開閉弁と、上記
    かごの低速下降時圧油の流量に対応した開度で上記第2
    開閉弁の上記油圧ポンプ側と油槽間を連通する弁体を持
    つ第3開閉弁と、上記かごの低速下降時上記第3開閉弁
    の背室を上記油槽に接続する電磁弁とを備えたことを特
    徴とする油圧エレベーターの制御装置。
  3. 【請求項3】 電動機により油タンクを駆動して圧油を
    油圧ジャッキへ供給し、上記電動機の回転速度を制御し
    て油圧ポンプの吐出流量を変化させてかごを上昇させ、
    上記油圧ジャッキ内の圧油を油槽へ排出し上記電動機の
    回転速度を制御して上記圧油の排出流量を変化させて上
    記かごを下降させるエレベーターにおいて、上記油圧ジ
    ャッキと油圧ポンプの間に設けられ上記かごの下降時開
    口し上昇時及び停止時閉止する第1開閉弁と、上記かご
    の上昇時及び下降時上記油圧ポンプと油圧ジャッキ間を
    連通し、上記かごの停止時閉止する第2開閉弁と、上記
    かごの低速下降時上記第2開閉弁の上記油圧ポンプ側と
    油槽間を連通する第3開閉弁と、上記油圧ポンプと上記
    第2及び第3開閉弁との間に設けられ上記油圧ポンプか
    ら上記第2及び第3開閉弁の方へだけ上記圧油の流通を
    許可する逆止弁とを備えたことを特徴とする油圧エレベ
    ーターの制御装置。
  4. 【請求項4】 電動機により油タンクを駆動して圧油を
    油圧ジャッキへ供給し、上記電動機の回転速度を制御し
    て油圧ポンプの吐出流量を変化させてかごを上昇させ、
    上記油圧ジャッキ内の圧油を油槽へ排出し上記電動機の
    回転速度を制御して上記圧油の排出流量を変化させて上
    記かごを下降させるエレベーターにおいて、上記油圧ジ
    ャッキと油圧ポンプの間に設けられ上記かごの下降時開
    口し上昇時及び停止時閉止する第1開閉弁と、上記かご
    の上昇時上記油圧ポンプと油圧ジャッキ間を連通し、上
    記かごの停止時閉止する第2開閉弁と、上記かごの低速
    下降時上記第2開閉弁の上記油圧ポンプ側と油槽間を連
    通する第3開閉弁と、上記かごの低速下降時上記第2開
    閉弁の背室を上記油槽に接続する電磁弁とを備えたこと
    を特徴とする油圧エレベーターの制御装置。
  5. 【請求項5】 圧油を油圧ジャッキへ供給してこの油圧
    ジャッキに支持されたかごを上昇させ、上記油圧ジャッ
    キ内の圧油を油槽へ排出して上記かごを下降させるエレ
    ベーターにおいて、上記かごの上昇時及び低速下降時
    記油圧ポンプと油圧ジャッキ間を連通する第2開閉弁
    と、下降開始指令が入力されると、上記第2開閉弁の背
    室を上記油槽に接続する第2電磁弁と、上記第2開閉弁
    の油圧ポンプ側と上記油槽間を連通する第3開閉弁と、
    上記下降開始指令が入力されると上記第3開閉弁の背室
    を上記油槽に接続する第3電磁弁と、上記かごの下降時
    上記第3電磁弁に上記下降開始指令を与え所定時間後上
    記第2電磁弁に上記下降指令を与える制御装置とを備え
    たことを特徴とする油圧エレベーターの制御装置。
  6. 【請求項6】 圧油を油圧ジャッキへ供給してこの油圧
    ジャッキに支持されたかごを上昇させ、上記油圧ジャッ
    キ内の圧油を油槽へ排出して上記かごを下降させるエレ
    ベーターにおいて、上記かごの上昇時及び低速下降時上
    記油圧ポンプと油圧ジャッキ間を連通し上記かごの停止
    時閉止する第2開閉弁と、下降停止指令が入力される
    と、上記第2開閉弁の背室を上記油槽に接続する第2電
    磁弁と、上記第2開閉弁の油圧ポンプ側と上記油槽間を
    連通する第3開閉弁と、上記下降停止指令が入力される
    と上記第3開閉弁の背室を上記油槽に接続する第3電磁
    弁と、上記かごの下降時上記第2電磁弁に上記下降停止
    指令を与え所定時間後上記第3電磁弁に上記下降停止指
    令を与える制御装置とを備えたことを特徴とする油圧エ
    レベーターの制御装置。
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