JPS6157272B2 - - Google Patents

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JPS6157272B2
JPS6157272B2 JP55111679A JP11167980A JPS6157272B2 JP S6157272 B2 JPS6157272 B2 JP S6157272B2 JP 55111679 A JP55111679 A JP 55111679A JP 11167980 A JP11167980 A JP 11167980A JP S6157272 B2 JPS6157272 B2 JP S6157272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
oil
hydraulic
temperature
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55111679A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5738284A (en
Inventor
Yasuo Kido
Akio Ueno
Fujitsugu Ina
Yoshiaki Nemoto
Mitsuaki Takenoshita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11167980A priority Critical patent/JPS5738284A/ja
Publication of JPS5738284A publication Critical patent/JPS5738284A/ja
Publication of JPS6157272B2 publication Critical patent/JPS6157272B2/ja
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  • Elevator Control (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧シリンダに圧油を給排してプラン
ジヤを移動させ、このプランジヤの動きにより乗
かごを昇降させる油圧エレベータ装置に関する。
一般に油圧エレベータは油圧シリンダ内に作動
油を供給及び排出することによつて乗かごを昇降
させているが、この乗かごの昇降速度及び起動停
止を制御するために、作動油の一部あるいは全部
を制御弁を通過させて油圧シリンダ内に給排され
る作動油の流量を制御することにより行つてい
る。そして、この制御弁も油圧によつて弁を駆動
し、弁の開度を制御している。このため、作動油
が周囲温度に左右されて粘度が変化すると、制御
弁の開度制御が円滑に行えず、その結果油圧シリ
ンダ内への圧油の給排量を正確に迅速に行うこと
ができず、エレベータの走行性能を悪化させてい
た。
この問題を解決するために、作動油が満された
タンクに温度調節器を備えて油温を一定にした
り、油給排装置を駆動して油を循環して油温を上
昇させたりしているのが現状である。
しかし、これらの方法では、タンク内の作動油
全体の温度制御を行うために多大なエネルギーを
必要とし、またエレベータ稼動時以外での油給排
装置駆動のために省エネルギーに反すると共に油
給排装置の寿命を短縮させる欠点がある。
本発明は上記の点に対処したもので、その目的
とするところは、僅かのエネルギーの消費により
周囲温度に関係なくエレベータ走行性能を安定化
できる油圧エレベータ装置を提供するにある。
そして本発明はエレベータ走行性能の良否は制
御弁の迅速な動きにより大きく左右され、制御弁
を通過する油の粘度にはあまり左右されない点を
利用したものである。即ち、制御弁は圧油によつ
て駆動され、かつこの圧油は駆動油圧部に流出入
する圧油によつて発生することから、これら制御
弁及び駆動油圧部にのみ温度調節器によつて温度
管理して制御弁の動きを迅速にしたことを特徴と
するものである。このように制御弁及び駆動油圧
部の油温を周囲温度に左右されずに一定にできる
ので、制御弁の開度制御を円滑に行うことがで
き、このため制御弁を通過してタンク内に戻る作
動油やシリンダ内に供給される作動油が周囲温度
によつて粘度変化していたとしても、円滑に流量
制御が行われるのでエレベータの走行性能は安定
する。
以下本発明による一実施例を図に沿つて説明す
る。ここに示すものは油圧エレベータ装置の上昇
用油圧回路のみを図示し、下降用油圧回路は省略
してある。
乗かご1はシリンダ3内を上下動するプランジ
ヤ2の上端に固定されており、前記シリンダ3内
に作動油6を給排することによりプランジヤ2を
動かして乗かご1を昇降させる。尚、乗かご1は
プランジヤ2端に直結する必要はなく、ロープな
どを介して間接的に連結してもよい。またシリン
ダ3と作動油6を満したタンク5とは油送管4に
より連結され、この油送管4上には作動油6をシ
リンダ3側にのみ通過させる逆止弁7と、ポンプ
8とが設けられている。9はポンプ8用のモータ
である。
一方、ポンプ8から吐出された作動油を制御弁
10を介して前記タンク5へ戻す分流管11を前
記油送管4のポンプ8と逆止弁7との間に接続し
ている。これら油送管4、タンク5、逆止弁7、
ポンプ8、モータ9、分流管11をもつて油給排
装置を構成している。勿論、この油給排装置には
図示していないが、下降時の回路も当然含まれ
る。また制御弁10には、切換弁12を介して油
送管4内の圧油を導入するパイロツト油入路13
と、圧油をタンク5に戻すパイロツト油出路14
とが接続されている。そして、これらパイロツト
油入路13及び油出路14の途中には夫々絞り弁
15,16が設けられて駆動油圧部17を構成し
ている。18は前記制御弁10及びその近傍を含
む制御弁部19の温度を一定の温度範囲となるよ
うに制御する温度調節器であり、20は前記駆動
油圧部17の温度を制御する温度調節器であり、
これら各温度調節器18,20はタンク5内の温
度を検出して動作する油温スイツチ21によつて
作動する。
以上のように構成されているので、ポンプ8が
モータ9によつて駆動されると、タンク5内の作
動油6はポンプ8から吐出され、初めのうちはA
矢印方向へ流れ制御弁10を経てタンク5へ戻
る。
次に、エレベータ起動指令により切換弁12が
a矢印方向へ切換り、パイロツト油入路13に制
御弁10を「閉じ」の方向へ移動せしめる流れB
が生ずる。このため制御弁10は徐々に閉じてゆ
き、それに伴ないA矢印方向の流れの一部Cは逆
止弁7を押開くように作用し、逆止弁7を開いて
シリンダ3内に圧送される流れDが生ずる。その
結果、プランジヤ2上の乗かご1は加速される。
最終的に制御弁10が「全閉」になると作動油6
のポンプ吐出全量はC→Dの流れとなつてシリン
ダ内に全量圧送され、乗かご1は全速走行とな
る。
減速は切換弁12をb矢印の方向に切換えて元
の位置(図示の位置)に戻し、パイロツト油入路
の流れBを止め、かつ制御弁10からパイロツト
油出路14を通して作動油をE方向に流出させ、
タンク5内に放出させることにより制御弁10を
「開」方向へ移動させる。このためC、D方向に
流れる作動油の一部が徐々に制御弁10を経てタ
ンク5内に戻され、その分だけシリンダ3内への
圧油供給量が少なくなるので乗かご1の上昇速度
は遅くなり減速する。そして制御弁10が「全
開」となりポンプ8から吐出される作動油6の全
部が制御弁10を通過するようになると逆止弁7
が閉じ、乗かご1は停止する。
乗かご1の加減速の調整は制御弁10を円滑に
移動せしめることによつて行われ、この制御弁の
円滑な移動は、パイロツト油入路13及び油出路
14に設けた絞り弁15,16によつて制御され
るB、E方向の流れを加減して行われる。
このため、制御弁10の動き及び絞り弁15,
16を通過する流れB,Eによつてエレベータの
走行特性(加減速)は決まる。したがつて、この
部分の作動油の粘度が周囲の温度に影響されて、
例えば高くなつた場合には、制御弁10を駆動す
る流れB,Eは緩慢となると共に制御弁自身の動
きもにぶくなり、加減速遅れや着床精度の低下と
なる。
そこで、タンク5内の作動油6の温度を監視し
て、油温がある一定の範囲外になつたなら油温ス
イツチ21を働かせて各温度調節器18,20を
作動させ、制御弁部19及び駆動油圧部17を一
定温度範囲に入るように制御する。このように、
全作動油を温度制御せずに、部分的に温度制御す
るのは、まず制御弁10を駆動するために絞り弁
15,16を通過する油量が極めて少ないこと及
び油粘度による制御弁の摺動抵抗を少なくすれば
よいことからくるものであり、これら部分的温度
制御により、制御弁10を駆動する流れB,Eが
迅速に制御弁10に到達し、かつ制御弁10自身
も摺動抵抗が少なく円滑に移動できるので、前記
欠点は一掃できる。
尚、前記実施例において各温度調節器18及び
20は夫々油温スイツチ21によつて作動するよ
うにしたが、これに限定されるものではなく、例
えば周囲の温度を検出して作動させるようにした
所謂温度スイツチによつて作動するようにしても
よく、また周囲の温度の検出の有無に関係なく設
定温度範囲にあるように制御するようにしてもよ
い。
以上説明したように、本発明は、乗かごを昇降
させるプランジヤと、このプランジヤをその長手
方向に摺動自在に保持するシリンダと、このシリ
ンダ内に圧油を給排させる油給排装置と、この油
給排装置の給排油量を制御する制御弁と、この制
御弁を駆動する駆動油圧部とよりなる油圧エレベ
ータにおいて、前記制御弁及び前記駆動油圧部を
温度調節器によつて温度管理するようにしたの
で、タンク内の全作動油の温度制御するものに比
べて、僅かのエネルギーの使用によりエレベータ
走行性能を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による油圧エレベータ装置を示す概
略回路図である。 1……乗かご、2……プランジヤ、3……シリ
ンダ、4……油送管、5……タンク、7……逆止
弁、8……ポンプ、10……制御弁、17……駆
動油圧部、19……制御弁部、18,20……温
度調節器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗かごを昇降させるプランジヤと、このプラ
    ンジヤをその長手方向に摺動自在に保持するシリ
    ンダと、このシリンダ内に油圧を給排させる油給
    排装置と、この油給排装置の給排油量を制御する
    制御弁と、この制御弁を駆動する駆動油圧部とよ
    りなる油圧エレベータにおいて、前記制御弁部及
    び前記駆動油圧部を温度調節器によつて温度管理
    したことを特徴とする油圧エレベータ装置。 2 乗かごを昇降させるプランジヤと、このプラ
    ンジヤをその長手方向に摺動自在に保持するシリ
    ンダと、このシリンダ内に油圧を給排させる油給
    排装置と、この油給排装置の給排油量を制御する
    制御弁と、この制御弁を駆動する駆動油圧部とよ
    りなる油圧エレベータにおいて、前記制御弁部及
    び前記駆動油圧部に温度調節器を設け、この温度
    調節器を作動させるための温度スイツチを設けた
    ことを特徴とする油圧エレベータ装置。
JP11167980A 1980-08-15 1980-08-15 Oil pressure elevator device Granted JPS5738284A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11167980A JPS5738284A (en) 1980-08-15 1980-08-15 Oil pressure elevator device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11167980A JPS5738284A (en) 1980-08-15 1980-08-15 Oil pressure elevator device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5738284A JPS5738284A (en) 1982-03-02
JPS6157272B2 true JPS6157272B2 (ja) 1986-12-05

Family

ID=14567426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11167980A Granted JPS5738284A (en) 1980-08-15 1980-08-15 Oil pressure elevator device

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3346931A1 (de) * 1983-12-24 1985-07-04 Howaldtswerke - Deutsche Werft AG Hamburg und Kiel, 2300 Kiel Verfahren und vorrichtung zum trennen eines oel-wasser-gemisches
GB0022013D0 (en) 2000-09-07 2000-10-25 Earth Canada Corp Polyurethane oil de-emulsification unit

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Publication number Publication date
JPS5738284A (en) 1982-03-02

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