JPS63306177A - 流体エレベ−タ−制御装置 - Google Patents

流体エレベ−タ−制御装置

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JPS63306177A
JPS63306177A JP62134983A JP13498387A JPS63306177A JP S63306177 A JPS63306177 A JP S63306177A JP 62134983 A JP62134983 A JP 62134983A JP 13498387 A JP13498387 A JP 13498387A JP S63306177 A JPS63306177 A JP S63306177A
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JP
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control
speed
deceleration
learning
circuit
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Application number
JP62134983A
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健治 米田
宗形 三男
佐野 勤
伊奈 藤嗣
英一 佐々木
一朗 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧エレベータ等の流体圧エレベータ−に係
り、特に電気的に流体の流量制御を行う弁により速度制
御を行う流体圧エレベータに関する。
〔従来の技術〕
流体圧エレベータ−に関する従来技術として、例えば、
特開昭60−15379号公報に記載された技術が知ら
れている。この従来技術は、速度指令パターンにオンラ
インで乗りかごを追従させるフィードバックを掛けるこ
とにより、エレベーターの自動速度制御を実施するもの
である。また、この績硫体圧エレベータに関する他の従
来技術として、電気的制御により連続に近い形でエレベ
ータ−の速度制御を行い得るようにした、特開昭60−
213680号公報等に記載された技術や、停止制御時
のノロノロ走行時間の改善を図った、特開昭59−11
4275号公報、特開昭61−124484号公報、特
開昭59−203074号公報等に記載された技術が知
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術による流体圧エレベータは、流体の特性上
、乗りかごの駆動系の弾性が大きいこと等のため安定な
制御性能が得がたいという問題点を有し、さらに、負荷
や流体温度が変わると、流量制御弁における流体の制御
流量が変化し、乗りかごの速度特性が変動するため、加
加速や加速度の変動による乗り心地の低下や、着床走行
時間(ノロノロ走行する時間)が長くなり、サービス性
能の低下とエネルギー損失の増大を招くという問題点を
有している。
本発明者らは、これらの従来技術の問題点の改善方法と
して、乗りかごの位置あるいは速度を検出すると共に、
制御装置としてディジタル演算装置を用い、流体圧エレ
ベータ−の速度特性を遂次補正して、流体圧エレベータ
を運転する装置を、特願昭61−188473号として
提案しているが、前述の問題点を完全に解決し得るもの
ではなかった。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、減速
制御時の乗り心地を損なうことな(、着床速度を目標速
度に近ずけるように学習制御する機能を備えた流体圧エ
レベータ−制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的は、走行中のエレベータ−乗
りかごの速度または乗りかごの位置を、時々刻々検出す
ることにより、実際の着床走行速度を検出し、この検出
値と目標値とを比較し、その比較結果の差が小さくなる
ように減速時間または減速度を補正する新しい制御変数
値を求め、走行条件毎に区別してこの値を学習記憶して
おき、この学習された制御変数を使用して減速時の速度
指令を作成することにより達成される。
このような構成とすることにより、同様な運転条件の場
合の流体圧エレベータの運転は、この新しく作成された
速度指令に基づいた速度制御を行うことにより、最適な
運転が可能となる。このような制御を全ての運転条件に
おいて、次々と繰返し実行すれば、流体圧エレベータ−
は、如何なる運転状態であっても目標とする着床走行速
度で運転することができる。
〔作用〕
本発明は、前述のように実際のエレベータの乗りかごの
走行速度により制御変数を学習し、その制御変数に基づ
いた制御を実行するように流体圧エレヘーター制御装置
を構成したので、繰返し走行することにより、如何なる
条件下で走行しても、常に所定範囲内の着床走行速度を
得ることができる。これにより、本発明は、所定位置か
らの着床停止制御による着床誤差を少くすることができ
、また、着床走行時間のばらつきを小さくでき、走行時
間を最短にすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明による流体圧エレベータ−制御装置の一実
施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す流体圧エレベータ−制
御装置のブロック図、第2図は流体圧エレヘーターの全
体構成図、第3図(A)〜(C)は走行制御特性図、第
4図は主回路500の具体的構成図、第5図はソレノイ
ドコイル駆動回路の具体的構成図、第6図(A)〜(D
)、第7図(A)〜(D)はパルス幅制御を説明するタ
イムチャート、第8図(A)、  (B)、第9図(A
)。
(B)は学習テーブルの構成図である。第1図、第2図
において、■は流体圧エレベータ−制御装置、4は駆動
モータ、5はポンプ、6はタンク、7はプランジャ、8
A、8Bは温度センサ、9は圧力センサ、10はシリン
ダ、12はプリー、13はロープ、14は乗りかご、1
5はロークリエンコーダ、16は行先釦、17はレール
、18はホ−ル呼釦、20U、20Dは端階減速位置検
出器、21A、21B、21Cは各階床ドア開扉ゾーン
検出器、CD1.CD2.CUI、Cu2はソレノイド
コイル、PDl、PD2.PUl、PU2はパイロット
弁、U■は上昇主弁、DVは下降主弁、CHVは逆止弁
、110は速度検出回路、120はかご位置作成回路、
130は位置本食出回路、140は速度指令回路、15
0は加速度検出回路、160は学習制御回路、170は
センサ信号変換回路、180は走行条件指令回路、19
0は定数調整回路、200は運転制御回路、300はコ
ンソール、400はソレノイドコイル駆動回路、500
は主回路である。
本発明により制御される流体圧エレベータ−は、第2図
に示すように、流体圧エレベータ−制御装置1と、乗り
かご14と、乗りかご14の上昇運転時の流体圧源を構
成するポンプ5と、これを駆動する駆動モータ4と、流
体を収納しているタンク6と、乗りかご14を駆動する
シリンダ10、プランジャ7より成る流体圧ジヤツキと
、流体の流量制御を行う各種弁UV、DV、CHV、P
D1、PD2.PUI、PU2とを主要な要素として構
成されている。流体圧エレベータ−制御装置1は、ホー
ル呼釦18、端階減速位置検出器20U。
20D、各階床ドア開扉ゾーン検出器21A〜21G、
行先釦16、ロークリエンコーダ15、かご内荷重検出
センサ22、温度センサ8A。
8B、圧力センサ9等からの各種信号を処理し、駆動モ
ータ4の制御を行うとともに、パルス幅制御回路9を介
してソレノイドコイルCDI、CD2゜CUI、Cu2
を制御する。これらのソレノイドコイルにより制御され
る下降パイロット弁PD 1゜PD2、上昇パイロット
弁PUI、PU2は、下降主弁DV、上昇主弁UVを制
御する。
いま、駆動モータ4が駆動され、パルス幅制御回路PW
U1によりパイロット弁PUIのソレノイドコイルCU
Iが駆動されると、上昇主弁UVが閉路し、ポンプ5を
介して逆止弁CHV、上昇主弁UVを廻ってタンク6に
戻っていた流体の流れの一部が、下降主弁DVを経てシ
リンダ10に注入される。これにより、プランジャ7は
浮上し、プリー12とロープ13を介して乗りかご14
はレール17に沿って上昇走行する(乗りか・ご14が
シリンダ10とプランジャ7で構成されている流体圧ジ
ヤツキの頂部に設けられて、乗りかごが直接駆動される
形式の流体圧エレベータ−の場合も同様に動作する)。
この上昇走行制御を第3図によりさらに詳細に説明する
第3図(A)に示すように、パルス幅制御回路PWU1
からパイロット弁PUIの制御用のソレノイドコイルC
UIに加える加算パルス幅θPWIを次第に大きくし、
パルス幅制御回路PWU2からパイロット弁PU2の制
御用のソレノイドコイルCU2に加える減速抑制パルス
幅θPW2を大きくすると、加速パルス幅θPWIが広
がるに従って、上昇主弁UVの閉路速度が上昇し、これ
に比例して乗りかご14の加速度が太き(なる。時間1
.が経過し、加速パルス幅θPWIが一定値θ2になる
と、上昇主弁UVは、一定の割合で閉路し比例的に流体
通過面積が狭くなり、乗りかご14は、第3図(C)の
実線で示す加速度特性Cα1′のように、はぼ一定の加
速度α2で増速される。
流体圧エレベータ−制御装置1は、前述したように、各
種2口、検出器、センサ等からの信号を取込んで処理す
るが、この処理により、過去に調整や学習制御により作
成したデータを基に加速終了制御の必要性を予見する。
すなわち、流体圧エレベータ−制御回路1は、次に停止
する階床レベルまでの全走行距離に応じた目標速度、定
常走行速度Vhlの予測値、流体圧や流体温度の変化に
よる流量制御特性の変化等に基づいて、加速完了処理を
いつ開始すれば、乗り心地の満足度を達成することがで
きるかを、予見ファ\シイ回路等により求める。満足度
が所定値を越えると、時間t3で、加速パルス幅θPW
Iは、θ2からθ3まで順次低減するよう制御され、こ
れにより乗りかご14は、加速が終了し定速走行状態に
移行する。この加速完了処理の開始時期を決定する最も
簡単な方法は、乗りかご14の速度が、目標とする定常
走行速度VHより15m/分小さい速度に達したとき、
すなわち、乗かご速度がVH15m/分を越えたことを
検出して行う方法である。この15m/分は、αz =
0.8 m/ s ” 、  t 3 =0.63と仮
定し、△V =’ Ctz  ・t 3 =0.24m
/ S#15m/分として求めたものである。
この加速制御時に、第3図(A)に示すように加速パル
ス幅θPWIとして、なおθ3だけ残したのは、乗かご
速度が全速となる前に加速終了となってしまうのを防止
し、上昇主弁UVを完全に全開とするためである。
所定階床に乗りかご14を停止させる制御のために、減
速開始指令が発せられると、第3図(A>に示すように
、減速パルス幅をθ、に広げるため、パルス幅制御回路
pWU2からの減速抑制パルス幅θPW2が狭くなるよ
うに制御される。これにより、ソレノイドコイルCU2
を介してパイロット弁PU2の励磁力が弱まり、無励磁
の状態である開路へ移行し、上昇主弁UVを閉路から開
路の方向へ移行させる。この結果、流体圧源からの玉流
は、上昇主弁UVを経てタンク6へ還流する割合が多く
なり、その分乗りかご14の上昇速度が低下して、減速
制御することができる。この減速制御は、乗りかご14
の速度が所定の着床走行速度V/Iに達するように、後
述する減速時間1Sまたは1. +1.の間実行される
。次に、乗りかご14が着床レベルに接近すると、流体
圧エレベータ−制御装置1は、着床レベルの予見制御手
段により、着床速度と、走行条件(流体圧、流体温度、
乗りかご14が上昇中であること等)と、過去に調査ま
たは学習した流体制御特性データを基に、着床レベルの
満足度を評価する予見ファジィ制御手段により、着床、
停止制御を開始する0点を求め、再び減速パルス幅θ8
による着床、停止制御を行ない、乗りかご14を乗り場
末レベルに対し所定の範囲内に停止させる。
乗りかご14が完全に静止したとき、減速抑制パルス幅
θPW2は零とされ、ソレノイドコイルCU2の不要な
励磁を停止して、ソレノイドコイルの長寿命化を図る。
なお、この着床、停止制御開始点■は、単にレベル手前
数+鶴に設定してもよい。着床、停止制御の他の制御方
法として、第1の着床位置SPIを検出したら、一旦、
乗りかご速度をVl、/2まで減速させ、第2の着床位
置を検出したら停止制御を行うようにして、着床走行速
度Vl、を比較的高く設定しても良好な着床レベルを得
られるようにする方法もある。
前述したように、流体圧エレベータ−制御装置1は、パ
ルス幅制御回路PWUI、PWU2からの加速パルス幅
θPWIと減速抑制パルス幅θ四2を制御することによ
り、乗りかご14を第3図(B)に実線で示す速度特性
CV、のように走行制御し、所定階床で停止させること
ができる。このときの乗りかご14の加速度特性は、第
3図(C)に実線で示すような加速度特性Cα、 とな
る。
次に、下降走行の制御について説明する。
下降走行時、乗りかご14は、かご自重・冬下降可能で
あるため、下降走行時の制御は、流体圧源が不要であり
、駆動モータ4を駆動制御する必要がない点を除いて、
上昇走行時と同様に、加速パルス幅θPWlと減速抑制
パルス幅θPW2の制御により行うことができる。この
場合、パルス幅θPWIは、パルス幅制御回路PWD1
から出力され、ソレノイドコイルCDIを励磁し、パイ
ロット弁PDIを閉路から開路に移行させることにより
下降主弁DVを開路する。また、パルス幅θPW2は、
パルス幅制御回路PWD2から出力され、ソレノイドコ
イルCDIを励磁し、パイロット弁PD2を開路から閉
路へ移行させることにより、下降主弁DVを閉路するよ
うに制御する。
このような制御により、シリンダ10内の流体は、下降
主弁DV、上昇主弁UVを経てタンク6に戻り、乗りか
ご14が下降制御される。その際、第3図に示すパルス
幅θ2.θ5.θ3、加速度増加時間tl等のデータは
、上昇用とは別個に記憶されている学習データが使用さ
れ、流体圧エレベータ制御装置1は、乗りかご14の上
昇時とは異なる流体圧の流れによる流量制御特性の差を
補正した制御を行い、目標とする着床走行速度等を満足
させた乗りかご14の走行制御を行うことができる。
なお、前述のエレベータ制御に用いられる上昇主弁、下
降主弁、パイロット弁等の詳細は、例えば、特開昭60
−218277号公報等に記載されている。
次に、本発明による流体圧エレベータ−の着床走行速度
を目標値に近づける制御を、第1図に示す流体圧エレベ
ータ−制御装置の一実施例のブロック図を用いて説明す
る。
流体圧エレベータ−制御装置1は、図示各種検出及び制
御回路110−190と、コンソール200とにより構
成される。速度検出回路110は、乗りかご14の動き
を検出するロータリエンコーダ15からの信号を受け、
ディジタル化した符号付速度データ■を出力する。かご
位置作成回路120は、この速度データ■を積分し、ま
た、端階減速位置検出器20U、20Dからの信号S2
0を受け、基準位1からの距離を示すかご位置信号PS
14及びエレベータ運転階床信号FNを出力する。位置
検出回路130は、かご位置信号PS14と次に停止す
る階床(PADF)のレベル位置(P F L L V
)テーブルデータとの差分を演算し、残走行距Mlso
を求め、この値が所定値以下となったことを検出し、第
1と第2の減速位置信号PSD1.PSD!、第1と第
2の着床停止位置信号SP+、SPz、ドア開扉許可ゾ
ーン信号DZ、を出力する。なお、端階減速位置検出器
20U、20D、各階床ドア開扉ゾーン検出器21A〜
21Cの信号により、かご位置作成回路120が作成し
たかご位置データPS14は、各階床レベル位置テーブ
ルの値を正しい値に凹替えるためにも用いられる。
一方、速度データVは、加速度検出回路150に加えら
れ、加速度データαに変換される。加速度検出回路15
0は、このとき、さらに加速時の平均加速度α2と第3
図に示す期間t、における減速時の平均減速度α、を演
算により求めて出力する。学習制御回路160は、この
加速度データα、速度データVを基に、着床走行速度■
1と、着床走行時間Tl、とが目標の値となるように、
速度制御変数LH,とt、を指令するための学習制御を
実行し、これらの変数を出力する。また、その他の時間
tl、加速パルス幅02などの速度制御定数は、定数調
整回路190により調整されたデータを記憶し、走行条
件回路180より出力される走行条件区分データJ(走
行方向を示す信号であり、110 IFがUP、′1″
がDOWN)、P(流体圧力またはかご内荷重を示す信
号であり、エレベータの起動時に検出される)、T(流
体温度を示す信号であり、その時々の値を使用するが、
第3図に示す時点■以後は走行制御と、それによる学習
が終了するまで保持される)等に適応した値を記憶した
データ群を基に、検索または演算により求めて出力され
る。これらの制御定数の外に、単純に制御目標に合うよ
うに調節すればよいデータ、例えば、速度指令制御時間
tl、t3.t13+1、.17,19,1.。とパル
ス幅データθ3.θ1゜及び制御の目標となる加速度α
Cz、α05等は、テンキーと表示器を備えたコンソー
ル300より人手で修正することが可能である。しかし
、特定の顧客、例えば、病院の寝台用エレベータを除い
ては一定とすることができる。また、必要に応じて上昇
用と下降用、軽負荷用と重負荷用、高流体温度専用等に
区分して、前述のデータを記憶しておき、そのデータを
適宜選択して用いるようにしてもよい。
これに対し、乗りかご14の加速度を目標とする加速度
αC2に近づけるために調整を要する加速パルス幅θ2
は、パイロット弁PDI、PD2゜PUI、PU2及び
下降主弁DV、上昇主弁UV等による流体制御が流体特
性条件により複雑に変化し、また、流体の劣化、異物混
入、パイロット弁の摩耗による流体制御特性が経年的に
変化するので、前述したように人手により適性値を求め
ることが困難である。
このため、学習制御回路160は、おおまかな流体圧ま
たは流体温度別に、実際の走行を繰り返えすことにより
、その走行結果のデータを用いて走行条件の区分毎に、
加速パルス幅θ2を次式で求める学習を行い、走行条件
別に記憶する。
・・・・・・・・・・・・(1) この(1)式において、02′ は、実際の走行に使用
した加速パルス幅であり、kα2はQ<kα2≦1の範
囲内の定数である。また、この定数は、コンソール30
0から修正することができる。また、学習制御装置16
0は、同様に減速パルス幅θ、も、目標とする減速度α
C5を満足するように、実際の走行特性を使用して求め
、これを走行条件の区分毎に記憶する。
センサ信号変換回路170は、流体圧力センサ9または
乗りかご14の荷重検出センサ22のいずれか一方の信
号及び温度センサ8A、8Bからの温度信号S8を取込
み、流体圧力データPD、かご内荷重データWD、流体
温度データTDを出力する。かご内荷重データWDは、
かご内荷重検出センサ22からの信号ディジタル値1N
22と、バイアス値122Bと、ゲイン値1I2Gを用
いて次式により求めることができる。
WD= (iN22− i 22B)x i 22G・
・・・・・(2)また、プランジャ7の位置により変化
する下降主弁DV、上昇主弁UVに加わる流体圧力デー
タPDは、かご位置によるバイアス値1PDBとゲイン
値1PDGを用いて次式により求めることができる。
PD=WD −i PDG+ i PDB  ・・・・
・・(3)さらに、センサ信号変換回路170は、温度
センサ8Bからのタンク6内の流体温度信号(上昇運転
時に使用)及び温度センサ8Aからのシリンダ10下部
の流体温度信号(下降運転時に使用)を変換して、流体
温度データTDを出力する。
走行条件回路180は、これらの流体条件データTD、
PD、WDと、運転制御回路200から与えられる上昇
、下降、減速等の運転信号0PSIにより走行条件区分
データJ、T、P及び学習制御許可信号ELを作成し、
速度指令回路140、学習制御回路160等に与える。
運転制御回路200は、乗りかご14内の行先登録釦1
6、ホール呼釦18からの信号を取込み、運転要求のあ
る階床レベルまでの全走行距離に見合った目標定常走行
速度VD、上昇、下降指令、コンソール300から入力
されるテスト走行要求、未調整あるいは未学習状態であ
ることを示す信号群またはコード等の走行条件を形成す
る運転信号ops、を走行条件回路180へ与える。
速度指令回路140は、運転制御回路200からの上昇
走行指令S11、走行条件指令回路180からの走行条
件区分データ、及び指令制御用定数調整回路190から
の信号に基づいて、第3図に示す加速パルス幅θPW1
、減速抑制パルス幅θPW2を決定する各制御定数を決
定する。また、運転制御回路200から発せられる上昇
用信号リレー駆動信号R11と、駆動モータ4に対する
駆動指令R10Aは、主回路500へ入力される。
主回路500は、第4図に示すように、安全確認リレー
#S、電磁接触器#10A、上昇用信号リレー#11、
下降用信号リレー#12及びこれらを駆動するドライバ
DRI〜DR4により構成されている。前述の上昇用信
号リレー駆動信号R11と駆動モータ4に対する駆動指
令RIOAは、ドライバDR3,DR2に与えられ、こ
れらのドライバを介して上昇用信号リレー#11及び電
磁接触器#10Aが駆動される。安全確認リレー#Sは
、通常、指令信号R3によりONに駆動されており、運
転制御回路200が重大な故障等を検出したときに、直
ちに指令信号RSをIt OItとすることによりOF
Fとされ、万一の場合のエレベータ−の安全性を確保ち
するためのものである。また、一般に、電磁接触器#1
0Aの主接点を閉路して駆動用モータ4を起動し、流体
圧源を作ってから上昇走行を許可する上昇用信号リレー
#11をONとし、これらの動作が確定したタイミング
を補助接点やタイマ等で得た後に、加速制御を行う必要
があり、加速指令回路200は、これらのタイミングを
得た後に加速制御を行うパルス幅データθPWIと減速
抑制パルス幅データθPW2を第3図に示すように出力
する。
これら2つのデータを1Miとする加速指令は、基準パ
ルス発生回路FQから出力される周期パルスRf + 
と制御パルスCf、とともにパルス発生回路PWI、P
W2に与えられ、夫々パルス列5PWI、5PW2に変
換される。これらのパルス列5PWI、5PW2及び周
期パルスRf r、制御パルスcf、の状況が第6図及
び第7図に示されている。第6図は第3図に示す加速開
始から時間t1を経過したときの状況を示しており、ま
た、第7図は時点■から時間t4を経過したときの状況
を示している。これらのパルス列5PWi。
S P ’w¥ 2は、運転制御回路200からの上昇
走行指令Sllにより、ソレノイドコイル駆動回路40
0内のパルス幅制御回路PWIJ1とpWU2を介して
、ソレノイドコイルCUI及びCu2を周期パルスRf
、の周期TR,ごとに指令されたパルス幅だけ励磁する
。例えば、第6図に示すパルス列5PWIにおける励磁
パルス幅T W + は、加速パルス幅データθPWI
により決定され、第3図に示すパルス幅θ2に相当する
第5図はソレノイドコイル駆動回路400の具体例を示
すものであり、該回路は、  〜  ゛    ソレノ
イドコイル CU1〜CD2と、これらを駆動するパルス幅制御回路
PWU1.PWU2.PWDI、PWD2と、第4図に
より説明した主回路リレーの接点#I L、#12+、
#Sz〜#S5とにより構成される一般的な回路である
。従って、この回路に関する詳細な説明は省略するが、
運転制御回路200からの制御指令Sllにより閉路す
るパルス幅制御回路PWUI内のトランジスタTR32
と、第4図にそのコイル部を示した上昇信号リレーの常
閉接点である第1接点#11.とが、その機能上重複し
ている点についてのみ説明する。すなわち、この第1接
点#11.は、第4図に示す主回路500内に設けられ
た常閉接点による上昇リミットスイッチULSが乗りか
ご14の過昇により開路したとき、プランジャ7の過昇
によりプランジャリミットスイッチPLSが開路したと
き、あるいは、安全確認リレー#SがOFFとなり、そ
の第1接点#S1が開路したときに、上昇走行用信号リ
レー#11のOFFにより開路し、加速パルス列5PW
1、減速パルス列5PW2により励磁されていたソレノ
イドコイルCtJ1.CU2の駆動を、ノイズに弱く破
を員しやすいマイコンやトランジスタ等の半導体を使用
することなく、シンプルな回路により強制的に停止させ
て、安全にエレヘーターを非常停止させるものである。
一般に、電磁リレーは、コイル断線、接点の接触不良等
により接点がOFF状態となる方向に障害となる確率が
極めて高いことが知られており、第4図及び第5図に示
す主回路とソレノイドコイル駆動回路の構成は、安全性
確保の点からも重要である。
しかし、電磁リレーによる回路は、余分な配線等、配線
工事のミスにより正しく動作しないことがあり、また、
流れている電流の遮断動作を伴うため、接点が摩耗した
り、高ピーク電圧を持つノイズを発生し、マイクロコン
ピュータ−等の半導体回路で構成する複雑な電子回路を
誤動作させる可能性がある。そこで、本発明の流体圧エ
レベータ−制御装置1は、通常の上昇走行開始時、主回
路500に送る駆動モータ4の駆動用の信号RIOAと
上昇用の信号リレー#11駆動用の信号R11を先に立
上げ、次に、ソレノイドコイル駆動回路400へ送る上
昇指令311を立上げ、停止時にはこの順番と逆に、す
なわち、指令Sllの次に、信号R11,RIOAを立
下げるように制御する。
また、下降走行時も、同様に、下降用の信号リレー付1
2駆動用の信号R12と下降指令S12のタイミングを
制御する。
本発明による流体圧エレベータ−制御装置1は、前述の
ように構成されており、このような構成により、安全性
を確保しつつ、マイクロコンピュータ−等によるディジ
タル論理演算制御による緻密な速度制御を行うことがで
きる。
次に、本発明により、着床走行速度の安定化を行う学習
制御回路160の役割と学習演算処理について具体的に
説明する。
第9図(A)、  (B)は、この着床速度の安定化の
ために用意された減速時間補正学習テーブルTM5T 
(J、T、P)の構成を説明する図であり、第9図(A
)にその全体の構成が、第9図(’B)に走行条件毎の
学習データの構成が示されている。学習テーブルTM5
T (J、T、P)は、走行方向変数J、流体温度T、
流体圧Pによる多数の走行条件毎に、補正データを有す
る三次元配列で構成されており、その1つ1つの区分毎
に学習回数C,減速時間補正値dTM5、減速パルス幅
補正値dθ5の三種類のデータが学習により常に更新し
て記憶される。
エレベータ−の走行特性を改善するには、着床走行速度
を安定化することが最も重要であり、かつ一番困難であ
る。しかし、駆動モータ4と、ポンプ5による流体圧源
の発生する流体圧が弱い場合の全負荷上昇走行時や、無
負荷下降走行時に、流体圧不足により、下降主弁を上下
方向に流れる流体流量が不足し、定常走行速度が定格の
65%〜75%に低下する場合がある。このような流体
圧エレベータ−においても減速距離を一定にしたまま、
ある程度良好な走行特性となる様に制御するためには、
減速度α、を定常速度vh、に応じて小さくするように
減速パルス幅を修正制御する構成とすればよい。すなわ
ち、次式(4)に示すように、定常速度vh、が小さく
なった割合の2乗に反比例して減速度α、を小さくすれ
ば、同一の減速路HL s I、を得ることができる。
しかし、減速度α、を小さくすると、減速と着床に要す
る時間が長(なり、サービス性が低下する。また、前記
(4)式を減速パルス幅補正値dθ、を学習して学習演
算処理に組入れる必要が生じ、処理がますます複雑化す
るとともに、着床走行速度VX、の安定化と、減速距離
Lsoの一定化という2種の学習目標を学習制御回路に
与えることになり、学習制御回路における学習制御の立
上り速度と安定性に不安が残る。
そこで、本発明の実施例は、この減速距離の変動を補正
する正と負の補正値を区分することのできる符号材の減
速距離補正値dLh4を学習する構成を設けている。第
8図(A)、  (B)は、このために用意された減速
距離補正学習テーブルLH4T (J、T、P)の構成
を説明する図であり、第8図(A)にその全体の構成が
、第8図(B)に走行条件毎の学習データの構成が示さ
れている。この学習テーブルLH4T (J、T・、P
)は、第9図により説明した学習テーブルと同様に、走
行方向変数J、流体温度T、流体圧Pによる多数の走行
条件毎に、補正データを有する三次元配列で構成されて
おり、その1つ1つの区分毎に学習回数C,減速距離補
正値dLh4、着床走行速度Vlの三種類のデータが学
習により常に更新して記憶される。この着床走行速度V
lは、走行制御時の着床走行速度が安定化しているか否
かを診断するために記憶されるものであり、例えば、第
1の着床位置信号SP、が発生したときの値とすること
ができる。
第8図、第9図に示す学習テーブルは、学習制御の開始
前に、例えばオールII Otlにプリセットされてお
り、また、学習制御回路160は、定数調整回路190
により各種定数の調整または実走行結果による演算作成
が完成するまで、及びコンソール300等からの指令に
より、その機能を停止し、さらに、流体の圧力や温度が
所定の範囲内になかったり、定常走行速度が不安定であ
ったり低速過ぎた場合、走行条件回路180より学習許
可信号ELが出力されず、学習処理を実行しない。
学習制御により前述したテーブルTM5T (J。
T、P)及びLH4T (J、T、P)に各種データを
セットする前に、まず、定数調整回路190は、加速パ
ルス幅θ2と基準減速パルス幅θC3との値を上昇運転
用、下降運転用の夫々について調整決定するか、または
、目標とする加速度αC2と減速度αC5とから夫々次
に示す(5)式及び(6)式より求め自動設定する。
・・・・・・・・・・・・(6) なお、前記(5)、  (6)式において、Kθ2とに
θC3は、0より大で1より小さい値に設定される。ま
た、θ2′ とθC4は、新しく更新される値であり、
θ2の初期値は小さめに、αC5の初期値は大きめに設
定し、数回のエレベータ−の上下走行による学習により
正しい値に収束させることができる。第3図(B)に示
す乗りかご14の速度曲線CV 2は、加速パルス幅θ
2が大き過ぎて定常速度vh、が低く、減速度αC5が
大き過ぎた場合の状況を示している。
次に、コンソール300からの指令により、これらのデ
ータは、停電時、演算装置の変換時等に備えて、ROM
カートリッジ、ICカード、EEPROM等へ格納し、
遠方の保守センタへの送信、記録、あるいは、コンソー
ル300のプリンタへの記録等の処置を施された後、少
くとも、基準減速パルス幅θ、Csと時間1..16と
標準減速時間t5の自動的な更新が停止される。
鏝?流体圧エレベータ制?I[ff1lielは、これ
らのデータを用いて通常のサービス運転を繰返し行い、
その間、学習制御回路160は、走行条件による着床走
行速度Vl、の自動調整を、補正値dθ。
とdTMsを学習することにより行う。この学習は、次
のように行われる。
まず、減速度を一定と仮定して減速時間の補正値dTM
: を次に示す(7)式により求める。
Xt5   TMCs  ・・・・・・・・・・・・ 
(7)この(7)式において、)(yxsは学習速度定
数であり、0<KrMs≦1に定められ、t、は走行制
御定数であり、次の(8)式により求められるものであ
って、学習制御回路160において、走行開始前後から
減速時に求められて実際の走行に使用した値である。
t s −TM Cs +7M 5 T (J 、 T
、  P ) d TMs・・・・・・・・・・・・(
8) 前記(7)式により求められた補正値は、第9図に示す
減速時間補正学習テーブルの所定の走行条件位置に記憶
され、次回の同一走行条件の運転時に、第8式の第2項
のデータとして使用される。
また、学習速度定数KTMSは、学習回数Cが少ない場
合、充分に大きな値とし、学習回数が大きくなるに従っ
て小さくしていくとよい。これにより、安定した早い学
習制御を行うことが可能となる。
次に、減速時間t、を一定と仮定し、減速パルス幅補正
値dθ、を次に示す(9)式で求め、第9図に示すテー
ブルの該当する区分の値を更新する。
αS ×θ5−θC3・・・・・・・・・・・・(9)この(
9)式におけるθ、は、実際の走行に使用した減速パル
ス幅であり、次に示す(10)式により求めることがで
きる。
θ、=θcs +7M5T (J、T、P)dθS・・
・・・・・・・・・・(10) 本発明の実施例における学習制御は、前述した2種類の
学習のいずれか一方を繰返し実行するものであり、これ
により着床走行速度VZを一定に保持するように、エレ
ベータ−の運転制御を行わせることができる。この2種
の学習は、次のように使い分けるとよい。例えは、前述
したような、走行条件により定常速度が大きく低下する
無負荷下降で流体温度が低い場合が発生するシステムに
おいては、減速時間t、を補正するdTM5を学習する
こととするのが好ましい、逆に、加速パルス幅θ2を比
較的きめ細かく設定し、かつ駆動ユニットの条件にめぐ
まれたことにより、常にほぼ一定の定常速度を得ること
のできるシステムにおいては、走行条件により変化する
パイロット弁や主弁の流量変化を補正するために、減速
パルス幅θ、を補正するdθ、を学習するとよい。
しかし、さらにきめ細かく完全に学習制御する必要があ
る場合には、前述の両方を学習して制御することも可能
である。この場には、前述の(7)及び(9)式の学習
速度定数KTMSまたはに6の少なくとも一方を小さく
するか、両者の和を100%以下に設定して、前述した
学習を行うようにするとよい。あるいは、次に示す(1
1)式により、d T M sを再度補正し、その補正
値dTMs  ’を得て第9図のテーブルに記録する学
習を行ってもよい。但し、(11)式において、K、。
は定数である。
・・・・・・・・・・・・(11) 前述した本発明の実施例における学習制御の説明におい
て、第3図内に示されている時間14.16等の期間に
おける減速制御についてはふれなかったが、これらを含
めて前述の(7)、(9)、(11)式を変形して用い
ることが可能である。但し、時間j4+  t6等の期
間は、その影響が極めて小さいため、これらを含めなく
ても充分安定な制御を行うことが可能である。
本発明による流体圧エレベータ−制御装置は、前述した
ような減速制御を行うことにより、着床走行速度VIl
を安定化させ、良好な走行特性でエレベータ−の制御を
行うことができる。
しかし、前述したように、走行条件の変化により定常走
行速度vh、を学習制御し得ないシステムがあり、この
ようなシステムでは、定常走行速度が低下している場合
には、減速に要する距離が少なくなる分だけ減速開始位
置を基準位置より遅らせ、逆の場合には、減速開始位置
を基準位置より早めるように補正することにより、良好
な走行特性に補正することができる。
本発明の実施例は、このような補正を行うための別の学
習制御を備えることが可能であり、この学習のためのテ
ーブルが第8図に示す減速距離補正学習テーブルである
この学習のため、まず、次に示す(12)式により減速
開始位置データLH4を算出する。
LH,=LHC4+LH4T(J、T、P)、dLH。
・・・・・・(12) なお、(12)式において、LHC4は、第1の減速位
置からの基準減速開始距離、LH4T(J。
T、P)dLH4は、第8図に示す学習テーブル内の補
正データである。
実際の走行時、流体圧エレベータ−制御装置1は、乗り
かご14が第1の減速位置PSD+に達した後の走行距
離がL H4に達したか、または、越えたときに、乗り
かご14の減速制御を開始し、乗りかご14の減速度α
が所定の条件を満足するまで落着いたことを、第3図に
示す時点Oで検出し、その時点から第1の着床位置SP
、を検出する迄の期間に走行した着床走行(ノロノロ走
行)距離LIIと、要した着床走行時間TIIを測定す
る。次回の走行時、流体圧エレベータ−制御装置lは、
この着床走行時間T l +を0秒とするように、減速
位置PSDIに達した後の基準減速開始距離LHC,に
対する補正値dLH4を、次に示す(13)式により求
め、第8図に示す学習テーブルLH,Tの走行条件毎の
該当区分のデータを更新する学習制御を行う。
d L Ha =L Ha  L l +  L HC
a・・・(13)本発明の実施例は、前述したような減
速位置からの減速開始距離の学習によって、前述した減
速制御時の学習制御による着床走行速度の安定化の他に
、定常走行速度が所定値に達し得ないエレベータ−シス
テムにおいても、最短時間で乗り心地を損うことなく、
最適に流体圧エレベータ−の走行を制御することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、様々な走行条件
により大きく変化する乗りかごの着床走行速度を、簡単
な学習制御回路を備えることにより、安定化させること
ができ、ノロノロ走行時間の短縮と省エネを計ることが
でき、さらに、着床レベルを良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流体圧エレベータ−制
御装置のブロック図、第2図は流体圧エレベータ−の全
体構成図、第3図(A)〜(C)は走行制御特性図、第
4図は主回路500の具体的構成図、第5図はソレノイ
ドコイル駆動回路の具体的構成図、第6図(A)〜(D
)、第7図(A)〜(D)はパルス幅制御を説明するタ
イムチャート、第8図(A)、(B)、第9図(A)。 (B)は学習テーブルの構成図である。 1・・・・・・流体圧エレベータ−制御装置、4・・・
・・・駆動モータ、5・・・・・・ポンプ、6・・・・
・・タンク、7・・・・・・プランジャ、8A、8B・
・・・・・温度センサ、9・・・・・・圧力センサ、1
0・・・・・・シリンダ、12・・・・・・プリー、1
3・・・・・・ローブ、14・・・・・・乗りかご、1
5・・・・・・ロータリエンコーダ、16・・・・・・
行先釦、17・・・・・・レール、18・・・・・・ホ
ール呼釦、20U、20D・・・・・・端階減速位置検
出器、21A、21B、21G・・・・・・各階床ドア
開扉ゾーン検出器、CDI、CD2゜CUI、Cu2・
・・・・・ソレノイドコイル、PDI。 PD2.PUI、PU2・・・・・・パイロット弁、U
V・・・・・・上昇主弁、DV・・・・・・下降主弁、
CHV・・・・・・逆止弁、110・・・・・・速度検
出回路、120・・・・・・かご位置作成回路、130
・・・・・・位置検出回路、140・・・・・・速度指
令回路、150・・・・・・加速度検出回路、160・
・・・・・学習制御回路、170・・・・・・センサ信
号変換回路、180・・・・・・走行条件指令回路、1
90・・・・・・定数調整回路、200・・・・・・運
転制御回路、300・・・・・・コンソール、400・
・・・・・ソレノイドコイル駆動回路、500・・・・
・・主回路。 第7図 1ツレス幅 第8図 (A) (B) (符号付) 第9図 (A) ↓ (B) θ5=Cθ6−Δθ6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体圧ジャッキに直接または間接に結合された乗り
    かごを流量制御可能な制御弁により速度制御する流体圧
    エレベーター制御回路において、前記乗りかごの速度、
    加速度、移動距離、位置等を検出する各種検出回路と、
    前記乗りかごを所定の位置から減速制御し、他の所定の
    位置から停止制御する速度指令回路と、前記減速制御に
    おける減速時間を制御する制御変数または減速度を制御
    する制御変数の少なくとも一方を学習し、着床速度を所
    定の着床速度に制御するため、これらの制御変数を前記
    速度指令回路に送る学習制御回路とを備えることを特徴
    とする流体圧エレベーター制御装置。 2、前記学習制御回路は、減速時間を実着床速度と目標
    着床速度との差に比例した値で修正することにより求め
    、これを学習した減速時間データとして走行条件別に記
    憶することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の流
    体圧エレベーター制御装置。 3、前記学習制御回路は、前記制御弁を制御するパイロ
    ット弁のソレノイドコイルを駆動する時間比率に関する
    制御変数を学習することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の流体圧エレベーター制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11322208A (ja) * 1998-05-08 1999-11-24 Toshiba Corp エレベータ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11322208A (ja) * 1998-05-08 1999-11-24 Toshiba Corp エレベータ制御装置

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