JPH01192684A - 流体圧エレベータ制御装置 - Google Patents

流体圧エレベータ制御装置

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JPH01192684A
JPH01192684A JP63016316A JP1631688A JPH01192684A JP H01192684 A JPH01192684 A JP H01192684A JP 63016316 A JP63016316 A JP 63016316A JP 1631688 A JP1631688 A JP 1631688A JP H01192684 A JPH01192684 A JP H01192684A
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JP
Japan
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speed
control
circuit
learning
deceleration
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JP63016316A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Munakata
宗形 三男
Kenji Yoneda
健治 米田
Tsutomu Sano
佐野 勤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0025Crystal modifications; Special X-ray patterns
    • C09B67/0026Crystal modifications; Special X-ray patterns of phthalocyanine pigments

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧エレベータ等の流体圧エレベータに係り
、特に流体の流量を電気的に制御する弁により速度制御
を行なう流体圧エレベータに関するものである。
【従来の技術】
流体圧エレベータに関する従来技術としては、例えば、
特開昭60−15379号公報に記載された技術が知ら
れている。この従来技術は、速度指令パターンにオンラ
インで乗りかごを追従させるフィードバックをかけるこ
とにより、エレベータの速度を自動制御するものである
。また、この種流体圧エレベータに関する他の従来技術
としては、電気的制御により連続に近い形でエレベータ
の速度を制御できるようにした特開昭60−21368
0号公報に記載された技術や、停止制御時のノロノロ走
行時間の改善を図った特開昭59−114275号公報
、特開昭61−124484号公報、特開昭59−’2
03074号公報に記載された技術等が知られている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術による流体圧エレベータは、流体の特性上
、乗りかごの駆動系の弾性が大きし為こと等のために、
安定な制御性能が得がた11とblう問題があった。さ
らに、負荷や流体温度が変ると、流量制御弁における流
体の制御流量が変化し、乗りかごの速度特性が変動する
ため、加加速や加速度の変動による乗り心地の低下を生
じ1着床走行時間(ノロノロ走行する時間)が長くなり
、サービス性能の低下とエネルギー損失の増大を招くと
いう問題もあった。 本発明者らは、これら従来技術の問題点を改善する方法
として、乗りかごの位置または速度を検出するとともに
、制御装置としてディジタル演算装置を用い、流体圧エ
レベータの速度特性を逐次補正して運転する装置を特願
昭61−188473号として提案しているが、前述の
問題点を完全に解決し得るものではなかった。 そこで1本発明者らは、減速制御時における着床走行時
間の増加等により乗心地を損うことなく着床速度を目標
速度に近づけるように学習制御する機能を備えた流体圧
エレベータ制御装置を特願昭62−195167号とし
て提案した。 しかしながら、設備運行開始時の学習データが未完の場
合やバックアップバッテリの万一の損傷またはノイズ混
入等に起因するデータ破壊の場合には、従来のノロノロ
運転に近い状況を余儀なくされていた。 本発明の目的は、学習制御機能が充分に働かない状況下
にあっても着床走行時間を可能な限り短縮できる補佐機
能を備えた流体圧エレベータ制御装置を提供することで
ある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、上記目的を達成するために、流体圧ジヤツキ
に直接または間接に結合した乗りかごを流量制御可能な
制御弁により速度制御する流体圧エレベータ制御装置に
おいて、前記乗りかごの走行状況(速度、加速度、ジャ
ーク、かご内荷重。 流体圧、流体温度、プランジャ位置、電源電圧。 モータ電流のうち少なくとも1つ)を検出する各種検出
回路と、前記乗りかごの実速度が目標速度に達したかま
たは所定範囲内にあるかを判定する実速度判定回路と、
前記速度判定結果が所定値のときは前記乗りかごの速度
をそれまで学習した速度パターンで制御する一方、前記
速度判定結果が外れたときは実速度を優先して速度制御
する速度制御指令回路とを備えた流体圧エレベータ制御
装置を提案するものである。 〔作用〕 本発明において1通常は、学習したデータに基づく走行
制御を実行し、その時の各種パラメータを検出して学習
を深めるとともに、実速度判定回路により実際の乗りか
ご速度が所定ゾーン内にあるかどうかを判定する。実速
度が所定ゾーンから外れ例えば遅い場合は、着床に長い
時間がかかるので、学習制御を一旦中止し゛、乗りかご
速度や着床位置が所定ゾーン内に入るように、実速度を
変えさせる速度指令を出す。 このようにすると、学習データが未完成である等の原因
による乗り心地の低下や、ノイズなどに起因するメモリ
等の万一の不具合による走行困難の発生を未然に防止で
き、安全かつ信頼性の高い流体圧エレベータ制御°装置
が得られる。 〔実施例〕 以下、図面を参照して、本発明による流体圧エレベータ
制御装置の実施例を詳細に説明する。第1図は本発明の
一実施例を示す流体圧エレベータ制御装置のブロック図
、第2図は流体圧エレベータの全体構成図、第3図(A
)〜(C)は走行制御特性図である。 第2図において、1は流体圧エレベータ制御装置、4は
駆動モータ、5はポンプ、6はタンク。 7はプランジャ、8A、8Bは温度センサ、9は圧力セ
ンサ、10はシリンダ、12はプーリ、13はロープ、
14は乗りかご、15はロータリエンコーダ、16は行
先ボタン、17はレール、18はホール呼びボタン、2
0U、20Dは端階、減速位置検出器、21A、21B
、21Gは各階床ドア開扉ゾーン検出器、CDI、CD
2.CUI。 Cu2はソレノイドコイル、PDI、PO2,PUl、
PU2はパイロット弁、UVは上昇主弁。 DVは下降主弁、CHVは逆止弁である。また、第1図
において、110は速度検出回路、120はかと位置作
成回路、130は位置検出回路、140は速度指令回路
、150は加速度検出回路、160は学習制御回路、1
70はセンサ信号変換回路、180は走行条件指令回路
、190は調整保守回路、200は運転制御回路、30
0はコンソール、400はソレノイドコイル駆動回路、
500は主回路制御回路である。 本発明により制御される流体圧エレベータは、第2図に
示すように、流体圧エレベータ制御装置1と1乗りかと
14と1乗りかと14の上昇運転時の流体圧源を構成す
るポンプ5と、これを駆動する駆動モータ4と、流体を
収納しているタンク6と1乗りかと14を駆動するシリ
ンダ10およびプランジャ7からなる流体圧ジヤツキと
、流体の流量を制御する各種弁UV、DV、CHV、P
Di、PO2,PUI、PU2とを主要素とじて構成さ
れている。流体圧エレベータ制御装置1は。 ホール呼ボタン18.端階減速位置検出!12 ’OU
 。 200、各階床ドア開扉ゾーン検出器21A〜21G、
行先ボタン16.ロータリエンコーダ15゜かご内荷重
検出センサ22.温度センサ8A、8B、圧力センサ9
等からの各種信号を処理し、駆動モータ4を制御すると
ともに、パルス幅制御回路を介してソレノイドコイルC
DI、CD2.CUl、Cu2を制御する。これらのソ
レノイドコイルにより制御される下降パイロット弁PD
I。 PO2,上昇パイロット弁PUI、PU2は下降主弁D
V、上昇主弁UVを制御する。 いま、駆動モータ4が駆動され、パルス幅制御回路PW
UIによりパイロット弁PUIのソレノイドコイルCU
1が駆動されると、上昇主弁UVが閉路し、ポンプ5に
より逆止弁CHV、上昇主弁UVを介してタンク6に戻
っていた流体の流れの一部が、下降主弁DVを経てシリ
ンダ10に注入される。そこで、プランジャ7が浮上し
、乗りかご14はプーリ12とローブ13を介して駆動
され、レール17に沿って上昇走行する(乗りかと14
がシリンダ10とプランジャ7で構成されている流体圧
ジヤツキの頂部に設けられ直接駆動される形式の流体圧
エレベータの場合も同様に作動する)。 この上昇走行制御を第3図によりさらに詳細に説明する
。第3図(A)に示すように、パルス幅制御回路PWU
Iからパイロット弁PUIの制御用のソレノイドコイル
CUIに加える加速パルス幅θPWIを次第に大きくし
、パルス幅制御回路PWU2からパイロット弁PU2の
制御用のソレノイドコイルCU2に加える減速制御パル
ス幅θPW2を大きくすると、加速パルス幅θPWIが
広がるに従って、上昇主弁UVの閉路速度が上昇し、こ
れに比例して乗りかと14の加速度αが大きくなる0時
間tLが経過し、加速パルス幅θPW1が一定値θ3に
なると、上昇主弁UVは、−定の割合で閉路し比例的に
流体通過面積が狭くなり1乗りかと14は、第3図(C
)の実線で示す加速度特性Cα1のように、はぼ一定の
加速度α2で増速される。 しかし、実際には、パイロット弁を制御する加速パルス
幅θPWIと上昇主弁UVの閉路速度は、正比例しない
場合がある。このような場合については、後に詳述する
。 流体圧エレベータ制御装置は、ホールボタン18、行先
ボタン16.ロータリエンコーダ15゜温度センサ8A
、8B、流体圧センサ9.かご内荷重検出センサ22等
からの信号を取込み、加速終了制御の開始点を求める。 すなわち1次に停止する階床レベルまでの全走行距離に
応じた目標定常速度VT、、過去の走行データによる定
常走行速度v h、、流体圧Pや流体温度Tの変化によ
る流量制御特性の変化等、演算式による解や学習により
求められたデータに基づいて、加速完了処理をいつ開始
すれば、乗り心地の満足度を達成できるかを実速度判定
優先制御等により求め、定常加速時間t!を決定する。 満足度が所定値を超えると1時間t1で、加速パルス幅
θPWIは、θ2からθ、まで順次低減するように制御
され1乗りかご14は加速を終えて定速走行状態に移行
する。 この加速完了処理の開始時期を決定する簡単な方法とし
ては、乗りかと14の速度が、目標とする定常走行速度
VT、より15m/分小さい速度に達したとき、すなわ
ち1乗りかご速度がVTニー15m/分を超えたことを
検出する方法がある。 この15m/分は、a、=0.87s”、t、=0.6
 gと仮定し。 ΔV=1/2 ・a、 ・t3=0.24m/5415
m/分として求めたものである。この簡易な加速完了終
了処理による制御方法は、各種データの未学習時(後述
の第5図に示すテーブルの変数C1,C2が“Onのと
き)に採用する。 この加速制御時に第3図(A)に示すように加速パルス
幅θPWIとして、なおθ3だけ残したのは、定常走行
速度vTLとして、エレベータの最大速度が要求されて
いる場合に、上昇主弁Uvが完全に閉路する前に加速終
了となってしまうのを防止し、少しでも最高速度を向上
させるためである。また、この加速制御時の乗りかごの
定常走行速度VT□は、少なくとも流体圧またはかと荷
重により変化するものとして、その算出式または圧力区
分毎のテーブルとして記録される。 所定階床に乗りかと14を停止させるために減速開始指
令が発せられると、第3図(A)に示すように、減速パ
ルス幅を06に広げる目的でパルス幅制御回路PWU2
からの減速制御パルス幅θPW2が狭くなるように制御
される。これにより。 ソレノイドコイルCU2を介してパイロット弁PU2の
流量が減少し、無励磁の状態である開路へ移行し、上昇
主弁UVを閉路から開路の方向へ移行させる。この結果
、流体圧源からの正流の上昇主弁UVを経てタンク6に
還流する割合が多くなり、その分乗りかと14の上昇速
度が低下し、減速制御される。この減速制御は1乗りか
と14の速度が所定の着床走行速度VQ、に達するよう
に、後述する減速時間t、または14+1.の間実行さ
れる。 次に、乗りかと14が着床レベルに接近すると。 流体圧エレベータ制御装置1は1着床レベルの実速度判
定優先制御手段により、着床、停止制御を開始する0点
を求め、再び減速パルス幅θ1による着床、停止制御を
行い、乗りかと14を乗り揚床レベルに対し所定範囲内
に静止させる。 乗りかと14が完全に静止するに充分な時間t□。経過
後、減速抑制パルス幅θPW2を零とし。 ソレノイドコイルCU2の不要な励磁を停止して。 ソレノイドコイルの長寿命化を図る。なお、この着床、
停止抑制開始点Oは、単にレベル手前数十型■に設定し
てもよい。 着床、停止制御の他の制御方法として、第1の着床位置
SP□を検出したら、−旦1乗りかご速度をVD、/2
まで減速させ、第2の着床位置を検出シたら停止制御し
て、着床走行速度vQ1を比較的高く設定しても良好な
着床精度が得られる。 次に、下降走行の制御について説明する。 下降走行時1乗りかと14は、かご自重で下降可能であ
るため、下降走行時の制御は、流体圧源が不要であり、
駆動モータ4を駆動制御する必要がない点を除いて、上
昇走行時と同様に、加速パルス幅θPWIと減速抑制パ
ルス幅θPW2の制御により実行できる。 この場合、パルス幅θPWIは、パルス幅制御回路PW
DIから出力され、ソレノイドコイルCDIを励磁し、
パイロット弁PDIを閉路から開路に移行させ、下降主
弁DVを開路する。又、パルス幅θPW2は、パルス制
御回路PWD2から出力され、ソレノイドコイルCDI
を励磁し、パイロット弁PD2を開路から閉路に移行さ
せ、下降主弁DVを閉路するように制御する。このよう
な制御により、シリンダ10内の流体が下降主弁DVと
上昇主弁UVを経てタンク6に戻り1乗りかと14は下
降制御される。その際、第3図に示すパルス幅θ1.θ
5.θ、、加速度増加時間t1等のデータの少なくとも
一部を上昇用とは別個に記憶しておき、流体圧ニレ−ベ
ータ制御装置に実速度判定優先制御を実行させると、乗
りかと14の上昇時とは異なる流体圧の流れによる流量
制御特性の差を補正し、目標とする着床走行速度VΩや
着床精度等を充分に満足させて乗りかと14の走行を制
御する。 次に、本発明による流体圧エレベータの着床走行速度V
ffilを目標値に近ける制御を、第1図に示す流体圧
エレベータ制御装置の一実施例のブロック図を用いて説
明する。 流体圧エレベータ制御装置1は1図示各種検出及び、制
御回路110〜190と、コンソール300と、ソレノ
イド駆動回路400と、主回路500と、これらの回路
全体を制御する運転制御回路200とにより構成される
。 速度検出回路110は、乗りかと14の動きを検出
するロータリーエンコーダ15からの信号を受け、デジ
タル化した符号付速度データVを出力する。かご位置作
成回路120は、この速度データVを積分し、又、端階
減速位置検出器20U、20Dからの信号820を受け
、基準位置からの距離を示すかご位置信号PS14及び
、エレベータ運転階床信号FNを出力する0位置検出回
路130は、かご位置信号PS14と次に停止する階床
(PADF)のレベル位置(PFLLV)テーブルデー
タとの差分を演算し、残走行距離Qsoを求め、この値
が所定値以下になったことを検出し、第1と第2の減速
位置信号 PSD、、PSD、、第1と第2の着床停止
位置信号S P L −S P z * ドア開扉許可
ゾーン信号DZ、を出力する。なお、端階減速位置検出
器20U、200.各階床ドア開扉ゾーン検出器21A
〜21Gの信号により、がご位置作成回路120が作成
したかご位置データPS14は、各階床レベル位置テー
ブルの値を正しい値に書き替えるためにも用いられる。 一方、かご移動パルス信号S15は、加速度検出回路1
50に加えられ、加速度データαに変換される。加速度
検出回路150は、この時、さらに加速時の平均速度α
2と第3図に示す機関t5における減速時の平均減速度
α5を演算により求めて出力する。学習制御回路160
は、この加速度データα、速度データVを基に、 着床
走行速度VQ1と着床走行時間tQ、とが目標の値とな
るように、速度制御変数LH,とt5を指令するための
学習制御を実行し、これらの変数を出力する。又。 第4図に示す平常走行時の減速度Nα6等の制御目標と
、これを満足させるための標準的な減速流通角θC5な
どの速度制御定数は、調整保守回路190により調整さ
れたデータを記憶し、走行条件回路180より出力され
る走行条件区分データJ、、P、T等に適応した値を記
憶したデータ群を基に、検索又は演算により求め出力す
る。尚、Jは“0”がUP、”1”がDOWNの走行方
向を示す信号であり、Pはエレベータの起動時に検出さ
れる流体圧力又はかご内荷重を示す信号であり、Tは流
体温度を示す信号であり、その時々の値を使用するが、
第3図に示す時点す以後は、走行制御とそれによる学習
が終了するまで保存される。これらの制御定数の外に、
単純に制御目標に合うように調節すればよいデータ、例
えば、速度指令制御時間 1..1□tzsttstt
tttsttzsとパルス幅データθ1.θ、。(平常
時用定数は、第4図に示すTCl、Te3.NT13.
Te3.Te3.Te3.TClo、θC3,θ10)
及び制御の目標となる加速度α2.α5(目標値はNα
2.Nα5)等は、テンキーと表示器を備えたコンソー
ル300より人手で修正可能である。しかし、特定顧客
、例えば、病院の寝台用ニレ−ベータを除いては、一定
にしてもよい、又、必要に応じて上昇用と下降用、軽負
荷用と重負荷用、高流体温度専用等に区分して、前述の
データを記憶しておき、そのデータを適宜選択すること
もできる。 これに対し1乗りかと14の加速度を目標とする加速度
Nα2に近づけるために調整を要する加速パルス幅θ3
は、パイロット弁P’DI、PD2゜PUI、PU2及
び下降主弁DV、上昇主弁UV等による流体制御が流体
特性条件により複雑に変化し、又、流体の劣化、異物混
入、パイロット弁の摩耗により流体制御特性が経年的に
変化するので、前述したように人手で適正値を求めるこ
とが困難である。 このため、学習制御回路160は、大まかな流体圧また
は流体温度別に、実際の走行を繰返し。 その走行結果のデータを用いて走行条件の区分毎に加速
パルス幅θ2を次式で求める学習を行い。 走行条件別に記憶する。 0.2=08′X (1)式において、02′は、実際の走行に使用した加
速パルス幅であり、この時の平均加速度の実測値がα2
である。kα2はO<kα2≦1の範囲内の定数である
。学習速度を決定する定数にα2、制御目標値Nα2は
、コンソール300から修正できる。又、学習制御装置
160は、同様に、目標とする減速度αC5を満足する
ように、実際の走行特性を使用して減速パルス幅θ、を
求め、これを走行条件の区分毎に記憶する。 センサ信号変換回路170は、流体圧センサ9又は乗り
かと14の荷重検出センサ22のいずれか一方の信号と
温度センサ8A、8B、からの温度信号S8とを取り込
み、流体圧データPD、かご内荷重データWD、流体温
度データTDを出力する。かご内荷重データWDは、か
ご内荷重検出センサ22からの信号のデジタル値1N2
2と。 バイアス値122Bと、ゲイン値122Gを用いて次式
により求める。 WD= (iN22−i221j)i22G ・・・(
2)また、プランジャ7の位置により変化する下降主弁
DV、上昇主弁UVに加わる流体圧力データPDは、か
ご位置によるバイアス値1PDBとゲイン値1PDG、
、i PDG、を用いて次式により求める。 PD=WD俸1PDG、+PS14・1PDG。 +1PDB   ・−・・・・・・・・・・・・・  
(3)さらに、センサ信号変換回路170は、温度セン
サ8Bからのタンク6内の流体温度信号(上昇運転時に
使用)及び温度センサ8Aからのシリンダ10下部の流
体温度信号(下降運転時に使用)を変換して、流体温度
データTDを出力する。 走行条件回路180は、これらの流体条件データTD、
PD、WDと、運転制御回路200から与えられる上昇
、下降、減速等の運転信号0PS1により走行条件区分
データJ、T、P及び学習制御許可信号ELを作成し、
速度指令回路140゜学習制御回路160等に与える。 運転制御回路200は1乗りかと140内の行先登録ボ
タン16.ホール呼ボタン18からの信号を取り込み、
運転要求のある階床レベルまでの全走行距離に見合った
目標定常走行速度VH,上昇、下降指令、コンソール3
00から入力されるチースト走行要求、未調整或いは未
学習状態であることを示す信号群又はコード等の走行条
件を形成する運転信号ops1を走行条件回路180に
与える。 速度指令回路140は、運転制御回路200からの上昇
走行指令S11.走行条件指令回路180からの走行条
件区分データ、及び指令制御用定数調整回路190から
の信号に基いて、第3図に示す加速パルス幅θPWI、
減速抑制パルス幅θPW2を決め、各制御定数を決定す
る。すなわち、加減速度指令回路145は、実速度判定
回路142、学習制御回路1602位置検出回路130
゜からの信号により、加減速パルスθをパルス幅出力回
路146に出力する。パルス幅出力回路146は、θの
値が負の時、加速パルス幅θPWIをθPW1=O%、
減速抑制パルス幅θPW2をθPW2=lOO−(θ+
P W U B 、2 )として出力し、又、0の値が
正の時、加速パルス幅θPWIをθPW1=θ+PWU
BI%、減速抑制パルス幅θPW2をθPW2=100
%として出力し、ソレノドコイール駆動回路400に与
える。ツレノドコイル駆動回路400は、ツレノドコイ
ルCDI。 CD2.CUI、Cu2を駆動する信号ICDI。 lCD2.ICUI、ICU2を出力する。 次に、着床走行速度vnの安定化を行なう学習制御回路
160の役割と学習演算処理について具体的に説明する
。 第5図は、この着床走行速度vQの安定化のために用意
された減速時間補正学習テーブルRAM1(J、P)、
RAM2(J、T、P)の構成を説明する図であり、第
5図(a)、(b)にそれぞれのテーブルの全体構成が
、第5図(c)、(d)に走行条件毎の学習データの構
成が示されている。学習テーブルRAMI(J、P)、
RAM2(J、T、P)は、走行方向変数J、流体温度
T、流体圧Pによる多数の走行条件毎に、補正データを
有する二次元又は三次元配列で構成されており、その1
つ1つの区分毎に、学習回数C1,C2,減速時間t5
を自動的に調節する減速時間補正値dTM、、減速パル
ス幅補正値dθ5等のデータを記憶している。 これらの区分毎のデータは、エレベータの1回の走行毎
に、その実走行データに基いて更新される。 又、学習テーブルとして、学習テーブルRAM 1(J
、P)、RAM2(J、T、P)の2種が示されている
が、学習テーブルRAMI(J、P)は、流体圧エレベ
ータシステムの運転状況が流体温度にあまり影響を受け
ることのないシステム、例えば、流体の制御をパルス的
に行うシステム等に用いると効果的であり、この場合、
学習時間を短縮可能となる。 第4図は、学習目標を与えるテーブルと、未学習時のエ
レベータの制御条件を与えるテーブルを示す図である。 第4図(a)に示すテーブルROM T t < K−
J )は、エレベータの機種毎に変わる変数にと、走行
方向変数の組毎に設けられる学習目標を与える定数や異
常判定用の定数を与えるテーブルであり、第4図(b)
に示すテーブルROMT2(m、J)は、モータ、プラ
ンジャ等の種類により変わる変数mと、走行方向変数の
組毎に設けられる未学習時のエレベータの制御条件を与
える定数テーブルである。 次に、これら各テーブルの定数について説明する。テー
ブルROMT (K、J)において、T。 VSPI、TOVSP2は1乗リカごのオーバースピー
ド検出時に非常停止させるために必要な定数であり、T
SDSα、TSDSVは、5DS(スローダウンスイッ
チ)を切ってからのオーバースピード検出用の定数であ
る。Nα2.Nα8は、保守走行時の加減速度を定める
定数、SvTは、セフティドライブ時のトップスピード
値である。Sα2.Sα5は、セフティドライブ時にお
ける目標の加減速度を求める定数である。NTl3は、
トップ走行時間であり、この目標値がその −まま制御
値となる。MVTは、短階床間を走行する場合のトップ
スピード、MPSDは、短階床の減速位置を決める定数
である。NPSDは、平常減速位置を決める定数、NS
Pは、停止位置であり、平常走行、短階床走行、セフテ
ィドライブ。 保守走行時等の定数である。IVTは、インチング走行
のトップスピードで1例えば、2 m / Sに定数セ
ット可能であり、PWM制御の特徴ともいえる(従来は
通常走行時の着床走行速度NVLと同一であった)。工
α2.Iα8は、インチング走行時の加減速度の定数で
ある。NVTは、平常走行のトップスピードの定数であ
り、加速度流通度θ’C2の値θ2.加速時間TC2の
値t2.加速終了時間TC3の値t3.加速残流通度θ
C3の値θ3によって決定される。オーバスピードの予
見としては、期間t2における現状速度をV。 加速度をαとすると1次式 %式% で判定でき、この式が成り立ったとき、一定加速を終了
し、加速終了処理に移行する。Nα2は、平常走行時の
加速度の定数であり、加速流通度θC2の値θ2により
加速度が決定され、第3図(c)に示すV−を曲線に沿
って乗りかごが走行する。加速流通度θC2の値θ2を
標準流通度の定数に対し、正負の値を持つ補正値(第1
3図(C)に示すdθ2)を学習すると、目標の加速度
Nα2に近づけることができる。Nα5は、平常走行の
減速度であり、減速流通度θC5の値θ5に対する補正
値dθ5を学習すると、目標のNα5の値に近づける制
御を実現できる。Nα8は。 平常走行着床時の減速度の制御目標値を示す定数であり
、着床流通度定数θC8とその補正値dθ8により、そ
の値θ8を学習制御できる。NtQは、着床走行時間の
定数であり1例えば、目標を0.5秒にセットして良好
な乗り心地を確保する。 NVLは、着床走行速度の定数であり、例えば、目標を
6m/分にセットして良好な乗り心地を確保する。 第4図(b)に示すテーブルROMTa (myJ)に
おいて、θCOは、ブリード圧作成流通度の値θOであ
る。第2図に示すシステムにおいて。 シリンダ10の圧力をPA、チョークCHV上部の圧力
をPBとすると、ブリード圧はPA−PBとなる0乗り
かごは、この流体圧に達することにより、すぐに小さな
流体圧で動作できるようになる。ブリード圧作成流通度
θCOを大きな値とし。 ブリード圧作成時間の標準定数TCOの値Toを小さく
設定すると、運転能率を向上できる。一般に、パイロッ
ト弁の流量特性は、パイロット弁のONタイムΔt1と
OFFタイムΔ2の差に起因する非直線特性を有する。 指令した流通度θに、前述の差に対応するバイアスPW
UIB、PWU2Bを加え、主弁制御の流量はパルス幅
制御回路PWUI、PWU2の出力パルスとが比例的に
推移するようにし、また、スピーデイな加速を開始する
ための初期値を決めるのがθC1である。特に、主弁の
開放開始部の流量面積が小さくなるV形溝を使用した下
降側では、大きめの値に設定される。 TCIは、加速開始時間(tl)の定数であり。 第3図に示すtlの期間で、VCDのプログラムがtl
の処理を行う。 Te3は、加速時間(t2)であり、加速パルス幅θP
WIが重斌により異なる値を持つため、学習する必要が
ある。Te3は、加速終了時間(t3)であり、加速・
度を減少させる期間を決める定数である。前述の時間t
l、t2.t3は、それぞれ速度制御状態コードVCD
で異ったプログラムを起動テる。θC3は、加速残流適
度(θ3)であり、加速の状態からトップスピードの状
態にスムーズに移行させ、乗り心地を良くするものであ
る。VO2は、第3図に示す期間t3の増速度である。 Te3は、減速度増加時間(t4)、Te3は、減速時
間(t5)である、VO2は。 第3図に示す期間t6の減速度であり1着床速度にスム
ーズに移行させるための期間である。Te3は、減速度
減少時間(t6)、Te3は1着床開始時間(tl)で
あり、第3図に示す時間に対応している。θC8は着床
流通度(θ8)Te3は着床時間(t8)Te3は着床
終了時間(t9)θ10は着床確認流通度(θ10)、
TCIOは着床確認時間(tlo)であり、全て、第3
図に対応している。 LHC4は、減速遅延距離であり、予めセット値として
テーブルに備えられ、第5図(d)に示す学習テーブル
の補正値dLHの学習により、テーブルROMT、(K
、J)の目標とする着床走行時間Ntffiに、実着床
走行時間が近づくように制御する。MT2.MT5は、
短階床運転時における加速時間t2.減速時間t5であ
り、MLH4は、短階床の減速遅延距離である。PWU
BI。 PWUB2は、パルス幅にバイアス値である。HO2,
HO2,HT2は、保守走行時の加速流通度θ22着床
流通度θ8.加速時間t2であり、同様に、SO2,S
O2,ST2は、セフティドライブ時の加速流通度θ2
.減速流通度θ5.加速時間t2であり、IT2.IO
2,IO2は、インチング走行時の加速時間txt加速
流通度θ2、着床流通度θ8である。 本実施例は、前述の定数テーブルROMT、。 ROMT、の他に、第4図(c)に示す定数テーブルR
OMT3を備えている。この定数テーブルROMT、に
おいて、SPU、SPDは、UP走行時、DOWN走行
時の着床レベル補正値であり。 ディジフロの誤差補正に用いられる。また、PsF(0
)〜PSF (f)は1階床ピッチの値を示している。 前述の各種テーブルは、学習方式による流体圧エレベー
タの制御に用いられるが、非学習または未学習の場合、
次のような演算により、エレベータを制御できる。すな
わち、流体流量Qは、定数kを流体圧力P0において調
整しておけば、と表わされる。には定数で圧力P0にお
いて調節しておく、なお、この式には流体温度Tによる
補正項を含めるとより良い、最高速度変動式は、Paを
バイアス値とすれば、 と表わされる。 一定の加速度を得るため、DOWN走行時には、P n
 p P x > > P nであるので、前式からと
して求められる。しかし、この場合、乗りかごの重量比
により下降可能速度が大きく変動する。 また、UP走行時の速度は、ポンプ圧をPPとすれば1
次式で求められる。 この式において、Pp>>Px、Poであるため、上昇
最高速度は、はぼ一定となる。 前述の演算式を用いると、非学習の場合もエレベータ制
御が可能となる。 実施例は、乗りかごの実速度を判定して1次の制御に移
行する処理方式を採用しており、流量制御弁付流体圧エ
レベータを円滑に運転可能である。 エレベータの走行特性を改善するには、着床走行速度を
安定化することが最も重要であり、かつ一番困難である
。しかし、駆動モータ4とポンプ5により流体圧源の発
生する流体圧が弱い場合の全負荷上昇走行時や、無負荷
下降走行時に、流体圧不足により、下降主弁を上下方向
に流れる流体流量が不足し、定常走行速度が定格の65
%〜75%に低下する場合がある。このような流体圧エ
レベータにおいても減速距離を一定にしたまま。 ある程度良好な走行特性となる様に制御するには。 定常速度vh1に応じて減速度α5を小さくするように
減速パルス幅を修正制御する。すなわち、(4)式に示
すように、定常速度vh4が小さくなった割合の2乗に
反比例して減速度α、を小さくすれば、同一の減速比1
lIILsoを得ることができる。 Lso4 (V h、) ”/ 2 as   −−(
4)しかし、減速度α、を小さくすると、減速と着床に
要する時間が長くなり、サービス性が低下する。 また、前記(4)式を減速パルス幅補正値dθ5を学習
して学習演算処理に組入れる必要が生じ、処理がますま
す複雑化するとともに、着床走行速度VQ1の安定化と
、減速距離Lsoの一定化という2種の学習目標を学習
制御回路に与えることになり、学習制御回路における学
習制御の立上り速度と安定性に不安が残る。 そこで、本実施例は、この減速距離の変動を補正する正
と負の補正値を区分できる符号化の減速距離補正値d 
L h 4を学習する構成としている。 第5図(b)、(d)は、このために用意された減速距
離補正学習テーブルRAM2 (J、T、P)の構成を
説明する図であり、第5図(b)にその全体の構成を、
第5図(d)に走行条件毎の学習データの構成を示す。 学習テーブルRAM2 (J。 T、P)は、走行方向変数J、流体温度T、流体圧Pに
よる多数の走行条件毎に、補正データを有する三次元配
列で構成されており、その1つ1つの区分毎に学習回数
C2,減速距離補正値dLH4等のデータが学習により
常に更新されて記憶される。流体温度Tに影響されない
システムで用いられるテーブルRAMI (J、P)の
着床走行速度VQIWは、走行制御時の着床走行速度が
安定化しているか否かを診断するために記憶されるもの
であり1例えば、第1の着床位置信号SP8が発生した
ときの乗りかごの速度値とすることができる。 第5図に示す学習テーブルは、学習制御の開始前に、例
えばオール“0”にプリセットされている。また、学習
制御回路160は、定数調整回路190により各種定数
の調整または実走行結果による演算作成が完成するまで
、及びコンソール300等からの学習中断の指令により
、その機能を停止する。さらに、流体の圧力や温度が所
定の範囲内になかったり、定常走行速度が不安定であっ
たり低速過ぎた場合、走行条件回路180より学習許可
信号ENが出力されず、学習処理を実行しない。 学習制御により前述したテーブルRAM2 (J。 T、P)及びRAM1(J、P)に各種データをセット
する前に、まず、定数調整回路190は、加速パルス幅
θ2と基準減速パルス幅θC9との値を上昇運転用、下
降運転用のそれぞれについて調整決定するか、または、
目標とする加速度Nα2と減速度Nα5とからそれぞれ
(5)式及び(6)式より求め自動設定する。 05′=θ、・(1+N五列15・KO2)・・・(6
)αs なお、前記(5) 、 (6)式において、Kemとに
θ。 は、0より大で1より小さい値に設定される。また、0
2′と05′は、新しく更新される値であり、θ2の初
期値θC2は小さめに、θ、の初期値θCは大きめに設
定し、エレベータを上下走行させる学習により正しい値
に収束できる。第3図(B)に示す乗りかと14の速度
曲線Cv2は、加速パルス幅θ2が大き過ぎて定常速度
vh1が低く、減速度θ、が大き過ぎた場合の状況を示
している。 次に、コンソール300からの指令により、これらのデ
ータは、停電時、演算装置の交換時等に備えて、ROM
カートリッジ、ICカード、EEFROM等へ格納され
、遠方の保守センタへの送信、記録、または、コンソー
ル300のプリンタへの記録等の処置を受ける。 流体圧エレベータ制御回路1は、これらのデータを用い
て通常のサービス運転を繰返す、その間、学習制御回路
160は、補正値dθ、とdTM、を学習し、走行条件
による着床走行速度vn、を自動調整する。この学習は
1次のように行われる。 まず、減速度を一定と仮定して減速時間の補正値dTM
、’ を(7)式に・より求める。 t s  T M Cs   ”・”’  (7)(7
)式において、 KTM、は学習速度定数であり。 0<KTM、≦1に定められ、t、は走行制御定数であ
り、(8)式により求められるものであり、学習制御回
路160が走行開始前後から減速時に求めて実−際の走
行に使用した値である。 t、=ROMT、(m、J)  ・TC5+RAM2 
(J、T、P)  ・dt、・・・・・・(8)前記(
7)式により求められた補正値は、第5図(d)に示す
学習テーブルRAM2の所定の走行条件位置に記憶され
、次回の同一走行条件の運転時に、第8式の第2項のデ
ータとして使用される。 また、学習速度定数t5は、学習回数Cが少ない場合、
充分に大きな値とし、学習回数が多くなるに従って小さ
くしていくとよい、これにより、早い学習制御を安定し
て実行可能となる。 次に、減速時間t5を一定と仮定し、減速パルス幅補正
値dθ5を(9)式で求め、第5図に示すテーブルの該
当する区分の値を更新する。 dos=(1+ ” ”二”−・K αs) Xαs θ5−θC5・・・・・・・・・・・・  (9)(9
)式の05は、実走行に使用した減速パルス幅であり、
 (10)式により求められる。 θ、=ROMTi (me j)、 θC5+RAMI
 (J、P)、dθ5 ・・・・・・ (lO)本実施
例の学習制御は、上記2種類の学習のいずれか一芳を繰
返し実行するものであり、着床走行速度vaを一定に保
持するように、エレベータを運転制御できる。この2種
の学習は1次のように使い分けるとよい0例えば、前述
したような走行条件により定常速度が大きく低下する無
負荷下降で流体温度が低い場合に発生するシステムにお
いては、減速時間t、を補正するdTM5を学習するの
が好ましい。逆に、加速パルス幅θ2を比較的きめ細か
く設定し、かつ駆動ユニットの条件にめぐまれ、常にほ
ぼ一定の定常速度が得られるシステムにおいては、走行
条件により変化するパイロット弁や主弁の流量変化を補
正するために。 減速パルス幅θ5を補正するdθ、を学習するとよく、
常に理想の走行を実現できる。 しかし、さらにきめ細かく完全に学習制御する必要があ
る場合は、前述の両方を学習して制御することも可能で
ある。この場合は、(7)及び(9)式の学習速度定数
KTM、またはにα5の少なくとも一方を小さくするか
1両者の和を100%以下に設定して、前述の学習を実
行するとよい、または、(11)式により、dTM、を
再度補正し、その補正値dTM、’ を得て、第4図の
テーブルに記録する学習を行ってもよい。ただし、 (
11)式において、K工。は定数である。 d t、’ =d ts−t、x 上記学習制御の説明において、第3図に示した時間t4
.t、等の期間における減速制御についてはふれなかっ
たが、これらを含めて前述の(7) 、 (9)、(1
1)を変形して用いることが可能である。ただし、時間
t4p t@等の期間は、その影響が極めて小さいため
、これらを含めなくとも充分安定な制御が可能である。 本発明による流体圧エレベータ制御装置は、前述の減速
制御により、着床走行速度vQを安定化させ、良好な走
行特性でエレベータを制御できる。 しかし、前述したように、走行条件の変化により定常走
行速度vh□を学習制御し得ないシステムがある。この
ようなシステムでは、定常走行速度が低下している場合
には、減速に要する距離が少なくなる分だけ減速開始位
置を基準位置より遅らせ、逆の場合には、減速開始位置
を基準位置より早めるように補正すると、良好な走行特
性に補正できる。 このため、まず、 (12)式により減速開始位置デー
タLH,を算出する。 LH4=LHC4+RAM2(J、T、P)、dLH4
・・・・・・・・・・・・   (12)なお、(12
)式において、LHC4は、第1の減速位置からの基準
減速開始距離、RAM2 (J。 T、P)、dLH4は、第5図に示す学習テーブル内の
補正データである。 実際の走行時、流体圧エレベータ制御装置!ilは、乗
りかと14が第1の減速位置PSD1に達した後の走行
距離がLH4に達したかまたは越えたときに1乗りかと
14の減速制御を開始し、乗りかと14の減速度αが所
定の条件を満足するまで落着いたことを、第3図に示す
時点Cで検出し、その時点から第1着床位置SP1を検
出するまでの期間に走行した着床走行(ノロノロ走行)
距離LQ1と要した着床走行時間TQ工とを測定する。 次回の走行時、流体圧エレベータ制御装置1は、この着
床走行時間TQ、を0秒とするように、減速位置PSD
工に達した後の基準減速開始距離LHC4に対する補正
値dLH,を、(13)式により求め、第5図に示す学
習テーブルRAM2の走行条件毎の該当区分のデータを
更新する学習制御を行う。 dLH4=LH,−LQ−LHC4・・・・・・ (1
3)また、エレベータの速度が60m/分程度と比較的
高く、かつ、距#t2500nm等の短階床が多い場合
、走行する階床間によって乗りかごの走行速度が変化す
る。このような場合は、短階床走行用の減速遅延距離d
MH4を学習テーブルとして使用し1着床量行時間TQ
1を目標値であるNt悲に近づける制御を実行する。そ
して、着床速度VQ□を目標とするNVLに近づけるた
め1期間t6の間に減速する速度dV6を学習する。実
速度判定回路142は1乗りかごの走行中、現状速度V
と現状の走行条件に該当する学習データRAM2 (J
、T、P)、dV6またはa t 6 / 2 (7)
値とにより、減速期間t6終了時の乗りかご速度が所定
の範囲外(学習回数C1,C2が1〜4以上のとの条件
)にあるかまたは所定の目標速度NVLに達した(学習
回路C1,C2がO〜3のときの条件)かを1判断し、
減速制御期間t5から減速期間t6の減速終了処理プロ
グラムに移行する。 このように、実速度判定回路142は、あらゆる定常速
度からの減速終了タイミングを実速度に基づき判定し、
次の制御への移行の最適な時期を決定できる。また、第
3図に示す停止位置タイミングCを決める停止までの走
行距離Qspは、悲sp=αt3/6により求め、この
データより着床位置を実速度に基づき判定し、停止開始
処理を指令する。 第6図は、低速走行制御を説明する特性図である。同図
において、低速下降走行指令SL2が1”となり、保守
走行用流通角指令θ2として、保守走行用の加速流通度
Hθ2を与え1時間HT2の期間ゆっくりと加速する。 従って、HO2を予め設定しておかなくても、θ2=θ
C2/2とすることも可能である。走行要求SLDが′
0″になった後も、正しベータ速度Vが零となるまでは
、はどほどの大きさの保守走行の着床流通度Hθ8を用
いて停止処理が行われる。 ここで、エレベータ速度Vが、保守走行のトップスピー
ドHVTより大きな値になったことを実速度判定回路1
42により判定制御し、起動修正を行う、もし、HVT
を学習制御する対象であっても、データが未完であった
り異常値であった場合には、学習に優先して実速度判定
優先制御を実行し、安定した低速走行制御を確保できる
。なお、次のインチングについても同様である。 第7図は、インチングを説明する特性図である。 インチングが下降と相異する点は、ブリード圧確保まで
いかに速くかつ安全に流体圧を高めるかにある。ここで
to、θOは、to=o、9TcQ。 θO=0.9θCOにできる。そして、エレベータ速度
Vがv〉0となったことを検出したら、直ちに■θ2の
加速流通度θ2に切換える。また。 エレベータ速度Vが1インチング走行のトップスピード
IVTよりも大きな値になったことを実速度判定回路1
42により判定制御し、常にIVTとなるように、実速
度判定優先制御を実行する。 ここで、ブリード圧確保のために、大きな流通角θOと
適切な時間10により、ブリード圧に早急に達するよう
に制御する。この初期制御期間が長ずざると、tOFl
に示すように、飛び出し気味となる。 また、IVTより所定範囲を越えて高くなったりあるい
は低くなったりすると、小さな流通角度により微速減速
制御や微速増速制御が可能となる。 〔発明の効果〕 本発明によれば、さまざまな走行条件により大きく変化
する着床走行速度を簡単な実速度判定回路を備えること
により安定化でき、ノロノロ走行時間を短縮し省エネル
ギーを達成しつつ、高い着床精度を保持可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体圧エレベータ制御装置の一実
施例の構成を示すブ、ロック図、第2図は流体圧エレベ
ータの全体構成を示す系統図、第3図は走行制御を示す
特性図、第4図は制御目標と制御定数のテーブルを示す
図、第5図は減速時間補正学習テーブルを示す図、第6
図は低速走行制御を示す特性図、第7図はインチング制
御を示す特性図である。 1・・・流体圧エレベータ制御装置、4・・・駆動モー
タ、5・・・ポンプ、6・・・タンク、7・・・プラン
ジャ、8A、8B・・・温度センサ、9・・・圧力セン
サ、10・・・シリンダ、12・・・プーリ、13・・
・ロープ、14・・・乗りかご、15・・・ロータリエ
ンコーダ、16・・・先行ボタン、17・・・レール、
18・・・ホール呼ボタン、20U、20D・・・端階
減速位置検出器、21A、21B、21G・・・各階床
ドア開戸ゾーン検出器、 CDI、CD2.CUI、C
u2・・・ソレノイドコイル、PDI、PD2.PUI
。 PU2・・・パイロット弁、UV・・・上昇主弁、DV
・・・下降主弁、CHV・・・逆止弁、110・・・速
度検出回路、120・・・かご位置作成回路、130・
・・位置検出回路、140・・・速度指令回路、150
・・・加速度検出回路、160・・・学習制御回路、1
70・・・センサ信号変換回路、180・・・走行条件
指令回路、190・・・定数調整回路、200・・・運
転制御回路、300・・・コンソール、400・・・ソ
レノイドコイル駆動回路、500・・・主回路。 代理人 弁理士  鵜 沼 辰 之 第3図 第4図 (0)  F?OMT4 (K、J、24>     
    (b)ROMT2(m、J、20)第5図 P (C)            (d)第6図 第7図 Stl         L++

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体圧ジャッキに直接または間接に結合した乗り
    かごを流量制御可能な制御弁により速度制御する流体圧
    エレベータ制御装置において、前記乗りかごの走行状況
    (速度、加速度、ジャーク、かご内荷重、流体圧、流体
    温度、プランジャ位置、電源電圧、モータ電流のうち少
    なくとも1つ)を検出する各種検出回路と、 前記乗りかごの実速度が目標速度に達したかまたは所定
    範囲内にあるかを判定する実速度判定回路と、 前記速度判定結果が所定値のときは前記乗りかごの速度
    をそれまで学習した速度パターンで制御する一方、前記
    速度判定結果が外れたときは実速度を優先して速度制御
    する速度制御指令回路とを備えたことを特徴とする流体
    圧エレベータ制御装置。
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