JPH01212676A - 組立ラインのセッティング装置 - Google Patents

組立ラインのセッティング装置

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JPH01212676A
JPH01212676A JP3891988A JP3891988A JPH01212676A JP H01212676 A JPH01212676 A JP H01212676A JP 3891988 A JP3891988 A JP 3891988A JP 3891988 A JP3891988 A JP 3891988A JP H01212676 A JPH01212676 A JP H01212676A
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JP
Japan
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article
jig pallet
setting
pallet
main body
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Pending
Application number
JP3891988A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
Toshiaki Katsuki
香月 寿昭
Junichi Usui
臼井 純一
Haruo Oda
小田 治男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/263,425 priority patent/US4894909A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、組付用の物品を位置決めした状態で載置する
治具パレットが設けられ、前記物品とその物品を組付け
る本体とのセツティング箇所に前記治具パレットを搬送
するパレット搬送手段が設けられた組立ラインのセツテ
ィング装置に関する。
〔従来の技術〕
治具パレットにて載置された物品と本体とをセツティン
グ箇所にてセツティングするに、2つの手段がある。
1つの手段は、前記本体をセツティング箇所の上部から
下降移動させるに伴って、物品と本体とをセツティング
するようにするものである。
他の手段は、前記本体をセツティング箇所の上部に保持
させておき、物品を載置した治具パレットの上昇に伴っ
て、物品と本体とをセツティングするようにするもので
ある。
ところで、上記両手段のいずれにおいても、物品と本体
とをセツティングする際に、最終セツティング状態にな
る途中において、物品側と本体側とが接当干渉すること
がある。
これは、例えば自動車の組立ラインにおいては、本体と
してのボディと、下回り装置のうちのエンジンや足回り
装置を備える物品部とをセツティングする際に、ボディ
の限られたスペース内に物品部を組付けるために生じる
等、各種の組立ラインにおいて生じることがある。
そして、上記接当干渉を回避させるには、本体の下降移
動の途中において、あるいは、物品の上昇移動の途中に
おいて、本体と物品とを水平方向に相対移動させればよ
いことがある。
このため、物品を載置した治具パレットの全体を水平方
向に移動させるようにするか、あるいは、本体を水平移
動させるようにすることが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の手段は、重量物を水平移動させる
ものであるため、重量物の移動に大きな操作力を有する
不利や、大きな振動を発生する不利があるばかりでなく
、高速で移動する重量物を迅速に停止させることが困難
なため、重量物を充分な低速で水平移動させねばならな
いものとなり、それに伴いセツティングに要する時間が
増大する結果、作業能率の低下を招く不利がある。
ちなみに、本体を下降移動させてセツティングする前者
手段においては、物品をガイドレールを用いて水平方向
にスライド移動できるように治具パレットに支持し、物
品を水平方向に係止移動させる係止移動操作手段をセツ
ティング箇所に設けて、本体や治具パレット全体に較べ
て軽量な物品のみを水平移動させることによって、上記
不利を回避することが考えられる。
しかしながら、この手段では、物品をガイドレールを用
いてスライド移動自在に治具パレットに支持させるよう
にするものであるため、治具パレットが複雑な構成で高
価になる。そして、多数備えさせることになる治具パレ
ットが高価になると、設備全体とした見た場合には、設
備が相当高価になる不利がある。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、そ
の目的は、セツティングの途中において、本体と物品と
を相対移動させることを、設備が高価になることを抑制
しながら、小さな操作力で、しかも、振動少なく、さら
には、高速で行えるようにする点にある。
((課題を解決するための手段) 本発明のセツティング装置の特徴構成は、治具パレット
に位置決めした状態でR置される組付用の物品を前記治
具パレットから浮上させるように上昇操作し、且つ、上
昇操作状態において水平方向に位置変更操作する物品移
動操作手段が、前記物品とそれを組付ける本体とのセツ
ティング箇所に設けられている。
又、前記本体を前記セツティング箇所の上部から下降移
動させて前記治具パレットに搭載する本体搬送手段が設
けられ、前記物品移動操作手段が、前記物品を前記治具
パレット上に復帰移動させるべく、前記物品を昇降操作
するように構成されている。
さらには、前記治具パレットは、前記物品を位置決め保
持し、且つ、前記治具パレットに位置決めされる保持部
を備え、前記物品移動操作手段が、前記保持部を移動操
作するように構成   ′されている。
〔作 用〕
前記本体を本体搬送手段によって、セツティング箇所の
上部から下降移動させるに伴って、物品と本体とをセツ
ティングする際において、物品移動操作手段によって物
品を治具パレットから浮上させて水平移動させることに
よって、物品側と本体側とが接当干渉することを回避す
る。又は、前記本体をセツティング箇所の上部に保持さ
せておき、物品移動操作手段によって物品を上昇させる
に伴って、物品と本体とをセツティングする際において
、治具パレットから浮上されている物品を、物品移動操
作手段によって水平移動させることによって、物品側と
本体側とが接当干渉することを回避する。
要するに、本体の下降によってセツティングさせるよう
にする、又は、物品の上昇によってセツティングさせる
ようにする、いずれのセツティング形式を採用するにし
ても、治具パレットから浮上されている物品を水平移動
させて、本体側と物品側との接当干渉を回避させる。
又、上記2つのセツティング形式のいずれを用いるにし
ても、治具パレットに対して位置決めされる保持部に物
品を位置決め保持させておき、物品移動操作手段によっ
て、保持部を移動操作させることによって、結果的に、
物品を移動操作させる。
〔発明の効果〕
請求項1のセツティング装置によれば、セツティングの
際の本体側と物品側との接当干渉を、本体や治具パレッ
ト全体に較べて軽量な物品を水平移動させることにより
回避させるものであるから、水平移動に要する操作力が
小さくなり、しかも、振動の発生が少なくなり、さらに
は、軽量であるが故に高速で移動させることができるも
のとなり、それに伴い作動能率の向上を図ることができ
るのである。
請求項2のセツティング装置は、本体を下降移動させて
セツティングすることを特定するものである。そして、
このセツティング形式によれば、治具パレットに、水平
移動が不要な別の組付用の物品をも載置しておき、本体
の下降移動に伴って、複数個の物品を本体に一挙に組付
けることもでき、本体に多数の物品を組付ける必要があ
る場合に、特に有効となる。
請求項3のセツティング装置は、組付用の物品の仕様が
変わった場合に、保持部を変更するだけで、治具パレッ
トそのものは引続き使用できるものとなったり、あるい
は、仕様の異なる複数種の組付用物品を同一ラインで組
付ける場合において、仕様の異なる物品に合わせて複数
種の保持部を用意しておき、物品の仕様に合わせて保持
部を選択することによって、治具パレットそのものは1
1類で良いようになる等、柔軟性のあるラインを治具パ
レットの兼用化を図りながら、構成できるものとなる。
〔実施例〕
以下、本発明を自動車組立ラインに適用した場合につい
て、図面に基づいて説明する。
先ず、自動車組立ラインについて、第1θ図に基づいて
説明する。
例示する自動車組立ラインは、オーバヘッド式コンベヤ
装置等を用いて構成されるメインライン(Ll)と、治
具パレット(P)を備えるサプライン(Lx)と、オー
バーヘッド式コンベヤ装置等を用いて構成される中継ラ
イン(L1)とを備えている。
そして、組立完了後のボディ(B)が、メインライン(
Ll)の途中箇所からサプライン(Lx)に受渡され、
サプライン(L2)において、エンジン、足回り関係や
、搭乗シート、タイヤ、排気関係がボディ(B)に組付
けられ、それらの組付が完了したボディ(B)が、中継
ライン(L1)を介してメインライン(Ll)に受渡さ
れ、そして、再びメインライン(Ll)において、受渡
されたボディ(B)に対して最終的な組付が行われるよ
うになっている。
前記サプライン(しっ)について説明を加えると、前記
治具パレット(P)が、エンジン、フロント用の足回り
装置を備えるフロント側の物品部(xl)と、リヤ用の
足回り装置を備えるリヤ側の物品部(x2)とを位置決
めした状態で蔵置自在に構成され、もちろん、治具パレ
ット(P)をラインに沿って搬送する機能を備えさせて
いる。
そして、物品供給箇所(K I )にて前記両物品部(
L)、(Xz)を治具パレット(P)に積載し、その治
具パレット(P)をセツティング箇所(K2)に搬送し
て、前記ボディ(B)を前記両物品部(Xt)、 (X
X)にセツティングし、その後、締付箇所(K1)に治
具パレット(1’)を搬送して、ボルト・ナツトを用い
て、セツティングされたボディ(B)と両物品部(Xυ
、(Xz)とを固定するようになっている。
以下の工程については詳述はしないが、治具バレッ) 
(P)を搬送しながら、前述の如く、搭乗シート、タイ
ヤ、排気関係の組付けが行われる・。
尚、図中(K4)は、車種の差異に伴うホイールベース
の差異に合わせて、治具バレッ) (P)を調整するパ
レット調整箇所である。
以下、各部の構成を詳述しながら、前記両物品部(Xt
)、(XZ)と前記ボディ(B)とのセツティング、並
びに、セツティングされた両物品部(Xt)。
(x2)と前記ボディ(B)との締付固定について説明
する。尚、両物品部(L)−(h)を図示するに、サス
ペンシラン装置等を必要に応じて省略する。
又、本実施例においては、フロント側の物品部(×1)
が組付用の物品に対応し、ボディ(B)が本体に対応す
る。
第2図、第4図及び第5図に示すように、前記治具バレ
ッ) (P)は、基本的には、左右一対の縦枠(1)と
、前後方向に並ぶ複数本の横枠(2)とを組付けて、梯
子状に形成されている。
そして、治具パレット(P)の前方側部分には、前記フ
ロント側の物品部(xl)に対する保持部(H+)と、
リヤ側の物品部(xよ)に対する保持部011)とを備
えている。
又、治具パレット(P)は、セツティング箇所(K2)
や締付箇所(K1)等においては位置決めされるもので
あって、そのために、治具パレット(P)の前端側箇所
や後端側箇所に、ピン保合孔(3)が形成されている。
従って、セツティング箇所(K2)や締付箇所(K1)
等のパレット位置決め箇所には、第7図にも示すように
、前記ピン保合孔(3)に係脱するロックビン(4)が
、エアシリンダにて昇降操作されるように設けられてい
る。
さらに、治具パレット(P)の前部側箇所や後部側箇所
には、ナツト用のホルダー(5a)やボルト用のホルダ
ー(5b)が、昇降自在並びに縦軸芯周りで回動自在に
設けられている。これらホ゛ルダー(5a) 、 (5
b)は、締付箇所(Kt)ニおいて、上昇並びに回動操
作されて、セツティングされたボディ(B)と両物品部
(Xt)、(Xt)とを固定することになる。従って、
前記ボディ(B)には、ホルダー(5a) 、 (5b
)に保持されたナツトやボルトに対応するボルトやナツ
トが付設されており、又、締付箇所(Kよ)には、第7
図に示すように、前後一対のホルダー掻作ロボット(R
)が設けられている。
尚、ホルダー操作ロボット(R)は、詳述はしないが、
基体と湿作部とを、縦軸周りで屈折自在なアームにて連
結して構成されており、操作部を各ホルダー(5a) 
、 (5b)の下端部に係合させて、各ホルダー(5a
) 、 (5b)を昇降並びに回動操作するようになっ
ている。
前記フロント側の保持部(H層)は、フロント側の物品
部(Xt)の基体フレーム(Fl)を受止める複数個の
受は具(6)と、前記基体フレーム(pt)に下方より
係合する位置決め用の複数個のビン(7)とにより、フ
ロント側の物品部(Xt)を位置決めした状態で載置す
るようになっている。そして、前記複数個の受は具(6
)並びに複数個の保合ピン(7)が、板状の基材(2)
から立設された柱状部材(9)に支持されている。尚、
各柱状部材(9)は、受は具(6)と保合ピン(7)と
の支持に共用されるものと、受は具(6)や保合ピン(
7)の1つを支持するものとがある。
前記板状の基材(2)には、前輪ホイール部の支持ブラ
ケットを受は止め支持する受は片(S+)が連設されて
いる。
前記板状の基材(2)が、治具バレッ) (P)から上
昇されるに伴って治具パレット(P)に対する位置決め
が解除されるようになっており、もって、フロント側の
保持部(i t )は、治具パレット(P)から浮上す
るように上昇された状態において、前後方向や左右方向
に位W1変更させることができるようになっている、説
明を加えると、治具バレッ) (P)には、左右一対の
係合突起付きの第1受は片(10a)と、それよりも後
方に位置する左右一対の第2受は片(10b)とが付設
され、前記板状の基材(2)には、前記係合突起付き第
1受は片(10a)に対応する係合凹部付きの第1被受
は片(8a)と、前記第2受は片(10b)に対応する
第2被受は片(8b)とが付設されている。
ところで、本実施例においては、セツティング箇所(F
2)において、フロント側の保持部OI1)を治具パレ
ット(P)から上昇させ、その上昇状態において水平方
向に自動的に位置変更操作するようになっている。
すなわち、第7図に示すように、セツティング箇所(F
2)には、フロント側の保持部(H1)を昇降操作し、
且つ、治具バレッ) (P)から浮上させた上昇状態に
おいて水平方向に位置変更操作する物品移動操作手段(
J)が設けられている。
この物品移動操作手段(J)は、第2図及び第3図に示
すように、基台(22)上の左右一対のガイドレール(
11)に沿って前後動する前後動枠体(12)と、その
前後動枠体(12)上の前後一対のガイドレール(13
)に沿って左右動する左右動枠体(14)と、左右動枠
体(14)上の筒状ガイドレール(15)に沿って昇降
する昇降枠体(16)と、昇降枠体(13)の前方側に
付設した左右一対の保合突起付きの第1支持体(16a
)と、昇降枠体(13)の後方側に付設した左右一対の
第2支持体(16h)とを備えており、前記板状の基材
(2)の前方側に付設した係合凹部付き第1脚体(14
A)と後方側に付設した第2脚体(14B)とを、第1
1第2支持体(16a) 、 (16b)にて受止め支
持しながら、フロント側の保持部(H1)を昇降操作並
びに前後方向や左右方向に位置変更操作するようになっ
ている。
尚、前記第11第2脚体(14A) 、 (14B)は
、パレットの空間部を、前後方向や左右方向への移動を
許容される状態で貫通するようになっている。
又、前記前後動枠体(12)は、基台(22)に付設の
第1電動モータ(17A)にて駆動される螺軸に嵌合す
るコマ部材を備えており、第1電動モータ(17A)の
正逆転により、前後にスライドするようになっている。
前記左右動枠体(14)は、前後動枠体(11)に付設
の第2電動モータ(17B)にて駆動される螺軸に勘合
するコマ部材を備えており、第2電動モータ(15B)
の正逆転により、左右にスライドするようになっている
前記昇降枠体(16)は、左右動枠体(14)の4箇所
に設けた偏心回数(12)の回転に伴い昇降されるよう
になっている。そして、4つの偏心回転体く12)の左
側のもの同士及び右側のもの同士が、左右一対の回転軸
(19)に外嵌者され、第3電動モータ(17C)にて
正逆転駆動される駆動ギヤ(20)と左右一対の回転軸
(19)とが、ギヤ伝動機構によって連動連結されてい
る。
尚、昇降枠体(16)には、偏心回転体(12)に接触
作用する回転部材(21)が付設されている。
尚、フロント側の保持部(Hl)を前後動及び左右動さ
せるのは、ボディ(B1)のセツティングに際して、ボ
ディ側の部材とフロント側の物品部(X1)との接当干
渉を回避するためであり、その詳細については、後述す
る。
前記リヤ側の保持部(H2)は、前記フロント側の側の
保持部(Hl)と同様に、リヤ側の物品部(xg)i基
体フレーム(F g)を受止める複数個の受は具(23
)と、前記基体・フレーム(F2)に下方より係合する
位置決め用の複数個の係合−ピン(24)とにより、リ
ヤ側の物品部(1g)を位置決めした状態で載置するよ
うになっている。そして、前記複数個の受は具(23)
並びに複数個の保合ピン(24)が、板状の基材(25
)に柱状部材(26)を用いて支持されている。
前記複数個の受は具(25)や前記複数個の保合ピン(
24)は、4輪駆動や2輪駆動等の駆動形式の差異、並
びに、2輪ステアリングと4輪ステアリングとのステア
リング形式の差異に合わせて、選択的に使用されるよう
になっている。その選択のための構成は、詳述はしない
が、前記柱状部材(26)のいずれかを伸縮調節自在に
構成して、不要のものを下方側に退避させるようになっ
ている。
又、前記ナツトやポル)(7)ホルダー(5a) 、 
(5b)のうちのパレット前方側に装備されるものが、
治具パレット(P)そのものに取付けられるのに対し、
パレット後方側に装備されるボルトのホルダー(5b)
が、前記板状の基材(25)に取付けられている。尚、
板状の基材(25)に取付けられるホルダー(5b)の
うちの所要のものは、前記駆動形式の差異や、前記ステ
アリング形式の差異に合わせて、位置調節されるように
なっている。
さらに、前記板状の基材(25)には、セツティングさ
れるボディ(B)に下方より係合する保合ピン(26)
の支持ブラケット(27)や、後輪のホイ。
−ル部の支持ブラケットを受は止め支持する受は片(S
2)が連設されている。
ところで、車種の差異によりホイールベースが異なるこ
とがあり、このため、リヤ側の保持部(lh)は、前後
方向に位置調節自在に治具パレット(P)に取付けられ
ている。
すなわち、第6図にも示すように、治具バレッ) (P
)には、前方側の左右一対の保合突起付き受は片(29
a)と後方側の左右一対の保合突起付き受は片(29b
)とが設けられ、又、前方側の左右一対の受は片(30
a)と後方側の左右一対の受は片(30b)とが設けら
れている。そして、板状の基材(25)には、前記前後
の保合突起付き受は片(29a) 、 (29b)に対
応する係合凹部付き被受は片(25a)と、前記前後の
受は片(30a) 、 (30b)に対応する被受は片
(25b)とが付設されている。
従って、リヤ側の保持部(11□)は、治具パレット(
P)から浮上させて位置決めを解除させ、その状態にお
いて前後方向に位置変更させたのち、再び下降させて位
置決めを行わせることによって、2段階に前後位置が調
整されるようになっている。
尚、この前後位置調整は、前記パレット調整箇所(K4
)にて行われる。すなわち、例示はしないが、パレット
調整箇所(K4)には、前記物品移動操作手段(J)と
同様な保持部移動操作手段が設けられ、板状の基材(2
5)に付設した係合凹部付き第1脚体(31A)や第2
脚体(31B)を用いて、リヤ側の保持部(UZ)を昇
降並びに前後動操作するようになっている。
ちなみに、パレット調整箇所(に4)に設ける保持部移
動操作手段には、左右動操作する機能が省略されること
は、勿論である。
第2図及び第7図に示すように・、前記サプライン(L
2)の全長に亘るローラコンベヤ装置と、治具バレッ)
 (P)を係止移動させる移動体(A)とが設けられて
、パレット搬送手段が構成されている。
ローラコンベヤ装置は、左右一対の搬送部(D)を備え
るものであって、各搬送部(D)には、横軸芯周りで回
転する受止め用のローラ(32)と、縦軸芯周りで回転
する横移動規制用のローラ(33)とが設けられている
。従って、治具パレット(P)は、その左右の端部をロ
ーラ(32) 、 (33)にて受止め案内されながら
、ラインに沿って移動できるようになっている。
但し、図中(34)は、逆U字状のコンベヤフレームで
あって、ライン長手方向に沿って適当間隔おきに立設さ
れている。ちなみに、このコンベヤフレーム(34)は
、その他の諸機器を取付ける基台としても利用されるこ
とになる。
前記移動体(^)は、断面形状lの字状のガイド(35
)に沿って走行するものであって、その上部には、パレ
ット係止用の一対の係止片(36)が設けられている。
第9図に示すように、前記メインライン(Ll)の途中
箇所からサプライン側に供給されるボディ(B)は、次
に述べる本体搬送手段としてのボディ搬送手段(G)に
よって、前記セツティング箇所(K2)の上部に搬送さ
れたのち、下降移動されて、前記両物品部(Xυ、(X
りにセツティングされなから治具パレット(f’)に搭
載されるようになっている。
但し、ボディ(B)の下降移動に伴って、前記フロント
側の物品部(Xl)が治具バレッ) (P)に対して前
後動並びに左右動されて、ボディ側の部材とフロント側
の物品部(Xυとが接当干渉することを回避させるよう
になっている。
尚、図中(37)は、メインライン(Ll)から供給さ
れたボディ(B)を、ボディ搬送手段(G)の始端部に
搬送する中継用の移動体であって、ガイド(32)に沿
って往復走行するようになっている。
ちなみに、前記ボディ(B)と前記両物品部(L) 、
(Xt)とのセツティング状態とは、第5図や第8図に
示すように、前記治具パレット(P)のリヤ側の保持部
(H2)から連設した前述の左右一対の保合ピン(26
)を、ボディ側の保合孔(図示せず)に係合させ、ボデ
ィ(B)の前端側に付設した3本の締付用ボルト(39
)を、フロント側の物品部(X1)の基体フレーム(F
1)に形成した係合孔(図示せず)に係合させるもので
ある。尚、ボディ(B)には、前端側にのみ前述の締付
用のボルト(39)が付設されるものであり、その他の
箇所には、締付用のナツトが付設されている。
前記ボディ搬送手段(G)は、第8図にも示すように、
上部側のガイドレール(40)に沿って吊下げ状態で走
行するキャリア(41)を備える、いわゆるオーバーヘ
ッド式に構成されている。
前記キャリヤ(41)は、左右一対の四角状のハンガー
フレーム(41a)を昇降操作自在に備え、そして、そ
れらハンガーフレーム(41a)夫々の前端部と後端部
とに、ボディ係止枠(42)が縦軸芯周りで出退揺動自
在に枢着されている。尚、ボディ係止枠(42)は、エ
アシリンダにして揺動操作されるようになっており、又
、先端部には、ボディ(B)に係合するピン(Q)を備
えている。
次に、ボディ(B)のセツティングの手順について、主
として、第1図(イ)、(0)、(ハ)、(=)、(ネ
)及び第9図を参照しながら説明する。
尚、例示図においては、ボディ側のスタビライザ(a)
や配管(b)が、フロント側の物品部(X1)のエンジ
ンに接当干渉することを、フロント側の物品部(xz)
を前後動させることにより回避する場合を例に挙げて記
載している。但し、例示はしないが、フロント側の物品
部(X1)の他の諸装置とボディ側の部材との接当干渉
を、フロント側の物品部(x2)の左右動にて回避させ
る必要がある場合には、フロント側の物品部(xよ)の
左右動をも併せて行うことになる。以下の説明において
は、フロント側の物品部(X1)を前後動させる場合に
ついてのみ記載する。
先ず、フロント側やリヤ側の物品部(xt)、(xz)
が載置された治具パレット(P)をセツティング箇所(
Kz)に搬送することや、ボディ(B)を支持するキャ
リア(41)をセツティング箇所(にt)の上部に搬送
することが行われる。
そして、治具パレット(P)がセツティング箇所(K2
)に搬送されると、パレット位置決め用のロックピン(
4)を保合状態に切換えることが行われる。(第1図(
イ)参照) 次に、フロント側の物品部(X1)が、物品移動操作手
段(J)にて上昇操作されると共に、キャリア(41)
のハンガーフレーム(41a)が下降されて、ボディ(
B)が下降移動される。(第1図(El)参照) ボディ(B)の下降移動に伴って、フロント側の物品部
(X1)が前方に移動される。(第1図(ハ)参照) その後、フロント側の物品部(X1)が再び後方側に移
動される。(第1図(=)参照)そして、フロント側の
物品部(Xυが、治具パレット(D)上に下降移動され
ると共に、ボディ(B)が下降移動されて、セツティン
グが完了する。(第1図(ネ)参照) ちなみに、セツティングが完了すると、キャリア側のボ
ディ係止枠(42)が引退操作されて、キャリアが復帰
移動することになる。そして、パレット位置決め用のロ
ックピン(4)を保合解除状態に切換えたのち、移動体
(^)によって治具パレット(P)を締付箇所(K1)
に搬送させることになる。
尚、ボディ(B)の下降に伴う物品移動操作手段(J)
の各電動モータ(17A) 、 (17B) 、 (1
7C)の作動は、ボディ(B)の下降位置に対応して予
め設定した目標位置に各電動モータ(17A) 、 (
17B) 、 (17C)を作動させることによって行
われる。つまり、例示はしないが、ボディ(B)の下降
位置を検出する手段の検出情報や各電動モータ(17A
) 、 (17B) 。
(17C)に付設のロータリエンコーダの検出情報が、
マイクロコンピュータ利用の制御装置に入力され、制御
装置が、予め記憶された情報及び入力される検出情報に
基づいて、各電動モータ(17A) 、 (17B) 
、 (17C)の作動を制御するようになっている。
〔別実施例〕
本発明は、自動車の組立ラインに適用する他、各種の組
立ラインに適用できるものである。
本体(B)を下降移動させてセツティングするに代えて
、組付用の物品(Xl)を上昇移動させてセツティング
させるようにしてもよい。その場合、物品移動操作手段
(J)を、大きな昇降ストロークを備えさせるように構
成することになる。
組付用物品(x l)を、治具バレッ) (P)に直接
載置させる形態で実施してもよい。
物品移動操作手段(J)としては、治具パレット(P)
の横外側脇から治具パレット側に突出する支持アームを
備えるもの等、各種の構成に変更でき、そして、前後方
向のみ、又は、左右方向にのみ移動操作する形式に構成
してもよい。
但し、実施例の如(、平面視にて治具パレット(P)の
移動軌跡内に位置させるように構成する方が、設備のコ
ンパクト化を図れるものとなってよい。
又、治具パレット(P)の具体構成、パレット搬送手段
(D)の具体構成、本体搬送手段(G)の具体構成等、
本発明を実施するのに必要となる各部の具体構成は、使
用対象等に応じて各種変更できる。
さらに、本発明を自動車組立ラインに適用する場合にお
いて、両物品部(L)、(Xz)の他に、タンク類や配
管類をも治具バレッ) (P)に保持させて、それらを
もボディ(B)に組付けるようにしてもよい。又、フロ
ントエンジンタイプに限らず、ミツドエンジンタイプや
リヤエンジンタイプの組付にも、本発明を適用できるこ
とば勿論である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る組立ラインのセツティング装置の実
施例を示し、第1図は(() 、 (o) 、 (A)
 。 (ニ) 、 (ホー)はセツティング作動の概略側面図
、第2図はフロント側の物品部をセツティング箇所に位
置させた状態の切欠き正面図、第3図は物品移動操作手
段の側面図、第4図は治具パレットの平面図、第5図は
同側面図、第6図はリヤ側の保持部のパレット取付部の
側面図、第7図はセツティング箇所や締付箇所の平面図
、第8図はキャリヤの正面図、第9図は足回り組付箇所
の概略側面図、第10図は自動車組立ラインの概略平面
図である。 (B)・・・・・・本体、(D)・・・・・・パレット
搬送手段、(0+)・・・・・・保持部、(J)・・・
・・・物品移動操作手段、(に2)・・・・・・セツテ
ィング箇所、(P)・旧・・治具パレット、(Xl)・
・・・・・物品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、組付用の物品(X_1)を位置決めした状態で載置
    する治具パレット(P)が設けられ、前記物品(X_1
    )とその物品(X_1)を組付ける本体(B)とのセッ
    ティング箇所(K_2)に前記治具パレット(P)を搬
    送するパレット搬送手段(D)が設けられた組立ライン
    のセッティング装置であって、前記物品(X_1)を前
    記治具パレット(P)から浮上させるように上昇操作し
    、かつ、上昇操作状態において水平方向に位置変更操作
    する物品移動操作手段(J)が、前記セッティング箇所
    (K_2)に設けられている組立ラインのセッティング
    装置。 2、前記本体(B)を前記セッティング箇所(K_2)
    の上部から下降移動させて前記治具パレット(P)に搭
    載する本体搬送手段(G)が設けられ、前記物品移動操
    作手段(J)が、前記物品(X_1)を前記治具パレッ
    ト(P)上に復帰移動させるべく、前記物品(X_1)
    を昇降操作するように構成されている請求項1記載の組
    立ラインのセッティング装置。 3、前記治具パレット(P)は、前記物品(X_1)を
    位置決め保持し、且つ、前記治具パレット(P)に位置
    決めされる保持部(H_1)を備え、前記物品移動操作
    手段(J)が、前記保持部(H_1)を移動操作するよ
    うに構成されている請求項1又は2記載の組立ラインの
    セッティング装置。
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