JPH01208868A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH01208868A JPH01208868A JP3443688A JP3443688A JPH01208868A JP H01208868 A JPH01208868 A JP H01208868A JP 3443688 A JP3443688 A JP 3443688A JP 3443688 A JP3443688 A JP 3443688A JP H01208868 A JPH01208868 A JP H01208868A
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Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[概要コ
電界効果トランジスタとその製造方法に関し、−層微細
化して、高速化させることを目的とし、ゲート電極下の
一導電型チャネル層と該チャネル層の高濃度一導電型ソ
ース層およびドレイン層との間に設けられた一導電型中
間濃度層と、前記チャネル層の下部に設けられ、該チャ
ネル層より不゛純物濃度の低い反対導電型不純物層と、
前記一導電型中間濃度層の下部に設けられ、前記反対導
電型不純物層とは厚さが異なる第2の反対導電型不純物
層とを具備してなることを特徴とする。
化して、高速化させることを目的とし、ゲート電極下の
一導電型チャネル層と該チャネル層の高濃度一導電型ソ
ース層およびドレイン層との間に設けられた一導電型中
間濃度層と、前記チャネル層の下部に設けられ、該チャ
ネル層より不゛純物濃度の低い反対導電型不純物層と、
前記一導電型中間濃度層の下部に設けられ、前記反対導
電型不純物層とは厚さが異なる第2の反対導電型不純物
層とを具備してなることを特徴とする。
その製造方法として、半導体基板にイオン注入して一導
電型低濃度不純物チャネル層および該低濃度不純物チャ
ネル層下の反対導電型不純物層を形成する工程と、ゲー
ト電極と該ゲート電極周囲の絶縁膜を形成した後、イオ
ン注入して一導電型高濃度不純物ソース層およびドレイ
ン層を形成する工程と、 前記ゲート電極周囲の絶縁膜を除去し、イオン注入して
一導電型中間濃度不純物層および該中間濃度不純物層下
の第2の反対導電型不純物層を形成する工程とが含まれ
てなることを特徴とする。
電型低濃度不純物チャネル層および該低濃度不純物チャ
ネル層下の反対導電型不純物層を形成する工程と、ゲー
ト電極と該ゲート電極周囲の絶縁膜を形成した後、イオ
ン注入して一導電型高濃度不純物ソース層およびドレイ
ン層を形成する工程と、 前記ゲート電極周囲の絶縁膜を除去し、イオン注入して
一導電型中間濃度不純物層および該中間濃度不純物層下
の第2の反対導電型不純物層を形成する工程とが含まれ
てなることを特徴とする。
[産業上の利用分野]
本発明は半導体装置の製造方法のうち、特に、M E
S F E T (Metal Sem1conduc
tor F E T)などの電界効果トランジスタ(F
E T ; Field Effect Trans
istor)とその製造方法に関する。
S F E T (Metal Sem1conduc
tor F E T)などの電界効果トランジスタ(F
E T ; Field Effect Trans
istor)とその製造方法に関する。
例えば、化合物半導体からなるME S F ETは低
消費電力、超高速化が可能で、且つ、基本素子構造が比
較的に簡単なためにコスト面から有利な半導体素子とし
て知られている。従って、このような素子を更に高速化
するための研究開発が鋭意おこなわれている。
消費電力、超高速化が可能で、且つ、基本素子構造が比
較的に簡単なためにコスト面から有利な半導体素子とし
て知られている。従って、このような素子を更に高速化
するための研究開発が鋭意おこなわれている。
[従来の技術]
第3図(a)〜(elは従来のすでに公知となっている
MESFETの構造図を示しており、以下にそれを説明
する。
MESFETの構造図を示しており、以下にそれを説明
する。
第3図(a)は従前より知られる一般構造のMESFE
Tの断面図で、1は半絶縁性GaAs基板、2は金属(
例えばタングステン)または金属シリサイド(MSix
)からなるゲート電極、3はn −GaAs層からな
る低濃度不純物チャネル層、4はn+−GaAs層から
なる高濃度不純物ソース層およびドレイン層、5はAu
Ge/Auからなるソースまたはドレイン電極である。
Tの断面図で、1は半絶縁性GaAs基板、2は金属(
例えばタングステン)または金属シリサイド(MSix
)からなるゲート電極、3はn −GaAs層からな
る低濃度不純物チャネル層、4はn+−GaAs層から
なる高濃度不純物ソース層およびドレイン層、5はAu
Ge/Auからなるソースまたはドレイン電極である。
ここに、AuGe/Au (金ゲルマニウム/金)とは
下層にAuGe膜、上層にAu膜を形成した2層積層の
電極膜のことを意味している。
下層にAuGe膜、上層にAu膜を形成した2層積層の
電極膜のことを意味している。
このようなMESFETによって高速動作が可能で、G
aAs系FET素子では最大動作周波数15GH2O分
周器が試作されるにいたっている。
aAs系FET素子では最大動作周波数15GH2O分
周器が試作されるにいたっている。
しかし、更に高速動作を可能にするためにはゲート長L
gを短くして、電流駆動能力を高める必要がある。とこ
ろが、ゲート長を更に短かくすると、しきい値電圧vt
hがゲート長に依存する、所謂、短チヤネル効果が著し
くなって、ゲート加工のバラツキによってしきい値電圧
の均一性、再現性を低下させると云う問題がある。その
原因として考えられるのは、ソース層およびドレイン層
4端部からチャネル層下のGaAs基板1への電流の浸
み出し、また、ゲートに対しドレインが高電位のために
、ドレイン層4端部でのゲート空乏層下への電流の廻り
込み等である。
gを短くして、電流駆動能力を高める必要がある。とこ
ろが、ゲート長を更に短かくすると、しきい値電圧vt
hがゲート長に依存する、所謂、短チヤネル効果が著し
くなって、ゲート加工のバラツキによってしきい値電圧
の均一性、再現性を低下させると云う問題がある。その
原因として考えられるのは、ソース層およびドレイン層
4端部からチャネル層下のGaAs基板1への電流の浸
み出し、また、ゲートに対しドレインが高電位のために
、ドレイン層4端部でのゲート空乏層下への電流の廻り
込み等である。
従って、その対策として従来から第3図(b)〜(e)
の構造が提案されている。
の構造が提案されている。
まず、第3図世)は反対導電層埋込形構造(埋込p形構
造)とも云うべきもので、これは上記した通常の素子構
造にp−−GaAs層6を埋め込んだ方式である。
造)とも云うべきもので、これは上記した通常の素子構
造にp−−GaAs層6を埋め込んだ方式である。
次の第3図(C)はオフセット形構造で、n −GaA
s層からなるチャネル層3′を長くして、ソース層およ
びドレイン層4をゲート電極2から離した方式の構造で
ある。
s層からなるチャネル層3′を長くして、ソース層およ
びドレイン層4をゲート電極2から離した方式の構造で
ある。
次の第3図(d+は薄層チャネル形構造で、n −Ga
AsNからなるチャネル層3″を薄く形成した方式の構
造である。
AsNからなるチャネル層3″を薄く形成した方式の構
造である。
次の第3図(+141はLDD形構造で、ソース層およ
びドレイン層4をゲート電極2から離して、その層4と
チャネル層3との間にn ’ −GaAs層からなる中
間濃度不純物層7(以下、中間濃度層と略する)を設け
た方式の著名な構造である。
びドレイン層4をゲート電極2から離して、その層4と
チャネル層3との間にn ’ −GaAs層からなる中
間濃度不純物層7(以下、中間濃度層と略する)を設け
た方式の著名な構造である。
更に、図示していないが、これらを組み合わせた種々の
構造も提案されている。
構造も提案されている。
[発明が解決しようとする課題コ
上記した第311(b)〜(e)の構造によれば、ゲー
ト長Lgを約0.5μmまで短くして、しきい値電圧v
thのゲート長への依存性をほぼ消滅させる結果が得ら
れる。
ト長Lgを約0.5μmまで短くして、しきい値電圧v
thのゲート長への依存性をほぼ消滅させる結果が得ら
れる。
しかし、更にゲート長を短くしてLg < 0.5μm
とすれば、しきい値電圧vthのt、gへの依存性が再
び大きくなって、且つ、相互コンダクタンスGmが低下
すると云う問題が起こってくる。
とすれば、しきい値電圧vthのt、gへの依存性が再
び大きくなって、且つ、相互コンダクタンスGmが低下
すると云う問題が起こってくる。
更に各構造側々の問題点を詳しく説明すれば、第3図(
b)に示す反対導電層埋込形構造においては、電流の浸
み出しおよび廻り込みを減らす効果を大きくするために
p”’ −GaAs層6の不純物濃度を高くする必要が
あるが、そうすると寄生容量が増大して動作の高速化が
害されることになる。
b)に示す反対導電層埋込形構造においては、電流の浸
み出しおよび廻り込みを減らす効果を大きくするために
p”’ −GaAs層6の不純物濃度を高くする必要が
あるが、そうすると寄生容量が増大して動作の高速化が
害されることになる。
また、第3図(0)に示すオフセット形構造では、両側
に突き出したチャネル層31のオフセット分だけ寄生抵
抗が増加し、同じく高速化が阻害される。
に突き出したチャネル層31のオフセット分だけ寄生抵
抗が増加し、同じく高速化が阻害される。
次の第3図(d)に示す薄層チャネル形構造では、n−
GaAs層からなるチャネル層3″が薄くなるため、不
純物原子のピーク値が高くなり、且つ、そのピーク値が
ゲート電極に近づくためにショットキー接合のビルトイ
ン電圧および逆耐圧が低下する問題が起こる。
GaAs層からなるチャネル層3″が薄くなるため、不
純物原子のピーク値が高くなり、且つ、そのピーク値が
ゲート電極に近づくためにショットキー接合のビルトイ
ン電圧および逆耐圧が低下する問題が起こる。
第3図tel)に示すLDD形構造では、中間濃度層7
が0.2μmになって、ゲート長Lgとほぼ同じになり
、且つ、イオン注入不純物はガウス分布をしているため
に、中間濃度N7の厚さがチャネルN3の厚さに影響を
及ぼすようになり、短チヤネル効果の抑制が減殺される
欠点がある。
が0.2μmになって、ゲート長Lgとほぼ同じになり
、且つ、イオン注入不純物はガウス分布をしているため
に、中間濃度N7の厚さがチャネルN3の厚さに影響を
及ぼすようになり、短チヤネル効果の抑制が減殺される
欠点がある。
本発明は、これらの問題点を軽減させて、ゲート電極を
−N微細に形成し、更に高速化させることを目的とした
FETとその製造方法を提案するも゛のである。
−N微細に形成し、更に高速化させることを目的とした
FETとその製造方法を提案するも゛のである。
[課題を解決するための手段]
その目的は、ゲート電極下の一導電型チャネル層と該チ
ャネル層の高濃度一導電型ソース層およびドレイン層と
の間に設けられた一導電型中間濃度層と、 前記チャネル層の下部に設けられ、該チャネル層より不
純物濃度の低い反対導電型不純物層と、前記一導電型中
間濃度層の下部に設けられ、前記反対導電型不純物層と
は厚さが異なる第2の反対導電型不純物層とを具備して
なるFETによって達成される。
ャネル層の高濃度一導電型ソース層およびドレイン層と
の間に設けられた一導電型中間濃度層と、 前記チャネル層の下部に設けられ、該チャネル層より不
純物濃度の低い反対導電型不純物層と、前記一導電型中
間濃度層の下部に設けられ、前記反対導電型不純物層と
は厚さが異なる第2の反対導電型不純物層とを具備して
なるFETによって達成される。
且つ、その形成方法として、半導体基板にイオン注入し
て一導電型中濃度層純物チャネル層および該低濃度不純
物チャネル層下の反対導電型不純物層を形成する工程と
、ゲート電極と該ゲート電極周囲の絶縁膜を形成した後
、イオン注入して一導電型中濃度層純物ソース層および
ドレイン層を形成する工程と、前記ゲート電極周囲の絶
縁膜を除去し、イオン注入して一導電型中間濃度不純物
層および該中間濃度不純物層下の第2の反対導電型不純
物層を形成する工程とが含まれることを特徴とする。
て一導電型中濃度層純物チャネル層および該低濃度不純
物チャネル層下の反対導電型不純物層を形成する工程と
、ゲート電極と該ゲート電極周囲の絶縁膜を形成した後
、イオン注入して一導電型中濃度層純物ソース層および
ドレイン層を形成する工程と、前記ゲート電極周囲の絶
縁膜を除去し、イオン注入して一導電型中間濃度不純物
層および該中間濃度不純物層下の第2の反対導電型不純
物層を形成する工程とが含まれることを特徴とする。
[作用]
即ち、本発明はチャネル層および中間濃度不純物層の下
部のみに反対導電型不純物層を設け、且つ、チャネル層
下の反対導電型不純物層と中間濃度不純物層下の反対導
電型不純物層(第2の反対導電型不純物N)との不純物
濃度および厚さを相異させる。そのように反対導電型不
純物層をチャネル層と中間濃度不純物層との下のみに設
けて、別々に不純物濃度を制御すると、ソース・ドレイ
ン層および中間濃度不純物層の端部からチャネル層下の
GaAs基板1への電流の浸み出しを減少させ、且つ、
チャネル層への反対導電型不純物層の注入によってチャ
ネル層の不純物濃度を補償(相殺;compensat
e) L/て、その不純物濃度のピーク値を底部付近に
形成させることができる。
部のみに反対導電型不純物層を設け、且つ、チャネル層
下の反対導電型不純物層と中間濃度不純物層下の反対導
電型不純物層(第2の反対導電型不純物N)との不純物
濃度および厚さを相異させる。そのように反対導電型不
純物層をチャネル層と中間濃度不純物層との下のみに設
けて、別々に不純物濃度を制御すると、ソース・ドレイ
ン層および中間濃度不純物層の端部からチャネル層下の
GaAs基板1への電流の浸み出しを減少させ、且つ、
チャネル層への反対導電型不純物層の注入によってチャ
ネル層の不純物濃度を補償(相殺;compensat
e) L/て、その不純物濃度のピーク値を底部付近に
形成させることができる。
その結果、逆バイアス耐圧の低下を招くことなく、しき
い値電圧vthのバラツキが減少し、相互コンダクタン
スGm (=’aId/9Vg)も向上する。ここに
、Idはドレイン電流、Vgはゲート電極に印加される
電圧を意味する。
い値電圧vthのバラツキが減少し、相互コンダクタン
スGm (=’aId/9Vg)も向上する。ここに
、Idはドレイン電流、Vgはゲート電極に印加される
電圧を意味する。
[実施例]
以下、図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第1図は本発明にかかるMESFETの構造図を示して
おり、1は半絶縁性GaAs基板、2はゲート電極、3
はn −GaAs層からなる低濃度不純物チャネル層、
4はn” −GaAs層からなる高濃度不純物ソース層
またはドレイン層、5はソースまたはドレイン電極、7
はn ” −GaAs層からなる中間濃度層、 10は
チャネル層下のp−−GaAs層からなる埋込層(反対
導電型不純物層)、11は中間濃度層下のp ’−Ga
As層からなる埋込層(第2の反対導電型不純物層)で
ある。
おり、1は半絶縁性GaAs基板、2はゲート電極、3
はn −GaAs層からなる低濃度不純物チャネル層、
4はn” −GaAs層からなる高濃度不純物ソース層
またはドレイン層、5はソースまたはドレイン電極、7
はn ” −GaAs層からなる中間濃度層、 10は
チャネル層下のp−−GaAs層からなる埋込層(反対
導電型不純物層)、11は中間濃度層下のp ’−Ga
As層からなる埋込層(第2の反対導電型不純物層)で
ある。
このような構造は、ゲート電極長Lg < 0.5μm
の短チャネルMESFETにおいて特に有効であり、p
’ −GaAs層からなる埋込層11は第3図(blに
示す埋込層6と同様の働きをする層で、ソース層、ドレ
イン層4および中間濃度層7との間にpn接合ビルトイ
ン電圧を発生させて、且つ、その端部から電子が基板1
に流れ出るのを防止する役目をする。且つ、寄生容量を
増やさないように埋込層11全体がビルトイン電圧で空
乏化するような不純物濃度とする。それはチャネル層の
不純物層・ 度の1/10(115〜1/100)程
度、厚さは中間濃度層7の1〜2倍程度である。また、
p−−GaAs層からなる埋込層10はチャネル層3の
不純物濃度を補償するために導入し、その不純物濃度の
ピーク値をチャネル層底部近傍に一致させるように浅く
する。その濃度はチャネル層の不純物濃度の115 (
1/2〜1 /10)程度、厚さはチャネル層の厚さの
0.5〜2倍程度になる。
の短チャネルMESFETにおいて特に有効であり、p
’ −GaAs層からなる埋込層11は第3図(blに
示す埋込層6と同様の働きをする層で、ソース層、ドレ
イン層4および中間濃度層7との間にpn接合ビルトイ
ン電圧を発生させて、且つ、その端部から電子が基板1
に流れ出るのを防止する役目をする。且つ、寄生容量を
増やさないように埋込層11全体がビルトイン電圧で空
乏化するような不純物濃度とする。それはチャネル層の
不純物層・ 度の1/10(115〜1/100)程
度、厚さは中間濃度層7の1〜2倍程度である。また、
p−−GaAs層からなる埋込層10はチャネル層3の
不純物濃度を補償するために導入し、その不純物濃度の
ピーク値をチャネル層底部近傍に一致させるように浅く
する。その濃度はチャネル層の不純物濃度の115 (
1/2〜1 /10)程度、厚さはチャネル層の厚さの
0.5〜2倍程度になる。
また、このような構造は埋込層(反対導電型不純物層)
がソース層およびドレイン層4を包囲していないために
接合容量は少ない。更に、埋込層は個々に制御されて形
成されるから、LDD構造(第3図(e))における問
題点も軽減される。
がソース層およびドレイン層4を包囲していないために
接合容量は少ない。更に、埋込層は個々に制御されて形
成されるから、LDD構造(第3図(e))における問
題点も軽減される。
次に、第2図(a)〜(g)は本発明にかかるMESF
ETの形成方法の工程順断面図を示しており、以下に順
を追って説明する。
ETの形成方法の工程順断面図を示しており、以下に順
を追って説明する。
第2図(al参照;半絶縁性GaAs基板1上に5i0
2膜からなる絶縁膜マスク21を形成し、シリコン(S
i+)イオンを選択的に注入してn −GaAs層から
なる低濃度不純物チャネル層3を形成する。イオン注入
条件は加速電圧40KeV、 ドーズfi2X10/
d程度である。
2膜からなる絶縁膜マスク21を形成し、シリコン(S
i+)イオンを選択的に注入してn −GaAs層から
なる低濃度不純物チャネル層3を形成する。イオン注入
条件は加速電圧40KeV、 ドーズfi2X10/
d程度である。
第2図(b)参照;次いで、絶縁膜マスク21を除去し
、新たな絶縁膜マスク22を設けて、マグネシウム(M
g” )イオンを注入してp−−GaAs層からなる埋
込層lOを形成し、更に、850℃、10分間熱処理し
てチャネル層3と埋込層lOを画定する。Mg+イオン
注入条件は加速電圧50KeV、 ドーズ量lXlO
12/−程度である。
、新たな絶縁膜マスク22を設けて、マグネシウム(M
g” )イオンを注入してp−−GaAs層からなる埋
込層lOを形成し、更に、850℃、10分間熱処理し
てチャネル層3と埋込層lOを画定する。Mg+イオン
注入条件は加速電圧50KeV、 ドーズ量lXlO
12/−程度である。
第2図(C)参照;次いで、絶縁膜マスク22を除去し
、スパッタ法によりWSix膜を被着し、フォトプロセ
スによってパターンニングしてゲート電極2を形成する
。
、スパッタ法によりWSix膜を被着し、フォトプロセ
スによってパターンニングしてゲート電極2を形成する
。
第2図(d)参照;次いで、化学気相成長(CVD)法
により5i02膜を被着し、弗素系ガスを用いた公知の
異方性エツチングによってパターンニングしてゲート電
極周囲の絶縁膜(サイドウオール)23を形成し、再び
Si+イオンを注入してn+−GaAs層からなる高濃
度不純物ソース層およびドレイン層4を形成する。イオ
ン注入条件は加速電圧120KeV、 ドーズ量2X
10”/a!程度である。なお、24はFBTの形成さ
れる部分のみ露出させる絶縁膜である。
により5i02膜を被着し、弗素系ガスを用いた公知の
異方性エツチングによってパターンニングしてゲート電
極周囲の絶縁膜(サイドウオール)23を形成し、再び
Si+イオンを注入してn+−GaAs層からなる高濃
度不純物ソース層およびドレイン層4を形成する。イオ
ン注入条件は加速電圧120KeV、 ドーズ量2X
10”/a!程度である。なお、24はFBTの形成さ
れる部分のみ露出させる絶縁膜である。
第2図(e)参照;次いで、ゲート電極周囲の絶縁膜2
3のみ除去し、si+イオンを注入してn ’ −Ga
As層からなる中間濃度層7(第2層)を形成する。
3のみ除去し、si+イオンを注入してn ’ −Ga
As層からなる中間濃度層7(第2層)を形成する。
イオン注入条件は加速電圧6BeV、ドーズ量5 x
10” −′/d程度である。
10” −′/d程度である。
第2図(f)参照;次いで、ベリリウム(Be” )イ
オンを注入してI) ’ −GaAsjiJからなる埋
込層11を形成し、750℃、5分間熱処理して画定す
る。Be”イオン注入条件は加速電圧90KeV、
ドーズ12X1012/cd程度である。図中の25は
絶縁膜マスクを示している。
オンを注入してI) ’ −GaAsjiJからなる埋
込層11を形成し、750℃、5分間熱処理して画定す
る。Be”イオン注入条件は加速電圧90KeV、
ドーズ12X1012/cd程度である。図中の25は
絶縁膜マスクを示している。
第2図(g)参照;次いで、絶縁膜26を被着し、窓開
けしてAuGe/Au膜を被着し、リフトオフ法によっ
てソース電極およびドレイン電極5を形成して完成させ
る。
けしてAuGe/Au膜を被着し、リフトオフ法によっ
てソース電極およびドレイン電極5を形成して完成させ
る。
以上のような形成法によって、例えば、ゲート電極長0
.3μmのnチャネル層下 S F ETを形成した結
果によると、ゲート長のバラツキが0.1μmの場合、
しきい値電圧vthのバラツキは従来の200mV程度
のものが50mVになり、相互コンダクタンスGmは従
来230m5/mmのものが400m5/+nmと改善
される。
.3μmのnチャネル層下 S F ETを形成した結
果によると、ゲート長のバラツキが0.1μmの場合、
しきい値電圧vthのバラツキは従来の200mV程度
のものが50mVになり、相互コンダクタンスGmは従
来230m5/mmのものが400m5/+nmと改善
される。
なお、上記はnチャネルGaAsM E S F E
Tの例であるが、本発明はnチャネルGaAsMESF
ETやその他のJFET、ヘテロ接合FET、埋込チャ
ネル形MISFETにも適用でき、また、半導体材料と
してGaAs系の他、St、 Ge+ InP、 In
Sb等にも適用して同様の効果のあるものである。
Tの例であるが、本発明はnチャネルGaAsMESF
ETやその他のJFET、ヘテロ接合FET、埋込チャ
ネル形MISFETにも適用でき、また、半導体材料と
してGaAs系の他、St、 Ge+ InP、 In
Sb等にも適用して同様の効果のあるものである。
[発明の効果]
上記の説明から明らかなように、本発明によればゲート
長を0.5μm以下に形成して、しきい値電圧が安定し
、相互コンダクタンスが向上して、FETからなるIC
を一層微細化することができ、その性能向上に大きく貢
献するものである。
長を0.5μm以下に形成して、しきい値電圧が安定し
、相互コンダクタンスが向上して、FETからなるIC
を一層微細化することができ、その性能向上に大きく貢
献するものである。
第1図は本発明にかかるMESFETの構造図、第2図
(a)〜(沿は本発明にかかるME S F ETの形
成方法の工程順断面図、 第3図(a)〜(e)は従来のME S F ETの構
造図である。 図において、 1は半絶縁性GaAs基板、 2はゲート電極、 3はn −GaAs層からなる低濃度不純物チャネル層
、4はn” −GaAsjgからなる高濃度不純物ソー
ス層またはドレイン層、 5はソースまたはドレイン電極、 7はn ” −GaAs層からなる中間濃度層、10は
p−−GaAs層からなる埋込層、11はp’−GaA
s層からなる埋込N(第2層)、21、22.25は絶
縁膜マスク、 23はゲート電極周囲の絶縁膜、 24、26は絶縁膜 奉禿eJ4 tsn’ >b MESFET trA連
E第1 図 本託補12か)を多へ方広哨」むQ断め口笛2 図
(a)〜(沿は本発明にかかるME S F ETの形
成方法の工程順断面図、 第3図(a)〜(e)は従来のME S F ETの構
造図である。 図において、 1は半絶縁性GaAs基板、 2はゲート電極、 3はn −GaAs層からなる低濃度不純物チャネル層
、4はn” −GaAsjgからなる高濃度不純物ソー
ス層またはドレイン層、 5はソースまたはドレイン電極、 7はn ” −GaAs層からなる中間濃度層、10は
p−−GaAs層からなる埋込層、11はp’−GaA
s層からなる埋込N(第2層)、21、22.25は絶
縁膜マスク、 23はゲート電極周囲の絶縁膜、 24、26は絶縁膜 奉禿eJ4 tsn’ >b MESFET trA連
E第1 図 本託補12か)を多へ方広哨」むQ断め口笛2 図
Claims (2)
- (1)ゲート電極下の一導電型チャネル層と該チャネル
層の高濃度一導電型ソース層およびドレイン層との間に
設けられた一導電型中間濃度層と、前記チャネル層の下
部に設けられ、該チャネル層より不純物濃度の低い反対
導電型不純物層と、前記一導電型中間濃度層の下部に設
けられ、前記反対導電型不純物層とは厚さが異なる第2
の反対導電型不純物層とを具備してなることを特徴とす
る半導体装置。 - (2)半導体基板にイオン注入して一導電型低濃度不純
物チャネル層および該低濃度不純物チャネル層下の反対
導電型不純物層を形成する工程と、ゲート電極と該ゲー
ト電極周囲の絶縁膜を形成した後、イオン注入して一導
電型高濃度不純物ソース層およびドレイン層を形成する
工程と、 前記ゲート電極周囲の絶縁膜を除去し、イオン注入して
一導電型中間濃度不純物層および該中間濃度不純物層下
の第2の反対導電型不純物層を形成する工程とが含まれ
てなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034436A JP2663480B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63034436A JP2663480B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01208868A true JPH01208868A (ja) | 1989-08-22 |
JP2663480B2 JP2663480B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=12414174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63034436A Expired - Fee Related JP2663480B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2663480B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187277A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電界効果トランジスタの製造方法 |
JPS6279673A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電界効果トランジスタ |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP63034436A patent/JP2663480B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187277A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電界効果トランジスタの製造方法 |
JPS6279673A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電界効果トランジスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2663480B2 (ja) | 1997-10-15 |
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