JPH01207640A - 半導体光検出装置と紫外線検出方法および半導体光検出素子とその製造方法 - Google Patents
半導体光検出装置と紫外線検出方法および半導体光検出素子とその製造方法Info
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- JPH01207640A JPH01207640A JP63033714A JP3371488A JPH01207640A JP H01207640 A JPH01207640 A JP H01207640A JP 63033714 A JP63033714 A JP 63033714A JP 3371488 A JP3371488 A JP 3371488A JP H01207640 A JPH01207640 A JP H01207640A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J1/00—Photometry, e.g. photographic exposure meter
- G01J1/42—Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
- G01J1/4228—Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors arrangements with two or more detectors, e.g. for sensitivity compensation
-
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- G01J1/429—Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors applied to measurement of ultraviolet light
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は紫外線等の特定波長の光の検出を、半導体素子
を用いて行なう技術に係るもので、より詳しくは、半導
体光検出装置と紫外線検出方法および半導体光検出素子
とその製造方法に関するものである。
を用いて行なう技術に係るもので、より詳しくは、半導
体光検出装置と紫外線検出方法および半導体光検出素子
とその製造方法に関するものである。
従来、火災警報装置、バーナーの燃焼監視装置、光電カ
ウンタ、放電現像の検知装置等に紫外線検出装置が応用
されている。これらの紫外線検出装置に使われる紫外線
センサは、紫外線に対して高感度であることが要求され
るのはもちろん、可視光や赤外光に感度を持たないこと
、高信頼性、高寿命であること、小型軽量であることな
どの特性が要求される。現在までに考えられている紫外
線センサとしては、金属の光電効果と放電による電流の
ガス増倍効果を利用した紫外線検出管と、半導体中の光
電効果を利用したシリコンホトダイオードなどがあり、
それぞれ固有の特徴を持っている。
ウンタ、放電現像の検知装置等に紫外線検出装置が応用
されている。これらの紫外線検出装置に使われる紫外線
センサは、紫外線に対して高感度であることが要求され
るのはもちろん、可視光や赤外光に感度を持たないこと
、高信頼性、高寿命であること、小型軽量であることな
どの特性が要求される。現在までに考えられている紫外
線センサとしては、金属の光電効果と放電による電流の
ガス増倍効果を利用した紫外線検出管と、半導体中の光
電効果を利用したシリコンホトダイオードなどがあり、
それぞれ固有の特徴を持っている。
紫外線検出管は紫外線に対す感度の点では優れているが
、真空管であるため寿命が短いことや、地れ品く取扱が
困難であること、あるいは小型軽量化が困難であること
などの短所がある。一方、シリコンホトダイオードは寿
命が半永久的であり、また信号処理回路を同一チップ上
に集積しやすいため、高機能化、小型軽量化が容易であ
るなどの長所がある。しかし、その半面、シリコンの物
性に起因して可視光から赤外光にピーク感度があるため
、紫外線のみの信号を得る場合は高価な赤外線フィルタ
ーを用いなければならないという欠点があった。
、真空管であるため寿命が短いことや、地れ品く取扱が
困難であること、あるいは小型軽量化が困難であること
などの短所がある。一方、シリコンホトダイオードは寿
命が半永久的であり、また信号処理回路を同一チップ上
に集積しやすいため、高機能化、小型軽量化が容易であ
るなどの長所がある。しかし、その半面、シリコンの物
性に起因して可視光から赤外光にピーク感度があるため
、紫外線のみの信号を得る場合は高価な赤外線フィルタ
ーを用いなければならないという欠点があった。
このように、従来技術では紫外線検出管とシリコンホト
ダイオードの両方の長所を満足できる紫外線センサは得
られず、現在では、その感度の高さから紫外線検出管が
一般に用いられている。このため、取扱が手軽で応用範
囲が広いシリコンホトダイオードに、紫外線検出管なみ
の光電特性をもたせたセンサの開発が望まれているのが
現状である。
ダイオードの両方の長所を満足できる紫外線センサは得
られず、現在では、その感度の高さから紫外線検出管が
一般に用いられている。このため、取扱が手軽で応用範
囲が広いシリコンホトダイオードに、紫外線検出管なみ
の光電特性をもたせたセンサの開発が望まれているのが
現状である。
そこで本発明は、従来のシリコンホトダイオードの特徴
である小型、軽量、かつ高寿命の特性を実現しながら、
しかも従来の紫外線検出管の特徴である高紫外線感度の
特性を併せて実現できるようにすることを目的とする。
である小型、軽量、かつ高寿命の特性を実現しながら、
しかも従来の紫外線検出管の特徴である高紫外線感度の
特性を併せて実現できるようにすることを目的とする。
すなわち、本発明の第1の目的は、小型、軽量かつ高寿
命であって、しかも紫外線感度の高い半導体光検出装置
を提供することにある。
命であって、しかも紫外線感度の高い半導体光検出装置
を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、半導体検出素子を用いる
ことにより、紫外線を感度よく簡単に検出することので
きる紫外線検出方法を提供することにある。
ことにより、紫外線を感度よく簡単に検出することので
きる紫外線検出方法を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、半導体光検出装置に適用
することが可能な紫外線検出用の半導体光検出素子を提
供することにある。
することが可能な紫外線検出用の半導体光検出素子を提
供することにある。
さらに、本発明の第4の目的は、紫外線検出特性の優れ
た半導体光検出素子の、歩留りのよい簡単な製造方法を
提供することを目的とすることにある。
た半導体光検出素子の、歩留りのよい簡単な製造方法を
提供することを目的とすることにある。
本発明に係る半導体光検出装置は、半導体光検出素子と
信号処理回路を有して構成され、この半導体光検出素子
は、第1導電型の半導体基板に第2導電型の不純物を浅
くドープして形成された紫外線感度を有する第1の受光
部と、半導体基板に第2導電型の不純物を深くドープし
て形成された紫外線感度を有しない第2の受光部とを有
する。
信号処理回路を有して構成され、この半導体光検出素子
は、第1導電型の半導体基板に第2導電型の不純物を浅
くドープして形成された紫外線感度を有する第1の受光
部と、半導体基板に第2導電型の不純物を深くドープし
て形成された紫外線感度を有しない第2の受光部とを有
する。
そして、信号処理回路は第1の受光部の出力と第2の受
光部の出力の差から紫外線検出出力を求めるように構成
されていることを特徴とする。
光部の出力の差から紫外線検出出力を求めるように構成
されていることを特徴とする。
また、本発明に係る紫外線検出方法は、上記のような第
1および第2の受光部とを有する半導体光検出素子に、
紫外線を含む被検出光を照射する第1のステップと、第
1の受光部の出力から第2の受光部の出力を差し引くこ
とにより紫外線検出出力を求める第2のステップとを備
えることを特徴とする。
1および第2の受光部とを有する半導体光検出素子に、
紫外線を含む被検出光を照射する第1のステップと、第
1の受光部の出力から第2の受光部の出力を差し引くこ
とにより紫外線検出出力を求める第2のステップとを備
えることを特徴とする。
また、本発明に係る半導体光検出素子は、第1導電型の
半導体基板と、この半導体基板もしくは基板上の半導体
結晶成長層中に第2導電型の不純物を浅くドープして形
成された第1の受光部と、第1の受光部と近接した位置
に第2導電型の不純物を深くドープして形成された第2
の受光部と、第1および第2の受光部の表面を覆うよう
に、同一の厚さで同一の透光性材料により形成された例
えば熱酸化による二酸化シリコンからなる光透過膜とを
備えることを特徴とする。
半導体基板と、この半導体基板もしくは基板上の半導体
結晶成長層中に第2導電型の不純物を浅くドープして形
成された第1の受光部と、第1の受光部と近接した位置
に第2導電型の不純物を深くドープして形成された第2
の受光部と、第1および第2の受光部の表面を覆うよう
に、同一の厚さで同一の透光性材料により形成された例
えば熱酸化による二酸化シリコンからなる光透過膜とを
備えることを特徴とする。
さらに、本発明の半導体光検出素子の製造方法は、第1
導電型のシリコン基板もしくはシリコン結晶成長層の互
いに近接した第1および第2の受光部形成領域表面に、
それぞれ同一厚さの熱酸化による第1および第2の二酸
化シリコン膜を形成する第1の工程と、第1の二酸化シ
リコン膜を介して第1の受光部形成領域に、例えば拡散
係数の小さい第2導電型の不純物を低濃度に注入して熱
処理によりこれを浅くドープすると共に、第2の二酸化
シリコン膜を介して第2の受光部形成領域に、例えば拡
散係数の大きい第2導電型の不純物を高濃度に注入して
熱処理によりこれを深くドープする第2の工程と、第1
および第2の受光部形成領域にオーミック電極を形成す
る第3の工程とを備えることを特徴とする。
導電型のシリコン基板もしくはシリコン結晶成長層の互
いに近接した第1および第2の受光部形成領域表面に、
それぞれ同一厚さの熱酸化による第1および第2の二酸
化シリコン膜を形成する第1の工程と、第1の二酸化シ
リコン膜を介して第1の受光部形成領域に、例えば拡散
係数の小さい第2導電型の不純物を低濃度に注入して熱
処理によりこれを浅くドープすると共に、第2の二酸化
シリコン膜を介して第2の受光部形成領域に、例えば拡
散係数の大きい第2導電型の不純物を高濃度に注入して
熱処理によりこれを深くドープする第2の工程と、第1
および第2の受光部形成領域にオーミック電極を形成す
る第3の工程とを備えることを特徴とする。
本発明の半導体光検出装置によれば、半導体光検出素子
の浅い接合をもつ第1の受光部は紫外線感度を有し、深
い接合をもつ第2の受光部は紫外線感度を有しない。と
ころで、第1および第2の受光部は共に紫外線以外の可
視光および赤外線に感度を有し、この程度は望ましくは
ほぼ同一とされる。このため、信号処理回路の出力は紫
外線に対応する検出出力のみとなるので、結果として紫
外線が検出されることになる。
の浅い接合をもつ第1の受光部は紫外線感度を有し、深
い接合をもつ第2の受光部は紫外線感度を有しない。と
ころで、第1および第2の受光部は共に紫外線以外の可
視光および赤外線に感度を有し、この程度は望ましくは
ほぼ同一とされる。このため、信号処理回路の出力は紫
外線に対応する検出出力のみとなるので、結果として紫
外線が検出されることになる。
また、本発明の紫外線検出方法によれば、上記の紫外線
の検出が第1および第2のステ・ツブでなされることに
なる。
の検出が第1および第2のステ・ツブでなされることに
なる。
また、本発明の半導体光検出素子によれば、光透過膜が
形成されているので受光部が保護され、またこれは同一
材料によって同一の厚さで形成されているので、受光部
に達する入射光スペクトルは同一となり、従って紫外線
以外の感度を第1および第2の受光部との間でほぼ同一
とすることができる。
形成されているので受光部が保護され、またこれは同一
材料によって同一の厚さで形成されているので、受光部
に達する入射光スペクトルは同一となり、従って紫外線
以外の感度を第1および第2の受光部との間でほぼ同一
とすることができる。
さらに、本発明の半導体光検出素子の製造方法によれば
、光透過膜はシリコン基板の熱酸化により形成されるの
で、透過スペクトルが優れた同一の膜厚のものを、歩留
りよく簡単に形成できる。
、光透過膜はシリコン基板の熱酸化により形成されるの
で、透過スペクトルが優れた同一の膜厚のものを、歩留
りよく簡単に形成できる。
しかも、第1および第2の受光部形成のための不純物イ
オンの注入工程において、光透過膜の光透過特性が害さ
れたりすることもない・。
オンの注入工程において、光透過膜の光透過特性が害さ
れたりすることもない・。
以下、添付図面の第1図ないし第13図を参照して、本
発明の詳細な説明する。なお、図面の説明において同一
要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
発明の詳細な説明する。なお、図面の説明において同一
要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
第1図は本発明に係る半導体光検出装置の基本構成図で
ある。図示の通り、この装置は半導体光検出素子10と
信号処理回路20により構成される。半導体光検出素子
10は第1導電型(例えばp型)の半導体基板11を含
み、この単一の半導体基板11に浅く第2導電型(例え
ばn型)の不純物をドープして形成された第1の受光部
12による第1のホトダイオードPDIと、これと同一
導電型の不純物を深くドープして形成された第2の受光
部13による第2のホトダイオードPD2を有している
。この半導体光検出素子10に紫外線を含む被検出光が
図中の矢印の如く入射されると、半導体基板11中にキ
ャリア(電子、正孔)が生成され、これが第1のホトダ
イオードPDIおよび第2のホトダイオードPD2に収
集されて信号処理回路20に送られる。信号処理回路2
0に送られた第1の信号PDI および第2の信U
T 号PD2 は、 OUT PD ==PD1 −PD2OUTOUT
OUT に従って処理され、紫外線検出出力PD が得UT られる。
ある。図示の通り、この装置は半導体光検出素子10と
信号処理回路20により構成される。半導体光検出素子
10は第1導電型(例えばp型)の半導体基板11を含
み、この単一の半導体基板11に浅く第2導電型(例え
ばn型)の不純物をドープして形成された第1の受光部
12による第1のホトダイオードPDIと、これと同一
導電型の不純物を深くドープして形成された第2の受光
部13による第2のホトダイオードPD2を有している
。この半導体光検出素子10に紫外線を含む被検出光が
図中の矢印の如く入射されると、半導体基板11中にキ
ャリア(電子、正孔)が生成され、これが第1のホトダ
イオードPDIおよび第2のホトダイオードPD2に収
集されて信号処理回路20に送られる。信号処理回路2
0に送られた第1の信号PDI および第2の信U
T 号PD2 は、 OUT PD ==PD1 −PD2OUTOUT
OUT に従って処理され、紫外線検出出力PD が得UT られる。
ここで、第1のホトダイオードPDIは紫外線域も含め
て広い波長域で感度を有し、その感度のスペクトルは第
1図中の曲線C1のようになっている。これに対し、第
2のホトダイオードPD2は紫外線域において感度を有
さず、その感度のスペクトルは第1図中の曲線C2のよ
うになっている。従って、第1の信号PDI の可
視光およOUT び赤外線域の感度のスペクトルが第2のホトダイオード
PD2の感度のスペクトルと同一であるとすれば、信号
処理回路20を経由した後の出力PD の感度のス
ペクトルは、可視光および赤UT 外線域の信号がキャンセルされて、等測的に第1図中の
曲線C3のようになっている。このため、上記ような装
置によって、紫外線を感度よく検出することが可能にな
る。しかも、この装置は紫外線検出管などと比べて小型
、軽量であり、かつ半導体光検出素子10の受光面に高
価なカラーフィルタを設けたりする必要もない。
て広い波長域で感度を有し、その感度のスペクトルは第
1図中の曲線C1のようになっている。これに対し、第
2のホトダイオードPD2は紫外線域において感度を有
さず、その感度のスペクトルは第1図中の曲線C2のよ
うになっている。従って、第1の信号PDI の可
視光およOUT び赤外線域の感度のスペクトルが第2のホトダイオード
PD2の感度のスペクトルと同一であるとすれば、信号
処理回路20を経由した後の出力PD の感度のス
ペクトルは、可視光および赤UT 外線域の信号がキャンセルされて、等測的に第1図中の
曲線C3のようになっている。このため、上記ような装
置によって、紫外線を感度よく検出することが可能にな
る。しかも、この装置は紫外線検出管などと比べて小型
、軽量であり、かつ半導体光検出素子10の受光面に高
価なカラーフィルタを設けたりする必要もない。
次に、半導体光検出素子について詳細に説明する。
第2図は半導体光検出素子の一実施例の断面図である。
図示の通り、p型の半導体基板11にはn型の不純物を
浅くドープした第1の受光部12と、n型の不純物を深
くドープした第2の受光部13とが形成され、これらの
pn接合によって第1のホトダイオードPDIおよび第
2のホトダイオードPD2が形成されている。また、半
導体基板11の表面には絶縁材料からなる保護膜14が
形成され、受光部の位置には開口が形成されて、ここに
透光性の光透過膜15が設けられている。
浅くドープした第1の受光部12と、n型の不純物を深
くドープした第2の受光部13とが形成され、これらの
pn接合によって第1のホトダイオードPDIおよび第
2のホトダイオードPD2が形成されている。また、半
導体基板11の表面には絶縁材料からなる保護膜14が
形成され、受光部の位置には開口が形成されて、ここに
透光性の光透過膜15が設けられている。
この光透過膜15の端部には開口が形成され、この開口
を介して第1の受光部12および第2の受光部13にオ
ーミック接触する電極16と配線17が設けられている
。
を介して第1の受光部12および第2の受光部13にオ
ーミック接触する電極16と配線17が設けられている
。
ここで、半導体基板11は例えばシリコン単結晶から成
っており、第1の受光部12は例えばヒ素(As )を
含んで0.5μm程度の深さに形成され、第2の受光部
13は例えばリン(P)を含んで1.5μm程度の深さ
に形成される。また、保護膜14は例えば熱酸化により
二酸化シリコン(Si 02)からなり、0.5μm程
度の厚さで形成され、光透過膜15についても例えば熱
酸化5102からなり、0.1μm程度の厚さで形成さ
れる。さらに、電極16および配線17は例えばアルミ
ニウム(1)で形成される。
っており、第1の受光部12は例えばヒ素(As )を
含んで0.5μm程度の深さに形成され、第2の受光部
13は例えばリン(P)を含んで1.5μm程度の深さ
に形成される。また、保護膜14は例えば熱酸化により
二酸化シリコン(Si 02)からなり、0.5μm程
度の厚さで形成され、光透過膜15についても例えば熱
酸化5102からなり、0.1μm程度の厚さで形成さ
れる。さらに、電極16および配線17は例えばアルミ
ニウム(1)で形成される。
次に、第2図に示す半導体光検出素子の作用を、第3図
ないし第5図を参照して説明する。
ないし第5図を参照して説明する。
第2図中の上方から、紫外線を含んだ被検出光が入射さ
れると、これは光透過膜15を透過して第1の受光部1
2および第2の受光部13中に入る。すると、第1の受
光部12および第2の受光部13中とその直下の半導体
基′FfL11中でキャリアが発生することになるが、
−膜内に、短波長の紫外線は半導体基板11中の深い位
置まで達することがなく、浅い位置で紫外線による光生
成キャリアが現れる。
れると、これは光透過膜15を透過して第1の受光部1
2および第2の受光部13中に入る。すると、第1の受
光部12および第2の受光部13中とその直下の半導体
基′FfL11中でキャリアが発生することになるが、
−膜内に、短波長の紫外線は半導体基板11中の深い位
置まで達することがなく、浅い位置で紫外線による光生
成キャリアが現れる。
ここで、pn接合面の浅い第1のホトダイオードPD1
とpn接合面の深い第2のホトダイオードPD2を比較
すると、その空乏層は第1のホトダイオードPDIにつ
いては表面近傍の浅い位置に現れるが、第2のホトダイ
オードPD2については浅い位置に現れない。このため
、第1のホトダイオードPDIからは紫外線によるキャ
リアをも含んだ光電流が得られるが、第2のホトダイオ
ードPD2からは紫外線によるキャリアを含まない光電
流が得られる。第3図および第4図は、それぞれ第1の
ホトダイオードPDI、第2のホトダイオードPD2の
分光感度特性を示す図である。
とpn接合面の深い第2のホトダイオードPD2を比較
すると、その空乏層は第1のホトダイオードPDIにつ
いては表面近傍の浅い位置に現れるが、第2のホトダイ
オードPD2については浅い位置に現れない。このため
、第1のホトダイオードPDIからは紫外線によるキャ
リアをも含んだ光電流が得られるが、第2のホトダイオ
ードPD2からは紫外線によるキャリアを含まない光電
流が得られる。第3図および第4図は、それぞれ第1の
ホトダイオードPDI、第2のホトダイオードPD2の
分光感度特性を示す図である。
そして、ホトダイオードPDI、PD2の両者の光電流
のうち、可視光および赤外線域の感度に対応する成分に
ついては、光透過膜15が路間−厚さで同一材料なので
、はぼ同一となっている(第3図、第4図参照)。そこ
で、紫外線感度を有する第1のホトダイオードPDIの
光電流から、紫外線感度を有しない第2のホトダイオー
ドPD2の光電流を差し引けば、紫外線のみの光電流を
得ることが可能になる。第5図は第3図に示す第1のホ
トダイオードPDIの出力から、第4図に示す第2のホ
トダイオードPD2の出力を差し引いたときの、感度特
性を説明する図である。
のうち、可視光および赤外線域の感度に対応する成分に
ついては、光透過膜15が路間−厚さで同一材料なので
、はぼ同一となっている(第3図、第4図参照)。そこ
で、紫外線感度を有する第1のホトダイオードPDIの
光電流から、紫外線感度を有しない第2のホトダイオー
ドPD2の光電流を差し引けば、紫外線のみの光電流を
得ることが可能になる。第5図は第3図に示す第1のホ
トダイオードPDIの出力から、第4図に示す第2のホ
トダイオードPD2の出力を差し引いたときの、感度特
性を説明する図である。
このように、差し引いた結果として得られる信号出力は
、紫外線のみに感度をもった出力となる。
、紫外線のみに感度をもった出力となる。
次に、第2図の示す半導体光検出素子の製造方法の一例
を説明する。
を説明する。
第6図はその工程別断面図である。まず、p型S1から
なる半導体基板11を熱酸化し、5IO2からなる保護
膜14を0.5μm程度の厚さに形成する(同図(a)
参照)。そして、フォトリソグラフィ技術を用いてホト
ダイオードの領域の保護膜14に開口を形成したのち、
再び熱酸化して5IO2からなる光透過膜15を0.
1μm程度の厚さに形成する(同図(b)参照)。
なる半導体基板11を熱酸化し、5IO2からなる保護
膜14を0.5μm程度の厚さに形成する(同図(a)
参照)。そして、フォトリソグラフィ技術を用いてホト
ダイオードの領域の保護膜14に開口を形成したのち、
再び熱酸化して5IO2からなる光透過膜15を0.
1μm程度の厚さに形成する(同図(b)参照)。
次に、第1のホトダイオードPDIの領域に開口を有す
るレジストパターン21を形成して、n型不純物イオン
としてのヒ素(As )イオンを低濃度に注入する(同
図(c)図示)。しかる後、レジストパターン21をア
セトンなどで除去し、第2のホトダイオードPD2の領
域に開口を有する別のレジストパターン22を形成して
、同じくn型不純物イオンとしてのリン(P)イオンを
高濃度に注入する(同図(d)図示)。このようにする
と、第1のホトダイオードPDIの領域には拡散係数の
小さなAsイオンが低濃度に注入され、第2のホトダイ
オードPD2の領域には拡散係数の大きなPイオンが高
濃度に注入されるので、レジストパターン22を除去し
た後にアニールを行なえば、第1のホトダイオードPD
Iの領域には深さ0.5μm程度の浅いn型の第1の受
光部12が形成され、第2のホトダイオードPD2の領
域には深さ1.5μm程度の深いn型の第2の受光部1
3が形成されることになる(第6図(e)図示)。
るレジストパターン21を形成して、n型不純物イオン
としてのヒ素(As )イオンを低濃度に注入する(同
図(c)図示)。しかる後、レジストパターン21をア
セトンなどで除去し、第2のホトダイオードPD2の領
域に開口を有する別のレジストパターン22を形成して
、同じくn型不純物イオンとしてのリン(P)イオンを
高濃度に注入する(同図(d)図示)。このようにする
と、第1のホトダイオードPDIの領域には拡散係数の
小さなAsイオンが低濃度に注入され、第2のホトダイ
オードPD2の領域には拡散係数の大きなPイオンが高
濃度に注入されるので、レジストパターン22を除去し
た後にアニールを行なえば、第1のホトダイオードPD
Iの領域には深さ0.5μm程度の浅いn型の第1の受
光部12が形成され、第2のホトダイオードPD2の領
域には深さ1.5μm程度の深いn型の第2の受光部1
3が形成されることになる(第6図(e)図示)。
次いで、フォトリソグラフィ技術を用いて光透過膜15
に開口を形成し、これにオーミック接触する電極16お
よび配線17を、例えばアルミニウムなどを用いてリフ
トオフ法で形成すると、第2図の半導体光検出素子が得
られることになる。
に開口を形成し、これにオーミック接触する電極16お
よび配線17を、例えばアルミニウムなどを用いてリフ
トオフ法で形成すると、第2図の半導体光検出素子が得
られることになる。
本発明に係る半導体光検出素子およびその製造方法につ
いては、種々の゛変形が可能である。
いては、種々の゛変形が可能である。
例えば、保護膜14や光透過膜15は熱酸化5IO2に
限らず、例えばプラズマCVD法による窒化シリコン(
SIN )としてもよい。但し、光透過膜15につい
ては、ホトダイオードPDI。
限らず、例えばプラズマCVD法による窒化シリコン(
SIN )としてもよい。但し、光透過膜15につい
ては、ホトダイオードPDI。
PD2の赤外感度に重大な影響を与えるので、その材料
および厚さを同一にすることが大切である。
および厚さを同一にすることが大切である。
また、単結晶からなる半導体基板11上に半導体結晶成
長層を例えばエピタキシャル成長法などで形成し、ここ
に第1のホトダイオードPD1および第2のホトダイオ
ードPD2をなす拡散層を形成してもよい。第7図にそ
の一例の断面図を示す。図示の通り、半導体基板11の
上面にはエピタキシャル成長法による半導体結晶成長層
31が形成され、ここに浅い第1の受光部12と深い第
2の受光部13が形成されている。ここで、半導体結晶
成長−31をp型として第1の受光部12および第2の
受光部13をn型とすると(半導体基板11はp型でも
n型でもよい)、それぞれpn接合を有する第1のホト
ダイオードPDIと第2のホトダイオードPD2が得ら
れることになる。
長層を例えばエピタキシャル成長法などで形成し、ここ
に第1のホトダイオードPD1および第2のホトダイオ
ードPD2をなす拡散層を形成してもよい。第7図にそ
の一例の断面図を示す。図示の通り、半導体基板11の
上面にはエピタキシャル成長法による半導体結晶成長層
31が形成され、ここに浅い第1の受光部12と深い第
2の受光部13が形成されている。ここで、半導体結晶
成長−31をp型として第1の受光部12および第2の
受光部13をn型とすると(半導体基板11はp型でも
n型でもよい)、それぞれpn接合を有する第1のホト
ダイオードPDIと第2のホトダイオードPD2が得ら
れることになる。
この構成によれば、迷光の原因となる赤外線の影響を当
初からカットできるので、より高精度な検出が可能であ
る。すなわち、第2図に示す第1のホトダイオードPD
Iによる分光感度特性は第8図の破線のようになるのに
対し、第7図に示す第1のホトダイオードPD1による
分光感度特性は第8図中の実線のようになり、赤外線に
よる影響が大幅に低減される。従って、第7図に示す第
1のホトダイオードPD1および第2のホトダイオード
PD2において、接合の浅い第1のホトダイオードPD
Iと接合の深い第2のホトダイオードPD2との間で赤
外線感度が完全に同一でないときでも、その差分は第2
図のものと比べてt0対的に低くなるので、精度のよい
検出が可能になる。
初からカットできるので、より高精度な検出が可能であ
る。すなわち、第2図に示す第1のホトダイオードPD
Iによる分光感度特性は第8図の破線のようになるのに
対し、第7図に示す第1のホトダイオードPD1による
分光感度特性は第8図中の実線のようになり、赤外線に
よる影響が大幅に低減される。従って、第7図に示す第
1のホトダイオードPD1および第2のホトダイオード
PD2において、接合の浅い第1のホトダイオードPD
Iと接合の深い第2のホトダイオードPD2との間で赤
外線感度が完全に同一でないときでも、その差分は第2
図のものと比べてt0対的に低くなるので、精度のよい
検出が可能になる。
また、導電型は逆であってもよく、半導体材料や不純物
も実施例のものに限られない。具体的には、デバイスの
寿命の点ではやや劣ることになるが、n型の基板を用い
てp型不純物としてボロン(B)をイオン注入し、受光
部12.13を形成してもよい。但し、受光部12.1
3がn型であるときには、接合部の紫外線損傷を低く抑
えることができる。更に、浅い第1の受光部12および
深い第2の受光部13の形成については、例えば同一の
不純物イオンを用いてそのイオン注入の打ち込み量を異
ならせることによってもよい。
も実施例のものに限られない。具体的には、デバイスの
寿命の点ではやや劣ることになるが、n型の基板を用い
てp型不純物としてボロン(B)をイオン注入し、受光
部12.13を形成してもよい。但し、受光部12.1
3がn型であるときには、接合部の紫外線損傷を低く抑
えることができる。更に、浅い第1の受光部12および
深い第2の受光部13の形成については、例えば同一の
不純物イオンを用いてそのイオン注入の打ち込み量を異
ならせることによってもよい。
更に、第1のホトダイオードPDIおよび第2のホトダ
イオードPD2の配置についても、例えば第9図ないし
第11図のようにすることができる。すなわち、第9図
の例では第1のホトダイオードPD1をなす浅い第1の
受光部12と第2のホトダイオードPDをなす深い第2
の受光部13は、同一の半導体基板11上に交互に複数
形成されている。また、第10図の例では、第1の受光
部12と第2の受光部13が平面的にモザイク状に配設
されている。さらに、第11図の例では、浅い第1の受
光部12と深い第2の受光部1′3が櫛歯状に配設され
ている。これらのものは、スポット光の検出や微弱光の
検出に有利である。
イオードPD2の配置についても、例えば第9図ないし
第11図のようにすることができる。すなわち、第9図
の例では第1のホトダイオードPD1をなす浅い第1の
受光部12と第2のホトダイオードPDをなす深い第2
の受光部13は、同一の半導体基板11上に交互に複数
形成されている。また、第10図の例では、第1の受光
部12と第2の受光部13が平面的にモザイク状に配設
されている。さらに、第11図の例では、浅い第1の受
光部12と深い第2の受光部1′3が櫛歯状に配設され
ている。これらのものは、スポット光の検出や微弱光の
検出に有利である。
次に、信号処理回路の一例を第12図により説明する。
第2図に示す半導体光検出素子において、接合の浅い第
1のホトダイオードPDIからの光電流出力11および
接合の深い第2のホトダイオードFD2からの光電流出
力12は、それぞれオペアンプ41.42と帰還抵抗R
1を有するる増幅回路で増幅される。そして、直列接続
された抵抗Rおよびオペアンプ43を含む差分回路によ
って、光電流出力■1に対応する電圧出力から光電流出
力12に対応する電圧出力が差し引かれ、電圧出力V
が得られる。ここにおいて、電圧出力UT V 1光電流出力I 1光電流出力■2および0υT
1帰還抵抗R4の間に
は、 V −(I −I )xRr (V)OUT
l 2 の関係が成立している。なお、この信号処理回路の具体
的構成についても、種々の変形が可能であることは言う
までもない。
1のホトダイオードPDIからの光電流出力11および
接合の深い第2のホトダイオードFD2からの光電流出
力12は、それぞれオペアンプ41.42と帰還抵抗R
1を有するる増幅回路で増幅される。そして、直列接続
された抵抗Rおよびオペアンプ43を含む差分回路によ
って、光電流出力■1に対応する電圧出力から光電流出
力12に対応する電圧出力が差し引かれ、電圧出力V
が得られる。ここにおいて、電圧出力UT V 1光電流出力I 1光電流出力■2および0υT
1帰還抵抗R4の間に
は、 V −(I −I )xRr (V)OUT
l 2 の関係が成立している。なお、この信号処理回路の具体
的構成についても、種々の変形が可能であることは言う
までもない。
第13図は本発明の半導体光検出装置と従来の紫外線検
出管の特性を比較する図である。同図において、紫外線
検出管では相対感度は破線のようになるのに対し、本発
明によれば実線のようになる。これは、実用上十分な特
性である。
出管の特性を比較する図である。同図において、紫外線
検出管では相対感度は破線のようになるのに対し、本発
明によれば実線のようになる。これは、実用上十分な特
性である。
以上、詳細に説明した通り、本発明の半導体光検出装置
では、紫外線感度を有する第1の受光部と紫外線感度を
有しない第2の受光部は、共に紫外線以外の可視光およ
び赤外線に感度を有し、この程度は望ましくはほぼ同一
とされる。このため、信号処理回路の出力は紫外線に対
応する検出出力のみとなる。従って、小型、軽量かつ高
寿命であって、しかも紫外線感度の高い半導体光検出装
置を提供することができる。
では、紫外線感度を有する第1の受光部と紫外線感度を
有しない第2の受光部は、共に紫外線以外の可視光およ
び赤外線に感度を有し、この程度は望ましくはほぼ同一
とされる。このため、信号処理回路の出力は紫外線に対
応する検出出力のみとなる。従って、小型、軽量かつ高
寿命であって、しかも紫外線感度の高い半導体光検出装
置を提供することができる。
また、本発明の紫外線検出方法では、上記の検出を第1
および第2のステップで行なうことによリ、紫外線を感
度よく簡単に検出することができる。
および第2のステップで行なうことによリ、紫外線を感
度よく簡単に検出することができる。
また、本発明の半導体光検出素子では、光透過膜が形成
されているので受光部が保護され、またこれは同一材料
によって同一の厚さで形成されているので、受光部に達
する入射光スペクトルは同一となり、従って紫外線以外
の感度を第1および第2の受光部との間でほぼ同一とす
ることができる。このため、上記の半導体光検出装置に
適用することが可能な紫外線検出用の半導体光検出素子
を提供することができる。
されているので受光部が保護され、またこれは同一材料
によって同一の厚さで形成されているので、受光部に達
する入射光スペクトルは同一となり、従って紫外線以外
の感度を第1および第2の受光部との間でほぼ同一とす
ることができる。このため、上記の半導体光検出装置に
適用することが可能な紫外線検出用の半導体光検出素子
を提供することができる。
さらに、本発明の半導体光検出素子の製造方法によれば
、上記のような紫外線検出特性の優れた半導体光検出素
子を、歩留りのよい簡単な工程で製造することができる
。
、上記のような紫外線検出特性の優れた半導体光検出素
子を、歩留りのよい簡単な工程で製造することができる
。
第1図は本発明に係る半導体光検出装置の基本構成図、
第2図は半導体検出素子の斜視断面図、第3図は第1の
ホトダイオードPDIの絶対分光感度を示す図、第4図
は第2のホトダイオードPD2の絶対分光感度を示す図
、第5図は第1のホトダイオードPDIの出力から第2
のホトダイオードPD2の出力を差し引いた場合の感度
特性図、第6図は本発明の半導体光検出素子の製造工程
図、第7図は本発明の他の構成の一例を示す図、第8図
は絶対分光感度の比較図、第9図は同一基板内に複数の
ホトダイオードを配列した構成図、第10図は同一基板
内に複数のホトダイオードをモザイク状に配列した構成
図、第11図は同一基板内に複数のホトダイオードを交
互に配列した構成図、第12図は本発明によるホトダイ
オードの信号出力を読み出すための回路図、第13図は
相対分光感度特性の比較図である。 10・・・半導体光検出素子、11・・・半導体基板、
12・・・第1の受光部、13・・・第2の受光部、1
4・・・保護膜、15・・・光透過膜、16・・・電極
、17・・・配線、31・・・半導体結晶成長層。 7トダイ汀−ドPD+の分光79.l 第3図 200 600 1000 H3(nm)不トタ
゛イ汀−ドPD2の分光罵1夏 第4図 邑5図 半導体光検出系子の製造工程(前半) 第6図 半導本光検出系子の製造工程(後半) 第7図 配列した構成の一例 第9図 11ノ 山 ・惠10図 袖のてう1い 第11図
第2図は半導体検出素子の斜視断面図、第3図は第1の
ホトダイオードPDIの絶対分光感度を示す図、第4図
は第2のホトダイオードPD2の絶対分光感度を示す図
、第5図は第1のホトダイオードPDIの出力から第2
のホトダイオードPD2の出力を差し引いた場合の感度
特性図、第6図は本発明の半導体光検出素子の製造工程
図、第7図は本発明の他の構成の一例を示す図、第8図
は絶対分光感度の比較図、第9図は同一基板内に複数の
ホトダイオードを配列した構成図、第10図は同一基板
内に複数のホトダイオードをモザイク状に配列した構成
図、第11図は同一基板内に複数のホトダイオードを交
互に配列した構成図、第12図は本発明によるホトダイ
オードの信号出力を読み出すための回路図、第13図は
相対分光感度特性の比較図である。 10・・・半導体光検出素子、11・・・半導体基板、
12・・・第1の受光部、13・・・第2の受光部、1
4・・・保護膜、15・・・光透過膜、16・・・電極
、17・・・配線、31・・・半導体結晶成長層。 7トダイ汀−ドPD+の分光79.l 第3図 200 600 1000 H3(nm)不トタ
゛イ汀−ドPD2の分光罵1夏 第4図 邑5図 半導体光検出系子の製造工程(前半) 第6図 半導本光検出系子の製造工程(後半) 第7図 配列した構成の一例 第9図 11ノ 山 ・惠10図 袖のてう1い 第11図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の半導体基板に第2導電型の不純物を浅
くドープして形成された第1の受光部と、前記半導体基
板に第2導電型の不純物を深くドープして形成された第
2の受光部とを有する半導体光検出素子と、 前記第1の受光部の出力と前記第2の受光部の出力の差
から紫外線検出出力を求める信号処理回路と を備えることを特徴とする半導体光検出装置。 2、前記第1の受光部は紫外線から赤外線にわたる波長
域において特に紫外線域で十分な感度を有し、前記第2
の受光部は可視光から赤外線にわたる波長域において前
記第1の受光部と同程度の感度を有し、前記信号処理回
路は前記第1の受光部の出力から前記第2の受光部の出
力を差し引くことにより紫外線検出出力を求めることを
特徴とする請求項1記載の半導体光検出装置。 3、第1導電型の半導体基板に第2導電型の不純物を浅
くドープして形成された第1の受光部と、前記半導体基
板に第2導電型の不純物を深くドープして形成された第
2の受光部とを有する半導体光検出素子に、紫外線を含
む被検出光を照射する第1のステップと、 前記第1の受光部の出力から前記第2の受光部の出力を
差し引くことにより紫外線検出出力を求める第2のステ
ップと を備えることを特徴とする紫外線検出方法。 4、第1導電型の半導体基板と、 この半導体基板に第2導電型の不純物を浅くドープして
形成された第1の受光部と、 前記半導体基板の前記第1の受光部と近接した位置に、
第2導電型の不純物を深くドープして形成された第2の
受光部と、 前記第1および第2の受光部の表面を覆うように、同一
の厚さで同一の透光性材料により形成された光透過膜と
、 を備えることを特徴とする半導体光検出素子。 5、前記半導体基板は、単結晶の基板と、この基板上に
形成された第1導電型の半導体結晶成長層を含んで構成
され、前記第1および第2の受光部をなす第2導電型の
領域は前記半導体結晶成長層中に形成されていることを
特徴とする請求項4記載の半導体光検出素子。 6、第1導電型のシリコン基板の互いに近接した第1お
よび第2の受光部形成領域表面に、それぞれ同一厚さの
熱酸化による第1および第2の二酸化シリコン膜を形成
する第1の工程と、前記第1の二酸化シリコン膜を介し
て前記シリコン基板の前記第1の受光部形成領域に第2
導電型の不純物を浅くドープすると共に、前記第2の二
酸化シリコン膜を介して前記シリコン基板の前記第2の
受光部形成領域に第2導電型の不純物を深くドープする
第2の工程と、 前記第1および第2の受光部形成領域にオーミック電極
を形成する第3の工程と、 を備えることを特徴とする半導体光検出素子の製造方法
。 7、前記第1の工程は、シリコン単結晶基板上に第1導
電型のシリコン結晶成長層を形成した後、前記第1およ
び第2の二酸化シリコン膜を形成する工程である請求項
6記載の半導体光検出素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63033714A JPH01207640A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 半導体光検出装置と紫外線検出方法および半導体光検出素子とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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