JPH0120704B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0120704B2
JPH0120704B2 JP8791181A JP8791181A JPH0120704B2 JP H0120704 B2 JPH0120704 B2 JP H0120704B2 JP 8791181 A JP8791181 A JP 8791181A JP 8791181 A JP8791181 A JP 8791181A JP H0120704 B2 JPH0120704 B2 JP H0120704B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
compressor
load
temperature
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8791181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57202464A (en
Inventor
Hiroshi Karato
Jiro Yuzuta
Shuichi Inoe
Hideo Hirano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOGATA GASU REIBO GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Original Assignee
KOGATA GASU REIBO GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Filing date
Publication date
Application filed by KOGATA GASU REIBO GIJUTSU KENKYU KUMIAI filed Critical KOGATA GASU REIBO GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Priority to JP8791181A priority Critical patent/JPS57202464A/ja
Publication of JPS57202464A publication Critical patent/JPS57202464A/ja
Publication of JPH0120704B2 publication Critical patent/JPH0120704B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガスや石油を熱源とするエンジンを駆
動して多室の冷暖房運転や給湯加熱運転を行なう
エンジン駆動のヒートポンプ装置に関するもの
で、その目的とするところはエンジンとエンジン
で駆動される圧縮機との間にクラツチを設けて圧
縮機の運転コントロールとエンジンの運転コント
ロールを分離してエンジンの頻繁な起動、停止の
回数を減少させてエンジン寿命の向上と機器の騒
音低下を図ることにある。
最近の電力供給事情の厳しさ、すなわち発電所
の新規建設の困難さや夏季の電力需要の増加のた
めに電動機で圧縮機を駆動して冷暖房運転や給湯
加熱運転を行なう従来の電動式ヒートポンプ装置
に代わるものとして、トータル効率が良いエンジ
ン駆動のヒートポンプ装置が知られている。エン
ジン駆動で圧縮機を回わして冷暖房運転、ヒート
ポンプ給湯運転を行ない、同時にエンジンの冷却
水や排ガスから熱の回収を行なつて暖房に利用し
たり、給湯加熱に利用したりするものである。
しかしながら、このエンジン駆動ヒートポンプ
装置が省エネルギーで運転効率が良いことが分つ
ていながら実用化されていない問題点の一つはエ
ンジンや圧縮機(開放型)の信頼性と騒音面であ
つた。すなわち、エンジン駆動ヒートポンプ装置
は単に冷房だけとか暖房だけに利用するとイニシ
ヤルコストを運転費の節約分で吸収しにくいため
に、当然多室の冷暖房運転、給湯の加熱運転をせ
ざるを得ず、年間を通じて運転することになりエ
ンジンの寿命が極めて長い期間を要求される。
また、一般にエンジンの起動はスタータで行な
われるが、エンジンが圧縮機と同じように頻繁に
起動、停止を繰返すと、寿命の低下とともに騒
音、振動面で問題が大きかつた。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、その構成と動作を図面で説明する。
第1図に本発明のエンジン駆動ヒートポンプ装
置の一実施例を示し、第2図に本発明の圧縮機の
回転数と利用側熱交換器の負荷との関係を示し、
第3図に本発明を実施した場合の圧縮機、クラツ
チ、エンジンの運転状態を時間を横軸にして示し
た。
第1図にて、本発明の実施例は2室冷暖房、給
湯利用の場合を示しており、1はエンジン、2は
クラツチ3を介してエンジン1に連動された圧縮
機である。この圧縮機1、冷暖房時に冷媒の流れ
を切換える四方弁4、熱源側熱交換器5、暖房用
減圧器6、冷房用減圧器7a,7b、2台の各室
冷暖房用としての利用側熱交換器8a,8bと1
台の給湯加熱用としての利用側熱交換器8c、該
利用側熱交換器8a,8b,8cへそれぞれ冷媒
流通を制御する電磁弁9a,9b,9c,9d,
9e,9fを連結して周知のヒートポンプ回路を
構成している。冷房運転時は実線に示すような冷
媒の流れで、四方弁4を冷房用に切換えることに
より圧縮機2からの高温高圧冷媒が熱源側熱交換
器5へ流入して放熱凝縮し電磁弁9c,9dを通
り冷房用減圧器7a,7bで減圧されて利用側熱
交換器8a,8bで吸熱蒸発して室内を冷房し
て、電磁弁9a,9bを通つて圧縮機2へ戻る。
暖房運転時は破線に示す冷媒の流れ方向で、冷房
の場合と逆で四方弁4を暖房用に切換えて利用側
熱交換器8a,8bで冷媒が放熱凝縮することに
よつて室内空気を暖房する。給湯加熱運転時は四
方弁4は暖房用に切換え、電磁弁9e,9fを開
けて利用側熱交換器8cで冷媒が放熱凝縮して給
湯水を加熱する。10a,10b,10cはそれ
ぞれ利用側熱交換器8a,8b,8cに設けられ
た負荷検知器で、それぞれの信号がエンジン1の
回転数制御器11に入つて、エンジン1の回転数
を制御する。12はエンジン1のスタータであ
り、電源によつてエンジン1を起動する場合に通
電させ、エンジン1が起動、点火すればOFFす
るようにしている。
今の場合、各利用側熱交換器8a,8bの負荷
は冷暖房設定空気温度と実際の空気温度との温度
差ΔT1,ΔT2で表わし、利用側熱交換器8cの負
荷は給湯水設定温度と実際の給湯水温度との温度
差ΔT3で表わされる。
次にエンジン1とクラツチ3の制御について説
明すると、利用側熱交換器8a,8b,8cのう
ち2台以上運転する場合、すなわち2室の冷房、
暖房運転時や給湯加熱運転時と1室以上の暖房運
転時の組合せ時の場合、各利用側熱交換器8a,
8b,8cのそれぞれの負荷ΔT1,ΔT2,ΔT3
うち各負荷が所定OFF温度ΔTOFF以下になれば各
利用側熱交換器8a,8b,8cへ冷媒を導く各
電磁弁9a,9b,9c,9d,9e,9fが閉
じる。そして第2図、第3図に示すようにそれぞ
れの負荷ΔT1,ΔT2,ΔT3が全て一旦所定OFF温
度ΔTOFF以下になればクラツチ3をOFFしてエン
ジン1から圧縮機2を切離し、圧縮機2を停止
し、各負荷ΔT1,ΔT2,ΔT3のうちいずれかが所
定ON温度ΔTON(ΔTON>ΔTOFF)以上になればク
ラツチ3をONしてエンジン1と圧縮機2を連動
するように圧縮機2のON―OFFにヒステリシス
を持たせている。1つの利用側熱交換器の負荷が
所定OFF温度ΔTOFF以下になつてクラツチ3を切
り圧縮機2を停止したときに他の利用側熱交換器
の負荷のうちいずれか一つがすでは所定温度
ΔTe(ΔTON>ΔTe>ΔTOFF)以上になつておれば
エンジン1は停止させずに運転は持続させてお
き、他の負荷がまだ所定温度ΔTe以下であればエ
ンジン1も停止させてしまい、負荷が所定ON温
度ΔTONになつてふたたびエンジン1をスタータ
12により起動させて、そしてクラツチ3もON
して圧縮機2を回転させるようにしている。
このようにすると、多室を冷暖房したり給湯加
熱する場合、まもなく他室の負荷検知器で圧縮機
1がONしそうなときにはエンジン1をわざわざ
OFFしてしまわず、アイドリングをしているか
ら圧縮機2のON―OFF回数に比べて燃料を節約
するとともにエンジン1のON―OFF回数を減少
させることができてエンジン1の信頼性、寿命が
向上する。しかも、エンジン1を起動させるため
のスタータ12の起動音も減少させることになり
騒音低下の効果もある。なお、本発明では図示し
なかつたが、エンジン1をクラツチ3を切つてア
イドリング運転している場合には当然そのエンジ
ン冷却水熱や排ガス熱を給湯用に熱回収すること
も可能である。
なお、本発明は各利用側熱交換器8a,8b,
8cの負荷を表わすものとして各室の空気や給湯
水の設定温度と実際の温度との温度差ΔTで示し
たが、別に温度差ΔTでなくてもその時間的微分
値ΔT/Δt等でも良いことは云うまでもない。
以上の実施例の説明から明らかなように、本発
明のエンジン駆動ヒートポンプ装置は、圧縮機の
ON―OFF回数に比べてエンジンのON―OFF回
数を燃料を節約しながら減少させることができ、
エンジンの信頼性、スタータの信頼性を向上させ
るとともにスタータによるエンジン起動時の過大
な振動、騒音の発生回数を減らすことができる優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンジン駆動ヒートポンプ装
置の冷媒回路図、第2図は同エンジン駆動ヒート
ポンプの圧縮機の回転数と利用側熱交換器の負荷
との関係を示す特性図、第3図は本発明の圧縮
機、クラツチ、エンジンの時間に対する運転状態
を示す特性図である。 1……エンジン、2……圧縮機、3……クラツ
チ、4……四方弁、5……熱源側熱交換器、6,
7a,7b……減圧器、8a,8b……利用側熱
交換器、9a,9b,9c,9d,9e,9f…
…電磁弁、10a,10b,10c……負荷検知
器、11……回転数制御器、12……スタータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンによりクラツチを介して駆動される
    圧縮機、四方弁、熱源側熱交換器、減圧器、二台
    の利用側熱交換器、前記利用側熱交換器への冷媒
    流通を制御する複数個の電磁弁を連結してヒート
    ポンプ冷媒回路を構成し、前記二台の利用側熱交
    換器にそれぞれ負荷検知器を設け、前記二台の利
    用側熱交換器の負荷がいづれも一旦所定OFF温
    度ΔTOFF以下になれば前記クラツチをOFFして前
    記圧縮機を停止し、前記一方の利用側熱交換器の
    負荷が所定ON温度ΔTON(ΔTON>ΔTOFF)になれ
    は前記クラツチをONして前記圧縮機の運転開始
    を行なうとともに、前記一方の利用側熱交換器の
    負荷が所定OFF温度ΔTOFFになれば前記クラツチ
    をOFFして前記圧縮機を停止し、前記圧縮機の
    停止時に他方の利用側熱交換器の負荷が、所定温
    度ΔTe(ΔTON>ΔTe>ΔTOFF)以上になつておれ
    ば、前記圧縮機は停止させても前記エンジンは運
    転させ、前記他方の利用側熱交換器の負荷が前記
    所定温度ΔTe以下であれば前記圧縮機と共に前記
    エンジンも停止させ、その後前記他方の利用側熱
    交換器の負荷が所定ON温度ΔTONになつたとき
    再び前記エンジンと前記圧縮機とを起動させてな
    るエンジン駆動ヒートポンプ装置。
JP8791181A 1981-06-08 1981-06-08 Engine driven heat pump device Granted JPS57202464A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8791181A JPS57202464A (en) 1981-06-08 1981-06-08 Engine driven heat pump device

Applications Claiming Priority (1)

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JP8791181A JPS57202464A (en) 1981-06-08 1981-06-08 Engine driven heat pump device

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Publication Number Publication Date
JPS57202464A JPS57202464A (en) 1982-12-11
JPH0120704B2 true JPH0120704B2 (ja) 1989-04-18

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JP8791181A Granted JPS57202464A (en) 1981-06-08 1981-06-08 Engine driven heat pump device

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JP2721742B2 (ja) * 1990-08-21 1998-03-04 三菱重工業株式会社 冷凍装置

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JPS57202464A (en) 1982-12-11

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