JP2538202B2 - エンジン駆動式空気調和装置 - Google Patents

エンジン駆動式空気調和装置

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JP2538202B2
JP2538202B2 JP61002820A JP282086A JP2538202B2 JP 2538202 B2 JP2538202 B2 JP 2538202B2 JP 61002820 A JP61002820 A JP 61002820A JP 282086 A JP282086 A JP 282086A JP 2538202 B2 JP2538202 B2 JP 2538202B2
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和夫 森
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は圧縮機をエンジンで駆動し、複数の部屋の
冷房や暖房を行なうエンジン駆動式空気調和装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来のこの種の空気調和装置は特開昭60-29559号公報
に開示されているように、エンジンにて駆動される圧縮
機および室外側熱交換器を収容した室外ユニットと、室
内側熱交換器を収容した複数台の室内ユニットとを備
え、これらを連結して冷媒回路を形成し、複数の部屋の
冷房や暖房を行なうようにしている。また、圧縮機の吐
出側配管と吸入側配管との間に電磁弁を有するバイパス
回路を設け、このバイパス回路の電磁弁をエンジンの起
動時に一時的に開き、圧縮機をほぼ無負荷状態にしてエ
ンジンを起動させるようにしていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、上述した空気調和装置は実際の使用に当
り、室内ユニットの運転台数に応じてエンジンの回転数
を制御し、圧縮機の容量制御を行なうようにしている。
しかしながら、室内ユニットの数が少くなると、エンジ
ンの回転数制御に限度があるため、圧縮機の容量制御が
十分に行なえなくなる欠点があった。
この発明は上述した事実に鑑みてなされたもので、エ
ンジン駆動式空気調和装置において、エンジンの起動が
滑らかに行なわれるようにしつつ、室内ユニットの数が
少い場合でも圧縮機の容量制御が十分に行なえるように
することを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、エンジンにて
駆動される圧縮機および室外熱交換器を収納した室外ユ
ニットと室内熱交換器を収納した複数台の室内ユニット
とを連結して冷媒回路を形成し、圧縮機の吐出側配管と
吸入側配管との間に電磁弁を有する複数のバイパス回路
を設け、室内ユニットの運転台数に応じてエンジンの回
転数を制御し、かつ圧縮機のアンロード時に総ての電磁
弁を開き、室内ユニットの運転台数が1台の時には少な
くとも1個の電磁弁を開き、少なくとも1個の電磁弁を
閉じる制御装置を備えたことを特徴とするエンジン駆動
式空気調和装置を提供するものである。
(ホ)作用 このように構成すると、複数のバイパス回路を利用し
て圧縮機の負荷を軽減したり、容量制御を行なうことが
可能となり、起動時には圧縮機をほぼ無負荷状態にし、
エンジンを滑らかに起動させることができ、室内ユニッ
トの運転台数が少ない場合には電動弁の開閉制御によ
り、エンジンの回転数制御の不足分をバイパス回路によ
る容量制御で補なうこともできる。
(ヘ)実施例 以下、この発明を図面に示す実施例について説明す
る。
図において、1は下部に機械室2を、上部に熱交換器
室3を備えた室外ユニット、4A,4B、4Cは室内ユニット
で、これらユニットはガス管5、ガス側分岐管5A、5B、
5C、液管6および液側分岐管6A、6B、6Cにて接続されて
いる。
7はエンジン、8はエンジン7にて駆動される圧縮
機、9は冷暖流路切換用の四方切換弁、10はガス管5に
設けたガス管側閉鎖弁、11A、11B、11Cはガス側分岐管5
A、5B、5Cに設けた電磁式のガス側開閉弁、12A、12B、1
2Cは室内空気と室内ファン13A、13B、13Cでそれぞれ強
制的に熱交換される室内側熱交換器、14A、14B、14Cは
膨張弁からなる冷房用減圧素子、15A、15B、15Cは暖房
用逆止弁、16A、16B、16Cは液側分岐管6A、6B、6Cに設
けた電磁式の液側開閉弁、17は液管6に設けた液管側閉
鎖弁、18はレシーバタンク、19は膨張弁からなる暖房用
減圧素子、20は冷房用逆止弁、21、21は室外空気と室外
ファン22で強制的に熱交換される室外側熱交換器、23は
エンジン7および圧縮機8からの発熱で温度上昇して機
械室2内にこもる熱を冷却する補助蒸発器、24はアキュ
ームレータ、25、26は圧縮機8の吐出側配管27と吸入側
配管28との間に接続され、それぞれ電磁弁29、30を有す
るバイパス回路であり、電磁弁29、30がともに開のと
き、圧縮機8から吐出されたガス冷媒のほとんどがバイ
パス回路25、26を介して圧縮機8の吸込側へ流れ、圧縮
機8が無負荷状態になり、電磁弁30のみが開のとき、30
0r.p.mに相当する圧縮機8の容量制御が行なわれるよう
バイパス回路25、26のバイパス量が定められている。
31は各室内ユニットの運転信号によってガス側開閉弁
11A、11B、11Cおよび液側開閉弁16A、16B、16Cの開閉制
御を行なうとともに、室内ユニットの運転台数によって
エンジン7の回転数制御を行なう制御装置である。ま
た、制御装置31は回転数検知器32を備え、起動時にエン
ジン7の回転数が850r.p.mになるまでの間、電磁弁29、
30を開にし、室内ユニットの運転台数が1台のとき、電
磁弁30を開にする。
次に、回路動作を説明する。制御装置31は室内ユニッ
トの何れかが運転信号を発すると、エンジン7を起動さ
せるとともに、電磁弁29、30を開にする。このため、圧
縮器8が無負荷状態となり、エンジン7は滑らかに起動
する。そして、エンジン7の回転数が850r.p.m以上にな
ると、電磁弁29、30を閉にし、圧縮機8のアンロード運
転を終了させる。
室内ユニット4A、4B、4Cが3台同時に暖房運転する際
は、四方切換弁9が実線状態になり、かつ、ガス側開閉
弁11A、11B、11Cおよび液側開閉弁16A、16B、16Cが開と
なる。また、エンジン7が高速(1例として1800r.p.
m)で圧縮機8を駆動する。圧縮機8の吐出口8Aから吐
出された高温高圧のガス冷媒は四方切換弁9−ガス側開
閉弁11A、11B、11C−室内側熱交換器12A、12B、12C−暖
房用逆止弁15A、15B、15C−液側開閉弁16A、16B、16C−
レシーバタンク18−暖房用減圧素子19−室外側熱交換器
21、21−四方切換弁9−補助蒸発器23−アキュームレー
タ24を順次介して圧縮機8の吸入口8Bに帰還される。か
かる運転により、室内側熱交換器12A、12B、12Cでは冷
媒凝縮作用が行なわれ、室内ユニット4A、4B、4Cのある
各室内はそれぞれ暖房される。一方、冷媒が蒸発される
室外側熱交換器21、21および補助蒸発器23はこの暖房熱
源を外気と機械室2内の暖気とから汲みとっている。
そして、この暖房運転により室内温度が上昇し、室温
サーモがオフするか、もしくは手動スイッチがオフさ
れ、例えば室内ユニット4Aの室内ファン13Aが止まって
1台のみ暖房運転が停止すると、室内側熱交換器12Aで
冷媒凝縮が行なわれなくなる。このとき、制御装置31は
運転停止中の室内ユニット4Aのガス側開閉弁11Aおよび
液側開閉弁16Aを閉じるとともに、エンジン7の回転数
を、1200r.p.mに下げ、圧縮機8の圧縮容量を2/3に低減
する。
この暖房運転制御は他の室内ユニット4B、4Cが運転停
止した場合についても同様である。
さらにまた、例えば2台の室内ユニット4A、4Bが暖房
運転を停止した場合、制御装置31は両ユニット4A、4Bの
ガス側開閉弁11A、11Bおよび液側開閉弁16A、16Bを閉
じ、エンジン7の回転数を900r.p.mの低速回転にする。
また、電磁弁30を開にし、バイパス回路26に圧縮機8か
ら吐出されたガス冷媒の一部をバイパスさせることによ
り、圧縮機8の圧縮容量が約1/3に低減される。このよ
うに、エンジン7の回転数制御に限界があり、回転数制
御のみでは十分な容量制御が行なえない場合でも、バイ
パス回路26を利用して圧縮機8の圧縮容量の大幅な低
減、例えば圧縮機8がほぼ無負荷状態になることを回避
しつつ的確な容量制御を行なうことができる。
一方、冷房運転時は四方切換弁9を破線状態に切換
え、エンジン7を高速(1800r.p.m)運転させると、圧
縮機8−四方切換弁9−室外側熱交換器21、21−冷房用
逆止弁20−レシーバタンク18−液側開閉弁16A、16B、16
C−冷房用減圧素子14A、14B、14C−室内側熱交換器12
A、12B、12C−ガス側開閉弁11A、11B、11C−四方切換弁
9−補助蒸発器23−アキュームレータ24−圧縮機8の順
に冷媒が循環し、室内側熱交換器12A,12B,12Cでの冷媒
蒸発作用により各室内が冷房される。
そして、例えば、室内ユニット4Aの1台のみが冷房運
転を停止すると、液側開閉弁16Aおよびガス側開閉弁11A
が閉じるとともに、エンジン7が中速(1200r.p.m)運
転を行ない、2台運転に適した冷媒循環量で冷房運転が
行なわれる。
さらに、例えば、室内ユニット4Bも冷房運転を停止す
ると、液側開閉弁16Bおよびガス側開閉弁11Bが閉じると
ともに、エンジン7が低速(900r.p.m)運転を行なう。
また、電磁弁30が開となり、1台運転に適した冷媒循環
量で冷房運転が行なわれる。
本実施例によれば、圧縮機8の吐出側配管27と吸入側
配管28との間に電磁弁29、30を有する2つのバイパス回
路25、26を設け、これらのバイパス回路25、26の電磁弁
29、30を圧縮機8のアンロード用および容量制御用に使
用したので、エンジン7の起動時は電磁弁29、30を開に
し、2つのバイパス回路25、26を利用して圧縮機8を無
負荷状態にし、エンジン7を滑らかに起動させることが
できるとともに、エンジン用のスタータモータに小出力
のものを使用することが可能である。また、室内ユニッ
トの運転台数が1台のときには電磁弁30を開にし、エン
ジン7の回転数制御の不足分(300r.p.m)をバイパス回
路26による容量制御で補なうことができ、冷媒循環量を
適切にして冷媒圧力の異常上昇を防止することができ
る。
(ト)発明の効果 この発明は以上のように構成されているので、エンジ
ンの起動時には圧縮機をほぼ無負荷状態にし、エンジン
の起動を滑らかに行なわせることができ、さらに、室内
ユニットの運転台数が1台の時には複数のバイパス回路
にそれぞれ設けられた電磁弁の開閉による容量制御を行
ない、圧縮機の圧縮容量の大幅な低減を回避しつつエン
ジンの回転数制御の不足分を補ない、室内ユニットの1
台運転時にも冷媒循環量が適切になるようにでき、この
結果、エンジンの起動を滑らかに行わせるとともに冷媒
循環量を適切にして安定した空調運転が期待できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すエンジン駆動式空気調和
装置の冷媒回路図である。 1……室外ユニット、4A、4B、4C……室内ユニット、7
……エンジン、8……圧縮機、12A、12B、12C……室内
側熱交換器、21……室外側熱交換器、25、26……バイパ
ス回路、27……吐出側配管、28……吸入側配管、29、30
……電磁弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンにて駆動される圧縮機および室外
    熱交換器を収納した室外ユニットと室内熱交換器を収納
    した複数台の室内ユニットとを連結して冷媒回路を形成
    し、圧縮機の吐出側配管と吸入側配管との間に電磁弁を
    有する複数のバイパス回路を設け、室内ユニットの運転
    台数に応じてエンジンの回転数を制御し、かつ圧縮機の
    アンロード時に総ての電磁弁を開き、室内ユニットの運
    転台数が1台の時には少なくとも1個の電磁弁を開き、
    少なくとも1個の電磁弁を閉じる制御装置を備えたこと
    を特徴とするエンジン駆動式空気調和装置。
JP61002820A 1986-01-09 1986-01-09 エンジン駆動式空気調和装置 Expired - Lifetime JP2538202B2 (ja)

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JPH04113859U (ja) * 1991-03-15 1992-10-06 アイシン精機株式会社 エンジン駆動式空気調和機
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