JP4073341B2 - 多室形空気調和装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は室外ユニットと複数台の室内ユニットから構成され、複数室の全てを同時に冷房または暖房し、かつ、同時にある室を冷房し、他室を暖房する多室形空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでの多室形空気調和装置では、室外ユニットと、複数台の室内ユニットとの間にユニット間配管を設け、このユニット間配管の一端へ前記室外ユニットを接続するとともに他端を分岐させて、それぞれの室内ユニットへ接続して構成されている。
【0003】
特に、前記複数台の室内ユニットが、それぞれ冷房運転または暖房運転、或いは、冷房運転と暖房運転とを混在して運転可能な多室形空気調和装置では、前記室外ユニットへ、能力可変型の圧縮機と、複数個の熱交換部からなる室外熱交換器とを備えて、それぞれの熱交換部の一端を前記圧縮機の吐出側および高圧ガス管に接続される冷媒吐出管と、前記圧縮機の吸込側および低圧ガス管に接続される冷媒吸込管とに択一に分岐して接続するとともに、前記冷媒吐出管に接続された高圧ガス管と前記冷媒吸込管に接続された低圧ガス管とそれぞれの前記熱交換部の他端へ室外膨張弁を介して接続された液管との3本の冷媒配管からなるユニット間配管として備え、前記室内熱交換器の一端を分岐して前記高圧ガス管および前記低圧ガス管へ、前記室内熱交換器の他端を前記液管へそれぞれ接続して構成されている。
【0004】
この様な多室形空気調和装置では、冷房運転を行う室内ユニットと暖房運転を行う室内ユニットとが混在している場合、前記冷房運転を行っている室内ユニットの冷房要求能力の総和と、前記暖房運転を行っている室内ユニットの暖房要求能力の総和とから求められる要求能力差に応じて、使用する前記熱交換部を選択し、前記冷房要求能力の総和が前記暖房要求能の総和より大きければ、選択された前記熱交換部を凝縮器として機能させ、前記暖房要求能力の総和が前記冷房要求能の総和より大きければ、選択された前記熱交換部を蒸発器として機能させ、前記要求能力差に応じて前記圧縮機の能力を制御して運転を行わせている(特許文献1)。
【0005】
そして、前記冷房要求能力の総和と、前記暖房要求能力の総和との大小が入れ替わる様な要求能力の変化があった場合、選択された前記熱交換部の選び直しが行われるが、これまで選択され蒸発器または凝縮器のいずれか一方の機能とされていた熱交換部が、他方の機能として選択された場合には、冷房運転を行っている室内ユニットの室内熱交換器と暖房運転を行っている室内ユニットの室内熱交換器との間で熱交換を行なわせ、前記これまで凝縮器または蒸発器の一方で機能していた熱交換部の機能を一旦停止させて、他方の機能へと切り換え、前記熱交換部の他方への切り換えが完了したした時点で、前記熱交換部を他方の機能として前記空調運転を継続させる熱交換器切換手段を行っている。つまり、この熱交換器切換制御を行っている間は、冷房運転をしている室内ユニットの室内熱交換器で吸熱した熱を暖房運転をしている室内ユニットの室内熱交換器で放熱させる空調運転を行なっている。
【0006】
【特許文献1】
特許第2698175号(第3−5頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この様な熱交換器切換手段は、前記冷房要求能力と前記暖房要求能力とが均衡している場合には、双方の要求能力差が小さいことから、前記熱交換部の機能を一旦停止させて、該熱交換部の機能を切り換えても、前記冷房要求能力を送信する室内ユニットと前記暖房要求能力を送信する室内ユニットとのそれぞれの室内熱交換器の熱交換能力も均衡しているため、特に、運転している各室内ユニットでの空調性には支障が無いものであったが、前記冷房要求能力と前記暖房要求能力とにある程度の要求能力差が生じている場合、前記冷房要求能力を送信する室内ユニットと前記暖房要求能力を送信する室内ユニットのそれぞれの室内熱交換器の熱交換能力がことなるため、いずれか一方の室内熱交換器の熱交換能力で、他方の室内熱交換器の熱交換の力を賄い切れ無いため、いずれかの空調性が崩れる結果となってしまった。
【0008】
このことより、本発明の目的は、冷房暖房混在して運転している室内ユニットの空調性を崩さずに室外熱交換器の機能を変更させることができる多室形空気調和装置および多室形空気調和装置の制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、圧縮機と複数個に分割された熱交換部から構成された室外熱交換器とを備えた室外ユニットと、室内熱交換器を備えた複数台の室内ユニットとがユニット間配管により接続されて備えられ、それぞれの前記熱交換部の一端が、前記圧縮機の冷媒吐出管と冷媒吸込管とに択一に分岐して接続され、前記ユニット間配管が、前記冷媒吐出管に接続された高圧ガス管と、前記冷媒吸込管に接続された低圧ガス管と、それぞれの前記熱交換部の他端に接続された液管とを有し、前記室内熱交換器の一端が前記高圧ガス管および前記低圧ガス管に、他端が前記液管にそれぞれ接続され、いずれかの前記室内ユニットが冷房運転を行い、同時に、他の前記室内ユニットが暖房運転を行う冷暖房混在運転時に、いずれか、或いは、全ての前記熱交換部を凝縮器または蒸発器として機能させて空調運転を行うことができる多室形空気調和装置において、いずれかの熱交換部を選択して前記室外熱交換器を凝縮器または蒸発器のいずれか一方の機能として運転し、前記室外熱交換器を前記一方の機能から他方の機能へと変更する場合、未使用となっている他の熱交換部を他方の機能で機能させてから選択されていた前記熱交換部の機能を変更させる熱交換器切換手段を備え、この熱交換器切換手段は、凝縮器または蒸発器のいずれか一方の機能で機能している熱交換部を、他方の機能へと切り換える場合、未使用となっている他の熱交換部を前記他方の機能で機能させ、次に、前記一方の機能で機能している前記熱交換部を他方の機能へと切り換えるとともに、前記他方の機能で機能させた前記他の熱交換部の機能を停止させるものとしたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の熱交換器切換手段は、凝縮器または蒸発器のいずれか一方の機能で機能しているいずれかの熱交換部の機能を停止させ、他の熱交換部を凝縮器または蒸発器のいずれか他方の機能として機能させる変更を行う場合、前記他の熱交換部を前記他方の機能で機能させ、次に、前記一方の機能で機能している熱交換部の機能を停止させるものとしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。
【0016】
図1は、多室形空気調和装置の冷媒回路図である。
【0017】
まず、多室形空気調和装置30は、例えば、室外ユニット1と、複数台の室内ユニット2a、2b、2cとを、高圧ガス管4と低圧ガス管5と液管6とからなるユニット間配管3と、通信配線7とで接続して構成している。
【0018】
室外ユニット1には、主に、ガス燃料を燃焼させて駆動力を発生させるガスエンジンなどの内燃機関10を収納して備えており、この内燃機関10の駆動力により駆動され、冷媒を圧縮する圧縮機11と、大熱交換器12aと、小熱交換器12bとの複数個の熱交換部から構成され、前記冷媒と外気との熱交換を行う室外熱交換器12と、電動膨張弁13a、13bと、内燃機関10を冷却する冷却水の熱を前記冷媒へと熱回収させる熱回収器14と、前記冷媒の気液分離を行うアキュームレータ15と、後述する冷媒吐出管19aから高圧ガス管4へと冷媒が流通する方向に向けて設けられた逆止弁17aと、低圧ガス管5から後述する冷媒吸込管19bへと冷媒が流通する方向に向けて設けられた逆止弁17bとが冷媒配管で接続されて収納されるとともに、通信配線7へ接続され、後述する室内ユニット2a、2b、2cに収納された室内制御部22a、22b、22cとの通信を行い、室外ユニット1の制御を行なう室外制御部16が収納されている。
【0019】
そして、圧縮機11の吐出側には、冷媒吐出管19aが接続され、この冷媒吐出管19aは分岐して、一方は、逆止弁17aを介して高圧ガス管4へと接続され、他方は、さらに分岐されて切換弁18aを介して室外熱交換器12の大熱交換器12aの一端へと接続されるとともに、切換弁18cを介して小熱交換器12bの一端へと接続されている。
【0020】
アキュームレータ15を介した圧縮機11の吸込側には、冷媒吸込管19cが接続されており、この冷媒吸込管19cは熱回収器14を経由して冷媒吸込管19bとして分岐され、一方は、逆止弁17bを介して低圧ガス管5へと接続され、他方は、前記冷媒吐出管19aと同様、さらに分岐されて切換弁18bを介して前記大熱交換器12aの前記一端へと接続されるとともに、切換弁18dを介して前記小熱交換器12bの前記一端へと接続されている。そして、大熱交換器12aの前記一端は分岐されて、それぞれ切換弁18a、18bへと接続され、小熱交換器12bの前記一端も分岐されて、それぞれ切換弁18c、18dへと接続されている。また、前記大熱交換器12aの他端は、電動膨張弁13aを介して液管6へと接続されており、前記小熱交換器12bの他端も電動膨張弁13bを介して液管6へと接続されている。
【0021】
室内ユニット2aには、室内熱交換器20aと、室内膨張弁21aと、室内吐出弁23aと、室内吸込弁24aとが冷媒配管で接続されて収納されるとともに、通信配線7へ接続され、上述の室外ユニット1に収納された室外制御部16との通信を行い、この室内ユニット2aの制御を行う室内制御部22aが収納されている。また、この室内熱交換器20aの一端は、室内膨張弁21a、および、液枝管6aを介して液管6へと接続され、他端は、分岐されて一方は前記室内吐出弁23a、および、吐出枝管4aを介して高圧ガス管4へと接続され、他方は前記室内吸込弁24a、および、吸込枝管5aを介して低圧ガス管5へと接続されている。
【0022】
室内ユニット2b、2cは、上記室内ユニット2aと同様であるため説明は省略する。
【0023】
そして、例えば、室内ユニット2aが冷房運転を行い、室内ユニット2bが暖房運転を行う場合、室内ユニット2aでは、室内制御部22aより室内吸込弁24aが開とされ、室内吐出弁23aが閉とされて室内膨張弁21aが全開の開度とされ、冷房要求能力Qcaが算出される。
【0024】
同様に、室内ユニット2bでは、室内制御部22bより室内吐出弁23bが開とされ、室内吸込弁24bが閉とされて室内膨張弁21bが絞った開度とされ、暖房要求能力Qhbが算出される。そして、前記冷房要求能力Qcaと、前記暖房要求能力Qhbとが、通信配線7を通じて室外制御部16へ送信される。
【0025】
室外制御部16では、受信した冷房要求能力Qcaを冷房総和要求能力Qcをとし、暖房要求能力Qhbを暖房総和要求能力Qhとして、要求能力差cを算出する。この時、冷房総和要求能力Qcが、暖房総和要求能力Qhを越えており、前記要求能力差cが、小熱交換器12bのみの使用で間に合う能力であれば、室外制御部16は、小熱交換器12bを選択し、切換弁18b、18cを開として切換弁18a、18dを閉とするとともに、室外膨張弁13bを絞った開度とし、室外膨張弁13aを全閉の開度として小熱交換器12bを凝縮器として機能させ、内燃機関10、および、室外送風機31の運転を開始する。
【0026】
ここで、大熱交換器12aは、未使用であるにも関わらず切換弁18bを開としている理由は、この未使用なっている大熱交換器12aへ切換弁18aを介して冷媒吐出管19aからリークして侵入して来た冷媒、或いは、室外膨張弁13aを介して液管6からリークして侵入して来た冷媒を、圧縮機11へと回収させるためである。同様に、小熱交換器12bが未使用となった場合には、室外膨張弁13bが全閉の開度とされて切換弁18dが開かれる。
【0027】
これにより、圧縮機11の運転が開始され、圧縮機11で圧縮された冷媒は、図2の実線矢印に示す様に、冷媒吐出管19aを流通して分配され、一方は、切換弁18cを経由して小熱交換器12bへと流入し、室外送風機31からの送風を受け、凝縮して液冷媒となり、室外膨張弁13bで減圧されて液管6へと流出する。また、他方は、逆止弁17aを経由して高圧ガス管4を流通し、吐出枝管4c、室内吐出弁23cを経由して室内熱交換器20cへと流入し、図示しない送風機からの送風により凝縮して液冷媒となり、室内膨張弁21cで減圧され、液枝管6cを経由し、液管6で前記小熱交換器12bで凝縮された前記液冷媒と合流する。
【0028】
しかる後、前記冷媒は、この液管6から液枝管6a、6cへと分配されて、それぞれ室内膨張弁21a、21bを経由して室内熱交換器20a、20bへと流入し、これら室内熱交換器20a、20bで図示しない室内送風機からの送風を受けて蒸発してガス冷媒となり、それぞれ室内吸込弁24a、24b、吸込枝管5a、5bを経由し低圧ガス管5で合流する。そして、逆止弁17bを流通し、熱回収器14、冷媒吸込管19cを順次経由し、アキュームレータ15を経由して圧縮機11へと戻る順路で循環する。
【0029】
そして、例えば、室内ユニット2bが操作されて、上記冷房運転から暖房運転へと切り換えられた場合、室内ユニット2bでは、室内制御部22bより室内吐出弁23bが開とされ、室内吸込弁24bが閉とされて室内膨張弁21bが絞った開度とされ、暖房要求能力Qhbが算出されて、室外ユニット1の室外制御部16へ冷房要求能力Qcaと、暖房要求能力Qhb、Qhcとが通信配線7を通じて送信される。
【0030】
前記冷房要求能力Qcaと、前記暖房要求能力Qhb、Qhcとを受信した室外制御部16では、前記暖房要求能力Qhb、Qhcを加算して暖房総和要求能力Qhを算出し、前記冷房要求能力Qcaを冷房総和要求能力Qcとして要求能力差cを算出する。そして、この要求能力差cから小熱交換器12bが蒸発器の機能として選択されると、この小熱交換器12bは、これまで凝縮器として機能していたため、すぐに蒸発器として機能することが出来ない。このため、これまで未使用となっている大熱交換器12aを一時的に蒸発器として使用し、この間に、この小熱交換器12bの機能を凝縮器から蒸発器へと切り換える。
【0031】
この小熱交換器12bの機能の切り換えを行う場合、大熱交換器12aが、これまで未使用となっているため、まず、室外制御部16から切換弁18cを閉とし、室外膨張弁13aを開放として大熱交換器12aを蒸発器として機能させ、大熱交換器12aでの空調運転を、一定時間(例えば、1分間)継続させる。この時、上記の様に、小熱交換器12bの切換弁18dは閉とされて室外膨張弁13bは絞った開度とされ、大熱交換器12aの切換弁18aは閉とされて切換弁18bは開とされている。
【0032】
ここで、小熱交換器12bの切換弁18c、18dの双方を閉とし、室外膨張弁13bを絞った開度として、一定時間(上記1分間)凝縮器としての機能を停止させる理由は、これまで凝縮器として機能していた小熱交換器12bは、切換弁18cにより冷媒吐出管18aに接続されて高圧の圧力となっているため、この圧力を低下させるためと、小熱交換器12bで凝縮し滞留した液冷媒を液管6へと流出させるためでる。
【0033】
これにより、圧縮機11で圧縮された冷媒は、図3の実線矢印に示す様に、冷媒吐出管19a、逆止弁17a、高圧ガス管4を順次流通して吐出枝管4b、4cへと分配され、室内ユニット2b、2cの吐出弁23b、23cを経由して室内熱交換器20b、20cへと流入し、それぞれ図示しない室内送風機からの送風を受けて凝縮して液冷媒となる。
【0034】
しかる後、熱内熱交換器20b、20cで凝縮した前記液冷媒は、それぞれ室内膨張弁21b、21cで減圧されて液枝管6b、6cを流通し、液管6で合流して前記液冷媒の一部は、液枝管6aへと分配され、室内ユニット2aの室内膨張弁21aを経由して室内熱交換器20aへと流入し、図示しない室内送風機により蒸発してガス冷媒となり、室内吸込弁24a、吸込枝管5aを経由して低圧ガス管5を流通し、逆止弁17bを経由して冷媒吸込管19bへと流入する。そして、残りの前記液冷媒は、室外膨張弁13aを経由して大熱交換器12aへと流入し、室外送風機31からの送風を受けて蒸発してガス冷媒となり、切換弁18bを経由し、冷媒吸込管19bで上記室内熱交換器20aで蒸発した前記ガス冷媒と合流して熱回収器14、冷媒吸込管19c、アキュームレータ15を順次経由して圧縮機11へと戻る順路で循環する。
【0035】
また、この時、上記の様に、小熱交換器12bの室外膨張弁13bは、全閉とされていないため、この小熱交換器12b内で凝縮し滞留していた冷媒は、図3の破線矢印に示す様に、室外膨張弁13bを経由して液管6へと流出する。
【0036】
その後、室外制御部16より切換弁18dを開として室外膨張弁13bを全開の開度とし、小熱交換器12bを蒸発器として機能させるとともに、室外膨張弁13aを全閉として、大熱交換器12aの蒸発器としての機能を停止させる。
【0037】
これにより、圧縮機11で圧縮された前記冷媒は、図4の実線矢印に示す様に、冷媒吐出管19a、逆止弁17a、高圧ガス管4を順次流通して吐出枝管4b、4cへと分配され、室内ユニット2b、2cの吐出弁23b、23cを経由して室内熱交換器20b、20cへと流入し、それぞれ図示しない室内送風機からの送風を受けて凝縮して液冷媒となる。
【0038】
しかる後、熱内熱交換器20b、20cで凝縮した前記液冷媒は、それぞれ室内膨張弁21b、21cで減圧されて液枝管6b、6cを流通し、液管6で合流して前記液冷媒の一部は、液枝管6aへと分配され、室内ユニット2aの室内膨張弁21aを経由して室内熱交換器20aへと流入し、図示しない室内送風機により蒸発してガス冷媒となり、室内吸込弁24a、吸込枝管5aを経由して低圧ガス管5を流通し、逆止弁17bを経由して冷媒吸込管19bへと流入する。そして、残りの前記液冷媒は、室外膨張弁13bを経由して小熱交換器12bへと流入し、室外送風機31からの送風を受けて蒸発してガス冷媒となり、切換弁18dを経由し、冷媒吸込管19bで上記室内熱交換器20aで蒸発した前記ガス冷媒と合流して熱回収器14、冷媒吸込管19c、アキュームレータ15を順次経由して圧縮機11へと戻る順路で循環する。
【0039】
この様に、前記小熱交換器12bの機能の切り換えを行っている間、これまで未使用となっていた大熱交換器12aを蒸発器として機能させることにより、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室形空気調和装置30の運転を行わせることができる。
【0040】
なお、凝縮器として機能している大熱交換器12aを、蒸発器として機能する大熱交換器12aへと切り換える場合についても、この大熱交換器12aの切り換えを行っている間、これまで未使用となっていた小熱交換器12bを蒸発器として機能させることにより、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室形空気調和装置30の運転を行わせることができる。
【0041】
また、上記室内ユニット2bが操作されて、上記冷房運転から暖房運転へと切り換えられ、室外制御部16で、要求能力差cから大熱交換器12aが蒸発器の機能として選択されると、まず、室外制御部16から切換弁18cを閉として室外膨張弁13aを全開の開度とし、大熱交換器12aを蒸発器として機能させる。そして、この状態を一定時間(例えば、1分間)継続させてから、室外膨張弁13bを全閉の開度として切換弁18dを開とし、小熱交換器12bの機能を停止させる。
【0042】
これにより、圧縮機11で圧縮された冷媒は、上記図3の実線矢印の様に循環して、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室型空気調和装置30の運転を行わせることができるとともに、それまで凝縮器として機能していた小熱交換器12b内に滞留する液冷媒を液管6へと流出させられるため、小熱交換器12bの機能を停止させて切換弁18dを開としても前記液冷媒が、圧縮機11へ戻ってしまう心配もない。
【0043】
同様に、凝縮器として機能している大熱交換器12aを、蒸発器として機能する小熱交換器12bへと切り換える場合についても、まず、室外制御部16から切換弁18bを開として室外膨張弁13bを全開の開度とし、小熱交換器12bを蒸発器として機能させる。その後、一定時間後、室外膨張弁13aを全閉の開度として切換弁18bを開とし、大熱交換器12aの機能を停止させることにより、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室形空気調和装置30の運転を行わせることができるとともに、それまで凝縮器として機能していた大熱交換器12a内に滞留する液冷媒を液管6へと流出させられるため、大熱交換器12aの機能を停止させて切換弁18bを開としても前記液冷媒が、圧縮機11へ戻ってしまう心配もない。
【0044】
これとは逆に、室内ユニット2a、2bが暖房運転を行い、室内ユニット2cが冷房運転を行う場合、室内ユニット2a、2bでは、室内制御部22a、22bから室内吐出弁23a、23bが開とされ、室内吸込弁24a、24bが閉とされて室内膨張弁21a、21bが絞った開度とされ、暖房要求能力Qha、Qhbが算出される。
【0045】
同様に、室内ユニット2cでは、室内制御部22cより室内吸込弁24cが開とされ、室内吐出弁23cが閉とされて室内膨張弁21cが全開の開度とされ、冷房要求能力Qccが算出される。そして、前記冷房要求能力Qccと、前記暖房要求能力Qha、Qhbとが、通信配線7を通じて室外制御部16へ送信される。
【0046】
室外制御部16では、受信した暖房要求能力Qha、Qhbを加算して暖房総和要求能力Qhを算出し、冷房要求能力Qccを冷房総和要求能力Qcとして、要求能力差cを算出する。この時、暖房総和要求能力Qhが、冷房総和要求能力Qhを超えており、前記要求能力差cが、大熱交換器12aのみの使用で間に合う能力であれば、室外制御部16は、大熱交換器12aを選択し、切換弁18b、18dを開として切換弁18a、18cを閉とするとともに、室外膨張弁13aを全開の開度とし、室外膨張弁13bを全閉の開度として大熱交換器12aを蒸発器として機能させ、内燃機関10、および、室外送風機31の運転を開始する。
【0047】
これにより、圧縮機11の運転が開始され、圧縮機11で圧縮された冷媒は、図5の実線矢印に示す様に、冷媒吐出管19a、逆止弁17a、高圧ガス管4を順次流通して吐出枝管4a、4bへと分配され、室内ユニット2a、2bの吐出弁23a、23bを経由して室内熱交換器20a、20bへと流入し、それぞれ図示しない室内送風機からの送風を受けて凝縮して液冷媒となる。
【0048】
しかる後、熱内熱交換器20a、20bで凝縮した前記液冷媒は、それぞれ室内膨張弁21a、21bで減圧されて液枝管6a、6bを流通し、液管6で合流して前記液冷媒の一部は、液枝管6cへと分配されて室内ユニット2cの室内膨張弁21cを経由して室内熱交換器20cへと流入し、図示しない室内送風機により蒸発してガス冷媒となり、室内吸込弁24c、吸込枝管5cを経由して低圧ガス管5を流通し、逆止弁17bを経由して冷媒吸込管19bへと流入する。そして、残りの前記液冷媒は、室外膨張弁13aを経由して大熱交換器12aへと流入し、室外送風機31からの送風を受けて蒸発してガス冷媒となり、切換弁18bを経由し、冷媒吸込管19bで上記室内熱交換器20cで蒸発した前記ガス冷媒と合流して熱回収器14、冷媒吸込管19c、アキュームレータ15を順次経由して圧縮機11へと戻る順路で循環する。
【0049】
そして、例えば、室内ユニット2bが操作されて、上記暖房運転から冷房運転へと切り換えられた場合、室内ユニット2bでは、室内制御部22bより室内吸込弁24bが開とされ、室内吐出弁23bが閉とされて室内膨張弁21bが全開の開度とされ、冷房要求能力Qcbが算出されて、室外ユニット1の室外制御部16へ冷房要求能力Qcb、Qccと、暖房要求能力Qhaとが通信配線7を通じて送信される。
【0050】
前記冷房要求能力Qcb、Qccと、前記暖房要求能力Qhaとを受信した室外制御部16では、前記冷房要求能力Qcb、Qccを加算して冷房総和要求能力Qcを算出し、前記暖房要求能力Qhaを暖房総和要求能力Qhとして要求能力差cを算出する。そして、この要求能力差cから大熱交換器12aが凝縮器の機能として選択されると、この大熱交換器12aは、これまで蒸発器として機能していたため、すぐに凝縮器として機能することが出来ない。このため、これまで未使用となっている小熱交換器12bを一時的に凝縮器として使用し、この間に、この大熱交換器12aの機能を蒸発器から凝縮器へと切り換える。
【0051】
この大熱交換器12aの機能の切り換えを行う場合、小熱交換器12bが、これまで未使用となっているため、まず、室外制御部16から、切換弁18dを閉として室外膨張弁13bを絞った開度とし、一定時間(例えば、一分間)継続させる。この時、大熱交換器12aは、上記の様に、切換弁18aを閉とし、切換弁18bを開として室外膨張弁13aを全開の開度とし、蒸発器としての機能を継続している。
【0052】
ここで、小熱交換器12bの切換弁18c、18dの双方を閉とし、室外膨張弁13bを絞った開度としている理由は、上記説明の様に、小熱交換12bが未使用となっている場合は、切換弁18dが開とされて冷媒吸込管19bへ接続されており、小熱交換器12b内は低圧となっているため、室外膨張弁13bを絞った開度として液管6へ接続し、前記液管6を流通する液冷媒を小熱交換器12b内に流入させることで、この小熱交換器12b内の圧力を高めている。
【0053】
その後、室外制御部16より切換弁18cを開として小熱交換器12bを凝縮器として機能させるとともに、切換弁18bを閉とし、室外膨張弁13aを絞った開度として大熱交換器12aの蒸発器としての機能を停止させ、この状態を一定時間(例えば、上記1分間)保持する。
【0054】
これは、上記小熱交換器12bと同様、これまで蒸発器として機能していた大熱交換器12a内は、切換弁18bを開とし、低圧となっているため、切換弁18a、18bの双方を閉とし、室外膨張弁13aを絞った開度として、前記液管6を流通する液冷媒で小熱交換器12b内に流入させることで、この大熱交換器12a内の圧力を高めている。
【0055】
これにより、圧縮機11で圧縮された冷媒は、図6の実線矢印に示す様に、冷媒吐出管19aを流通して分配され、一方は、切換弁18cを経由して小熱交換器12bへと流入し、室外送風機31からの送風を受け、凝縮して液冷媒となり、室外膨張弁13bで減圧されて液管6へと流出する。また、他方は、逆止弁17aを経由して高圧ガス管4を流通し、吐出枝管4a、室内吐出弁23aを経由して室内熱交換器20aへと流入し、図示しない送風機からの送風により凝縮して液冷媒となり、室内膨張弁21aで減圧され、液枝管6aを経由し、液管6で前記小熱交換器12bで凝縮された前記液冷媒と合流する。
【0056】
しかる後、前記冷媒は、この液管6から液枝管6b、6cへと分配されて、それぞれ室内膨張弁21b、21cを経由して室内熱交換器20b、20cへと流入し、これら室内熱交換器20b、20cで図示しない室内送風機からの送風を受けて蒸発してガス冷媒となり、それぞれ室内吸込弁24b、24c、吸込枝管5b、5cを経由し低圧ガス管5で合流する。そして、逆止弁17bを流通し、熱回収器14、冷媒吸込管19cを順次経由し、アキュームレータ15を経由して圧縮機11へと戻る順路で循環する。
【0057】
その後、室外制御部16より切換弁18aを開として大熱交換器12aを凝縮器として機能させるとともに、切換弁18cを閉として小熱交換器12bの凝縮器としての機能を停止させる。この時、室外膨張弁13bは、一定時間(例えば、上記1分間)絞った開度のままとされ、小熱交換器12b内で凝縮した液冷媒を液管6へと流出させる。そして、上記一定時間が経過したら、室外膨張弁13bを全閉の開度として切換弁18dを開とする。
【0058】
これにより、圧縮機11で圧縮された冷媒は、図7の実線矢印に示す様に、冷媒吐出管19aを流通して分配され、一方は、切換弁18aを経由して大熱交換器12aへと流入し、室外送風機31からの送風を受け、凝縮して液冷媒となり、室外膨張弁13aで減圧されて液管6へと流出する。また、他方は、逆止弁17aを経由して高圧ガス管4を流通し、吐出枝管4a、室内吐出弁23aを経由して室内熱交換器20aへと流入し、図示しない送風機からの送風により凝縮して液冷媒となり、室内膨張弁21aで減圧され、液枝管6aを経由し、液管6で前記小熱交換器12bで凝縮された前記液冷媒と合流する。
【0059】
しかる後、前記冷媒は、この液管6から液枝管6b、6cへと分配されて、それぞれ室内膨張弁21b、21cを経由して室内熱交換器20b、20cへと流入し、これら室内熱交換器20b、20cで図示しない室内送風機からの送風を受けて蒸発してガス冷媒となり、それぞれ室内吸込弁24b、24c、吸込枝管5b、5cを経由し低圧ガス管5で合流する。そして、逆止弁17bを流通し、熱回収器14、冷媒吸込管19cを順次経由し、アキュームレータ15を経由して圧縮機11へと戻る順路で循環する。
【0060】
この様に、前記大熱交換器12aの機能の切り換えを行っている間、これまで未使用となっていた小熱交換器12bを凝縮器として機能させることにより、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室形空気調和装置30の運転を継続させることができる。
【0061】
なお、蒸発器として機能している小熱交換器12bを、凝縮器として機能する小熱交換器12bと切り換える場合についても、この小熱交換器12bの切り換えを行っている間、これまで未使用となっていた大熱交換器12aを凝縮器として機能させることにより、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室形空気調和装置30の運転を行わせることができる。
【0062】
また、室内ユニット2bが操作されて、上記暖房運転から冷房運転へと切り換えられ、室外制御部16で、要求能力差cから小熱交換器12bが凝縮器の機能として選択されると、まず、室外制御部16から切換弁18dを閉として室外膨張弁13bを絞った開度とする。そして、この状態を一定時間(例えば、1分間)継続させてから、切換弁18cを開として小熱交換器12bを凝縮器として機能させると同時に、室外膨張弁13aを全閉の開度として大熱交換器12aの機能を停止させる。
【0063】
これにより、圧縮機11で圧縮された冷媒は、上記図6の実線矢印の様に循環して、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室型空気調和装置30の運転を行わせることができる。
【0064】
同様に、蒸発器として機能している小熱交換器12bを、凝縮器として機能する大熱交換器12aへと切り換える場合についても、まず、室外制御部16から切換弁18bを閉として室外膨張弁13aを絞った開度とし、前記一定時間継続させる。その後、切換弁18aを開として大熱交換器12aを凝縮器として機能させると同時に、室外膨張弁13bを全閉の開度として小熱交換器12bの機能を停止させることにより、冷房運転または暖房運転している室内ユニット2a、2b、2cの空調性を崩すこと無く、多室型空気調和装置30の運転を行わせることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上の説明より、本発明では、室外熱交換器のいずれかの熱交換部を選択して前記室外熱交換器を凝縮器または蒸発器のいずれか一方の機能として運転し、前記室外熱交換器を一方の機能から他方の機能へと変更を行う場合、未使用となっている他の熱交換部を前記他方の機能で機能させてから選択されていた熱交換部の機能を変更させるので、冷房暖房混在して運転している室内ユニットの空調性を崩さずに室外熱交換器の機能を変更させる多室形空気調和装置とすることができるとともに、冷房暖房混在して運転している室内ユニットの空調性を崩さずに室外熱交換器の機能を変更させる多室形空気調和装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多室形空気調和装置の冷媒回路図である。
【図2】室内ユニット2a、2b、2cが冷房運転と暖房運転とを混在して運転し、小熱交換器12bが凝縮器として機能した場合の冷媒循環を示した図である。
【図3】図2において、大熱交換器12aが蒸発器として機能し、小熱交換器12bが蒸発器への切り換えを行っている場合の冷媒循環を示した図である。
【図4】図2において、小熱交換器12bが蒸発器への切り換えを完了した場合の冷媒循環を示した図である。
【図5】室内ユニット2a、2b、2cが冷房運転と暖房運転とを混在して運転し、大熱交換器12aが蒸発器として機能した場合の冷媒循環を示した図である。
【図6】図5において、小熱交換器12bが凝縮器として機能し、大熱交換器12aが凝縮器への切り換えを行っている場合の冷媒循環を示した図である。
【図7】図2において、大熱交換器12aが凝縮器への切り換えを完了した場合の冷媒循環を示した図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット
2a〜2c 室内ユニット
3 ユニット間配管
12 室外熱交換器
12a 大熱交換器
12b 小熱交換器
13a、13b 室外膨張弁
16 室外制御部
18a〜18d 切換弁
20a〜20c 室内熱交換器
22a〜22c 室内制御部
Claims (2)
- 圧縮機と複数個に分割された熱交換部から構成された室外熱交換器とを備えた室外ユニットと、室内熱交換器を備えた複数台の室内ユニットとがユニット間配管により接続されて備えられ、それぞれの前記熱交換部の一端が、前記圧縮機の冷媒吐出管と冷媒吸込管とに択一に分岐して接続され、前記ユニット間配管が、前記冷媒吐出管に接続された高圧ガス管と、前記冷媒吸込管に接続された低圧ガス管と、それぞれの前記熱交換部の他端に接続された液管とを有し、前記室内熱交換器の一端が前記高圧ガス管および前記低圧ガス管に、他端が前記液管にそれぞれ接続され、いずれかの前記室内ユニットが冷房運転を行い、同時に、他の前記室内ユニットが暖房運転を行う冷暖房混在運転時に、いずれか、或いは、全ての前記熱交換部を凝縮器または蒸発器として機能させて空調運転を行うことができる多室形空気調和装置において、いずれかの熱交換部を選択して前記室外熱交換器を凝縮器または蒸発器のいずれか一方の機能として運転し、前記室外熱交換器を前記一方の機能から他方の機能へと変更する場合、未使用となっている他の熱交換部を他方の機能で機能させてから選択されていた前記熱交換部の機能を変更させる熱交換器切換手段を備え、この熱交換器切換手段は、凝縮器または蒸発器のいずれか一方の機能で機能している熱交換部を、他方の機能へと切り換える場合、未使用となっている他の熱交換部を前記他方の機能で機能させ、次に、前記一方の機能で機能している前記熱交換部を他方の機能へと切り換えるとともに、前記他方の機能で機能させた前記他の熱交換部の機能を停止させるものとしたことを特徴とする多室形空気調和装置。
- 請求項1記載の熱交換器切換手段は、凝縮器または蒸発器のいずれか一方の機能で機能しているいずれかの熱交換部の機能を停止させ、他の熱交換部を凝縮器または蒸発器のいずれか他方の機能として機能させる変更を行う場合、前記他の熱交換部を前記他方の機能で機能させ、次に、前記一方の機能で機能している熱交換部の機能を停止させるものとしたことを特徴とする請求項1に記載の多室形空気調和装置。
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