JPH04113859U - エンジン駆動式空気調和機 - Google Patents

エンジン駆動式空気調和機

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JPH04113859U
JPH04113859U JP1546991U JP1546991U JPH04113859U JP H04113859 U JPH04113859 U JP H04113859U JP 1546991 U JP1546991 U JP 1546991U JP 1546991 U JP1546991 U JP 1546991U JP H04113859 U JPH04113859 U JP H04113859U
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JP
Japan
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refrigerant
indoor heat
heat exchanger
engine
compressor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1546991U
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English (en)
Inventor
内 吉 弘 藪
村 章 西
谷 一 夫 櫛
田 一 義 太
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Publication date
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、複数台の室内熱交換器を有するエ
ンジン駆動式空気調和機において、冷媒配管を室内熱交
換器へと流れる冷媒量の制御範囲を室内熱交換器の運転
台数範囲に合致させることを目的とする。 【構成】 冷媒回路において、コンプレツサの吐出側と
吸入側との間に通過流量の異なる複数のバイパス弁を配
設し、これらのバイパス弁のうち開とするものの組合せ
方により、冷媒回路を室内熱交換器へと流れる冷媒の量
を様々にすることができる。従つて、冷媒配管を室内熱
交換器へと流れる冷媒量の制御範囲が広がり、室内熱交
換器の運転台数範囲に合致させることが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エンジン駆動式空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エンジン駆動式空気調和機において、冷媒回路の冷媒配管上にはコ ンプレツサ、四方切換弁、室外熱交換器、膨張弁及び複数の室内熱交換器が直列 的に配設され、コンプレツサはエンジンにより直結またはVベルト等を用いて駆 動されている。
【0003】 ここで、複数の室内熱交換器は複数の室内に配置されてもよく、また、単一の 室内に配置されてもよい。
【0004】 また、エンジンの回転数制御範囲は例えば約1000〜2500rpm程度で あり、最低回転数に対する最高回転数の比は約2〜3倍程度となる。従つて、コ ンプレツサの容量制御範囲についても、最低容量に対し約2〜3倍程度の範囲と なる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、例えば複数の室内熱交換器の台数が4〜5台あるとすると、室内熱交 換器の運転台数範囲は最低台数の1台に対して4〜5倍の範囲となる。従つて、 コンプレツサの容量制御範囲が最低容量に対し約2〜3倍程度の範囲しかもつこ とができないため、コンプレツサの吐出冷媒量が過剰となる場合が生じ、様々な 不具合が生じる。
【0006】 そこで、本考案では複数台の室内熱交換器を有するエンジン駆動式空気調和機 において、冷媒配管を室内熱交換器へと流れる冷媒量の制御範囲を室内熱交換器 の運転台数範囲に合致させることを、その技術的課題とする。
【0007】
【考案の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した本考案の技術的課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は、 冷媒回路と、冷媒回路の冷媒配管上に直列的に配設されるコンプレツサ、四方切 換弁、室外熱交換器、膨張弁及び複数の室内熱交換器と、コンプレツサを駆動す るエンジンとを有するエンジン駆動式空気調和機において、冷媒配管におけるコ ンプレツサの吐出側と吸入側との間に、通過流量の異なるバイパス弁を複数個設 けたことである。
【0009】
【作用】
上述した本考案の技術的手段によれば、通過流量の異なるバイパス弁の開とす る数の組合せ方により冷媒回路を室内熱交換器へと流れる冷媒量を様々に変える ことができ、室内熱交換器の運転台数範囲に係わらず適正な量の冷媒を室内熱交 換器へと供給できる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の技術的手段を具体化した実施例について添付図面に基づいて説 明する。
【0011】 図1において、エンジン駆動式空気調和機10における冷媒回路11の冷媒配 管12上には、コンプレツサ13・オイルセパレータ14・四方切換弁15・室 外熱交換器16・第1膨張弁(膨張弁)17・レシーバ18・第2膨張弁(膨張 弁)19・室内熱交換器群20・冷媒−冷却水熱交換器21・アキユムレータ2 2が直列的に配設されている。ここで、室内熱交換器群20は例えば3台の室内 熱交換器20a,20b,20cから構成される。尚、本実施例では室内熱交換 器が3台の場合を示すが、台数に限定はなく何台でもよい。
【0012】 また、コンプレツサ13はエンジン23によりベルト24を介して駆動される 。
【0013】 一方、エンジン冷却水回路25の冷却水配管26上には、ウオーターポンプ2 7・エンジン23及び冷却水−排気ガス熱交換器28・3方切換弁29・冷媒− 冷却水熱交換器21・ラジエター30・バツフア31が配設されている。
【0014】 更には、冷媒配管12におけるコンプレツサ13の吐出側と吸入側との間に、 通過流量の異なるバイパス弁32,33,34が各バイパス配管35,36,3 7上に配設されている。尚、本実施例ではバイパス弁が3個の場合を示すが、個 数に限定はなく何個でもよい。
【0015】 以上の構成を有するエンジン駆動式空気調和機10においてその作用を説明す る。
【0016】 使用者の指令に基づいてエンジン23が運転されると、コンプレツサ13が駆 動される。まず、冷房モードについて説明すると、このとき、冷媒回路11中の 冷媒はコンプレツサ13から吐出されて高温高圧のガス状冷媒となり、オイルセ パレータ14により冷媒中のコンプレツサ潤滑用オイルが分離される。次に、四 方切換弁15を経由した後、室外熱交換器16にて冷媒が凝縮することで外気へ と熱を放出し高温高圧の液状冷媒となる。更に、第1膨張弁17・レシーバ18 ・第2膨張弁19を経ることで、冷媒は膨張して低温低圧の液状冷媒となる。そ して、室内熱交換器群20において、冷媒が蒸発することで室内から熱を受け取 り低温低圧のガス状冷媒となる。即ち、ここで冷房が行われる。冷媒は更に、四 方切換弁15・冷媒−冷却水熱交換器21・アキユムレータ22を経てコンプレ ツサ13へと戻る。
【0017】 尚、冷房モードでは冷媒−冷却水熱交換器21では熱交換作用は生じない。即 ち、エンジン冷却水はウオーターポンプ27から吐出されてエンジン23及び冷 却水−排気ガス熱交換器28を流れてエンジン23を冷却した後、3方切換弁2 9によりラジエター30・バツフア31のみを流れて再度ウオーターポンプ27 へと戻る。
【0018】 一方、暖房モードでは、冷媒はコンプレツサ13から吐出されて高温高圧のガ ス状冷媒となり、オイルセパレータ14により冷媒中のコンプレツサ潤滑用オイ ルが分離される。次に、四方切換弁15を経由した後、室内熱交換器群20にて 冷媒が凝縮することで室内へと熱を放出し高温高圧の液状冷媒となる。即ち、こ こで暖房が行われる。更に、第2膨張弁19・レシーバ18・第1膨張弁17を 経ることで、冷媒は膨張して低温低圧の液状冷媒となる。そして、室外熱交換器 16において、冷媒が蒸発することで外気から熱を受け取り低温低圧のガス状冷 媒となる。冷媒は更に、四方切換弁15・冷媒−冷却水熱交換器21・アキユム レータ22を経てコンプレツサ13へと戻る。
【0019】 この暖房モードでは冷媒−冷却水熱交換器21が作用する。即ち、エンジン冷 却水はウオーターポンプ27から吐出されてエンジン23及び冷却水−排気ガス 熱交換器28を流れてエンジン23を冷却して高温となつた後、3方切換弁29 により冷媒−冷却水熱交換器21を流れて再度ウオーターポンプ27へと戻る。
【0020】 従つて、冷媒は室外熱交換器16だけでなく冷媒−冷却水熱交換器21によつて も熱を受け取ることができるので、暖房能力の向上に寄与できる。
【0021】 さて、以上に示した冷房・暖房のいずれのモードにおいても室内熱交換器20 a,20b,20cの運転台数は任意に設定できる。従つて、この運転台数によ つて室内熱交換器群20へと流入する冷媒量は可変に制御されなければならない 。そこで、バイパス弁32,33,34の開状態を図示しない電子制御装置等に より制御する。その開状態とは、バイパス弁32,33,34を全て閉、バ イパス弁32のみ開、バイパス弁33のみ開、バイパス弁34のみ開、バ イパス弁32,33のみ開、バイパス弁32,34のみ開、バイパス弁33 ,34のみ開、バイパス弁32,33,34を全て開の8とおりが可能となる 。当然のことながら、からへと向かうほど室内熱交換器群20へと流入する 冷媒量は少なくなつていく。
【0022】
【考案の効果】
以上に示した様に本考案では、通過流量の異なるバイパス弁の開とする数の組 合せ方により冷媒回路を室内熱交換器へと流れる冷媒量を様々に変えることがで き、室内熱交換器の運転台数範囲に係わらず適正な量の冷媒を室内熱交換器へと 供給できる。従つて、室内熱交換器において流入される冷媒が過剰とならないの で、冷媒系の圧力異常等が生じない。また、コンプレツサの駆動ロスが低減する といつた効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のエンジン駆動式空気調和機10
の構成図を示す。
【符号の説明】
10 エンジン駆動式空気調和機、 11 冷媒回路、 12 冷媒配管、 13 コンプレツサ、 15 四方切換弁、 16 室外熱交換器、 17 膨張弁、 19 膨張弁、 20a 室内熱交換器、 20b 室内熱交換器、 20c 室内熱交換器、 23 エンジン、 32 バイパス弁、 33 バイパス弁、 34 バイパス弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 太 田 一 義 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路と、該冷媒回路の冷媒配管上に
    直列的に配設されるコンプレツサ、四方切換弁、室外熱
    交換器、膨張弁及び複数の室内熱交換器と、前記コンプ
    レツサを駆動するエンジンとを有するエンジン駆動式空
    気調和機において、前記冷媒配管における前記コンプレ
    ツサの吐出側と吸入側との間に、通過流量の異なるバイ
    パス弁を複数個設けたことを特徴とするエンジン駆動式
    空気調和機。
JP1546991U 1991-03-15 1991-03-15 エンジン駆動式空気調和機 Pending JPH04113859U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62162863A (ja) * 1986-01-09 1987-07-18 三洋電機株式会社 エンジン駆動式空気調和装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62162863A (ja) * 1986-01-09 1987-07-18 三洋電機株式会社 エンジン駆動式空気調和装置

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