JPH0120650B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0120650B2
JPH0120650B2 JP56150126A JP15012681A JPH0120650B2 JP H0120650 B2 JPH0120650 B2 JP H0120650B2 JP 56150126 A JP56150126 A JP 56150126A JP 15012681 A JP15012681 A JP 15012681A JP H0120650 B2 JPH0120650 B2 JP H0120650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
organic peroxide
rubber
crosslinking
nipples
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56150126A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5886163A (ja
Inventor
Tetsuya Oofuji
Masao Ishikawa
Masami Kono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Showa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Rubber Co Ltd filed Critical Showa Rubber Co Ltd
Priority to JP15012681A priority Critical patent/JPS5886163A/ja
Publication of JPS5886163A publication Critical patent/JPS5886163A/ja
Publication of JPH0120650B2 publication Critical patent/JPH0120650B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は哺乳用乳首の製造法に関するものであ
る。本発明者等はこれまでにポリイソンプレンを
用いて硫黄加流により透明性の良い乳首を製造
し、その方法は特公昭47−22095号「透明性ゴム
乳首の製造法」として特許登録されている。 本発明等はさらにこれを改良し加良剤の硫黄の
代替物として有機過酸化物を用いて更に衛生性の
良い耐老化性のすぐれた乳首の製造法を見出し
た。 有機過酸化物を用いて乳首を製造する方法はす
でに特公昭53−34151号「哺乳瓶用乳首」として
公知である。 しかしながらポリイソプレンゴムを有機過酸化
物で架橋すると、同時に酸化反応も同時進行する
ため、耐老化性が低下し、バリ及び乳首本体にベ
トつきが生じてくる。これを防止するため老化防
止剤の大量使用や有機過酸化物の使用量を少量に
限定するなどの方法によつて老化性に対処するこ
とが考えられるが、こうした方法は衛生上好まし
いことではない。 一方天然ゴムは特公昭50−157441号公報「老化
防止剤を用いない耐老化性の優れた透明性ゴム乳
首の製造法」で知られているように乳首に対して
耐老化性の改良に寄与し、古くから哺乳用乳首の
主材料として使用されてきたが、色調が茶褐色を
呈しているため、外観が悪く、また透明性も低下
するために、透明性のあるポリイソプレンゴムに
代替されたことは周知の事実である。 又ポリブタジエンは有機過酸化物による架橋を
行うと、その架橋効率が良いため、その他のゴム
の架橋に際して共架橋剤として使用されており、
有機過酸化物の使用量を減少せしめるのに有効な
手段となる。 本発明はこれらを応用し完成したものである。
即ち本発明は溶液重合ポリブタジエン3〜30重量
%及び臭素化ブチルゴム5〜30重量%に合計が
100重量%になるように天然ゴムを混合し、この
混合物100重量部に対し有機過酸化物を0.1〜1.5
重量部に添加して、加熱架橋させることを特徴と
する乳首の製造法である。 本発明において、溶液重合型ポリブタジエンの
配合量を3〜30重量に限定しているのは、3重量
%以下では有機過酸化物の減量効果は認められ
ず、逆に有機過酸化物を増量しないと架橋が困難
になつてくる。またはポリブタジエンゴムを30重
量%以上使用すると、製品にベトつきは生じない
が硬くなり、乳首としての柔軟性が失われ、しか
も物性が低下してしまうのである。 臭素化ブチルゴムは、有機過酸化物によつて架
橋することは可能であるが、架橋効率は小さい。
しかし分子構造上耐老化性に富んだりポリマーで
ある。 有機過酸化物は乳首に臭気及び着色性を付与さ
せないもので、食品衛生上無害なものでなければ
ならない。その添加量をゴム100重量部に対し0.1
〜0.5重量部に限定したのは0.1重量部以下では架
橋が不充分であり、1.5重量部以上では製品にベ
トつきを生じてくる。従来の有機過酸化物による
乳首の製造法においては添加量の上限を0.3重量
部にしているが、これは耐老化性に乏しいためで
本発明では1.5重量部まで添加が可能であるため
架橋密度も大きくなり物性の良い乳首が得られ
る。 このように本発明では天然ゴム及び臭素化ブチ
ルゴムの耐老化性を利用し、老化防止剤を使用し
ないことが特長である。 即ち有機過酸化物架橋においては酸化反応によ
り耐熱老化性が低下し、強度の減少や表面のベト
つきを生ずることはすでに述べてきたが、酸化反
応を防止するため、一般には老化防止剤が使用さ
れる。しかし老化防止剤の大量使用は有機過酸化
物の架橋反応が阻害されるため、0.5重量%の添
加が限度である。このような少量では老化防止効
果を期待することは困難である。 ゴム架橋に使用される有機過酸化物は多くの種
類が市販されている。ゴム乳首の材料としては(1)
臭のないこと、(2)耐老化性を保持させるため低温
で架橋しうることが必要条件である。その好適な
有機過酸化物としてはジターシヤリーブチルパー
オキサイド(商品名パーブチルD、日本油脂(株)
製)、2,5−ジメチル−2,5−ジターシヤリ
ーブチルパーオキシヘキサン(商品名パーへキサ
2.5B、日本油脂(株)製)及びジターシヤリーブチ
ルジイソプロピルベンゼン(商品名ペロキシモン
F−40、日本油脂(株)製)、1,1−ジターシヤリ
ーブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン(商品名パーヘキサ3M、日本油脂
(株)製)などが使用される。 本発明に使用される天然ゴムは乳首として使用
されることから、外観的に透明なものが要求さ
れ、その透明性はLovibond色調計で2以下のも
のが好ましい。具体的にはペールクレープ1X又
はソールクレープが好ましい。 次に本発明の実施の態様を実施例で示した。 実施例 第1表に示す本発明による3種類の配合により
乳首を製作し、その物性を測つた。その結果は第
1表に示す通りで、好適な乳首を得た。尚比較例
として本発明以外の3種類の配合のものを示し
た。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶液重合ポリブタジエン3〜30重量%及び臭
    素化ブチルゴム5〜30重量%に合計が100重量%
    となるよう天然ゴムを混合し、この混合物100重
    量部に対して有機過酸化物を0.1〜1.5重量部添加
    して、加熱架橋せしめることを特徴とする乳首の
    製造法。
JP15012681A 1981-09-22 1981-09-22 乳首の製造法 Granted JPS5886163A (ja)

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JP15012681A JPS5886163A (ja) 1981-09-22 1981-09-22 乳首の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5886163A JPS5886163A (ja) 1983-05-23
JPH0120650B2 true JPH0120650B2 (ja) 1989-04-18

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ID=15490043

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JPS5886163A (ja) 1983-05-23

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