JPH0120565Y2 - - Google Patents

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JPH0120565Y2
JPH0120565Y2 JP5064883U JP5064883U JPH0120565Y2 JP H0120565 Y2 JPH0120565 Y2 JP H0120565Y2 JP 5064883 U JP5064883 U JP 5064883U JP 5064883 U JP5064883 U JP 5064883U JP H0120565 Y2 JPH0120565 Y2 JP H0120565Y2
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rice
cooking
gas
rice cooking
stove
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【考案の詳細な説明】 [利用分野] 本考案はガスコンロ、特に煮炊き及び炊飯を一
つの燃焼部で行えるようにした炊飯兼用コンロに
関するものである。
[従来技術及びその問題点] 従来、この種ガスコンロとして、第1図に示す
ものがすでに知られている。
従来のこのものでは、二口テーブルコンロにお
けるコンロの一方を、これに炊飯用の上部装置C
を載置し得る炊飯用のコンロBとしてある。
この従来のものの場合、一方の通常の煮炊き用
のコンロAでは、自動点火コツク(点火機能を具
備するガスコツク)91によつてコンロのバーナ
の点火から燃焼火力の調節及び燃焼停止が行える
ようになつている。すなわち、通常の周知のガス
コンロと同様にこの自動点火コツク91だけの操
作によつて全ての操作が行えるようになつてい
る。
他方のコンロBには、従来周知のガス炊飯器の
操作機構がそのまま採用されており、炊飯用バル
ブ装置と連動する炊飯用の操作レバー7により、
バーナへのガス回路が連通するとともに自動消火
用の熱応動装置を感熱応動体制(被加熱部の温度
を検知して、その検知出力が設定値になつた時点
で所定の出力動作をする体制)にセツトできるよ
うになつており、点火用の操作レバー70によつ
て点火したあと前記炊飯用の操作レバー7を操作
すると、コンロBのバーナが前記状態で燃焼を継
続する。この状態では、前記熱応動装置が感熱応
動体制にあることから、炊飯完了時には、炊飯用
上部装置の炊飯釜の温度を検知する熱応動装置の
動作によつて前記バーナが自動消火される。すな
わち、炊飯用の操作レバー7、炊飯用バルブ装置
及び熱応動装置の組み合せが、ガス炊飯器の自動
消火機構部として機能することとなる。
そして、このコンロBを通常の煮炊き用として
使用するときには、上記操作レバー70及び操作
レバー7の操作によつてバーナを燃焼状態とす
る。このとき、ガス火力の調節は、前記操作レバ
ーの操作部の近傍に配設し且バーナへの回路に炊
飯用バルブ装置と直列に挿入した補助コツク80
によつて行う。即ち、上記燃焼状態でこの補助コ
ツク80の開度を調節すると、この開度に見合つ
たガス供給状態となつて火力が調節できるのであ
る。
ところで、このコンロBのバーナの最大発熱量
(ガス燃焼量)は、炊飯に適する発熱量に設定さ
れており、この発熱量は一般に他方のコンロBの
バーナのそれよりも小さい値となる。
これは、通常の煮炊き用の火力のままで2リツ
トルまでの米量の炊飯をすると、火力が過大で、
良好な炊飯が行えず、ふきこぼれが著しかつた
り、炊き上がり不良を引き起すからである。
ところが、上記のようにコンロBを小火力に設
定した炊飯兼用コンロでは、炊飯時における上記
不都合が解消されるものの、逆に、コンロBで炊
飯以外の調理(煮炊きやいため物等の調理)をす
るときには火力不足となり、調理によつては仕上
がりが不十分となる。これは、上記のようにコン
ロBのバーナの火力は補助コツク80によつて調
節できるもののその最大燃焼量が炊飯に適する値
に設定されており、それ以上の大火力に設定でき
ないからである。
[技術的課題] 本考案は、「同一の燃焼部によつて炊飯及びそ
の他の調理を行えるようにし、炊飯時には、専用
の炊飯用上部装置Cを載置する型式のコンロであ
つて、バーナへのガス回路に炊飯用の操作レバー
7の炊飯操作により開弁するバルブ装置81を挿
入し、炊飯用上部装置Cの被加熱部の温度を検知
してこの検知出力により炊飯完了時に前記バルブ
装置81を閉弁する自動消火機構を具備させた炊
飯兼用コンロ」において、炊飯以外の調理及び炊
飯調理の両方が共に良好に行えるようにするた
め、火力を調理の種類によつて適正に切替えられ
るようにすることをその課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は「自動点火機能及びガスコツク機
能を具備する自動点火コツク91を介する大火力
用のガス回路9と、炊飯用のバルブ装置81を介
する小火力用のガス回路8を並列に設けて前記両
方のガス回路をノズル12の上流側で合流させ、
前記ノズル12の口径によつて最大ガス量を設定
し、前記ガス回路8に挿入した流量制限手段によ
つてこのガス回路8のみを介するガス量を前記最
大ガス量以下の炊飯ガス量値に制限し、この炊飯
ガス量値を炊飯用上部装置に収容される米量の炊
飯に適合するガス量値に一致させ、前記バルブ装
置81及び自動点火コツク91を各別に操作でき
るようにした」ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
炊飯用の上部装置をコンロBに載置して、この
上部装置により炊飯する場合には、この載置状態
で、炊飯用の操作レバー7を操作すると、小火力
用のガス回路8の回路が連通し、同時に熱応動装
置が感熱応動体制にセツトされる。
この操作と同時又はこれに先立つて、適宜点火
手段により、又は炊飯機構部に内蔵する点火装置
によりバーナを点火させられるものであるから、
前記状態ではバーナの燃焼が継続し、炊飯動作が
進行する。
このときはガス回路8を介してバーナにガス供
給されるものであるから、このときの火力は、流
量制限手段によつて一定に制限されて、炊飯米量
に適合するものとなつている。従つて、炊飯米量
に対応した適正火力によつて炊飯動作が進行する
こととなり、炊飯完了時には、前記熱応動装置等
からなる自動消火機構の動作によつてバーナが自
動的に消火する。このように、炊飯完了までの
間、適正火力によつて炊飯されるから、良好な炊
き上がりが得られる。
次いで、炊飯以外の調理の際には、コンロBに
は、炊飯用上部装置以外の調理用鍋等が用いられ
て、自動点火コツクによつて調理される。即ち、
炊飯用操作レバーが操作されず、自動点火コツク
によつてコンロBに点火され且バーナの燃焼量制
御及びバーナの消火が行われる。従つて、このと
きには、バルブ装置81は閉弁状態のままに維持
されてガス回路9のみを介してノズル12にガス
供給されるものであるから、自動点火コツク91
の開度調節によつてバーナの火力が、ノズル12
によつて設定される最大ガス量に対応する火力か
ら、バーナの燃焼可能な最小ガス量値に対応する
火力までの範囲で任意に設定できる。しかも、自
動点火コツク91は、自動点火機能を具備するガ
スコツクであることから、前記火力調節も無段階
に行える。即ち、通常のガスコンロとして使用す
る場合には、従来の通常のガスコンロと同様に、
調理の種類に合せて、又、調理の進行度合に合せ
て適宜に火力調節できる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
炊飯と炊飯以外の各種の調理とに使い分けるに
際し、炊飯用のレバーを操作するか、自動点火コ
ツクを操作するかによつて火力が切り替り、それ
ぞれの調理に応じた火力設定ができ、いずれの調
理の仕上がりも良好なものとなる。
又、調理の種類(炊飯とその他の調理)に応じ
た火力調整は、特別な切替操作を行うものではな
く、それぞれに応じた操作部を操作することによ
り所定の火力に設定できるから、操作性に於いて
優れたものとなり、しかも、炊飯時に大火力で使
用するような誤操作も防止できる。
さらに、炊飯以外の調理は自動点火コツクを操
作して使用するから、使用中の火力調節が無段階
に且任意に行えることとなり、調理又はその調理
の進行度合に合せた火力調節が容易且簡便に行え
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第2図から第8図に基
いて説明する。
第2図以下に示す実施例のものは、炊飯用の上
部装置Cとして、炊飯釜1の胴部及び上部を保温
層により包被すると共にこれに内蔵した電熱装置
により積極的に加熱保温するようにしたものを採
用しており、炊飯釜1が前記胴部の保温層内に取
り出し自在に収容され、外胴2の内側下部につば
3を設け、該つばに吾徳4の爪41,41と適合
する切欠部31,31を設けて、これら切欠部と
爪とが一致した状態で載置したとき外胴2の下端
がテーブルコンロの天板5上に当接するようにな
つている。(第2図、第4図) 又、炊飯釜1の底部中央には平面部11が設け
られてこれが下方の熱応動装置6の受熱面61と
当接するようになつており、上部装置Cを適正に
載置した状態に於ける平面部11の高さ位置が、
吾徳4に鍋等をそのまま載置した状態の高さ位置
よりも低位となるように設定してある。
また、熱応動装置6は、受熱面61の裏面に添
着されたソフトフエライト62とこれに吸着する
永久磁石63との組み合せから成り、これらが受
熱面61の下方に連設し且上昇方向に付勢した筒
体64内に収容され、永久磁石63に連設した軸
65が炊飯操作用のレバー7に連結され、該レバ
ーが小火力用のガス回路8に挿入したバルブ装置
81と連動している。尚、この小火力設定のた
め、ガス回路8中にはオリフイス82が挿入さ
れ、このオリフイス口径により載置する上部装置
の最大炊飯量に応じたガス量に定められている。
(第3図〜第5図) 従つて、レバー7の操作によりバーナ10が燃
焼するときには、ノズル12の口径の大きさにか
かわらず前記設定ガス量に応じた火力となる。
(第3図) 他方、大火力用のガス回路9のガス流量は、ノ
ズル12の口径により所定に設定されており、こ
のガス回路中に挿入した自動点火コツク91は公
知のものを採用しており、これの回動操作により
点火動作が自動的に進行するものである。尚、上
記した炊飯操作用のレバー7にも自動点火装置
(図示せず)が連動しており、該レバー操作によ
り、ガス回路8の開放と同時に点火動作が進行
し、さらに、永久磁石63が持ち上げられてソフ
トフエライト62に吸着して感熱体勢にセツトさ
れるようになつている。
特に、上記実施例では、上記炊飯操作による永
久磁石63のリフトは一定に規制し、他方、炊飯
時と他の調理時とで受熱面61の高さ位置が変化
すると共に炊飯時の該受熱面の高さ位置が低く設
定されていることから、炊飯以外の調理時にレバ
ー7を操作しても感熱体勢にセツトできない。
(第5図) さらに、第6,7図の如く、天板5の適所に上
昇方向に付勢した昇降部材51が設けられ、これ
が上部装置Cの載置状態に於いて、外胴2の下端
によつて押し込められるようになし、他方、自動
点火コツク91の操作軸に取付け且該軸と一体回
動する回動板92との間に揺動レバー93を介装
して連係させ、昇降部材51の降下位置でのみ該
揺動レバーが前記回動板の係合部94と係合する
ようになつている。従つて、上部装置Cの載置状
態では、自動点火コツク91によるガス使用がで
きない。逆に、上記レバー7の操作との関連か
ら、上部操作C以外の通常の鍋等を用いた場合に
は、自動点火コツク91によつてのみコンロが使
用できることとなる。
尚、上記実施例では、揺動レバー93を介して
昇降部材51と回動板92とを連係させたが、両
者を直接対応させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案実施
例の外観図、第3図はこれのガス回路の説明図、
第4図は上部装置Cを載置した状態の熱応動装置
6と炊飯釜1との関係図、第5図はその他の鍋を
使用した場合の関係図、第6図は吾徳4と外胴2
の下部との関係図、第7図は自動点火コツクのロ
ツク機構の説明図、第8図はX−X断面図であ
り、 図中、B……炊飯用のコンロ、C……上部装
置、1……炊飯釜、2……外胴、3……つば、4
……吾徳、5……天板、7……レバー、8……ガ
ス回路、81……バルブ装置、9……ガス回路、
91……自動点火コツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一の燃焼部によつて炊飯及びその他の調理を
    行えるようにし、炊飯時には専用の炊飯用上部装
    置Cを載置する型式のコンロであつて、バーナへ
    のガス回路に炊飯用の操作レバー7の炊飯操作に
    より開弁するバルブ装置81を挿入し、炊飯用上
    部装置Cの被加熱部の温度を検知してこの検知出
    力により炊飯完了時に前記バルブ装置81を閉弁
    する自動消火機構を具備させた炊飯兼用コンロに
    おいて、自動点火機能及びガスコツク機能を具備
    する自動点火コツク91を介する大火力用のガス
    回路9と、炊飯用のバルブ装置81を介する小火
    力用のガス回路8を並列に設けて前記両方のガス
    回路をノズル12の上流側で合流させ、前記ノズ
    ル12の口径によつて最大ガス量を設定し、前記
    ガス回路8に挿入した流量制限手段によつてこの
    ガス回路8のみを介するガス量を前記最大ガス量
    以下の炊飯ガス量値に制限し、この炊飯ガス量値
    を炊飯用上部装置に収容される米量の炊飯に適合
    するガス量値に一致させ、前記バルブ装置81及
    び自動点火コツク91を各別に操作できるように
    した炊飯兼用コンロ。
JP5064883U 1983-04-04 1983-04-04 炊飯兼用コンロ Granted JPS59155404U (ja)

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