JPH01201607A - 位相差フイルムの製造方法 - Google Patents
位相差フイルムの製造方法Info
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- JPH01201607A JPH01201607A JP2698088A JP2698088A JPH01201607A JP H01201607 A JPH01201607 A JP H01201607A JP 2698088 A JP2698088 A JP 2698088A JP 2698088 A JP2698088 A JP 2698088A JP H01201607 A JPH01201607 A JP H01201607A
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- Polarising Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、卑さの薄い光学的位相差フィルムの製造方法
に関するものである。
に関するものである。
直線偏光の入射光の直交方向に位相差を生ぜしめて、透
過光を円偏光乃至楕円偏光に変換する位相差フィルムが
、液晶表示の鮮明化に、またテレビブラウン管、陰極線
管の光面の無反射化に用いられるようになっている。
過光を円偏光乃至楕円偏光に変換する位相差フィルムが
、液晶表示の鮮明化に、またテレビブラウン管、陰極線
管の光面の無反射化に用いられるようになっている。
上記用途には、通常、り００以上の位相差即ち光の７４
波長乃至それ以上の光路差を生せしめるフィルムが適当
であシ、従来、二酢酸セルロースフィルムが用いられて
きた。二酢酸セルロースフィルムは、透明性、耐熱性が
大で、光学的に優れた位相差フィルムであるが、目的と
する位相差を与える為には、大きな厚さを必要とした。
波長乃至それ以上の光路差を生せしめるフィルムが適当
であシ、従来、二酢酸セルロースフィルムが用いられて
きた。二酢酸セルロースフィルムは、透明性、耐熱性が
大で、光学的に優れた位相差フィルムであるが、目的と
する位相差を与える為には、大きな厚さを必要とした。
例えば円偏光を得る為の４波長の位相差フィルムは、７
３０ミクロン乃至２００ミクロンの厚さを必要とし、４
波長以上の光路差によシ楕円偏光を得る為には更に大き
な厚さとなって、取扱い上の困難を招く場合が多かった
。
３０ミクロン乃至２００ミクロンの厚さを必要とし、４
波長以上の光路差によシ楕円偏光を得る為には更に大き
な厚さとなって、取扱い上の困難を招く場合が多かった
。
本発明の目的は、光の７４波長以上の光路差を与え、厚
さが薄いフィルムの位相差フィルムを得ることである。
さが薄いフィルムの位相差フィルムを得ることである。
本発明者は、上記の如き薄物の位相差フィルムの製造に
つき研究した結果、 ■ ポリアリレートフィルムを ■ 一方向のみに引張って延伸（即ち一軸延伸） −す
ることによシ目的とする位相差フィルムが得られる事を
発見し本発明を為すに至った。
つき研究した結果、 ■ ポリアリレートフィルムを ■ 一方向のみに引張って延伸（即ち一軸延伸） −す
ることによシ目的とする位相差フィルムが得られる事を
発見し本発明を為すに至った。
即ち、本発明は、厚さ２０ミクロン以下のポリアレート
フイルムを一軸延伸して製造する位相差フィルムの製造
方法である。本発明のボリアレートフィルムは通常の溶
液製膜法によう作られる。
フイルムを一軸延伸して製造する位相差フィルムの製造
方法である。本発明のボリアレートフィルムは通常の溶
液製膜法によう作られる。
本発明において延伸は一方向のみにｌ！パーセント乃至
弘Ｑパーセント延伸することが好ましい。
弘Ｑパーセント延伸することが好ましい。
本発明に用いられるボリアリレートは、通常テレフタル
酸、又はイソフタル酸、又はこの両者の混合物を酸成分
とし、ビスフェノールＡをジオール成分とするポリエス
テルで、次の構造式を有する。
酸、又はイソフタル酸、又はこの両者の混合物を酸成分
とし、ビスフェノールＡをジオール成分とするポリエス
テルで、次の構造式を有する。
本発明に用いられるボリアリレートの分子量は、重量平
均分子量で３万乃至コ０万が好ましい。
均分子量で３万乃至コ０万が好ましい。
ボリアリレートの製膜法として通常行われる溶液製膜法
とは、ボリアリレートを二塩化メチレン等の溶剤に溶か
した溶液を、回転するドラムまたはベルト上に流延し、
これを剥離し乾燥してフィルムを得るプロセスを言う。
とは、ボリアリレートを二塩化メチレン等の溶剤に溶か
した溶液を、回転するドラムまたはベルト上に流延し、
これを剥離し乾燥してフィルムを得るプロセスを言う。
溶液製膜法において、フィルムの乾燥中に、溶剤を含ん
だ未乾燥のフィルムが搬送中の張力によって長さ方向に
若干延伸される場合が有るが、この延伸は位相差フィル
ムの性能には無関係で本発明の特徴は乾燥されたフィル
ムをあらためて一方向に延伸することにある。
だ未乾燥のフィルムが搬送中の張力によって長さ方向に
若干延伸される場合が有るが、この延伸は位相差フィル
ムの性能には無関係で本発明の特徴は乾燥されたフィル
ムをあらためて一方向に延伸することにある。
フィルムを延伸する為には、フィルムの両端をクランプ
等で掴み力を掛けて引伸ばす方法が用いられる。この時
フィルムが一方向のみに引伸ばされる事が肝要で、同時
、逐次を問わず二方向に延伸されると入射光の角度変動
の許容幅が狭くなって実用に向かなくなる。延伸条件は
、フィルム温度ｌ弘０°Ｃ乃至２２０°Ｃ１好ましくは
ｌ！ｊ０Ｃ乃至１９ｏ０ｃ、延伸率はｌｊパーセント乃
至弘０パーセント、即ち未延伸フィルムの長さの１．７
３倍乃至１．≠Ｑ倍が好ましい。上記範囲で温度が低い
ほど、また延伸率が高いほど大きな位相差が得られ、上
記延伸率の範囲内で光路差が７４波長乃至シー波長の位
相差フィルムが得られる。延伸速度には特に規制は無い
が、通常λパーセント／分乃至ｉｏパーセント／分で行
なわれる。
等で掴み力を掛けて引伸ばす方法が用いられる。この時
フィルムが一方向のみに引伸ばされる事が肝要で、同時
、逐次を問わず二方向に延伸されると入射光の角度変動
の許容幅が狭くなって実用に向かなくなる。延伸条件は
、フィルム温度ｌ弘０°Ｃ乃至２２０°Ｃ１好ましくは
ｌ！ｊ０Ｃ乃至１９ｏ０ｃ、延伸率はｌｊパーセント乃
至弘０パーセント、即ち未延伸フィルムの長さの１．７
３倍乃至１．≠Ｑ倍が好ましい。上記範囲で温度が低い
ほど、また延伸率が高いほど大きな位相差が得られ、上
記延伸率の範囲内で光路差が７４波長乃至シー波長の位
相差フィルムが得られる。延伸速度には特に規制は無い
が、通常λパーセント／分乃至ｉｏパーセント／分で行
なわれる。
以下、実施例によシ本発明をさらに詳しく説明する。
実施例／
テレフタル酸ジクロ２イド３０％とイソフタル酸ジクロ
ライド７０％から成る酸成分と、ビスフェノールＡとの
重縮合により得られた分子ｆｌμ。
ライド７０％から成る酸成分と、ビスフェノールＡとの
重縮合により得られた分子ｆｌμ。
を万のボリアリレートを二塩化メチレンに溶解して／３
Ａ−セント溶液とした。これを回転するクロームメツキ
されたスチールドラム上に流延し、剥き取って乾燥して
厚さ７１ミクロンのフィルムを得た。このフィルムを１
ｔｓ００．に加熱された状態でクランプで掴んで一方向
に３ｊ％延伸した。
Ａ−セント溶液とした。これを回転するクロームメツキ
されたスチールドラム上に流延し、剥き取って乾燥して
厚さ７１ミクロンのフィルムを得た。このフィルムを１
ｔｓ００．に加熱された状態でクランプで掴んで一方向
に３ｊ％延伸した。
このフィルムの光路差を、ナトリウムランプ（波、 長
ｊｔタナツメートル）を用いて測定したところ光路差が
３２０ナノメートル即ち２／Ｊ波長の位相差フィルムと
なっていた。
ｊｔタナツメートル）を用いて測定したところ光路差が
３２０ナノメートル即ち２／Ｊ波長の位相差フィルムと
なっていた。
実施例−
イソフタル酸ジクロライドとビスフェノールＡとの重縮
合により得られた、分子量よ、３万のボリアリレートを
、実施例／と同一の方法で製膜し、厚さ１０ミクロンの
フィルムを作った。このフィルムを１ｒｓ０ｃに加熱し
て一方向に７７％延伸した。このフィルムの光路差はｌ
≠７ナノメーターで７４波長の位相差フィルムとなった
。
合により得られた、分子量よ、３万のボリアリレートを
、実施例／と同一の方法で製膜し、厚さ１０ミクロンの
フィルムを作った。このフィルムを１ｒｓ０ｃに加熱し
て一方向に７７％延伸した。このフィルムの光路差はｌ
≠７ナノメーターで７４波長の位相差フィルムとなった
。
本発明によシ、厚さが従来品の′／７ｏ以下の位相差フ
ィルムが得られる。
ィルムが得られる。
Claims (1)
- 厚さ２０ミクロン以下のポリアリレートフィルムを一軸
延伸して製造することを特徴とする位相差フィルムの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2698088A JPH01201607A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 位相差フイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2698088A JPH01201607A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 位相差フイルムの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01201607A true JPH01201607A (ja) | 1989-08-14 |
Family
ID=12208308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2698088A Pending JPH01201607A (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 | 位相差フイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01201607A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01270004A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 複屈折性を有する透明フィルム及びその製造方法 |
| WO2009031417A1 (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-12 | Nitto Denko Corporation | 光学フィルム、およびその製造方法 |
| WO2009034823A1 (ja) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Nitto Denko Corporation | 光学フィルム、およびその製造方法 |
| JP2009080440A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-04-16 | Nitto Denko Corp | 光学フィルム、およびその製造方法 |
| JP2009086604A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-23 | Nitto Denko Corp | 光学フィルム、およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP2698088A patent/JPH01201607A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01270004A (ja) * | 1988-04-22 | 1989-10-27 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 複屈折性を有する透明フィルム及びその製造方法 |
| WO2009031417A1 (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-12 | Nitto Denko Corporation | 光学フィルム、およびその製造方法 |
| JP2009080440A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-04-16 | Nitto Denko Corp | 光学フィルム、およびその製造方法 |
| WO2009034823A1 (ja) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Nitto Denko Corporation | 光学フィルム、およびその製造方法 |
| JP2009086604A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-23 | Nitto Denko Corp | 光学フィルム、およびその製造方法 |
| KR101235456B1 (ko) * | 2007-09-11 | 2013-02-22 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 광학 필름, 광학 적층체, 편광판, 표시 장치 및 광학 필름의 제조 방법 |
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