JPH01201257A - 自動的システム洗浄部を備えた渦流ノズル槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は壁範囲に組み込まれた、水・空気混合物の導入
のための少なくとも１つのノズルを備えた槽にして、槽
は圧力導管を介してポンプの圧力側と接続しておりその
吸い込み側は導管を介して槽の底範囲の吸い込み口に連
通しているものに関する。

（従来の技術） −ＩＩＩＱに通常の浴槽の収容能力を有する上記の形式
の槽はその都度「渦流浴」のために槽が充填されかつ槽
は入浴後に普通のように空にされるという方法で運転さ
れる。この際槽が空にされた際に、菌ヘドロの発生を防
止するためにポンプシステムの導管もポンプを含めて同
様に空にされることが考慮される。

槽充填が長い時間かかって保持されかつ何度も利用され
る大きな容量の冒頭に記載された形式の槽では、水中の
菌ヘドロ形成を抑制するために、導管内に水のコンディ
ショニングのための装置、特にフィルタが設けられる。

この種の槽でも同様な方法で水の入れ換えの際に、新た
な充填の際に導入された新鮮な水の沈澱を防止するため
に導管システムを完全に空にすることが考慮される。

西独間特許明細書Ｃ２−３４２０７１４号明細書から導
管システムがレベルフィーラ及び制御可能な弁のシステ
ムを介して、充填の際に先ず導管システム全体が新鮮な
水で洗浄されるように装置され、その結果存在する古い
水は流過導管中に洗浄して流されかつ回転作動される渦
流ノズルシステムの運転の際に最早槽内には達すること
ができない。

新鮮な空気による洗浄が長い時間に渡って行われても必
ずしも充分ではないことが示された、その結果水を案内
する導管システム全体が新鮮な水によって同時に洗浄液
及び又は消毒液を槽中に充填される別個の洗浄過程にお
いて時々処理されなければならない。この追加的な作業
過程は特に個人的な範囲内で使用される渦流ノズル槽で
は完全になされず又は利用の際に槽充填の沈澱化の危険
が導管システム内の菌ヘドロについて完全には排除され
ることができない程度の大きな時間間隔で行われる。

（発明の課題） 本発明は冒頭に記載した槽を渦流ノズル槽の運転中即ち
新たな充填の際も渦流ノズル槽の運転の際も槽が完全に
充填された場合に導管システム全体の洗浄が槽内室から
分離されかつ洗浄及び又は消毒剤の給付の下に可能にさ
れるように形成されることを課題とする。

（課題の解決のための手段） この課題は本発明によれば、圧力導管を介してポンプと
連通しているノズルの部分は槽内室に対して閉鎖可能に
形成されておりかつ隘流導管に接続しており、隘流導管
は閉鎖可能な空気抜き開口を備えておりかつポンプの吸
い込み導管と閉鎖可能に連通しており、そして流動方向
に見てノズルの前に清浄剤のための供給部が設けられて
いることによって解決される。槽内室に対するノズルの
閉鎖可能性は導管システム全体をそれ自体のために新鮮
空気及び又は洗浄剤及び又は消毒液によっても渦流ノズ
ル槽のその都度の運転の前に洗浄することを可能にする
。このことは槽の新たな充填の際に既に充填された槽の
場合のように行われる。ノズルと吸込み導管との間の隘
流導管はここでは洗浄サイクルを可能にする。隘流導管
が吸込み導管に対して閉鎖されると、ノズルが開いた場
合槽は渦流運転される。空気抜き開口は完全に槽が空に
されかつ導管システムが完全に空にされた場合ポンプに
よる槽の新たな充填及び又は別個の洗浄過程の際に導管
システムが先ず完全に洗浄されかつ空気抜きされるため
に役立つ。洗浄及び又は消毒剤のための供給は一後には
単に洗浄剤としか記載されないか−、この際合理的に流
動方向に見てポンプの前で行われその結果既にポンプ自
体において水と洗浄剤との完全な混合が行われる。

本発明の合理的な構成において、隘流導管は吸込み導管
に対して特に制御可能なストップバルブによって閉鎖可
能であることが提案される。他の合理的な構成では隘流
導管がノズルの流動方向において、特に制御可能なスト
ップバルブによって閉鎖可能かつ槽排出管に通じている
分岐導管を備えていることが提案される。この構成は相
違する運転方法のために明らかな導管システム中の圧力
比を調整することを可能にする。閉鎖可能な分岐導管の
配設によって隘流導管の槽レベル以下の部分を空にする
ことが可能になる。洗浄運転中に隘流導管のストップバ
ルブは完全に開きかつ分岐導管のストップバルブが完全
には閉鎖されない場合、槽の底範囲における吸込み口を
介して同時に新鮮な水供給の際に、槽内室から常に一部
分を循環中の水から分離しかつ吸込み導管に対する隘流
導管の閉鎖による洗浄過程の終了後にかつ同時に分岐導
管におけるストップバルブの完全な開放後に導管システ
ムは新鮮な水によって洗浄されかつその際洗浄剤液を完
全に排出することを可能にする。渦流運転のために槽内
室の完全な充填後にノズルが開いた際に渦流運転が実施
されることができる。

合理的な構成において、空気抜き開口はストップバルブ
、特にフロート弁によって閉鎖可能であり、その結果隘
流導管の完全な閉鎖後に導管システムは循環中に水及び
又は洗浄剤液を付加されることができる。

本発明のたの有利な構成において、ノズルはゼロと第１
の小さい圧力水準との間のポンプ圧力では圧力導管を閉
鎖状態に保持しかつ第１の圧力水準を越えた際には自動
的に開く閉鎖体を有することが提案される。前記の洗浄
運転の聞手で閉鎖可能なノズルによってもこの構成は、
特に相応した運転を介して隘流導管中及び分岐導管中の
ストップバルブが制御可能に形成されておりかつ圧力導
管内の圧力に依存して又は内室内の充填水準に依存して
又は時間プログラムを介しても作動される場合に、自動
的な運転を可能にする。その際本発明の他の構成におい
て回転数を変更可能な特に無段階に調整可能なポンプが
設けられており、ポンプは槽中の最低水準を越えた際に
レベルフィーラと関連してポンプの駆動モータを第１の
圧力水準の下方のポンプ圧力に相応する搬送出力に切り
換える。こうして圧力に依存して開くノズル及び隘流導
管及び又は分岐導管内のストップバルブの相応した開放
の際に導管中にポンプを介して案内される液体は槽内室
に進入することができない。

根本的には、導管システムを別個の吸込み口を介して槽
内室と連通させることが可能であるので、本発明の好適
な実施形において槽内室と連通している吸込み口は室状
の槽排出装置の槽側の開口によって形成され、排出口に
は吸込み導管の入口の下方に槽栓が配設されおり、槽栓
の上方の隘流導管及び槽栓の下方の分岐導管は槽排出装
置に通じていることが提案される。こうして必要な排出
口をポンプの吸込み導管の吸込み口と連通させかつ同時
に隘流導管又はその分岐導管をも排出装置中の吸込み導
管又は排出管と統合することが可能になる。吸込み導管
及び隘流導管を槽栓の上方の室状の槽排出装置に接続す
る構成によって流動横断面の相応した形成では更に吸込
み導管の追加的な閉鎖なしに、かつこの洗浄剤液が槽内
室に進入することなしに導管を洗浄剤液をも通過させる
ことう可能にする。このことは特にストップバルブが僅
かに開いた場合室状の接続装置の範囲内に当接する吸込
み導管を介して、流量に追加して隘流導管から僅かな部
分量が吸込み口を介して槽内室から引き出されるように
設定されている場合に保証される。

本発明は更に容器、特に特許請求の範囲第１項に記載さ
れた槽中に水・空気混合物を導入するための自動的に閉
鎖可能なノズルにして、支持リングを備え、支持リング
を介して圧力導管と連通した前室が槽壁と固着しており
そして支持リングと保持リングが係脱可能に結合してお
り、保持リング内に円錐体として形成されたノズル体が
旋回可能に保持されており、その際ノズル体は前室に連
通している孔を有し、孔内には槽外側から空気供給導管
の開口が進入している、前記ノズルに関する。従来公知
の自動的に閉鎖するノズルはノズル体の必要な旋回可能
性のためにその構成が複雑なばかりでなく洗浄剤の完全
な空化及び又は洗浄剤による完全な洗浄が行われない。

更にノズル体中に進入している空気導管を介しての空気
の特定された供給は不可能であり、その結果前記の閉鎖
可能なノズル形態は吸込み運転中にのみ空気が混合され
ることができ、空気圧縮機の接続、従ってノズルの流量
とは独立に行われる空気供給は不可能であった。

この問題の除去のために本発明によれば、保持リングは
ピストンとして形成されておりかつ支持リング内で軸線
方向に移動可能に保持されかつその前室と反対側には圧
縮ばね要素を介して支持されており、ノズル体の孔は空
気供給導管の開口に面した端に孔を区画するリング状の
シール要素を備えており、そして空気導管の開口の外側
は球面として形成されており、球面に対してその孔のシ
ール要素を備えたノズル体がばね要素によって押圧可能
であるようにされる。このように形成された、ノズル体
内に進入する剛固な空気供給導管を備えたノズルは圧力
のない前室では球状のノズル体の旋回位置とは無関係に
閉鎖されている。ポンプによる前室内の圧力附勢が圧縮
ばね要素の閉鎖力以上であるピストン力を作用すると、
シールは空気供給導管の開口の球面から持ち上げられ、
かつ前室と槽内室との間の連通を構成する。その際圧縮
ばね要素の閉鎖力はその力が洗浄運転の際の前室内の圧
力に相応するようにされている。リング状のシール要素
のための僅かに変形可能な材質は、空気供給導管の開口
の球面の中心点と球体の中心点とがシール要素の当接の
際に一致する場合に合理的である。

本発明のだの構成において、圧縮ばね要素はそのピスト
ンと反対の端を調整リング上に支持され、調整リングは
空気供給導管の開口に関して軸線方向に移動可能である
。このような調整リングによって一方ではポンプの搬送
導管とは無関係に水のためのノズルの流過横断面を変化
させることが可能であり、その結果調整可能な搬送導管
を備えていないポンプの使用の際でもノズルから出る水
量の影響を可能にする。他方ではノズルを手でも自動的
にも閉鎖することができ、その結果球面はそのリング状
のシール要素を空気供給導管の開口の球状の外面に押圧
されることができ、その結果前室内の硬い圧力の際でも
ノズルは開かない。このことは特に本発明による方法に
よるシステム洗浄部を備えた槽のノズルにとっては重要
である。

一方標準運転中、即ち第１の圧力水準を越えた際に自動
的に開くノズルは洗浄剤液を滑らかにのみしかし小さい
流動速度で導管システムを通って搬送されることができ
る場合、調整リングを介してノズルの可能な剛固な圧力
に依存する閉鎖、導管システムを充分なポンプ動力で洗
浄することを可能にしその結果洗浄剤の代わりに又は洗
浄剤の化学的な作用に追加して高い流動速度に渡る機械
的な洗浄作用も得られることかできる。従って合理的な
構成において調整リングは槽内室から手が届きかつ少な
くとも１つの把手要素を有する。

本発明による有利な構成において、更に調整リング及び
保持リングが回転不能にしかし軸線方向に相互に移動可
能に結合していることが提案される。この構成は調整リ
ングの作動の際に周囲方向に如何なる相対運動も行われ
ずかつ圧縮ばね要素は移動の際に横方向には歪まされず
にかつ締め付は又は傾きは排除される。

本発明による合理的な構成において、ばね要素を取り囲
む室が空気抜き開口を備えていることが提案される。こ
のことは、長い運転の後にピストンシールが緩くなりか
つ前室とばね要素を取り囲む室との間に圧力平衡が構成
されかつ相応して運転圧力でもばね要素がピストンを閉
鎖方向に保持される場合にもノズルの自動的な開閉が正
しく保持されるという利点を有する。空気抜き開口を介
してこの室内で空気量のみならず進入した液体も漏洩し
、その結果書に前室とばね要素を取り囲む室との間に画
然とした圧力差が与えられる。

本発明の他の有利な構成において、ピストンはその前室
に面した周縁にストリッパを備え、ストリッパは閉鎖方
向において前室内に進入する。ピストンシールの部分で
もあり得るそのようなストリッパによって装置の圧力解
消の際に支持リングによって形成され、所属の円筒面を
形成する石灰沈着が機械的に除去されることが保証され
、そして円筒体を形成する支持リングにおけるピストン
の容易な運動性が長い時間の運転後でも保証される。

本発明によるシステム前洗浄部を備えた槽に使用するた
めのノズルに本発明による他の構成においては前室がそ
の上方に位置する側に隘流導管のための接続管を備えて
いることが提案される。このことはポンプによる洗浄液
の充填の際に前室が完全に排出されることを可能にする
。

本発明の他の構成において、前室はその下方に位置する
側に供給口を備え、供給口は特に相互に直角に位置する
２つの分岐を有する。この構成はそれぞれ槽側に唯２つ
のノズルが設けられている小さい槽のために、ノズルが
等しい高さ位置に配設されることができ、他方ではノズ
ルを相互に結合する隘流導管並びにポンプから流動方向
に見て第１のノズルまで案内される圧力導管は実際上斜
め位置にされ得ることなく、その結果システムの空化の
際に液体は前室からポンプまで戻されることができる。

こうして組立は非常に簡単化される、そのわけは追加の
金具の配設は省略されるからである。

本発明によるノズルの特に合理的な構成において、ノズ
ルは更に空気供給導管がある角度をもって上方から下部
方へ前室を通って経過してノズル体の孔中に進入するこ
とが提案される。この構成はノズル範囲内にある空気供
給導管の部分もシステムが空にされる際に完全に空にさ
れることができるという利点を有する。

本発明はさらに槽の排出口に接続可能な本発明による形
式の槽のためのシステム洗浄部を備えた槽のための槽排
出装置に関する。これは本発明にれれば、槽底の下方に
配設されているされた流動室が設けられており、かつ流
動室は上の開口を備え、開口は流通日として槽内室に通
じており、めして流動室は外方からも操作可能な弁体に
よって閉鎖可能であり、更に流動室は弁体の上方に特に
直径上向かい合って配設されている流動口を有し、その
一方は供給導管にそして他方はポンプの吸込み導管に接
続可能であるように形成されている。そのように形成さ
れた槽排出装置は流通日が同時にポンプの吸込み導管の
ための吸込み口として使用され、その結果供給導管が閉
鎖された場合に水は槽内室からポンプを介してノズルを
通って循環に案内されることができる（渦流ノズル運転
）。これに対して供給導管が開くと、一方では吸込み導
管と他方では供給導管との間の横断面が一致し、その際
供給導管は合理的に小さい横断面を有し、供給導管は供
給導管に供給される液体量を放射状に直接吸込み導管に
導入し、その結果供給導管から槽内室への供給導管から
の液体の溢流が阻止される。槽から部分量を吸込み導管
を介して引き出す小さい漏れ流が発生される。洗浄運転
、特に洗浄液体による洗浄運転では洗浄液の部分が槽内
室中に達することが回避される。

本発明による構成において、供給導管に接続可能な開口
は流動室内に他の開口に向かって進入する管突出部を有
することが提案される。こうして供給導管から液体は放
射ポンプの方法で槽の排出口に対して作用する。

本発明による他の構成において、槽内室と連通ずる開口
は管挿入体を介してその下方に位置する排出口と連通し
ており、管挿入体は流動室の直径よりも小さい直径を有
しかつ管挿入体の壁は吸込み導管と連通している流動室
の開口の側で少なくとも１つの貫通口を備えている。こ
の構成では槽の排出口として役立つ流動室の開口は供給
導管に対して遮断され、その結果供給導管から槽内室へ
の流入する水が回避される。同様に吸込み導管の開口に
面した貫通口を備えた管挿入体は槽内室から吸込み導管
への水の阻止されない貫通を可能にし、その結果通常の
渦流ノズル運転が確保されることができる。

（実施例） 第１図に示された大きな浴槽の形の渦流ノズル槽１は通
常の方法で底範囲に排出口２を備え、排出口は排出管３
と連通している。排出管３と導管４を介して通常の方法
で槽溢流５が連通する。

槽１はその向かい合って位置する縦側にそれぞれ２つの
ノズル６を有し、ノズルを通って水・空気混合物が浴槽
が一杯の場合に槽内室に放射状に導入されることができ
る。第２図から詳しく説明されるノズル６は旋回可能な
ノズル体を有し、その結果放射方向は所定の範囲内で自
由に調整可能である。

ノズル６は圧力導管７を介してポンプ８の圧力側と接続
しており、ポンプは吸込み導管９、排出装置１０を介し
て排出口１０と連通しており、ポンプは同時にポンプ循
環のための吸込み口として使用される。排出装置は吸込
み導管９の入口の下方に外から操作可能な弁体１１によ
って排出管３に対して閉鎖可能である。この際ポンプ８
は横向きに配設されており、即ち下方へ向いた吸込み口
を備えており、その結果ポンプの停止及び弁体１１の開
いた際に圧力導管７はポンプ８及び吸込み導管９を完全
に空にすることができる。

ノズル６は更に空気導管１２と連通しており、空気は槽
室に注ぐ水の負圧作用を介して又は接続された圧縮機を
介して空気導管を通って放射状の水・空気混合物の形で
水とともに槽中に導入されることができる。空気圧縮機
又は空気吸込み口はここでは説明しない吸込み運転の際
に調整可能であり、導入される空気量は調整可能である
。

圧力導管７は槽外力に配設されているノズル６の前室に
下方から通じている。各ノズル６の前室はその上側で隘
流導管１３に接続している。このことを第２図及び第３
図により詳しく説明する。

隘流導管１３はその他端で弁体１１の上方の配設されて
いる排出装置１０に通じておりかつ弁体に対してストッ
プバルブ１４を介して止め可能である。

隘流導管１３から分岐導管１５が分岐しており、分岐導
管は弁体１１の下方で配設されている排出装置１０又は
配設されている管３に通じている。分岐導管１５もスト
ップバルブ１６を介して排出装置又は排出管に対して止
め可能である。

槽に更に洗浄及び又は消毒剤のための貯蔵容器１７が付
設されており、貯蔵容器は供給導管１８を介して特に吸
込み導管９に通じかつストップバルブ１９を介して止め
可能である。

隘流導管１３は特に槽周縁の高さにまで案内された空気
抜き接続管２０を備えており、接続管は隘流導管１３の
ための空気抜き開口を形成する。空気抜き開口２０から
横導管２１が分岐し、横導管は隘流導管４に通じている
。自動的な弁、例えばフロート弁２２によって横導管２
１の下方において漏れ量のみが隘流導管１３から隘流導
管４へ移行することができる。

隘流導管１３の垂直部分１３′　はレヘルフィーラ２３
と連結しており、その制御信号は制御ユニット２４上に
伝送される。このレベルフィーラは槽底に対して例えば
１０ｃｍの予め設定された最小充填高さにある。空気抜
き接続管２０中には弁２２の下方に別のレベルフィーラ
２５が設けられており、制御信号は同様に制御ユニット
２４上に伝送される。

レベルフィーラ２３及び２５は制御ユニット２４を介し
てポンプ８の駆動モータと、レベルフィーラ２３によっ
て設定された最小充填高さにかつ小さい搬送動力によっ
てのみ達成された場合に初めてポンプ８が投入されるよ
うに接続されている。

ノズル６は閉鎖可能に形成されており、このことを次に
第２図に基づいて詳しく説明する。ノズル６が閉鎖され
かつストップバルブ１４が開いておりそして分岐導管１
５中のストップバルブ１６が閉鎖されている場合に予め
設定された最小充填高さに達した際にポンプ８は液体を
圧力導管７、隘流導管１３．１３”、及び吸込み導管９
を介して循環系に吸い上げることができる。その際配設
されている排出装置１０は全く又は僅かな液体量のみが
槽内室から吸込み導管９中に達するように形成されてお
り、このことを第４図に基づいて詳しく説明する。スト
ップバルブ１９が開いた時に洗浄及び又は消毒剤が配量
されることができ、その結果循環系の洗浄剤が、直接槽
内室と接触することなしに、導管システムを通って案内
されることができる。

ストップバルブ１４と１６及び場合によってはストップ
バルブ１９が制御可能な調整駆動装置を備える場合に、
これらは制御ユニットを切り換え、その結果ポンプの制
御１１もこれの弁の制御も予め設定されたプログラムに
従って行われることができる。

この際洗浄運転の間ストップバルブ１６は僅かに開き、
その結果常に洗浄剤液の部分流が排出管３中に排出され
かつ相応した新鮮水が槽内室から吸込み導管９内に達す
る。洗浄プロセスの終了後ストップバルブ１６は完全に
開きかつストップバルブ１４は完全に閉じ、その結果槽
内室からの新鮮水の同時の吸込みの下に吸込み導管９、
圧力導管７及び隘流導管１３．１３°から成る水を案内
される導管システムは新鮮水によって完全に貫流される
。この洗浄過程の終了後にストップバルブ１６は閉鎖さ
れる。

洗浄過程の開始時には搬送ポンプは僅かな搬送動力で作
業するので、導管システムを圧力側でゆっくり充填する
ことが可能であり、その結果圧力導管７内並びにノズル
６及び隘流導管１３の前室中に含まれる空気量が溢流シ
ステムが完全に充填されるまで、空気抜き接続管２０を
から除去されることができ、その際導管４中の逆止弁２
２°及び結局フロート弁２２が閉じる。

洗浄過程の間槽の充填は更に進められる、そのわけはレ
ベルフィーラ２５によって予め設定された運転高さに達
した際にポンプ８は全出力に切り換えられるからである
。新鮮水による洗浄の終了後にストップバルブ１６の閉
鎖によって初めて相応したロック回路を介してポンプ運
転は全出力で行われることができる。手で閉鎖されたノ
ズルではノズルは先ず開かれる。ノズルの自動的閉鎖の
際にノズルを開くために洗浄運転に比して非常に高い渦
流運転のポンプ圧力が達成されなければならない。

ノズル６は供給範囲内に相互に直角になっている３つの
接続管２６．２７及び２８を備えており、その結果図示
の構成では、両ノズルの間に経過する圧力導管の部分７
”は水平に向けられた接続管２６及び２８と接続してお
り、一方ポンプ８と流動方向に見て第１のノズルとの間
に位置する圧力導管の部分７”は下方へ向いた接続管２
７に通じている。こうして導管システムの空白化の際の
水の確実な排出が保証される。

第２図には自動的に閉じるノズル６のための特別な実施
形が示されている。ノズルはその下方に位置する水平に
経過する接続管２６．２８（第３図）と、下方に向いた
接続管２７とを備えた前室３０から成る。上側には隘流
導管１３の接続のための接続管３１がある。前室３０は
垂直の側壁に対して例えば１００の傾斜で傾いた槽１の
側壁の外面に対して槽の内面にねじ込まれた支持リング
３２によって緊塞の下に固定されている。その前室３０
に面した端がシリンダとして形成されている支持リング
３２中にピストンとして形成されかつシール要素を備え
た保持リング３３が軸線方向に移動可能に案内される。

保持リング３３内に球体として形成されたノズル体３４
が旋回可能に保持されておりその放射方向を特定するリ
ング状の開口３５は槽内室に向いている。

前室３０にとは反対側に保持リング３３が周囲に渡って
均等に分配された複数の圧縮ばね要素３６を介して支持
されており、その際調整リング３７は端ストッパを形成
する。調整リング３７は更に少なくとも１つの案内ピン
３８を備え、案内ピンは保持リング３９内の軸線方向の
孔３９内に係入し、その結果保１＃リング３３は調整リ
ング３７に対して軸線方向に移動可能である。調整リン
グ３７は支持リング３２内にねじを介して保持され、そ
の結果調整リング及び保持リングはともに支持リングに
対して回転されかつ軸線方向に移動されることができる
。保持リング３３と調整リング３７との間の弾性的な連
結に基づいて移動可能な保持リング３３と調整リング３
７との間の軸線方向の遊びが並びに一定限界内でばね予
圧力が調整されることができる。調整リング３７は槽内
面に手の届く凹部又はウェブの形の把手要素４０を備え
ている。支持リング３２の締付帯状部４１をカバーする
装飾キャップ４２は同時に槽内面の方向における調整リ
ング３７の軸線方向の調整のためのストッパとして役立
つ。

保持リング３３中に支承された球体３４はその孔の前室
３０に面と反対側にリング状のシール要素４３を備えて
いる。図示の実施形では前室３０を通って軸線方向に上
方から下方へ僅かに傾いて、空気供給導管４４が案内さ
れており、空気供給導管はノズル体３４まで達している
。空気供給導管４４のノズル体３４の範囲にまで延びて
いる開口４６の外面４５は球面として形成されており、
かつリング状のシール要素４３と協働する。前室３０が
圧力のない状態ではノズル体３４は圧縮ばね要素３６を
介してそのシール要素４３を外面４５に押圧する。ノズ
ル体３４の球部分の中心と球面として形成された開口４
６の外面４５の中心とは交わり、その結果ノズル体３４
はその保持リング３３内で、シール要素４３が開口４６
の面３４から持ち上げられることなしに、旋回されるこ
とができる。ノズル体３４の任意の角度位置においては
槽内室と前室３０との間の緊塞が保持される。

前室３０に面した保持リング３３及びノズル体３４の面
部分に相応して前室３０の各圧力附勢は圧縮ばね要素の
力に抗するピストン力を作用する。しかしピストン力は
圧縮ばね要素３６の閉鎖力を特定された予め設定された
圧力高さで初めて克服され、かつそのシール要素４３と
ともにノズル体３４を開口４６の対抗面から持ち上げ、
その結果前室３０から水が槽内室内に流入することがで
きる。予め洗浄可能な導管システムを備えた槽のために
圧縮ばね要素３６の閉鎖力は所属のポンプの最小搬送出
力ではノズルが安全に閉鎖されかつ渦流運転のための非
常に高い搬送出力の投入後に初めてノズルは安全に開か
れるように調整される。

しかし前室３０の方向への調整リング３７の回動によっ
て保持リング３３の圧力に依存す軸線方向運動を阻止し
かつノズル体３４を開口４６に圧着することを可能にし
、その結果導管システムはポンプの全搬送出力によって
も洗浄されることができる。

ピストンとして形成された保持リング３３は前室３０に
面したその周縁範囲にストリンパ４７を備え、ストリン
パは圧力のなくなった前室３０ではこれに進入し、その
結果石灰沈着が支持リング３２によって形成された円筒
面から剥がされることができ又は発生しないようにされ
ることができる。

ノズル体３４が開口４６にぴったり当接している場合、
槽内室と前室３０との間の連通は遮断される。

同様に槽が充填された場合に水は空気供給導管４４内に
導入される。しかしこれは空気供給導管４４の傾斜した
構成によって槽が空にされる際には空にされる。図示の
実施形では側方の接続管４８による空気供給導管１２と
の接続が行われ、その結果追加的に例えば追加的な空気
圧縮機のための軸線方向の接続の可能性が残される。し
かし図示の実施形では軸線方向の供給導管は栓４９によ
り閉鎖される。

第３図に示すように必要な接続管は栓によって閉鎖され
る。

第２図に示すようにノズルの可動部分はいつでも槽内室
から、槽の構成が分解される必要なしに、手が届く。こ
のために装飾キャップ４２を外しかつ調整リング３７を
ピストンとして形成された保持リング３３とともに引き
出すだけでよい。相互に運動可能な部分のシールは新し
くされ又は新たなピストン部分が使用される。

第４図には排出装置１０の実施形が示されている。これ
は流動室５０を有し、流動室は締付リング５１を介して
槽１の底の排出口２と固着している。流動室５０はその
下端に接続管５２を有し、この接続管と排出導管３（こ
こでは説明しない）に接続されている。流動室５０の下
方範囲内には弁体５３が配設されており、弁体は図示の
閉鎖位置から図示しない開口メカニズムを介して開口位
置に持ち上げられることができる。

流動室５０は弁体５３の平面の上方に接続管の形の大き
な直径の流動口５４を備え、接続管に同様に接続管の形
の第２の流動口５５が向かい合って配設されている。流
動口５５は流動口５４よりも小さい流動横断面を有する
。流動口５４にはポンプ８の吸込み導管９が流動口５５
には第１図において記載された導管システムの隘流導管
１３が接続している。

流動室５０には管挿入体５６が配設されている、管挿入
体は流動室自体よりも小さい直径を有しかつ吸込み導管
９と連通可能な流動口５４と反対側で完全に閉じた壁を
有する。横断面の相応した寸法では洗浄過程で矢印５８
の方向に流動口５５を介して流入する水は槽内室に進入
することができる。

弁体５３はその上面に延在部５９を有し、それと孔あ備
えたカバーキャップ６０とが連通している。弁体が閉鎖
された場合このカバーキャップ６０は供給口の吸込み導
管に対する供給口の固定のために役立つ。弁体の開放の
際にカバーキャップ６０は持ち上げられ、その結果空気
抜き過程のための充分な横断面が存在する。管挿入体５
６内の孔５７は流動口５５及び５４と連通した供給導管
も完全に装置１０を介して空にされるように配設されて
いる。

弁体５３の下方には別の流動口６１が同様に接続管の形
に設けられている、流動口には第１図による構成では分
岐導管１５が通じている。

【図面の簡単な説明】

第１図は導管を備えた渦流ノズル槽、第２図はノズルを
通る垂直断面図、第３図は第２図の■−■線に沿う第２
図によるノズルの前室の断面図、そして第４図は装置の
垂直断面図である。 図中符号 ６　・・・・ノズル ７　・・・・圧力導管 ８・・・・ポンプ ９　・・・・吸込み導管 １３・・・・隘流導管 １８・・・・供給部 ２２・・・・空気抜き開口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、壁範囲に組み込まれた、水・空気混合物の導入のた
   めの少なくとも１つのノズルを備えた槽にして、槽は圧
   力導管を介してポンプの圧力側と接続しておりその吸い
   込み側は導管を介して槽の底範囲の吸い込み口に連通し
   ているものにおいて、 圧力導管（７）を介してポンプ（８）と連通しているノ
   ズル（６）の部分は槽内室に対して閉鎖可能に形成され
   ておりかつ溢流導管（１３）に接続しており、隘流導管
   は閉鎖可能な空気抜き開口（２２）を備えておりかつポ
   ンプ（８）の吸い込み導管（９）と閉鎖可能に連通して
   おり、そして流動方向に見てノズル（６）の前に清浄剤
   のための供給部（１８）が設けられていることを特徴と
   する前記槽。 ２、隘流導管（１３）は吸込み導管（９）に対して好適
   に制御可能なストップバルブ（１４）によって閉鎖可能
   である、請求項１記載の槽。 ３、隘流導管は流動方向においてノズル（６）の後方に
   分岐導管（１５）を備えており、分岐導管は好適に制御
   可能なストップバルブ（１６）によって閉鎖可能であり
   かつ槽排出管（３）に通じている、請求項１又は２記載
   の槽。 ４、空気抜き開口（２０）がストップバルブ（２２）を
   介して、好ましくはフロート弁を介して閉鎖可能に形成
   されている、請求項１から３項までのうちのいずれか一
   記載の槽。 ５、ノズル（６）は閉鎖体を有し、閉鎖体はゼロと第１
   の小さい圧力水準との間のポンプ圧力では閉鎖されて保
   持されそして第１の圧力水準を越えた際には自動的に開
   放される、請求項１から４項までのうちのいずれか一記
   載の槽。 ６、回転数が可変で、特に無段階に調整可能なポンプ（
   ８）が設けられており、レベルフィーラ（２３）が設け
   られており、フィーラは槽（１）内の最小充填高さを越
   えた際にポンプ（８）の駆動モータを第１の圧力水準以
   下のポンプ圧力に相応する搬送出力に切り換える、請求
   項１から５項までのうちのいずれか一記載の槽。 ７、それぞれストップバルブ（１４、１６）が溢流導管
   （１３）及びその分岐導管（１５）にそれぞれ調整駆動
   装置を備えており、調整駆動装置は最小充填高さを越え
   た際に溢流導管（１３′）中のストップバルブ（１４）
   が開きそしてストップバルブ（１６）は分岐導管（１５
   ）中で少なくとも部分的に閉鎖されるようにレベルフィ
   ーラ（２３）を介して制御可能に形成されている、請求
   項１から６項までのうちのいずれか一記載の槽。 ８、槽内室と連通している吸込み導管（９）の吸込み口
   は室状の槽排出装置（１０）の槽側の開口によって形成
   され、開口中には槽栓（１１）が吸込み導管（９）の入
   口の下方に配設されており、溢流導管（１３）は槽栓（
   １１）の下方にそして分岐導管（１５）は槽排出装置（
   １０）内の槽栓（１１）の下方に通じている、請求項１
   から７項までのうちのいずれか一記載の槽。 ９、槽、特に特許請求の範囲第１に記載された槽中に水
   ・空気混合物を導入するための自動的に閉鎖可能なノズ
   ルにして、支持リングを備え、支持リングを介して圧力
   導管と連通した前室が槽壁と固着しておりそして支持リ
   ングと保持リングが係脱可能に結合しており、保持リン
   グ内に円錐体として形成されたノズル体が旋回可能に保
   持されておりその際ノズル体は前室に連通している孔を
   有し、孔内には槽外側から空気供給導管口が進入してい
   る前記ノズルにおいて、保持リング（３３）はピストン
   として形成されておりかつ支持リング（３２）内で軸線
   方向に移動可能に保持されかつその前室と反対側では圧
   縮ばね要素（３６）を介して支持されており、ノズル体
   （３４）の孔は空気供給導管（４４）の開口（４６）に
   面した端に孔を区画するリング状のシール要素（４３）
   を備えており、そして空気導管（４４）の開口（４６）
   の外側は球面（４５）として形成されており、球面に対
   してその孔のシール要素（４３）を備えたノズル体（３
   ４）がばね要素（３６）によって押圧可能である事を特
   徴とする前記ノズル。 １０、空気供給導管（４４）の開口（４６）の球面（４
   ５）の中心点（Ｍ）と球体（３４）の中心点とがシール
   要素（４３）の当接の際に一点に交わる、請求項９記載
   のノズル。 １１、圧縮ばね要素（３６）はその前室（３０）とは反
   対側の端によって調整リング（３７）上に支持され、調
   整リングは空気導管（４４）の開口（４６）に関して軸
   線方向に調整可能である、請求項９又は１０記載のノズ
   ル。 １２、調整リング（３７）は槽内室から手を入れること
   ができかつ少なくとも１つの把手要素（４０）を有する
   、請求項９から１１項までのうちのいずれか一記載のノ
   ズル。 １３、調整リング（３７）と保持リング（３３）は回転
   固定しかし軸線方向に相互に移動可能に結合している、
   請求項９から１２項までのうちのいずれか一記載のノズ
   ル。 １４、ばね要素（３６）を取り囲む室は空気抜き開口を
   備えている、請求項９から１３項までのうちのいずれか
   一記載のノズル。 １５、ピストン状保持リング（３３）はその前室（３０
   ）に面した周縁にストリッパ（４７）を備えており、ス
   トリッパは閉鎖位置において前室（３０）内に進入して
   いる、請求項９から１４項までのうちのいずれか一記載
   のノズル。 １６、前室（３０）がその上方に位置する側に溢流導管
   のための接続管（３１）を備えている、請求項１から１
   ５項までのうちのいずれか一記載のノズル。 １７、前室（３０）がその下方に位置する側に供給口を
   備えており供給口は特に相互に直角に位置する２つの分
   岐（２６、２７、２８）を有する請求項９から１５項ま
   でのうちのいずれか一記載のノズル。 １８、空気供給導管（４４）はある角度の下に上方から
   下方へ経過して前室（３０）を通ってノズル体（３４）
   の孔中に進入している、請求項９から１７項までのうち
   のいずれか一記載のノズル。 １９、槽底の下方に配設されている流動室（５０）が設
   けられており、流動室は上方の開口を備え、開口は流過
   口（２）として槽内室に通じ、かつ外方から操作可能な
   弁体（５３）によって閉鎖可能であり、流動室（５０）
   は弁体（５３）の上方に直径上に向かい合った合って配
   設されている２つの流動口（５４、５５）を有し、その
   うち１つは供給導管にそして他方は吸込み導管に接続可
   能であることを特徴とする槽の流過口に接続可能な特許
   請求の範囲第１項記載の槽のための槽排出装置。 ２０、供給導管に接続可能な開口（５５）が流動室（５
   ０）内に他の開口（５４）に向かって進入している管挿
   入体を有する請求項１９記載の槽排出装置。 ２１、槽内室と連通した開口（２）が管挿入体（５６）
   を介してその下方にある排出口（５２）と連通しており
   、管挿入体は流動室（５０）の内径よりも小さい直径を
   有しそして流動室（５０）の管挿入体（５６）の吸込み
   導管は少なくとも１つの貫通口（５７）を備えている、
   特許請求の範囲第１９項記載の槽排出装置。