JPH0722195Y2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH0722195Y2
JPH0722195Y2 JP1987197830U JP19783087U JPH0722195Y2 JP H0722195 Y2 JPH0722195 Y2 JP H0722195Y2 JP 1987197830 U JP1987197830 U JP 1987197830U JP 19783087 U JP19783087 U JP 19783087U JP H0722195 Y2 JPH0722195 Y2 JP H0722195Y2
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cleaning
cleaning liquid
casing
pump
liquid
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隆 田中
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Daikin Industries Ltd
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗浄液をポンプで加圧送給して食器洗浄を行
う食器洗浄機において、ポンプが洗浄タンクより下方に
設置されているものに関し、特に、洗浄終了後にポンプ
内に残る洗浄液の処理対策に関する。
(従来の技術) 従来の一般的な食器洗浄機では、例えば実開昭61-20166
4号公報に見られるように、洗浄液を貯溜する洗浄タン
クより下方に、洗浄液送給用のポンプを設けることが多
い。また、洗浄タンクに貯溜された洗浄液は、一回の食
器洗浄が終了するまでの間、繰り返し循環使用される。
(考案が解決しようとする課題) 洗浄液は、一回の食器洗浄が終了するごとに洗浄タンク
から排出され、新規な洗浄液に更新される。ところが、
洗浄用のポンプは洗浄タンクよりも下方にあるため、洗
浄タンク内の洗浄液を排出しても、ポンプ内には前回の
洗浄時の汚濁したままの洗浄液が残っている。そのた
め、次回使用時には、汚濁した洗浄液が洗浄開始時に供
給されてしまう。
特に、休暇や機器類の補修等の都合で、上記食器洗浄機
の休止状態が長びく場合には、腐敗あるいは変質した洗
浄液が噴射供給されて、洗浄室や食器等を汚損すること
があり、衛生上問題があった。また、使用環境によっ
て、残留洗浄液が凍結して食器洗浄機を使用できなくな
ることもあった。
本考案は、斯かる点に鑑みてなされたもので、洗浄用の
ポンプ内に残る洗浄液を確実に排出できるようにするこ
とを目的とする。
本考案の他の目的は、ポンプからの洗浄液の排出を、洗
浄タンク内の洗浄液の排出構造を利用して行うものとし
て、液排出のための構造の簡素化と、液排出操作の容易
化とを、同時に実現することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、第1図に示すように、先ず、洗浄タンク
(3)内の洗浄液を送給するポンプ(9)のケーシング
(11)の下端部から、ケーシング(11)内の洗浄液を排
出するドレン水路(24)が下方に向かって導出されてい
る。そして、上記洗浄タンク(3)の排出口(18)が上
記ポンプ(9)のケーシング(11)の下端部より下方に
位置して設けられている。更に、上記洗浄タンク(3)
の排出口(18)には封止面(18a)が形成されると共
に、該排出口(18)の封止面(18a)には上記ドレン水
路(24)の導出端が接続される接続穴(25)が形成され
ている。加えて、上記洗浄タンク(3)の排出口(18)
には、封止面(18a)に密接可能に形成されて排出口(1
8)を開閉すると同時に該排出口(18)の開閉動作に伴
って上記接続穴(25)を開閉する水栓(19)が設けられ
た構成としている。
(作用) 上記の構成により、本考案では、ポンプ(9)から導出
したドレン水路(24)を、洗浄タンク(3)の排水口
(18)に接続して、排水口(18)がケーシング(11)の
下端部より下方に位置するよう設定するので、排水口
(18)から水栓(19)を取外すことによってポンプ
(9)のケーシング(11)内の洗浄液の全てを排出する
ことができる。
また、ドレン水路(24)の封止を排水口(18)用の水栓
(19)で行うようにするので、ドレン水路(24)の専用
の水栓を設ける必要がなく、構造の簡素化と液排出操作
の容易化とを同時に実現できる。
(実施例) 第1図ないし第3図は本考案の実施例を示している。
第3図において、食器洗浄機(1)は、機体(2)の内
部をシンク状の洗浄タンク(3)で上下に区切って、上
側に洗浄室(4)を、下側に機器室(5)をそれぞれ区
画している。該洗浄室(4)には、上下対向状に洗浄用
の噴射アーム(6,6)と、すすぎ用の噴射アーム(7,7)
とが配置されており、これら噴射アーム(6,7)から洗
浄液又はすすぎ液を食器に向って噴射供給して、洗浄を
行うようにしている。
各噴射アーム(6,7)は、噴射反力で自転できるよう、
図外の軸受部材で回転自在に支持されている。食器はラ
ック(8)に一括して収容され、ラック(8)ごと洗浄
室(4)から出し入れされる。
機器室(5)には、洗浄液用のポンプ(9)、すすぎ液
用のポンプ(10)、及び各ポンプ(9,10)を駆動するモ
ータ等の機器類が収容されている。洗浄液用ポンプ
(9)は、第1図に示すように、うず巻状のケーシング
(11)内に羽根車(12)を収容した、うず巻型のポンプ
として構成されており、洗浄タンク(3)に貯溜された
洗浄液としてを吸引して加圧した後、洗浄液供給路(1
3)を介して洗浄液を噴射アーム(6,6)に送給する。
すすぎ液用のポンプ(10)もうず巻型のポンプからな
り、機体(2)とは別設されたガスブースタ(14)から
すすぎ液を吸引して加圧した後、すすぎ液供給路(15)
を介してすすぎ液を噴射アーム(7,7)に送給する。ガ
スブースタ(14)はガスの燃焼熱で原水を加熱して温水
を生成する。
第3図において、洗浄タンク(3)は、上向きに開口す
るシンク状に形成されており、その一部に集水槽(17)
を凹設すると共に、集水槽(17)の底壁には円筒状のテ
ーパー状封止面(18a)を有する排水口(18)を開口し
て、洗浄タンク(3)内の洗浄液を排水口(18)から流
下できるようにしている。集水槽(17)の底壁までの深
さを大きく設定することにより、排水口(18)を上記ケ
ーシング(11)の下端部より下方に位置させている。こ
れは後述するポンプ(9)からの洗浄液の排出のためで
ある。排水口(18)は水栓(19)で開閉する。
第1図において、水栓(19)は、両端が開口する管体
(20)と、その下端外周面に固定されるゴム製の栓体
(21)とで形成され、洗浄タンク(3)の貯溜液位を一
定にするオーバーフローパイプを兼ねている。栓体(2
1)は、排水口(18)のテーパー状の封止面(18a)に密
接嵌合できるよう逆円錐台形に形成されている。栓体
(21)を封止面(18a)に押し込んで排水口(18)を塞
ぐと、洗浄タンク(3)に洗浄液を貯めることができ
る。
この閉栓状態において、管体(20)は、集水槽(17)の
ほぼ中央を縦断して直立し、上端が洗浄タンク(3)の
開口縁よりやや低い位置にまで達している。従って、洗
浄液は管体(20)の上端位置を限度として洗浄タンク
(3)に貯溜され、この液位から僅かでも液量が増せ
ば、管体(20)を介して機外に排出されることになる。
食器洗浄が終了した状態におい、洗浄液用のポンプ
(9)のケーシング(11)内には、洗浄液が満水状態で
残っている。この残留洗浄液を排出するために、ケーシ
ング(11)内の最下端部にドレン口(23)を開口し、こ
こからドレン水路(24)を導出する。そして、ドレン水
路(24)の導出端を上記排水口(18)に接続して、ケー
シング(11)内の洗浄液を排水口(18)から排出できる
ようにしている。
排水口(18)の封止面(18a)の周囲壁には、ドレン水
路(24)と排水口(18)とを連通する接続穴(25)が通
設されている。ドレン水路(24)はホース又は管で形成
され、その両端に固定した継手(26,26)を介してドレ
ン口(23)と接続穴(25)とを連通している。前述のよ
うに、接続穴(25)は排水口(18)の封止面(18a)で
開口している。
従って、排水口(18)を水栓(19)で塞ぐと、接続穴
(25)を介してドレン水路(24)も閉塞され、水栓(1
9)を排水口(18)から外すと、ドレン水路(24)も開
口される。尚、ポンプ(9)の運転時には、ドレン水路
(24)にも送給液圧が作用するが、その導出端の接続穴
(25)が栓体(21)で密封されているので、ドレン水路
(24)を介して洗浄液が洩れることはない。
以上のように構成した食器洗浄機(1)によれば、第2
図のように水栓(19)を排水口(18)から取り外して洗
浄タンク(3)内の洗浄液を排出するとき、同時にポン
プ(9)のケーシング(11)内に残っている洗浄液を完
全に排出することができる。また、次回使用時には、水
栓(19)で排水口(18)を塞いで新規洗浄液を貯溜する
ことにより、ケーシング(11)内を更新された洗浄液で
満たして、洗浄開始と同時に清浄な洗浄液で食器洗浄を
行うことができる。
ケーシング(11)内の洗浄液をドレン水路(24)を介し
て、洗浄タンク(3)の排水口(18)から排出するよう
にし、必要時には、排水口(18)の水栓(19)を利用し
てドレン水路(24)を塞ぐようにしたので、ドレン水路
(24)用の水栓や水栓操作部材等を設ける必要がなく、
構造を簡素化できるとともに、ケーシング(11)からの
液排出操作を独立して行う必要がなく、操作を容易化す
ることができる。
(変形例) 第4図は変形例を示しており、これはオーバーフローパ
イプを水栓(19)とは別に設けるようにして、水栓(1
9)をロータリバルブ状に構成したものである。水栓(1
9)は、洗浄タンク(3)と排水路(28)を介して接続
されており、その弁体(29)をケース(30)外のハンド
ル(図示せず)で回転操作することにより、排水口(1
8)の開閉とドレン水路(24)の開閉とを同時に行う。
上記のように、水栓(19)は開閉弁状に構成したもので
あってもよく、必要があれば電磁操作弁で構成すること
もできる。
ドレン口(23)はケーシング(11)の下部にあればよ
く、使用するポンプ(9)の構造や配置形態によって
は、吸込口や吐出口の近傍にドレン口(23)を開口する
こともある。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、洗浄液用のポン
プ(9)のケーシング(11)からドレン水路(24)を導
出して、ケーシング(11)内の洗浄液をドレン水路(2
4)を介して排出できるようにしたゝめに、食器洗浄後
に洗浄液がポンプ(9)のケーシング(11)内に残留す
ることを確実に防止でき、次回使用時に新規な洗浄液で
食器洗浄を開始することができる。この結果、食器洗浄
を長期にわたって行わない場合でも、衛生的に食器洗浄
を行うことができる。
また、ドレン水路(24)の導出端を洗浄タンク(3)の
排水口(18)に接続し、排水口(18)用の水栓(19)を
利用してドレン水路(24)を開閉できるようにしたの
で、ケーシング(11)からの液排出構造を簡素化でき、
ドレン水路(24)を付加するのに要する費用を抑止でき
ることとなった。
更に、水栓(19)を開閉操作することで、ドレン水路
(24)の開閉も同時に行うことができるので、ケーシン
グ(11)からの液排出操作も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、第1図は
洗浄液の排出構造を示す要部の断面図、第2図は水栓を
外した状態の要部の断面図、第3図は食器洗浄機を概念
的に示す原理構造図である。第4図は水栓の変形例を示
す断面図である。 (3)……洗浄タンク、(9)……ポンプ、(11)……
ケーシング、(18)……排水口、(18a)……封止面、
(19)……水栓、(24)……ドレン水路、(25)……接
続穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄タンク(3)内の洗浄液を送給するポ
    ンプ(9)のケーシング(11)の下端部から、ケーシン
    グ(11)内の洗浄液を排出するドレン水路(24)が下方
    に向かって導出され、 上記洗浄タンク(3)の排出口(18)が上記ポンプ
    (9)のケーシング(11)の下端部より下方に位置して
    設けられる一方、 上記洗浄タンク(3)の排出口(18)には封止面(18
    a)が形成されると共に、該排出口(18)の封止面(18
    a)には上記ドレン水路(24)の導出端が接続される接
    続穴(25)が形成され、 上記洗浄タンク(3)の排出口(18)には、封止面(18
    a)に密接可能に形成されて排出口(18)を開閉すると
    同時に該排出口(18)の開閉動作に伴って上記接続穴
    (25)を開閉する水栓(19)が設けられている ことを特徴とする食器洗浄機。
JP1987197830U 1987-12-25 1987-12-25 食器洗浄機 Expired - Lifetime JPH0722195Y2 (ja)

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JP1987197830U JPH0722195Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 食器洗浄機

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JP1987197830U JPH0722195Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 食器洗浄機

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JPH01101471U JPH01101471U (ja) 1989-07-07
JPH0722195Y2 true JPH0722195Y2 (ja) 1995-05-24

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ID=31488363

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JP1987197830U Expired - Lifetime JPH0722195Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 食器洗浄機

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5132376Y2 (ja) * 1972-05-12 1976-08-12
JPS4934630U (ja) * 1972-06-30 1974-03-27
JPS5487668U (ja) * 1977-12-02 1979-06-21
JPH0210974Y2 (ja) * 1984-09-14 1990-03-19

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JPH01101471U (ja) 1989-07-07

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