JPH0210974Y2 - - Google Patents

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JPH0210974Y2
JPH0210974Y2 JP13980184U JP13980184U JPH0210974Y2 JP H0210974 Y2 JPH0210974 Y2 JP H0210974Y2 JP 13980184 U JP13980184 U JP 13980184U JP 13980184 U JP13980184 U JP 13980184U JP H0210974 Y2 JPH0210974 Y2 JP H0210974Y2
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動食器洗浄機における洗浄タンクの
定量貯液と全量排液とを簡単な操作で確実に行い
得る貯排液処理機構に関する。
〔従来の技術〕
レストラン、社員食堂などで多用されている食
器洗浄機は第1図に示すように、洗浄室2内に設
けた噴液ノズル5と洗浄室2内下部に配設した洗
浄タンク3との間で給液ポンプ6により洗浄液の
循環を行わせる洗浄サイクルと、洗浄室2の近く
に設置したすすぎ液タンク4内のすすぎ液を前記
ポンプ6により洗浄室2内に送つてすすぎを行い
ながら前記洗浄タンク3に回収するすすぎサイク
ルとによつて食器を自動洗浄する形態のものが殆
どであつて、洗浄タンク3には、限度量以上の液
を貯溜することがないように溢水口を有するオー
バフロー管が設けられており、また、洗浄済みの
汚濁した液を排出するための排水口が設けられ、
さらに、洗浄液の循環の過程で食品の残渣を過
して清澄な洗浄液を給液ポンプ6に送るためにス
トレーナ10が設けられているのが普通である。
また、洗浄タンク3は、構造の簡略化及び取扱
いの容易さをはかるために、第1図に示すように
排水口11にオーバフロー管12を関連させた構
造のものがあり、オーバフロー管12の下端部の
止水栓13を排水口11に係合して該排水口11
を封止しながらオーバフロー管12の上端部開口
から余剰の液を排水口11から排出する。
一方、オーバフロー管12を引揚げて止水栓1
3を排水口11から離脱することにより全液を排
出し得るようになつている。
この場合、オーバフロー管12を単に排水口1
1からずらしておくだけでは、排水口11に集中
する水流のためにオーバフロー管12が引き込ま
れて自然に排水口11が塞がつて好ましくないの
で第4図乃至第6図に示す構造のものが提案され
ている。
これは、オーバフロー管12の適当個所に細い
棒16を直角に突設する一方、ストレーナ10に
は、オーバフロー管12を挿通するために設けた
孔17の周縁から前記棒16を通過し得る切欠部
20を切設せしめて、排水を行う場合にはオーバ
フロー管12を引揚げて棒16を前記切欠部20
に通過させてストレーナ10上に至らせた後、オ
ーバフロー管12を90゜近くまわして棒16をス
トレーナ10に係止するように操作するものであ
つて、引き揚げたオーバフロー管12の位置固定
が確実に成されて排水が円滑に行われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述する構造のものは排水口11の閉止と開放
とが確実に行えてオーバフロー管12の降揚操作
が容易となる利点がある反面、オーバフロー管1
2を降下させて止水栓13が排水口11を閉止し
ている状態で前述した洗浄サイクルの運転を行う
ときに、前記切欠部20があるために、この部分
から残渣が洗浄タンク3の底部に流れ込んで給液
ポンプ6に吸込まれることとなり、その結果、噴
液ノズル5が目詰りを生じたり、洗浄が十分に行
われなくなる不都合があつた。
このような点に着目して本考案はオーバフロー
管12が貫通しているストレーナ10の過機能
を何等そこなうことなく、オーバフロー管12の
引揚げ位置及び降下位置での固定を確実なものと
なし得る改良された構造を有する食器洗浄機を提
供しようとして成されたものであつて、オーバフ
ロー管12の支持構造をストレーナ10よりも下
方の洗浄タンク3内適宜個所に配設してなる特殊
形態とすることによつて、前述する従来の欠点の
解消が可能となり、かくして洗浄運転の円滑化な
らびに洗浄効果の安定保持をはからせようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
しかして本考案は、上下二相域に区切るための
ストレーナ10が排水口11を底部に有する器内
に横設されてなる洗浄タンク3を洗浄室2内の下
部に配設し、リング状の止水栓13を管周壁の下
端部に嵌着して有するオーバフロー管12を前記
排水口11から直立させ、かつ、前記ストレーナ
10に貫通せしめて、オーバフロー管12の降揚
操作により、前記止水栓13を前記排水口11に
係脱可能となした食器洗浄機において、略T字状
の溝15が設けられた筒部材14を前記オーバフ
ロー管12に遊嵌すると共に、前記ストレーナ1
0よりも下方の位置で洗浄タンク3に固定せしめ
る一方、前記オーバフロー管12における前記筒
部材14と対向する管壁から細い棒16を直角に
突設して前記溝15に係入せしめてなり、略T字
状の前記溝15を、止水栓13が排水口11から
脱した状態の引揚げ位置での前記棒16を支承す
るために水平に延在する横溝15Aと、止水栓1
3が排水口11に係合した状態の降下位置と前記
引揚げ位置との間での前記棒16の上下移動を案
内するために前記横溝15Aの中央部から下向き
に延在する縦溝16Aとから形成したことを特徴
とする。
〔作用〕
本考案は上述する手段を有することによつて、
洗浄サイクル、すすぎサイクルの洗浄運転中は止
水栓13が排水口11に密に係合するようにオー
バフロー管12を降下位置に保持させた場合、前
記棒16が縦溝15B内に係入しているので、筒
部材14による支持作用と棒16及び縦溝15B
による回動防止作用とが相俟つて位置固定が確実
に成されて排水口11での洩れを防止し、しかも
ストレーナ10が本来の過機能を十分に発揮し
得る。
一方、排水操作の場合には前記棒16が横溝1
5Aにより支承されているためにオーバフロー管
12の引揚げ位置を安定的に保持し得て排水口1
1からの排水を円滑に行わせ得る。なお、前記縦
溝15Bは垂直又は斜め下方に延びる溝であれば
よい。
〔実施例〕
第1図は本考案の1実施例を略示する構造図で
あつて、被洗浄室食器類Cを収容するための洗浄
室2、該洗浄室2内の下部に一体をなす二段底に
形成して配設した洗浄タンク3、洗浄室2に近く
上方に設けたすすぎ液タンク4、洗浄室2内に上
下2段に配設した下噴き出し用及び上噴き出し用
の各噴液ノズル5,5、吐出側を配管P1によつ
て噴液ノズル5,5に接続した給液ポンプ6、洗
浄タンク3の給液口3Aに第1流入ポートを直結
し、すすぎ液タンク4の給液口4Aに配管P3
介して第2流入ポートを接続すると共に、配管
P2を介して給液ポンプ6の吸込側に流出ポート
を接続して洗浄タンク3の近部に配設した三方継
手管7をケーシング1内に有する立方形状の据置
型に構成している。
図中、8は配管P3中に介設したすすぎ用電磁
弁、9は前記給液口3Aに介設した洗浄用電磁弁
である。
洗浄タンク3は器内を上下二相域に区切るため
のストレーナ10を横設して有すると共に、底部
に排水口11を開口して有しており、さらにこの
排水口11から立上らせてストレーナ10に設け
た孔17に貫通させたオーバフロー管12を器内
に設けている。
上記オーバフロー管12は管周壁の下端部にリ
ング状をなすゴムからなる止水栓13を嵌着せし
めていて、この止水栓13を前記排水口11に密
に係合した状態では排水口11が塞がれて洗浄タ
ンク3内に貯溜している液の排出は完全に停止さ
れる一方、オーバフロー管12は排水口11に接
続した排水管18に連通されるようになつてお
り、オーバフロー管12を引揚げて止水栓13を
排水口11から離脱させると、洗浄タンク3内の
液は排水口11から全量排出されるようになつて
いる。
従つて、前記排水口11はオーバフローした溢
水口を排出させるための出口をも兼ねている。
上記オーバフロー管12を支持するための構造
は第2図に拡大示されるが、オーバフロー管12
に遊嵌し得る筒部を有する筒部材14と、オーバ
フロー管12の管壁から直角に突設した細い棒1
6とを構成部材に有する。
前記筒部材14は筒部に水平に延在する横溝1
5Aと、この中央部から垂直下向き又は斜め下向
きに延在する縦溝15Bとからなる略T字状の溝
15が設けられていて、ストレーナ10よりも下
方の位置で前記筒部が排水口11の真上に存する
ように配置して洗浄タンク3に固定せしめてい
る。
一方、前記棒16は横溝15A及び縦溝15B
に遊係入し得る細径の短い棒であつて、前記筒部
材14と対向する管壁から直角に突設して溝15
に係入せしめるが、止水栓13を排水口11に正
常に係合した状態で直立させたオーバフロー管1
2に対して、前記縦溝15Bの下端部の位置に係
入し得るような所定の個所を設定して管壁に固定
せしめる。
なお、前記横溝15Aは筒部材14の筒部に対
して略々半周程度に亘つて設けることが望まし
い。
叙上の構成になる食器洗浄機は、止水栓13が
排水口11に密に係合するようにオーバフロー管
12を降下させて、食器Cを洗浄室2内に収容し
た後、洗浄タンク3内にオーバフロー管12の上
部開口に達するまでの所定量の洗浄液を貯溜さ
せ、すすぎ用電磁弁8は閉じ、洗浄用電磁弁9は
開かせて、給液ポンプ6を駆動し洗浄サイクルに
よる洗浄運転を行わせる。
この場合、洗浄後の液は洗浄タンク3に回収さ
れ、ストレーナ10で食品残渣は除かれて、過
された液が給液ポンプ6に至る。
所定時間の洗浄サイクルが行われると、タイマ
ーなどによつて洗浄用電磁弁9の閉止、すすぎ用
電磁弁8の開放を自動的に切換操作させる。
かくして洗浄サイクルはすすぎサイクルに切換
わり、すすぎ液タンク4内のすすぎ液は噴液ノズ
ル5,5から噴出して食器類Cをすすいだ後、流
下して洗浄タンク3に回収され、この回収量に見
合つた分の洗浄液はオーバフロー管12から排出
される。
すすぎ液タンク4内のすすぎ液が全量送り出さ
れる頃合いにタイマーが作動して給液ポンプ6を
停止させ、すすぎ運転を終了させることにより、
洗浄サイクルとすすぎサイクルとからなる一回の
食器洗浄運転は完了する。
食器類Cを取り出した後、洗浄タンク3内の液
を全部排出する際には、オーバフロー管12を引
揚げて、棒16が縦溝15Bを外れて横溝15A
内に入つたところで、オーバフロー管12を時計
回転方向あるいは反時計回転方向に回して棒16
が横溝15Aの下辺部で支承されるようになつた
ところで手を離すと、オーバフロー管12はこの
引揚げ位置で安定的に保持される。
従つて、洗浄タンク3内の液は円滑に排水口1
1から排出され、その際、オーバフロー管12は
水流によつて動力されることなく定位置を保持す
る。
排水完了後、オーバフロー管12を以前と反対
方向に回してから降下させ、止水栓13が排水口
11を塞ぐ最初の状態に復せしめる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の説明によつて明らかな如く、筒
部材14とストレーナ10の貫通用孔とによつて
直立状態に保持せしめているオーバフロー管12
を細い棒16と略T字状の溝15との組合わせに
よつて引揚げ位置と降下位置との何れにおいても
安定的に保持することが可能であり、従つて給液
ポンプによる水流及び液排出時の水流によりオー
バフロー管12が動かされることがなくて排水口
11を確実に全閉、全開できる。
さらに、筒部材14、棒16がストレーナ10
よりも下方に配設されていると共に、オーバフロ
ー管12を動かすに際してもストレーナ10より
も下方の相域内で棒16が移動する構造であるの
で、ストレーナ10にはオーバフロー管12を貫
通し得る孔だけを設ければよく、従つてストレー
ナ10で区切られる洗浄タンク3内の上下二相域
間で残渣等洗浄液中の混入物が出入りすることが
なく、循環洗浄液を清澄に維持し洗浄効果を高め
得ると共に、ノズルの目詰り、給液ポンプの故障
等機械的事故につながる原因を排除し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1例に係る略示構造図、第2
図は第1図における洗浄タンクの要部斜視図、第
3図は第2図中の筒部材における溝の展開図、第
4図乃至第6図は従来の食器洗浄機に係る洗浄タ
ンクの要部構造説明図である。 2……洗浄室、3……洗浄タンク、10……ス
トレーナ、11……排水口、12……オーバフロ
ー管、13……止水栓、14……筒部材、15…
…溝、15A……横溝、15B……縦溝、16…
…棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下二相域に区切るためのストレーナ10が排
    水口11を底部に有する器内に横設されてなる洗
    浄タンク3を洗浄室2内の下部に配設し、リング
    状の止水栓13を管周壁の下端部に嵌着して有す
    るオーバフロー管12を前記排水口11から直立
    させ、かつ、前記ストレーナ10に貫通せしめ
    て、オーバフロー管12の降揚操作により、前記
    止水栓13を前記排水口11に係脱可能となした
    食器洗浄機において、略T字状の溝15が設けら
    れた筒部材14を前記オーバフロー管12に遊嵌
    すると共に、前記ストレーナ10よりも下方の位
    置で洗浄タンク3に固定せしめる一方、前記オー
    バフロー管12における前記筒部材14と対向す
    る管壁から細い棒16を直角に突設して前記溝1
    5に係入せしめてなり、略T字状の前記溝15
    は、止水栓13が排水口11から脱した状態の引
    揚げ位置での前記棒16を支承するために水平に
    延在する横溝15Aと、止水栓13が排水口11
    に係合した状態の降下位置と前記引揚げ位置との
    間での前記棒16の上下移動を案内するために前
    記横溝15Aの中央部から下向きに延在する縦溝
    15Bとから形成されていることを特徴とする食
    器洗浄機。
JP13980184U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0210974Y2 (ja)

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JPH0722195Y2 (ja) * 1987-12-25 1995-05-24 ダイキン工業株式会社 食器洗浄機
JP4504574B2 (ja) * 2001-01-19 2010-07-14 ホシザキ電機株式会社 洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構
JP4584013B2 (ja) * 2005-04-25 2010-11-17 ホシザキ電機株式会社 食器洗浄機のオーバーフローパイプ

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