JPH0688365A - 加圧式水洗便器の接手 - Google Patents

加圧式水洗便器の接手

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JPH0688365A
JPH0688365A JP5027349A JP2734993A JPH0688365A JP H0688365 A JPH0688365 A JP H0688365A JP 5027349 A JP5027349 A JP 5027349A JP 2734993 A JP2734993 A JP 2734993A JP H0688365 A JPH0688365 A JP H0688365A
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JP
Japan
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chamber
toilet
joint
bowl
inlet
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Application number
JP5027349A
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English (en)
Inventor
Jason D Unger
ジェーソン、ディー、アンガー
John M Bloemer
ジョン、エム、ブレーマー
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Kohler Co
Original Assignee
Kohler Co
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Publication date
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Publication of JPH0688365A publication Critical patent/JPH0688365A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D1/00Water flushing devices with cisterns ; Setting up a range of flushing devices or water-closets; Combinations of several flushing devices
    • E03D1/38Adaptations or arrangements of flushing pipes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D3/00Flushing devices operated by pressure of the water supply system flushing valves not connected to the water-supply main, also if air is blown in the water seal for a quick flushing
    • E03D3/10Flushing devices with pressure-operated reservoir, e.g. air chamber

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧水洗水供給源を便器のボウルに連結する
ための改善された接手を提供する。 【構成】 便器のタンク内に保持された加圧水洗水容器
を便器のボウルに連結する接手。この接手は、容器とボ
ウルとの間を直接的に流体連通する通路と、圧力容器用
の入口装置から便器のタンク内へ排出される排液を溜め
るための室とを有する。揺動扉型一方向弁は、通路から
室へ漏れが起こらないように実質的にシールするが室内
に溜まった排液がポートを通って通路へ流出できるよう
にする。室への入口はポートの上方にあり、便器のタン
クの底と同じか或いはそれよりも下にあり、ポート及び
室の入口は便器の溢れ高さよりも上方で開放している。
接手の入口は出口からずれており、受け台が圧力容器を
便器のタンクの底の上方に持ち上げ、便器のタンクを便
器のボウルに固定する止め具の頭部を捉える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧式水洗便器に関
し、更に詳細には、加圧水洗水供給源を便器のボウルに
連結するための接手に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧式水洗便器は周知であり、多くの種
類がある。一つの種類では、加圧入口水管路と便器のボ
ウルへの入口との間に弁が設置されている。弁を作動さ
せることによって、入口管路圧力の水による弁のボウル
の調時水洗が行われる。別の種類では、所定容積の水洗
水が、米国特許第5,046,201 号におけるような便器の通
常のガラス質又はプラスチック製の便器タンクに存する
加圧容器内に貯えられている。この種類では、加圧容器
の出口を開いたとき、容器内の加圧された内容物を便器
のボウルに放出して水洗を行う。
【0003】特に、加圧リザーバ容器を持つ加圧式水洗
便器では、リザーバ容器は、容器を加圧水管路に連結す
る逆流阻止器、圧力調整器、及び/又は吸引器等の多く
の構成要素を有する。これらの入口装置は、加圧供給源
の外側に水を時折放出するため、通気を必要とする。例
えば、圧力調整器の圧力限度を越えたとき、圧力調整器
は、過剰の圧力をリザーバ容器から逃がし、通気管路を
通して大気圧に排出する。逆流阻止器及び吸引器の通常
の作動により、排水が行われることもある。
【0004】米国特許第5,046,201 号におけるように、
加圧リザーバ容器を便器の一体のタンク内に有する便器
では、入口装置の通気管路を便器のボウルと直接的に連
通させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加圧式
水洗用リザーバ容器を、便器のタンクが一方の部品で且
つ便器のボウルが他方の別の部品である二部品便器で使
用できるのが望ましい。更に、加圧式水洗容器を、入口
装置を便器のボウルへ通気するための特別の方策が便器
製造工程で講じられていない一部品又は二部品の便器に
容易に改装できるのが望ましい。このような装置には、
入口装置の通気を行うための便器のタンクの内側から便
器のボウルへの直接的なアクセスがないため、入口装置
を通気する上での問題点がある。このような便器では、
加圧式水洗容器と便器のタンク内に直接的に開放した便
器のボウルとの間の連結部にある逆止弁によって排液が
行われるが、このような排液は滞留水の溜まりをつくっ
てしまう。これは望ましからぬことである。
【0006】本発明は、上記した点に鑑みてなされたも
ので、加圧水洗水供給源を便器のボウルに連結する加圧
時水洗便器の接手を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、加圧水洗水供
給源と便器のボウルとの間を連通するための接手を提供
し、この接手は、入口装置が便器のタンクの内部に受容
可能であるように通気されるように便器のタンクから便
器のボウルへの排液を改善する。この接手は、加圧水洗
水供給源と便器のボウルの入口との間を連通するための
通路を有する。接手内の室は、室の出口からの排液を収
集するための入口を有し、弁は、室内に溜まった排液が
弁を通って通路へ通過できるように室から通路への流体
連通を提供する。
【0008】しかしながら、この弁は、水洗中に通路か
ら室への流体連通が実質的に起こらないように自動的に
シールを行う。
【0009】好ましくは、加圧供給源の外部に加圧供給
源の圧力容器用の入口装置から便器のタンク内に排出さ
れた液体を便器のタンクから収集するため、室の入口は
便器の貯水タンク内に開口している。特に有用な形態で
は、室の入口は、タンク内のほぼ全ての滞留水が室の入
口へ排液されるように便器のタンクの底に又はこの底よ
りも下に位置決めされる。
【0010】他の有用な特徴では、室の入口は、弁を通
って通路から室への漏れが、室の入口を通って室から出
るのでなく、室内に収集されるように弁の上方に配置さ
れる。かくして、通路からの漏れは、便器のタンクに流
入しない。これは、便器のタンクを実質的に空に保つの
を助ける。
【0011】別の特徴では、室の入口及び弁は、少なく
とも一部が便器のボウルの溢れ高さよりも上にある開口
部を持つように位置決めされる。これは、部分真空が供
給源内に存在する場合に室の入口及び弁が真空破壊装置
を構成し、そのため、汚染された水が便器のボウルから
供給源内に吸い戻されないため、好ましい。
【0012】別の特徴では、接手は、その出口から横方
向にずらした入口を有する。この特徴は、ずらし量を適
当にすることによって長さが短くされた便器のボウルを
つくることができるようにするのに望ましい。
【0013】別の好ましい特徴では、加圧水洗水供給源
は、受け台によって便器のタンク内に支持されている。
この受け台は、便器のタンクを便器のボウルに固定し、
二部品便器の組み立て及び分解を容易にする止め具の頭
部を捉える。
【0014】本発明の一つの利点は、本発明の接手が二
部品便器に特に適するということである。
【0015】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は本発明の好まし
い実施例の以下の説明並びに添付図面から明らかにな
る。
【0016】図1を参照すると、本発明を組み込んだ便
器10は、便器のボウル12、便器のタンク14、及び
好ましくは便器のタンクカバー16を有する。好ましい
実施例では、便器のタンク14は一部品でできており、
便器のボウル12は別の部品でできている。周知のよう
に、便器のボウル12、便器のタンク14、及び便器の
タンクカバー16はガラス質の材料又はプラスチック材
料でできているのがよい。
【0017】特に図3及び図4を参照すると、便器のタ
ンク14は三つのTボルト18及び弾性ガスケット20
で便器のボウル12にシールされ且つ固定されている。
好ましくは、このようなガスケットは、1988年7月
19日付けの「便器のタンクのガスケット」という標題
の米国特許第4,757,560 号に記載されたガスケットのよ
うなガスケットである。Tボルト18は、二つの向き合
った側が真っ直ぐな丸味のある頭部を有し、Tボルト1
8のシャンクは、ガスケット20のフェルール22及び
便器のボウル12の上デッキ25を通って延びている。
便器のボウル12のデッキの下側にあるナット23がT
ボルト18を締め付け、これによってガスケット20を
圧縮し、Tボルト18及びガスケット20のフェルール
22が通るタンク14の底の孔と液密シールを構成す
る。
【0018】ガスケット20は、截頭円錐形の外面26
を持つ全体に円形のボウル入口シール部分24を有し、
前記外面は、同様の形状を持つボウル入口28の截頭円
錐形の内面に対してシールを行う。ボルト18を締め付
けることによって入口シール部分24をボウル入口28
に引込み、タンク14の底をボウル入口28と従来の方
法で液密係合させる。
【0019】入口シール部分24は孔30を有し、タン
ク14は、本発明の接手36の出口部分34が通る孔3
2を有する。出口部分34の下端には雄ねじが設けら
れ、この雄ねじにはナット38がねじ込んであり、入口
シール部分24のフランジ40が上方に締め付けられて
いる。接手36の上端の接手36の入口部分42には雌
ねじが設けられ、この雌ねじは、加圧式水洗用リザーバ
容器46の出口44とねじ係合してこれを受入れる。
【0020】加圧式水洗用リザーバ容器46は、米国特
許第5,046,201 号に記載された容器とほぼ同じであるの
がよい。この特許の開示を参考のため本願に組み込む。
しかしながら、本発明を実施するのに任意の加圧水洗水
供給装置を使用してもよい。手短に述べると、容器46
は、逆流阻止装置50、圧力調整器52、吸引器54、
及び連結管路56を介して加圧水管路48に連結された
入口47を有する。以後、逆流阻止装置50、圧力調整
器52、及び吸引器54を集合的に入口装置と呼ぶ。こ
の入口装置は、容器46内で所望の圧力(圧力調整器5
2が制御する)が得られるまで容器46の内部に水と空
気との混合物を入れ、容器46から管路48内の飲料水
供給源へ水が逆流しないようにする。
【0021】入口装置50、52、及び54の各々は、
通気管路60、62、及び64を夫々有し(図1、図
2、及び図3参照)、これらの通気管路は、容器46の
外側であるが便器のタンク14の内側に開放している。
入口装置50、52、及び54から排出された水は、通
気管路60、62、及び64の夫々を介して夫々の装置
を出、加圧式リザーバ容器46の外側の便器のタンク1
4内へ排出される。
【0022】回転レバーアーム66は、ハンドル70を
操作することによってアーム71を持ち上げてアーム6
6を回転させたときにナット72がアーム66で持ち上
げられるように、圧力容器46に備えられた軸受68で
支承されている。ナット72を持ち上げると、容器46
の出口弁74(図3参照)が開放され、これによって、
容器46の内容物が容器の出口44を通して噴出され
る。
【0023】圧力容器46は、受け台80によってタン
ク14内に支持されている。受け台80は、好ましく
は、30%ガラス充填ポリプロピレンのような、適当な
剛性成形プラスチック材料でできている。受け台80
は、容器46をタンク14の底の上方に支持するのに加
え、Tボルト18の頭部の各々及びガスケット20の関
連したフェルール22を夫々受入れる三つの凹部82を
有する。図4に最もよく示すように、凹部82は、Tボ
ルト18が受け台80に対して回転しないように、Tボ
ルト18の頭部を取り囲んでいる。強度を追加するた
め、凹部82の壁は、好ましくは、強化リブ84を有す
る。これによって、Tボルト18は、ナットをTボルト
18に締めつける時及びこれをTボルトから外すときに
廻らないようにされている。
【0024】接手36を更に詳細に参照すると、入口部
分42は出口部分34と同様に全体に円筒形である。好
ましい実施例の接手36は、好ましくは、マサチューセ
ッツ州ピッツフィールドのゼネラルエレクトリックプラ
スチック社から商業的に入手できるABSサイコラック
DHのような剛性成形プラスチック材料でできている。
入口部分42は出口部分34から後方にずれており、容
器の出口44を締めつけるためレンチが係合できるよう
に平坦部分が設けられている(図4及び図8参照)。入
口部分42を出口部分34から後方に約2.54cm(1
インチ)ずらすことによって、便器のボウル12を約
2.54cm(1インチ)短くでき、材料の節約、重量の
軽減、及びプロセスでの便器のボウル12の取扱いの容
易化を図ることができる。
【0025】容器の出口44と接手の入口42との間に
は、レストリクタープレート90及びO−リング92が
ある。O−リング92は、レストリクタープレートのフ
ランジ94及び容器の出口44の底に着座し、圧力容器
46と接手36との間に液密シールを構成する。レスト
リクタープレート90は、接手36の出口部分34内に
形成された通路98内への制御された大きさの開口部を
構成するオリフィス96を有する。レストリクタープレ
ート90の表面上に形成された突起99は、通路98内
に嵌まり、レストリクタープレート90が接手36に対
して回転しないようにする。その結果、オリフィス96
は通路98と整合した状態に止まる。通路98は、好ま
しくは、この通路に亘って大きな圧力降下が起こらない
ように入口から出口まで真っ直ぐである。
【0026】図4の平面図に最もよく示すように、オリ
フィス96は長円形形状であり、通路98はD字形形状
である。通路98の平らな側部の上部は、部分が壁10
0によって構成されている。壁100は、接手36のハ
ウジング102の一体の部分として形成され、出口部分
44の側部間を延びている。壁100の下端101(図
5、図6、及び図8参照)は、扉104の頂部又はこの
頂部の僅かに下で終端し、扉104の頂部に平行に延
び、扉104の通路98に面した側部に向かって扉10
4から中心がずれており、そのため、通路98を通って
下方に流れる水は、扉104の後側へ流れるように逸ら
されることがなく、又は扉104の頂部に当たらないよ
うに逸らされる。
【0027】扉104はほぼ水平な軸線を中心に枢動す
るようにヒンジ止めされている。扉104は、水平枢軸
を構成する円筒形の延長部106(図5、図6、及び図
9参照)をその各側部に有し、これらの延長部は、扉1
04と対応する側部でハウジング102に形成されたリ
ブ108(図5、図6、及び図8参照)の夫々の端部に
形成されたフィンガ107(図5、図6、及び図8参
照)によって捉えられる。延長部106は、挿入体11
4の壁112上に一体に形成された押縁110(図5、
図6、図10、及び図11参照)によって下から支持さ
れている。壁112はV字形状側縁120(図7、図1
0、及び図11参照)を有し、これらの側縁は、ハウジ
ング102の出口部分の内面に形成された対応する形状
のリブ122(図5、図7、及び図8参照)に嵌まる。
壁112の頂部は、ハウジング102の出口部分の頂部
に形成されたリブ124に隣接してリブ124と壁10
0との間に嵌まる。扉104は壁112の盛り上がった
表面125に着座し、水が通路98から扉104の後側
で壁112に形成されたポート127を通って流れない
ようにする実質的液密シールを構成する。壁112の厚
さを表面125の領域で減少させるように、壁112に
は、123のところで表面125の後側にアンダーカッ
トが付けられている。
【0028】挿入体114もまたD字形形状の底壁12
6を有し、この底壁は壁112から直交方向に延び、ハ
ウジング102の底の環状肩部128に受入れられる。
挿入体114の全ての縁部はハウジング102に対して
シールされており、接着、化学的接合、摩擦溶接、又は
超音波溶接等の任意の適当な方法でハウジングと液密シ
ールを形成する。一つの方法では、壁112の頂部及び
壁126の外縁が、当該技術分野で周知のように超音波
溶接作業用の材料を提供するように壁112の頂部に設
けられた適当な賦勢リブ及び肩部128の底向き面上に
設けられた賦勢リブでハウジングに超音波で溶接されて
いる。この方法では、縁120の所が面一にされ、当該
技術分野で周知のように縁120とハウジング102と
の間に摩擦溶接部分がつくりだされる。従って、挿入体
114は通路98を接手36内の室130から分離す
る。挿入体114の縁部をハウジング102にシールす
るのにどのような方法が使用されるかに関わらず、水洗
中にポート127を通って室130に流入する漏出水を
収集するのに室130の全容積を使用できるように、挿
入体114及びハウジング102の縁間に液密シールを
つくりだすのが望ましい。そうでない場合には、挿入体
114とハウジング102の縁との間の制御されていな
い漏出水が室130を通って便器のタンク14内へ溢れ
出してしまう。これは回避されなければならない。
【0029】室130の上部には、便器のタンク14の
底部分に開放した入口132が形成されている。好まし
くは、室の入口132は、便器のタンク14の内底面の
高さ又はこれよりも僅かに下の高さにあり、そのため、
圧力容器46の外側で便器のタンク14内に溜まった水
は入口132を通って室130へ排出される。しかしな
がら、入口132及びポート127は、便器のボウル1
2のデッキ25の上面の高さである便器の溢れ高さより
も上で開放していなければならない。そのため、ボウル
12がその溢れ高さまで満たされ、部分真空が通路内に
この通路内の水の高さよりも上に存在する場合、入口1
32及びポート127を通して通路98へ空気ブレーキ
が提供される。これは、汚染された水が便器のボウル1
2から容器46に吸い込まれることが万が一にも起こら
ないようにするため、望ましい。
【0030】通路98内の吸引力は、通路98を通る水
の上方への流れが扉104の下縁134を通過するとき
に起こるように、扉104を開く傾向があるということ
に注目されたい。更に、図6に破線で示すように扉が開
いたとき、扉が通路98内に延び、これが通路98内で
の上方への流れを制限するということに注目されたい。
【0031】作動では、加圧式水洗用リザーバ容器46
の出口弁74を開くと、オリフィス96は、容器46の
内容物がこのオリフィスを通って通路98内に排出され
るように、制御された開口を与える。通路98を通る水
の噴流は、扉104の頂部を扉104の通路98と向き
合う方の側で僅かに越えて延びる壁100、及び扉10
4によって、室130に流入しないようにされている。
扉104の真上の接手36内の空間は、リブ108、壁
100、及び扉104の頂部によって通路98から実質
的にシールされている。扉104の上部がヒンジ止めさ
れているため、通路98を通って接手36の入口部分4
2から出口部分34へ流れる水の噴流は、扉を閉じてこ
の扉を壁112に対してシールする傾向がある。
【0032】しかしながら、通路98を通って出る水が
扉104及びこの扉が覆うポート127を通って漏れた
場合、こうした漏れは室130で収集される。こうした
漏れは、室130内の容積が入口132の高さに到るま
で室130内に溜まる。溜まった漏れは、前記高さを越
えると便器のタンク14内に漏れる。しかしながら、通
路98を通る水流が水洗サイクルの終わり近くでゆっく
りになったとき、室130内に溜まった水の圧力が扉1
04を開き、室130内に溜まった漏れ及びタンク14
内の水を通路98内に及び従って便器のボウル12内に
所望のように排水する。
【0033】入口装置50、52、及び54は、通常の
作動並びに破損態様で所定量の水を放出する。入口装置
50、52、及び54によって放出された水は、夫々の
放出管路60、62、及び64によって、加圧式水洗用
リザーバ容器46の外側であるが便器のタンク14の内
側に差し向けられる。この水はタンク14の底に排液さ
れ、室130の入口132を通って室130内に排出さ
れる。ひとたび室130に到ると、この水は、所望のよ
うに、扉104を通って通路98内へ及び便器のボウル
12内へ漏れる。
【0034】従って、接手36は、タンク内に滞留水の
溜まりができないように便器のタンク14の内部を実質
的に空に保つのに役立つ。無視できる容積の水が室13
0の底にポート127の下、及び出口部分34の外側に
ナット38の上で且つ入口132の下にあるが、これは
非常に少量であり、邪魔にならない本発明の多くの変形
及び変更は当業者には明らかであるが、これらの変形及
び変更もまた本発明の精神を具体化したものである。例
えば、接手36を容器46と一体に形成してもよいし、
便器のボウル12及び便器のタンク14が一つの部品で
つくられた便器で使用してもよい。従って、本発明は、
以上記載した好ましい実施例の範囲に限定されるべきで
なく、特許請求の範囲により限定されるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み込んだ便器の、便器のタンクの一
部及びタンク−ボウル界面領域の一部を破断して示す側
面図である。
【図2】図1に示す便器のタンクの、便器のタンクカバ
ーを外した状態の平面図である。
【図3】図1の便器の一部の詳細断面図である。
【図4】図3の4−4線の平面に沿った断面図である。
【図5】図1の便器用の接手の分解断面図である。
【図6】組み立てた接手の断面図である。
【図7】接手の一部の詳細断面図である。
【図8】接手のハウジングの底面図である。
【図9】接手の扉の正面図である。
【図10】接手の挿入体の正面図である。
【図11】挿入体の平面図である。
【符号の説明】
10 便器 12 ボウル 14 タンク 16 タンクカバー 24 入口シール部分 28 ボウル入口 34 出口部分 36 接手 42 入口部分 46 加圧式水洗用リザーバ容器 60、62、64 通気管路 74 出口弁 80 受け台 90 レストリクタープレート 96 オリフィス 98 通路 100 壁 102 ハウジング 104 扉 114 挿入体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧水洗水供給源(46)と便器のボウル
    (12)との間を連通するための加圧式水洗便器の接手
    (36)において、前記接手は、前記加圧水洗水供給源
    (46)と前記便器のボウル(12)の入口(28)と
    の間を連通させるための通路(98)と、入口(13
    2)を有し外側からの排液を収集するための室(13
    0)と、前記室(130)と前記通路(96)との間の
    流体連通を制御するための弁(74)を有し、前記室
    (130)内に溜まった排液を前記弁(74)を通して
    前記通路(98)に通過させ且つ前記通路(96)から
    前記室(130)への大きな流体連通を回避することを
    特徴とする接手。
  2. 【請求項2】前記接手が上入口(42)及び下出口(3
    4)を有し、該出口(34)が前記入口(42)にから
    横方向にずれていることを特徴とする請求項1に記載の
    接手。
  3. 【請求項3】前記室の入口(132)が便器のタンク
    (14)に開口し、該便器のタンク(14)から液体を
    収集することを特徴とする請求項1又は2に記載の接
    手。
  4. 【請求項4】前記通路(98)から前記室(130)へ
    前記弁(104)を通る漏れが前記室(130)内に収
    集されるように、前記室の入口(132)が前記弁(7
    4)の上方に配置されていることを特徴とする請求項1
    乃至3のうちのいずれかに記載の接手。
  5. 【請求項5】前記室の入口(132)及び前記弁(7
    4)が開口部を有し、これらの開口部は、少なくとも一
    部が弁のボウル(12)の溢れ高さよりも上にあること
    を特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の
    接手。
  6. 【請求項6】前記弁(74)はポート(127)を前記
    室(130)と前記通路(98)との間に有し、前記ポ
    ート(127)は、前記弁(74)の前記室(130)
    に面する側に前記弁(104)の前記通路(98)に面
    する側に作用する圧力よりも高い圧力が作用するのに応
    じて開放され、前記ポート(127)は、前記弁(7
    4)の前記通路(98)に面する側に前記弁(104)
    の前記室(130)に面する側に作用する圧力よりも高
    い圧力が作用するのに応じて閉鎖されることを特徴とす
    る請求項1乃至5のうちのいずれかに記載の接手。
  7. 【請求項7】前記室の入口(132)は、前記ポート
    (127)よりも上方に位置決めされていることを特徴
    とする請求項6に記載の接手。
  8. 【請求項8】前記室の入口(132)及び前記ポート
    (127)は、少なくとも一部が便器のボウル(12)
    の溢れ高さよりも上に開口部を有するように位置されて
    いることを特徴とする請求項6に記載の接手。
  9. 【請求項9】前記弁(74)は、前記ポート(127)
    を開閉する扉(104)を有し、該扉(104)はその
    頂部近くに配置されたほぼ水平な軸線(106)を中心
    に枢動するようにヒンジ止めされていることを特徴とす
    る請求項7又は8に記載の接手。
  10. 【請求項10】前記通路(98)に面した壁(100)
    が前記扉(104)のほぼ頂部まで、前記通路(98)
    に面した前記扉(104)の側部に向かって延びる、こ
    とを特徴とする請求項9に記載の接手。
  11. 【請求項11】オリフィス(96)が前記通路(98)
    への入口を構成することを特徴とする請求項10に記載
    の接手。
  12. 【請求項12】前記オリフィス(96)は、前記接手
    (36)に受入れられたプレート(90)内にあること
    を特徴とする請求項11に記載の接手。
  13. 【請求項13】前記加圧水洗水供給源(46)は、便器
    のタンク(14)内に受入れられ、このタンク内に受け
    台(80)で支持されている、ことを特徴とする請求項
    1乃至12のうちのいずれかに記載の接手。
  14. 【請求項14】前記受け台(80)は、前記便器のタン
    ク(14)を前記便器のボウル(12)に固定する止め
    具(18)の頭部を捉える、ことを特徴とする請求項1
    3に記載の接手。
  15. 【請求項15】前記加圧水洗水供給源(46)は、便器
    のタンク(14)内に受入れられ、水を前記便器のタン
    ク(14)の内部にそらすための手段(60、62、6
    4)を有することを特徴とする請求項1乃至14のうち
    のいずれかに記載の接手。
  16. 【請求項16】前記室の入口(132)は、前記便器の
    タンク(14)の内部にそらされた水を前記室(13
    0)内に収集するため、前記便器のタンク(14)内に
    開放していることを特徴とする請求項15に記載の接
    手。
  17. 【請求項17】前記室の入口(132)は前記便器のタ
    ンク(14)の底面の高さ又はこの高さで前記便器のタ
    ンク(14)内に開放している、ことを特徴とする請求
    項16に記載の接手。
JP5027349A 1992-01-22 1993-01-22 加圧式水洗便器の接手 Pending JPH0688365A (ja)

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