JPH01200776A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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Publication number
JPH01200776A
JPH01200776A JP63024639A JP2463988A JPH01200776A JP H01200776 A JPH01200776 A JP H01200776A JP 63024639 A JP63024639 A JP 63024639A JP 2463988 A JP2463988 A JP 2463988A JP H01200776 A JPH01200776 A JP H01200776A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP63024639A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Hiroki
正士 廣木
Junichi Koseki
小関 順一
Takeshi Todome
留目 剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63024639A priority Critical patent/JPH01200776A/ja
Publication of JPH01200776A publication Critical patent/JPH01200776A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、原稿載置台に載置された原稿に光を照射し、
その反射光を読取センサに導くことにより上記原稿の画
像情報を読取るようにした原稿読取装置に関する。
(従来の技術) 従来、本体上面に設けられた原稿載置台上に原稿を載置
し、この原稿の画像情報を光学的手段により読取るよう
にしたものが数多く存在する。
この種の原稿読取装置においては、通常、読取るべき原
稿を載置するために、透明な板ガラスと、この板ガラス
を支持し固定する支持体とで成る原稿載置台が設けられ
ている。そして、原稿を読取るに際しては、この原稿載
置台の板ガラス部分に原稿を載置して原稿押え体で押圧
することにより密着させ、その後、光源を点灯させるこ
とにより上記板ガラスを介して原稿に光を照射し、その
反射光を光電変換変換して画像情報を得るようになって
いる。
ところが、このような従来の原稿読取装置にあっては、
原稿載置台として上記したように板ガラスを使用してい
るため、板ガラスを支持体に支持するための構造が複雑
なものとなっている。すなわち、板ガラスは割れ易くて
加工が困難であるので、例えば、板ガラス゛の両面を挟
持部材により挾んで支持する等の複雑な支持部材が必要
となっている。また、板ガラス自体が相当の重量を有す
るので、原稿読取装置が重くなるという欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように原稿載置台の光透過性部材と
して板ガラスを使用する場合に、板ガラスが壊れ易くて
加工に適しないので、板ガラスを支持体に支持する手段
として、板ガラスの両面を挟持して支持する等の複雑な
支持構造を必要とするとともに、板ガラス自体が相当の
重量を有するので、原稿読取装置が重くなるという欠点
を解消するためになされたものて、原稿載置台を構成す
る光透過性部材と支持体との結合を容易にし、しかも軽
量な原稿読取装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の原稿読取装置は、光透過性の樹脂により構成さ
れた原稿載置台と、この原稿載置台上の原稿を光学的に
読取る読取手段と、この読取手段と前記原稿載置台とを
相対的に移動させる移動手段とを具備したことを特徴と
する。
(作用) 本発明は、原稿載置台の光透過性部材として、例えばア
クリル樹脂等の光透過性の樹脂を用いて原稿載置台を構
成し、原稿を載置した原稿載置台、を移動手段で移動さ
せながら読取手段により原稿の画像情報を読取るように
したものである。このように、光透過性部材としてアク
リル樹脂を用いたので、割れ難くて加工が容易であり、
このアクリル樹脂を直接加工することにより支持体との
結合が容易に出来るとともに、装置本体を軽量にするこ
とが出来るものとなっている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
第2図は、本発明の原稿読取装置を適用した画像形成装
置(スキャナプリンタ)1の外観を示し、図中2は装置
本体であり、その上面には透明のアクリル板からなる原
稿載置台(原稿テーブル)3および原稿押え体(プラテ
ンカバー)4が順次重合された状態となっている。さら
に、その前面部にはコピーボタン5、枚数設定ボタン6
.7セグメントからなる表示部7か設けられているとと
もに、左側面部には電源スィッチ8が配設されている。
前記原稿押え体4は、第3図に示すようにその後端縁に
沿って形成された薄肉部からなるヒンジ部9を介して原
稿載置台3上から退避し得るように開閉自在となってい
る。
また、画像形成装置1は、第4図および第5図に示すよ
うに原稿載置台3に載置された原稿りの画像情報を読取
る読取装置としてのスキャナユニット部10と、このス
キャナユニット部10で読取られた画像情報を記録用紙
Pに可視像として記録し出力する記録装置としてのプリ
ンタユニット部11とから構成されている。
前記スキャナユニット部]0は、原稿りを照射する光源
としてのキセノンランプ15と、原稿りから反射された
反射光を水平方向に反射するミラー16と、このミラー
]6により反射された反射光を受けて縮小型の読取セン
サとしてのCCDセンサ17に集光させるレンズ18と
からなる光学系19を有した構成となっている。また、
光学系19は、装置本体2の筺体2a内に形成されたほ
ぼ扇型の仕切枠20内に形成された光学系収容部21内
に収容された状態となっている。光学系収容部21の上
面側は装置本体2のカバー2bにより、また、下面側は
遮光プレート22によりそれぞれ閉塞された状態となっ
ており、前記カバー2bに形成された読取光通過用のス
リット23以外の所から光か侵入しないようになってい
る。
さらに、スキャナユニット部10には、前記光学系収容
部2]の下面側に形成される背の低い空隙部25に、主
制御基板26等の背の低い部品か、また、前記光学系収
容部2]の位置からずれた背の高い空隙部27には、バ
ッテリー28、モータ29等の背の高い部品が収容され
ている。なお、第4図に示す30(二点鎖線で示す)は
主制御基板26に装着される電子部品(図示しない)の
装着エリアを示す。
また、前記プリンタユニット]1は、装置本体2の右端
側に形成されたプリンタユニット収容部40に対し着脱
自在となっており、記録用紙Pのサイス(たとえばA3
からA6)に合ったインクリボン4]を備えたものに適
宜差し変え可能となっている。
プリンタユニット11は、プリンタユニット収容部40
に収容された状態においては、プリンタユニット収容部
40に形成された位置決めガイド手段により機械的に所
定位置に保持されるとともに、その一端側に突出するプ
リンタ側コネクタ(雄コネクタ)42をスキャナ側コネ
クタ(雌コ、ネクタ)43に嵌入することによりスキャ
ナユニット部10と電気的に接続した状態となるように
なっている。
また、プリンタユニット部11には、前記コネクタ42
を介してスキャナユニット10側と接続する印字ヘッド
(サーマルヘッド)45が配置されているとともに、こ
の印字ヘッド45の発熱部45a(詳図しない)に対向
してプラテンローラと送りローラを兼用するプラテンフ
ィードローラさらに、この印字ヘッド45の発熱部45
aとプラテンフィードローラ46との間に中途部を介在
させた状態にインクリボン41を張設するインクリボン
供給手段47が組込まれた状態となっている。前記イン
クリボン41は、前記プラテンフィードローラ46に平
行に架設された繰出し側コア48から繰り出され、巻取
り側コア49に巻き取られるようになっている。また、
プラテンフィードローラ46と巻取り側コア49との間
には、ガイドシャフト50が架設されており、インクリ
ボン41のプラテンフィードローラ46に対する巻掛は
量を一定としているとともにインクリボン41を折返し
て記録用紙Pとインクリボン41との分離が良好に行な
えるようになっている。
また、プラテンフィードローラ46と繰出し側コア48
との間に対応する位置には、用紙挿入口55が形成され
ており、この記録用紙挿入口55から挿入された記録用
紙Pは用紙ガイド56によりインクリボン41とプラテ
ンフィードローラ46の周面とにより形成されるv字状
空間部に案内され、プラテンフィードローラ46の回転
にともなってインクリボン4]とプラテンフィードロー
ラ46との間で挟持されて移送されるようになっている
。また、発熱部45aを通過した記録用紙Pは分離手段
を兼用する前記ガイドシャフト50の所でインクリボン
41から分離された後、用紙ガイド58により用紙排出
口59に導かれ排出される構成となっている。
また、前記装置本体2内には、前記モータ29を駆動源
とする前記原稿載置台3の往復駆動およびプラテンフィ
ードローラ46および巻取側コア4つの駆動を行なう駆
動機構部60が組込まれた状態となっている。
すなわち、スキャナユニット部10には、第5図および
第6図に示すように前記モータ29の駆動軸29aに取
付けられた第1のタイミングプーリ(駆動プーリ)65
とタイミングベルト66を介して連動するとともに原動
歯車としての第1の歯車67が一体に取付けられた第2
のタイミングプーリ (従動プーリ)68か回転自在に
設けられている。
そして、第5図に示すように前記第1の歯車67を駆動
源とする状態に原稿載置台駆動用の第1の駆動力伝達系
6つと、プラテンフィードローラ駆動用の第2の駆動力
伝達系70が設けられている。
第1の駆動力伝達系69は、第5図および第7図に示す
ように第1の歯車67に噛合する第2の歯車71と、こ
の第2の歯車71と一体の第3の歯車72と、この第3
の歯車72と噛合するピニオンとしての第4の歯車73
を有し、前記第4の歯車73は原稿載置台3に連結手段
74を介して連結された後面可動枠75に取着されたラ
ック76に噛合した状態となっている。
しかして、モータ29の正方向(第5図の実線矢印方向
)の回転により原動歯車としての第1の歯車67か実線
矢印方向に回転すると、第1の駆動力伝達系69を構成
する第2の歯車7]、第3の歯車72、ピニオンとして
の第4の歯車73が−]〇 − それぞれ実線矢印方向に回転しラック76を第5図の実
線矢印方向に移動させるようになっている。
これにより、スライドレール77を介して本体後枠78
に往復動自在に取付けられた前記後面可動枠75および
これに連結手段74を介して連結された原稿載置台3が
往動することになる。
また、モータ29の逆方向(第5図の破線矢印方向)の
回転により原動歯車としての第1の歯車67が破線矢印
方向に回転すると、第1の駆動力伝達系69を構成する
第2の歯車71、第3の歯車72、ピニオンとしての第
4の歯車73がそれぞれ破線矢印方向に回転しラック7
6を第5図の破線矢印方向に移動させるようになってい
る。
これにより、スライドレール77を介して本体後枠78
に往復動自在に取付けられた前記後面可動枠75および
これに連結手段74を介して連結された原稿載置台3か
復動することになる。
また、前記プラテンフィードローラ駆動用の第2の駆動
力伝達系70は、第5図および第8図に示すように、前
記原動歯車としての第1の歯車67と噛合する第5の歯
車80と、この第5の歯車80とラチェット方式の一方
向クラッチ81を介して連動する第3のタイミングプー
リ82と、この第3のタイミングプーリ82と第2のタ
イミングベルト83を介して連動する第4のタイミング
プーリ84と、この第4のタイミングプーリ84と一体
の第1のはす開傘歯車85と、この第1のはす開傘歯車
8−5と噛合する第2のはす開傘歯車86と、この第2
のはす開傘歯車86と一体の第5のタイミングプーリ8
7と、この第5のタイミングプーリ87と第3のタイミ
ングベルト88を介して連動する第6のタイミングプー
リ89と、この第6のタイミングプーリ89と一体の第
7のタイミングプーリ90と、この第7のタイミングプ
ーリ90と第4のタイミングベルト91を介して連動す
るとともに前記プラテンフィードローラ46の駆動軸4
6aに嵌着された第8のタイミングプーリ92とを有し
た構成となっている。
しかして、モータ29の正方向(第5図の実線矢印方向
)の回転により原動歯車としての第1の歯車67が実線
矢印方向に回転すると、これと噛合する第5の歯車80
が実線矢印方向に回転し、この回転力が一方向クラッチ
81を介して第3のタイミングプーリ82に伝達される
。さらに、第2のタイミングベルト8B、第4のタイミ
ングプーリ84、第1のはす開傘歯車85、第2のはす
開傘歯車86、第5のタイミングプーリ87、第3のタ
イミングベルl−88、第6のタイミングプーリ8つ、
第7のタイミングプーリ90、第4のタイミングベルト
91を順次介して第8のタイミングプーリ92に伝達さ
れることになる。
これにより、プラテンフィードローラ46が所定方向(
第4図の矢印方向)に回転することになる。なお、この
とき、前述の第1の駆動力伝達系69を介して原稿載置
台3は原稿りを走査する往動過程にある。
また、原稿載置台3を復動すべくモータ29が逆方向(
第5図の破線矢印方向)に回転により原動歯車としての
第1の歯車67が破線矢印方向に 13 一 回転すると、これと噛合する第5の歯車80か破線矢印
方向に回転するがこの回転力が一方向クラッチ81の動
きにより第3のタイミングプーリ82には伝達されず、
したがって、プラテンフィードローラ46および巻取り
側コア49が逆回転することがない。
また、前記第5の歯車80は、後述する歯車付勢手段1
00を介して原動歯車としての第1の歯車67に対して
弾性的に噛合するようになっており、装置本体2に対し
て着脱自在なプリンタユニット部1]への駆動力伝達が
良好に行なえるようになっている。すなわち、第8図お
よび第9図に示すように、プリンタユニット部11には
枢支軸101を支点として回動自在なアーム102が設
けられており、このアーム102の一端側に前記第5の
歯車80が一方向クラッチ81および第3のタイミング
プーリ82等と同軸状態に取付けられている。また、枢
支軸]01には前記第1のはす開傘歯車85および第4
のタイミングプーリ84等が同軸状態に設けられている
前記アーム102の枢支端側には、一端をばね受部材1
03に掛止した引張りばね104の他端が連結されてお
り、第5の歯車80がプリンタユニット部11の筺体1
05に形成された開口部(図示しない)から外部に突出
する方向(第9図の矢印方向)に常時付勢された状態と
なっている。
また、第10図に示すように、インクリボン41を巻き
取る巻取り側コア49には、巻取り側コア用の第3の駆
動力伝達系110を介して第7のタイミングプーリ90
の回転力が伝達されるようになっている。
第3の駆動力伝達系110は、次の様な構成となってい
る。すなわち、前記第6および第7のタイミングプーリ
89.90を回転自在に軸支する軸111にはフェルト
112を有したディスク113が回転自在に設けられて
いる。このディスク113と前記第7のタイミングプー
リ90の端部とが円錐台状圧縮ばね114を介して連結
された状態となっており、第7のタイミングプーリ90
の回転力がこの圧縮ばね114を介してデイスフ113
に伝達されるとともに前記フェルト112が巻取り側コ
ア49の一端に圧入されたディスク115に圧接するよ
うに常時付勢された状態となっている。
しかして、第7のタイミングプーリ90の回転力は圧縮
ばね1]4、フェルト112を備えたディスク113に
伝達され、さらに、フェルト112とディスク115と
の摩擦力によりディスク115に伝達され、ディスク1
15と一体の巻取り側コア49を回転させるようになっ
ている。
この時の巻取り側コア49の回転スピードは、プラテン
フィードローラ46よりも速くなるように設定されてお
り、巻取り側コア49のインクリボン41の巻取量が少
なく周速か遅い状態においてもインクリボン41を弛ま
せることなく巻き取ることができるようになっている。
このとき、インクリボン41に所定の張力掛かった状態
においては、前記フェルト112とディスク115との
間に滑りか生じて巻取り側コア49には回転力か伝達さ
れないようになっている。なお、第10図中116は支
持部材、117はインクリボンホルダ、118はディス
ク113の抜止用ストッパである。
また、第5図および第11図に示すように、前記スキャ
ナユニット部10の光学系19のレンズ18は仕切枠2
0等に突設されたリブ120・・・で囲繞されたコ字状
のレンズ収納四部121内に収容され、ねじ122.1
22により取付けられた板ばね123により押付は固定
されるようになっている。
また、第17図に示すように、原稿載置台3上を覆う原
稿押え体4は、ループ状部からなる第1のファスナー1
30aおよびフック状部からなる第2のファスナ130
bからなる平面ファスナいわゆるベロクロテープ(マジ
ックテープ)130により極めて容易゛に着脱できるよ
うになっている。
そして、この原稿押え板4を取外した場合に前記原稿載
置台3が装置本体2の最上位の面をなす構成となってい
る。そして、原稿載置台3よりも大きな原稿りの場合な
とには第12図に示すように原稿押え体4を取外した状
態で画像形成装置1を反転させて使用できるようになっ
ている。
また、第13図および第14図に示すように、原稿載置
台3の枠部材135の後端枠部がヒンジ136を介して
後面可動枠75に連結された状態となっていて、この原
稿載置台3は第14図に示すように回動変位可能となっ
ている。そして、第15図に示すように、画像形成装置
1を反転させて使用する場合に、原稿りを目視しながら
原稿載置台3を原稿りの所定位置に合せることができる
ようになっている。また、原稿載置台3の周囲にはスケ
ール137が設けられ、記録用紙Pのサイズに合った原
稿りとの位置合せが極めて容易に行なえるようになって
いる。
また、第1図に示すように、原稿載置台3を構成するア
クリル板3aと、このアクリル板3aの支持部材として
も機能するスケール137との結合は、アクリル板3a
の外周所定位置に設けられた穴150を介して、ねじ1
51−をスケール137に螺刻されたねじ穴に螺合する
ことによって行うようになっている。そして、アクリル
板3aに設けられた穴150は、ねじ151を締付けた
場合に、その頭部がアクリル板3aの上面より突出しな
いように刻設されている。このように、原稿載置台3の
光透過性部材としてアクリル板3aを用いたので、その
加工が容易であり、支持部材と結合するための穴を設け
ることができ、従来のような複雑な結合手段が不要にな
っている。
また、アクリル樹脂はガラスより軽いので原稿読取装置
を軽量にすることができ、装置の取扱が容易なものとな
っている。さらに、アクリル樹脂は衝撃に強い性質を有
するので、特に、反転使用時に加えられる可能性のある
過大な過電にも耐え得るものとなっている。
また、原稿載置台3の前端縁側(自由端側)は支持手段
138を介して装置本体2の上面でスライド可能に支承
されるようになっているとともに、枢支端側は原稿載置
台3側に設けられた磁性体]39および後面可動枠75
の水平片部に取着されたマグネット140からなる吸着
手段141により吸着され、装置本体2との平面度が保
たれるようになっている。
つぎに、上記のように構成された画像形成装置]の取扱
い、および動作に付いて説明する。
まず、原稿載置台3上に載るサイズ(、A3〜A6サイ
ズ)の原稿りにあっては、第4図に示すように原稿載置
台3が上になる通常の使用状態とし、前記原稿載置台3
上に載せた原稿りを原稿押え体4で押えた状態とすると
ともに記録用紙Pをプリンタユニット部11にセットす
る。
そして、枚数設定ボタン6を介して枚数設定した後、コ
ピーボタン5を押す。これにより、まず、駆動機構部6
0のモータ29か一旦逆回転(第5図の破線矢印方向に
回転)して、その回転力が原稿載置台用の第1の動力伝
達系69(第5図および第7図参照)の働きにより原稿
載置台3の復動運動に変換され、原稿載置台3がスター
ト位置まで移動する。
ついで、スキャナユニット10の光学系]9のキセノン
ランプ15が点灯するとともに、前記側動機構部60の
モータ29が正方向(第5図の実線矢印方向)に回転す
るとともに、その回転力が前記第1の動力伝達系69の
働きにより原稿載置台3が往動運動に変換され、原稿載
置台3が往動を開始する。これにより、原稿りの画像面
が走査されるとともに、その反射光がCCDセンサ17
に導かれて光電変換され、画像信号がプリンタユニット
部11に送られる。
一方、プリンタユニット部11では、前記駆動機構部6
0のプラテンフィードローラ用の第2の駆動力伝達系7
0(第5図および第8図参照)により、プラテンフィー
ドローラ46が回転し、記録用紙Pとインクリボン41
が所定の速さで送られるとともに、印字ヘッド45の発
熱部45aの発熱素子群(図示しない)が選択的に発熱
し、記録用紙Pに前記画像情報に対応する記録、すなわ
ち、複写か行われることになる。
なお、記録用紙Pとインクリボン41とは分離手段とし
てのガイドシャフト50の部分で分離され、記録用紙P
は用紙排出口59から排出されるとともに、インクリボ
ン41は巻取り側コア用の第3の動力伝達系110(第
5図および第10図参照)を介して回転する巻取り側コ
ア49に巻取られる。
このようにして、原稿りの複写が完了すると、前記キセ
ノンランプ15が消灯するとともに駆動機構部60のモ
ータ29か逆方向に回転し、原稿載置台3が復動して装
置本体2に重なるホームポジションに戻ることになる。
また、原稿りがブック物等の厚手のものであった場合に
は、第3図に示すように原稿押え体4を開いた状態とす
るか、あるいは、第17図に示すように原稿押え体4を
取外した状態として使用することになる。
また、原稿載置台3の大きさより大きな原稿りの一部を
読取るようにした場合には、まず、第17図に示すよう
に原稿押え体4を取外した後、これを反転状態として第
12図に示すように原稿り上に載置し、この状態で原稿
りの複写を行なうことになる。
また、反転使用の時は、第1−6図に示すように原稿載
置台3は原稿面に密着したままの状態となり、装置本体
2側が移動するようになっている。
したがって、原稿りを折畳むことなく複写が行えること
になる。このため、従来の原稿りを折畳んでセットする
場合に比べ、その作業が極めて容易であるとともに、原
稿りを痛めたり、原稿りと原稿載置台3との密着性か損
イつれて読取り不良を招くといったことが防止できる。
また、このような使用状態のとき、第15図に示すよう
に原稿載置台3の裏面側から目視した状態で行なうこと
により原稿りとの位置合せが容易に行え、また、スケー
ル137を利用することにより記録用紙Pのサイスに対
応した位置合せか容易となる。
なお、本発明の読取装置を記録装置としてのプリンタユ
ニットと一体に組込んだものについて説明したが、これ
に限らず、単独のものであっても良いことは勿論である
また、上記実施例では、原稿載置台3を光透過件部材と
してのアクリル板3aおよびその支持体としてのスケー
ル137により構成し、これを枠部材135を介して後
面可動枠75に取着するようにしたが、アクリル樹脂の
加工が容易な性質を利用し、上記アクリル板3aを略り
字形に形成し、上記後面可動枠をも兼用するように構成
してもよい。この場合は、部品点数が減少し、原稿読取
装置を簡単かつ安価に構成できるという効果がある。
その他、本発明は、要旨を変えない範囲で種々変形実施
可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、原稿載置台の光
透過性部材として、例えばアクリル樹脂等の光透過性の
樹脂を用いたので、原稿載置台を構成する光透過性部材
と支持体との結合が容易で、しかも軽量な原稿読取装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は原稿載置
台のアクリル板と支持体との取付は状態を示す概略的側
面図、第2図は外観斜視図、第3図は原稿押え体を開い
た状態の斜視図、第4図は内部機構部を示す概略的正面
図、第5図は内部機構部を示す概略的平面図、第6図は
駆動機構部の駆動源側の構成を後面側から見た図、第7
図は駆動機構部の原稿載置台用の駆動力伝達系を示す概
略的側面図、第8図は駆動機構部のプラテンフィードロ
ーラ用の駆動力伝達系を示す概略的側面図、第9図はプ
ラテンフィードローラ用の駆動力伝達系の歯車付勢手段
を示す概略的平面図を示す図、第10図は巻取りコア用
の駆動力伝達系を示す概略的縦断側面図、第1]図はレ
ンズの取付は状態を示す側面図、第12図は画像形成装
置を反転して使用する状態を示す図、第13図および第
14図は原稿載置台の取付は状態を示す概略的側面図、
第1′5図は反転使用時の原稿との位置合せ状態を示す
斜視図、第16図は反転使用時の動作状態を概略的に示
す説明図、第17図は原稿押え体を装置本体から分離し
た状態を示す分解斜視図である。 2・・装置本体、3・・・原稿載置台、3a・・アクリ
ル板(光透過性の樹脂)、10・読取装置(読取手段)
、2つ・・モータ(移動手段)、69・・第1の駆動力
伝達系(移動手段)、137・・・スケール、150・
・・穴、151・・・ねじ、D・・原稿。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光透過性の樹脂により構成された原稿載置台と、 この原稿載置台上の原稿を光学的に読取る読取手段と、 この読取手段と前記原稿載置台とを相対的に移動させる
    移動手段と を具備したことを特徴とする原稿読取装置。
JP63024639A 1988-02-04 1988-02-04 原稿読取装置 Pending JPH01200776A (ja)

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