JPH01286874A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH01286874A
JPH01286874A JP63116700A JP11670088A JPH01286874A JP H01286874 A JPH01286874 A JP H01286874A JP 63116700 A JP63116700 A JP 63116700A JP 11670088 A JP11670088 A JP 11670088A JP H01286874 A JPH01286874 A JP H01286874A
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JP
Japan
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gear
take
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roller
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JP63116700A
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Inventor
Masashi Hiroki
正士 廣木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、原稿裁置台に載置された原稿の画像情報を読
取り、この読取った画像情報を被画像形成媒体(記録用
紙)上に画像形成する画像形成装置に関する。
(従来の技術) 従来、本体上面に設けられた原稿載置台上に原稿を載置
して原稿の画像を読取り、この読取った画像情報に基づ
いて画像を形成するスキャナプリンタが実用化されてい
る。
このようなスキャナプリンタは、スキャナとプリンタと
から構成されており、プリンタは、繰出し側コアに巻か
れたインクリボンを繰り出して記録用紙に圧接しながら
、プラテンローラと送りローラとを兼用するプラテンフ
ィードローラ部を通過させることにより記録用紙への印
刷を行い、その後、インクリボンは巻取り側コアに巻取
られるようになっている。そして、巻取り側コアは、上
記巻取の際にインクリボンが弛緩しないように、次のよ
うな駆動力伝達系を有した構成となっている。
すなわち、第17図に示すように、インクリボン41を
巻き取る巻取り側コア49には、図示しないモータによ
り回転駆動されるタイミングプーリ90の回転力が伝達
されるようになっており、上記タイミングプーリ90を
回転自在に軸支する軸111には摩擦部材としてのフェ
ルト112を有したディスク113が回転自在に設けら
れている。このディスク113と上記タイミングプーリ
90の端部とが円錐台状の圧縮ばね114を介して連結
された状態となっており、タイミングプーリ90の回転
力がこの圧縮ばね114を介してディスク113に伝達
されるとともに上記フェルト112が巻取り側コア49
の一端に圧入されたディスク115に圧接するように常
時付勢された状態となっている。
しかして、タイミングプーリ90の回転力は圧縮ばね1
14、フェルト112を備えたディスク113に伝達さ
れ、さらに、フェルト112とディスク115との摩擦
力によりディスク115に伝達され、ディスク115と
一体の巻取り側コア49を回転させるようになっている
。この時の巻取り側コア49の回転速度は、プラテンフ
ィードローラよりも速くなるように設定されており、巻
取り側コア49のインクリボン41の巻取量が少なく周
速が遅い状態においてもインクリボン41を弛ませるこ
となく巻き取ることができるようになっている。また、
インクリボン41に所定の張力掛かった状態においては
、上記フェルト112とディスク115との間に滑りが
生じて巻取り側コア49には回転力が伝達されないよう
になっている。なお、図中116は支持部材、117は
インクリボンホルダ、118はディスク113の抜止用
ストッパである。
このように、従来のプリンタは、巻取ローラ(巻取り側
コア)の回転軸の延長上に、圧縮ばねで摩擦部材を押圧
して駆動力を伝達するとともに、所定以上の力が掛かっ
たときには、摩擦部材の部分で滑りを生ぜしめて駆動力
の伝達を中止する駆動力伝達系を有した構成となってい
る。したがって、上記駆動力伝達系は巻取ローラの軸方
向に圧縮ばねのストロークを確保する必要があり、この
ためプリンタの幅が大きくなってしまい、全体として小
形化が図れないという問題点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように巻取ローラの回転軸の延長上
に、圧縮ばねで摩擦部材を押圧して駆動力を伝達する駆
動力伝達系を有するものは、巻取ローラの軸方向に圧縮
ばねのストロークを確保する必要があるのでプリンタの
幅が大きくなってしまい、全体として小形化が図れない
という問題点を解決するためになされたもので、巻取ロ
ーラの回転軸の延長上には圧縮ばねで摩擦部材を押圧し
て駆動力を伝達する駆動力伝達系を設けることなく、し
たがって、巻取ローラの軸方向に圧縮ばねのストローク
を確保する必要もないのでプリンタの幅を小さくするこ
とができ、全体として小形化を図ることができる画像形
成装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の画像形成装置は、駆動源により回転駆動される
巻取ローラにインクリボンを巻取りつつ、このインクリ
ボンと同時に移送される被画像形成媒体に対して、画像
情報に応じた画像形成を行なう画像形成装置において、
上記巻取ローラの端部に挿入され、かつ表面が摩擦部材
によって形成され、上記駆動源からの回転力を上記巻取
口〜うに伝達する伝達手段を設けたことを特徴とするも
のである。
(作用) 本発明は、巻取ローラを回転駆動するとともに、所定以
上の力が−掛かったときには滑りを生ぜしめて駆動力の
伝達を中止する駆動力伝達系を、上記巻取ローラの端部
に設けた中空部と、この中空部に挿入されるとともに駆
動源により回転駆動される摩擦部材とにより構成したも
のである。これにより、巻取ローラの回転軸の延長上に
は、駆動力伝達のための機構を設ける必要がなく、プリ
ンタの幅を小さくすることができ、全体として小形化を
図ることができるものとなっている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
第2図は、本発明に係る画像形成装置(スキャナプリン
タ)1の外観を示し、図中2は装置本体であり、その上
面には透明のアクリル板からなる原稿載置台(原稿テー
ブル)3および原稿押え体(プラテンカバー)4が順次
重合された状態となっている。さらに、その前面部には
コピーボタン5、枚数設定ボタン6、および7セグメン
トからなる表示部7が設けられているとともに、左側面
部には電源スィッチ8が設けられている。
上記原稿押え体4は、第3図に示すようにその後端縁に
沿って形成された薄肉部からなるヒンジ部9を介して原
稿裁置台3上から退避し得るように開閉自在となってい
る。
また、画像形成装置1は、第4図および第5図等に示す
ように原稿載置台3に裁置された原稿りの画像を読取る
読取装置としてのスキャナユニット部(読取手段)10
と、このスキャナユニット部10で読取られた画像情報
を記録用紙(被画像形成媒体)Pに可視像として記録し
出力する記録装置としてのプリンタユニット部(画像形
成手段)11とから構成されている。
上記スキャナユニット部10は、原稿りを照射する光源
としてのキセノンランプ15と、原稿りから反射された
反射光を水平方向に反射するミラー16と、このミラー
16により反射された反射光を受けて縮小型の読取セン
サとしてのCCDセンサ17に集光させるレンズ18と
からなる光学系19を有した構成となっている。また、
光学系19は、装置本体2の筐体2a内に形成されたほ
ぼ扇型の仕切枠20内に形成された光学系収容部21内
に収容された状態となっている。光学系収容部21の上
面側は装置本体2のカバー2bにより、また、下面側は
遮光プレート22によりそれぞれ閉塞された状態となっ
ており、上記カバー2bに形成された読取光通過用のス
リット23以外の所から光が侵入しないようになってい
る。
さらに、スキャナユニット部10には、上記光学系収容
部21の下面側に形成される背の低い空隙部25に、主
制御基板26等の背の低い部品が、また、上記光学系収
容部21の位置からずれた背の高い空隙部27には、バ
ッテリー28、モータ29等の背の高い部品が収容され
ている。なお、第4図に示す30(二点鎖線で示す)は
主制御基板26に装着される電子部品(図示しない)の
装着エリアを示す。
また、上記プリンタユニット部11は、装置本体2の右
端側に形成されたプリンタユニット収容部40に対し着
脱自在となっており、記録用紙Pのサイズ(たとえばA
3からA6)に合ったインクリボン41を備えたものに
適宜差し変え可能となっている。
プリンタユニット部11は、プリンタユニット収容部4
0に収容された状態においては、プリンタユニット収容
部40に形成された位置決めガイド手段により機械的に
所定位置に保持されるとともに、その一端側に突出する
プリンタ側コネクタ(雄コネクタ)42をスキャナ側コ
ネクタ(雌コネクタ)43に嵌入することによりスキャ
ナユニット部10と電気的に接続した状態となるように
なっている。
また、プリンタユニット部11には、上記コネクタ42
を介してスキャナユニット部10側と接続する印字ヘッ
ド(サーマルヘッド)45が配置されているとともに、
この印字ヘッド45の発熱部45a(詳図しない)に対
向してプラテンローラと送りローラを兼用するプラテン
フィードローラ46が設けられている。
さらに、この印字ヘッド45の発熱部45aとプラテン
フィードローラ46との間に中途部を介在させた状態に
インクリボン41を張設するインクリボン供給手段47
が組込まれた状態となっている。上記インクリボン41
は、上記プラテンフィードローラ46に平行に架設され
た繰出し側コア48から繰り出され、巻取り側コア49
に巻き取られるようになっている。また、プラテンフィ
ードローラ46と巻取り側コア49との間には、ガイド
シャフト50が架設されており、インクリボン41のプ
ラテンフィードローラ46に対する巻掛は量を一定とし
ているとともにインクリボン41を折返して記録用紙P
とインクリボン41との分離が良好に行なえるようにな
っている。
また、プラテンフィードローラ46の右上方位置には、
用紙挿入口55が形成されており、この記録用紙挿入口
55から挿入された記録用紙Pは、用紙ガイド56とプ
ラテンフィードローラ46の周面とにより形成されるV
字状空間部57に案内され、プラテンフィードローラ4
6の回転にともなってインクリボン41とプラテンフィ
ードローラ46との間に送り込まれ、これらの間を移送
されるようになっている。また、発熱部45aを通過し
た記録用紙Pは分離手段を兼用する上記ガイドシャフト
50の所でインクリボン41から分離された後、用紙ガ
イド58により用紙排出口59に導かれ排出される構成
となっている。
また、上記装置本体2内には、上記モータ29を駆動源
とする上記原稿載置台3の往復駆動およびプラテンフィ
ードローラ46および巻取り側コア49の駆動を行なう
駆動機構部60が組込まれた状態となっている。
すなわち、スキャナユニット部10には、第5図および
第6図に示すように上記モータ29の駆動軸29aに取
付けられた第1のタイミングプーリ(駆動プーリ)65
とタイミングベルト66を介して連動するとともに原動
歯車としての第1の歯車67が一体に取付けられた第2
のタイミングプーリ(従動プーリ)68が回転自在に設
けられている。
そして、第5図に示すように上記第1の歯車67を駆動
源とする状態に原稿載置台駆動用の第1の駆動力伝達系
69と、プラテンフィードローラ駆動用の第2の駆動力
伝達系70が設けられている。
第1の駆動力伝達系69は、第5図および第7図に示す
ように第1の歯車67に噛合する第2の歯車71と、こ
の第2の歯車71と一体の第3の歯車72と、この第3
の歯車72と噛合するビニオンとしての第4の歯車73
を有し、上記第4の歯車73は原稿載置台3に連結手段
74を介して連結された後面可動枠75に取着されたラ
ック76に噛合した状態となっている。
しかして、モータ29の正方向(第5図の実線矢印方向
)の回転により原動歯車としての第1の歯車67が実線
矢印方向に回転すると、第1の駆動力伝達系69を構成
する第2の歯車71、第3の歯車72、ビニオンとして
の第4の歯車73がそれぞれ実線矢印方向に回転しラッ
ク76を第5図の実線矢印方向に移動させるようになっ
ている。
これにより、スライドレール77を介して本体後枠78
に往復動自在に取付けられた上記後面可動枠75および
これに連結手段74を介して連結された原稿裁置台3が
往動することになる。
また、モータ29の逆方向(第5図の破線矢印方向)の
回転により原動歯車としての第1の歯車67が破線矢印
方向に回転すると、第1の駆動力伝達系69を構成する
第2の歯車71、第3の歯車72、ビニオンとしての第
4の歯車73がそれぞれ破線矢印方向に回転しラック7
6を第5図の破線矢印方向に移動させるようになってい
る。
これにより、スライドレール77を介して本体後枠78
に往復動自在に取付けられた上記後面可動枠75および
これに連結手段74を介して連結された原稿載置台3が
復動することになる。
また、上記プラテンフィードローラ駆動用の第2の駆動
力伝達系70は、第5図および第8図に示すように、上
記原動歯車としての第1の歯車67と噛合する第5の歯
車80と、この第5の歯車80とラチェット方式の一方
向クラッチ81を介して連動する第3のタイミングプー
リ82と、この第3のタイミングプーリ82と第2のタ
イミングベルト83を介して連動する第4のタイミング
プーリ84と、この第4のタイミングプーリ84と一体
の第1のはす開傘歯車85と、この第1のはす開傘歯車
85と噛合する第2のはす開傘歯車86と、この第2の
はす開傘歯車86と一体の第5のタイミングプーリ87
と、この第5のタイミングプーリ87と第3のタイミン
グベルト88を介して連動する第6のタイミングプーリ
89と、この第6のタイミングプーリ89と一体の第7
のタイミングプーリ90と、この第7のタイミングプー
リ90と第4のタイミングベルト91を介して連動する
とともに上記プラテンフィードロ−ラ46の駆動軸46
aに嵌着された第8のタイミングプーリ92とを有した
構成となっている。
しかして、モータ29の正方向(第5図の実線矢印方向
)の回転により原動歯車としての第1の歯車67が実線
矢印方向に回転すると、これと噛合する第5の歯車80
が実線矢印方向に回転し、この回転力が一方向クラッチ
81を介して第3のタイミングプーリ82に伝達される
。さらに、第2のタイミングベルト83、第4のタイミ
ングプーリ84、第1のはす歯車歯車85、第2のはす
両全歯車86、第5のタイミングプーリ87、第3のタ
イミングベルト88、第6のタイミングプーリ89、第
7のタイミングプーリ90、第4のタイミングベルト9
1を順次介して第8のタイミングプーリ92に伝達され
ることになる。
これにより、プラテンフィードローラ46が所定方向(
第1図の矢印方向)に回転することになる。なお、この
とき、前述の第1の駆動力伝達系6つを介して原稿載置
台3は原稿りを走査する往動過程にある。
また、原稿載置台3を復動すべくモータ29が逆方向(
第5図の破線矢印方向)に回転により原動歯車としての
第1の歯車67が破線矢印方向に回転すると、これと噛
合する第5の歯車80が破線矢印方向に回転するがこの
回転力が一方向クラッチ81の動きにより第3のタイミ
ングプーリ82には伝達されず、したがって、プラテン
フィードローラ46および巻取り側コア49が逆回転す
ることがない。
また、上記第5の歯車80は、後述する歯車付勢手段1
00を介して原動歯車としての第1の歯車67に対して
弾性的に噛合するようになっており、装置本体2に対し
て着脱自在なプリンタユニット部11への駆動力伝達が
良好に行なえるようになっている。すなわち、第8図お
よび第9図に示すように、プリンタユニット部11には
枢支軸101を支点として回動自在なアーム102が設
けられており、このアーム102の一端側に上記第5の
歯車80が一方向クラッチ81および第3のタイミング
プーリ82等と同軸状態に取付けられている。また、枢
支軸101には上記第1のはす歯車歯車85および第4
のタイミングプーリ84等が同軸状態に設けられている
上記アーム102の枢支端側には、一端をばね受部材1
03に掛止した引張りばね104の他端が連結されてお
り、第5の歯車80がプリンタユニット部11の筐体1
05に形成された開口部(図示しない)から外部に突出
する方向(第9図の矢印方向)に常時付勢された状態と
なっている。
また、第1図に示すように、インクリボン41を巻き取
る巻取り側コア49には、巻取り側コア用の第3の駆動
力伝達系110を介して第7のタイミングプーリ90の
回転力が伝達されるようになっている。
第3の駆動力伝達系110は、次の様な構成となってい
る。すなわち、上記第7のタイミングプーリ90の端部
には、このタイミングプーリ90と一体の第6の歯車9
3が設けられている。この第6の歯車93は第7の歯車
94に歯合し、さらに、この第7の歯車94は、巻取り
側コア49と一体に回転する第8の歯車95に歯合する
ようになっている。すなわち、第7のタイミングプーリ
90の回転力が第6の歯車93、第7の歯車94および
第8の歯車95に伝達されるとともに、この第8の歯車
95の回転軸95aに取着された摩擦部材96が巻取り
側コア49の中空部に圧入されて巻取り側コア49と連
結された状態となっている。このような摩擦部材96の
材料としては、例えばポリウレタンフォーム等の弾力性
に優れ、かつ摩擦係数が大きいものが望ましい。
しかして、第7のタイミングプーリ90の回転力は、第
6の歯車93、第7の歯車94および第8の歯車95に
伝達され、さらに、その回転軸95aと一体の摩擦部材
96と巻取り側コア49の内壁との摩擦力により巻取り
側コア49に伝達され、この巻取り側コア49を回転さ
せるようになっている。
この時の巻取り側コア49の回転スピードは、プラテン
フィードローラ46よりも速くなるように設定されてお
り、巻取り側コア49のインクリボン41の巻取量が少
なく周速が遅い状態においてもインクリボン41を弛ま
せることなく巻き取ることができるようになっている。
このとき、インクリボン41に所定以上の張力掛かった
状態においては、上記摩擦部材96と巻取り側コア49
の内壁との間に滑りが生じて巻取り側コア49には回転
力が伝達されないようになっている。なお、第1図中9
7は支持部材、98はインクリボンホルダ、99は第8
の歯車95の抜止用ストッパである。
また、第5図および第10図に示すように、上記スキャ
ナユニット部10の光学系1つのレンズ18は仕切枠2
0等に突設されたリブ120・・・で囲繞されたコ字状
のレンズ収納凹部121内に収容され、ねじ122.1
22により取付けられた板ばね123により押付は固定
されるようになっている。
また、第11図に示すように、原稿載置台3上を覆う原
稿押え体4は、ループ状部からなる第1のファスナー1
30aおよびフック状部からなる第2のファスナ130
bからなる平面ファスナいわゆるベロクロテープ(マジ
ックテープ)130により極めて容易に着脱できるよう
になっている。
そして、この原稿押え体4を取外した場合に上記原稿載
置台3が装置本体2の最上位の面をなす構成となってい
る。そして、原稿載置台3よりも大きな原稿りの場合な
どには第12図に示すように原稿押え体4を取外した状
態で画像形成装置1を反転させて使用できるようになっ
ている。
また、第13図および第14図に示すように、原稿載置
台3の枠部材135の後端枠部がヒンジ136を介して
後面可動枠75に連結された状態となっていて、この原
稿裁置台3は第14図に示すように回動変位可能となっ
ている。そして、第15図に示すように、画像形成装置
1を反転させて使用する場合に、原稿りを目視しながら
原稿載置台3を原稿りの所定位置に合せることができる
ようになっている。また、原稿載置台3の周囲にはスケ
ール137が設けられ、記録用紙Pのサイズに合った原
稿りとの位置合せが極めて容易に行なえるようになって
いる。
また、原稿載置台3の前端縁側(自由端側)は支持手段
138を介して装置本体2の上面でスライド可能に支承
されるようになっているとともに、枢支端側は原稿i置
台3側に設けられた磁性体139および後面可動枠75
の水平片部に取着されたマグネット140からなる吸着
手段141により吸着され、装置本体2との平面度が保
たれるようになっている。
つぎに、上記のように構成された画像形成装置1の取扱
い、および動作に付いて説明する。
まず、原稿載置台3上に載るサイズ(A3〜A6サイズ
)の原稿りにあっては、第3図に示すように原稿載置台
3が上になる通常の使用状態とし、上記原稿載置台3上
に載せた原稿りを原稿押え体4で押えた状態とするとと
もに記録用紙Pをプリンタユニット部11にセットする
そして、枚数設定ボタン6を介して枚数設定した後、コ
ピーボタン5を押す。これにより、まず、駆動機構部6
0のモータ29が一旦逆回転(第5図の破線矢印方向に
回転)して、その回転力が原稿載置台用の第1の動力伝
達系69(第5図および第7図参照)の働きにより原稿
載置台3の復動運動に変換され、原稿載置台3がスター
ト位置まで移動する。
ついで、スキャナユニット部10の光学系19のキセノ
ンランプ15が点灯するとともに、上記駆動機構部60
のモータ29が正方向(第5図の実線矢印方向)に回転
するとともに、その回転力が上記第1の動力伝達系6つ
の働きにより原稿載置台3が往動運動に変換され、原稿
載置台3が往動を開始する。これにより、原稿りの画像
面が走査されるとともに、その反射光がCCDセンサ1
7に導かれて光電変換され、画像信号がプリンタユニッ
ト部11に送られる。
一方、プリンタユニット部11では、上記駆動機構部6
0のプラテンフィードローラ用の第2の駆動力伝達系7
0(第5図および第8図参照)により、プラテンフィー
ドローラ46が回転し、この回転により、用紙ガイド5
6とプラテンフィ−トローラ46とにより形成されるV
字状空間部57に挿入された記録用紙Pが、プラテンフ
ィードローラ46の回転方向(図示矢印方向)に移送さ
れ、さらにプラテンフィードローラ46の回転に伴って
搬送されるようになっている。
このようにして、記録用紙Pがプラテンフィードローラ
46とインクリボン41との間に送込まれ、所定の速さ
で送られるとともに、印字ヘッド45の発熱部45aの
発熱素子群(図示しない)が選択的に発熱し、記録用紙
Pに上記画像情報に対応する記録、すなわち、複写が行
われることになる。
なお、記録用紙Pとインクリボン41とは分離手段とし
てのガイドシャフト50の部分で分離され、記録用紙P
は用紙排出口59から排出されるとともに、インクリボ
ン41は巻取り側コア用の第3の動力伝達系110(第
5図および第10図参照)を介して回転する巻取り側コ
ア49に巻取られる。
このようにして、原稿りの複写が完了すると、上記キセ
ノンランプ15が消灯するとともに駆動機構部60のモ
ータ29が逆方向に回転し、原稿載置台3が復動して装
置本体2に重なるホームポジションに戻ることになる。
また、原稿りがブック物等の厚手のものであった場合に
は、第3図に示すように原稿押え体4を開いた状態とす
るか、あるいは、第11図に示すように原稿押え体4を
取外した状態として使用することになる。
また、原稿載置台3の大きさより大きな原稿りの一部を
読取るようにした場合には、まず、第11図に示すよう
に原稿押え体4を取外した後、これを反転状態として第
12図に示すように原稿り上に載置し、この状態で原稿
りの複写を行なうことになる。
このとき、第16図に示すように原稿載置台3は原稿面
に密着したままの状態となり、装置本体2側が移動する
ようになっている。したがって、原稿りを折畳むことな
く複写が行えることになる。
このため、従来の原稿りを折畳んでセットする場合に比
べ、その作業が極めて容易であるとともに、原稿りを痛
めたり、原稿りと原稿載置台3との密着性が損われて読
取り不良を招くといったことが防止できる。
また、このような使用状態のとき、第15図に示すよう
に原稿載置台3の裏面側から目視した状態で行なうこと
により原稿りとの位置合せが容易に行え、また、スケー
ル137を利用することにより記録用紙Pのサイズに対
応した位置合せが容品となる。
以上のように、プリンタユニット部11において、巻取
り側コア4つを回転駆動するとともに、所定以上の力が
掛かったときには滑りを生ぜしめて巻取り側コア49の
回転を中止させる駆動力伝達系を、上記巻取り側コア4
9の内部に形成した中空部と、この中空部に挿入され、
第7のタイミングプーリ90の回転により第8の歯車9
5および回転軸95aを介して回転駆動される摩擦部材
96とにより構成したので、従来のように巻取り側コア
4つの回転軸の延長上に、圧縮ばねで摩擦部材を押圧し
て駆動力を伝達する駆動力伝達系を設ける必要がなく、
したがって、巻取り側コアの軸方向に圧縮ばねのストロ
ークを確保する必要もないのでプリンタの幅を小さくす
ることができる。
これにより、装置全体の小形化を図ることができるもの
となっている。
なお、上記実施例は、読取装置としてのスキャナユニッ
トおよび記録装置としてのプリンタユニットとが一体に
なった画像形成装置について説明したが、これに限らず
、本発明は単独のプリンタユニットに適用しても良いこ
とは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、巻取ローラを回
転駆動するとともに、所定以上の力が掛かったときには
滑りを生ぜしめて駆動力の伝達を中止する駆動力伝達系
を、上記巻取ローラ端部に設けた中空部と、この中空部
に挿入されるとともに駆動源により回転駆動される摩擦
部材とにより構成したので、巻取ローラの回転軸の延長
上には圧縮ばねで摩擦部材を押圧して駆動力を伝達する
駆動力伝達系を設ける必要がなく、したがって、巻取ロ
ーラの軸方向に圧縮ばねのストロークを確保する必要も
ないのでプリンタの幅を小さくすることができ、全体と
して小形化を図ることができる画像形成装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第16図は本発明の一実施例を示すもので
、第1図は巻取コア用の駆動力伝達系を示す概略的縦断
側面図、第2図は画像形成装置の外観斜視図、第3図は
原稿押え体を開いた状態の斜視図、第4図は内部機構部
を示す概略的正面図、第5図は内部機構部を示す概略的
平面図、第6図は駆動機構部の駆動源側の構成を後面側
から見た図、第7図は駆動m構部の原稿載置台用の駆動
力伝達系を示す概略的側面図、第8図は駆動機構部のプ
ラテンフィードローラ用の駆動力伝達系を示す概略的側
面図、第9図はプラテンフィードローラ用の駆動力伝達
系の歯車付勢手段を示す概略的平面図を示す図、第10
図はレンズの取付は状態を示す側面図、第11図は原稿
押え体を装置本体から分離した状態を示す分解斜視図、
第12図は画像形成装置を反転して使用する状態を示す
図、第13図および第14図は原稿載置台の取付は状態
を示す概略的側面図、第15図は反転使用時の原稿との
位置合せ状態を示す斜視図、第16図は反転使用時の動
作状態を概略的に示す説明図であり、第17図は従来の
巻取コア用の駆動力伝達系を示す概略的縦断側面図であ
る。 2・・・装置本体、3・・・原稿載置台、10・・・ス
キャナユニット、11・・・プリンタユニット、2つ・
・・モータ(駆動源)、41・・・インクリボン、49
・・・巻取り側コア(巻取ローラ)、96・・・摩擦部
材、95・・・第8の歯車(伝達手段) 、95 a・
・・回転軸(伝達手段)、P・・・記録用紙(被画像形
成媒体)、D・・・原稿。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第3図 第 9 図 第10図 第11図 第15図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動源により回転駆動される巻取ローラにインクリボン
    を巻取りつつ、このインクリボンと同時に移送される被
    画像形成媒体に対して、画像情報に応じた画像形成を行
    なう画像形成装置において、 上記巻取ローラの端部に挿入され、かつ表面が摩擦部材
    によって形成され、上記駆動源からの回転力を上記巻取
    ローラに伝達する伝達手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
JP63116700A 1988-05-13 1988-05-13 画像形成装置 Pending JPH01286874A (ja)

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JP63116700A JPH01286874A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 画像形成装置

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JPH01286874A true JPH01286874A (ja) 1989-11-17

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ID=14693676

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