JPH01198799A - 遅延信号処理回路 - Google Patents

遅延信号処理回路

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JPH01198799A
JPH01198799A JP63023160A JP2316088A JPH01198799A JP H01198799 A JPH01198799 A JP H01198799A JP 63023160 A JP63023160 A JP 63023160A JP 2316088 A JP2316088 A JP 2316088A JP H01198799 A JPH01198799 A JP H01198799A
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JP
Japan
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signal
circuit
analog
memory
digital
Prior art date
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Pending
Application number
JP63023160A
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English (en)
Inventor
Yuichi Koseki
古関 雄一
Hideaki Okubo
秀顕 大久保
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばエコー効果を発生させるエコー処理回
路等に使用できる遅延信号処理回路に関する。
(従来の技術) 音響装置には、種々の効果音を発生させるものがある。
例えばカラオケ装置のエコー効果及びサラウンド効果は
その代表的なもので、従来から様々な回路によってこの
エコー効果及びサラウンド効果を得ている。
一般に、エコー効果及びサラウンド効果を発生させる場
合には、入力信号を10〜数100ミリsec遅延させ
る必要がある。これらの信号の遅延には、従来電気機械
変換トランスデユーサ等を使用した機械的な遅延回路や
、BBD (パケット・ブリゲーテッド・デイバイス)
等のアナログ遅延回路が用いられていた。ところが、近
年これらエコー効果等はその性能向上のために、この遅
延回路をデジタル信号処理して実現することも広く行な
われている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、遅延回路をデジタル信号処理によって実現し
ようとする場合、アナログ入力信号をデジタル信号に変
換した後これをメモリ等に記憶し、その後所定のタイミ
ングでメモリ等から呼び出して、再びアナログ信号に変
換して出力するといった処理が必要になる。アナログ信
号のデジタル変換には、ごく一般的にはアナログ信号を
数ビツト構成のパラレルデジタル信号に変換する、いわ
ゆるアナログ−デジタル変換器(A−D変換器)が使用
される。
ところがこのような変換器は、信号品位を高く保つため
に、サンプルホールド回路等高価なアナログ回路が必要
となる。また、A−D変換器は、直線量子化方式による
ものが一般的であるが、DPCM(差分パルス・コード
・モジュレイショ:/) やADPcM (適応型D 
P cM)と呼ばれる、いわゆる差分量子化方式による
ものも知られている。この方式を用いたA−D変換器は
、高価なアナログ回路を必要としない利点を有している
。しかしながら、そのサンプリング周波数が高くなるの
で、大容量のメモリや高速のデジタルIC(集積回路)
が必要となり、回路全体が高価になってしまうといった
難点があった。
さらに、いずれの方式による場合にも、メモリから呼び
出されたデジタル信号を再びアナログ信号に変換するた
めにデジタル−アナログ変換器(D−A変換器)が必要
となり、デジタル信号処理の入出力部において、回路構
成が複雑になり、そのコストダウンを妨げる要因となっ
ていた。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、アナログ
−デジタル信号変換部とデジタル−アナログ信号変換部
を簡素化し、そのコストダウンを図り、かつ十分高品位
な信号処理を行なうことができるエコー効果及びサラウ
ンド効果等を実現する為の遅延信号処理回路を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の遅延信号処理回路は、アナログ信号をデジタル
信号に変換し、このデジタル信号を前記アナログ信号と
混合し、この混合した信号と前記アナログ−デジタル変
換時に生じるノイズを必要帯域内で減少させる回路手段
とを備えた信号変換回路と、この信号変換回路が送出す
るシリアルデジタル信号を一時格納するメモリと、この
メモリの入出力のコントロールを制御するメモリコント
ローラと、前記メモリから読出された信号の高調波成分
を除去するローパスフィルタとを備えたことを特徴とす
るものである。
(作用) 以上の回路は、アナログ入力信号を受入れて、これに対
応するパルス信号を得る。このパルス信号を基準クロッ
ク等を用いて所定周期でサンプリングする。この結果得
られたデジタル信号は、メモリに格納される。エコー効
果等の遅延信号を実現するには、このメモリから一定時
間遅れた所定のタイミングで、デジタル信号を読出し、
アナログ信号に変換してアナログ入力信号と混合すれば
良い。このデジタル信号については、ローパスフィルタ
を用いてその高調波成分を除去することにより、アナロ
グ入力信号と同様の信号に復元することができる。上記
シリアルデジタル信号は、パルス信号をそのままサンプ
リングして得たものだからである。以上の結果、サンプ
ルホールド回路なしで比較的低いサンプリング周波数に
よってデジタル信号処理を行なうことができる。
(実施例) 第1図は、本発明の遅延信号処理回路を適用したエコー
処理回路を示すブロック図である。
図においてこのエコー処理回路は、アナログ入力信号を
受入れる信号入力端子1と、2つの混合回路2及び3と
、エコー処理後の信号を出力する信号出力端子4と、ロ
ーパスフィルタ5と、ノイズシェイピング付信号変換回
路6と、入力回路7と、タイミングコントローラ8と、
メモリコントローラ9と、メモリ10と、出力回路11
と、ローパスフィルタ12とを備えており、本発明の遅
延信号処理回路は、ノイズシェイピング付信号変換回路
6と、メモリコントローラ9と、メモリ10と、ローパ
スフィルタ12とから構成されている。
信号入力端子1は、外部回路からエコー処理すべきアナ
ログ入力信号を受入れるための端子である。混合回路2
及び3は、いづれもその2つの入力端子2a、2b、3
a、3bから入力されたアナログ入力信号を混合して、
出力端子2C13Cに出力する既知の回路である。この
例では、混合回路2は、原アナログ入力信号と、エコー
処理信号とを受入れ、これをローパスフィルタ5に出力
するよう結線されている。また混合回路3は、原アナロ
グ入力信号とエコー処理後の信号とを受入れ、これを信
号出力端子4に向けて出力するよう結線されている。
またローパスフィルタ5は、混合回路2から受入れたア
ナログ入力信号の高周波成分を除去して、ノイズシェイ
ピング付信号変換回路6に向けて出力する回路である。
ここでは、エコー効果に必要な帯域、例えば7〜8’k
 Hz程度以下の信号成分を通過させ、アナログ入力信
号の高域をカットする。本発明の遅延信号処理回路を構
成するノイズシェイピング付信号変換回路6は、このロ
ーパスフィルタ5から入力するアナログ入力信号を受入
れて、帯域内の量子化のノイズを抑圧してデジタル信号
に変換する回路である。
第2図に、このノイズシェイピング付信号変換回路6の
結線例を示した。
この回路は、図のように入力端子21から入力する信号
を1ビツト量子化器22を用いて処理し、その出力信号
をフリップフロップ23に受入れ、出力端子24にデジ
タル信号を出力する回路である。
ここで1ビツト量子化器22は、所定のしきい値を定め
て入力信号レベルがそれより低い場合にはローレベル、
それより高い場合にはハイレベルの信号をフリップフロ
ップ23に向けて出力する回路で、例えば比較増幅器等
によって実現されろ。フリップフロップ23は、この1
ビットm子化器22の出力信号を所定のタイミングコン
トローラ8より供給される信号25によりサンプリング
周期Tで保持し、第1図に示した入力回路7に向けて出
力する回路である。このような回路によれば、第3図(
a)に示したような時間と共にレベルの変動するアナロ
グ入力信号を、同図(o)に示したようにデジタル信号
とすることができる。
ここで1ビツト量子化器22によってこのような処理を
行なう場合に、通常、量子化ノイズと呼ばれる一種のホ
ワイトノイズが発生する。このようなノイズは、信号の
品位を劣化させ、このままでは実用に適さない。そこで
、第2図に示したように、2つの演算回路26.27及
び減算回路28と、2つの遅延回路31.32と、加算
回路29.30とから成るノイズシェイピング付信号変
換回路6を採用する。
このノイズシェイピング付信号変換回路6を使用すると
量子化ノイズを原信号(アナログ入力信号)の帯域内で
抑圧することができる。即ち、1ビツト量子化器22(
第2図)における量子化処理後の信号を、量子化処理前
の信号と減算器28において減算処理を行なう。この結
果を遅延回路31に入力してlサンプリング周期に相当
する時間Tだけ遅延させ、その出力を演算回路26及び
遅延回路32に出力する。この演算回路26は2倍に増
幅した信号を加算回路29に供給する。また、遅延回路
32では遅延回路31と同様の時間Tだけ信号を遅延さ
せて演算回路27に出力する。演算回路27は一1倍し
た信号を加算回路29に供給する。加算回路29では、
演算回路26.27の出力を加算して加算回路30に出
力する。加算回路30は、この加算回路29の出力をア
ナログ入力信号に加算する。
このような処理を第4図を用いて説明すると、まず、入
力端子21(第2図)に入力するアナログ入力信号のス
ペクトルは、同図(a)に示すように、そのスペクトル
が基本周波数に集中したものである。次に、出力端子2
4に出力されるデジタル信号のスペクトルは、量子化ノ
イズのスペクトラムが変形されてアナログ入力信号の主
要信号成分40の周波数スペクトルの中間に雑音成分4
1が規則的に挟まれた信号になる。
このようなノイズシェイピング処理は、例えば文献ri
EE Trans、COH−33,P249〜25B 
Mar、1985゜Candy J、“A Use o
f Double Integnation inSi
gma Delta Modulation” Jにあ
るように、本!・領出願前によく知られた技術である。
以上の処理によってノイズシェイピング付信号変換部6
からは、第3図(b)に示したようなデジタル信号が得
られる。
再び第1図に戻って、入力回路7は、例えばゲート回路
等から構成され、タイミングコントローラ8から出力さ
れる基準クロックによって、上記デジタル信号をサンプ
リングと同一の周期Tでラッチし、メモリコントローラ
9に出力する回路である。タイミングコントローラ8は
、その基準クロック信号(サンプリング周期Tと同一の
信号)を発生させるための発振回路等から構成される。
入力回路7から出力される信号は、第3図(b)に示し
たデジタル信号と対応するシリアルデジタル信号となる
。本発明の遅延信号処理回路を構成するメモリコントロ
ーラ9は、このシリアルデジタル信号を受入れてメモリ
10に書込む制御を行なう回路で、例えば、アドレスカ
ウンタ等から構成される。本発明を構成するメモリlO
は、上記シリアルデジタル信号を入力順に読書きするこ
とができる、ランダムアクセスメモリ等から構成される
。メモリコントローラ9は、さらに、このメモリ10に
格納されたシリアルデジタル信号の読出しを制御するア
ドレスカウンタも備えている。メモリ10からそのアド
レスカウンタによって、シリアルデジタル信号が読出さ
れると、そのデジタル信号は出力回路11に向かって出
力される。出力回路11は、シリアルデジタル信号を受
入れて、ローパスフィルタ12に向かって出力するため
の、例えばフリップフロップ等から構成され、このフリ
ップフロップは、タイミングコントローラ8から出力さ
れるサンプリング周期Tと同一のクロックにタイミング
を合せて、シリアルデジタル信号をローパスフィルタ1
2に向かって出力する。このような処理が行なわれると
出力回路11からは、第3図(b)に示したものと同様
のデジタル信号が出力されることになる。
本発明の遅延信号処理回路を構成するローパスフィルタ
12は、このデジタル信号を受入れて、高域をカットす
る一般的な回路である。この回路は、デジタル信号の高
周波成分、即ちスペクトルで見ると第4図(C)に示す
ように、同図(b)から雑音成分41を除去したスペク
トルの信号、また波形で見ると第3図(C)に示すよう
に、同図(a)と同様のアナログ入力信号を出力する特
性を持つフィルタである。即ち、デジタル信号の高周波
成分が除去されると、入力信号と同一レベルのアナログ
信号が得られることになる。この時、同時に雑音成分4
1が除去される。
これはエコー効果を発生させるために混合回路2に入力
され、再びローパスフィルタ5等を介してエコー処理さ
れる一方、エコー処理部の信号が混合回路3に入力し、
原アナログ入力信号と混合されて、アナログ出力信号と
して出力されることになる。第4図(b)に示したfs
はサンプリング周波数を示している。
本発明の遅延信号処理回路は、以上の実施例に限定され
ない。
第1図においてローパスフィルタ5を入力端子1に直接
接続し、ローパスフィルタ12を出力端子4に直接接続
することにより、アナログ入力信号が所定時間遅れてア
ナログ出力信号として出力される、単なる音楽信号の遅
延回路としても用いることができる。またこの接続切換
を外部コントロール信号により切換えることのできるア
ナログスイッチを用いれば、エコー回路と音楽信号遅延
回路とを同時に実現することも可能である。
(発明の効果) 以上説明した本発明の遅延信号処理回路によれば、1ビ
ツト量子化技術よってアナログ入力信号をデジタル信号
化するため、比較的安価な回路によりデジタル信号処理
ができる。また、サンプルホールド回路が不要であり、
さらに比較的低いサンプリング周波数を用いても十分な
性能が得られるので、メモリ容量が少なくてよく、また
デジタル回路も汎用のもので安価に構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遅延信号処理回路の実施例を示すブロ
ック図、第2図はそのノイズシェイビング付信号変換回
路の具体的な結線図、第3図は本発明の遅延信号処理回
路の動作を説明する説明図、第4図はそのノイズシェイ
ピング回路の動作を説明する説明図である。 2.3・・・混合回路、5.12・・・ローパスフィル
タ、6・・・ノイズシェイピング付信号変換回路、7・
・・入力回路、8・・・タイミングコントローラ、9・
・・メモリコントローラ、10・・・メモリ、11・・
・出力回路。 第1図 第3図       第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アナログ信号をデジタル信号に変換し、このデジタル信
    号を前記アナログ信号と混合し、この混合した信号と前
    記アナログ−デジタル変換時に生じるノイズを必要帯域
    内で減少させる回路手段とを備えた信号変換回路と、こ
    の信号変換回路が送出するシリアルデジタル信号を一時
    格納するメモリと、このメモリの入出力のコントロール
    を制御するメモリコントローラと、前記メモリから読出
    された信号の高調波成分を除去するローパスフィルタと
    を備えたことを特徴とする遅延信号処理回路。
JP63023160A 1988-02-03 1988-02-03 遅延信号処理回路 Pending JPH01198799A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102307327A (zh) * 2011-08-10 2012-01-04 深圳市万兴软件有限公司 一种音效变音方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102307327A (zh) * 2011-08-10 2012-01-04 深圳市万兴软件有限公司 一种音效变音方法及装置
CN102307327B (zh) * 2011-08-10 2015-08-19 深圳万兴信息科技股份有限公司 一种音效变音方法及装置

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