JPH01197258A - シート材料のウエブを受取るように構成され配置された巻返し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は紙、プラスチック、金属はくなどのようなシ
ート材料のウェブを巻付けるための装置、特に製紙工業
において高速自動巻返し装置として知られている紙の大
きなロールを小さなロールに巻返すだめの装置に関する
。

ロール形状で販売されている１〜イレッ１−ティッシュ
、吸収性キッチンタオルその他の衛生紙製品の製造にお
いては、巨大な製紙機械で紙ウェブを大きな「親」ロー
ルの形で作るのが普通である。

この親ロールは直径が５フィー１−（１，５メートル）
で長さが１０フイートから１２フイート（３メーＩ・ル
から３．６メー１〜ル）のような大きなものにでき、紙
が極めて薄くかつ軽量であるから数マイル（１マイルは
約１．６キロメードル）の紙ウェブを収容できる。

商品として販売でき容易に市販できる製品を製造するた
めには、大きな親ロールは世界中で台所、浴室および公
衆便所に一般に置かれるような形式の小さな家庭サイズ
のロールに巻返されな＆）ｌればならない。この小さな
ロールを作る機械は巻返し機または巻返し装置と称せら
れ、機械の作業者によって制御されるけれども機械が連
続的に運転されるので自動巻返し装置として一般に知ら
れている。これにおいて１つの親ロールから長さが１０
フイートから１２フイート　（３メートルから３．６メ
ートル）の厚紙管などの巻芯に巻付は形成された小径（
約４−５インチすなわち約１０−１２．５センチメー１
〜ル）の「丸太」　（シート材料ロール特に祇ロール）
が数１００個製造されるウェブにはざらに多孔線（切取
り線）が形成されてこれによってシー１−寸法の区域に
分かれる。これらすべては機械を予め制御設定して行な
われ、紙の親ロールが巻返し装置内に配置されると機械
は始動する。故に「自動巻返し装置」という表現が使わ
れる。「丸太」は巻返し装置から自動的に放出され次い
で個個の小さなロールに切断される。

この工業の経済に関して、かかる自動巻返し装置が高速
で作動し、仕上り丸太の直径が一様であってそのシート
計数（シートの数）およびシート長さが正確であり、さ
らに外観に関してまた包装機械におけるその後の作業の
ために製品の品質が確保されることが重要である。

上述したことから明らかなように、ロール製品を正確に
効率良く製造できる有効な高速装置を準備することがこ
の分野での基本的に重要な点である。しかしながら装置
の運転および作業過程が比較的低廉で経済的であること
も等しく重要である。

先行技術において高速自動巻返し装置が極めて多く開示
されているけれども、そのすべてが信頼性を有し経済的
であるのではない。この発明は故に先行技術によって達
成できなかった条件でウェブを自動的に巻返すような装
置を提供する。

絶対的に正確なシート計数またはシート長さを達成でき
るような制御された状態でウェブを「切断」するような
配備が特に重要である。切断されたウェブの先縁を迅速
に繰返して新しく配置された巻芯に移送することも重要
である。さらに仕上りロールすなわち丸太の直径は（紙
のかさ、はさみ測定、軟らかさ、伸び率などの変化に拘
わらず）注意深くかつ正確に制御されなげればならない
。

この発明によって改良しようとするこの分野の成る重要
な先行技術としては、この発明の出願人が特許権を有す
る英国特許第Ｌ４３５，５２５号、フランス国特許第２
，１９３，３８７号、ドイツ国特許第２．３３５，９３
０号およびイタリア国特許第９６３，０４７号ばかりで
なく、さらに米国特許第Ｒｅ、　２８，３５３号、第３
．２６４，９２１号および第３，１７９，３４８号（こ
れらのうぢの後者はＧｒｅｅｎ　Ｂｏｙ　、、Ｗｉｓｃ
ｏｎｓｉｎのＰａｐｅｒＣｏｎｖｅｒｔｉｎｇ　Ｍａｃ
ｈｉｎｅ　Ｃｏｍｐａｎｙに譲渡されている）、第３，
５４０，６７１号（特許権者ドイツ国のＪａｇｅｎｂｅ
ｒｇ）、第３，１４８，８４３号（特許権者Ｆｏｏｄ　
Ｍａｃｈｉｎｅｒｙ　Ｃｏｒｐ。

の１ｌｕｄｓｏｎ−５ｈａｒｐ　ｄｉｖｉｓｉｏｎ）お
よび第３，１２３，３１５号（特許権者Ｄｉｅｔｚ　Ｍ
ａｃｈｉｎｅ　Ｃｏｍｐａｎｙ）がある。

この発明の自動高速巻返し装置はトイレットティシュコ
ー、キッチンタオルなどのようなウェブ材料の大きな親
ロールを保持でき回転可能に支持できる後方スタンドを
包含する。後方スタンドはロール回転設備を有し、ウェ
ブは親ロールから多孔形成ステーションに送られここで
スリットの線が仕上り製品のシート長さを決定する間隔
（スリットの列の間が約４インチ（１０センチメートル
）から５インチ（約１２．５センチメートル）である）
でウェブに横向きに形成される。

ウェブに多孔線が形成されたのちにウェブの先縁は切断
用ロールへ移送される。ウェブが切断用ロールのまわり
に部分的に巻かれ、次いで先縁が小径の厚紙の管すなわ
ち巻芯へ移送される。先縁は接着（またはその他の方法
）で巻芯に固定され、仕上り巻付け゛段階が完了すると
（多孔線によって決定される）所要のシート数と所要の
外径とを持つ長い「丸太」すなわち巻芯に巻かれた紙ロ
ールが得られる。

その後に自動的にロールの「尾部」がウェブから切断さ
れかつ（尾部から切断された）ウェブの先縁が別の巻芯
へ移送され、紙の親ロールが完全に「丸太」に形成され
るまで作業が繰返される。

その後に新しい親ロールが後方スタンドに挿入されて作
業が繰返される。

以上のことを考慮すれば明らかなように、このような紙
製品またはその他のウェブ状材料の製造の重要な点は（
１）シートの長さを限定するきれいに切られた切取り線
すなわち多孔線を形成するための機械の（幅の広い紙ウ
ェブに対する高速の）有効で経済的な運転、（２）シー
トの計数またはロールの長さによって定められるような
正確な線に沿うウェブの切断、および（３）適当な位置
での巻付は機構への巻芯の導入と仕上り「丸太」の自動
的送出にある。

故にこの発明の１目的は、速く動く広幅の紙ウェブをこ
れに沿う正確な位置できれいにかつ正確に切断する切断
機構を連続高速自動巻返し機に提供することにある。

この発明の別の目的は、巻付は形成された小さい紙ロー
ルにおいて正確なシート計数およびシート長を得ること
ができるような自動高速巻返し機を提供することにある
。

この発明の別の目的は、低廉であって容易に費用を低く
維持でき、容易に安い費用で取替えできかつ低い騒音で
作動するような自動高速ウェブ巻返し装置における切断
機構を提供することにある。

この発明の別の目的は、シートの新しい先縁を別の巻芯
に移送するときに切断されたウェブの尾部に対してばか
りでなく前進するウェブの先縁に対しても制御を維持す
るような自動高速巻返し装置のための切断ロールを提供
することにある。

この発明の別の目的は、巻芯のための心棒なしに作動し
さらに仕上りロールの最終直径を正確４５制御するよう
な自動巻返し装置のための制御機構を提供することにあ
る。

この発明の別の目的は切断されたウェブの尾部または尾
部をロールの外径に対して固定保持できるようにする尾
部の密閉または接着のための配備を自動連続巻返し装置
に提供することにある。

この発明の別の目的は、機械の製造者の選択によって接
着でまたは真空、静電原理、機械的装置、圧力手段など
を使用してウェブの先縁を巻芯に移送する自動ウェブ巻
返し装置における切断機構を提供することにある。

上述したまたはその他の目的に関し、この発明に関する
詳しい情報は以下の説明によって得られまたこの説明に
よってこの発明は充分に会得できるであろう。

この発明の例示のために図面には現在望ましいと考えら
れるこの発明の１実施例が図示されるけれども、この発
明を構成する各種の装置要素が種種に配置でき組織でき
またこの発明が以下に説明さ些図面に図示される装置要
素の特定の配置および組織に限定されるものでないこと
は理解すべきである。

各種図面において同様の部分は同様の符号で示される。

　　　、 第、１図を参照すれば巻返し機すなわち巻返し装置２１
は第１枠部分２２および第２枠部分２３を有し、これら
は相離れていてそれらの間には作業者が通過できる通路
２４が形成される。後方スタンド２５は紙ウェブの親ロ
ール２６を支持し、この紙ウェブは後方スタンド２５に
設けられた受台２８の中に支持される親ロール軸２７か
ら繰出される。

軸２７のまわりで回転するように支持されるロール２６
は枠部分２２内に支持されていて駆動される繰出しベル
ト３０によって繰出される。ヘルド３０は任意の周知の
装置（ここでは詳述しない）によって適当に駆動され、
この装置は巻返し機の作動中にベルト３０を矢印３Ｉの
方向に運動させる。ベルト３０は、ロール２６から繰出
されるときのウェブ２９の線速度が巻返し系のその他の
部分の要求に従って正確制御され維持されるように駆動
装置によって適当に制御される。

後方スタンド枠部分（第１枠部分）２２から前方巻取り
部分（第２枠部分）２３へ矢印３２の方向で動くときの
ウェブ２９に作用する張力はダンザロール３３によって
適当に制御される。

矢印３２の方向に動くときにウェブ２９は１対の案内ロ
ール３４．　’３５を通過して巻取り部分２３に進み、
次いで案内ロール３５から多孔形成ステーションを通っ
て垂直に動く。このステーションは受刃（固定刃）用定
置支持体３６および回転切断刃ロール３７からなる。

支持体３６はこれに適当に取付けられた切欠き式の固定
の多孔形成刃３８を有し、これは多くの切断刃３９と連
携してウェブ２９の幅全体を横切る多くのスリットから
なる線を形成する。この多孔形成ロール機構は「きれい
に切れる」切取り線すなわち切取り用の多孔線を提供で
きるが、これは当業者によく知られているのでここでは
これ以上詳述しない。

しかしながら注目すべき点として、ウェブ２９は多孔形
成ステーションを通過する際にロール３７に巻付かない
から２つの刃の間を通過するときのこのウェブの線速度
はロールの周速度より大にも小にもできる。この配備に
よれば、作業者は切取り線すなわち多孔線の間の間隔を
変えることができそしてその間隔は切断刃３９の間の周
間隔に限定されない。例えば受刃（固定刃）３８を通過
するときのウェブ２９の線速度が大きくなると多孔線の
間の間隔は切断刃３９の間の間隔より大きくなる。この
ような結果はウェブ２９の線速度に対してロール３７の
周速度を減少または増大させることによって得ることが
でき、或いはロールの周速度に対してウェブ速度を増大
また減少させることによって得ることができる。ウェブ
２６の線速度が低減すると多孔線の間の間隔は小さくな
る。

明らかに、刃によってウェブ２９が引裂かれるおそれの
ないようなウェブ２９の線速度とロール３７の周速度と
の間の差は無制限ではない。それにも拘わらず第１図に
図示される配備によれば、シートの寸法の変化および仕
上り製品における切取り線の間隔の変化について融通性
が得られる。

多孔形成ステーションを通り過ぎたウェブは回転ロール
４０のまわりを通って主巻取りドラム（すなわち第１巻
取りロール）４１の外面に接触する。

この主巻取りドラム４１については後段で詳述する。

ウェブ２９が主巻取りドラム４１の表面に接触するよう
になるときに、ウェブの先縁は主巻取りドラムすなわち
第１巻取りロール４１内の真空によってこのドラム４１
の表面に接触保持され、この真空の力はドラムの外面に
ウェブを保持するため開孔（吸引開孔）４２を介して作
用する。

主巻取りドラム４１が回転すると（第１図で反時計回り
に）ウェブは、腕４４によって回転するように支持され
て主巻取りドラム４１に接近できまたこれから離れるこ
とができるウェブ分離ロール４３を通過する。第１図に
おいてロール４３は主巻取りドラｌ、から離れた位置に
あるとして図示されている。

ロール４３にはウェブ分離機構が取付けられ、これは（
当業者に周知の）切断刃を包含でき或いは主巻取りドラ
ム４１の溝４６と連携作動するウェブ分離装置すなわち
ウェブ分離器４５を包含できる。

適当な時点でロール４３は揺動軸４７に連結された腕１
３１の作用で主巻取りドラム４１に向って旋回する。揺
動軸４７は間接的に（図示なしの機構を介して）回転可
能の軸４８（第１０図に図示）に連結される。この軸４
８はカム５１の縁５０に接するカム従動子４９に作動的
に連結される。

カム５１並びに後述するその他のカムは機械のカム制御
部分の駆動軸５２に取付けられ、軸５２が回転するとこ
れに取付けられている各種のカムが旋回してウェブ分離
機構、巻芯持上げ機構、副巻取り装置（第２巻取り装置
）用減速装置および直径制御ロールを作動する。

再び第１図および第１０図に示されているウェブ分離機
構について説明すると、カム５１が回転した際にロール
４３が主巻取りドラム４１に向って旋回し、ドラム４１
とロール４３が同期して回転するのでウェブ分離器４５
と溝４６は主巻取りドラム４１の軸線とウェブ分離ロー
ル４３の軸線との間の直線上の位置５３に僅かの間だけ
共に来る。

ロール４３とドラム４１を同期回転させるための装置は
第１６図に図示される。二重面時制ベルト１３２は主巻
取りドラム４１の歯付き部分のまわりにかつウェブ分離
ロール４３の歯付き部分の下側に巻掛けられる。ピボッ
ト腕１３４によって支持さればね１３５の作用を受ける
引張ローラ１３３によってベルト１３２は常に引張られ
てドラム４１およびロール４３の歯付き部分にしっかり
と係合するが、しかしながらロール４３は腕４４および
ウェブ分離揺動軸４７によって主巻取りドラム４１へ向
うようにまたこれから離れるよう動くことができる。

第９図に示されるように、ロール４３が主巻取りドラム
４１に向って動くとウェブ分離機構４５が紙ウェブ２９
を溝４６の中に押し込み、これによってウェブは溝の中
で引裂かれるすなわち分離される。

ウェブの分離は溝４６に切取り線すなわち多孔線が重な
ったときでも重ならなかったときでも達成できる。

この現象は、ウェブ分離器４５によって溝４６の中にウ
ェブ２９が押込まれる程度が紙ウェブの伸びおよび引張
りを超えることによって生じる。

紙ウェブの伸びおよび引張りの特性は明らかに一定せず
、故に破断されるときのウェブ分離器４５によるウェブ
の延伸は大きいこともあり小さいこともある。しかしな
がら溝４６の幅および深さ並びにウェブ分離器４５の寸
法は巻返し機を走らせるべき紙の種類に適合するように
選択できる。

ウェブ分離器の詳細はさらに第１１図および第１２図に
示される。ウェーブ分離器４５はロール４３から半径方
向外向きに突出する剛い部材である剛体羽根板５４を備
える。この羽根板は茎部分５５を備えてもよく、これは
所望ならばくぼみ５６内でロール４３に固定されさらに
望ましくはねじ５７によってロール４３の表面に固定さ
れる。

羽根板５４は海綿状のゴム、ポリウレタンまたは弾性材
料からなる圧縮可能部材特に圧縮可能のストリップ５８
によって包囲され、これは望ましくは羽根板５４を包囲
しさらにこれと隣接の締付は部分５９および６０を有す
る。　１ 特に第１２図に示されるように、ウェブ分離器４５は羽
根板５４が溝４６の中に実質上中央で延長するようにロ
ール４３に配置される。その延長の大きさは機械の中で
使用すべき紙の種類とウェブを破断させるためにウェブ
溝４６の中へ押込むべき距離とによって決定すべき事項
である。いずれにしても羽根板５４の先端は溝４６の底
に突き当たらず、また実際に羽根板は溝４６の側壁から
充分に離れ従って羽根板５４は主巻取りドラム４１のど
の部分とも接触しない。

締付げ部分５９および６０の上面６１および６２は、第
１２図に特に示されるように、ウェブ２９に接触して溝
４６の各側で主巻取りドラム４１の表面にウェブを緊密
に押付けるように配置される。

圧縮可能部材５８は望ましくは羽根、板５４の各側にス
リット６３を有し、これによって圧縮可能部材の中央部
分６４は（羽根板５４と共に）溝４６の中に容易にはい
ることができてウェブ２９を溝４６の中に押す。

これは締付部分５９および６０が溝４６の各側で主巻取
りドラムの面に緊密にウェブ２９を押付ける際に行なわ
れる。

羽根板５４はエラストマ（圧縮可能部材）５８だけが紙
に接触するようにするために頂部でエラストマ５８の中
央部分６４の１部分でおおわれるようにできるけれども
、羽根板５４の縁ゆとがっていてエラストマから突出す
るようにも配置できその際にはこの縁は溝の中での紙の
破断を授ける切断刃としても作用する。

ウェブ２９は溝４６の縁に沿う場所以外で主巻取りドラ
ム４１の表面に押付は保持されるようにもできる。例え
ばエラストマ５８の部分５９および６０を（紙を溝の中
に押入れる中央部分６４を残して）除去しかつ真空機構
および溝４６の極く近（の開孔によって（或いはウェブ
分離器４５の一体部分でない別個の機構によって）主巻
取りドラムの表面に対して正しく保持することも可能で
ある。ウェブ分離器４５がウェブを溝４６の中に押入れ
るときにウェブが溝の中でその弾性強度および引張り強
度を越えて伸ばされてウェブが溝の限界範囲で破断され
るまでの間にウェブ２９が溝４６の極く近（の区域で緊
密に保持されることだけが重要である。

ウェブが破断されたのちに主巻取りドラム４１がさらに
回転することによって、シート（ウェブ、紙）の先縁は
このドラムによって第４図に示される位置まで反時計ま
わりに運ばれる。ウェブ２９の先縁は主巻取りドラム４
１内に生じる真空で表面に対して密接するようにシート
を保持する開孔４２を除いてドラム４１に対して保持さ
れることなく自由に浮いているから、後方へなびく。

主巻取りドラム４１がウェブを反時計回りに運ぶときに
シートの先縁の端部が後方へなびく様子は第４図に６５
で示される。このときに１連の短い弧状のくぼみ６６が
主巻取りドラム４１の外面に露出する。これらくぼみ６
６については後段で説明する。

同じく第４図に示されるように真空開口（吸引開孔）６
７によって構成される通路を通して主巻取りドラム内の
真空がウェブ２９の尾部または尾部に作用し、これによ
ってシートのこの部分は主巻取りドラム４１内の真空区
域６９と非真空区域７０を分割する真空箱壁（真空分離
装置）６８を開口６７が通過するまで主巻取りドラムの
表面に接触保持される。

この位置は第５図に示される。

再び第１図を参照すれば、主巻取りドラム４１が反時計
回りに回転してこれと共にウェブの先縁を反時計回りに
運搬する際に上向き運搬装置７１が多くの巻芯７２を巻
芯収容ステーション７３から上向きに矢印７４の方向に
運搬し、これによって先頭の巻芯７５ば主巻取りドラム
４１の直接下方に位置して主巻取りドラムすなわち第１
巻取りロール４１と副巻取りドラムすなわち第２巻取り
ロール７７との間に形成されるのど７６に並ぶようにな
る。

先頭の巻芯７５はホッパ７８の中に落下しここから巻芯
前進装置特に巻芯持上げ機構８１の腕８０に取付けられ
たローラ７９によって持上げられる。

巻芯持上げ機構８１は軸８２に固定され、これは第１０
図に示されるように巻芯持上げカム８５に取付けられた
カム板８４に接するカム従動子８３に直接連結される。

巻芯持上カムの寸法、位置および調時は、ホッパ７６内
のローラ７９が持上げられて先頭の巻芯７５がのど７６
の中に押込まれたときにウェブ２９の先縁の折戻し部分
６５がのどの中の巻芯にちょうど並ぶように（第５図に
図示されるように）決定される。

巻芯が第１図に示される先頭の巻芯７５の位置に到着す
る以前に巻芯は接着剤塗布ステーション（接着剤塗布装
置）８８の接着剤塗布ロール８７と後援ロール８７の間
を通過する。接着剤塗布ステーション８８は、機械の建
設者によって選択され巻芯に固定すべき紙の種類に適し
た位置で、ロール８Ｇと８７を通過する巻芯の周に沿う
多くの帯状部分に接着剤を塗布する。

上向き運搬装置７Ｉは選択された停止位置が存するよう
に間欠的に作動されて、巻芯は接着剤ステーションのロ
ールの間で動きかつ接着剤塗布ののちに停止する。ロー
ル８６と８７は異なる速さで矢印の方向に回転し従って
巻芯はこれらの間を通過するときに回転し、このように
して接着剤が巻芯の全周のまわりに付着する。ロール８
６はロール８７より速く回転する。

巻芯が８９で示される（ロール８６と８７の間の）接着
剤塗布位置から上昇するときに、接着剤はローラ７９に
よってのど７６の中に持上げられるまで粘稠な状態に保
たれる。

先頭の巻芯がのど７６に（第５図に図示されるように）
到着すると、巻芯の表面は主巻取りドラムすなわち第１
巻取りロールの外面にまた副巻取りドラムすなわち第２
巻取りロールの外面にも接触するようになりよってこれ
らドラムすなわちロールと同じ表面速度で回転する。従
ってウェブの折戻し先縁６５が巻芯と主巻取りドラムと
の間に到達すると巻芯の表面上の接着剤帯状部が直ちに
ウェブの折戻し先縁に接触してウェブが巻芯に接着し、
かくして（開口４２を通して加えられる真空によって所
定位置に保持されていた）ウェブの先縁が主巻取りドラ
ムから引離される。

副巻取りドラムは巻芯の同上の接着剤帯状部に対して真
直配置される（そして実際に主巻取りドラムのくぼみ６
６とも真直配置される）多くの周溝（図示なし）を有し
、従って接着剤が巻芯の表面から主巻取りドラムまたは
副巻取りドラムの表面に転写されることはない。

先頭の巻芯がのど７６の中に持上げられウェブの先縁の
折曲げ部分６５が巻芯の接着剤塗布部分に接触する間に
経過する短い時間の中で、ウェブの尾部または尾部（こ
れは以前には開口６７のところの真空によって溝４６に
おいてドラムに対し適正位置に保持されていた）は非真
空区域７０を通過しよってすでに巻かれたロール９００
尾部または尾部は主巻取りドラムか、ら解放される。

このときに副巻取りドラムの回転は遅くされる、すなわ
ち減速される。この減速は第１０図に示される副巻取り
ドラム用減速カム９１によって達成され、これはカム板
９２を従動子９３に押付けて軸９４を回転させる。軸９
４の回転によって例えば１連の先細円錐プーリー、差動
歯車または連続速度調整器のような制御機構が作動され
、これによって副巻取りドラムは主巻取りドラム４１お
よび直径制御ロール９５の回転速度に対して減速される
。

速度差によって巻芯７５および完成ロール９０の双方は
前方へ動かされる。すなわちロール９０は副巻取りドラ
ムと直径制御ロール９５との間の位置から外へ動かされ
てここでホッパ９６の中へ吐出される。

軸８２ａの軸線のまわりのホッパ９６の連続運動によっ
て、紙を巻芯のまわりに巻いて形成した「丸太」と称せ
られる仕上り紙ロールは適当な紙ロール集め装置（図示
なし）へ差出される。

同様に副巻取りドラムの減速によって主巻取りドラムは
のど７６を通して巻芯およびウェブの新しく作られた先
縁を副巻取りドラム７７の上方の位置へ押し、そこで直
径制御ロール９５が新しく配置された巻芯（および紙の
成る長さ）の頂部上の位置まで下降させられかつ副巻取
りドラムが全速まで加速されこのようにして新しく配置
された巻芯への新しいロールの巻付は形成が着手できる
。

この時点から上述した経過が繰返されて、ウェブの折戻
し先縁が接着された新しく配置された巻芯のおのおのは
新しい紙ロールすなわち丸太の形成のために副巻取ロー
ルの頂部上で直径制御ロールの下方の位置まで動かされ
る。

第７図において矢印１３８および１３９は主巻取りドラ
ム４１からの尾部の引離しを援助するために空気噴流を
採用できる位置を示し、空気噴流は開口６７を通って（
１３９で示されるように）或いは外部からウェブの表面
へ向けて（１３８で示されるように）主巻取りドラム４
１と直径制御ロール９５との間の空間へ噴射される。

第８図には新しく配置された巻芯へのウェブの先縁の移
送を授ける別の形式の装置が示される。

副巻取りドラムはこの副巻取りドラムに形成された多く
の開口１４０を有し、真空箱１４１がのど７６の極く近
くの区域で副巻取りドラムの中に配置される。

適当な調時機構（図示なし）によって、箱１４１の中の
真空が巻芯７５のまわりに巻付は始められたウェブの先
縁に対して開口１４０を通して吸引を加えるに利用でき
る。第８図から明らかなように、移送を援助するための
真空系はちょうど仕上げられたロールに対してまたは紙
ロールへの尾部の付着または巻付けに対して不利な効果
を与えることはない。

第７図にはウェブの先縁を巻芯に付着させるために適宜
採用される形式が図示され、これにおいてはウェブの先
縁の最前方部分をドラムに対して保持して第４図に６５
で示されるような折戻しを阻止するため付加の開口９７
の組が主巻取りドラムの表面に設けられる。

このような状態で新しく上向きに動かされる巻芯７５が
のど７６の中へ持上げられときに接着剤の１部が主巻取
りドラムから吐出しようとするウェブの圧部へ巻芯から
転写され、圧部のこの接着剤はこの圧部をちょうど完成
した紙ロールすなわち丸太に「付着コさせるのに使用さ
れる。その際に、ウェブの次の先縁を「拾い上げ」して
これを第６図に示されると同様に巻芯のまわりに巻くに
充分な接着剤が巻芯の帯状部に残る。

もう−度第１０図を参照すると直径制御ロールカム９８
（これも軸５２に取付けられる）はカム面９９を有し、
これは紙ロール９０を副巻取りドラム７７と直径制御ロ
ール９５との間で巻付は形成するときにこの紙ロールの
直径を正確に制御するような制御条件で軸１０１を回転
させて直径制御ロール９５を紙ロールの上方で上昇させ
るような方式でカム従動子１００を移動させる。

第１４図にはカム従動子１００がカム従動子面板（カム
面）９９で作動されて軸１０１を回転させる方式が示さ
れる。

軸１０１が回転することによって連結棒１０２が矢印１
０３の方向に移動して腕１０４が軸１０５を中心として
旋回する。腕１０４にはさらに球軸受ローラ１０６が連
結され、これ自身は第１５図に明示されるように腕１０
７の下側に接する。球軸受ローラ１０６が腕１０４によ
って動かされるとこれによって腕１０７が上昇し、これ
に連結されている軸１０８が矢印１０９の方向に動く。

この軸１０８はブラケット１１１の腕１１０に連結され
、これが枠部材（第２枠部分）２３の軸１１２のまわり
を旋回する。軸１１２のまわりを旋回する別の腕１１３
は連結棒１１４を上下に動かす。連結棒１１４が直径制
御ロール９５に作動連結されているので、ロール９５ば
祇ロール９０の上方に正確に位置して紙ロール９０にお
ける巻き直径を正確に制御する。

再び第１４図を参照すれば腕１０７は、第１５図に図示
されるように枠１１７に摺動可能に取付られた移動台１
１６の中の軸１２０に旋回可能に取り付けられる。

ねじ付き軸１１９に連結されているハンドル車１１８に
よって軸１２０は矢印１２１で示されるように左右に動
く。この運動によって軸１０７は球軸受ローラ１０６の
上方で動き、これによって軸１２０の中央と球軸受（ロ
ーラ）１０６の軸線１２２との間の距離が変化する。

これによってさらに球軸受１０６の軸線１２２と軸１０
８の下端の旋回軸線１２３の間の距離が変化する。

直径制御ロール９５の位置および配置を大きく変化させ
るに使用できる１連の連結点１２４　、１２５および１
２６が存在するけれども、さらにハンドル車１１８が設
けられていてこれの回転によってロール９５の位置の極
めて精密な小さい調節が達成される。

開孔（連結点）　１２４　、１２５および１２６のいず
れかへの軸１０８の上端の位置変更は機械が作動されて
いないときに限って達成されるけれども、球軸受ローラ
１０６の上方の腕１０７の位置は機械の作動中にハンド
ル車１１８によって調節できる。

第１３図には切断刃ロール３７を駆動するための装置が
示され、このロールの軸線１２７は動力駆動ロール１２
９の軸線１２８と角度をなすように配置される。

この装置は二重面調時ベルト１３０を包含し、これは駆
動ロール１２９、案内ロール１３７、切断刃ロール歯車
（この回転するロールの歯車部分）１３８、案内ロール
１３９および案内ロール１４０のまわりを動く。ロール
１３７および１４０の軸線は軸線１２８に平行であるが
ロール１３９の軸線は１２７に平行である。

軸線１２７と１２９の間の角度は約１°−２°である。

上述したすべてのことから明らかなように、この発明の
重要な点は迅速に動く紙のウェブの正確な切断を達成す
るための手段を具備することにある。これによれば溝４
６上の切取り線すなわち多孔線の位置は分離が常に特定
のシートの端部で起るようにでき、かくして巻芯に巻付
は形成された紙ロールすなわち丸太の正確なシート計数
が可能になる。（紙ロールに含まれるシートの枚数が正
確に求められる、または正確に一定にできる。）接着剤
を巻芯に塗布するとして上述したけれども、明らかに接
着剤は（吹付けその多の手段によって）溝４６の直後で
ドラム４１上のウェブに塗布でき、このようにすれば接
着剤塗布用のロール８６および８７並びに接着剤塗布ス
テーション８８は省略される。

この発明が発明の精神およびその特定の特性から逸脱す
ることなしに別の特別の形で実施できることは明らかで
あり、故に上述の実施例はすべての点で例示と見なすべ
きであり、発明は上述した説明によってではな（特許請
求の範囲の記載によって示されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の自動連続高速巻返し装置の垂直断面
図、第２図は第１図に示される巻返し装置のシート切、
断部分の主巻取りドラムすなわち第１巻取りロールおよ
び関連部分の図解的垂直断面図、第３図は主巻取りドラ
ムに固定されたウェブの先縁の最初の部分を示す第２図
に類似した図解図、第４図はウェブの先縁がウェブ切断
ロールを通して巻芯部分に向って動くように回転したと
きの主巻取りドラムを示す第２図に類似した図解図、第
５図は主巻取りドラムと直径制御ロールの間のウェブ受
取り位置に位置する巻芯を示す第２図に類似した図、第
６図は巻付は位置から離れた仕上りロール、巻取りドラ
ムから離れているウェブの圧部、および巻芯のまわりに
部分的に巻かれたはいって来るウェブの新しい先縁を示
す第２図に類似した図、第７図はウェブの先縁に折戻し
がなく移送が巻芯に向って直線的になされるときの主巻
取りドラムの配置を示す第５図に類似した図、第８図は
巻芯のまわりにウェブの先縁を巻付けるための別の機構
を提供するように変型された副巻取りドラム基よび変型
された形式の巻芯前進機構を示す第６図に類似した図、
第９図はウェブを包含する主巻取りドラムの部分の部分
断面図、第１０図は第１図から第７図に図示される各種
ロールの位置を調整する制御機構のカム区域の垂直端面
図、第１１図はこの発明のウェブ分離装置の断面図、第
１２図はウェブの分離のために相互作用する時点におけ
るウェブ分離ロールおよび主巻取りドラムのそれぞれの
１部分を示す断面図、第１３図は動力軸に対して角度を
なすように多孔形成ロールを駆動するための装置の図解
的斜視図、第１４図は可変のロール直径制御機構の部分
図、第１５図は第１４図の１５−１５線にほぼ沿う断面
図、第１６図はウェブ分離装置の同期機構の図解図であ
る。 図面において、２９はウェブ、３６と３７は多孔形成装
置、３８は固定の刃、３９は切断刃、４１は第１巻取リ
ロール（主巻取りドラム）、４２は真空装置（開孔）、
４３はウェブ分離ロール、４５は分離装置、４６は溝、
５４は剛い部材（羽根板）、５８は圧縮可能の部材であ
るストリップ、６５はウェブの折返し部、６７は真空装
置（開孔）、６８は真空分離装置（真空箱壁）、７２と
７５は巻芯、７６はのど、７７ば第２巻取りロール（副
巻取りドラム’）　、７８は巻芯受取りホッパ、８１は
巻芯前進装置（巻芯上昇機構）、８６は後援ロール、８
７は接着剤塗布ロール、８８は接着剤塗布装置（接着剤
塗布ステーション）、９５は直径制御ロール、１２９は
案内ロール、１３０は二重面調時ベルト、１３８は回転
ロールの歯車部分（切断歯ロール歯車）、１’３９は案
内ロール、（１３８と１３９は辛気噴射も示す）　、１
４１は第２巻取りロールの真空装置ｉ真空箱）を示す。 ス１ ／／３ “′−一　”′　　　Ｏ ＼・、− 、、、Ｖ　　　み＝ ′１？ゼを蹟血寒− ゲ土 −Ｃ参５−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 シート材料のウェブを受取るように構成され配置された
   巻返し装置において、 前記巻返し装置が、同期して回転するように作動的に互
   に結合された主巻取りドラム（４１）とウェブ分離ロー
   ル（４３）を有し、 主巻取りドラム（４１）の表面に、溝（４６）が形成さ
   れ、 ウェブ分離ロール（４３）が、その表面から突出するウ
   ェブ分離器（４５）を有し、 前記溝（４６）および前記ウェブ分離器（４５）は、主
   巻取りドラム（４１）とウェブ分離ロール（４３）の同
   期回転における選択された時点で前記ウェブ分離器（４
   ５）が前記溝（４６）に突入するように、主巻取りドラ
   ム（４１）およびウェブ分離ロール（４３）に構成され
   配置され、 前記ウェブ分離器（４５）が、前記溝（４６）の中にウ
   ェブ（２９）を押し入れる剛い部材（５４）を有し、前
   記ウェブ分離器（４５）は、このウェブ分離器が前記溝
   （４６）に突入したときに、前記ウェブ（２９）が、こ
   のウェブの伸びおよび引張りの限界を超える距離だけ前
   記溝（４６）の中に突入して、前記溝（４６）の中で前
   記ウェブ（２９）が引裂かれるような、寸法を備え、 前記主巻取りドラム（４１）に真空装置（６９、９７、
   ６７）が付設され、さらに 前記真空装置（６９、９７、６７）は、ウェブ（２９）
   の分離が起ったのちに、前記溝（４６）の近くで前記ウ
   ェブ（２９）の尾縁を保持するために、前記主巻取りド
   ラム（４１）において前記溝（４６）の極く近くにかつ
   これの一側に配置される第１の吸引開孔（６７）と、並
   びに、ウェブ（２９）の分離が起ったのちに、前記溝（
   ４６）の近くで前記ウェブ（２９）の先縁を保持するた
   めに、前記主巻取りドラム（４１）において前記溝（４
   ６）の他側にこれの極く近くで配置される第２の吸引開
   孔（９７）とを有し、これによって巻芯（７５）に塗布
   された接着剤で、ウェブの先縁が、巻芯に巻付けできる
   こと、 を特徴とする巻返し装置。