JPH0119694Y2 - - Google Patents

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JPH0119694Y2
JPH0119694Y2 JP3413883U JP3413883U JPH0119694Y2 JP H0119694 Y2 JPH0119694 Y2 JP H0119694Y2 JP 3413883 U JP3413883 U JP 3413883U JP 3413883 U JP3413883 U JP 3413883U JP H0119694 Y2 JPH0119694 Y2 JP H0119694Y2
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shaped body
rod
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petal
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JP3413883U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデツキプレートに取付け、コンクリー
トを打設した後、天井を吊り下げるデツキプレー
ト用インサートに関する。
この種のインサートとして第1図、第2図に示
すインサート10が知られている。このインサー
ト10は下端にメネジ12が形成された棒状体1
4と、この棒状体14の下部外周に設けられ、上
方が拡開している弾性プラスチツク製花弁状体1
6と、この上方に嵌合している座金18と、この
座金18を押し下げるバネ20とからなる。
このインサート10を使用するには、デツキプ
レート22に孔24を穿設し、この孔24に上方
から強く花弁状体16を縮めて押し込み、バネ2
0の弾発力で花弁状体16と座金18との間にデ
ツキプレート22を挾み固定する。次にコンクリ
ートをデツキプレート22上に打設し、メネジ1
2を用いて天井を吊下げる。
このインサート10は上述のようにデツキプレ
ートへの取付が容易であるという特徴を有する
が、次のような欠点を有している。デツキプレー
トに孔を形成する際、現場でドリルを用いて上方
から穿設するが、孔明け後ドリル刃を必ずしも垂
直に引き抜くとは限らないので、デツキプレート
上面にバリの突出することが多い。このため座金
18がバリ上に載り、棒状体14が不安定となり
傾斜しやすい。またコンクリートを打設する際、
コンクリートは圧入され水平方向に流れるので、
この流れにより棒状体14が傾斜しやすい。さら
にインサートを取付ける作業において、作業員が
誤つて取付済みインサートを踏んだ際、棒状体1
4を傾斜させる強い力が働き、花弁状体16が破
損しやすい。
本考案はこれらの不都合を解消し、棒状体を確
実に垂直に保持し、花弁状体の破損を防止するこ
とを目的として案出されたものである。
すなわち本考案は上記インサートにおいて、座
金18の代りに、デツキプレート上面に接する座
体と、この座体の中央部に設けられ、棒状体に摺
嵌し、棒状体の傾斜を防止する筒状部と、座体の
中央部下部に形成されデツキプレート上面に突出
したバリを受容する空隙とを設けたものである。
次に第3図に示す本考案一実施例のインサート
30について説明する。32は棒状体であり、下
端には天井を吊下げるメネジ34が形成されてい
る。36は花弁状体であり、棒状体32の下部外
周に設けられ、弾性プラスチツク等を用いること
により上方が弾性的に拡開する。38は座体であ
り、花弁状体36の上方に設けられている。この
座体38の中央部には筒状部40が形成され、棒
状体32に摺嵌している。座体38の中央部下面
は徐々に立上り、筒状部40内面に連らなること
により、ここに空隙42が形成されている。44
はバネであり、棒状体32上端から外方へ突出す
るつば状部と筒状部40上端に形成されたつば状
部との間に介在され、座体38を棒状体32に対
し下方へ押圧する。
このインサートは以上の構成であるから、従来
のものと同様に、デツキプレート46に孔48を
穿設し、この孔に上方から押し込み、花弁状体3
6と座体38との間にデツキプレートを挾んで固
定して使用する。
このときこのインサート30では、孔48に上
方へ突出するバリ50があつても、このバリ50
は空隙42内に受容され、座体38に接触しない
ので、棒状体32が不安定になつたり、傾斜した
りすることはない。また筒状部40により棒状体
32は確実に垂直に保持されるので、コンクリー
ト打設時にコンクリートの流れにより棒状体32
が傾くことはなく、インサート取付作業中に踏ん
でも、棒状体32は傾斜することなく平に一時的
に押し下げられるだけであり、花弁状体36が破
損することはない。
以上のように本考案のインサートは従来のもの
と全く同様に容易に使用することができ、しかも
棒状体が傾斜しやすい等の不都合は完全に解消さ
れているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正断面図、第2図は同底面図
であり、第3図は本考案一実施例の正断面図であ
る。 30……インサート、32……棒状体、36…
…花弁状体、38……座体、40……筒状部、4
2……空隙、44……バネ、46……デツキプレ
ート、50……バリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に天井吊下げる棒状体と、この棒状体の下
    部外周に設けられ、上方が弾性的に拡開し、デツ
    キプレート下面に接する花弁状体と、この花弁状
    体上方に設けられ、デツキプレート上面に接する
    座体と、この座体の中央部に設けられ、前記棒状
    体に摺嵌し、前記棒状体の傾斜を防止する筒状部
    と、前記座体の中央部下面に形成され、デツキプ
    レート上面に突出したバリを受容する空隙と、前
    記座体を前記棒状体に対し下方へ押圧するバネと
    からなるデツキプレート用インサート。
JP3413883U 1983-03-11 1983-03-11 デツキプレ−ト用インサ−ト Granted JPS59140604U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3413883U JPS59140604U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 デツキプレ−ト用インサ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3413883U JPS59140604U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 デツキプレ−ト用インサ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140604U JPS59140604U (ja) 1984-09-20
JPH0119694Y2 true JPH0119694Y2 (ja) 1989-06-07

Family

ID=30164909

Family Applications (1)

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JP3413883U Granted JPS59140604U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 デツキプレ−ト用インサ−ト

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100767567B1 (ko) 2006-10-19 2007-10-17 주식회사 동우 이앤씨 건축사사무소 건축용 인서트
US8267628B2 (en) 2009-05-12 2012-09-18 MW Engineering Threaded anchor for concrete metal deck floors
US9394706B2 (en) 2013-10-08 2016-07-19 Simpson Strong-Tie Company, Inc. Concrete anchor

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JPS59140604U (ja) 1984-09-20

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