JPH0144802Y2 - - Google Patents

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JPH0144802Y2
JPH0144802Y2 JP19190286U JP19190286U JPH0144802Y2 JP H0144802 Y2 JPH0144802 Y2 JP H0144802Y2 JP 19190286 U JP19190286 U JP 19190286U JP 19190286 U JP19190286 U JP 19190286U JP H0144802 Y2 JPH0144802 Y2 JP H0144802Y2
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casing
pin
support
block
furniture
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は着脱自在とする支柱と被取付物とを固
定する場合に用いる金具に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、家具の天板に脚を着脱自在とするに
は、従来脚の上端に雄ネジを突出しておき、家具
の天板裏面に固定した雌ネジに螺着する方法や、
第5図に示すように脚Aの上端部側方に突出させ
たネジBを蝶ナツトCで締め上げ、天板Dの裏面
に定着した幕板Eに支受せしめる方法などが知ら
れている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前者の場合には、脚が固定される角度が一定せ
ず、断面円形の脚の場合はともかく、方向性のあ
る角形の脚には応用することができない。
また、後者即ち第5図に示す方法では、蝶ナト
Cを天板Dの裏面の狭い部分で締めなければなら
ず、作業が厄介である。
このような点に鑑み、本考案は家具等の被取付
物に簡単に着脱できるとともに、取付位置を一定
として方向性のある支柱にも利用することができ
るようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る金具は、テーブルの天板などの被
取付物または支柱のいずれか一方に固定されるケ
ーシング1部分と、いずれか他方に固定される受
体12とで構成される。
ケーシング1内には上下に遊動可能のブロツク
6を収蔵し、該ブロツク6にピン8を貫通支持せ
しめる。そして、ブロツク6を貫通したピン8の
両端部はケーシング1の側壁に設けた長孔2,2
をも貫通して外方に突出せしめる。一方、受体1
2は帽状、つまり有底の短円筒状であつて、その
内部に前記ケーシング1を嵌入し遊回動し得る大
きさとする。そして、受体12の側壁の対向する
2個所にL字形の切込み15,15を設け、この
切込み15,15にケーシング1から突出してい
るピン8の両端部を掛合せしめるものである。
〔作用〕
例えば、第2図に示すように被取付物であるテ
ーブルの天板17にケーシング1を、支柱である
脚18に受体12を固定した場合、天板17に固
定されているケーシング1の長孔2,2からピン
8の両端が突出している。一方、対向する2個所
にL字形の切込み15,15を有する受体12は
脚18に固定されている。従つて、ケーシング1
に受体12を嵌入した上で脚18を所定角度回し
てケーシング1の長孔2,2から突出しているピ
ン8の両端部を切込み15,15に掛合させる
と、脚18を天板17に簡単に固定することがで
きる。脚18を先程とは逆方向に回すと、ピン8
と切込み15,15との掛合が解けるから、脚1
8を天板17から外すことができる。なお、ブロ
ツク6はピン8の抜け止め防止とピン8を図の上
方に付勢させるのに役立つものであり、脚18に
取付けられている受体12の切込み15,15に
ケーシング1の長孔2,2から突出しているピン
8の両端部を掛合させた時、ピン8が図の下方へ
引降され気味になるようにしてある。このように
すると、脚18を天板17にしつかり固定でき
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を添付の図面に基いて説明す
る。
ケーシング1と受体12とは遊嵌合し得る直径
の帽状の短円筒形とするが、実施例におけるケー
シング1は対向する2個所の側壁1a,1aを平
面とし、両側壁1a,1aに長孔2が形成されて
いる。また、ケーシング1の側壁1aを延長し側
方に折曲してビス孔3,3を穿設し、家具の天板
などにビス4止めするための座5としてある。
このケーシング1内には合成樹脂などからなる
ブロツク6を遊嵌合せしめ、これに設けた貫通孔
7にピン8を挿通し、その両端はケーシング1の
側壁1a,1aに設けた長孔2,2をも貫通して
ケーシング1の外方に突出せしめる。ピン8を貫
通孔7に圧入すると、ピン8の抜け止め手段を別
に設ける必要がない。
ブロツク6はケーシング1内に直接嵌め込んで
もよいが、実施例ではブロツク6を小さいものと
し、ケーシング1内に収蔵されているプラグ9の
窪み9a〔第2図〕に嵌め込んである。そして、
プラグ9の対向する2個所の側壁9b,9bにケ
ーシング1と同様に長孔10,10を形成し、ブ
ロツク6を貫通したピン8はこの長孔10,10
をも貫通せしめるものとする。
このブロツク6はケーシング1からピン8が抜
けるのを防止するとともに、ピン8をケーシング
1に対して図の上方に付勢させるのに役立つもの
である。従つて、ケーシング1の長孔2,2を貫
通して外方に突出しているピン8は、普段第3図
の鎖線で示す位置にある。
さらに、実施例においては、ブロツク6の奥
(図の下)側にクツシヨン11が介装せしめられ
ている。クツシヨン11はウレタンゴム製とする
ことができる。
これに対して、受体12の底壁にはビス孔13
を穿設し、脚などにビス14止めするものとす
る。この受体12の周壁には対向する2個所に、
L字形の切込み15,15を設ける。この切込み
15は第4図に示すように切込み巾をピン8の直
径とほぼ等しくするとともに、L字形のコーナー
上縁部分に傾斜部15aを設け、ブロツク6によ
つてケーシング1の長孔2の遊動範囲で第3図の
上方に引上げられているピン8を切込み15の水
平部分に誘導し易いものとしてある。
次に、ケーシング1と受体12との結合方法を
説明する。
実施例においては、第2図に示すようにビス4
によりケーシング1を被取付物であるテーブルの
天板17に、受体12を支柱である脚18の上端
に埋設してビス14により固定した場合を例示す
るが、本考案はこの場合のみに限定されるもので
はなく、支柱とこれが取付けられる被取付物とを
固定する場合に広く応用することができる。ま
た、本考案はケーシング1と受体12との取付位
置を実施例の場合と逆にした場合にも応用するこ
とができる。実施例の場合において、天板17に
取付けられているケーシング1の長孔2,2から
ピン8の両端が突出している。そこで、ケーシン
グ1に受体12を嵌入した上で脚18を所定角度
回してこのピン8の両端部を受体12の切込み1
5,15に掛合させると、脚18を天板17に固
定することができる。
しかして、ピン8はブロツク6により長孔2の
遊動範囲内で上記掛合前は第3図の上方に引上げ
られているが、ケーシング1に対して受体12を
回すことによつてピン8が第4図に示すように切
込み15に順次嵌まり込んでいくにつれて順次引
下げられ(第2図)、両者の掛合が強固なものと
なる。特に、ブロツク6の奥にクツシヨン11が
介装せしめられていると、ピン8が引下げられる
に際しクツシヨン11を押圧するので、脚18を
天板17に一層強固に固定できるのみならず、ピ
ン8と切込み15との掛合が緩む方向に戻るのを
防止することができる。さらに、クツシヨン11
が一種の緩衝材となり、脚18を足で蹴つた時な
どのシヨツクが天板17にもろに伝わるが防止さ
れる。
なお、実施例におけるプラグ9には、ケーシン
グ1の開口側にある端面に打込部材16が突出さ
せてある。従つて、ケーシング1を天板17にビ
ス4止めするに当り、この打込部材16を天板1
7に設けた孔17aに無理嵌めすることにより、
ケーシング1を天板17から一層外れにくいもの
とすることができる。打込部材16に先細りの段
部16aを形成しておくと、一層効果的である。
〔考案の効果〕
本考案による支柱取付用金具によれば、ケーシ
ングまたは受体のいずれか一方を固定した天板な
どの被取付物に対し、ケーシングまたは受体の他
方を固定した脚などの支柱を嵌め込み、所定角度
回すことによつてしつかりとしかも簡単に取付け
ることができ、支柱の着脱がきわめて容易とな
る。
そして、支柱が固定される回動位置は常に一定
であつて、方向性のある支柱にも応用することが
できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図ないし第4図は、本考案によ
る家具等の支柱取付用金具を家具の脚取付用に応
用した場合の実施例を示すもので、第1図は分解
斜視図、第2図はケーシングと受体とを係合させ
た状態を示す縦断面図、第3図はケーシングのみ
の側面図、第4図は受体の切込み部分の正面図、
第5図は従来の家具の脚取付部分の一例を示す底
面図、である。 1……ケーシング、6……ブロツク、7……貫
通孔、8……ピン、9……プラグ、11……クツ
シヨン、12……受体、15……切込み、16…
…打込部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 被取付物または支柱のいずれか一方に固定さ
    れるべきケーシング1内に上下動可能であるブ
    ロツク6を収蔵し、該ブロツク6にピン8を貫
    通させ、ピン8の両端はケーシング1の側壁に
    設けた長孔2,2を貫通して外方に突出せしめ
    るとともに、被取付物または支柱の他方に固定
    されるべき帽状の受体12はケーシング1を内
    部に嵌入し遊回動し得る大きさとし、その側壁
    の対向する2個所にL字形の切込み15,15
    を設け、該切込みを前記ケーシングより突出し
    ているピン8の両端部に掛合せしめることを特
    徴とする家具等の支柱取付用金具。 2 ブロツク6をケーシング1に収蔵されている
    プラグ9内に収蔵した実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の家具等の支柱取付用金具。 3 ケーシング1内のブロツク6の奥側にクツシ
    ヨン11が介装されている実用新案登録請求の
    範囲第1項もしくは第2項記載の家具等の支柱
    取付用金具。 4 クツシヨン11がウレタンゴムからなる実用
    新案登録請求の範囲第3項記載の家具等の支柱
    取付用金具。 5 ケーシング1を帽状とし、その開口側にある
    プラグ9の端面に、打込部材16が形成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第2項記載の家具
    等の支柱取付用金具。 6 ブロツク6の貫通孔7にピン8が圧入せしめ
    られている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の家具等の支柱取付用金具。
JP19190286U 1986-12-13 1986-12-13 Expired JPH0144802Y2 (ja)

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JP19190286U JPH0144802Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19190286U JPH0144802Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6396307U JPS6396307U (ja) 1988-06-22
JPH0144802Y2 true JPH0144802Y2 (ja) 1989-12-25

Family

ID=31146479

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JP19190286U Expired JPH0144802Y2 (ja) 1986-12-13 1986-12-13

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JP (1) JPH0144802Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819430A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Kyoshin Sangyo Kk 家具の脚取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0819430A (ja) * 1994-07-06 1996-01-23 Kyoshin Sangyo Kk 家具の脚取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6396307U (ja) 1988-06-22

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