JPH0246763Y2 - - Google Patents

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JPH0246763Y2
JPH0246763Y2 JP18406385U JP18406385U JPH0246763Y2 JP H0246763 Y2 JPH0246763 Y2 JP H0246763Y2 JP 18406385 U JP18406385 U JP 18406385U JP 18406385 U JP18406385 U JP 18406385U JP H0246763 Y2 JPH0246763 Y2 JP H0246763Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bench
floor
hole
seat body
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP18406385U
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English (en)
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JPS6292747U (ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C11/00Benches not otherwise provided for

Landscapes

  • Special Chairs (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、野球場や公園等のベンチにおける
床取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来におけるこの種のベンチは、当該ベンチ座
体の前端に垂片を設け、この垂片の位置から上記
座体下の床側に前方外方から螺挿された直止めの
露出形によるボルトをもつて取付けるように構成
した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の構成により、従来におけるベンチには次
のような問題点があつた。
(1) ベンチ座体を取付けるボルトが直止め状態に
より螺挿するため、上記座体の固定態様が経時
的に弛緩してベンチの安定度を悪くした。
(2) また上記のボルトはベンチ座体の前端に設け
た垂片の位置で露出状に螺挿されるため、公共
の目に触れるベンチの外観を悪くした。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記従来技術の問題点を解決する
ものであり、ベンチの底面に支弾状に圧接するL
形金具とこのL形金具を圧接する締付ボルトとを
備えた鋳物脚を床上に固着することにより、経時
的に弛緩が無くてベンチの安定度を高め、かつ上
記ボルトが奥深く配置されて、ベンチの外観を良
くすることができるベンチの床取付装置を提供す
ることにある。この考案の特徴とするところは、
中央に床への取付手段を有する鋳物脚の両端部に
凸堤部の起設によりその内部の一方には外部と連
通するネジ孔をまた他方には斜面付の垂面を設け
た貫通凹所を形成し、この貫通凹所内には左右壁
面から貫挿したスプリングピンの支持をもつてL
形金具を揺動可能に収嵌するとともに、上記一方
ネジ孔からの螺挿による締付ボルトを上記L形金
具の一片に圧接して他片側における締付けにより
ベンチ座体を固定するようにしたことにある。
〔作用〕
上記の構成による床取付装置を用いて床にベン
チを固定する場合は、あらかじめ着座位置となる
高所の床上に装置の主体となる鋳物脚を、ベンチ
の長手方向に直交する態様により間隔的に載置固
着する。そしてこの態様による上記の鋳物脚上に
は長尺なベンチ座体を載置する。その際上記によ
る鋳物脚の両端近くにあたる貫通凹所内にはL形
金具がそれぞれ揺動可能に収嵌されているため、
この凹所の一方外部から螺挿されている締付ボル
トをこの時点で前進方向へ螺旋操作すると、この
ボルトの螺進によつて上記各L形金具の一片を垂
面に向けて圧接するため、この金具の他片側が揺
動降下してその直下に待機する上記座体の底面縁
に圧接することになる。従つてこのL形金具の他
片における弾性的な圧接力をもつて上記のベンチ
座体を各装置上に円滑確実に固定することができ
る。なお上記による各L形金具は、その位置毎に
おける貫通凹所内で左右のスプリングピンにより
揺動可能に支持されているうえ、その一片に対す
る締付ボルトの圧接をもつて他片側に弾性的な締
付力を常時作用させているため、この不変の弾性
締付力により、ベンチ座体に対する固定態様を原
状のもとで容易に堅持することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
まず構成を説明すると、第1図から第3図まで
に示すように、装置の主体となる鋳物脚2は、後
記するベンチEの前後幅よりも幾分短尺体に形成
されている。そして中央帯には、この鋳物脚2を
後記する高所Bの床1上に載置固着する際の取付
手段2aとなる段付孔2bが貫設されている。こ
の鋳物脚2の前後端部には山形状による凸堤部2
dが起設されて、この凸堤部2dの内部には上下
を開口した貫通凹所2eが形成されている。この
場合上記貫通凹所2eの一方内壁(後記する切込
部2n側の内壁)には、この側の外方端部中央帯
をこの位置の端部上面2cと連通する状態により
削除して切込部2nを形成した際、その外部と連
通するネジ孔2pが長手方向に螺設されている。
上記貫通凹所2eの他方内壁は、上位側がこの凸
堤部2dの後方外部傾斜とほぼ平行する下方拡大
形の斜面2fに形成されている。またこの他方内
壁の下位側はほぼ垂直面に近い下方拡大傾向によ
る垂面2gに形成されている。さらに上記貫通凹
所2eの左右面にはこの凹所2e内に後記するL
形金具3を収納した際に、この金具3を揺動可能
に支持するスプリングピン4を挿通するためのピ
ン孔2hがそれぞれ同心状に貫設されている。
上記の態様による鋳物脚2の各貫通凹所2e内
には左右壁面の各ピン孔2hから貫挿したスプリ
ングピン4の支持をもつて、厚手の金属板を直角
状に屈曲しその一方には短片3aをまた他方には
長片3bを形出したL形金具3が、上記他方の長
片3bをこの貫通凹所2eの上方外部に露出する
ようにして、双方片3a,3bの交差内面位置で
摺接する上記各ピン4を支点とした周方向への揺
動可能に収嵌配置されている。そしてこのL形金
具3は、貫通凹所2eの一方ネジ孔2pの外方か
ら螺旋自在に挿入された締付ボルト5による短片
3aへの螺進圧接を受けた際に、長片3bがこの
側の端部上面2cに載置される後記のベンチ座体
6を圧接状に固定することが可能となるように組
着されて、全体として一括体による床取付装置A
に組成されている。
なお1は、野球場や公園等で前部の低所C側が
通路Dとなる位置に隣接して、着座を目的する高
所Bの上面に、後記するベンチEを床取付装置A
の介在により載置状に設置するための床である。
また上記のベンチEは、例えばFRP(強化プラス
チツク)等の素材をもつて押出成形により所定の
長尺体に形成されたベンチ座体6を主体とする中
空厚板状の着座体である。この場合ベンチ座体6
の前後底面6a位置には、前記床取付装置Aの前
後に起設した凸堤部2dに嵌合するための切欠部
6bが長手方向に間隔的に設けられている。
上記の構成による床取付装置Aを用いて、例え
ば野球場や公園等で前部の低所C側が通路Dとな
る位置に隣接した後部側に着座を目的する高所B
が形成されて、この高所Bの前端側上面にあたる
床1に、第4図から第6図までに示すように、ベ
ンチEを設置する場合は、次のようにして行う。
まず最初に上記床1上に床取付装置Aを間隔的に
固着するためのアンカーボルト7を、第3図のよ
うに、あらかじめその位置毎の上記床1中にネジ
部の露出をもつて埋設したのち、この各アンカー
ボルト7の位置に上記装置Aを、鋳物脚2の取付
手段2aに貫設された段付孔2bを嵌合するよう
にして定置する。そして上記の段付孔2b上から
アンカーボルト7のネジ部にナツト8を螺合して
締付けることにより、上記の各床取付装置Aをベ
ンチEの長手方向に直交する態様により間隔的に
固着することができる。
上記の態様により、着座位置となる床1上に固
着した鋳物脚2の上面には、例えばFRP(強化プ
ラスチツク)等の素材により所定の長尺体で内部
中空による厚板状のベンチ座体6を主体として成
形されたベンチEを、左右の底面6aに形成した
各切欠部6bをその位置毎の凸堤部2dに嵌合さ
せる態様をもつて載置する。その際上記による各
鋳物脚2の両端近くあたる貫通凹所2e内にはL
形金具3が、各左右のスプリングピン4を支体に
して揺動可能に収嵌されているため、この凹所2
eの一方外部から内部に貫通するネジ孔2pに螺
挿されている締付ボルト5を、この時点で前進方
向へ螺旋操作すると、このボルト5の螺進操作に
よつて上記各L形金具3の短片3aを垂面2gに
向けて圧接するため、この金具3の長片3b側が
各ピン4を支点にして揺動降下し、その直下に待
機するベンチ座体6の底面6a縁に圧接すること
になる。従つてこのL形金具3の長片3bにおけ
る弾性的な圧接力をもつて上記のベンチEを各装
置A上に円滑確実に固定することができる。
なお上記による各L形金具3は、その位置毎に
おける貫通凹所2e内で左右のスプリングピン4
により揺動可能に支持されているうえ、その短片
3aに対する締付ボルト5の圧接をもつて長片3
b側に弾性的な締付力を常時作用させることが可
能であるため、この不変の弾性締付力により、ベ
ンチ座体6に対する固定態様を原状のもとで容易
に堅持することができる。
〔考案の効果〕
この考案は、中央に床への取付手段を有する鋳
物脚の両端部に凸堤部の起設によりその内部の一
方には外部と連通するネジ孔をまた他方には斜面
付の垂面を設けた貫通凹所を形成し、この貫通凹
所内には左右壁面から貫挿したスプリングピンの
支持をもつてL形金具を揺動可能に収嵌するとと
もに、上記一方ネジ孔からの螺挿による締付ボル
トを上記L形金具の一片に圧接して他片側におけ
る締付けによりベンチ座体を固定するようにした
ことを特徴とするものである。従つてベンチの底
面に支弾状に圧接するL形金具とこのL形金具を
圧接する締付ボルトとがベンチ座体の底面縁に弾
性的に作用するため、経時的に弛緩が無くてベン
チの安定度を高め、かつ上記ボルトが奥深く配置
されて、ベンチの外観を良くすることができる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるベンチの床取付装置の
要部分解斜視図、第2図は同装置の要部平面図、
第3図は第4図の部分における同装置のベンチ
取付け態様を示す詳細断面図、第4図は上記装置
によるベンチの取付け態様と周辺の配置構成を示
す概要図、第5図は同平面図、第6図は同正面図
である。 1……床、2……鋳物脚、2a……取付手段、
2d……凸堤部、2e……貫通凹所、2f……斜
面、2g……垂面、2p……ネジ孔、3……L形
金具、3a……短片、3b……長片、4……スプ
リングピン、5……締付ボルト、6……ベンチ座
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央に床への取付手段を有する鋳物脚の両端部
    に凸堤部の起設により当該内部の一方には外部と
    連通するネジ孔をまた他方には斜面付の垂面を設
    けた貫通凹所を形成し、該貫通凹所内には左右壁
    面から貫挿したスプリングピンの支持をもつてL
    形金具を揺動可能に収嵌するとともに、前記一方
    ネジ孔からの螺挿による締付ボルトを前記L形金
    具の一片に圧接して他片側における締付けにより
    ベンチ座体を固定するようにしたことを特徴とす
    るベンチの床取付装置。
JP18406385U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPH0246763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18406385U JPH0246763Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JP18406385U JPH0246763Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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Publication Number Publication Date
JPS6292747U JPS6292747U (ja) 1987-06-13
JPH0246763Y2 true JPH0246763Y2 (ja) 1990-12-10

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JP18406385U Expired JPH0246763Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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