JPH01196554A - X線回折装置 - Google Patents
X線回折装置Info
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- JPH01196554A JPH01196554A JP63020807A JP2080788A JPH01196554A JP H01196554 A JPH01196554 A JP H01196554A JP 63020807 A JP63020807 A JP 63020807A JP 2080788 A JP2080788 A JP 2080788A JP H01196554 A JPH01196554 A JP H01196554A
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- 238000002441 X-ray diffraction Methods 0.000 title claims description 31
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 23
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 14
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 8
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、放射線を吸収して蓄積するとともにその後に
励起光が照射されると蓄積した前記放射線の強弱に応じ
て輝尽発光(−反発光すると蓄積された放射線像が消え
て元の状態に戻るような発光形態をさす)する螢光体層
を有してなる画像蓄積板に結晶性試料のxi回折像を蓄
積させてこれを読み取ることにより試料の結晶構造情報
を得る新規なX線回折装置に関する。
励起光が照射されると蓄積した前記放射線の強弱に応じ
て輝尽発光(−反発光すると蓄積された放射線像が消え
て元の状態に戻るような発光形態をさす)する螢光体層
を有してなる画像蓄積板に結晶性試料のxi回折像を蓄
積させてこれを読み取ることにより試料の結晶構造情報
を得る新規なX線回折装置に関する。
[°従来の技術]
結晶性試料に単色X線を照射したときに得られるX線回
折像を一定の記録媒体に記録してこれを読み取ることに
より試料の結晶情報を得るようにしたX線回折装置とし
ては、従来、例えば、ラウェカメラ、デバイシェラ−カ
メラ、円筒カメラ等のカメラ法による装置が知られてい
る(例えば、田中誠之他著「機器分析」裳華房発行、
P152参照)し発明が解決しようとする課題] ところが、これらカメラ法による測定は、通常、フィル
ムをカメラにセットし、X線による露出を行った後これ
をカメラから取り外し、しかる後現像・焼付を行う等、
測定作業か煩雑であるとともに、測定に長時間を要する
という欠点を有していた。
折像を一定の記録媒体に記録してこれを読み取ることに
より試料の結晶情報を得るようにしたX線回折装置とし
ては、従来、例えば、ラウェカメラ、デバイシェラ−カ
メラ、円筒カメラ等のカメラ法による装置が知られてい
る(例えば、田中誠之他著「機器分析」裳華房発行、
P152参照)し発明が解決しようとする課題] ところが、これらカメラ法による測定は、通常、フィル
ムをカメラにセットし、X線による露出を行った後これ
をカメラから取り外し、しかる後現像・焼付を行う等、
測定作業か煩雑であるとともに、測定に長時間を要する
という欠点を有していた。
特に、前述の円筒カメラ法による場合は、フィルムを所
定形状にカットし、かつ、これを筒状に形成してから円
筒カメラの筒内にセットしなければならないとともに、
現像・焼付等の処理も著しく煩雑であった。
定形状にカットし、かつ、これを筒状に形成してから円
筒カメラの筒内にセットしなければならないとともに、
現像・焼付等の処理も著しく煩雑であった。
本発明の目的は、上述の欠点を除去した新規なX線回折
装置を提供するものである。
装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、記録媒体として、放射線を吸収して蓄積する
とともにその後に励起光が照射されると蓄積した前記放
射線の強弱に応じて輝尽発光する螢光体層を有してなる
画@蓄積板を前記螢光体層が内周面に位置するように円
筒状に形成した円筒状の画像蓄積手段を用い、該画像蓄
積手段の内周面の螢光体層にX線回折像を蓄積するとと
もに、前記画像蓄積手段を移動できるようにして該画像
蓄積手段に形成された画像を読み取る読取手段及び消去
手段と前記画像蓄積手段との相対位置関係を変えること
ができるようにしたものである。これにより、1つの場
所に画像を蓄積している間にその前に池の場所に蓄積し
た画像を読み取るとともに、既に読み取ったさらに他の
場所の残留面1象を消去して次の蓄積に備えるという極
めて能率的な測定を可能にしたもので、その結果、1回
の露出で大量の結晶情報を記録できるという従来の写真
法の利点をそのまま生かしつつ、従来の写真法の欠点で
ある煩雑さを除去したものであって、具体的には、 放射線を吸収して蓄積するとともにその後に励起光が照
射されると蓄積した前記放射線の強弱に応じて輝尽発光
する螢光体層を有してなる画像蓄積板を前記螢光体層が
内周面に位置するように円筒状に形成し、該円筒形状の
ほぼ中央部において該蓄積板の外周面と内周面とを貫通
するX線通過孔を設けてなる画像蓄積手段と、 この画fl&蓄積部の前記xI!通過孔内の前記螢光体
層を含む円筒面上に載置される被測定試料にX線を照射
して前記画@蓄積手段の螢光体層に前記試料のX線回折
像を結ばせるX線照射手段と、前記画像蓄積手段の内周
面を走査して前記螢光体層に蓄積されたX線回折像を読
み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段と一定の間隔をおいて配置され、前記
画@蓄積手段の内周面に光を照射して前記螢光体層に蓄
積された画像を消去する消去手段と、 前記画像蓄積手段をその円筒の中心軸に平行な方向に移
動して該画像蓄積手段と前記画像読取手段及び前記消去
手段との相対位置関係を変える移動手段とを備えたこと
を特徴とする構成を有する。
とともにその後に励起光が照射されると蓄積した前記放
射線の強弱に応じて輝尽発光する螢光体層を有してなる
画@蓄積板を前記螢光体層が内周面に位置するように円
筒状に形成した円筒状の画像蓄積手段を用い、該画像蓄
積手段の内周面の螢光体層にX線回折像を蓄積するとと
もに、前記画像蓄積手段を移動できるようにして該画像
蓄積手段に形成された画像を読み取る読取手段及び消去
手段と前記画像蓄積手段との相対位置関係を変えること
ができるようにしたものである。これにより、1つの場
所に画像を蓄積している間にその前に池の場所に蓄積し
た画像を読み取るとともに、既に読み取ったさらに他の
場所の残留面1象を消去して次の蓄積に備えるという極
めて能率的な測定を可能にしたもので、その結果、1回
の露出で大量の結晶情報を記録できるという従来の写真
法の利点をそのまま生かしつつ、従来の写真法の欠点で
ある煩雑さを除去したものであって、具体的には、 放射線を吸収して蓄積するとともにその後に励起光が照
射されると蓄積した前記放射線の強弱に応じて輝尽発光
する螢光体層を有してなる画像蓄積板を前記螢光体層が
内周面に位置するように円筒状に形成し、該円筒形状の
ほぼ中央部において該蓄積板の外周面と内周面とを貫通
するX線通過孔を設けてなる画像蓄積手段と、 この画fl&蓄積部の前記xI!通過孔内の前記螢光体
層を含む円筒面上に載置される被測定試料にX線を照射
して前記画@蓄積手段の螢光体層に前記試料のX線回折
像を結ばせるX線照射手段と、前記画像蓄積手段の内周
面を走査して前記螢光体層に蓄積されたX線回折像を読
み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段と一定の間隔をおいて配置され、前記
画@蓄積手段の内周面に光を照射して前記螢光体層に蓄
積された画像を消去する消去手段と、 前記画像蓄積手段をその円筒の中心軸に平行な方向に移
動して該画像蓄積手段と前記画像読取手段及び前記消去
手段との相対位置関係を変える移動手段とを備えたこと
を特徴とする構成を有する。
[作用]
上述の構成において、前記X線照射手段により前記試料
にX線を照射して、前記画像蓄積手段に前記試料のX線
回折像を蓄積させる。このとき、同時に、前記画像蓄積
手段の池の場所であって前記読取手段の読取位置に対向
する場所に既に蓄積されている画像を該読取手段によっ
て読み取る。
にX線を照射して、前記画像蓄積手段に前記試料のX線
回折像を蓄積させる。このとき、同時に、前記画像蓄積
手段の池の場所であって前記読取手段の読取位置に対向
する場所に既に蓄積されている画像を該読取手段によっ
て読み取る。
さらに、同時に、前記画@蓄積手段のさらに他の場所で
あって前記消去手段の消去位置に対向する場所に残って
いる読取終了後の残留面1象を該消去手段によって消去
する。
あって前記消去手段の消去位置に対向する場所に残って
いる読取終了後の残留面1象を該消去手段によって消去
する。
この一連の作業か終了したら、次に、前記移動手段によ
り、前記画像蓄積手段を移動させて前記作業により蓄積
された画像を前記読取手段で読取りが可能な位置にあわ
せるとともに、前記作業で残留画像が消去された場所を
前記試料のX線回折像が結像される位置にあわせる。
り、前記画像蓄積手段を移動させて前記作業により蓄積
された画像を前記読取手段で読取りが可能な位置にあわ
せるとともに、前記作業で残留画像が消去された場所を
前記試料のX線回折像が結像される位置にあわせる。
次いで、前記と同様にして蓄積及び読取りを行う。この
とき、前記画像蓄積手段の前記消去手段の消去位置に対
向する場所に残留画像がある場合には、同時に、前記消
去手段によって該残留画像を消去する。
とき、前記画像蓄積手段の前記消去手段の消去位置に対
向する場所に残留画像がある場合には、同時に、前記消
去手段によって該残留画像を消去する。
このように、前記構成によれば、X線回折像の蓄積、読
取り及び消去の作業を平行して行うことができ、著しく
能率的な測定を行うことができる。
取り及び消去の作業を平行して行うことができ、著しく
能率的な測定を行うことができる。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例に係るX線回折装置の主要部
を示す一部破断縦断面図、第2図は第1図における■−
■線断面を含む本発明の一実施例に係るX線回折装:な
の全体構成を示す図である。
を示す一部破断縦断面図、第2図は第1図における■−
■線断面を含む本発明の一実施例に係るX線回折装:な
の全体構成を示す図である。
これらの図において、符号1はその内周面に螢光体層が
形成された円筒状の画像蓄積板である。
形成された円筒状の画像蓄積板である。
この画1象蓄積板1の前記螢光体層は、放射線を吸収し
て蓄積するとともにその後に励起光が照射されると蓄積
した前記放射線の強弱に応じて輝尽発光する性質を有す
るもので、このような性質を有する螢光体層自体は公知
のものである(例えば、特開昭59−13235号公報
参照)。
て蓄積するとともにその後に励起光が照射されると蓄積
した前記放射線の強弱に応じて輝尽発光する性質を有す
るもので、このような性質を有する螢光体層自体は公知
のものである(例えば、特開昭59−13235号公報
参照)。
前記画@蓄積板1の図中右方部にはガイド部材2が取り
付けられ、このガイド部材2には基台3に立設されたカ
イト支柱4が嵌合され、さらに、前記ガイド部材2には
前記基台3に固定されたモータ5によって回転駆動され
るネジ棒6が螺合されている。したがって、前記画像蓄
積板1は前記モータ5によってネジ棒6を回転駆動する
ことにより図中上下に移動される。なお、この場合、前
記カイト部材2、カイト支柱4、モータ5及びネジ棒6
は前記画像蓄積手段1を移動する移動手段を構成するも
のである。
付けられ、このガイド部材2には基台3に立設されたカ
イト支柱4が嵌合され、さらに、前記ガイド部材2には
前記基台3に固定されたモータ5によって回転駆動され
るネジ棒6が螺合されている。したがって、前記画像蓄
積板1は前記モータ5によってネジ棒6を回転駆動する
ことにより図中上下に移動される。なお、この場合、前
記カイト部材2、カイト支柱4、モータ5及びネジ棒6
は前記画像蓄積手段1を移動する移動手段を構成するも
のである。
また、前記画像蓄積板1の図中左方部には該画像蓄積板
1の内周面と外周面とを貫通して形成されたスリット状
のX線通過孔7か設けられている。
1の内周面と外周面とを貫通して形成されたスリット状
のX線通過孔7か設けられている。
そして、前記基台3には前記画像蓄積板1の外径よりも
その内径がわずかに大きい円筒状の本体部8が前記画像
蓄積板1を覆いかつ該画5に蓄積板1と同軸的に配置さ
れるように取り付けられている。
その内径がわずかに大きい円筒状の本体部8が前記画像
蓄積板1を覆いかつ該画5に蓄積板1と同軸的に配置さ
れるように取り付けられている。
この本体部8の上端部には屋根部9が形成されており、
この屋根部9の中心部には取り付は孔10が形成され、
さらに、この取り付は孔10にはベアリング11を介し
て円筒状の読取部12が回転自在に取り付けられている
とともに、この読取部12の上端部には前記屋根部9に
取り付は部材13を介して固定された検出部14が、機
械的には切り離されかつ光学的には結合されるように配
置されている。なお、この場合、前記読取部12の前記
本体部8内における上部には歯車15が固定され、また
、この歯車15には歯車16が噛み合わされ、さらにこ
の歯車16は前記屋根部9の内面部に固定されたモータ
17の回転軸に固定されている。したがって、前記モー
タ17を回転駆動することにより、前記読取部12が回
転される。
この屋根部9の中心部には取り付は孔10が形成され、
さらに、この取り付は孔10にはベアリング11を介し
て円筒状の読取部12が回転自在に取り付けられている
とともに、この読取部12の上端部には前記屋根部9に
取り付は部材13を介して固定された検出部14が、機
械的には切り離されかつ光学的には結合されるように配
置されている。なお、この場合、前記読取部12の前記
本体部8内における上部には歯車15が固定され、また
、この歯車15には歯車16が噛み合わされ、さらにこ
の歯車16は前記屋根部9の内面部に固定されたモータ
17の回転軸に固定されている。したがって、前記モー
タ17を回転駆動することにより、前記読取部12が回
転される。
また、前記読取部12は、下端部が前記画像蓄積板1の
内周面に対向するように折曲されて、読取ヘッド部18
が形成され、該読取ヘッド部18の先端部には非球面レ
ンズ19が設けられている。なお、前記読取部12の前
記折曲された部分の内部には全反射ミラー20が設けら
れている。
内周面に対向するように折曲されて、読取ヘッド部18
が形成され、該読取ヘッド部18の先端部には非球面レ
ンズ19が設けられている。なお、前記読取部12の前
記折曲された部分の内部には全反射ミラー20が設けら
れている。
さらに、前記検出部14は、その上端部に該上端部から
励起光たるレーザ光を導入するため、光ファイバー21
を介してレーザ発振器22が結合されているとともに、
その側部にフォトマル等の光検出器23が結合されてい
る。そして、これらレーザ光の光路と検出器への入射光
路とは、これら光路に対して45°の角度をなすように
配置されたダイクロイックミラー24によって結合され
ている。このダイクロイックミラーは、前記レーザ光は
透過させ、前記画像蓄積板1から生じた輝尽発光の光は
反射する性質を有するものである。したがって、これに
より、前記励起光たるレーザ光を前記非球面レンズ19
を通じて前記画像蓄積板1の内周面に照射することがで
きるとともに、この照射によって生じた輝尽発光光を前
記検出器23によって検出することができ、さらに、前
記読取部12を回転することで、前記画@蓄積板1の内
周面全周に渡って蓄積された画像を読み取ることができ
る。なお、前記読取部の下端部には遮光板25及び26
が設けられている。
励起光たるレーザ光を導入するため、光ファイバー21
を介してレーザ発振器22が結合されているとともに、
その側部にフォトマル等の光検出器23が結合されてい
る。そして、これらレーザ光の光路と検出器への入射光
路とは、これら光路に対して45°の角度をなすように
配置されたダイクロイックミラー24によって結合され
ている。このダイクロイックミラーは、前記レーザ光は
透過させ、前記画像蓄積板1から生じた輝尽発光の光は
反射する性質を有するものである。したがって、これに
より、前記励起光たるレーザ光を前記非球面レンズ19
を通じて前記画像蓄積板1の内周面に照射することがで
きるとともに、この照射によって生じた輝尽発光光を前
記検出器23によって検出することができ、さらに、前
記読取部12を回転することで、前記画@蓄積板1の内
周面全周に渡って蓄積された画像を読み取ることができ
る。なお、前記読取部の下端部には遮光板25及び26
が設けられている。
また、前記読取部12の図中下端部から一定の距離をお
いた位置には、消去ランプ27と、この消去ランプ27
を支持腕28を介して回転軸29に固定して該回転軸を
駆動することにより前記消去ランプ27を前記画像蓄積
板1の内周面に沿って回転駆動するモータ30が配置さ
れている。なおこのモータ30は前記基台3に固定され
ている。
いた位置には、消去ランプ27と、この消去ランプ27
を支持腕28を介して回転軸29に固定して該回転軸を
駆動することにより前記消去ランプ27を前記画像蓄積
板1の内周面に沿って回転駆動するモータ30が配置さ
れている。なおこのモータ30は前記基台3に固定され
ている。
さらに、前記本体部8の図中右側面部における前記画像
蓄積板1のX線通過光7に対向する位置にはX線導入孔
31が設けられており、このX線導入孔31の下部には
前記本体部8の一部をその内側に折曲させて形成された
試料載置部32が設けられている。
蓄積板1のX線通過光7に対向する位置にはX線導入孔
31が設けられており、このX線導入孔31の下部には
前記本体部8の一部をその内側に折曲させて形成された
試料載置部32が設けられている。
そして、第2図に示されるように、前記本体部8の近傍
には前記試料載置部32に載置される試料33に集束X
線を照射して前記画像蓄積板1の内周面に回折X線を集
束させてX線回折像を得るための回転対陰極型等のX線
源34及び湾曲モノクロメータ35が設けられている。
には前記試料載置部32に載置される試料33に集束X
線を照射して前記画像蓄積板1の内周面に回折X線を集
束させてX線回折像を得るための回転対陰極型等のX線
源34及び湾曲モノクロメータ35が設けられている。
すなわち、前記X線源34からのX線は前記湾曲モノク
ロメータ35によって単色化され、かつ、前記X線導入
孔31を通過して前記画像蓄積板1の内周面の1点に集
束されるようになっている。したがって、前記試料!1
1点32に試料33を載置すると、該試料からの回折X
線は前記画像蓄積板1の内周面の各点に集束されてX線
回折像を結像することになる。これにより、いわゆる集
中法によるX線回折像を前記画像蓄積板1に蓄積させる
ことができる。
ロメータ35によって単色化され、かつ、前記X線導入
孔31を通過して前記画像蓄積板1の内周面の1点に集
束されるようになっている。したがって、前記試料!1
1点32に試料33を載置すると、該試料からの回折X
線は前記画像蓄積板1の内周面の各点に集束されてX線
回折像を結像することになる。これにより、いわゆる集
中法によるX線回折像を前記画像蓄積板1に蓄積させる
ことができる。
以上の構成によれば、以下のようにしてX線回折像の蓄
積、読取り及び消去を行うことができる。
積、読取り及び消去を行うことができる。
すなわち、まず、前記画@蓄積板1を図中下限まで下げ
ておいて、前記消去ランプ2Tを回転駆動させ、前記画
像蓄積板1の上部に残留する残留画像を消去する0次に
、前記画像蓄積板1を少し上方に移動させて該画像蓄積
板1の上部が前記試料33からの回折X線が結像する部
位に位置するようにあわせる。次いで、前記Xia源3
4及び湾曲モノクロメータ35により前記試料33にX
線を照射して、前記画像蓄積板1に前記試料33のX線
回折像を蓄積させる。このとき、同時に、前記画像蓄積
板1の前記X線回折像が結像される位置する部位に残っ
ている残留画像を該消去ランプ27によって消去する。
ておいて、前記消去ランプ2Tを回転駆動させ、前記画
像蓄積板1の上部に残留する残留画像を消去する0次に
、前記画像蓄積板1を少し上方に移動させて該画像蓄積
板1の上部が前記試料33からの回折X線が結像する部
位に位置するようにあわせる。次いで、前記Xia源3
4及び湾曲モノクロメータ35により前記試料33にX
線を照射して、前記画像蓄積板1に前記試料33のX線
回折像を蓄積させる。このとき、同時に、前記画像蓄積
板1の前記X線回折像が結像される位置する部位に残っ
ている残留画像を該消去ランプ27によって消去する。
次に、前記モータ5を駆動して、前記画像蓄積板1をさ
らに上方に移動させて前記作業により画像が蓄積された
部位が前記読取部12によって読取りが可能な位置にあ
わせるとともに、前記作業で残留画像が消去された場所
を前記試料のX線回折像が結像される位置にあわせる。
らに上方に移動させて前記作業により画像が蓄積された
部位が前記読取部12によって読取りが可能な位置にあ
わせるとともに、前記作業で残留画像が消去された場所
を前記試料のX線回折像が結像される位置にあわせる。
次いで、これら読取部12を回転しつつ読取りを行うと
同時に前記と同様にしてX線回折像の蓄積を行う。
同時に前記と同様にしてX線回折像の蓄積を行う。
最後に、前記画像蓄積板1をさらに上方に移動して前記
作業によって蓄積したX線回折像を読み取る。
作業によって蓄積したX線回折像を読み取る。
この一連の作業が終了したら、再び前記画像蓄積板1を
下限まで戻して前記と同様の作業を繰り返す。
下限まで戻して前記と同様の作業を繰り返す。
このようにして、X線回折像の蓄積、読取り及び消去の
作業を行うことができるとともに、これらの作業の一部
を平行して行うことができ、著しく能率的な測定を行う
ことかできる。
作業を行うことができるとともに、これらの作業の一部
を平行して行うことができ、著しく能率的な測定を行う
ことかできる。
したがって、上述の一実施例によれば、1回の露出で大
量の結晶情報を記録できるという従来の写真法の利点を
そのまま生かしつつ、従来の写真法の欠点である煩雑さ
を除去できるという極めて大きな利点を有する。
量の結晶情報を記録できるという従来の写真法の利点を
そのまま生かしつつ、従来の写真法の欠点である煩雑さ
を除去できるという極めて大きな利点を有する。
なお、前記一実施例では、画像蓄積手段としての画像蓄
積板1の円筒軸方向の長さをX線回折像を蓄積するため
に必要とされる長さのほぼ3倍程度としているが、これ
は、さらに長くしてもよいとともに、長くすることによ
り、前記蓄積、読取り及び消去の各作業を平行して行う
機会をより殖やすことができより能率的な作業を可能に
する。
積板1の円筒軸方向の長さをX線回折像を蓄積するため
に必要とされる長さのほぼ3倍程度としているが、これ
は、さらに長くしてもよいとともに、長くすることによ
り、前記蓄積、読取り及び消去の各作業を平行して行う
機会をより殖やすことができより能率的な作業を可能に
する。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明は、記録媒体として、放射
線を吸収して蓄積するとともにその後に励起光が照射さ
れると蓄積した前記放射線の強弱に応じて輝尽発光する
螢光体層を有してなる画像蓄積板を前記螢光体層が内周
面に位置するように円筒状に形成した円筒状の画像蓄積
手段を用い、該画像蓄積手段の内周面の螢光体層にX線
回折像を蓄積するとともに、前記画1象蓄積手段を移動
できるようにして該画像蓄積手段に蓄積された画像を読
み取る読取手段及び消去手段と前記画像蓄積手段との相
対位置関係を変えることができるようにしたものである
。これにより、1つの場所に画像を蓄積している間にそ
の前に他の場所に蓄積した画像を読み取るとともに、既
に読み取ったさらに他の場所の残留画像を消去して次の
蓄積に備えるという極めて能率的な測定を可能にしたも
ので、その結果、1回の露出で大量の結晶情報を記録で
きるという従来の写真法の利点をそのまま生がしつつ、
従来の写真法の欠点である煩雑さを除去したものである
。
線を吸収して蓄積するとともにその後に励起光が照射さ
れると蓄積した前記放射線の強弱に応じて輝尽発光する
螢光体層を有してなる画像蓄積板を前記螢光体層が内周
面に位置するように円筒状に形成した円筒状の画像蓄積
手段を用い、該画像蓄積手段の内周面の螢光体層にX線
回折像を蓄積するとともに、前記画1象蓄積手段を移動
できるようにして該画像蓄積手段に蓄積された画像を読
み取る読取手段及び消去手段と前記画像蓄積手段との相
対位置関係を変えることができるようにしたものである
。これにより、1つの場所に画像を蓄積している間にそ
の前に他の場所に蓄積した画像を読み取るとともに、既
に読み取ったさらに他の場所の残留画像を消去して次の
蓄積に備えるという極めて能率的な測定を可能にしたも
ので、その結果、1回の露出で大量の結晶情報を記録で
きるという従来の写真法の利点をそのまま生がしつつ、
従来の写真法の欠点である煩雑さを除去したものである
。
第1図は本発明の一実施例に係るX線回折装置の主要部
を示す一部破断縦断面図、第2図は第1図における■−
■線断面を含む本発明の一実施例に係るX線回折装置の
全体構成を示す図である。 1・・・画像蓄積手段を構成する画像蓄積板、2.4,
5.6・・・移動手段を構成するガイド部材、ガイド支
柱、モータ及びネジ棒、 7・・・X線通過孔、 12.14・・・読取手段を構成する読取部及び検出部
、 27・・・消去手段を構成する消去ランプ、33・・・
試料、 34.35・・・X線照射手段を構成するX線源及び湾
曲モノクロメータ。 出願人 株式会社マックサイエンス
を示す一部破断縦断面図、第2図は第1図における■−
■線断面を含む本発明の一実施例に係るX線回折装置の
全体構成を示す図である。 1・・・画像蓄積手段を構成する画像蓄積板、2.4,
5.6・・・移動手段を構成するガイド部材、ガイド支
柱、モータ及びネジ棒、 7・・・X線通過孔、 12.14・・・読取手段を構成する読取部及び検出部
、 27・・・消去手段を構成する消去ランプ、33・・・
試料、 34.35・・・X線照射手段を構成するX線源及び湾
曲モノクロメータ。 出願人 株式会社マックサイエンス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 放射線を吸収して蓄積するとともにその後に励起光が照
射されると蓄積した前記放射線の強弱に応じて輝尽発光
する螢光体層を有してなる画像蓄積板を前記螢光体層が
内周面に位置するように円筒状に形成し、該円筒形状の
ほぼ中央部において該蓄積板の外周面と内周面とを貫通
するX線通過孔を設けてなる画像蓄積手段と、 この画像蓄積部の前記X線通過孔内の前記螢光体層を含
む円筒面上に載置される被測定試料にX線を照射して前
記画像蓄積手段の螢光体層に前記試料のX線回折像を結
ばせるX線照射手段と、前記画像蓄積手段の内周面を走
査して前記螢光体層に蓄積されたX線回折像を読み取る
画像読取手段と、 前記画像読取手段と一定の間隔をおいて配置され、前記
画像蓄積手段の内周面に光を照射して前記螢光体層に蓄
積された画像を消去する消去手段と、 前記画像蓄積手段をその円筒の中心軸に平行な方向に移
動して該画像蓄積手段と前記画像読取手段及び前記消去
手段との相対位置関係を変える移動手段とを備えたこと
を特徴とするX線回折装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020807A JPH0812157B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | X線回折装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020807A JPH0812157B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | X線回折装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01196554A true JPH01196554A (ja) | 1989-08-08 |
JPH0812157B2 JPH0812157B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=12037310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63020807A Expired - Fee Related JPH0812157B2 (ja) | 1988-01-30 | 1988-01-30 | X線回折装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812157B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01202648A (ja) * | 1988-02-06 | 1989-08-15 | Mc Sci:Kk | X線回折装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6320806A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導コイル装置 |
-
1988
- 1988-01-30 JP JP63020807A patent/JPH0812157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6320806A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-28 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導コイル装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01202648A (ja) * | 1988-02-06 | 1989-08-15 | Mc Sci:Kk | X線回折装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0812157B2 (ja) | 1996-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |