JPH01191139A - 写真用印画紙支持体およびその製造方法 - Google Patents

写真用印画紙支持体およびその製造方法

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JPH01191139A
JPH01191139A JP1672588A JP1672588A JPH01191139A JP H01191139 A JPH01191139 A JP H01191139A JP 1672588 A JP1672588 A JP 1672588A JP 1672588 A JP1672588 A JP 1672588A JP H01191139 A JPH01191139 A JP H01191139A
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JP
Japan
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layer
support
electron beam
photographic paper
adhesive layer
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JP1672588A
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English (en)
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Junji Harada
純二 原田
Masaoki Nozaki
野崎 正興
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01191139A publication Critical patent/JPH01191139A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/805Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by stripping layers or stripping means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、写真用印画紙の支持体に関するものである、
より詳しくは、白色顔料を含む不透明樹脂層と粘着層が
支持体から剥離可能な剥離性写真印画紙用支持体に関す
るものである。
〔B〕従来の技術 近年、写真印画紙用支持体としては白色顔料を練りこん
だラミネート樹脂層を支持体である原紙表面に原紙と十
分接着させて設けた耐水性紙が主に用いられている。こ
のように原紙上にラミホーl−樹脂層を設けるのは、現
像時に処理薬品が原紙内に浸透するのを妨げるのが主な
理由であり、この被覆層により現像時間の短縮化が可能
となり、また原紙内に処理薬品が残らないため、経時変
化による黄変を避けることができる。このようなラミネ
ート樹脂層は原紙上に、原紙表面をコロナ処理法などに
より表面処理した後、ポリオレフィン樹脂を溶融押し出
し機を用いて溶W&塗布し、ラミネート層と原紙が十分
接着するように設けられている。さらに、印画紙の表面
となるほうのラミネート樹脂層には、写真印画紙用支持
体の隠ぺい力、白色度を向上させ、写真印画紙の解像度
を向上させる目的で、二酸化チタンなどの無機白色顔料
が練り込まれている。
(C)発明が解決しようとする課題 しかしながら、近年写真そのものの用途が拡大するにつ
れて写真そのものから写真のri@部のみを他の場所へ
移して用いる方法がとられ始めた。
当然のことながらその様な場合には画像を有する乳剤層
のみでは機械的強度が著しく低いため、その下のラミネ
ート樹脂層とともに写真から剥離して用いられる。しか
しながらここで発生する問題は、ラミネート樹脂層は現
像終了後まで写真印画紙用支持体に強固に接着しておら
ねば成らず、かつ現像処理後必要な時には支持体から容
易に剥離しなければならないといった問題である。この
問題を解決する手段として、写真印画紙用支持体上に剥
離層と粘着層を設け、その上に写真乳剤層を設けるいく
つかの方法が提案されている(たとえば、特開昭50−
124628号、特開昭51−99013号、特開昭5
4−145128号、特開昭61−32053号公報等
)、シかしながら、上記のような構造を有する写真印画
紙用支持体を作成するには次の様な重要な問題がある。
すなわち、支持体上に剥離層を設け、そのうえに粘着層
を設けるまでは従来のi!11wx紙の製造方法そのま
までよいが、粘着層の上に溶融ラミネートを施そうとす
ると粘着層上の凹凸の凹部に存在する空気の逃げ場がな
く、なおかつその空気はラミネート時に熱膨張し、結果
として泡を閉じ込めた状態になってしまう、このような
部分は溶融ラミネート層が冷却された後もそのまま残る
ため、ラミホー1−表面の一部が浮くなど非常に不均一
な表面となる。
このため、このようなラミネート層の上に均一な乳剤層
を設けることができず、満足な写真印画紙を作成するこ
とができなかった。このようなトラブルを避けるために
は粘着層の表面が鏡面状でなければならないが、現在あ
るようなホットメルト等の方法ではそのような鏡面が得
られないといった重要な問題があった。
〔D〕課課題解決するための手段 本発明者は、上記のような問題点を解決する手段を鋭意
研究した結果、以下のような解決手段を見いだすに至っ
た。すなわち、写真印画紙用支持体において、支持体上
の一方の面に剥離層が設けられ、その上に粘着層が設け
られ、さらにその上に白色顔料を含む電子線硬化された
組成物から成る不透明層が設けられたことを特徴とする
写真印画紙用支持体の発明である0本発明においては不
透明層になる層は溶融ラミネート法とは異なり粘着層上
に被覆した時点においてまだ硬化しておらず流動性を有
した状態にあるなめ粘着層上に凹部が存在しても充分に
これを埋めて空気を閉じ込めるといっな事態を引き起こ
さないため平面性が良い9本発明の写真印画紙用支持体
の製造方法は、支持体上の一方の面に剥離層を設け、そ
の上に粘着層を設け、さらにその上に白色顔料を含む電
子線硬化性組成物を塗布した後、電子線照射により該電
子線硬化性組成物を硬化して不透明層とすることを特徴
とする写真印画紙用支持体の製造方法である。
写真印画紙用支持体の不透明層部分を完成させるには電
子線を照射すれば良く、その場合には不透明層側または
支持体側から電子線照射することができる0本発明にお
いては、剥giRかつ/または粘着層も電子線硬化性樹
脂を用いて作成する事ができ、!IjgiJiの硬化は
粘着層を塗布する前になすことができ、粘着層の硬化は
不透明層を塗布する前に、または不透明層を塗布した後
で不透明層の電子線照射による硬化と同時に行なっても
良い。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する。
本発明による写真印画紙用支持体の横断面の略図を第1
図に示す、写真印画紙用支持体1は一支持体2の上に剥
離13があり、その上に粘着層4と白色顔料を含む電子
線硬化性不透明層5が設けられた構造をしている。支持
体2の裏面は必要に応じて裏面被覆層6が設けられる。
また、支持体2と剥駆層3の間には必要に応じて下引き
層7が設けられる。
第2図は本発明の実施に使用する写真印画紙用支持体製
造装置の一例を示す側面概略図である。
支持体2を供給ロール8から繰り出し、コーター9によ
り剥離層3を塗布し加熱装置または電子線照射装置10
で剥gili3を硬化させた後、コーター11により粘
着層4を塗布し加熱装置または電子線照射装置12によ
り硬化する。コーター13により白色顔料を有する電子
線硬化性不透明715を塗布し、電子線照射装置14を
用いて電子線照射し電子線硬化性不透明層5を硬化する
。必要に応じて電子線照射装置14による硬化時に鏡面
または粗面、シルク面の型「すけロール15を用いるこ
とができる。このようにして製造した写真印画紙用支持
体1は巻き取りロール16によって巻き収られる。なお
、支持体2の表面はコロナ発生装!i17によりコロナ
処理しても良い。
本発明において支持体として用いられる原紙は通常の天
然パルプ紙1合成繊維、あるいは合成樹脂フィルムを原
紙化したいわゆる合成紙、あるいは合成樹脂シートを用
いることができるが、針葉樹パルプ、広葉樹バルブ、針
葉腐広葉樹混合バルブの木材パルプを主成分とする天然
パルプ紙が有利に用いられる。原紙の厚みに関しては特
に制限はなく、その坪量は50g/m’〜250g/r
n”が好ましい。
本発明の方法において有利に用いられる天然バルブを主
成分とする原紙には各種高分子化合物、添加剤を含有せ
しめることができる。たとえば。
デンプン誘導体、ポリアクリルアミド、ポリビニルアル
コール誘導体、ゼラチン等の乾燥紙力増強剤、脂#酸塩
、ロジン誘導体、ジアルキルケテンダイマー乳化物等の
サイズ剤、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポリア
ミド等の湿潤紙力増強剤、安定剤、顔料、染料、酸化防
止剤、蛍光増白剤、各種ラテックス、無機電解質、pH
調整剤等を適宜組み合わせて含有せしめることができる
また、本発明において支持体2となる原紙と下引きl1
17あるいは剥gtl!3の接着性と濡れ性を良くする
ために原紙表面および下引き1表面にコロナ処理等の表
面処理を行なっても、また、電子線硬化性不透明層5と
感光性乳剤との接着性および濡れ性を良くするためにそ
れぞれの樹脂の表面にコロナ処理やサブコート等の表面
処理を行なってもよい。
白色顔料を含んだ電子線硬化性不透明層は写真印画紙用
支持体に白色性、不透明性、平滑性、耐水性、耐薬品性
、易洗浄性、感光性乳剤層との接着性、および感光性乳
剤のかぶり防止性などの性能を付与するためのもので、
白色顔料としてはルチル型あるいはアナターゼ型の二酸
化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭酸カルシウム、炭酸バ
リウム、硫酸バリウム、ra酸カルシウム、シリカ等の
白色顔料を無処理、またはシロキサン、アルミナ、アル
コール等で表面処理して用いることができる。
また、ステアリン酸アミド、アラキシン酸アミド等の脂
肪族アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウム、バルミチン酸カルシウ
ム等の脂肪族金属塩1群青、コバルトバイオレット等の
顔料および染料、酸化防止剤、蛍光増白剤、紫外線吸収
剤などの各種の添加剤を適宜組み合わせて加えることも
できる。
白色顔料を含む電子線硬化性不透明層に用いる電子線重
合性樹脂としては、分子末端にまたは分子側鎖に電子線
反応基を有する不飽和ポリエステル、変性不飽和ポリエ
ステル、アクリル系ポリマーおよび不飽和結合を有する
単量体などが単体でまたは他の溶剤とともに使用でき、
写真印画紙用原紙と電子線゛重合性組成物との親和性や
感光材料および現像液等の処理薬品との親和性を考慮し
て選ぶことができる。
以下、電子線重合性樹脂のうち代表的なものを例示する
(a)ポリエステルアクリレート、ポリエステルメタク
リレート。
例えば、アロニツクスM−5300、アロニツクスM−
5400、アロニックスM−5500、アロニツクスM
−5600、アロニツクスM−5700、アロニツクス
M−6100、アロニツクスM−6200、アロニック
スM−6300、アロニツクスM−6500、アロニツ
クスM−7100、アロニツクスM−8030、アロニ
ツクスM−8060、アロニツクスM−8100(以上
東亜合成化学工業(株)商品名)、ビスコ−1〜700
、ビスコート3700 (以上、大阪有機化学工業(株
)商品名)、カヤラッドHX−220゜カヤラッドHX
−620C以上、日本化薬(株)商品名)などが挙げら
れる。
(b)ウレタンアクリレート、ウレタンメタクリレート
、 例えば、アロニツクスM−1100,アロニツクスM−
1200、アロニツクスM−1210、アロニツクスM
−1250,,アロニツクスM−1260、アロニツク
スM−1300、アロニツクスM−1310(以上、東
亜合成化学工業(株)商品名)、ビスコート812、ビ
スコ−1〜823、ビスコ−1−823(以上、大阪有
機化学工業(株)商品名)−NKエステル、U−108
−A−NKエステル、U−48A (以上、新中村化学
(株)商品名)などが挙げられる。
(C)単官能アクリレート、単官能メタクリレート。
例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブ
チルアクリレ−1〜、2−エチルへキシルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、2−ヒドロキシ10ビルアクリ
レート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、フェノ
キシエチルアクリレート、シクロへキシルアクリレート
、シクロへキシルメタクリレート、ベンジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、N−N−ジメチルアミ
ノエチルアクリレ−1〜、N、N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート、N、N−ジエチルアミノエチルメタ
クリレート、ブI・キシエチルアクリレートなど、エチ
レンオキシド変性フェノキシ化りん酸アクリレートエチ
レンオキシド変性ブトキシ化りん酸アクリレート、この
他に東亜合成化学工業(株)の商品名でいえばアロニツ
クスM−101、アロニツクスM−102、アロニツク
スM−111−アロニツクスM−113、アロニツクス
M−114,アロニツクスM−117−アロニツクスM
−152、アロニツクスM−154などが挙げられる。
(d)多官能アクリレート、多官能メタクリレート。
例えば、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、 
 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオベン
チルグリコールジアクリレ−1−、ジエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレ
ーI・、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポ
リプロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジメタクリレ−1・、ペンタエリスリト−
ルジアクリレート、ジペンタエリスリト−ルヘキサアク
リレート、イソシアヌル酸ジアクリレート、ペンタエリ
スリトールトリアクリレート ル酸トリアクリレ−1−、1〜リメチロールブロバン)
・リアクリレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、エチレンオキシド変性ペンタエリスリトール
テトラアクリレート、プロピレンオキシド変性ペンタエ
リスリトールテトラアクリレート、プロピレンオキシド
変性ジペンタエリスリトールポリアクリレート、エチレ
ンオキシド変性ジペンタエリスリトールポリアクリレ−
1・などが挙げられる0東亜合成化学工業(株)の商品
名でいえばアロニツクスM−210、アロニツクスM−
215,アロニックスM−220,アロニックスM−2
30、アロニックスM−233,アロニックスM−24
0、アロニツクスM−245、アロニツクスM −30
5、アロニツクスM−309、アロニックスM−310
、アロニツクスM−315、アロニツクスM−320、
アロニツクスM−325、アロニツクスM−330−ア
ロニツクスM−400,アロニツクスM−450,To
−458、To−747、To−755、THIC。
TA2などが挙げられる。
剥M層を形成する化合物としては従来からポリシロキサ
ン化合物が用いられ、その中でも特に電子線硬化性を有
する14Jifili組成物としは、分子末端、または
側鎖に電子線重合性官能基を有する有機ポリシロキサン
(以下、単に電子線重合性シリコーン組成物と略する)
が知られている9本発明に用いられる電子線重合性シリ
コーン組成物としては分子末端−または側鎖にアクリロ
イル基、メタクリロイル基、ビニル基の中から選択され
る官能基を有するシリコーン樹脂であり具体的には特開
昭51−42961号、特開昭 54−6512号、特
開昭 57−57096号、特開昭 58−53656
号公報等に開示されているような化合物である。
粘着層としては、従来から用いられている溶剤型粘着剤
、エマルジゴン型帖着剤、水溶性型粘着剤、ホットメル
ト ど、たとえばパ接着、粘着の事典″(朝食書店、198
6年)等に記載されているような窩分子組成物を用いる
ことができる。
本発明による方法によれば不透明層の製造工程において
不透明層は液状,もしくはある程度流動性を有した状態
で粘着層上に塗布されるため、粘着層上の凹凸によって
泡を巻き込むことなく極めて平滑性良く被覆され、結果
として表面が均一で平滑な不透明層を有する写真印画紙
用支持体が得られる。
基体上に電子線重合性組成物から成る粘着層および剥離
層を塗布する方法としては、例えば、ブレードコート、
ナイフコーター、エアードクターコート、スクイズコー
ト、エアーナイフコート、リバースロールコート、グラ
ビアロールおよびトランスファーロールコート等の方法
が用いられる。
基体上に塗布する剥離層の量は基体の種類により異なる
が0.1 〜10g/rn’−より好ましくは0.2〜
5g/rn”であり、電子線重合性組成物から成る粘着
層もその種類により異なるが固形分量で,0.5g/l
u” 〜5 0 g/nf、より好ましくは1〜30g
/dである.シリコーン組成物の量がCL1g/nf’
以下と極端に少ないと支持体上に均一に塗布する事が困
難であり、また剥離を悪くする、またシリコーン盪を5
g/rf以上と多くしても特性上変わらず、コストのみ
向上するし、さらに、極端に多くなると硬化後摩耗など
によりシリコーンが脱落しやすくなる。
電子線特性として、透過力、硬化力の面から加速電圧が
50〜750Kv、より好ましくは100〜300Kv
の電子線加速器を用い、ワンバスの吸収線量が0.1〜
2 0 Mradになるようにすることが好ましい。
電子線加速器としては例えば、エレクトロカーテンシス
テム、スキャンニングタイプ、ダブルスキャンニングタ
イプ等があるが何れでも良い。
なお、電子線照射に際しては酸素濃度が高いと電子線重
合性組成物の硬化が妨げられるため.窒素、ヘリウム、
二酸化炭素等の不活性ガスによる置換を行い,WR素濃
度を6 0 0 pp@以下,好ましくは4 0 0 
ppm以下に抑制した雰囲気中で照射することが好まし
い9 〔F〕実施例 以下、実施例により本発明の詳細な説明するが。
本発明の内容は実施例に限られるものではない。
実施例−1 坪量1 2 0 g/if’の写真用原紙の裏面にポリ
エチレン樹脂[低密度ポリエチレン(密度0.918g
/c13、MI 5)と高密度ポリエチレン( 密度0
. 96 5 g/cm’、MI7)の等i混合物]に
より20μmの厚みでラミネート被覆した裏ラミネート
紙を支持体に用い、表面にコロナ処理を行なった。
グラビアコーターを用い下引き層としてポリエチレング
リコールジアクリレート(東亜合成化学工業(株)製品
、商品名アロニックスM−245)を2g/ゴの塗布H
″CC塗布後、電子線照射室内の酸素濃度を窒素ガス置
換により200 ppm以下にした電子線照射装置(E
SI社製、商品名エレクトロカーテン、TYPE : 
CB200/45/300)内に導き、電子線加速電圧
175Kv、照射電流2011Aの条件で吸収線1i 
1 Mradになるように塗布面側から電子線照射しな
、こうして得られた下引き層を有する支持体上にグラビ
アコーターを用いて電子線硬化性シリコーン樹脂(信越
化学工業(株)、商品名X−62−7168)を1 g
odの塗布量で塗布した。その後、再度電子線照射装置
内に導き吸収線量1.5 Mradになるように電子線
照射して剥、間層を有する支持体を得た。さらにその上
に電子線硬化性組成物から成る粘着層としてトリメチロ
ールプロパン35部とQR−969(Rohmd Ha
ss社)系ホットメルト 成物を5g/ばの塗布量で塗布した後,表面側から吸収
線JiL 2 Mradになるように″:r.f線照射
して粘着層を有する写真印画紙用支持体を得た.次に以
下の組成の電子線硬化性組成物を,厚さ20μ暖になる
ように塗布し、窒素置換した電子線照射装置内に導き、
加速電圧1 7 5 kv,吸収線量2 Mradの条
件で電子線照射を行い写真印画紙用支持体を作成した。
〔電子線硬化性組成物〕
ルチル型二酸化チタン     50重址%電子線硬化
性V14貴       50重量%電子線硬化性樹脂
はトリメチロールプロパンアクリル酸付加物のアクリレ
ートエステル(トリアクリレートエステルが主成分の混
合物)のみを用い、ルチル型二酸化チタンとの混合は三
本ロールを用いて行なった。
実施例−2 実施例−1で用いた下引き層を有する裏ラミネート紙を
支持体に用い,表面にコロナ処理を行なった.剥殖剤と
して、シリコーン樹脂(信越化学工業(株)、商品名K
NS,204B )を2g/rr?の塗布量で塗布し、
加熱して硬化させ剥離層を有する支持体を得た.その後
で、実施PA−1と同様な方法で粘着層および不透明層
を設けて、電子線照射を行い写真印画紙用支持体を作成
した。
実施例−3 実施例−1で用いた下引き層を有する裏うミネート紙を
支持体に用い、表面にコロナ処理を行ない、実施例−1
と同様な方法で剥離層を設けて剥離層を有する支持体を
得た.さらにその上に粘着層としてQR−9 6 9 
(Rohmd Hass社)系ホットメルト型粘着剤組
成物を5g/ばの塗布量で塗布し、粘@層を有する支持
体を得た.その後で,実施例−1と同様な方法で粘着層
および不透明層を設けて、電子線照射を行い写真印画紙
用支持体を作成した。
実施例−4 実施例−1で用いた下引き層を有する稟ラミネート紙を
支持体に用い、表面にコロナ処理を行ない、実施例−2
と同様な方法で剥離層を設けて剥離層を有する支持体を
得た.さらにその上に実施PA−3と同様な方法でホッ
トメルト型粘着剤組成物を5g/rn”の塗布I″CC
塗布粘着層を有する支持体を得な.その後で、実施例−
1と同様な方法で粘着層および不透明層を設けて,電子
線照射を行い写真印画紙用支持体を作成した。
実施例−5 実施例−1で用いた下引き層を有する裏うミネート紙を
支持体に用い、表面にコロナ処理を行ない、実施例−1
と同様な方法で剥離層を設けて剥離層を有する支持体を
得た.さらにその上に実施例−1と同様な方法で ホットメルト型粘着剤組成物を5g/n?の塗布量で塗
布し、粘着層を有する支持体を得た.その後で、実施例
−1と同様.な方法で粘H層および不透明層を設けて,
電子線照射を行い写真印画紙用支持体を作成しな.さら
にその上に電子線硬化性組成物から成る粘着層として実
施例−1と同様な粘着を5g/rn’の塗布量で塗布し
た後,電子線照射による硬化を行なうことなく実1[−
1と同様な不透明層を形成する組成の電子線硬化性組成
物を、厚さ10μ麿になるように塗布し、窒素置換した
電子線照射装置内に導き、加速電圧175kv、吸収線
j15 Mradの条件で電子線照射を行い写真印画紙
用支持体を作成した。
実施例−6 実施PA−1において、f&後の電子線照射を裏面側か
ら行なう以外は実施@−1と同様にして写真印画紙用支
持体を得な。
比較例−1 実施例−1と同様な方法で剥gliIilを有する支持
体を得な後、ホットメルト型粘着剤組成物を塗布冷却し
た後、表面側に低密度ポリエチレン(密度0.918 
g/c+*”、M118.5)に30重量%の酸化チタ
ンを練り込んだマスターバッチ30部、低密度ポリエチ
レン(密度0.918 g/cm3、MI5)45部、
高密度ポリエチレン(密度0.965g/Cll3、M
I7  )25部から成る樹脂組成物を20μ限の厚み
で溶融ラミネート被覆を行ない写真印画紙用支持体を得
た。
〔G〕発明の効果 実施例−1,2,3,4,5,6および比較例−1で作
成した写真印画紙用支持体において、表面状態を観察し
たところ、実施例−1,2,3,4,5−Gで得られた
写真印画紙用支持体は極めて平滑であったが、比較例−
1で得られた写真印画紙用支持体は明かにラミネート層
の下に泡を巻き込み、その部分の接着および平滑性に劣
るものであった。また、実施@−1,2,3,4,5゜
6において得られた写真印画紙用支持体はその上に感光
性乳剤を設けて写真印画紙とした後、通常のカラー現像
しても現像中にエツジ部分から剥離するようなこともな
く[1!写写真画紙として充分実用に耐える物であった
【図面の簡単な説明】
第1図は写真印画紙用支持体の横断面の略図である。 第2図は写真印画紙用支持体製造装置の一例を示す側面
概略図である。 1:写真印画紙用支持体、2:支持体、3:剥離層、4
:粘着層、5:電子線硬化性不透明層、6:裏面被覆層
、7:下引き層、8:供給ロール。 9.11.13:コーター、10.12:加熱装置また
は電子線照射装置、14:電子線照射装置、15:型付
はロール、16:巻き取りロール、17:コロナ発生装

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真印画紙用支持体において、支持体上の一方の
    面に剥離層が設けられ、その上に粘着層が設けられ、さ
    らにその上に白色顔料を含む電子線硬化された組成物か
    ら成る不透明層が設けられたことを特徴とする写真印画
    紙用支持体。
  2. (2)該粘着層が電子線硬化された樹脂からなることを
    特徴とする請求項1記載の写真印画紙用支持体。
  3. (3)該剥離層が電子線硬化された樹脂からなることを
    特徴とする請求項1または2記載の写真印画紙用支持体
  4. (4)支持体上の一方の面に剥離層を設け、その上に粘
    着層を設け、さらにその上に白色顔料を含む電子線硬化
    性組成物を塗布した後、電子線照射により該電子線硬化
    性組成物を硬化して不透明層とすることを特徴とする写
    真印画紙用支持体の製造方法。
  5. (5)該剥離層かつ/または該粘着層が電子線硬化性樹
    脂からなる請求項4記載の写真印画紙用支持体の製造方
    法。
  6. (6)該剥離層を粘着層を設ける前に、支持体上に剥離
    層となる電子線硬化性樹脂を塗布し、電子線照射により
    硬化し設けることを特徴とする請求項4記載の写真印画
    紙用支持体の製造方法。
  7. (7)該粘着層を不透明層を設ける前に、支持体上に粘
    着層となる電子線硬化性樹脂を塗布し、電子線照射によ
    り硬化し設けることを特徴とする請求項4または6記載
    の写真印画紙用支持体の製造方法。
  8. (8)該剥離層、粘着層、不透明層のうち少なくとも1
    層以上の層を一度の電子線照射により硬化することを特
    徴とする請求項4、6または7記載の写真印画紙用支持
    体の製造方法。
JP1672588A 1988-01-26 1988-01-26 写真用印画紙支持体およびその製造方法 Pending JPH01191139A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1003075A2 (en) * 1998-11-20 2000-05-24 Eastman Kodak Company Strippable repositionable back sheet for photographic element

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1003075A2 (en) * 1998-11-20 2000-05-24 Eastman Kodak Company Strippable repositionable back sheet for photographic element
EP1003075A3 (en) * 1998-11-20 2000-05-31 Eastman Kodak Company Strippable repositionable back sheet for photographic element

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