JPH01189154A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH01189154A
JPH01189154A JP63012518A JP1251888A JPH01189154A JP H01189154 A JPH01189154 A JP H01189154A JP 63012518 A JP63012518 A JP 63012518A JP 1251888 A JP1251888 A JP 1251888A JP H01189154 A JPH01189154 A JP H01189154A
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Katsutada Horiuchi
勝忠 堀内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置とその製造方法に係り、特に超高速
でかつ超高集積化に好適なバイポーラトランジスタとそ
の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のバイポーラトランジスタは例えば特開昭56−1
556号に記載のごとく、第2図の構造を有しておりN
十埋込み拡散層152によるコレクタ領域上にエピタキ
シャル層200を形成し、エピタキシャル層200内に
真性ベース領域13.N+エミッタ領域17等が構成さ
れていた。第2図において、1はP型Si基板、7は分
離絶縁膜、8は深溝分離絶縁膜、9は溝内充填Si膜、
10はベース引出し電極、153はN÷埋込み層200
からの引出し用N十拡散層、141は表面保護絶縁膜、
16はエミッタ取出し電極、18はベースfl!m、1
9はエミッタ電極、20はコレクタfl!極である。
通常のバイポーラトランジスタにおいては従来。
エピタキシャル層200の形成が必須であるが、N十埋
込み層152の形成をSi基板1への高エネルギーイオ
ン注入によって行う手法も米国特許第3655457号
、同4111720号として公知である。
上記手法に基づけばエピタキシャル層152は不要であ
り、N十埋込み層形成後、ベース領域13、及びエミッ
タ領域17を形成していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術によるバイポーラトランジスタに於て、コ
レクタとして用いるN十埋込み拡散層152はトランジ
スタの高速動作化の為に低抵抗で、かつ急峻な不純物濃
度分布を有することが要求されている。特に、N十埋込
み拡散層200上へのエピタキシャル層200形成工程
における不純物外方拡散や、その後の高温熱処理工程に
よる不純物分布の変動を抑止する目的でN十埋込み拡散
層152はアンチモン(sb)が拡散不純物として用い
られていた。しかしながらSi中へのsbの固溶度は3
〜5×1019(7)−8と低いため、1.5μm厚の
N十埋込み拡散層でも層抵抗が30Ω/口と本質的に高
抵抗でコレクタ抵抗を低減させることが困難であった。
さらに選択的に構成されたN十埋込み拡散層152上へ
のエピタキシャル層200の成長において、エピタキシ
ャル成長速度の結晶面方位依存性に起因して埋込み拡散
層パターンからの位置ずれが避けられず、素子の微細化
・高集積化の障害となっていた。また、従来のエピタキ
シャル形成装置は大量処理が難しく、製造価格を上昇さ
せるという問題も有していた。
他方、N十埋込み拡散層152を高エネルギイオン注入
法により形成する手法に於ては上記エピタキシャル層2
00形成に関する問題点はすべて解消される。しかしな
がら高エネルギイオン注入に於ては注入イオン分布が最
大濃度飛程で対称分布するのではなく、最大濃度位置よ
り表面側で裾を引く分布を有することが知られており急
峻な不純物分布が得られないという問題が残されていた
さらに高エネルギイオン注入法による高不純物濃度埋込
み層の形成においては結晶欠陥の発生が問題であり、そ
の後の熱処理工程によっても結晶性の回復が困難で、良
好な接合特性が得られなかった。
N十埋込み拡散層152に関する従来技術の他の問題点
はコレクタ取出し、及び配線に要する占有面積が大きく
、素子の微細化、高集積化の障害になっていることであ
る。さらに高集積化に関する他の問題点は隣接するN十
埋込み拡散層間を分離するために十分な間隔が、又は深
さを有する素子間分離領域が要求されることである。
従来技術における他の問題点は従来構造トランジスタを
構成要素とするメモリ装置に関する。すなわち、従来の
半導体メモリ装置に於てはN十埋込み拡散層152を記
憶情報の蓄積領域として用゛いていたがα線照射に基づ
き半導体基板1内に発生した多量の電子によりメモリ情
報が破壊されるいわゆるソフトエラー不良を防止するた
め回路上の対策が必要であり、メモリ装置の高密度化上
、重大な問題となっていた。
本発明の目的は上述した従来技術の問題点を解決し、低
抵抗でかつ急峻な不純物分布を有し、結晶欠陥の発生の
心配のない埋込み不純物層を有する超微細・超高集積化
が可能なバイポーラトランジスタを廉価で提供すること
にある。
本発明の他の目的はα線ソフトエラーの生じないバイポ
ーラトランジスタメモリを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明においては、半導体基
板のコレクタ引出し領域に主表面と垂直方向の縦坑を形
成し、縦坑の底部より結晶面方位に依存する異方性エツ
チングにより主表面と平行な横坑を形成する。縦坑及び
横坑には不純物添加の半導体薄膜を充填する。半導体主
表面と平行な横坑を異方性エツチングにより形成可能に
するために1本発明の半導体装置は(111)面を主表
面とする半導体基板を用い、コレクタ引出し領域とエミ
ッタ領域は<111>方向と垂直なく110>方向に設
定する。異方性エツチングはN2H4、又はKOH液を
用いれば<111>方向へのエツチング、及びシリコン
酸化膜、窒化膜のエツチングは無視できる。したがって
横坑終点の制御は活性領域全体を深溝内組縁膜で囲うご
とく構成すればよい。隣接トランジスタとの分離、及び
α線ソフトエラーの解消の目的は半導体薄膜の充填の前
に横坑及び横坑の底面部に選択的に絶縁膜を形成してお
けばトランジスタは半導体基板より絶縁されることによ
り達成される。
〔作用〕
本発明においては埋込み拡散層を高濃度に不純物が添加
された多結晶質1、又は非晶質の半導体層及び上記半導
体層からの固相拡散層で構成する。
上記半導体層を設置すべき横坑、及び縦坑はベース拡散
層領域、又はエミッタ拡散層領域を形成した後からでも
形成できるため、エピタキシャル層を設ける必要がなく
、かつ高温熱処理にさらされる時間も大幅に短縮できる
。したがって添加不純物としてsbより固溶度が高いP
又はAsを用いることにより高不純物濃度でかつ急峻な
分布を有する埋込み拡散層を実現できる。
さらに上記半導体層の充填に先だって横坑及び縦坑底面
を選択的に酸化しておけば素子全体が半導体基板より完
全に絶縁される。したがってα線ソフトエラーや隣接ト
ランジスタ間干渉等の誤動作が完全に解消される。また
、上記の半導体層を半導体表面上にまで引出せば電極配
線としても使用できる。したがってコレクタ電極領域面
積が低減され、かつ回路構成の自由度が増大することに
より、高集積化が一層容易となる。
本発明における横坑形成は結晶面方位に強く依存する異
方性エツチングにより実現できる。例えばN z H4
やKOH水溶液では<111>方向、及びSiOxや5
iaNi膜等の絶縁膜のエツチング速度は<100>、
<110>方向に比べ極端に遅い、したがって(111
)主表面の半導体基板の深溝分離絶縁膜で囲まれた活性
領域を構成した後、活性領域の所望箇所に縦坑形成と縦
坑上部側壁に絶縁膜を残置させ、上記の異方性エツチン
グを施す。それによって主表面と平行なく110>方向
へのエツチングが進行し天井面、底面とも主表面と平行
な横坑が活性領域全面に形成される。
横坑形成領域は深溝分離絶縁膜で囲まれた領域であり、
制御性、再現性は何ら問題とならない。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
説明の都合上、図面をもって説明するが要部が拡大して
示されているので注意を要する。
また、説明を簡明にするため各部の材質、半導体層の導
電型、及び製造条件を規定して述べるが材質、半導体層
の導電型、及び製造条件はこれに限定されるものでない
ことは言うまでもない。
実施例1 第3図〜第6図、及び第1図は本発明による半導体装置
の第1の実施例を製造工程順に示した断面図である。
第3図において、P導電型、抵抗率10Ω・国。
主表面が(111)のシリコン(Si)基板1の所望領
域にリン(P)イオン注入を選択的に行ない、その後の
熱処理により表面濃度lXl0I”I−3,接合深さ0
.8μmのn−拡散層2を一形成する。n−拡散層2は
都合により全面に形成してもよい。次にSi基板1表面
に熱酸化法による厚さ50nmのシリコン酸化膜(Si
Ox膜と記す)3、化学気相成長(CVDと記す)法に
よる120nm厚のシリコン窒化膜(SiaNa膜と記
す)4゜及びCVD法による800nm厚のS iOz
膜5を順次形成した。しかる後、反応性イオンエツチン
グ(RIEと記す)により5iOz膜5,5iaN4膜
4および5iOz膜3よりなる三層絶縁膜をパターニン
グし、さらにSi基板1も上記の三層絶縁膜をマスクに
して0.6μmの深さでエツチングした。続いて硝酸(
HNOa)と沸I!I(HF)の混液により露出されて
いるSi面を0.1μmエツチングした0次に熱酸化に
よる50nm厚のS i Ox膜とCVD法による12
0nm厚の5iaN4膜の重合せ絶縁膜6を全面に形成
した後、RIE法によりSi基板1の主表面と垂直方向
にのみエツチングを施して三層絶縁膜3〜5とSi基板
1側壁部にのみ重合せ絶縁膜6を残置させた。
第3図の状態より、第4図の如く、重合せ絶縁膜6をマ
スクにして露出Si基板1に湿式熱酸化による450n
m厚のSiO2膜を形成して分離絶縁膜7とした。次に
活性領域を囲うごとく分離絶縁膜7に幅1μmの溝をパ
ターニングし、露出されたSi基板1も同一パターンで
深さ2.5μmの溝をRIE法により形成した。上記の
Si深溝内を弗酸と硝酸の混液により0.1μmエツチ
ングした後、チャネル形成阻止のためのボロン(B)イ
オン注入を加速エネルギ50keV、注入量3×101
δl−2の条件で施し、その後の活性化熱処理により深
溝底部にチャネルストップ層(図示しない)を形成した
。しかる後、Si深溝面に湿式熱酸化による0、2μm
厚の5iOz膜を形成し、素子間分離の深溝絶縁膜8と
した。次に深溝内を充填するごとく0.7μm厚の多結
晶(又は非晶質)Si膜をCVD法により堆積した後、
マイクロ波プラズマエツチングにより等方的にエツチン
グを進行させ深溝内にのみ多結晶Si膜9を選択残置さ
せた。次に選択残置の多結晶Si膜9表面を湿式熱酸化
し、0.45μm厚の5iOz膜を形成した。しかる後
、180’Cに加熱した燐酸液により重合せ絶縁膜6を
除去し、活性領域のSi基板1側壁を露出させた。この
時、5iaNa膜4もサイドエッチされる。次に0.7
μm厚で多結晶Si膜100をCVD法により全面に堆
積してその表面に20nm厚の熱酸化膜(図示せず)を
形成する。しかる後、基板凸領域間隔が1μm以上ある
箇所にレジスト膜11を選択残置してから全面に1μm
厚のレジスト膜12を塗布し平坦化した。
第4図の状態より第5図の如く、レジスト膜12、及び
11をRIE法により平坦にエツチングさせ、凸部の多
結晶Si膜100部を露出させてから表面に形成されて
いる5iOz膜を除去する。続いて凸部上面および側壁
上部の多結晶Si膜100をマイクロ波エツチングによ
り等方的に除去して5iOz5表面を露出させた。レジ
スト膜11および12を除去した後、Si基板四部に残
置された多結晶Si膜100にボロンのイオン注入を加
速エネルギ30keV注入量IXIO1Bam’″2の
条件で施してから多結晶Si膜100上の5iOz膜、
及び凸部上の5iOz膜5を除去した。次に多結晶Si
膜100をパターニングし、ベース引出し電極10を形
成してから熱処理を施し、P十外部ベース拡散領域13
1を形成した。
続いて、ベース引出し電極を湿式熱酸化して一250n
m厚の保護絶縁膜14を形成した後、5i30番膜4を
除去し、5iOz3を介したボロンイオン注入(打込み
エネルギ10keV、注入量1×10141−2)、及
びその活性化熱処理によりP−真性ベース拡散層13を
形成した。次にコレクタ引出し予定領域上のSi○2膜
3の除去とRIE法によるSi基板1への縦坑を形成し
た。縦坑の深さは分離絶縁膜7下端より0.5μmの深
さであり主表面から約1.4μmの深さである。
第5図の状態より第6図の如く、80%抱水ヒドラジン
(N z H番)とイソプロパトール、及び1%程度の
濃度の適宜の界面活性剤を200 : 20:1の割合
で混合したエツチング液により液温60℃で約120分
間処理し横坑を形成した。エツチング領域は深溝絶縁膜
8で囲まれた活性領域であり1、横坑は<011>軸方
向に深さ約5μmである。上記のエツチングにおいて主
表面と垂直なく111>軸方向にはまったくエツチング
の進行がみられず、横坑の高さは0.5μmで主表面と
平行な底面、および天井面が形成された6尚、上記のエ
ツチングはヒドラジン水溶液による必要はなく1例えば
水酸化カリウム(KOH)水溶液、又は異方性気相ドラ
イエツチング法等に基づいてもよい。横坑形成において
SiO23,7゜8及び14で覆われている領域はまっ
たくエツチングされない。横坑形成後、燐(P)が添加
された多結晶Si膜を1μm厚で堆積し、横坑、及び縦
坑内を充填してからパターニングし、コレクタ引出し電
極15とした。
次いで第1図に示す如く、コレクタ引出し電極15上に
熱酸化により薄い5iOz膜(図示せず)を形成し、同
時に埋込み領域からの固相拡散によるN+コレクタ拡散
M151を形成した。次に工ミッタ形成予定領域上のS
i○2膜3を選択的に除去してから0.25μm厚の多
結晶Si膜16をCVD法により全面に堆積し、加速エ
ネルギ80keV、注入量2 X 1016cxn−”
の条件でAsのイオン注入とその後の熱処理によりN十
エミッタ拡散層17を形成した。しかる後、多結晶Si
膜3のパターニングによりエミッタ引出し電極16を形
成してから全面にCVD法によるS j、 Oz膜を全
面に堆積して表面案定化膜141となし。
その所望箇所への開孔を施した。最後にAQを主成分と
する金属膜を蒸着し、ベース電極18.エミッタ電極1
9、及びコレクタ電極を含む電極。
配線を所望の回路構成に従ってパターニングした。
上述の製造工程を経て本実施例の半導体装置。
縦型npnトランジスタ、が製造される。本実施例によ
ればエビタキシャル工程が不要であり、コレクタ埋込み
層からの位置ずれの問題が生じない。
また、大量処理も可能となり廉価に製造できる。
さらにコレクタ埋込み拡散層形成をベース拡散層13形
成工程の後から実施できるのでコレクタ埋込拡散層15
1に加えられる高温熱処理工程が短縮され、わき上がり
接合深さが0.1μmと極めて急峻な分布を保持したコ
レクタ埋込み拡散層151が得られる。さらに埋込み層
多結晶Si膜7には不純物としてPを添加できるので0
.5μm厚と薄く構成しても30Ω/口と従来のsbに
よる1、5μm厚の埋込み拡散層152と同等の抵抗値
が得られ、コレクタ抵抗の大幅な低減が実現できる。上
記の埋込み多結晶Si膜はコレクタ引出し電極の役割を
有する。したがって従来のコレクタ接続拡散層153に
要する領域面積が大幅に低減でき、コレクタ配線の自由
度も増すため、素子占有面積の低減と高集積化が可能と
なった。
実施例2 第7図〜第10図は本発明の他の実施例を製造正順に示
した断面図である。
まず第7図の如く、前記第1の実施例において三層絶縁
膜4〜5をマスクにしてRIE法により0.5μm深さ
でSi基板1を垂直エツチングした後、続けて活性領域
を囲うごと<Si基板1に幅0.8μm、深さ2.5μ
mの溝を形成した。次に熱酸化法により露出Si基板1
に15nmの5iOzとCVD法による30nmの5i
aNa膜の重合せ膜21を形成した。続いて0.15μ
m厚の多結晶(又は非晶質)Si膜711の堆積と深溝
内への選択残置を行った。この選択残置は表面が平坦に
なるようにレジスト膜142を塗布し、そのスパッタエ
ツチングにより深溝空隙にのみレジスト膜142を残置
させた後、マイクロ波エツチングにより多結晶Si膜7
11をエツチングした。
第7図の状態よりレジスト膜142を除去した後、多結
晶Si膜711を湿式熱酸化により0.3μm厚の5i
Ozに変換して素子間分離深溝絶縁膜とした。しかる後
、第8図の如く、再び多結晶Si膜9を深溝部空隙を埋
めるごとく0.2μm褌で堆積してから上述の平坦化技
法によりSi基板凸部上部及び側壁の0.2μm厚多結
晶Si膜を選択除去した。しかる後、上記0.2μm厚
多結晶Si膜を所望形状にパターニングしてから湿式熱
酸化により深溝充填部を除いて完全に5iOzに変換し
て0.4μm厚の分離絶縁膜71とした。
尚、Si基板1は重合せ膜21で覆われており、上記の
各湿式熱酸化工程によっては酸化されない。
次いで第9図の如く、ベース取出し予定領域の重合せ絶
縁膜21を選択的に除去してから前記第1の実施例に従
ってベース引出し電極10.P+外部ベース領域131
.保護絶縁膜14、及び真性ベース領域13を順次形成
した。次にコレクタ引出し予定領域上の重合せ絶絶膜を
除去し、露出されたSi基板1をマイクロ波エツチング
法により深さ1μmでエツチングし、続いて前記第1の
実施例に従いN x Ha混合液により深溝絶縁膜に達
する横坑を形成した。次にエミッタ形成予定領域上の5
iOz膜3を除去した。
最後に第10図のように、Asが大量に添加された多結
晶(又は非晶質)Si膜を堆積し、縦坑。
横坑を充填し、その後の活性化熱処理によりN+埋込み
コレクタ拡散層151、及びN十エミッタ拡散層17を
形成した6次にN十拡散層の固相拡散層に用いた多結晶
Si膜をパターニングし、コレクタ引出し電極150、
及びエミッタ引出し電極161を形成した。さらに前記
第1の実施例に従って表面安定化膜141.ベース電極
18.エミッタ電極19、及びコレクタ電極20を形成
した。
上述の製造工程を経て本実施例の半導体装置、縦型np
nトランジスタが製造される。本実施例によれば前記第
1の実施例に記載した効果の他のエミッタ拡散層17と
コレクタ埋込み拡散層151を同時に形成できるためよ
り急峻な不純物濃度分布を実現でき、N−拡散層2の厚
さをさらに減少させることができる。したがって前記第
1の実施例に基づく縦型npnトランジスタに比べても
さらに高速動作が可能となる。さらに本実施例によれば
エミッタ引出し電極161とコレクタ引出し電極150
を同一工程で形成でき、製造工程の低減の効果も有する
。また、本実施例によればコレクタ引出し領域での縦坑
形成にマイクロ波エツチング法が用いられ、分離絶縁膜
71や深溝絶縁膜と整合させて縦坑を形成でき、素子占
有面積を前記第1の実施例に比べてもより低減すること
ができる。尚、本実施例、及び前記第1の実施例におい
ては例として縦型npnトランジスタについて示したが
、エミッタ拡散層17.エミッタ引出し電極161.エ
ミッタ電極19、及び真性ベース領域13を構成せず、
外部ベース領域131を対抗させて設置して各々をエミ
ッタ、コレクタとし。
N十埋込み拡散層151をベース、150をベース引出
し電極とする横型pnpトランジスタにも本発明が適用
できることは言うまでもない。
実施例3 第11図〜13図は本発明の他の実施例を製造工程順に
示した断面図である。前記第2の実施例におけるN″″
拡散層2の形成を、ショットキ障壁形成予定領域ではイ
オン注入条件を異にしてN−拡散層200を形成する。
上記のイオン注入は加速エネルギ160 keV、注入
量2 X 10 ”rye−”の条件である。その後、
前記第2の実施例に従ってコレクタ引出し領域のSi基
板1を0.3μm深さでエツチングし、続いて250n
m厚の5iaN4膜22の全面堆積とRIE法による垂
直エッチにより凸部側壁面にのみ5i30a膜22を選
択残置させた。尚、側壁に選択的に残置する5iaOa
膜22は同等膜厚のSl○2であってもよい、しかる後
、露出されているSi基板1をRIE法により再び0.
3μmの深さでエツチングし、続いて前記第2の実施例
に従って深溝絶縁膜に達する横坑を形成する。次に高圧
湿式熱酸化法(4気圧、1000℃)で0.2μm厚の
5iOz膜23.24を横坑底部及び天井面に形成する
次にPが高濃度に添加された多結晶Si膜152で横坑
内を充填し、縦坑内の多結晶Si膜152をマイクロ波
エツチング法により選択的に除去した(第11図)。
第11図の状態より霧出されている多結晶Si膜152
表面に熱酸化法による薄いSiOx膜(図示せず)を形
成してから5iaNa膜22を選択的に除去してSi基
板側面を露出させた。続いて、第12図の如く、再びN
 Z Ha液による横坑を形成し、5iOz膜24を露
出させてから5iOz膜24の除去とAsが高濃度に添
加された多結晶Sl膜150の堆積により横坑、及び縦
坑内を充填した。次に主表面上の多結晶Si膜をマイク
ロ波エツチングにより除去して平坦化し、縦坑表面に露
出している多結晶Si膜150に湿式熱酸化を施して厚
い5iOz膜25を形成した。しかる後、5iaN4膜
4の除去とショットキ障壁ダイオード形成予定領域を除
去しエミッタ形成予定領域上の5ins膜3を選択除去
した。
第12図の状態より第13図の如く、第1の実施例に従
ってN十エミッタ拡散層17.エミッタ引出し電極16
2表面安定化膜141を形成した後1表面安定膜141
の所望箇所に開孔を施してから25nm厚のptを蒸着
した。続いて475℃の酸素雰囲気で加熱し、N−拡散
層200表面及びN÷エミッタ引出し電極16との反応
により白金シリサイド(P t S iと記す)層26
を形成した。Ptは上記熱処理条件ではS i Oxと
反応しない、PtSi層26層形6後、未反応のptを
王水により除去するとSi基板200上、及び多結晶S
i(エミッタ引出し電極)16上にのみPtSi層27
層形7残置される。PtSi層27層形7の後、スパッ
タリング法による0、1μm厚のTiN膜とAQを主材
料とする0、8μm厚の金属蒸着膜の重合せ金属膜を被
着し、所望の回路構成に従って上側ワード線27.デイ
ジット線28.下側ワード線29を含む電極、及び配線
を形成した。
上述の製造工程を経て本実施例の半導体装置。
バイポーラメモリ、が製造される。尚、第13図に示さ
れる断面図は第14図に示されるバイポーラメモリセル
の破線30で囲まれた素子成分の断面に対応するもので
あり、ショットキ障壁型ダイオード(SBDと記す)、
読出し用npn縦型トランジスタ(I、と記す)、保持
用npn縦型トランジスタ(Istと記す)の各活性素
子と上側ワード線27.デイジット線(Dと記す)28
.下側ワード線29が図示されている。埋込みコレクタ
半導体層150はフリップフロップ回路を構成する対の
トランジスタのベース引出し電極と他領域で接続されて
いる。同様に図示されたベース引出し電極10はフリッ
プフロップ回路を構成する対のトランジスタコレクタ引
出し電極と接続されている。
本実施例に基づけば前記第2の実施例における単体素子
に関する効果の他に、メモリセル間の干渉、及びα線ソ
フトエラー不良の各問題が埋込み絶縁膜(SiOx膜)
23の設置により完全に解消される効果があり、従って
メモリ蓄積ノードと上側電源線間に付加する容量素子な
ど従来メモリセルで耐α線ソフトエラ一対策として必須
の構成素子が不要となる等、メモリセルの超微細化、超
高集積化が可能となった。尚1本実施例において埋込ま
れたコレクタ引出し電極150として多結晶Si膜を用
いる例について説明したが上記は多結晶Si膜と金属膜
の重合せ膜、あるいは金属膜、さらにはバンドギャップ
を異にする他の半導体膜であってもよい、さらに5iO
z23も熱酸化による5iOz膜に限定される必要はな
く、CVD法、プラズマ堆積法9等による5iOz膜や
珪燐酸ガラス、珪硼酸ガラス* A Q y、Oa、 
T a zo iT i 20a、5iaNa膜等の他
の絶縁膜であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によればエビタキシセル工程が不用であり、コレ
クタ埋込み層からの位置ずれの問題、小量処理の問題、
コレクタ不純物のわき上りの問題。
及び高コレクタ抵抗の問題がすべて解消され、急峻な不
純物分布でかつ低抵抗(従来の173)のコレクタを有
する超微細トランジスタを廉価に得ることができる。さ
らに本発明によればコレクタ接続を多結晶半導体膜を用
いて構成できるため、コレクタ占有面積の低減、コレク
タ配線の自由度の増大の効果がある。
さらに本発明によれば埋込みコレクタ領域下部に絶縁膜
を設置できるため、メモリセルの各構成素子と半導体基
板より完全に絶縁でき、隣接セル間の干渉やα線ソフト
エラーの問題を完全に解消する効果がある。したがって
、メモリセルへの余分な容量素子の付加等が不必要とな
り超微細なメモリセルが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、及び第3図〜第6図は本発明の第1の実施例を
製造工程順に示す断面図、第2図は従来の半導体装置を
示す断面図、第7図〜第10図は本発明の第2の実施例
を製造工程順に示す断面図、第11図〜第13図は本発
明の第3の実施例を製造工程順に示す断面図、第14図
は第3の実施例亨 11¥1 早 2 閉 第 3 図 1kl  N″4心hト11 茅 4 図 茅 5 図 第 乙 国 芽?7(2) 早3図 第 9図 早 10 図 手 N1fi 亭 12 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の導電型を有する第1の領域、第2の導電型を
    有する第2の領域、及び第1の導電型を有する第3の領
    域が単結晶半導体基板の主表面より該半導体基板下部に
    向けて順次構成された半導体装置において、該第3の領
    域下部には第1の導電型を有する多結晶質、又は非晶質
    半導体層を介して単結晶半導体基板が構成されたことを
    特徴とする半導体装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の半導体装置において、
    該半導体層下部には絶縁膜が設けられていることを特徴
    とする半導体装置。 3、第1の導電型を有する第1の領域、第2の導電型を
    有する第2の領域、及び第1の導電型を有する第3の領
    域が半導体基板主表面より該半導体基板下部に向けて順
    次構成された半導体装置の製造方法において、該第3の
    領域は該第2の領域、又は該第1の領域を形成した後に
    形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP63012518A 1987-11-09 1988-01-25 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH01189154A (ja)

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US07/648,309 US5227660A (en) 1987-11-09 1991-01-29 Semiconductor device
US07/963,696 US5391912A (en) 1987-11-09 1992-10-20 Semiconductor device having polycrystalline silicon region forming a lead-out electrode region and extended beneath active region of transistor

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006066577A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置とその製造方法

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