JPH01187256A - 枠組足場用側枠 - Google Patents
枠組足場用側枠Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
足場に使用され、筋違に代わる強度メンバおよび手摺と
しての機能、ならびに落下物に対する養生機能および工
事の際の騒音防1ヒ機能を兼ね備える枠組足場用側枠に
関する。
、現在第6図のようなものが汎用されている。すなわち
、図のものは鳥居型あるいは梯子型の建枠90が所定の
間隅で複数並置されるとともに、上下方向に所要数が連
結され、相隣れる建枠と建枠との間に交叉筋違91が取
付けられる。
板2がかけ渡され、作業床A+ 、A2・・・が確保さ
れる。最上段の建枠90には支柱92を立てて手摺93
がセントされる。
る。
あるが、その取り付けは手間がかかり、特に後述するよ
うに養生枠や防音パネルが使用される場合は足場の組立
工数を著しく増加させる。
段の布板2の上に立つ作業者に対し安全確保のための手
摺がなく、甚だ危険な作業を余儀なくされる。
側面に養生枠(枠付金属網)または養生ネット(メンシ
ュシート)が張られる。
実際には組上げ時においても落下物の事故がおこる危険
があり、十分な対策とは言い難い。
を必要とする。ネットの方は、一般に長さ5100mの
ものが使用され、建枠3段分を1枚で覆うようになって
いるが、建枠への取付けはその建地にひもでくくりつけ
るという面倒なものである。養生枠については、建枠、
建地の2ケ所に養生クランプを取付け、これに備わるジ
ヨイント部に養生枠の孔部を嵌込む構造になっており、
やはりその取付けには手間のかかる作業が必要となる。
かないと、風に煽られてバタつき、また騒音の発生源と
もなる。また−個所破損しただけでも大きな一枚全体を
取替える必要があり、コスト的にも不利であるばかりか
、1枚のサイズが大きいことは、取付け、取外し、保管
や清掃等に際しての取扱いをも困難にしている。
来は、足場外側に更に防音シートや防音パネルを張るな
どしていたが、その設置作業が大変面倒であった。
用側枠の提供を目的とする。
とする側枠本体30内に吸音材31を充填し、該側枠本
体30は並列配置された建枠1・・・の隣接建地10,
10間の内のりと略々一致する外巾Wを有するとともに
四隅付近に側方へ張り出す建枠建地10との取合片30
2・・・を存し、前記隣接建地10.10の内側の係合
ピン15・・・と取合って側枠本体30を当該建地間に
隙間々く嵌り込む状態で支持するよう構成されているこ
とを特徴とする枠組足場用側枠を要旨とする。
された建枠lの外側面側の建地10の隣接し合うものど
うしの間に取り付けられる。
水平力に対する強度を枠組足場に与える、つまり筋違に
代わる機能を担う。したがって、従来は必須とされてい
た筋違を不用にする。その上、側枠3に備わる吸音材3
1自身あるいは吸音材31とその外皮板が、足場の外側
面側の開口を塞ぎ、落下物に対する養生および防音の機
能も果たすことになる。
建枠建地10の係合ピン15(第3図に図示)との取合
片302・・・によって隣接建地10,10間に完全に
嵌り込む状態に取付けられ、該本体30は隣接建地間の
内のりと略々一致する外巾Wを有するために、各建地と
の間に隙間ができない、そしてこの隙間なしの状態は、
取合片302と係合ピン15間の取合状態にある程度の
遊び(保合ピンの長さ方向)があっても、つねに保持さ
れることになる。したがって側枠3による養生および防
音の機能は極めて確実なものとなる。
と並行して各段積み上げ毎にセットしてゆくもので、こ
れにより足場組上の過程で順次足場に十分な強度が付与
され、落下物の養生と騒音の防止とも可能となる。
下物養生対策および防音対策の実施も完了することにな
る。したがって、従来の養生ネットや防音パネル等のよ
うに足場を組上げてから養生対策や防音対策を別の作業
として実施する必要がなく、筋違が不用になることとあ
いまって足場仮設に要する手間、時間が著しく節減でき
る。
の組法しの過程においても作業者の安全が確保されるこ
とになる。
生ネットや防音シートのようにバタついたり騒音を発す
るようなことがない上、嵩ぼらず扱い易いものである。
図である。
内に吸音材31を充填させている。側枠本体30は、そ
の内部に配された補強材301と、四隅付近に設けられ
た取合片302・・・とを備える。
溝形壁のそれぞれが、内側フランジ部300aと外側フ
ランジ部300bとを形成している。溝内には板状の吸
音材31が、必要に応し外皮板で挟まれた状態で嵌着さ
れ枠開口を覆っている。外枠本体30はアングル材で構
成されていてもよい。
総称されるウレタンフオーム、フェノールフオーム、ユ
リアフォーム、スチレンフオーム、ポリエチレンフオー
ム、塩化ビニールフオーム等が好適であり、硬質ウレタ
ンフオームの場合、密度が50 x 10−”g/−で
、自身が外皮材との密着性に優れ、更に圧縮強さ(10
%圧縮)が1.0kf/alあり、横弾性係数(G)が
30kg/csもあることから、吸音材自身が筋違いに
変わる枠剛性を備えることになる。
る建枠lの隣接建地(以下、単に隣接建地という)10
.10間の内のり寸法に略々一致している。高さHzは
建地10の高さHlの略々半分のサイズとなっている。
図示例では片プレース材を使用している。
、種々の変形が可能であるが、後述するサンドインチ構
造の側枠3にあって;よ補強材301の省略が可能であ
る。
+ 300ytの内側フランジ部300a表面、上下
端部近くに側方に向かい取付けられ、建枠建地10の係
合ピン15に挿通する透孔302aを有している。この
取合片302は、外枠本体30の溝底部と連続して建地
10の側方から内側にまわり込んで係合ピン15と取合
うようになっている。この取合片により、側枠本体30
は、連設建地to、io間に完全に嵌まり込む状態で取
り付けられる。
ツキン303が取付けられ、建枠1や隣接する側枠3と
の間の目地を埋めるようにして、側枠3自体のがたつき
の防止および外部への騒音の防止の働きをしている。
板状のものであった。しかしながら、別の態様として、
第5図にみるように、グラス゛ウールを吸音材31aと
して外枠本体30内に充填し、内外両面を補強材を兼ね
たアルミ合金板等からなる外皮板39で覆ういわゆるサ
ンドインチ構造であっても構わない。
係る枠組足場を第2図により説明する。
・を形成する作業床ユニットυ1からなっている0作業
床ユニットU1の基本構成要素は、建枠lと足場板2と
外側面側の前記側枠3と内側面側の側枠とである。側枠
3については既に説明したので、側枠3以外の各要素毎
の構成を説明する。
0,10と、その上下2分割点で両速地間をつなぐ横地
11と、該横地11の下側、両建地10.10間に配さ
れた逆U字形の補強材12とで基本の部分が構成されて
いる。構成部材はすべて丸鋼管である。
めの連結ピン13が付設されている。
50付の係合ピン15が、上端および下端付近、横地1
1取付位置を挟んでその直上、直下の計4個所に設けら
れている。係合ピン15はすべて枠自身の内部側に突き
出す形になっている。
手方向の貫通孔100が設けられている。
ときなどに利用される。
部において連結プレート120により横地11につなぎ
止められている。連結プレート120には透孔120a
があけられているが、これは上記貫通孔100を使って
アサガオ等を取付けるときに、支持補強のためのタイロ
ッドをとる場合などに利用できる。
ら、600〜1200mはどもあれば十分である。高さ
Hlについては、人の背丈を基準に作業上必要なスペー
スを確保する立場から、1700〜2000w程度が適
当である。
に対する係合爪20.20を具備する。
図(イ)に示されるような手摺用枠35、あるいは同図
(ロ)に示されるような手摺材36と斜材37との組合
せ等が用いられる。
に配置され、かつ上下方向にも所要段数継ぎ足し設置さ
れている。最下段の建枠の建地下端には、ジヤツキベー
ス8が装着されている。配置間隔lはインチサイズの場
合1829m、■524Wm、1219m、914龍程
度に設定される。
3による。
合う横地11.11間に接続してかけ渡され、建枠の組
上げ段数骨の作業床A+ 、Ax・・・を形成している
。
による。
(反部体側)の各隣接建地to、to間に設けられる。
側枠3は各段において、作業床Aレベルを境にその上方
側と下方側に一枚ずつ建込まれる。第1図では表現の都
合上一部省略されているが、側枠3は外側面全体を覆う
ように設けられるものである。
地10,10の抜止片付係合ピン15・・・に嵌着させ
ることによる。
10の間に完全に嵌め込んで建込まれた形となり、かつ
その各建地との間にほとんど隙間を生じない。
その高さは建枠−つの高さH9の半分で、建枠1・・・
の各段に対し1ユニツトが作業床Aレベルの上方側に建
込まれる。
、斜材5が側枠に代えて取付けられている。
U、の各段に配された側枠3・・・は、自身の段を水平
方向に固める機能を果たし、筋違を使用しなくても全体
を堅牢にする。
建地10の間に実質的に隙間を生じない。
され、建地10,60に対面する縦部材300Y+ 、
3ooyzの立フランジ部300aがフラットである
ために、立地の係合ピン15の係合部長の余裕によって
側枠の取付状態が動いても、隙間を生じることがない。
よび防音が特に確実に行われることになる。
置し、その各建枠間の下方側に外側面側の側枠3および
内側面側の側枠を取付るとともに、隣接横地11.11
間に布板2をかけ渡す。このようにしたのち、ユニット
U、の布板2上にあがって最下段上側の外側面側側枠3
および内側面側側枠を取付ける。
・・・を継ぎ足し、2段目の下側外側面側側枠3を取付
けて、布板2をかける。このような要領で作業ユニット
υ1を並行して下方から一段ずつ順に組上げてゆく。解
体するときは、これと全く逆の手順を踏んで最上段から
順次下方へ作業を進める。
板2の上に立って、■当該段建枠lへの上側外側面側側
枠3および内側面側側枠の取付は一■直上段の建枠1お
よび支持枠6の継ぎ足し一■側枠lへの下側外側面側側
枠3および布板2の設置を順に行うことにより進められ
るが、この場合、■以降の作業は、つねにその作業中の
段に外側面側、内側面側とも側枠がある状態で行われる
ことになり、安全に作業ができる。
が、本発明の側枠は適用対象をこれに限らず、−iの鳥
居型建枠使用の足場にも適用できるものである。
を有している。
水平力に対し抵抗し、足場全体に高い強度を保有させ、
従来使用されていた筋違を不用にする。
まれ、それに備わる吸音材31自身あるいはその被覆板
が全体として足場外側面全体を隙間なく覆い、落下物の
養生および防音を確実に達成することになる。
するため、防音シートや防音パネルを足場に更に別に設
置する必要がなくなり、足場用側枠自体が防音の働きを
行うようになる。
にセントしてゆくから、足場組上の過程においても落下
物養生対策およびを防音対策として有効に機能する。の
みならず、足場が組上ると同時に全体に対する落下物養
生対策および防音対策が完了するという合理性があり、
筋違が不用なこととあいまって足場仮設に要する手間、
時間が大巾に節減できる。
建枠と併用すると、足場組法し時においても作業者の安
全が保証される。
から、従来の養生ネットや防音シートのように大きくバ
タついたり、騒音を発したりするようなことがない、そ
の上、運搬、保管に際しては嵩ぼらず取扱い易いものと
なる。
業スペースを侵害することがない上、見映えもよく、更
に側枠を重ね合せても安定性が良く、運搬性、保管性を
一層良好ならしめる。
第2図は同上側枠を適用した枠組足場の一例を示す斜視
図、第3図は同上枠組足場に使用する建枠を示す正面図
、第4図(イ)(ロ)は同じく内側面側の側枠を示す正
面図、第5図は本発明の側枠の別の実施例を示す断面図
、第6図は従来の枠組足場を示す模式説明図である。 図中、l:建枠、2;足場板、3:側枠、10:建地、
15:係合ピン、30:側枠本体、31.31a:吸音
材、300:外枠体、300a:内側フランジ部、30
2:取合片。 ’−’3S 3 図 第 4 図 (イ) 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1.事件の表示 昭和63年特許願第013308号 2、発明の名称 枠組足場用側枠 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号名称 大
成建設株式会社 代表者 里 見 泰 男(ほか1名)4、代理人 住所 大阪市東区瓦町5丁目44番地 (備後町天祥ビル) 6、補正の対象 明細書の「4、図面の簡単な説明」の欄。 7、補正の内容 明細書の第18頁、8行目「第1図(イ)は」を「第1
図は」に補正いたします。 なお、代理権を証明する書面につきましては、別紙 上
申書に記載のように、昭和63年2月24日に手続 補
正書(自発)にて補充しておりますので、よろしく、お
取計らいの程お願いいたします。 以 上
Claims (1)
- (1)方形状の剛性枠を基本とした側枠本体(30)内
に吸音材(31)を充填し、該側枠本体(30)は並列
配置された建枠(1)・・・の隣接建地(10)、(1
0)間の内のりと略々一致する外巾(W)を有するとと
もに四隅付近に側方へ張り出す建枠建地(10)との取
合片(302)・・・を有し、前記隣接建地(10)、
(10)の内側の係合ピン(15)・・・と取合って側
枠本体(30)を当該建地間に隙間なく嵌り込む状態で
支持するよう構成されていることを特徴とする枠組足場
用側枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013308A JPH0694722B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 枠組足場用側枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013308A JPH0694722B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 枠組足場用側枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01187256A true JPH01187256A (ja) | 1989-07-26 |
JPH0694722B2 JPH0694722B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=11829550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63013308A Expired - Fee Related JPH0694722B2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 枠組足場用側枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694722B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU687303B2 (en) * | 1995-02-14 | 1998-02-19 | Miljostillas A/S | Scaffolding system |
ES2936182A1 (es) * | 2021-09-14 | 2023-03-14 | Grupo Fabkina S L | Procedimiento para la realización de un sistema de cobertura integral de embarcaciones para la industria náutica |
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JPS5199437U (ja) * | 1975-02-07 | 1976-08-10 | ||
JPS5214033A (en) * | 1975-07-22 | 1977-02-02 | Yoshiji Hayashi | Frame rail for scaffold |
JPS59132845U (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-05 | 大成建設株式会社 | 仮設足場用側枠 |
JPS60184933U (ja) * | 1984-05-20 | 1985-12-07 | 住金鋼材工業株式会社 | 枠組足場 |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP63013308A patent/JPH0694722B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0694722B2 (ja) | 1994-11-24 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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