JPH01187191A - エレベータドアの位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はエレベータドアのドアパネルの開閉位置を連続
的に検出できるようにしたエレベータドアの位置検出装
置に関する。

（従来の技術） 第３図ａは従来のエレベータドアの開閉機構の正面図を
示し、第３図すはその平面図を示し、さらに第３図Ｃは
その開閉制御装置を示している。

第３図ａにおいて１はエレベータドアのドアパネルを示
し、このドアパネル１は□ドアリンク２、連結ロッド３
、ドアリンク駆動用スプロケット４、さらにはチェーン
５を介してドア駆動用モータ６に連結されている。また
、上記スプロケット４には第３図すからも明らかなよう
にエレベータドアの位置検出装置７（第４図を参照して
詳述する）が連結されている。

この種のエレベータドアの開閉制御は以下のように行わ
れる。

第３図Ｃにおいて、・位置検出装置７からの検知信号７
ａはドア位置検出−路８に送られ、ここからドア位置信
号８ａとなってパターン発生回路９に送られる。ここで
はドア位置信号８ａに応じて発生パターン９ａが切換え
られる。

そして、パターン発生回路９は運転操作回路１０からの
開閉指令によって動作し、指令があると、上記発生パタ
ーン９ａに応じてモータ制御回路１１が動作し、上述し
たエレベータドア開閉機構を介してドアパネル１が開閉
される。

第４図は従来のエレベータドアの位置検出装置７を示し
ている。

この位置検出袋５！７はドアリンク駆動用スプロケット
４の軸１２の延長上に配置されており、この位置検出装
置７は軸１２上に複数のタイミングカム１３を固着し、
このタイミングカム１３に対向して複数のスイッチ１５
を配置して構成されている。

そして、ドアパネル１の開閉動作中において、ドアリン
ク駆動用スプロケット４が回転するとそれに応じてタイ
ミングカム１３が回転し、スイッチ１５が順次入り、こ
れが検知信号７ａとなってドア位置検出回路８に送られ
る。

（発明が解決しようとする課題） ところで、この種の多段カム式の位置検出装置７では、
検知信号７ａが階段状に変化するため、上記発生パター
ン９ａも階段状に変化する。

したがって、発生パターン９ａの切換え位置近傍ではド
アパネル１の開閉速度が急激に変化してスムーズな開閉
動作が行われなくなるという問題が生じる。

これを解消するためにタイミングカム１３の段数を増や
すのでは、コスト高および装置の大形化という問題を招
来する。

そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、エレベータドアの開閉位置を連続的に
検出できるようにしたエレベータドアの位置検出装置を
提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明は、開閉動作するド
アパネルまたはこれと連動する部位のいずれかに一端を
固着し、他端をエレベータの固定部に固着した伸張型導
電ゴムを設け、この伸張型導電ゴムに位置信号発生回路
を接続し、伸張型導電ゴムの抵抗値の変化を検出してド
アパネルの開閉位置を示す位置信号を発生させるように
したことを特徴とするものである。

（作　用）。

本発明によれば、ドアパネルを開閉すると、それに応じ
て伸張型導電ゴムは伸縮する。この伸張型導電ゴムは伸
び量に応じて抵抗値が変化するようになっており、これ
に直流電圧を印加すれば、伸張型導電ゴムの両端には抵
抗値の変化に応じた電圧信号が生じる。この電圧信号に
よりドアパネルの開閉位置は検出される。

（実施例） 以下、本発明によるエレベータドアの位置検出装置の一
実施例を第３図と同一部分に同一符号を付して示した第
１図および第２図を参照して説明する。

第１図ａにおいて１はエレベータドアのドアパネルを示
し、このドアパネル１はドアリンク２、連結ロッド３、
ドアリンク駆動用スプロケット４、さらにはチェーン５
を介してドア駆動用モータ６に連結されている。また、
このドアパネル１はハンガケース２１に設けられたハン
ガレール２２に沿って移動できるように形成されており
、上端はドアハンガ２３およびハンガローラ２４を介し
てハンガレール２２に吊下され、その下端は床面の敷居
２５に案内されている。

これらの構成は従来のものと同じである。

しかして、本実施例によれば、ハンガケース２１の内側
上面に伸張型導電ゴム２７が取付けられている。この伸
張型導電ゴム２７の一端はノ１ンガケース２１の内側上
面にブラケット２８および押え板２９を介して固着され
、他端はドアハンガ２３の上面にブラケット３０および
押え板３１を介して固着されている。また、ドアパネル
１を閉めたとき、伸張型導電ゴム２７は最も収縮した状
態にある。

第２図は本実施例によるエレベータドアの開閉制御装置
を示している。

そのうち第２図ａは伸張型導電ゴム２７を取付けた部位
を拡大して示しており、ハンガケース２１の固定端側か
ら引出されたリード線３３はハンガケース２１の上面に
固着された位置信号発生回路３４に接続されている。ま
た、ドアハンガ２３の固定端側から引出されたリード線
３５はハンガケース２１の上面に固着された端子台３６
を介して同じく位置信号発生回路３４に接続されている
。なお、端子台３６はドアパネル１を開いたときに、そ
れより外側に位置するように取付けられている。

この位置信号発生回路３４は、リード線３３．３５に直
流電圧を印加したとき、伸張型導電ゴム２７の両端に生
じる電圧信号３４ａを第２図すに示されるようにドア位
置検出回路８に出力するよう構成されている。

なお、第２図すに示されるエレベータドアの開閉制御装
置の構成は第３図Ｃに示されるものと同一であるので説
明を省略する。

次に、本実施例の作用を説明する。

運転操作回路１０からのドアパネル１の開指令信号４ａ
により、パターン発生回路９が動作する点、出力信号９
ａによりモータ制御回路１１を介してモータ６が駆動制
御される。

このモータ６の回転力はチェーン５とスプロケット４と
からなる減速装置、連結ロッド３、さらにはドアリンク
２を介してドアパネル１に伝達され、これによりドアパ
ネル１は開動作を開始する。

しかして本実施例によれば、ドアパネル１が開動作を始
めると、上記伸張型導電ゴム２７が伸び始める。この伸
張型導電ゴム２７は伸び量に比例してその抵抗値が低下
し、よって伸張型導電ゴム２７の両端に生じる電圧信号
３４ａはドアパネル１の開動作量に応じて低下する。

ドアパネル１の開動作量は、ドアの開口の大きさにより
変化するわけであるから、出力信号３４ａは開口の大き
さにより最大値、最小値が異なる。そこで、これをドア
位置検出回路８に入力して、一定の割合いで変化するよ
うに補正して、パターン発生回路９に入力する。

これによりパターン発生回路９への位置信号８ａは、ド
アパネル１の位置に応じて連続的かつ線形的に変化する
。

したがって本実施例による位置検出装置を用いると、ド
アパネル１の開動作位置に応じた位置信号８ａが連続的
に発生するので、モータ６への制御電流を連続して変化
させることができ、従来の多段カム式の位置検出装置を
用いた場合と比べて、ドアパネル１をスムーズに開閉さ
°せることかできる。

また従来の多段カム式の位置検出装置では、スイッチの
数だけ配線が必要であったが、本実施例によれば、配線
工数は大幅に削減される。さらに従来の多段カム式の位
置検出装置では、専用の設置スペースを必要としたが、
本実施例によれば、ハンガケース２１内への収容が可能
になり、装置全体の小型、軽量化を図ることもできる。

なお本実施例によれば、伸張型導電ゴム２７はハンガケ
ース２１の内側上面に設けたが、この位置が限定される
ものではないことは明らかであり、ドアパネル１の開閉
により固定点と相対的に位置変化の生じる部位であれば
これを取付けることは可能であり、例えばドアリンク２
の上端支点部の近傍と、エレベータの固定枠との間に設
けることも可能である。この位置にすれば、ドアパネル
１の駆動装置に近いため配線工事が簡単になる等の効果
が得られる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ドア
パネルまたはこれと連動する部位のいずれかと−、エレ
ベータの固定部との間に伸張型導電ゴムを設け、この伸
張型導電ゴムに位置信号発生回路を接続したので、伸張
型導電ゴムの伸び量に応じてドアパネルの開閉位置を検
出することができ、よってドアパネルの開閉位置を連続
的に検出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ａは本発明による位置検出装置の一実施例を示す
正面図、第１図すは同平面図、第２図ａは第１図ａに示
された位置検出装置を拡大して示す正面図、第２図すは
本発明によるエレベータドアの開閉制御装置を示すブロ
ック図、第３図ａは従来の位置検出装置を示す正面図、
第３図すは同平面図、第３図Ｃは従来のエレベータドア
の開閉制御装置を示すブロック図、第４図は従来の位置
検出装置を示す斜視図である。 １・・・ドアパネル、６・・・モータ、２１・・・ハン
ガケース、２３・・・ドアハンガ、２７・・・伸張型導
電ゴム、３３．３５・・・リード線、３４・・・位置信
号発生回路。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ８へ （ａ） （ｂ） ８２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開閉動作するドアパネルまたはこれと連動する部位のい
   ずれかに一端を固着し、他端をエレベータの固定部に固
   着した伸張型導電ゴムを設け、この伸張型導電ゴムに位
   置信号発生回路を接続し、伸張型導電ゴムの抵抗値の変
   化を検出してドアパネルの開閉位置を示す位置信号を発
   生させるようにしたことを特徴とするエレベータドアの
   位置検出装置。