JPH01185A - 粘着シ−ト - Google Patents

粘着シ−ト

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JPH01185A
JPH01185A JP62-155134A JP15513487A JPH01185A JP H01185 A JPH01185 A JP H01185A JP 15513487 A JP15513487 A JP 15513487A JP H01185 A JPH01185 A JP H01185A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラス、陶器製品尋への貼着に適した耐水性
の粘着シートに関する。
本明細誉において「粘着シート」は、全て、「ラベル、
ステッカ−、ストライプテープ等のマーキング材、粘着
フィルム、粘着シート又は粘着テープ」をさすものとす
る。
〔従来の技術〕
自動車もしくは家屋等の窓部及び食器等の各種がラス製
品ならびに食器0便器および風呂桶等の陶器製品に装飾
用、表示用、広告用、保護用環として粘着シートを使用
する必要性がある場合は多I−1゜ この目的の為の従来の粘着シートとしては、−般に、ア
クリル系及びゴム系の粘着剤を使用した粘着シートが汎
用されたきた。しかし、この種の粘着シートはガラス表
面、陶器表面に貼シ付けた場合、耐水性が悪く、湿潤、
浸漬によって簡単に剥離したシ貼着位置のズレを生じる
。また温水プール、風呂、温泉等の窓がラス、タイル等
の高温・多湿の環境下で使用される場合には、長時間の
使用に耐えられず剥離したシ収縮したシする欠点があっ
た。そこで、ガラス表面に貼着したときの粘着シートの
耐水性を向上させるために、これまで各種の試みがなさ
れて来た。
すなわち(イ)粘着剤としてシリコーン系の粘着剤を用
いる、 仲)粘着シートの粘着剤としてアクリル系粘着剤にシラ
ンカップリング剤等の シラン系接着促進剤を少量添加する (実公昭58−8757号公報、特開 昭6177369号公報)、 (ハ)粘着シートの貼着時にシランカップリング剤をガ
ラスや陶器のプライマーと して塗布する、 等の対策が講じられてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の粘着シートは水中または多湿の環
境下では粘着剤層と被着体との界面に侵入してくる水分
によシ粘着剤本来の接着力を維持できないという問題点
を有していた。
史に、前記(イ)で述べたシリコン系粘着剤を用いた粘
着シートでは通常のシリコン剥離紙(フィルム)を使用
すると剥離紙に接着してしまうため、この粘着シートで
は高価で特殊な剥離紙を8費とする。更に、粘着剤を架
橋させる場合150℃以上の高温で行なう必要があると
いう欠点を有する。
前記(ロ)で述べたアクリル系粘着剤にシランカップリ
ング剤等を接滝促進剤として少量添加した粘着シートは
、経時によシリコン剥離紙との接着力が増大していき剥
離紙が剥れなくなるという問題点がある。
また高温多湿下で゛は貼シ付けた後凝集力が出なくフィ
ルムの収縮が大きくなる不都合がある。更に、粘着剤塗
布後、粘着剤が経時によシ湿度劣化してゆき接着力が低
下するという欠点がある。
前記Hで述べたシランカップリング剤をガラス用プライ
マーとして塗布した後粘着シートを貼付ける方法は、手
間がかかるだけでなくプライマーの塗布ムラが目立ち外
観上もよくないという問題点がある。
本発明は、上述の全ての問題点を解決し、ガラス、陶器
製品等に貼シつけた時の耐水性、耐湿性、特に耐高温多
湿特性を向上せしめた粘着シートを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、粘着剤層、場合によっては第一の印刷
インク1) 、支持体層および場合によっては第二の印
刷インク層をこのj[に積層して成る粘着シートにおい
て、前記粘着剤層が、(イ)1〜10軍量係のアクリル
酸ヒドロキシアルキルエステル又はメタクリル酸ヒドロ
キシアルキルエステル及び、(ロ)90〜99京量係の
1種又は2種以上のアクリル酸アルキルエステルをモノ
マー成分とするアクリル系共1合体(4)に水酸基に反
応性を有する金属キレート化合物(B)及びインシアネ
ート化合物(C)を添加してなる粘着剤を含有すること
、を特徴とする前・記粘着シートが提供される。
ます、本発明の粘着シートの粘着剤層について説明する
本発明におけるアクリル系共1合体囚は1裡又は2a以
上のアクリル酸アルキルエステルとアクリル酸ヒドロキ
シアルキルエステル又はメタクリル酸ヒドロキシアルキ
ルエステルとを公知の方法により共重合させて得られる
ものである。アクリル酸アルキルエステルとしては、例
えば、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸n−ペンチル、アクリル
酸n−オクチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリルを挙げること
ができる。アクリル酸ヒドロキシアルキルエステルとし
ては例えば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸2−ヒドロキシゾロ2ル、アクリル酸2−ヒドロキ
シメチルを挙げることができる。メタクリル酸ヒドロキ
シアルキルエステルとしては、例えば、メタクリル酸2
−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロ
ピルを挙げることができる。
共1合体図中の1種又は2種以上のアクリル酸アルキル
エステルの配合量は、90〜99重量係である。共1合
体(N中のアクリル酸ヒドロキシアルキルエステル又は
メタクリル酸ヒドロキシアルキルエステルの配合量は、
1〜10:m景係である。
この成分が1)1景%に満たないと十分な凝集力が得ら
れず、特に高温時におけるガラスへの接着力が低下する
。また10xkk%より多くなるとその耐水接着力が低
下する。
本発明における水酸基に反応性を有する金属キレート化
合物(B)としては、アセチルアセトン金属キレート化
合物が好ましく、金属としてはニッケル、アルミニウム
、クロム、鉄、チタン、亜鉛、コバルト、マンがン、銅
、スス、ジルコニウム等を使用しうる。具体的には、例
えば、アルミニクムトリスアセチルアセトネート、アル
ミニウムモノアセチルアセトネートビス(エチルアセト
アセテート)、第二鉄トリスアセチルアセトネート等を
挙げることができる。
この金属キレート化合物(B)は、ガラスへの耐水接着
力の向上の点からはアクリル系共重合体(4)100、
重量部に対して0.1〜4.0 !置部使用することが
好ましく、0.2〜2.0重量部使用することが更に好
ましい。
全域キレート化合物(B)の使用量が0.1重量部に満
たないとマーキング材料のがラスへの十分な接着力が得
られず4.0m1)部を越えると、アクリル系共重合体
囚の架橋が進みすぎてガラスへの接着力が低下する。
本発明におけるインシアネート系化合物(C)としては
、分子中にイソシアネート基を持つ汎用のイソシアネー
ト化合物はいずれも使用することができ、例えば、トリ
レンジイソシアネート(TDI)、キシレンジインシア
ネート(XDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(
HMDI) 、  イソグロビルジイソシアネート(I
PDI)が挙けられ、特にHMDI、IPDI系の無黄
変タイプが好ましい。このイソシアネート系化合物(C
)は先の金属キレートのみによる架橋した共重合体の弱
点である耐熱凝集力1接着力の低下及び高温多湿下での
凝集力の低下を防止するために添加するものであシ、こ
のためにはアクリル系共重合体(Aibo重量部に対し
てイソシアネート化合物(C)tO,01〜0.5重量
部使用することが好ましく、0.04〜0.6重量部使
用することが更に好ましい。すなわち、イソシアネート
系化合物(C)の使用量が0.01)1E量部よシ少な
いと加熱後の粘着シートの接着力や高温高湿時の凝集力
が低下し、0.53i量部を越えると架橋が進みすぎて
粘着シートのがラスへの接着力が低下する。
本発明の支持体層として社プラスチック、フィルム、シ
ート、金属箔、紙、布、等が使用でき、具体的には、ポ
リエステルフィルム、塩化ビニールフィルム及びシート
、ポリプロピレンフィルム、アクリルフィルム及びシー
ト、ウレタンフィルム及びシート、アルミ箔、アルミ板
、銅箔、銅板、紙、合成紙、綿布、等いずれも汎用のも
のを使用することができる。
また剥離層又は紙及びフィルムとしては汎用のシリコン
剥離紙、シリコン剥離フィルム、シリコン剥離剤及びウ
レタン、アクリル、シリコン系等の背面処理剤層を使用
しうる。
〔作用〕
一般に、がラスや陶器への接着に関しアクリル系粘着剤
は、耐水性が劣シその使用が水、湿気等の環境条件によ
って制限されているのは次の機構によるものと考えられ
る。
がラス相   水相     がラス相   敵相すな
わち、まずガラスの表面近くに存在するナトリウムと水
分子に由来する水素イオンが置換しくIL  (nL 
がラス中からNa+が水中に遊離移行する(It)。次
に遊離したNa+は水中の水酸基(OH”−)と結合し
てNa”OH−が生成される(1)。アクリル系粘着剤
は分子中のカルボキシル基(−COOH)のために水の
存在下では水素イオン濃度を著しく高め、前記機構にょ
シがラスや陶器への水、湿気等の環境条件で接着力がな
くなると考えられる。
そのため、本発明のマーキング材料における粘着剤は、
官能基としてカルボキシル基(−COOH) tl−も
つアクリル酸を使用せず、水酸基(−OH)を持つアク
リル酸エステルを使用し、前記機構による反応を防止し
接着力の低下を防止することができる。
また、本発明における粘着剤に使用する金属キレート化
合物は、次式に示すように、がラス表面のンラノールと
反応し強固な接着力を示すとともに粘着剤中の水酸基に
架橋し、粘着剤の凝集力を向上させる働きをもつものと
考えられる。
さらに本発明における粘着剤に使用するインシアネート
は、前記の金属キレート化合物のみによる架橋された粘
着剤の持つ熱による接着力、凝集力の低下、高温多湿雰
囲気下での凝集力の低下という欠点を防止する働きをも
っている。
〔実施例〕
以下、実施例によυ本発明を更に詳細に説明する。
実施例、比較例において、以下、部は全てM警部を意味
し、係は全てl量部を意味する。
〈実施例1〉 モノマー成分としてブチルアクリレートsow。
インブチルアクリレート10部、2−ヒドロキシエチル
アクリレート10部、重合開始剤としてベンゾイルパー
オキサイド0.01部を酢酸エチルに溶解し酢酸エチル
の還流温度で7時間反応させアクリル系共重合物を得た
。このアクリル系共重合物100部を含む30%酢酸エ
チル溶液に架橋剤としてアルミニウムトリスアセチルア
セトネート0.6部、更にヘキサメチレンジイソシアネ
ート(スミジュールN−75、住人バイエルウレタン社
製)を0.05部加えて十分に混合した。
この混合物をシリコン剥離紙上に塗工し1000Cで2
分間乾燥させた。乾燥後の粘着剤層の厚さは60μであ
った。この粘着剤層上に厚さ50μの透明軟質塩ビフィ
ルムをラミネートし粘着シートを得た。
〈実施例2〉 実施例1において、モノマー成分としてブチルアクリレ
ート88部、インブチルアクリレート1)部、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート1部を使用して得たアクリル
系共重合物の46%酢酸エチル溶液を使用した他は実施
例1と同様にして粘着シートを得た。
〈実施例6〉 実施例1において、モノマー成分としてブチルアクリレ
ート45部、インブチルアクリレート45部、2−ヒド
ロキシエチルアクリレ−)10部を使用して得たアクリ
ル系共重合物の61%酢酸エチル溶液を使用した他は実
施例1と同様にして粘着シートを得た。
〈実施例4〉 実施例1において、モノマー成分としてブチルアクリレ
ート70部、インブチルアクリレート20部、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート10部を使用して得たアクリ
ル系共重合物の37%酢酸エチル溶液を使用した他は実
施例1と同様にして粘着シートを得た。
〈実施例5〉 ゛実施例1において、モノマー成分としてブチルアクリ
レート80部、メチルアクリレート10部、2−ヒドロ
キシエチルアクリレート10部を使用して得たアクリル
系共重合物の62%酢酸エチぷ溶液を使用した他は実施
例1と同様にして粘着シートを得た。
〈実施例6〉 実施例1において、モノマー成分としてブチルアクリレ
ート90部、2−ヒドロキシエチルアクリレート10部
使用する以外は実施例1と同様にして粘着シートを得た
〈実施例7〉 実施例1において、架橋剤のうち金属キレートとして第
二鉄トリスアセチルアセトネートt O,3部使用した
他は実施例1と同様にして粘着シートを得た。
〈実施例8〉 実施例1において、架橋剤のうちイソシアネートとして
トリレンジイソシアネート(コロネートし 日本ポリウ
レタン社製)を0.05部使用した他は実施例1と同様
にして粘着シートを得た。
〈実施例9〉 実施例1において、架橋剤のうちインシアネートとして
ヘキサメチレンジイソシアネートゾレボリマ−(テスモ
ジュールE−3150バイエル社製)を0.3部使用し
た他は実施例1と同様にして粘着シートを得た。
〈実施例10〉 実施例1において、架橋剤のうち金属キレート(アルミ
ニウムトリスアセチルアセトネート)の添加量を0.1
部に変更し他は実施例1と全く同様にして粘着シートを
得た。
〈実施例1)〉 実施例1において、架橋剤のうち金稿キレート(アルミ
ニウムトリスアセチルアセトネート)の添加量を4.0
部に変更し他は実施例1と全く同様にして粘着シートを
得た。
く比較例1〉 実施例1において、モノマー成分としてブチルアクリレ
ート80部、イソブチルアクリレート10部、アクリル
酸10部使用して得たアクリル系共重合物56%酢酸エ
チル溶液を使用する以外は実施例1と同様にして粘着シ
ートを得た。
く比較例2〉 実施例1において、モノマー成分としてブチルアクリレ
ート44部、インブチルアクリレート44部、酢酸ビニ
ル5部、2−ヒドロキシエチルアクリレート5部を使用
してアクリル系共重合物を得た。これに架橋剤としてメ
チルトリ(グリシジルオキシ)シラン0.1部のみを添
加し、実施例1と同様にして粘着シートを得た。
く比較例6〉 実施例1において、粘着剤の架橋剤としてアルミニウム
トリスアセチルアセトネート0.3部のみ全使用する以
外は実施例1と同様にして粘着シートを得た。
く比較例4〉 実施例1において、粘着剤の架橋剤として(社)■(ス
ミジュールN−75住人バイエルウレタン社製) 0.
001部のみを使用する以外は実施例1と同様にして粘
着シート1−得た。
く比較例5〉 実施例1において、粘着剤のモノマー成分としてブチル
アクリレート75部、メチルアクリレート10部及び2
−ヒドロキシエチルアクリレート15部を使用する以外
は実施例1と同様にして粘着シートを得た。
く比較例6〉 実施例1において、粘着剤のモノマー成分としてブチル
アクリレート94.2部、メチルアクリレート5部及び
2−ヒドロキシエチルアクリレート0.8部を使用する
以外は実施例1と同様にして粘着シートを得た。
く比較例7〉 実施例1において、粘着剤の架橋剤としてインシアネー
ト系架橋剤のかわシにエポキシ系架橋剤(N、N、N’
、N−テトラグリシジルメタキシリレンジアミン)を0
.1部のみ全使用する以外は実施例1と同様にして粘着
シートを得た。
く比較例8〉 実施例1において、粘着剤の架橋剤としてインシアネー
ト系架橋剤のかわシにメラミン架橋剤(三井東圧化学(
株)製すイメル670)を0.1部のみを使用する以外
は実施例1と同様にして粘着シートを得た。
く比較例9〉 実施例1において、シリコン粘着剤(東しシリコーン(
株)製、5H−4280)をシリコン剥離紙上に塗工し
、150°OXZ分間乾燥させた。これを実施例1と同
様にして粘着シートを得た。
く比較例10〉 実施例1において、架橋剤のうち金属キレート(アルミ
ニウムトリスアセチルアセトネート)の添加量を0部に
変更し他は実施例1と全く同様にして粘着シートを得た
粘着シートの性能 (1)性能試験方法 ■ 耐水接着力 実施例および比較例で得られた粘着シート−>、JI3
R−,32[1)で決められた普通板がラスにJIS 
Z −0237で決められた試験方法で貼シ付け、20
℃の恒温水槽に96時間浸漬後取シ出し、室温(21°
0165%M)に15分放置後の耐水接着力を測定した
■ 耐熱接着力 また、同様にして貼り付けた試料を80℃のオーブンに
96時間放置後敗シ出し室温に1時間放置後の耐熱接着
力を測定した。
■ 耐温湿クリープ 史に同様にしてJ工5z−02371)項保持力に決め
られた試験方法において上記ガラス基材上に試料を貼シ
付け40°0198%RH中に48時間放置後この雰囲
気中で15分間1kgの荷重をかけズレ又は落下までの
時間を測定した。
■ シリコーン剥離紙との剥離力 試料を25闘x150罪に裁断し、テンシロン引張試験
機において下部チャックに剥離紙を固定し、上部チャッ
クに粘着フィルムを固定し呈@(21℃、65%RH)
  において300m/分の速度で引き剥し、剥離力(
I/ 25 m )を測定した。
■ 保存性 40℃、98%RH中に試料を保存後、■、■及び■の
試験を行なった。
(2)性能試験結果 実施例1〜1)及び比較例1〜10の粘着シートの耐水
接着力、耐熱接着力、耐温湿りIJ−プの試験結果を表
−1,2に、シリコーン剥離紙との剥離力を表6に示す
。また実施例1と比較例2について、40℃で98%R
H20日間保存後の保存性試験結果を表4に示す。
表−3 表−4 粘着シートの耐水接着力、耐熱接着力はともに1500
g/25mm以上であれば実用上問題はないが、180
0.9/25m以上であれは最も好ましい。またその耐
温湿クリープは1.OB以下であれば実用上問題はない
が、0.:2n以下であることが最も好ましい。
従って、表−1〜4の本発明の実施例の粘着シートの耐
水接着力、耐熱接着力はともに1500g/25寵以上
であシ、耐温湿クリープは1.0fi以下であシ実用上
十分である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によシがラス、陶器製品等
に貼シつけた時の耐水性、耐湿性、特に耐高温多湿特性
を著しく向上した、すなわち経済的かつ実用的な耐湿性
を有する粘着シートの提供が可能となった。
更に本発明の粘着シートはシリコン剥離紙との剥離力の
経時変化がなく、実公昭58−8757号公報、特開昭
61−7369号公報参照高石粘着剤あるいはシリコン
系粘着剤を使用したものと異なシ剥離紙よシ剥れなくな
るという欠点がない。
また耐水接着力、耐熱接着力及び耐温湿クリープにおい
ても、本発明の粘着シートは経時変化がないという大き
な長所を持つ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘着剤層、場合によつては第一の印刷インク層、
    支持体層および場合によつては第二の印刷インク層をこ
    の順に積層して成る粘着シートにおいて、前記粘着剤層
    が、(イ)1〜10重量%のアクリル酸ヒドロキシアル
    キルエステル又はメタクリル酸ヒドロキシアルキルエス
    テル及び(ロ)90〜99重量%の1種又は2種以上の
    アクリル酸アルキルエステルをモノマー成分とするアク
    リル系共重合体(A)に水酸基に反応性を有する金属キ
    レート化合物(B)及びイソシアネート化合物(C)を
    添加してなる粘着剤を含有すること、を特徴とする前記
    粘着シート。
  2. (2)前記粘着剤中の前記金属キレート化合物(B)の
    含有割合が前記アクリル系共重合体(A)100重量部
    に対し0.1〜4.0重量部であり、かつ前記イソシア
    ネート系化合物(C)の含有割合が前記アクリル系共重
    合体(A)100重量部に対し0.01〜0.5重量部
    である特許請求の範囲第1項記載の粘着シート。
  3. (3)前記粘着剤層の表面に剥離紙を、そして第二の印
    刷インク層の表面に保護層をさらに積層してなる特許請
    求の範囲第1項記載の粘着シート。
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